JP5609311B2 - 操作スイッチ装置および遊技機 - Google Patents

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Description

この発明は、例えばパチンコ遊技機などの遊技媒体を用いる遊技機に設けられる操作スイッチ装置、および該操作スイッチ装置を備えた遊技機に関し、さらに詳しくは遊技機の演出効果を高める操作スイッチ装置及び遊技機に関する。
従来、遊技機としてパチンコ遊技機が広く普及している。このパチンコ遊技機は、ボタン部を有する押しボタンスイッチが設けられている。このパチンコ遊技機は、遊技者に対してゲーム中にボタン部を点滅する等の演出を行うことにより、遊技者に対してゲームへの期待感等を持たせている。
このような演出の一つとして、ボタン部を突出させる遊技用押ボタンスイッチが提案されている(特許文献1参照)。この遊技用押ボタンスイッチは、特許文献1の図4,図5に示されるように、押ボタン6を突出させる為にソレノイド25を使用した構造である。上記構造は、ソレノイド25を引き込むことで押ボタン6が突出状態となるが、その後の動きが無く演出効果は低いという問題がある。
また別の演出として、押しボタンスイッチの操作荷重を変化させる遊技用押ボタンスイッチが提案されている(特許文献2参照)。この遊技用押ボタンスイッチは、特許文献2の図2に示されるように、操作ボタン10の圧縮バネ121のセット長をソレノイド122で変化させて操作荷重を変えている。上記構造でのソレノイド122の可動距離では、圧縮バネ121のセット長が短く、バネ力の範囲内で操作荷重を変化させることになる。このため、所定のストロ−クでバネ力を変化させても、操作荷重が変化したことを遊技者は判りにくいという問題がある。
また別の演出として、押しボタンスイッチを振動させて、遊技者に触覚的に演出する演出ボタンユニットが提案されている(特許文献3参照)。この演出ボタンユニットは、特許文献3の図3に示されるように、演出ボタン24の裏側に振動モータ25が取り付けられている。しかし、このような構成では、遊技者は、触らないと演出がわからず、また、筐体のスピーカの振動との区別がつきにくいため、演出効果が低いという問題がある。
このように、特許文献1から3に記載の遊技用押ボタンスイッチ等には、未だ改善の余地が残っていた。
特開2007−296090号公報 特開2006−280752号公報 特開2007−75331号公報
この発明は、上述した問題に対し、押しボタンの突出および復帰動作を自在に実行でき、かつ、押しボタンの操作荷重を遊技者が感じられるほどに変化させることができる操作スイッチ装置および遊技機を提供し、遊技者にインパクトのある演出効果を与えることを目的とする。
この発明は、ケーシングと、該ケーシングに対して押下方向および突出方向に移動する操作ボタンと、前記操作ボタンが前記移動の範囲の間位置である待機状態から前記押下方向へ押下操作されると該押下操作を検知する押下検知部と、前記操作ボタンを前記待機状態から前記突出方向へ押し出す可動鉄芯を備えるソレノイドと、前記操作ボタンが前記待機状態から前記押下方向へ押下されるに伴って移動する前記可動鉄芯の押下移動を許容し、かつ、押下移動した前記可動鉄芯を前記ソレノイドが駆動可能な前記待機状態時の位置へ付勢により復帰させる付勢手段と、前記待機状態から前記押下方向へ移動する前記操作ボタンに押圧されて連動する中間体と、前記中間体を前記突出方向へ付勢する中間体付勢手段と、前記中間体が前記待機状態での待機位置より前記突出方向への移動量を規制する突出方向抜け止め手段とを備え、前記操作ボタンは、前記可動鉄芯に向かって突出する略筒状の鉄芯側突出筒部を備え、前記中間体は、前記操作ボタンの鉄芯側突出筒部を挿通許容する突出筒部挿通孔を備え、前記鉄芯側突出筒部と前記突出筒部挿通孔との互いの当接面を、前記可動鉄芯側から前記操作ボタン側へ向かって末広がりとなるテーパ形状に形成した操作スイッチ装置であることを特徴とする。
前記押下検知部は、透過型センサ、反射型センサ、スイッチ、あるいは近接センサなど、押下を検知する適宜の検知部により構成することができる。
前記付勢手段は、バネ、ゴム、あるいはスポンジなど、付勢力を発揮する適宜の手段により構成することができる。
この発明により、操作ボタンの突出および復帰動作を自在に実行でき、かつ、操作ボタンの操作荷重を遊技者が感じられるほどに変化させることができる。
特に、操作ボタンの突出と、該突出状態でのソレノイドの吸着力に起因する押下操作時に必要な操作荷重の増大とを両方同時に実行できるため、この突出と操作荷重増大という演出を遊技者に明瞭に認識させることができる。
前記中間体付勢手段は、バネ、ゴム、あるいはスポンジなど、付勢力を発揮する適宜の手段により構成することができる。
