JP5961230B2 - 遊技機用押ボタン装置及び遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、押ボタンの上面部に表示される遊技関連情報の表示態様を変化させることのできる遊技機用押ボタン装置と、この遊技機用押ボタン装置を用いた遊技機に関する。
遊技機の筺体には、各種の押ボタンが設けられている。例えば、回胴式遊技機を例に挙げると、その筺体の前扉の前面には、演出を切り替えるための「チャンスボタン」や、メダルのベット枚数を指定するための「ベットボタン」や、メダルのベット枚数を1回の遊技当たりの最大枚数(通常3枚)に指定するための「マックスベットボタン」や、各リールをそれぞれ停止させるための「ストップボタン」や、クレジットされたメダルを払い戻すための「払戻しボタン」等、各種の押ボタンが設けられている。また、各リールを一斉に始動させるためのスイッチは、レバー(スタートレバー)の態様で設けられることが多いが、押ボタン(スタートボタン)の態様で設けられることもある。
遊技機に設けられるこれらの押ボタンは、通常、上下方向に進退可能な状態でハウジング内に保持された状態となっている。このハウジングの内部には、押し下げられた押ボタンを初期位置に復帰させるための付勢手段と、押ボタンが押し下げられたことを検出するための検出手段とが設けられている。押ボタンとしては、その上面部(押ボタン上面部)を透明な素材によって形成するとともに、遊技に関連する各種情報(以下、「遊技関連情報」という。)を表示した遊技関連情報表示体を押ボタン上面部の下側に配し、押ボタン上面部の上方から遊技関連情報を視認できるようにしたものが一般的となっている。これまでには、遊技関連情報を回転させることができるようにしたものも提案されている。
例えば、特許文献1には、光源(同図におけるLED535a,535b)を有する光源基板(同図における電飾基板535)を、押ボタン上面部(同文献の図6におけるボタンカバー531)よりも下側に配置するとともに、押ボタン上面部と光源基板との間に、遊技関連情報表示体(同図における回転体532)を回転可能に支持し、この遊技関連情報表示体を、回転用駆動源(同図におけるモータ543)で回転させるようにした遊技機用押ボタン装置が提案されている。特許文献において、遊技関連情報表示体には、同文献の図7に示すような文字や模様等の装飾が付されるようになっている。特許文献には、遊技関連情報表示体を回転させることにより、遊技機の押ボタンで動的演出を行わせることが可能になる旨も記載されている(同文献の段落0020)。
しかし、特許文献1の遊技機用押ボタン装置では、遊技関連情報表示体が回転可能であるといっても、その回転軸が押ボタンの押下方向に対して平行になっていた。このため、遊技関連情報表示体が回転しても、押ボタン上面部の上方から視認される遊技関連情報は、その向きが変わるだけであり、押ボタン上面部の上方から視認される遊技関連情報の内容自体は変化せず、遊技関連情報を切り替えることができなかった。このため、特許文献1の遊技機用押ボタン装置は、必ずしも、押ボタン上面部に表示される遊技関連情報の表示態様の変化に富んだものとは言えず、改善の余地を残している。
特開2010−099334号公報
本発明は、上記課題を解決するために為されたものであり、押ボタン上面部に表示される遊技関連情報の内容自体を切り替えることができ、遊技者をより楽しませることのできる遊技機用押ボタン装置を提供するものである。また、この遊技機用押ボタン装置を用いた遊技機を提供することも本発明の目的である。
上記課題は、
遊技者によって押下操作が為される押ボタンと、
押ボタンを上下方向に進退可能な状態で保持するハウジングと、
押ボタンを上向きに付勢することにより、押し下げられた押ボタンを初期位置に復帰させる付勢手段と、
押ボタンが押し下げられたことを検出する検出手段と、
を備えた遊技機用押ボタン装置であって、
押ボタンが、筒状の押ボタン本体部と、押ボタン本体部の上端側の開口を覆う押ボタン上面部とで構成されて、押ボタン上面部が、透光性を有する素材によって形成されるとともに、
押ボタン本体部の内側に、球状の部材によって形成されて、その外面に遊技関連情報が表示された遊技関連情報表示体が収容され、
押ボタンの押下方向(上下方向)に対して傾斜した軸を回転軸として遊技関連情報表示体が回転することにより、押ボタン上面部の上方から視認される遊技関連情報が切り替わるようにしたことを特徴とする遊技機用押ボタン装置
を提供することによって解決される。
このように、押ボタンの押下方向(上下方向)に対して傾斜した軸を回転軸として遊技関連情報表示体が回転するようにすることによって、押ボタン上面部に表示される遊技関連情報の内容自体を切り替えることが可能になる。このため、押ボタン上面部に表示される遊技関連情報の表示態様に変化を持たせ、遊技者をより楽しませることも可能になる。また、本発明に係る遊技機用押ボタン装置において、遊技関連情報表示体は、その外面に遊技関連情報が表された回転可能なもの(回転体)であって、球状(内部が中空な球殻状を含む。)のものとなっているため、遊技関連情報表示体を従来にない斬新な形態とし、遊技者の目をひくことが可能であるだけでなく、遊技関連情報表示体が回転する際の重心バランスを安定させることも可能になっている。
ここで、「上下方向に進退可能」や「上向きに付勢」という記載における「上」又は「下」という語は、本発明に係る遊技機用押ボタン装置を構成する各部の位置関係を相対的に定義するために、押ボタンの押し下げ方向を基準として定義したものである。具体的には、押ボタンが押し下げられる向きを「下」とし、押し下げられた押ボタンが初期位置へ戻る向きを「上」として定義している。すなわち、ここでいう「上」又は「下」という語は、必ずしも鉛直方向における「上」又は「下」を指すとは限らない。「上」又は「下」という語が、押ボタンの押し下げ方向を基準としたものであることについては、特に断りの無い限り、他の記載においても同様である。
また、「遊技関連情報」とは、遊技に関連する情報を表示するための文字、図形、記号若しくは色彩又はこれらの結合(以下、「文字等」という。)のことを云う。遊技関連情報としては、それが押ボタン上面部に表示される押ボタンの種類(例えば、「チャンスボタン」や「ストップボタン」の別)を特定するための文字等(例えば、「CHANCE」や「STOP」等の文字列)や、それが押ボタン上面部に表示された押ボタンを押下操作するタイミングを指示する文字等(例えば、「PUSH」や「WAIT」等の文字列)や、遊技状態を通知するための文字等(例えば、「BONUS」等の文字列)や、遊技で実行する演出に関連する図柄等や、その遊技機のテーマキャラクターを表した図柄(例えば、カエルの図柄)等が例示される。特定の押ボタン上面部に表示される遊技関連情報は、常に同じ内容の情報である必要はなく、切り替わるようにしたもの(例えば、押ボタン上面部に表示される文字列が「WAIT」から「PUSH」に切り替わるようにしたもの)であってもよい。
