JP5961224B2 - 遊技機用押ボタンの損壊防止構造及び遊技機 - Google Patents
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Description
遊技者によって押下操作が為される遊技機用押ボタンと、
遊技機用押ボタンを上下方向に進退可能な状態で保持するハウジングと、
遊技機用押ボタンを上向きに付勢することにより、押し下げられた遊技機用押ボタンを初期位置に復帰させる付勢手段と、
遊技機用押ボタンが押し下げられたことを検出する検出手段と、
遊技機用押ボタンが所定深さまで押し下げられると遊技機用押ボタンに当接して遊技機用押ボタンの下方への移動を規制する規制手段と、
を備え、
遊技機用押ボタンの下部に、下向きに突出する当接片が局所的に設けられ、
規制手段が、
合成樹脂系材料又は合成ゴム系材料によって形成されて、遊技機用押ボタンが前記所定深さまで押し下げられると遊技機用押ボタンの当接片に当接して圧縮変形を開始する第一緩衝部材と、
第一緩衝部材をその外周部を保持した状態で支持するための支持部材と、
で構成されるとともに、
第一緩衝部材が、支持部材の上面に局所的に設けられた第一緩衝部材収容凹部に収容され、第一緩衝部材の上面のみが支持部材の上面側に露出して、第一緩衝部材の上面以外の面が第一緩衝部材収容凹部の内面に密着して覆われた状態とされた
ことを特徴とする遊技機用押ボタンの損壊防止構造
を提供することによって解決される。
本発明に係る遊技機用押ボタンの損壊防止構造の好適な実施態様について、図面を用いてより具体的に説明する。以下においては、回胴式遊技機(パチスロ)を例に挙げて説明するが、本発明に係る遊技機用押ボタンの損壊防止構造は、回胴式遊技機で用いるものに限定されず、パチンコ遊技機等、回胴式遊技機以外の遊技機においても採用することができる。図1は、本発明に係る遊技機用押ボタンの損壊防止構造を採用した回胴式遊技機の前面を示した正面図である。
図2は、本発明に係る遊技機用押ボタン10の損壊防止構造において、遊技機用押ボタン10が初期位置にある状態を、y−z平面に平行で遊技機用押ボタン10の中心線を通る平面で切断して示した断面図である。図3は、本発明に係る遊技機用押ボタン10の損壊防止構造において、遊技機用押ボタン10が所定深さまで押し下げられた状態を、y−z平面に平行で遊技機用押ボタン10の中心線を通る平面で切断して示した断面図である。図4は、本発明に係る遊技機用押ボタン10の損壊防止構造において、遊技機用押ボタン10が限界まで押し下げられた状態を、y−z平面に平行で遊技機用押ボタン10の中心線を通る平面で切断して示した断面図である。図5は、本発明に係る遊技機用押ボタン10の損壊防止構造において、遊技機用押ボタン10が初期位置にある状態を、x−z平面に平行で遊技機用押ボタン10の中心線を通る平面で切断して示した断面図である。図6は、図2に示されるボタン基部13をz軸方向負側から見た状態を示した図である。図7は、図2に示される規制手段50をz軸方向正側から見た状態を示した図である。
本実施態様において、遊技機用押ボタン10は、図1におけるチャンスボタン113を構成するものとなっている。遊技機用押ボタン10は、その成形材料を特に限定されるものではないが、通常、硬質樹脂材料によって形成される。遊技機用押ボタン10を構成する各部材を成形する硬質樹脂材料としては、ポリエチレン又はポリプロピレン等のポリオレフィン系樹脂や、ポリエチレンテレフタレート又はポリブチレンテレフタレート等のポリエステル樹脂や、ポリメタクリル酸メチルやポリアクリル酸メチルやポリメタクリル酸エチル等のアクリル系樹脂や、ポリスチレンや、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体(ABS)や、ポリカーボネート等が例示される。
ハウジング20の形態は、遊技機用押ボタン10を上下方向に進退可能に保持できるのであれば特に限定されない。本実施態様においては、図2に示すように、有底筒状の部材によって構成している。ハウジング20は、1つの部材のみによって構成されたものであってもよいが、通常、遊技機用押ボタン10の組み付け等を考慮して複数の部材によって構成される。本実施態様において、ハウジング20は、ハウジング20の上部を形成する上側部材21と、ハウジング20の下部を形成する下側部材22と、上述した従動ギア80や伝達機構や回転用駆動源等を覆うカバー部材23(図5)とで構成している。上側部材21は、遊技機用押ボタン10のボタン頭部12を露出させるための開口部が設けられている。他方、下側部材22は、有底箱状の部材となっており、その底部には、規制部材50の軸部52bを挿入するためのスライド孔22aと、遊技機用押ボタン10のガイドピン13bを挿入するためのガイド孔22bとが設けられている。