前記突出方向抜け止め手段は、前記中間体と前記ケーシングとにそれぞれ対応して設けられることができ、例えば、移動後に互いに当接して移動係止する突起、移動方向を規制するガイドレールの端部と該ガイドレールに沿って移動し端部に当接するガイドレール係合部、あるいは、移動範囲に伸びる溝孔と該溝孔内を移動して該溝孔端部に当接して係止する凸部など、適宜の構成とすることができる。
前記鉄芯側突出筒部と前記突出筒部挿通孔との互いの当接面を、前記可動鉄芯側から前記操作ボタン側へ向かって末広がりとなるテーパ形状に形成することにより、待機状態での姿勢を安定させることができ、遊技者にわかりやすい明瞭な突出動作および突出解除動作を実行することができる。
これにより、前記ソレノイドが前記可動鉄芯を突出させることによって前記操作ボタンを直接突出させることができ、かつ、該突出動作を前記テーパ形状によってスムーズに実行することができる。
またこの発明の態様として、前記ケーシングは、前記操作ボタンの外周に当接して前記押下方向および突出方向への移動をガイドする外周ガイド部と、前記操作ボタンの前記鉄芯側突出筒部に当接して前記押下方向および突出方向への移動をガイドする鉄芯側ガイド部とを備えることができる。
これにより、操作ボタンが移動時に傾動することを防止でき、安定した押下/突出動作を実現できる。
またこの発明は、前記操作スイッチ装置と、遊技媒体の投入を受け付ける遊技媒体投入部と、遊技を行う遊技部と、遊技結果に基づく遊技媒体の払い出しを行う遊技媒体払い出し部と、前記ソレノイドのON/OFFタイミングを制御して前記操作スイッチの動作制御を行う制御部とを備えた遊技機とすることができる。
前記制御部による制御は、前記ソレノイドのON/OFFを一定間隔で実施する、あるいは前記ソレノイドのON/OFFを可変させて実施するなど、種々の制御とすることができる。
この発明により、操作スイッチ装置による効果の高い演出を実行する遊技機を提供でき、遊技者の満足度を向上させることができる。
この発明により、押しボタンの突出および復帰動作を自在に実行でき、かつ、押しボタンの操作荷重を遊技者が感じられるほどに変化させることができる操作スイッチ装置および遊技機を提供し、遊技者にインパクトのある演出効果を与えることができる。
遊技機の盤面表側を示す斜視図。 操作スイッチ装置と遊技機を接続する電気系統の概略ブロック図。 操作スイッチ装置の各ユニットを分離して示す斜視図。 操作スイッチ装置を上面側から見た分解斜視図。 操作スイッチ装置を下面側から見た分解斜視図。 裏面カバーを一部断面斜視図により説明する説明図。 操作スイッチ装置の構成を示す説明図。 操作スイッチ装置の縦断右側面図。 操作スイッチ装置の動作を示す説明図。 一部拡大した断面図による説明図。 制御部に従って実行する動作のタイミングチャート。 実施例2の操作スイッチ装置の説明図。
この発明の一実施形態を以下図面と共に説明する。
図1は、弾球遊技機の一例であるパチンコ遊技機である遊技機1の盤面表側を示す斜視図である。遊技機1の盤面表側には、上部に遊技面2が設けられ、その下部に、遊技球(以下、球と称す)を打ち出し用に貯留させる上皿4と、払い出し用に球を貯留させる下皿6とが上下に配設されている。下皿6の左部上面には、操作スイッチ装置5が設けられている。遊技機1の右下側には、遊技者の回動操作によって球の打撃力を調整させる球発射用の発射ハンドル7が備えられている。
遊技機1は、この発射ハンドル7の回動量に応じて、盤面裏側の発射装置(図示省略)より球を1球ずつ発射させる。発射された球は、搬送レール3に沿って遊技面2へと供給されて遊技が開始される。そして、操作スイッチ装置5による演出や遊技入力も行われる。
図2は、操作スイッチ装置5と遊技機1を接続する電気系統を示す概略ブロック図である。
図示するように、操作スイッチ装置5には遊技機コネクタ77が設けられており、この遊技機コネクタ77に検知信号ケーブルK1と駆動信号ケーブルK2の一端が接続されている。検知信号ケーブルK1と駆動信号ケーブルK2の他端は、遊技機1の制御部9に接続されている。これにより、操作スイッチ装置5がスイッチON/OFFされた検知信号を制御部9に送信し、制御部9から受信するソレノイド駆動信号やLEDのON/OFF駆動信号といった駆動信号により操作スイッチ装置5が駆動する。
図3は、操作スイッチ装置5の各ユニットを分離して示す斜視図である。図4は、操作スイッチ装置5を上面側から見た分解斜視図であり、図5は、操作スイッチ装置5を下面側から見た分解斜視図である。図6は、裏面カバー90を一部断面斜視図により説明する説明図である。図7は、操作スイッチ装置5の構成を示す説明図であり、図7(A)は上面側からみた斜視図、図7(B)は下面側から見た斜視図を示す。