本発明に係る遊技機用押ボタン装置において、押ボタンの押下方向(上下方向)に対する遊技関連情報表示体の回転軸の傾斜角度(以下、単に「回転軸の傾斜角度」と表記することがある。)は、特に限定されない。しかし、回転軸の傾斜角度が小さすぎると、押ボタン上面部に表示される遊技関連情報の内容を切り替えにくくなる。このため、回転軸の傾斜角度は、通常、30°以上とされる。回転軸の傾斜角度は、45°以上とすると好ましく、60°以上とするとより好ましく、75°以上とするとさらに好ましい。回転軸の傾斜角度は、90°(押ボタンの押下方向に対して遊技関連情報表示体の回転軸が直交する)とすると最適である。
また、本発明に係る遊技機用押ボタン装置において、遊技関連情報表示体を回転させるための手段は、特に限定されず、例えば、押ボタンが押し下げられるスライド動作(直線運動)を回転運動に変換するための機構を設け、当該機構により遊技関連情報表示体が回転するようにしてもよい。しかし、この場合には、遊技関連情報表示体が回転するタイミングが、遊技者による押ボタンの操作に影響されるようになるため、遊技状態等に応じて遊技関連情報を切り替えるといったことができない。このため、遊技機用押ボタン装置には、遊技関連情報表示体を回転させるための回転用駆動源(モーター等)を備えると好ましい。これにより、遊技者が押ボタンを押し下げたタイミング等にかかわらず、遊技関連情報を切り替えることが可能になる。
さらに、本発明に係る遊技機用押ボタン装置においては、遊技関連情報表示体の外面を部分的に覆い、遊技関連情報表示体の外面における上方に露出する部分の面積を狭くすることで、押ボタン上面部の上方から視認される遊技関連情報の範囲を制限するための表示体用カバーを、押ボタン上面部と遊技関連情報表示体との間に設けると好ましい。これにより、遊技関連情報表示体の外面における上方に露出する部分の面積を狭くし、押ボタン上面部に表示される遊技関連情報を意図した特定の文字等に制限することで、当該特定の文字等に隣接する他の文字等が押ボタン上面部に表示されないようにすることが可能になる。表示体用カバーの具体的な形態は、遊技関連情報表示体の形態等によっても異なるが、遊技関連情報表示体球状の部材によって形成しているため、表示体用カバーを、遊技関連情報表示体の上面側の外周部を囲う環状の部材によって形成すると好ましい。
ところで、本発明に係る遊技機用押ボタン装置では、遊技関連情報の表示態様をさらに多様化する観点から、以下の構成を採用することもできる。例えば、押ボタン上面部を、押ボタンの内部空間を拡大表示又は縮小表示させるレンズ体(凸レンズ体又は凹レンズ体)によって形成することができる。これにより、押ボタン本体部に収容された遊技関連情報表示体の外面に表された遊技関連情報を押ボタン上面部に拡大又は縮小して表示することが可能になる。またこのとき、押ボタンがハウジング内を上下方向に移動する際に、押ボタン上面部から遊技関連情報表示体までの距離が変化するようにすることもできる。このように、押ボタンの押下操作に伴って、押ボタン上面部(レンズ体)から遊技関連情報表示体までの距離が変化するようにすることによって、押ボタン上面部に表示される遊技関連情報の表示寸法を時間的に変化させる(拡大又は縮小する)ことが可能になる。
ここで、「押ボタン上面部から遊技関連情報表示体までの距離が変化する」という構成を実現させる構造としては、遊技関連情報表示体を、ハウジングに対して上下方向に移動できない状態で支持させる構造(上下方向に移動しない遊技関連情報表示体に対して、押ボタンが上下方向に移動することにより、押ボタン上面部から遊技関連情報表示体までの距離が変化する構造)と、遊技関連情報表示体を、ハウジングに対して上下方向に移動可能な状態で支持させる構造(上下方向に移動する遊技関連情報表示体に対して、押ボタンが遊技関連情報表示体とは異なる速度で上下方向に移動することにより、押ボタン上面部から遊技関連情報表示体までの距離が変化する構造)とのいずれも含まれる。ただし、後者の構造を採用する場合には、遊技関連情報表示体を上下方向に移動させる機構が必要となる分、遊技機用押ボタン装置の構造が複雑になる。このため、遊技機用押ボタン装置の構造を簡素化することを考慮すれば、前者の構造を採用した方が好ましい。
また、上記課題は、
遊技者によって押下操作が為される押ボタンと、
押ボタンを上下方向に進退可能な状態で保持するハウジングと、
押ボタンを上向きに付勢することにより、押し下げられた押ボタンを初期位置に復帰させる付勢手段と、
押ボタンが押し下げられたことを検出する検出手段と、
を備えた遊技機用押ボタン装置を用いた遊技機であって、
押ボタンが、筒状の押ボタン本体部と、押ボタン本体部の上端側の開口を覆う押ボタン上面部とで構成されて、押ボタン上面部が、透光性を有する素材によって形成され、
押ボタン本体部の内側に、遊技関連情報がその外面における回転対称な複数箇所に表示された回転体からなる遊技関連情報表示体が収容され、
遊技関連情報表示体を遊技関連情報が切り替わる態様で回転させるための回転用駆動源が備えられるとともに、
押ボタンの押下方向(上下方向)に対して傾斜した軸を回転軸として遊技関連情報表示体が一方に連続的に回転することにより、押ボタン上面部の上方から視認される遊技関連情報が切り替わるように
したことを特徴とする遊技
を提供することによって解決される。
以上のように、本発明によって、押ボタン上面部に表示される遊技関連情報の内容自体を切り替えることができ、遊技者をより楽しませることのできる遊技機用押ボタン装置を提供することが可能になる。また、この遊技機用押ボタン装置を用いた遊技機を提供することも可能になる。
本発明に係る遊技機用押ボタン装置を採用した回胴式遊技機の前面を示した正面図である。 本発明に係る遊技機用押ボタン装置において、押ボタンが初期位置にある状態を、y−z平面に平行で押ボタンの中心線を通る平面で切断して示した断面図である。 本発明に係る遊技機用押ボタン装置において、押ボタンが所定深さまで押し下げられた状態を、y−z平面に平行で押ボタンの中心線を通る平面で切断して示した断面図である。 本発明に係る遊技機用押ボタン装置において、押ボタンが限界まで押し下げられた状態を、y−z平面に平行で押ボタンの中心線を通る平面で切断して示した断面図である。 本発明に係る遊技機用押ボタン装置において、押ボタンが初期位置にある状態を、x−z平面に平行で押ボタンの中心線を通る平面で切断して示した断面図である。 図2に示される押ボタン基部をz軸方向負側から見た状態を示した図である。 図2に示される規制手段をz軸方向正側から見た状態を示した図である。 図2に示される遊技関連情報表示体の第一表示部を表示体用カバー越しに見た状態を示した図である。 図2に示される遊技関連情報表示体の第二表示部を表示体用カバー越しに見た状態を示した図である。 図2に示される遊技関連情報表示体の第三表示部を表示体用カバー越しに見た状態を示した図である。
