JP2013182663A - スイッチ装置 - Google Patents

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Yoshinori Takano
吉規 高野
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Tokai Rika Co Ltd
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Abstract

【課題】操作手段の操作時に節度のための不快の音や振動の発生を抑制することができるスイッチ装置を提供する。
【解決手段】節度部材8の節度溝8aにピース6が落ち込む状態では、節度部材8に一体に設けられたノブ9のスカート部20のカム部20aにプッシャー19を予め接触させた状態とした。これにより、節度溝8aにピース6が落ち込む際の不快の音や振動の発生を抑制することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、操作手段の操作時に所定位置で節度を付与するスイッチ装置に関する。
例えばロータリスイッチでは、節度溝にスプリングなどで荷重を付与した先端が弾丸形状のピースを落とし込むことでロータリスイッチのノブに対して所定位置で節度を付与するようにしている(特許文献1参照)。
特開2011−8960号公報
ところで、ピースが節度溝に落ち込んだ場合にピースが節度溝に強く当たり、不快な音が発生したり、不快な振動が発生したりすることがある。特に振動はノブを介して手に直接伝わることから、使用者が不快と感じやすい。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、操作手段の操作時に節度のための不快の音や振動の発生を抑制することができるスイッチ装置を提供することにある。
本発明は、節度溝が設けられ、使用者により操作される操作手段と、前記操作手段において前記節度溝の移動軌跡上に付勢状態で当接する付勢手段とを備え、前記付勢手段が前記節度溝に落ち込むことで前記操作手段に節度を付与するスイッチ装置において、前記付勢手段が前記節度溝に落ち込んだ状態では前記操作手段に予め接触しているように設けられた振動吸収手段を備えたものである。
本発明によれば、付勢手段が操作手段の節度溝に落ち込むと、付勢手段が節度溝に強く当たって音が発生したり、振動したりする。このとき、振動吸収部材が操作手段に接触していることから、操作手段で発生する振動は振動吸収部材により吸収される。これにより、操作手段から発生する音や振動を抑制することができる。
本発明の一実施形態におけるロータリスイッチを断面にして示す斜視図 異なる断面で示す図1相当図 ロータリスイッチの斜視図 ロータリスイッチの分解斜視図 ノブのカム部とプッシャーとの位置関係を示す図
以下、本発明をロータリスイッチに適用した一実施形態について図面を参照して説明する。
図3はロータリスイッチの斜視図、図4はその分解斜視図である。ロータリスイッチ1(スイッチ装置に相当)において、矩形箱状のベース2の中心には挿入孔3aを有した円筒形状の支持部3が図示上方に突出形成されている。支持部3の両側には穴部4aを有した一対のコイル収納部4が一体に形成されている。このコイル収納部4の穴部4aには圧縮コイル5が収納されており、その圧縮コイル5にピース6(付勢手段に相当)が挿入支持されている。
支持部3の外周においてコイル収納部4を除いた部位には当該支持部3を囲繞する案内部7が形成されている。この案内部7は、支持部3の外周面から外方を指向した複数のリブ7aの上端部を二股状に形成し、その二股部位において互いに対向する内面部位に内側に傾斜した傾斜面部7bを形成して構成されている。
支持部3には円筒形状の節度部材8(操作手段に相当)が装着されており、その節度部材8が案内部7上に回転可能に載置されている。つまり、リブ7aの二股部位により案内経路が形成されるもので、節度部材8の下端部がリブ7aの二股部位の両側の傾斜面部7bに当接することで節度部材8に対して位置決めと同時に回転時の抵抗力の抑制が図られている。尚、リブ7aの外周部は壁面部7cで連結されており、これにより案内部7の強度が高められている。