図3に示すように、操作スイッチ装置5は、表面パネル10で構成されるパネル部U1と、レンズ20と拡散レンズプレート25とレンズ保持部30とで構成される操作ボタン部U2と、中間体40で構成される中間可動部U3と、ケース50と基板70(図4参照)とソレノイド部80と裏面カバー90とで主に構成される本体部U4とで主に構成されている。
図4および図5に示すように、表面パネル10は、平面視略三角形で上下方向に鉛直な高さを有する内側が中空の外周壁部11と、該外周壁部11の下方外側に設けられたフランジ部14とを有している。この外周壁部11およびフランジ部14の内側にはレンズ20が挿通される開口13が設けられている。
外周壁部11の内面には、内側へ凸状で上下方向にまっすぐな上下動リブ12が複数設けられている。この上下動リブ12がレンズ20の外周に当接し、レンズ20がスムーズに上下動できるようにしている。
フランジ部14は、外周が外周壁部11より外側へ突出しているとともに、内周が外周壁部11よりも外側に広がっている。これにより、内側面に段差部17(図5参照)が形成されている。また、フランジ部14の下面には、下方へ突出する係合突起15が正面側と背面側の2箇所に設けられている。この係合突起15には、それぞれ係合孔16が設けられている。
レンズ20は、平面視略三角形で高さのある形状であり、底面が開放された内部中空の形状で透明若しくは半透明の素材により形成されている。このレンズ20の上面は、光による演出が明瞭に見えるように円滑な形状に形成されている。レンズ20の側面下部には、装着孔21が左右対称に設けられている。
拡散レンズプレート25は、レンズ20の内部空間22(図5参照)の内壁に当接する大きさの略三角形のプレートであり、透明若しくは半透明の素材によって形成されている。この拡散レンズプレート25の正面には、演出文字26が凹凸により形成されている。
レンズ保持部30は、平面視略三角形で内部が中空のガイド部31と、ガイド部31の内側に設けられた3つの接続アーム35と、該接続アーム35の底面視中央(中心)に設けられて下方へ突出する円筒形の支持足部37とを有している。支持足部37の下端には、凹部38(図5参照)が設けられており、この凹部38内の底面視中央(中心)に鉄芯側突出部39が設けられている。また、ガイド部31の内側には、接続アーム35以外の部分が3箇所の空洞となっており、これらの空洞により3つの光通過孔34が形成されている。
ガイド部31の外周下部には、フランジ部32が突出形成されている。このフランジ部32は、表面パネル10の段差部17の内径より少し大きく形成されている。これにより、操作ボタン部U2が突出時にパネル部U1の上方へ抜け出ないように抜け止め係止されている。また、ガイド部31には、装着突起33が左右対称に設けられている。この装着突起33は、レンズ20の装着孔21に嵌まり込んで装着される。
中間体40は、レンズ保持部30のフランジ部32よりも小さい大きさで上下方向に所定の高さを有する外周部41と、該外周部41の上面に設けられた3つの接続アーム45と、該接続アーム45の中央に下方へ突出して設けられた円筒部47とを備えている。外周部41の底辺には、係止凸部42が設けられている。この中間体40は、3つの接続アーム45の上面が、レンズ保持部30の3つの接続アーム35の下面に安定して当接する。これにより、レンズ保持部30と中間体40とが当接している状態のとき、一体的に安定して押下/突出方向へ移動できるようにしている。
外周部41の正面と背面の下端には、下方へ突出した後に外側へ突出する抜け止め突起43がそれぞれ設けられている。外周部41の内側には、接続アーム45以外の部分に3箇所の光通過孔44が設けられている。背面側の接続アーム45の下面には、板状のセンサ遮光部46が下方へ突出して設けられている。
円筒部47の内部は中空であり、挿通孔48(図5参照)が設けられている。この挿通孔48は、レンズ保持部30の支持足部37がスムーズに挿通できる大きさに形成されている。円筒部47の外側には、該円筒部47よりも上下に長く円筒部47よりも少し半径大の復帰バネB1が配置される。
ケース50は、レンズ保持部30よりも外形が大きく所定の高さを有する形状であり、内側上部にレンズ保持部30を上下動可能に収納するレンズ収納凹部51を備え、該レンズ保持部30の下方で中間体40を上下動可能に収納する中間体収納凹部52を備えており、その下方に台座部55が設けられている。
台座部55は、手前側と左右両奥側に計3つの光通過孔56が設けられており、奥側中央にセンサ用孔57が設けられている。台座部55の上面は、押下方向に移動する中間体40の係止凸部42が当接して該中間体40が係止される係止面55bとして機能する。また、台座部55の中央には、上下方向の挿入凹部58が設けられている。この挿入凹部58は、中間体40の円筒部47とその外周の復帰バネB1とがスムーズに挿入される大きさに形成されている。挿入凹部58の下部は、半径小となる鉄芯通過孔60が設けられている。