[1] 回胴式遊技機
本発明に係る遊技機用押ボタン装置の好適な実施態様について、図面を用いてより具体的に説明する。以下においては、回胴式遊技機(パチスロ)を例に挙げて説明するが、本発明に係る遊技機用押ボタン装置は、回胴式遊技機で用いるものに限定されず、パチンコ遊技機等、回胴式遊技機以外の遊技機においても採用することができる。図1は、本発明に係る遊技機用押ボタン装置を採用した回胴式遊技機の前面を示した正面図である。
図1に示す回胴式遊技機100は、メダルを投入するためのメダル投入口101と、その外周面に図柄が描かれた3本のリール102,103,104と、映像演出を行うための液晶ディスプレイ105と、照明演出を行うための発光ランプ(図示省略)と、音声演出を行うためのスピ−カー106等を備えたものとなっている。この回胴式遊技機は、操作部として、1遊技当たりの最大枚数(通常3枚)のメダルをベットするためのマックスベットボタン107と、ベットするメダルを1枚ずつ増減するためのシングルベットボタン108と、3本のリール102,103,104の回転を一斉に開始するためのスタートレバー109と、3本のリール102,103,104の回転を各リール毎に停止するための3個のストップボタン110,111,112と、演出を切り替えるためのチャンスボタン113と、クレジットされたメダルを払い戻すための払戻しボタン114等を有している。
本発明に係る遊技機用押ボタン装置は、上述した操作部のうち、押ボタンの形態で設けられるいずれにも採用することができるが、なかでも、大き目の寸法で設けられる(押ボタンの上面部の面積が広く設けられる)ことが多い押ボタンに好適に採用することができる。具体的には、チャンスボタン113やストップボタン110,111,112等に好適に採用することができる。また、スタートレバー109を押ボタン(スタートボタン)の形態で設ける場合には、このスタートボタンに採用することもできる。これらの押ボタンのうち、演出を切り替えるために押下操作が為されるチャンスボタン113は、切り替える演出に応じた遊技関連情報を多様な表示態様で表示させる等、本発明の構成を採用する意義が高いため、本発明に係る遊技機用押ボタン装置を採用するものとして特に好適である。以下においては、本発明に係る遊技機用押ボタン装置をチャンスボタン113で採用した場合について説明するが、以下で述べる構成は、チャンスボタン113以外のボタンにおいても採用することができる。
[2」 遊技機用押ボタン装置の概要
図2は、本発明に係る遊技機用押ボタン装置において、押ボタン10が初期位置にある状態を、y−z平面に平行で押ボタン10の中心線を通る平面で切断して示した断面図である。図3は、本発明に係る遊技機用押ボタン装置において、押ボタン10が所定深さまで押し下げられた状態を、y−z平面に平行で押ボタン10の中心線を通る平面で切断して示した断面図である。図4は、本発明に係る遊技機用押ボタン装置において、押ボタン10が限界まで押し下げられた状態を、y−z平面に平行で押ボタン10の中心線を通る平面で切断して示した断面図である。図5は、本発明に係る遊技機用押ボタン装置において、押ボタン10が初期位置にある状態を、x−z平面に平行で押ボタン10の中心線を通る平面で切断して示した断面図である。図6は、図2に示される押ボタン基部13をz軸方向負側から見た状態を示した図である。図7は、図2に示される規制手段50をz軸方向正側から見た状態を示した図である。
本実施態様の遊技機用押ボタン装置は、図2に示すように、押ボタン10と、ハウジング20と、付勢手段30と、検出手段40と、規制手段50と、第二緩衝部材60と、遊技関連情報表示手段70と、起振手段90とを備えたものとなっている。これらの各部材のうち、押ボタン10は、遊技者によって押下操作が為されるものとなっており、ハウジング20は、押ボタン10を上下方向に進退可能な状態で保持するためのものとなっている。ハウジング20は、回胴式遊技機の前扉の所定箇所に固定される。また、付勢手段30は、押ボタン10を上向きに付勢することにより、押し下げられた押ボタン10を初期位置に復帰させるためのものとなっており、検出手段40は、押ボタン10が押し下げられたことを検出するためのものとなっている。さらに、規制手段50は、押ボタン10が所定深さまで押し下げられると押ボタン10に当接し、押ボタン10の下方への移動を規制するためのものとなっている。さらにまた、第二緩衝部材60は、後述する第一緩衝部材51とともに、押ボタン10が押し下げられた際の衝撃を吸収するためのものとなっている。さらにまた、遊技関連情報表示手段70は、遊技関連情報表示体71を有しており、この遊技関連情報表示体71の外面に表された遊技関連情報を押ボタン10の上面部(押ボタン上面部12)に表示させるものとなっている。そして、駆動源80は、遊技関連情報表示体71を回転駆動するためのものとなっている。そしてまた、起振手段90は、演出効果を高めること等を目的として、押ボタン10を振動させるためのものとなっている。
規制手段50は、図3及び図4に示すように、ハウジング20に対して上下方向にスライド可能な構造とされている。この規制手段50は、第一緩衝部材51と支持部材52とで構成されている。第一緩衝部材51は、押ボタン10が図3に示す深さまで押し下げられると押ボタン10の下部に設けられた当接片13aに当接して圧縮変形を開始する部分となっている。この第一緩衝部材51によって、押ボタン10から規制手段50に加えられる力、及び、当該力の反力として規制手段50から押ボタン10に加えられる力を吸収することができるようになっている。他方、支持部材52は、第一緩衝部材51を支持するための部分となっている。支持部材52は、第一緩衝部材51を支持固定するための台板部52aと、ハウジング20の内底部に設けられたスライド孔22aにスライド可能に案内される軸部52bとで構成されている。
支持部材52の台板部52aの下面とハウジング20の内底面との隙間には、第二緩衝部材60が設けられている。第二緩衝部材60は、押ボタン10の当接片13aが第一緩衝部材51に当接して第一緩衝部材51が圧縮変形を開始した後に、台板部52aの下面とハウジング20の内底面との間で押し潰されて圧縮変形を開始する部分となっている。この第二緩衝部材60によって、押ボタン10から規制手段50に加えられる力、及び、当該力の反力として規制手段50から押ボタン10に加えられる力をさらに効果的に吸収することができるようになっている。
以下、本発明に係る遊技機用押ボタン装置を構成する各部材についてより詳しく説明する。
[3] 遊技機用押ボタン