付勢手段30は、遊技機用押ボタン10を上向きに付勢することにより、押し下げられた遊技機用押ボタンを初期位置に復帰させることができるものであれば、その構造や配置は特に限定されない。付勢手段30としては、コイルバネのほか、板バネ等を使用することができる。本実施態様においては、図2に示すように、遊技機用押ボタン10のそれぞれのガイドピン13bに外嵌したコイルバネ30を、付勢手段として用いている。このコイルバネ30は、その上端が遊技機用押ボタン10の下面に当接し、その下端がハウジング20の内底面に当接した状態に設けられている。
センサ40は、遊技機用押ボタン10が押し込まれた際に、遊技機用押ボタン10の検出片13cと接触する接触型のセンサ(例えばリミットスイッチなど)を用いてもよいが、検出片13cに接触することなく遊技機用押ボタン10が押し込まれたことを検出できる非接触式のセンサ(例えば光電センサや近接センサなど)を用いると好ましい。本実施態様においては、赤外光を発する出光部41と出光部41からの赤外光を受ける受光部42とを有し、出光部41と受光部42との間に障害物(検出片13c)が挿入されて受光部42が赤外光を受光しなくなると検出信号を出力する光電センサを検出手段40として用いている。
本実施態様において、規制手段50は、既に述べた通り、ハウジング20に対して上下方向にスライド可能な構造となっており、遊技機用押ボタン10が所定深さまで押し下げられると遊技機用押ボタン10の当接片13aに当接して圧縮変形を開始する3個の第一緩衝部材51と、これらの第一緩衝部材51を支持するための支持部材52とで構成されている。支持部材52は、第一緩衝部材51を支持固定するための台板部52aと、ハウジング20のスライド孔22a挿入される軸部52bとで構成されている。ところで、規制手段50は、上下方向にスライド可能であるといっても、本実施態様においては、その台板部52aの下面とハウジング20の内底面との隙間に、後述する第二緩衝部材60が配されているため、規制手段50のスライド量は、第二緩衝部材60が圧縮変形によって圧縮される範囲となっている。
第二緩衝部材60は、図2に示すように、規制手段50の台板部52aの下面とハウジング20の内底面との隙間に挟持された状態となっており、遊技機用押ボタン10とともに規制手段50が押し下げられた際に圧縮変形を行い、緩衝作用を発揮するものとなっている。第二緩衝部材60は、その形状を特に限定されないが、本実施態様においては、その中心部に規制手段50の軸部52bを挿通することができるように、その中心部に貫通孔が設けられたドーナツ状の板材としている。第二緩衝部材60の厚さ(上下方向の厚さ。以下同じ。)は、特に限定されないが、薄くしすぎると、第二緩衝部材60による緩衝作用が限定的になってしまう。このため、第二緩衝部材60の厚さは、通常、1mm以上とされる。第二緩衝部材60の厚さは、2mm以上とすると好ましく、3mm以上であるとより好ましい。第二緩衝部材60の厚さに特に上限はないが、通常、10mm以下とされ、好ましくは7mm以下とされる。本実施態様において、第二緩衝部材60の厚さは、3mmとなっている。第二緩衝部材60の直径も、特に限定されないが、通常、20〜50mm程度とされ、本実施態様においては、約34mmとしている。
起振手段90は、遊技機用押ボタン10に振動を生じさせることができるものであれば、特に限定されないが、本実施態様においては、ボタン本体部11の外周部に対して揺動可能に支持された半円状の錘としている。図2〜4において、起振手段90は、ハウジング20内で宙に浮いた状態に描かれているが、これは、図示の制限上、そのように描かれているだけであり、実際の起振手段90は、ボタン本体部11の外周部に固定された図示省略のモータ等からなる起振用駆動源の出力軸に固定された状態となっている。すなわち、起振用駆動源が駆動して起振手段90を揺動軸Lを中心として揺動させた際の慣性力がボタン本体部11に伝達されることで、遊技機用押ボタン10が振動するようになっている。このとき、起振手段90によって生じた振動がハウジング20に伝達すると、遊技機の筺体に不快な振動が生じたり、リール102,103,104等の可動部品に誤作動等の悪影響を及ぼしたり、各部材が衝突して破損したり等の問題を引き起こすおそれがあるが、本実施態様においては、上述したように、規制手段50の台板部52aの下面とハウジング20の内底面との間に第二緩衝部材60を設けているため、起振手段90によって生じた振動が第二緩衝部材60で吸収されるようになっており、ハウジング20へ伝達しにくい構造となっている。
続いて、本実施態様の遊技機用押ボタン10の損壊防止構造の動作について説明する。遊技機用押ボタン10は、コイルバネ30によって上向きに付勢されているため、それが押し下げられていないとき(遊技者が触れていないとき)には、図2に示すように、遊技機用押ボタン10の肩部がハウジング20の開口縁に掛止された初期位置に位置している。このとき、遊技機用押ボタン10の下部の当接片13aは、規制手段50よりも上側に離れた場所に位置しており、当接片13aは第一緩衝部材51に当接していない。また、規制手段50は、第二緩衝部材60によって上向きに付勢されており、その台板部52aがハウジング20の内底面から浮いた状態となっている。
11 ボタン本体部