台座部55の裏面には、裏面カバー90等をネジNにより取り付ける円柱形の装着アーム61が設けられている。この装着アーム61は、円筒形で上下方向に長く下端にネジN用のネジ孔62が設けられている。
ケース50の外周には、上部にフランジ部53が設けられ、該フランジ部53の下方位置の正面及び背面には、装着突起54が前後対称に設けられている。
基板70は、プリント基板部71の上面に3つのLED74と1つのセンサ72が設けられ、下面にソレノイドコネクタ76と遊技機コネクタ77とが設けられている。
3つのLED74のON/OFFは、制御部9によって独立して制御され、同時発光や順次発光など適宜の発光演出がなされる。この3つのLED74の光は、対向しているケース50の光通過孔56とレンズ保持部30の光通過孔34をまっすぐ通過して拡散レンズプレート25およびレンズ20を透過する。これにより、拡散レンズプレート25やレンズ20が発光しているように演出することができる。
センサ72は、中央に溝73が設けられてこの溝73を挟んで投光部と受光部が対向配置されている。そして、投光部の光を受光部で受光できるか否かによって、溝73内に中間体40のセンサ遮光部46が進入しているか否かを検知する。また、プリント基板部71の中央には可動鉄芯86の挿通を許容する挿通孔75が設けられている。
ソレノイド部80は、上面の装着体81にソレノイド85がネジ止めされて構成されている。装着体81は、左右へ突出する装着アーム82が設けられており、この2つの装着アーム82のそれぞれにネジ孔83が設けられている。また、ソレノイド85には、基板70のソレノイドコネクタ76に接続する接続コネクタ84が設けられている。
ソレノイド85の中心には、上下方向へ長い棒状の可動鉄芯86が設けられている。この可動鉄芯86の下端は、所定の大きさの円盤形状に形成されたバネ当接板87が設けられている。
バネ当接板87に当接されるソレノイド復帰バネB2は、下端部分の半径大の大径部B22と、残りの部位で半径小の小径部B21とを有している。
裏面カバー90は、上面が開放されて内部にソレノイド部80を収納するカバーであり、上面に装着アーム82を収納するアーム装着部91が設けられている。このアーム装着部91には、ネジ孔92が設けられている。また、中央部には、ソレノイド85やソレノイド復帰バネB2や可動鉄芯86などを収納するソレノイド収納孔93が設けられている。
ソレノイド収納孔93の底面には、図6(A)および図6(B)の一部断面斜視図に示すように、ソレノイド復帰バネB2の大径部B22を固定する固定部95が設けられている。この固定部95は、平面視略U字型でソレノイド復帰バネB2の大径部B22を囲う大きさに形成されており、内面側に複数の固定突起96を備えている。この固定突起96は、先端がソレノイド復帰バネB2の大径部B22よりも内側に位置するため、ソレノイド復帰バネB2の大径部B22が裏面カバー90の底面で固定されて抜け止めされる。
また、ソレノイド収納孔93の底面で固定部95のU字型の開放側には、位置規制突起97が突設されている。この位置規制突起97と固定部95により、ソレノイド復帰バネB2の大径部B22が水平方向にずれないようにしている。
次に、これらの各構成要素の装着について説明する。
まず、裏面カバー90の底部にソレノイド復帰バネB2が固定され、ソレノイド収納孔93にソレノイド85が収納されて、アーム装着部91にソレノイド部80の装着アーム82が収納される。
そして、ケース50とソレノイド部80とで基板70を挟み込むようにして、ネジ孔92、ネジ孔83、およびネジ孔62の順にネジNが螺入されてネジ止めされる。これにより、ケース50、基板70、ソレノイド部80、および裏面カバー90が固定されて本体部U4が構成される。このとき、基板70のセンサ72は、ケース50のセンサ用孔57に挿通され、基板70の3つのLED74は、ケース50の3つの光通過孔56に対向配置される。
一方、レンズ20の内部空間22に拡散レンズプレート25が収納されて、レンズ20の装着孔21にレンズ保持部30の装着突起33が装着されて操作ボタン部U2が構成される。
そして、図3に示すように、本体部U4の挿入凹部58に復帰バネB1が挿入され、該復帰バネB1内に円筒部47が挿入されるようにして中間可動部U3が中間体収納凹部52に収容される。
さらに、中間可動部U3の挿通孔48に支持足部37を挿入するようにして操作ボタン部U2がレンズ収納凹部51に収容され、パネル部U1が被せられて係合孔16に装着突起54が係合して固定される。
このようにして、図7に示すように、一体化した操作スイッチ装置5が完成する。パネル部U1と本体部U4は固定されて移動せず、操作ボタン部U2が上下動する状態となる。