本実施態様において、押ボタン10は、図1におけるチャンスボタン113を構成するものとなっている。押ボタン10は、その成形材料を特に限定されるものではないが、通常、硬質樹脂材料によって形成される。押ボタン10を構成する各部材を成形する硬質樹脂材料としては、ポリエチレン又はポリプロピレン等のポリオレフィン系樹脂や、ポリエチレンテレフタレート又はポリブチレンテレフタレート等のポリエステル樹脂や、ポリメタクリル酸メチルやポリアクリル酸メチルやポリメタクリル酸エチル等のアクリル系樹脂や、ポリスチレンや、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体(ABS)や、ポリカーボネート等が例示される。
押ボタン10は、図2に示すように、筒状の押ボタン本体部11と、押ボタン本体部11の上面側を塞ぐ押ボタン上面部12と、押ボタン本体部11の下面側に設けられた押ボタン基部13とが一体化された構造となっている。押ボタン上面部12は、透光性を有する素材で形成されたものであれば、特に限定されないが、本実施態様においては、透明(無色透明だけでなく、有色透明をも含む。)な硬質樹脂材料からなるレンズ体としている。押ボタン上面部12は、凹レンズ状としてもよいが、本実施態様においては、凸レンズ状としている。このため、押ボタン上面部12の下方に配された遊技関連情報表示体71を押ボタン上面部12の上方から見ると、遊技関連情報表示体71の外面に表された遊技関連情報が実際の寸法よりも拡大されて見えるようになっている。押ボタン基部13の下面側には、当接片13aと、ガイドピン13bと検出片13cとが設けられている。当接片13aは、既に述べたとおり、押ボタン10が所定深さまで押し下げられた際に第一緩衝部材41に当接するための部分となっている。ガイドピン13bは、ハウジング20の内底部に設けられたガイド孔22bに挿入され、押ボタン10が正しく下向きに押し下げられるように押ボタン10を案内するための部分となっている。検出片13cは、押ボタン10が押し下げられた際に後述する検出手段40に検出させるための部分となっている。
当接片13aは、押ボタン10における少なくとも1箇所に設けられていればよいが、押ボタン10の中心軸に対して回転対称な複数箇所に設けると好ましい。この場合には、規制手段50の第一緩衝部材51も、当接片13aに対応するように、押ボタン10の中心軸に対して回転対称に設ける。これにより、押ボタン10を回転対称な複数箇所で規制手段50の第一緩衝部材51に当接させることが可能になり、押ボタン10が規制手段50に当接した際に傾くのを防止するだけでなく、押ボタン10から規制手段50に加えられる力を均等に分散し、押ボタン10を損壊しにくくすることが可能となっている。本実施態様において、当接片13a及び第一緩衝部材51は、図6及び図7に示すように、押ボタン10の中心軸に対して回転対称な3箇所に設けている。
また、ガイドピン13bも、押ボタン10における少なくとも1箇所に設けられていればよいが、押ボタン10の中心軸に対して回転対称な複数箇所に設けると好ましい。この場合には、ハウジング20のガイド孔22bも、ガイドピン13bに対応するように、押ボタン10の中心軸に対して回転対称に設ける。これにより、押ボタン10を傾きのない真っ直ぐな状態で押し下げることが可能になる。本実施態様において、ガイドピン13b及びガイド孔22bは、押ボタン10の中心軸に対して回転対称な3箇所に設けている。
[4] ハウジング
ハウジング20の形態は、押ボタン10を上下方向に進退可能に保持できるのであれば特に限定されない。本実施態様においては、図2に示すように、有底筒状の部材によって構成している。ハウジング20は、1つの部材のみによって構成されたものであってもよいが、通常、押ボタン10の組み付け等を考慮して複数の部材によって構成される。本実施態様において、ハウジング20は、ハウジング20の上部を形成する上側部材21と、ハウジング20の下部を形成する下側部材22と、後述する従動ギア80や伝達機構や回転用駆動源等を覆うカバー部材23(図5)とで構成している。上側部材21には、押ボタン上面部12を露出させるための開口部が設けられている。他方、下側部材22は、有底箱状の部材となっており、その底部には、規制部材50の軸部52bを挿入するためのスライド孔22aと、押ボタン10のガイドピン13bを挿入するためのガイド孔22bとが設けられている。
[5] 遊技関連情報表示手段
遊技関連情報表示手段70は、押ボタン上面部12に遊技関連情報を表示するためのものとなっており、本実施態様においては、図5に示すように、遊技関連情報表示体71と、固定軸72と、基板73と、拡散板74と、表示体用カバー75とで構成している。これらのうち、遊技関連情報表示体71は、ハウジング20内(押ボタン本体部11内)で回転するようになっている。既に述べた通り、遊技関連情報表示体71は、その回転軸が押ボタン10の押下方向に対して傾斜しているのであれば、その回転方向を特に限定されないが、本実施態様において、遊技関連情報表示体71の回転軸(回転中心線)は、遊技関連情報表示体71を形成する球殻体の中心を通り、図2の紙面に垂直な方向(x軸方向に平行)となっており、押ボタン10の押下方向に対して直交させている。このため、遊技関連情報表示体71を回転させると、押ボタン上面部12に表示される遊技関連情報の内容が切り替わるようになっている。
遊技関連情報表示体71は、遊技関連情報を表示するためのものとなっている。遊技関連情報表示体71に表す遊技関連情報の内容は、特に限定されず、遊技に関連する各種情報を採用することができる。また、遊技関連情報表示体71の形態は、それに表された遊技関連情報を押ボタン上面部12(レンズ体)を通じて押ボタン上面部12の上方から視認できるようにするものであれば、特に限定されない。遊技関連情報表示体71は、平板状等、二次元的な形態に限定されず、球殻状や球状や直方体状等、三次元的な形態とすることもできる。さらに、遊技関連情報表示体71に対する遊技関連情報の表示態様も、特に限定されない。遊技関連情報の表示態様としては、印刷や刻設等による表示のほか、7セグメントディスプレイやLEDディスプレイ等の小型の表示装置による表示も挙げられる。本実施態様において、遊技関連情報表示体71は、透光性を有する材料で形成された球殻状(球状)の部材によって構成されており、その外面に施された凹凸によって「怪」、「熱」及び「当」の3文字を遊技関連情報としてそれぞれ表示するものとなっている。