図1はロータリスイッチ1を断面にして示す斜視図である。節度部材8が案内部7上に載置された状態では、節度部材8の下端部にピース6の先端が圧縮コイルバネ5により下方から付勢状態で当接しており、節度部材8に対して図示上方への付勢力が付与されている。節度部材8の下端部において対角線上となる部位には図示上方に陥没した節度溝8aが形成されており、その節度溝8aにピース6が落ち込むことで節度部材8に対して節度が付与されるようになっている。
ベース2の支持部3にはノブ9(操作手段に相当)が装着されている。つまり、ノブ9の裏側中心には円筒形状のシャフト10が図示下方に突出形成されており、そのシャフト10が支持部3の挿入孔3aに挿入されている。シャフト10の先端部はベース2の裏面側に突出しており、その先端部に環状の抜止部11が係止されている。これにより、ノブ9は、抜き止めされた状態でベース2に装着されている。
図2は中心で断面にして示すロータリスイッチ1の分解斜視図である。ノブ9の下面側においてシャフト10の外周となる部位には突条部12がシャフト10と同心状に2重に形成されており、ノブ9がベース2に装着された状態では、それらの突条部12が節度部材8を図示上方からがたつきなく挟持している。節度部材8の図示上端部には径方向を指向する係合凸部8b(図4参照)が形成されており、その係合凸部8bがノブ9に形成された図示しない係合凹部に係合している。これにより、ノブ9と節度部材8とががたつき無く一体化されていると共に、その一体化状態では、ノブ9と節度部材8との間の回り止めが図られている。
ベース2の裏面側はプリント配線基板13がネジ14により固定されることにより収納空間部15が形成されている。この収納空間部15に位置するプリント配線基板13の上面には4個のラバードーム16,17が位置決め状態で搭載されている。中央に位置するラバードーム16(付勢手段に相当)にはノブ9のシャフト10の先端が当接している。つまり、シャフト10において抜止部11が装着された先端部はベース2の裏面とラバードーム16により挟持された状態となっており、ノブ9に対する押圧操作状態でラバードーム16が押圧方向に弾性変形する。このラバードーム16内には図示しないスイッチ接点が設けられており、押圧された状態でそのスイッチ接点がオンする。
ベース2には挿入孔18aを有した支持部18が図示上方に突出形成されており、その挿入孔18aにベース2の裏面からプッシャー19(接触部材に相当)が挿入されている。このプッシャー19の図示下端には押圧部19aが形成されており、その押圧部19aがラバードーム17(振動吸収部材に相当)に当接している。つまり、プッシャー19の押圧部19aはベース2の裏面とラバードーム17とにより挟持された状態となっており、プッシャー19が押圧された状態でラバードーム17が押圧方向に弾性変形する。
ノブ9の裏側にはシャフト10と同心状のスカート部20が形成されており、そのスカート部20がプッシャー19に対向している。この場合、スカート部20は、図5に示すように部分的に図示下方に突出したカム部20aを有した形状をなしている。このカム部20aは、節度部材8の節度溝8aにピース6が落ち込む状態でプッシャー19が予め当接している位置関係となるように形成されている。プッシャー19がスカート部20のカム部20aに当接した状態ではプッシャー19がラバードーム17を押圧した状態となっており、これにより、プッシャー19がカム部20aに弾性的に当接した状態となっている。
尚、ノブ9を回転操作することで図示しないロータリエンコーダにより例えばディスプレイに表示されているアイコンを選択可能となるもので、アイコンを選択した状態でノブ9を押圧操作することでアイコンに対応する機能を実行可能となる。この場合、ノブ9が180°毎の基準位置に位置する毎にピース6が節度部材8の節度溝8aに落ち込むことから、使用者は、ノブ9が基準位置に位置したことを節度により認識することができる。
以上のような構成により、ノブ9が基準位置から外れた状態では、プッシャー19がカム部20aと接触していない状態であるのに対して、ノブ9が基準位置に位置した状態では、プッシャー19がカム部20aに予め弾性的に接触した状態となっている。
さて、ノブ9を回転操作すると、ノブ9が基準位置となる毎にピース6が節度部材8の節度溝8aに落ち込むので、その際に、ピース6が節度部材8の節度溝8aに強く当たり、不快な音が発生したり、節度部材8を介してノブ9が不快に振動したりする。