次に、このようにして完成した操作スイッチ装置5の構成と機能について説明する。
図8は、操作スイッチ装置5の縦断右側面図を示し、図9は、動作を示す説明図である。
図8に示すように、裏面カバー90の底部に設けられたソレノイド復帰バネB2は、可動鉄芯86のバネ当接板87を下方から上方へ付勢し、図示する高さを保つようにしている。すなわち、ソレノイド85がバネ当接板87を上方へ引き付け可能な距離よりバネ当接板87が下方に位置して停止しないようにしており、かつ、バネ当接板87が上方へ移動できる空間Eを確保している。
この可動鉄芯86の上端には、操作ボタン部U2の鉄芯側突出部39が当接している。これにより、操作ボタン部U2が押下方向である図示下方へ押下されると、可動鉄芯86が下方へ下がることができる。この下方へ下がる距離は、中間体40の外周部41の係止凸部42が本体部U4の台座部55の係止面55bに当接するまでの距離であり、可動鉄芯86のバネ当接板87が固定部95に当接するまでの距離は、この係止凸部42が係止面55bに当接するまでの距離以上に確保している。
可動鉄芯86がソレノイド85によって突出方向である図示上方へ上がると、操作ボタン部U2も上方へ上がる。この上方へ上がる距離は、操作ボタン部U2のフランジ部32がパネル部U1の段差部17に当接するまでの距離となる。
また、本体部U4の挿入凹部58に挿入された復帰バネB1により中間可動部U3が上方へ付勢された状態で待機位置に配置されている。この中間可動部U3は、本体部U4の台座部55に設けられた上動規制部55aに抜け止め突起43が下方から当接し、これより上方へ移動して本体部U4から中間可動部U3である中間体40が抜けないように係止される。操作ボタン部U2が下方へ押下されると、これに伴って中間可動部U3が下方へ移動する。このとき、センサ遮光部46が下方へ下がってセンサ72の遮光を行うため、センサ72によって押下が検知される。
押下解除されると、復帰バネB1の付勢力によって復帰し、上動規制部55aに抜け止め突起43が当接した状態で停止する。なお、可動鉄芯86がソレノイド85によって上方へ上がった場合、中間可動部U3はその場で停止して移動せず、操作ボタン部U2が上方へ移動する。
このようにして、図9(A)に示す通常状態から、遊技者によって操作ボタン部U2が矢印Y1に示す押下方向へ直接手で押下されると、図9(B)に示すように、操作ボタン部U2、中間可動部U3、および可動鉄芯86が図の矢印に示すように下方へ同時に移動する。この押下時の移動距離は、例えば2.5mm程度とすることができる。
また、図9(C)に示す通常状態から、制御部9がソレノイド85をONさせて、可動鉄芯86が矢印Y2に示す突出方向へ移動すると、図9(D)に示すように、可動鉄芯86および操作ボタン部U2が図の矢印Y2に示すように突出方向である図示上方へ同時に移動する。この突出時の移動距離は、例えば2mm程度とすることができる。これにより、レンズ20が表面パネル10から大きく突出した状態となる。このとき、中間体40は、待機状態と同じ高さ位置で保持されたままであり、移動しない。
この上方へ移動された状態で操作ボタン部U2が押されると、ソレノイド85により可動鉄芯86が上方へ持ち上げられる力がかかっているため、通常よりも強く押さないと下方へ押下できないこととなる。従って、押下の感触が変わり、通常状態ではないことを遊技者が感じることができる。
さらに、突出位置から押下位置までの移動距離は、例えば4.5mm程度と通常より長くなるため(この例では倍以上長くなる)、通常よりも深く押下する感触となり、遊技者に演出を実感させることができる。
また、ソレノイド85をOFFすると、可動鉄芯86が自重によってソレノイド復帰バネB2に支持される待機状態まで移動し、フリー状態となった操作ボタン部U2は、待機状態まで移動して中間体40に支持されて停止する。
次に、上述した動作をスムーズに実現するための細部の構成について説明する。
図10は、一部拡大した断面図による説明図である。なお、図10(A)〜(C)は、解りやすくするために傾斜を実際よりも強くして図示している。
図10(A)は、操作ボタン部U2のレンズ保持部30の鉄芯側突出部39付近を拡大表示している縦断面図である。
この鉄芯側突出部39は、略円筒形に形成されており、下端外面の直径L1より上端外面の直径L2が大きくなるように外面39oにテーパをつけて形成されている。また、鉄芯側突出部39の外側にある凹部38を形成する支持足部37の内面37iは、上端内面の直径L3より下端内面の直径L4が大きくなるようにテーパをつけて形成されている。また、支持足部37の外面37oは、下端外面の直径L5より上端外面の直径L6が大きくなるようにテーパをつけて形成されている。
図10(B)は、中間可動部U3の円筒部47付近を拡大表示している縦断面図である。