具体的には、図2の網掛けハッチングで示すように、遊技関連情報表示体71を、その回転方向に三等分で分割した第一表示部71b(最も目が細かい網掛けハッチングで示した部分)と第二表示部71c(二番目に目が細かい網掛けハッチングで示した部分)と第三表示部71d(最も目が大きい網掛けハッチングで示した部分)とで構成しており、図8、図9及び図10に示すように、第一表示部71bと第二表示部71cと第三表示部71dの外面に、それぞれ「怪」、「熱」及び「当」の文字を表すとともに、これらの文字の背景色を第一表示部71bと第二表示部71cと第三表示部71dとで切り替えている。図8は、遊技関連情報表示体71の第一表示部71bを表示体用カバー75越しに見た状態を示した図である。図9は、遊技関連情報表示体71の第二表示部71cを表示体用カバー75越しに見た状態を示した図である。図10は、遊技関連情報表示体71の第三表示部71dを表示体用カバー75越しに見た状態を示した図である。第一表示部71bと第二表示部71cと第三表示部71dは、遊技関連情報表示体71を形成する球殻体を、図2において仮想線で示す固定軸72の中心線を通る平面によって120°間隔で分割した形態を為している。このため、第一表示部71bと第二表示部71cとの境界線、第二表示部71cと第三表示部71dとの境界線、及び、第三表示部71dと第一表示部71bとの境界線は、図2において、固定軸72から放射方向に表れている。「怪」、「熱」及び「当」の文字は、それぞれ第一表示部71b、第二表示部71c及び第三表示部71dの中心に表されており、遊技関連情報表示体71の回転方向に対して文字の上下が揃えられている。このため、押ボタン上面部12に表示される遊技関連情報は、遊技関連情報表示体71が120°回転するごとに切り替わるようになっている。
固定軸72は、基板73及び拡散板74をハウジング20に対して固定するためのものとなっている。本実施態様において、固定軸72は、遊技関連情報表示体71の略中心を通るように遊技関連情報表示体71を貫通した状態に設けられている。固定軸72の両端部は、ハウジング20に固定され、固定軸72の中間部には、基板73及び拡散板74が固定されている。このため、基板73及び拡散板74は、遊技関連情報表示体71の内部に収容された状態となっている。基板73は、その上面が押ボタン上面部12側を向くように配されており、基板73の上面には、発光ダイオードからなる光源73aが取り付けられている。拡散板74は、基板73における上面を覆うように配されている。この拡散板74は、光源73aから出射された光を拡散するためのものとなっている。このため、光源73aを発光させると、光源73aから出射した光は、拡散板74で拡散されて遊技関連情報表示体71の上面側を透過した後、押ボタン上面部12を透過して押ボタン上面部12の上方へ出射されるようになっている。したがって、遊技関連情報表示体71の外面に表された遊技関連情報(「怪」、「熱」又は「当」の文字)は、押ボタン上面部12の上方からみると浮かび上がった状態に見えるようになっている。
表示体用カバー75は、遊技関連情報表示体71の外面における上方に露出する部分の面積を狭くすることで、押ボタン上面部12に表示される遊技関連情報を意図した特定の文字等に制限し、当該特定の文字等に隣接する他の文字等が押ボタン上面部12に表示されないようにするためのものとなっている。すなわち、遊技関連情報表示体71を回転させることで押ボタン上面部12に表示される文字等を「怪」と「熱」と「当」との間で切り替える本実施態様の遊技機用押ボタン装置においては、例えば、「怪」と「当」とが遊技者に同時に見えてしまうと、遊技者が混乱するおそれがあるところ、図8、図9及び図10に示すように、表示体用カバー75の中央の開口部から、「怪」、「熱」又は「当」のうち1文字のみが表れるようにしており、そのような混乱が生じないようにするためのものとなっている。また、「怪」、「熱」及び「当」の背景色を第一表示部71bと第二表示部71cと第三表示部71dとで切り替えている点については、上述した通りであるが、この表示態様カバー75によって、異なる表示部の背景色が同時に見えないようにすることも可能となっている。表示態様カバー75は、上記の機能を発揮できるのであれば、その形態を特に限定されない。本実施態様において、表示体用カバー75は、遊技関連情報表示体71の上面側の外周部を囲う環状の部材によって構成されている。
遊技関連情報表示体71を回転させるための機構は、特に限定されない。本実施態様においては、遊技関連情報表示体71の両端部に、外方に突出する円筒状の軸支部71aを設けており、この軸支部71aをハウジング20に対して回転可能な状態で支持させている。一対の軸支部71aのうち、一方の軸支部71aは、従動ギア80に固定されている。この従動ギア80は、図示省略の主動ギア等の伝達機構を介して図示省略のモータ等の回転用駆動源に連結されている。このため、回転用駆動源を駆動して、従動ギア80を回転させると、それに連動して遊技関連情報表示体71も回転し、表示される文字(押ボタン上面部12側を向いて押ボタン上面部12の上方から視認できる文字)が「怪」と「熱」と「当」との間で切り替わるようになっている(固定軸72、基板73、拡散板74及び表示体用カバー75は、回転しない。)。
このとき、「怪」、「熱」及び「当」のうちいずれの文字を表示するかは、回胴式遊技機の遊技状態に応じて適宜決定される。例えば、通常の遊技状態においては「怪」を表示し、フリーズ状態等、通常の遊技状態よりもボーナスへの当選確率が高い状態においては「熱」を表示し、ボーナスへの当選が確定すると「当」を表示することができる。また、遊技関連情報をより多様な表示態様で表示させることも可能である。例えば、表示される文字等を振動させる動作(遊技関連情報表示体71の回転する向きが正方向と逆方向とで小刻みに切り替わる動作)や、文字等を連続的に回転させながら表示する動作(遊技関連情報表示体71を正方向又は逆方向のいずれか一方に連続的に回転させる動作)や、これらの動作を組み合わせた動作等を行わせることも可能となる。これに、後述する光源73aによる照明演出等をさらに加えれば、遊技機用押ボタン装置でより多様な演出を行うことが可能になり、遊技者をより楽しませることができるようになる。
[6] 付勢手段
付勢手段30は、押ボタン10を上向きに付勢することにより、押し下げられた押ボタン10を初期位置に復帰させることができるものであれば、その構造や配置は特に限定されない。付勢手段30としては、コイルバネのほか、板バネ等を使用することができる。本実施態様においては、図2に示すように、押ボタン10のそれぞれのガイドピン13bに外嵌したコイルバネ30を、付勢手段として用いている。このコイルバネ30は、その上端が押ボタン10の下面に当接し、その下端がハウジング20の内底面に当接した状態に設けられている。
[7] 検出手段
検出手段40は、押ボタン10が押し下げられたことを検出するためのものとなっている。検出手段40は、押ボタン10が押し込まれた際に、押ボタン10の検出片13cと接触する接触型のセンサ(例えばリミットスイッチなど)を用いてもよいが、検出片13cに接触することなく押ボタン10が押し込まれたことを検出できる非接触式のセンサ(例えば光電センサや近接センサなど)を用いると好ましい。本実施態様においては、図2に示すように、赤外光を発する出光部41と出光部41からの赤外光を受ける受光部42とを有し、出光部41と受光部42との間に障害物(検出片13c)が挿入されて受光部42が赤外光を受光しなくなると検出信号を出力する光電センサを検出手段40として用いている。