12 ボタン頭部
13 ボタン基部
13a 当接片
13b ガイドピン
13c 検出片
20 ハウジング
21 上側部材
22 下側部材
22a スライド孔
22b ガイド孔
23 カバー部材
30 コイルバネ(付勢手段)
40 検出手段
41 出光部
42 受光部
50 規制手段
51 第一緩衝部材
52 支持部材
52a 台板部
52b 軸部
52c 第一緩衝部材収容凹部
60 第二緩衝部材
70 遊技関連情報表示手段
71 遊技関連情報表示体
72 固定軸
73 基板
73a 光源
74 レンズ
80 従動ギア
90 起振手段
100 回胴式遊技機
101 メダル投入口
102 第一リール
103 第二リール
104 第三リール
105 液晶ディスプレイ
106 スピーカ
107 マックスベットボタン
108 シングルベットボタン
109 スタートレバー
110 第一ストップボタン
111 第二ストップボタン
112 第三ストップボタン
113 チャンスボタン
114 払戻しボタン
Claims (4)
- 遊技者によって押下操作が為される遊技機用押ボタンと、
遊技機用押ボタンを上下方向に進退可能な状態で保持するハウジングと、
遊技機用押ボタンを上向きに付勢することにより、押し下げられた遊技機用押ボタンを初期位置に復帰させる付勢手段と、
遊技機用押ボタンが押し下げられたことを検出する検出手段と、
遊技機用押ボタンが所定深さまで押し下げられると遊技機用押ボタンに当接して遊技機用押ボタンの下方への移動を規制する規制手段と、
を備え、
遊技機用押ボタンの下部に、下向きに突出する当接片が局所的に設けられ、
規制手段が、
合成樹脂系材料又は合成ゴム系材料によって形成されて、遊技機用押ボタンが前記所定深さまで押し下げられると遊技機用押ボタンの当接片に当接して圧縮変形を開始する第一緩衝部材と、
第一緩衝部材をその外周部を保持した状態で支持するための支持部材と、
で構成されるとともに、
第一緩衝部材が、支持部材の上面に局所的に設けられた第一緩衝部材収容凹部に収容され、第一緩衝部材の上面のみが支持部材の上面側に露出して、第一緩衝部材の上面以外の面が第一緩衝部材収容凹部の内面に密着して覆われた状態とされた
ことを特徴とする遊技機用押ボタンの損壊防止構造。 - 第一緩衝部材収容凹部が、支持部材の中心軸に対して回転対称な複数箇所に設けられ、それぞれの第一緩衝部材収容凹部に、第一緩衝部材が収容された請求項1記載の遊技機用押ボタンの損壊防止構造。
- 遊技機用押ボタンを振動させるための起振手段が遊技機用押ボタンに固定された請求項1又は2記載の遊技機用押ボタンの損壊防止構造。
- 請求項1〜3いずれか1つに記載の遊技機用押ボタンの損壊防止構造を用いた遊技機。
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JP2014164321A JP5961224B2 (ja) | 2014-08-12 | 2014-08-12 | 遊技機用押ボタンの損壊防止構造及び遊技機 |
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JP2014164321A JP5961224B2 (ja) | 2014-08-12 | 2014-08-12 | 遊技機用押ボタンの損壊防止構造及び遊技機 |
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JP2016039852A JP2016039852A (ja) | 2016-03-24 |
JP5961224B2 true JP5961224B2 (ja) | 2016-08-02 |
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JP2014164321A Active JP5961224B2 (ja) | 2014-08-12 | 2014-08-12 | 遊技機用押ボタンの損壊防止構造及び遊技機 |
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JP5331030B2 (ja) * | 2010-02-25 | 2013-10-30 | マルホン工業株式会社 | パチンコ遊技機 |
JP5815431B2 (ja) * | 2012-02-08 | 2015-11-17 | 株式会社ニューギン | 遊技機 |
JP5894523B2 (ja) * | 2012-12-19 | 2016-03-30 | 株式会社ソフイア | 遊技機 |
-
2014
- 2014-08-12 JP JP2014164321A patent/JP5961224B2/ja active Active
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JP2016039852A (ja) | 2016-03-24 |
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