図示するように、円筒部47の内面47iは、上端内面の直径L11より下端内面の直径L12が小さくなるようにテーパをつけて形成されている。また、上端内面の直径L11は、操作ボタン部U2の支持足部37の上端外面の直径L6と同一かわずかに大きく形成され、円筒部47の内面47iのテーパと支持足部37の外面37oのテーパが同一角度となるように形成されている。これにより、円筒部47の内側に収納される支持足部37は、ソレノイド85による可動鉄芯86の上方への移動による押圧力で、スムーズに円筒部47の上方へ抜け出ることができる。
図10(C)は、本体部U4の台座部55の挿入凹部58および鉄芯通過孔60付近を拡大表示している縦断面図である。
鉄芯通過孔60の周囲には上方へ起立する円筒部59が設けられている。この円筒部59の外面59oは、下端外面の直径L21より上端外面の直径L22の方が小さくなるようにテーパをつけて形成されている。この上端外面の直径L22は、操作ボタン部U2の支持足部37の上端内面の直径L3と同一かわずかに小さく形成され、下端外面の直径L21は、支持足部37の下端内面の直径L4よりわずかに小さく形成されて、円筒部59の外面59oのテーパと支持足部37の内面37iのテーパが同一角度になるように形成されている。
また、円筒部59の内面59iは、上端内面の直径L23より下端内面の直径L24の方が小さくなるようにテーパをつけて形成されている。この上端内面の直径L23は、操作ボタン部U2の鉄芯側突出部39の上端外面の直径L2と同一かわずかに大きく形成され、下端内面の直径L24は、鉄芯側突出部39の下端外面の直径L1よりわずかに大きく形成されて、円筒部59の内面59iのテーパと鉄芯側突出部39の外面39oのテーパが同一角度になるように形成されている。
この構成により、円筒部59の内と外を被覆する鉄芯側突出部39と支持足部37を有する操作ボタン部U2は、ソレノイド85による可動鉄芯86の上方への移動による押圧力で、スムーズに円筒部59の上方へ抜け出ることができる。
図10(D)は、可動鉄芯86の先端付近を拡大表示している縦断面図である。
この可動鉄芯86は、まっすぐの円柱形状に形成され、外面の直径L31が、本体部U4の円筒部59の内面最小径となる直径L24よりもわずかに小さく形成されている。これにより、円筒部59の内側で可動鉄芯86がスムーズに上下動できるようになっている。
図10(E)は、上述した操作ボタン部U2の支持足部37および鉄芯側突出部39、中間可動部U3の円筒部47、本体部U4の円筒部59が最大限重なり、可動鉄芯86が当接している状態の部分拡大縦断面図である。
このように、操作ボタン部U2の支持足部37は、外面37oが中間可動部U3の円筒部47の内面47iに当接し、内面37iが本体部U4の円筒部59の外面59oに当接する。また、操作ボタン部U2の鉄芯側突出部39の外面39oは、本体部U4の円筒部59の内面59iに当接する。
なお、図示している全てが最大限重なっている状態は、操作ボタン部U2が遊技者によって最大限押し込まれた状態である。
図11は、操作スイッチ装置5が遊技機1の制御部9に従って実行する動作のタイミングチャートである。
操作スイッチ装置5の駆動動作としては、ソレノイド85のON/OFF動作がある。ソレノイド85がONのときは、操作ボタン部U2が上方へ突出して目立つとともに遊技者の押下に対する抗力が大きくなり、ソレノイド85がOFFのときは、操作ボタン部U2が通常状態となって遊技者の押下に対する抗力が小さくなる。また、ソレノイド85のON/OFFを短時間に何度も繰り返すという演出もできる。
まず、(A)に示すようにソレノイド85がOFFであるタイミングT1の場合、(B)に示すように操作ボタン部U2の高さは通常の高さであり、遊技者は小さい押圧力で操作ボタン部U2の押下および解除を行える。
操作ボタン部U2が押下されると、(C)に示すように可動鉄芯86が下がり、(D)に示すようにセンサ72がスイッチONを検知する。
次に、(A)に示すようにソレノイド85が所定時間の間ONとなっているタイミングT2のとき、(B)に示すように操作ボタン部U2の高さは上方位置に突出した状態となっている。このとき、(C)に示すように可動鉄芯86も上方位置に突出しており、ソレノイド85による上方への押圧力がかかっている状態である。この状態から遊技者が操作ボタン部U2の押下をすると、ソレノイド85によって通常よりも強い力で押下しなければ押下できず、遊技者に対して期待感を抱かせる演出となる。また、押下のストロークも長くなるため、これによっても遊技者に対して期待感を抱かせる演出となる。このように強い力で長いストロークの押下がなされると、(D)に示すようにセンサ72がスイッチONを検知する。このように、ソレノイド85を所定時間ONすることで、操作ボタン部U2の操作荷重を変更することができる。