[8] 規制手段
規制手段50は、押ボタン10が所定深さまで押し下げられると押ボタン10に当接し、押ボタン10の下方への移動を規制するためのものとなっている。既に述べた通り、本実施態様において、規制手段50は、ハウジング20に対して上下方向にスライド可能な構造となっており、図3に示すように、押ボタン10が所定深さまで押し下げられると押ボタン10の当接片13aに当接して圧縮変形を開始する3個の第一緩衝部材51と、これらの第一緩衝部材51を支持するための支持部材52とで構成されている。支持部材52は、第一緩衝部材51を支持固定するための台板部52aと、ハウジング20のスライド孔22a挿入される軸部52bとで構成されている。ところで、規制手段50は、上下方向にスライド可能であるといっても、本実施態様においては、その台板部52aの下面とハウジング20の内底面との隙間に、後述する第二緩衝部材60が配されているため、規制手段50のスライド量は、第二緩衝部材60が圧縮変形によって圧縮される範囲となっている。
第一緩衝部材51は、圧縮変形可能な緩衝性を有するのであれば、その素材を特に限定されず、各種の合成樹脂系材料や合成ゴム系材料を用いることができる。本実施態様において、第一緩衝部材51は、特殊なアクリル系ゴムをベースとした共重合体からなる合成ゴム系材料によって形成したものとなっている。第一緩衝部材51の硬度は、特に限定されないが、柔らかくしすぎると、第一緩衝部材51の耐久性が低下するおそれがある。このため、第一緩衝部材51の硬度(「JIS K 6253」に規定されるタイプAデュロメータ硬さのこと。第一緩衝部材51の硬度において、以下同じ。)は、通常、10以上とされる。第一緩衝部材51の硬度は、20以上であると好ましく、30以上であるとより好ましい。一方、第一緩衝部材51の硬度を硬くしすぎると、第一緩衝部材51による緩衝性能を確保しにくくなるおそれがある。このため、第一緩衝部材51の硬度は、通常、90以下とされる。第一緩衝部材51の硬度は、70以下であると好ましく、50以下であるとより好ましい。本実施態様において、第一緩衝部材51の硬度は、32となっている。
第一緩衝部材51の形態も、特に限定されず、通常、板状又はブロック状とされる。本実施態様において、第一緩衝部材51は、厚手の円板状(円柱状)となっている。このように、第一緩衝部材51を円柱状とすることによって、第一緩衝部材51が圧縮変形する際に第一緩衝部材51の外周部が均一な力で保持されやすくすることが可能になる。したがって、第一緩衝部材による緩衝作用を安定して発現させるだけでなく、第一緩衝部材の劣化を防止し、第一緩衝部材の耐久性を高めることも可能になる。第一緩衝部材51の寸法は、押ボタン10の寸法等によっても異なり、特に限定されない。しかし、第一緩衝部材51の厚さ(上下方向の厚さ。以下同じ。)が薄すぎると、第一緩衝部材51による緩衝作用が限定的になってしまう。このため、第一緩衝部材51の厚さは、通常、0.5mm以上とされる。第一緩衝部材51の厚さは、1mm以上であると好ましく1.5mm以上であるとより好ましい。第一緩衝部材51の厚さに特に上限はないが、通常、10mm以下、好ましくは5mm以下とされる。本実施態様において、第一緩衝部材51の厚さは、2mmとなっている。第一緩衝部材51の直径も、特に限定されないが、通常、2〜10mm程度とされ、本実施態様においては、6mmとしている。
3個の第一緩衝部材51は、台板部52aの上面における3箇所に設けられた第一緩衝部材収容凹部52cにそれぞれ収容されている。第一緩衝部材収容凹部52cは、その内面(内周面及び内底面)で第一緩衝部材51の下面及び外周面をしっかりと保持することができるように、第一緩衝部材51と同じ形状とすると好ましい。本実施態様においても、第一緩衝部材収容凹部52cは、第一緩衝部材51と同様の円柱状(円筒状)に形成している。このように、第一緩衝部材収容凹部52cを円筒状とすることによって、第一緩衝部材51の外周面を均一な力で保持することが可能になる。また、円筒は外力に対して強い形状であるため、支持部材52における第一緩衝部材収容凹部52cの周辺の強度を高めて破損しにくくすることも可能になる。第一緩衝部材51の下面は、第一緩衝部材収容凹部52cの内底面に接着され、第一緩衝部材51の外周面は、第一緩衝部材収容凹部52cの内周面に密着した状態となっている。このため、押ボタン10の当接片13aが第一緩衝部材51に当接して第一緩衝部材51が圧縮変形をする際に、第一緩衝部材51の外周面が第一緩衝部材収容凹部52cの内周面に保持されて第一緩衝部材51が横方向に広がらないようになっており、第一緩衝部材51の上下方向の反発弾性を高く維持することが可能となっている。第一緩衝部材51は、第二緩衝部材60よりも反発弾性を高くすると好ましい。
[9] 第二緩衝部材
第二緩衝部材60は、図2に示すように、規制手段50の台板部52aの下面とハウジング20の内底面との隙間に挟持された状態となっており、押ボタン10とともに規制手段50が押し下げられた際に圧縮変形を行い、緩衝作用を発揮するものとなっている。第二緩衝部材60は、その形状を特に限定されないが、本実施態様においては、その中心部に規制手段50の軸部52bを挿通することができるように、その中心部に貫通孔が設けられたドーナツ状の板材としている。第二緩衝部材60の厚さ(上下方向の厚さ。以下同じ。)は、特に限定されないが、薄くしすぎると、第二緩衝部材60による緩衝作用が限定的になってしまう。このため、第二緩衝部材60の厚さは、通常、1mm以上とされる。第二緩衝部材60の厚さは、2mm以上とすると好ましく、3mm以上であるとより好ましい。第二緩衝部材60の厚さに特に上限はないが、通常、10mm以下とされ、好ましくは7mm以下とされる。本実施態様において、第二緩衝部材60の厚さは、3mmとなっている。第二緩衝部材60の直径も、特に限定されないが、通常、20〜50mm程度とされ、本実施態様においては、約34mmとしている。
ところで、第二緩衝部材60の体積(第二緩衝部材60が複数の部材で構成される場合にはそれぞれの体積の和。以下、「体積V」と表記する。)は、第一緩衝部材51の体積(第一緩衝部材51が複数の部材で構成される場合にはそれぞれの体積の和。以下、「体積V」と表記する。)よりも、大きくすると好ましい。というのも、本実施態様においては、後述するように、第二緩衝部材60を第一緩衝部材51よりも柔らかくすることで、押ボタン10を押し下げた際の感触に変化を持たせるとともに、押ボタン10の損壊をより確実に防止したものとなっているが、体積Vを体積Vよりも大きくすることで、そのような効果がより顕著に奏されやすくなるからである。この場合、体積Vに対する体積Vの比V/Vは、1よりも大きければ特に限定されないが、通常、2以上とされる。比V/Vは、5以上であると好ましく、8以上であるとより好ましい。比V/Vの上限は、特に限定されないが、通常、30以下、好ましくは20以下とされる。本実施態様において、比V/Vは、約12となっている。