しかしながら、本実施形態では、ノブ9が基準位置となる状態では、プッシャー19がスカート部20のカム部20aに予め弾性的に接触しているので、ピース6が節度部材8の節度溝8aに落ち込んで強く当たる際のエネルギーをプッシャー19を介してラバードーム17で効果的に吸収することができる。これにより、不快な音の発生を抑制したり、節度部材8からノブ9に伝達される不快な振動を抑制したりすることができる。つまり、プッシャー19及びラバードーム17が振動吸収手段として機能することでダンパー効果を発揮させることができるのである。
このような実施形態によれば、次のような効果を奏することができる。
節度部材8の節度溝8aにピース6が落ち込んだ状態では、節度部材8に一体に設けられたノブ9のスカート部20のカム部20aにプッシャー19が予め接触しているので、節度溝8aにピース6が落ち込む際の不快の音や振動の発生を抑制することができる。
プッシャー19とラバードーム17の協調動作により音や振動の発生を抑制するようにしたので、例えばゴムのような振動吸収部材のみをノブ9に接触させる構成に比較して、ノブ9を回転する際の抵抗力が増大することはない。
プッシャー19に対向するスカート部20にカム部20aを形成し、節度部材8の節度溝8aにピース6が落ち込む状態でカム部20aにプッシャー19を予め接触させるようにしたので、プッシャー19をノブ9に常に接触させる構成に比較して、ノブ9の回転操作を円滑に行うことができる。
ノブ9と節度部材8とを別部品としたので、プッシャー19が付勢状態で接触するノブ9を摩擦抵抗の小さな材質で形成することができる。
プッシャー19やラバードーム16,17はロータリスイッチ1の接点機能として部品として予め設定している場合があり、このような場合は、上記構造を採用するにしても、大幅なコストアップが生じることはない。
(その他の実施形態)
本発明は、上記実施形態に限定されることなく、次のように変形又は拡張できる。
ノブ9にプッシャー19が常に弾性的に接触するようにしてもよい。
節度部材8の節度溝8aにピース6が落ち込んだ状態で当該節度部材8にプッシャー19を付勢状態で接触させるようにしてもよい。
ノブ9に節度溝8aを形成し、その節度溝8aにピース6が落ち込むことでノブ9に節度を付与するようにしてもよい。つまり、節度部材8を省略してもよい。
ラバードーム16,17に代えて、バネ部材により付勢力を付与するようにしてもよい。
本発明はロータリスイッチに限定されることなく、スライドスイッチに適用するようにしてもよい。
図面中、1はロータリスイッチ(スイッチ装置)、6はピース(付勢手段)、8は節度部材(操作手段)、8aは節度溝、9はノブ(操作手段)、16はラバードーム(付勢手段)、17はラバードーム(振動吸収手段、振動吸収部材)、19はプッシャー(振動吸収手段、接触部材)、20aはカム部である。

Claims (3)

  1. 節度溝が設けられ、使用者により操作される操作手段と、前記操作手段において前記節度溝の移動軌跡上に付勢状態で当接する付勢手段とを備え、前記付勢手段が前記節度溝に落ち込むことで前記操作手段に節度を付与するスイッチ装置において、
    前記付勢手段が前記節度溝に落ち込んだ状態では前記操作手段に予め接触しているように設けられた振動吸収手段を備えたことを特徴とするスイッチ装置。
  2. 前記振動吸収手段は、前記操作手段に接触する接触部材と、前記接触部材の振動を吸収する振動吸収部材とから構成されていることを特徴とする請求項1記載のスイッチ装置。
  3. 前記操作手段は、前記接触部材と対向する所定部位が当該接触部材側に突出したカム部を有した形状をなし、
    前記付勢手段が前記節度溝に落ち込んだ状態で前記カム部が前記接触部材に予め接触していることを特徴とする請求項2記載のスイッチ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018132819A (ja) * 2017-02-13 2018-08-23 株式会社東海理化電機製作所 操作装置
EP3370242A4 (en) * 2015-10-30 2019-10-16 LS Automotive Technologies Co., Ltd. MULTIFUNCTION SWITCH UNIT FOR VEHICLE

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