次に、(A)に示すようにソレノイド85を短時間で交互にON/OFFを繰り返すタイミングT3のとき、(B)に示すように操作ボタン部U2の高さが通常位置と上方位置との間で繰り返し上下動する。このため、遊技者に対して高い期待感を抱かせる演出となる。そして、遊技者によって操作ボタン部U2が押下されると、(C)に示すように可動鉄芯86の位置が下方へ下がり、(D)に示すようにセンサ72がスイッチONを検知する。
このように、タイミングT1〜T3によって、遊技者から見た操作ボタン部U2の状態が通常状態位置(操作ボタン部U2および鉄芯86の位置が図11の0)、高位置(操作ボタン部U2および鉄芯86の位置が図11の+2)、上下移動(操作ボタン部U2および鉄芯86の位置が図11の+2と−2.5を往復)と異なるため、遊技者に期待感を抱かせる演出を行える。また、押下される際にも、タイミングT1〜T3によって押下する感触が異なってくるため、遊技者に期待感を抱かせる演出を行える。さらに、遊技者が操作ボタン部U2の押下を解除すれば、復帰バネB1によって操作ボタン部U2が通常の高さに復帰するとともに、ソレノイド復帰バネB2の付勢力によって可動鉄芯86のバネ当接板87がソレノイド85で吸着可能な位置に復帰する。このため、ソレノイド85がONとなってもバネ当接板87が遠すぎて吸着できずに可動鉄芯86が動かないということを防止でき、常時良好な動作を行うことができる。
このようにソレノイド85へのON/OFFを交互に行うことで、操作ボタン部U2が本体部U4から突出・没入を交互に繰り返すのであるが、ON/OFF頻度を変更(電圧をパルス印加するパルスを変更)することで、操作ボタン部U2のアクションを変え、演出の期待度を変更するなどの効果が得られる。特にパルス波長を短くすることで、操作ボタン部U2を早く上下動させることができ、遊技者の期待感を高める演出を行える。また、このようなパルス印加の際に遊技者が操作ボタン部U2に触れると、遊技者に振動感を与えることができる。これにより、期待感を高める演出ができる。
なお、タイミングチャートには示していないが、ソレノイド85へのパルス印加に伴ってLED74の照光状態と遊技機1の筐体側の音とを同期させることで、操作ボタン部U2の動作状態をアピールさせることができる。また、遊技者によって、操作ボタン部U2が押下されることで、パルス印加のパルス幅を変更したり、パルス印加を停止したりすることもできる。
以上の構成および動作により、操作ボタン部U2の突出および復帰動作を自在に実行でき、かつ、操作ボタン部U2の操作荷重を遊技者が感じられるほどに変化させることができる。
特に、操作ボタン部U2の突出と、該突出状態でのソレノイド85の吸着力に起因する押下操作時に必要な操作荷重の増大とを両方同時に実行できるため、この突出と操作荷重増大という演出を遊技者に明瞭に認識させることができる。
また、中間体40と復帰バネB1と抜け止め突起43および上動規制部55aとを備えたことにより、待機状態での操作ボタン部U2の姿勢を安定させることができ、遊技者にわかりやすい明瞭な突出動作および突出解除動作を実行することができる。
また、ソレノイド85が可動鉄芯86を突出させることによって操作ボタン部U2を直接突出させることができる。また、外面39oおよび内面59iを、可動鉄芯86側から操作ボタン部U2側へ向かって末広がりとなるテーパ形状に形成したことにより、操作ボタン部U2の突出動作をスムーズに実行することができる。
また、上下動リブ12と円筒部59とを備えたことにより、操作ボタン部U2が移動時に傾動することを防止でき、安定した押下/突出動作を実現できる。
また、操作スイッチ装置5,5Aによる効果の高い演出を実行する遊技機1を提供でき、遊技者の満足度を向上させることができる。
また、操作ボタン部U2の鉄芯側突出部39とソレノイド85の可動鉄芯86は、操作ボタン部U2の平面視中央で押下/突出方向へ一直線に連なっており、かつ、この一直線に連なる中心線の同心円状に円筒部59、支持足部37、および支持足部37が存在しているため、押下操作による押下/復帰とソレノイド85による突出/解除がバランスよく安定して実行される。
制御部9から駆動信号ケーブルK2を介して様々な駆動制御信号を送信することで、ソレノイド85のON/OFFのタイミングと回数によって様々な動作を実行でき、操作ボタン部U2を様々に動作させて演出することができる。操作ボタン部U2を突出状態と通常状態とに連続的に移動させることで、振動を視覚的に演出し、遊技者が明瞭に視認できる演出を行うことができ、遊技者にインパクトのある演出効果を与えることができる。また、ソレノイド85のON/OFFのタイミングを可変させ、さらにLED74の発光色を変更したり、LED74の発光タイミングを可変させたりすれば、それらを組み合わせて多くの様々な演出パターンを構成することができる。