第二緩衝部材60は、第一緩衝部材51と同様、合成樹脂系材料や合成ゴム系材料で形成することができる。本実施態様において、第二緩衝部材60は、特殊な高分子ポリマーをベースポリマーとするスチレン系の熱可塑性樹脂からなる合成樹脂系材料によって形成したものとなっている。第二緩衝部材60の硬度は、特に限定されないが、第一緩衝部材51と異なる硬度とすると好ましく、第一緩衝部材51よりも低い硬度とするとより好ましい。これにより、第二緩衝部材60の交換時期を第一緩衝部材51の交換時期とずらすことや、押ボタン10を押し下げる遊技者の手に、第一緩衝部材51と第二緩衝部材60の硬度の違いに起因した多様な感触を与えることが可能になるだけでなく、遊技者が押ボタン10を押し下げる力をより早いタイミングで加減しやすくして、押ボタン10の損壊をより確実に防止することも可能になる。本実施態様においても、第二緩衝部材60の硬度は、第一緩衝部材51の硬度よりも低くしている。第二緩衝部材60は、第一緩衝部材51よりも反発弾性を低くすると好ましい。
具体的に、第二緩衝部材60の硬度をどの程度とするかは、特に限定されないが、第二緩衝部材60を柔らかくしすぎると、第二緩衝部材60の耐久性が低下するおそれがある。このため、第二緩衝部材60の硬度(FP型ASKERゴム硬度計で測定したアスカーFP硬度のこと。第二緩衝部材60の硬度において、以下同じ。)は、通常、50以上とされる。第二緩衝部材60の硬度は、60以上であると好ましく、70以上であるとより好ましい。一方、第二緩衝部材60を硬くしすぎると、第一緩衝部材51の硬度と第二緩衝部材60の硬度の差が小さくなり、上述した効果が奏されにくくなるおそれがある。このため、第二緩衝部材60の硬度は、通常、100未満とされる。第二緩衝部材60の硬度は、95以下であると好ましく、90以下であるとより好ましい。本実施態様において、第二緩衝部材60の硬度は、80となっている。
[10] 起振手段
起振手段90は、演出効果を高めること等を目的として、押ボタン10を振動させるためのものとなっている。例えば、チャンスボタン等の押ボタンでは、起振手段90によって遊技機用押ボタンを振動させ、その振動を遊技者の指先に伝えることで、演出効果を高めることができる。起振手段90は、押ボタン10に振動を生じさせることができるものであれば、特に限定されないが、本実施態様においては、押ボタン本体部11の外周部に対して揺動可能に支持された半円状の錘としている。図2〜4において、起振手段90は、ハウジング20内で宙に浮いた状態に描かれているが、これは、図示の制限上、そのように描かれているだけであり、実際の起振手段90は、押ボタン本体部11の外周部に固定された図示省略のモータ等からなる起振用駆動源の出力軸に固定された状態となっている。すなわち、起振用駆動源が駆動して起振手段90を揺動軸Lを中心として揺動させた際の慣性力が押ボタン本体部11に伝達されることで、押ボタン10が振動するようになっている。
このとき、起振手段90によって生じた振動がハウジング20に伝達すると、遊技機の筺体に不快な振動が生じたり、リール102,103,104等の可動部品に誤作動等の悪影響を及ぼしたり、各部材が衝突して破損したり等の問題を引き起こすおそれがあるが、本実施態様においては、上述したように、規制手段50の台板部52aの下面とハウジング20の内底面との間に第二緩衝部材60を設けているため、起振手段90によって生じた振動が第二緩衝部材60で吸収されるようになっており、ハウジング20へ伝達しにくい構造となっている。起振手段90は、第二緩衝部材60に係る構成を採用する場合に好適に採用することができる。
[11] 押ボタンを押下操作した際の各部の動作
続いて、本実施態様の遊技機用押ボタン装置における押ボタン10を押下操作した際の各部の動作について説明する。押ボタン10は、コイルバネ30によって上向きに付勢されているため、それが押し下げられていないとき(遊技者が触れていないとき)には、図2に示すように、押ボタン10の肩部がハウジング20の開口縁に掛止された初期位置に位置している。このとき、押ボタン10の下部の当接片13aは、規制手段50よりも上側に離れた場所に位置しており、当接片13aは第一緩衝部材51に当接していない。また、規制手段50は、第二緩衝部材60によって上向きに付勢されており、その台板部52aがハウジング20の内底面から浮いた状態となっている。
図2に示す初期位置から押ボタン10を押し下げると、押ボタン10は、コイルバネ30の付勢力に抗って下向きに移動する。一方、遊技関連情報表示体71は、ハウジング20に対して上下方向に移動しない状態で支持されている。このため、押ボタン10を押し下げるにつれて、押ボタン上面部12から遊技関連情報表示体72までの距離が短くなるようになっている。加えて、上述したように、本実施態様において、押ボタン上面部12は、凸レンズ状となっているため、押ボタン10を押し下げるにつれて、押ボタン上面部12に表示される遊技関連情報の表示寸法が徐々に変化するようになっている。
このとき、遊技関連情報の表示寸法が拡大されるか縮小されるかは、押ボタン上面部12が凸レンズ状であるか凹レンズ状であるか、及び、押ボタン上面部12(レンズ体)の焦点距離と、押ボタン上面部12(レンズ体)から遊技関連情報表示体71までの距離(以下、「表示体距離」という。)との大小関係によって異なるが、例えば、押ボタン上面部12が凸レンズ状であり、表示体距離が押ボタン上面部12の焦点距離も短い場合には、押ボタン10を押し下げるにつれて遊技関連情報表示体71の表示寸法は縮小されていくようになる。逆に、表示体距離が押ボタン上面部12の焦点距離よりも長い場合には、押ボタン10を押し下げるにつれて遊技関連情報表示体71の表示寸法は拡大されるが、遊技関連情報は、上下左右が逆に見えるようになる。これに対し、押ボタン上面部12を凹レンズ状とした場合には、凸レンズ状とした場合とは逆の現象が生じるようになる。
押ボタン10を押し下げ続けてしばらくすると、図3に示すように、押ボタン10の下部の当接片13aが規制手段50の第一緩衝部材51の上面に当接する。第一緩衝部材51は、緩衝性を有する材料によって形成されているため、当接片13aが第一緩衝部材51に当接する際の衝撃が和らげられるようになっている。加えて、押ボタン10を押し下げる遊技者の手には、第一緩衝部材51による硬めの反発弾性力が伝わるため、遊技者は、押ボタン10を押し下げる力を自然と弱めるようになっている。このとき、押ボタン10の検出片13cは、検出手段40の出光部41と受光部42との隙間に挿入され、押ボタン10が押し下げられたことが検出手段40によって検出された状態となる。