図12は、実施例2の操作スイッチ装置5Aについて縦断面図を用いて説明する説明図である。
この実施例2の操作スイッチ装置5Aは、実施例1で説明した中間可動部U3(中間体40)および復帰バネB1を省略したものである。センサ72に検知させるセンサ遮光部46は、操作ボタン部U2のレンズ保持部30の下面に設けられている。
その他の構成は、実施例1と同一であるため、同一要素に同一符号を付してその詳細な説明を省略する。
以上の構成により、実施例1と同様、操作ボタン部U2の突出、および、ソレノイド85のONによる押下操作に対する抗力増加を同時に実行することができ、遊技者を楽しませることができる。
また、実施例1の中間体40および復帰バネB1を削減したことにより、コストダウンを図ることができる。
なお、実施例1から中間体40のみを削減し、復帰バネB1は残す構成とすることもできる。この場合は、中間体40の排除によるコストダウンをした上で、復帰バネB1による十分な付勢力を得ることが可能となる。
この発明の構成と、上述の実施形態との対応において、
この発明の遊技部は、実施形態の遊技面2に対応し、
以下同様に、
遊技媒体投入部は、上皿4に対応し、
遊技媒体払い出し部は、下皿6に対応し、
外周ガイド部は、上下動リブ12に対応し、
鉄芯側突出筒部は、支持足部37に対応し、
突出筒部挿通孔は、挿入孔48に対応し、
当接面は、外面37oと内面47iに対応し、
突出方向抜け止め手段は、抜け止め突起43および上動規制部55aに対応し、
鉄芯側ガイド部は、円筒部59に対応し、
押下検知部は、センサ72に対応し、
中間体付勢手段は、復帰バネB1に対応し、
付勢手段は、ソレノイド復帰バネB2に対応し、
ケーシングは、パネル部U1および本体部U4に対応し、
操作ボタンは、操作ボタン部U2に対応するが、
この発明は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、多くの実施の形態を得ることができる。
この発明は、遊技媒体を用いる遊技機に用いることができ、特に遊技に関連して押下操作を求める遊技機に適宜用いることができる。
1…遊技機、2…遊技面、4…上皿、5,5A…操作スイッチ装置、6…下皿、9…制御部、12…上下動リブ、37…支持足部、37o…外面、39…鉄芯側突出部、40…中間体、43…抜け止め突起、47i…内面、55a…上動規制部、59…円筒部、72…センサ、85…ソレノイド、86…可動鉄芯、B1…復帰バネ、B2…ソレノイド復帰バネ、U1…パネル部、U2…操作ボタン部、U4…本体部

Claims (3)

  1. ケーシングと、
    該ケーシングに対して押下方向および突出方向に移動する操作ボタンと、
    前記操作ボタンが前記移動の範囲の間位置である待機状態から前記押下方向へ押下操作されると該押下操作を検知する押下検知部と、
    前記操作ボタンを前記待機状態から前記突出方向へ押し出す可動鉄芯を備えるソレノイドと、
    前記操作ボタンが前記待機状態から前記押下方向へ押下されるに伴って移動する前記可動鉄芯の押下移動を許容し、かつ、押下移動した前記可動鉄芯を前記ソレノイドが駆動可能な前記待機状態時の位置へ付勢により復帰させる付勢手段と
    前記待機状態から前記押下方向へ移動する前記操作ボタンに押圧されて連動する中間体と、
    前記中間体を前記突出方向へ付勢する中間体付勢手段と、
    前記中間体が前記待機状態での待機位置より前記突出方向への移動量を規制する突出方向抜け止め手段とを備え、
    前記操作ボタンは、前記可動鉄芯に向かって突出する略筒状の鉄芯側突出筒部を備え、
    前記中間体は、前記操作ボタンの鉄芯側突出筒部を挿通許容する突出筒部挿通孔を備え、
    前記鉄芯側突出筒部と前記突出筒部挿通孔との互いの当接面を、前記可動鉄芯側から前記操作ボタン側へ向かって末広がりとなるテーパ形状に形成した
    操作スイッチ装置。
  2. 前記ケーシングは、
    前記操作ボタンの外周に当接して前記押下方向および突出方向への移動をガイドする外周ガイド部と、
    前記操作ボタンの前記鉄芯側突出筒部に当接して前記押下方向および突出方向への移動をガイドする鉄芯側ガイド部とを備えた
    請求項記載の操作スイッチ装置。
  3. 請求項1又は2に記載の操作スイッチ装置と、
    遊技媒体の投入を受け付ける遊技媒体投入部と、
    遊技を行う遊技部と、
    遊技結果に基づく遊技媒体の払い出しを行う遊技媒体払い出し部と、
    前記ソレノイドのON/OFFタイミングを制御して前記操作スイッチの動作制御を行う制御部とを備えた
    遊技機。
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