図3に示す状態から押ボタン10をさらに押し下げると、第一緩衝部材51は圧縮変形を開始し、第一緩衝部材51による緩衝作用が継続される。また、当接片13aから第一緩衝部材51に加えられた下向きの力によって、規制手段50全体も下降を開始し、その台板部52aとハウジング20の内底面との間隔が徐々に狭くなっていく。このとき、第二緩衝部材60は、その上面を規制手段50の台板部52aの下面によって下向きに押圧され、圧縮変形を開始する。このため、下向きに移動する押ボタン10の勢いがさらに弱められるようになっている。第二緩衝部材60は、上述した通り、第一緩衝部材51よりも柔らかい素材で形成されており、このときの遊技者の手に伝わる感触は、第二緩衝部材60の反発弾性による柔らか目のものとなっている。
押ボタン10をさらに押し下げ続け、第二緩衝部材60が圧縮限界に到達すると、それと略同時に、図4のA部に示すように、規制手段50の台板部52aがハウジング20の内底面に当接し、押ボタン10はそれ以上押し下げることができない状態となる。ただし、このときまでには、押ボタン10の勢いは、第一緩衝部材51及び第二緩衝部材60によって大幅に弱められているため、台板部52aは、ハウジング20の内底面に勢いよく当接しないようになっている。そもそも、上述した通り、押ボタン10が図3の深さまで押し下げられた際には、遊技者は押ボタン10を押し下げる力を自然と弱めるため、押ボタン10が図4に示す限界まで押し下げられないこともある。
遊技者が押ボタン10から手を離すと、押ボタン10は、コイルバネ30の付勢力によって図2に示す初期位置へと復帰する。また、規制手段50も、第二緩衝部材60の付勢力によって図2に示す位置へと復帰する。押ボタン10が初期位置へ復帰する際には、押ボタン10が押下げられていたときよりも、押ボタン上面部12から遊技関連情報表示体72までの距離が長くなる。このため、押ボタン10が初期位置へ近づくにつれて、押ボタン上面部12に表示される遊技関連情報の表示寸法が徐々に変化するようになっている。遊技関連情報の表示寸法の変化の態様や見え方は、上述した、押ボタン10を押し下げる場合とは逆になる。
本実施態様の遊技機用押ボタン装置は、押ボタン10が上記のような動作を行うことで、押ボタン上面部に表示される遊技関連情報の表示態様に変化を持たせることができるようになっている。また、第一緩衝部材51や第二緩衝部材60が上記のように作用することで、押ボタン10の損壊を防止することができるようになっている。
10 押ボタン
11 押ボタン本体部
12 押ボタン上面部(レンズ体)
13 押ボタン基部
13a 当接片
13b ガイドピン
13c 検出片
20 ハウジング
21 上側部材
22 下側部材
22a スライド孔
22b ガイド孔
23 駆動源収容部材
30 コイルバネ(付勢手段)
40 検出手段
41 出光部
42 受光部
50 規制手段
51 第一緩衝部材
52 支持部材
52a 台板部
52b 軸部
52c 第一緩衝部材収容凹部
60 第二緩衝部材
70 遊技関連情報表示手段
71 遊技関連情報表示体
71a 軸支部
71b 第一表示部
71c 第二表示部
71d 第三表示部
72 固定軸
73 基板
73a 光源
74 拡散板
75 表示体用カバー
80 従動ギア
90 起振手段
100 回胴式遊技機
101 メダル投入口
102 第一リール
103 第二リール
104 第三リール
105 液晶ディスプレイ
106 スピーカ
107 マックスベットボタン
108 シングルベットボタン
109 スタートレバー
110 第一ストップボタン
111 第二ストップボタン
112 第三ストップボタン
113 チャンスボタン
114 払戻しボタン

Claims (7)

  1. 遊技者によって押下操作が為される押ボタンと、
    押ボタンを上下方向に進退可能な状態で保持するハウジングと、
    押ボタンを上向きに付勢することにより、押し下げられた押ボタンを初期位置に復帰させる付勢手段と、
    押ボタンが押し下げられたことを検出する検出手段と、
    を備えた遊技機用押ボタン装置であって、
    押ボタンが、筒状の押ボタン本体部と、押ボタン本体部の上端側の開口を覆う押ボタン上面部とで構成されて、押ボタン上面部が、透光性を有する素材によって形成されるとともに、
    押ボタン本体部の内側に、球状の部材によって形成されて、その外面に遊技関連情報が表示された遊技関連情報表示体が収容され、
    押ボタンの押下方向に対して傾斜した軸を回転軸として遊技関連情報表示体が回転することにより、押ボタン上面部の上方から視認される遊技関連情報が切り替わるようにしたことを特徴とする遊技機用押ボタン装置。
  2. 遊技関連情報表示体が、押ボタンの押下方向に対して直交する軸を回転軸として回転する請求項1記載の遊技機用押ボタン装置。
  3. 遊技関連情報表示体を回転させるための回転用駆動源を備えた請求項1又は2記載の遊技機用押ボタン装置。
  4. 遊技関連情報表示体の外面を部分的に覆い、遊技関連情報表示体の外面における上方に露出する部分の面積を狭くすることで、押ボタン上面部の上方から視認される遊技関連情報の範囲を制限するための表示体用カバーが、押ボタン上面部と遊技関連情報表示体との間に設けられた請求項1又は2記載の遊技機用押ボタン装置。
  5. 示体用カバーが、遊技関連情報表示体の上面側の外周部を囲う環状の部材によって形成された請求項4記載の遊技機用押ボタン装置。
  6. 請求項1〜いずれか記載の遊技機用押ボタン装置を用いた遊技機。
  7. 遊技者によって押下操作が為される押ボタンと、
    押ボタンを上下方向に進退可能な状態で保持するハウジングと、
    押ボタンを上向きに付勢することにより、押し下げられた押ボタンを初期位置に復帰させる付勢手段と、
    押ボタンが押し下げられたことを検出する検出手段と、
    を備えた遊技機用押ボタン装置を用いた遊技機であって、
    押ボタンが、筒状の押ボタン本体部と、押ボタン本体部の上端側の開口を覆う押ボタン上面部とで構成されて、押ボタン上面部が、透光性を有する素材によって形成され、
    押ボタン本体部の内側に、遊技関連情報がその外面における回転対称な複数箇所に表示された回転体からなる遊技関連情報表示体が収容され、
    遊技関連情報表示体を遊技関連情報が切り替わる態様で回転させるための回転用駆動源が備えられるとともに、
    押ボタンの押下方向に対して傾斜した軸を回転軸として遊技関連情報表示体が一方に連続的に回転することにより、押ボタン上面部の上方から視認される遊技関連情報が切り替わるように
    したことを特徴とする遊技機。
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