JP2017188209A - 回転式電子部品 - Google Patents

回転式電子部品 Download PDF

Info

Publication number
JP2017188209A
JP2017188209A JP2016074214A JP2016074214A JP2017188209A JP 2017188209 A JP2017188209 A JP 2017188209A JP 2016074214 A JP2016074214 A JP 2016074214A JP 2016074214 A JP2016074214 A JP 2016074214A JP 2017188209 A JP2017188209 A JP 2017188209A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
case
electronic component
drip
rotary
base
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016074214A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6662687B2 (ja
Inventor
雲 趙
Kumo Cho
雲 趙
昇 藤間
Noboru Fujima
昇 藤間
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Teikoku Tsushin Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Teikoku Tsushin Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Teikoku Tsushin Kogyo Co Ltd filed Critical Teikoku Tsushin Kogyo Co Ltd
Priority to JP2016074214A priority Critical patent/JP6662687B2/ja
Publication of JP2017188209A publication Critical patent/JP2017188209A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6662687B2 publication Critical patent/JP6662687B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Switches With Compound Operations (AREA)
  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)
  • Rotary Switch, Piano Key Switch, And Lever Switch (AREA)

Abstract

【課題】回転つまみの回転がスムーズに行え、同時に電気的機能部への液体の浸入を効果的に防止できる回転式電子部品を提供すること。【解決手段】基台40と、基台40上に設置されることで基台40との間に電気的機能部収納空間A1を形成しさらに上面につまみ挿通孔109を設けたケース100と、ケース100上に設置されつまみ挿通孔109を介して電気的機能部収納空間A1内に配置した電気的機能部(摺動子70等)を回転操作する回転つまみ200とを有する。ケース100(ケース本体101)の外周側面を囲むように弾性を有する防滴部材140の当接部143を当接させる。防滴部材140は、当接部143と、当接部143の外周から半径方向外方に張り出して当接部143の外周側を覆う接続部145と、接続部145の周囲に形成される肉厚部147とを具備する。肉厚部147は、外装ケース230と取付板10の間に挟持される。【選択図】図2

Description

本発明は、防滴機能を有する回転式電子部品に関するものである。
車載用ナビゲーションシステム、コンピュータ、各種携帯機器、各種OA機器、ゲーム機等を操作するデバイスとして、多機能型電子部品がある。この種の多機能型電子部品は、回転式電子部品の回転つまみの中央に、押圧式電子部品の押釦つまみを設置し、さらに回転つまみの上面を押圧して揺動することで操作する揺動式電子部品を具備して構成されている。この多機能型電子部品によれば、回転式電子部品の機能と押圧式電子部品の機能と揺動式電子部品の機能とを兼ね備えた多機能型電子部品をコンパクトに構成できる。なお、回転つまみは、一般に、外装ケースに設けた開口内に露出するように設置される。
そして、上記構成の多機能型電子部品においては、回転つまみと、外装ケースの開口との間の隙間等から浸入した水が、回転式電子部品の電気的機能部(摺動子や摺接パターン)や、その他の部分に浸入することを防止することが求められる。
前記電気的機能部への防滴を図る機構として、例えば特許文献1では、回転つまみ(80)と表示部材(30)との間に、第1弾性防水部材(300)を挟持する機構が開示されている。しかし、この機構の場合、静止側部材である表示部材(30)と回転側部材である回転つまみ(80)との間に第1弾性防水部材(300)を挟持しているので、回転つまみ(80)の回転に、大きな摩擦力が生じてしまい、その回転操作に強い力(回転トルク)が必要になってしまう。
特開2014−60030号公報
本発明は上述の点に鑑みてなされたものでありその目的は、回転つまみの回転をスムーズに行わせることができると同時に、電気的機能部への液体の浸入を効果的に防止することができる回転式電子部品を提供することにある。
本発明にかかる回転式電子部品は、基台と、下面が解放され、前記基台上に設置されることで、基台との間に電気的機能部収納空間を形成し、さらに上面につまみ挿通孔を設けたケースと、前記ケース上に設置され、前記つまみ挿通孔を介して前記電気的機能部収納空間内に配置した電気的機能部を回転操作する回転つまみと、を有し、前記ケースの外周側面を囲むように弾性を有する防滴部材を当接させたことを特徴としている。
これによって、ケースの外周側面を伝ってその下側から電気的機能部収納空間内へ液体が浸入することを防止することができる。また防滴部材の当接は、固定側(静止側)の部材であるケースに対して行われるので、回転つまみの回転が阻害されることはなく、これをスムーズに回転させることができる。
また本発明は、前記防滴部材が、前記ケースの外周側面に当接する当接部と、前記当接部の外周から半径方向外方に張り出して前記当接部の外周側を覆う接続部と、前記接続部の周囲に形成される肉厚部とを具備して構成されていることを特徴としている。
当接部の外周側に接続部と肉厚部を設けることで、その上方側から浸入してくる液体がケースの外周から離れる外方向に導かれ、これによって、電気的機能部収納空間内への浸入をより効果的に防止することができる。
また本発明は、前記回転つまみの上面を露出する開口を有してその周囲を覆う外装ケースと、前記基台を載置する取付部材と、をさらに有し、前記防滴部材の肉厚部は、前記外装ケースと前記取付部材の間に挟持されることを特徴としている。
これによって、回転つまみと外装ケースの開口との間の隙間から浸入した液体が、防滴部材の肉厚部(さらに言えば接続部の外周全体)の上部を越えて取付部材側に浸入することを効果的に防止できる。
また本発明は、前記回転つまみがその外周から下方向に向かう側壁部を有し、前記防滴部材の当接部は、前記回転つまみの側壁部の内周側に位置していることを特徴としている。
防滴部材の当接部が回転つまみの側壁部の内側に位置するので、回転つまみの外周側から浸入してくる液体が当接部に付着しにくくなり、この点からも、電気的機能部収納空間内への液体の浸入を効果的に防止することができる。また、回転式電子部品の高さ寸法を薄く構成することができる。
また本発明は、前記ケースが、前記基台上に設置されるケース本体と、前記ケース本体の外側に配置されると共に前記取付部材に固定される固定部と、前記ケース本体と前記固定部間を接続して前記ケース本体を揺動自在に支持するヒンジ部と、を具備して構成され、前記防滴部材の接続部は、前記ヒンジ部の上部を覆うことを特徴としている。
防滴部材の接続部がヒンジ部の上部を覆うことで、ケース本体の外周からヒンジ部(さらには固定部)に至る面全体を覆って塞ぐことができ、これによって、その下方に向けて液体が浸入していくことを防止することができる。
また本発明は、前記取付部材と前記基台との間に、前記ケース本体と共に揺動する基台によって操作される第2電気的機能部を設置したことを特徴としている。
本発明によれば、この第2電気的機能部への液体の浸入も確実に防止することができる。
本発明によれば、回転つまみの回転をスムーズに行わせることができると同時に、電気的機能部への液体の浸入を効果的に防止することができる。
回転式電子部品1−1の斜視図である。 回転式電子部品1−1の概略側断面図(図1のA−A断面図)である。 回転式電子部品1−1の分解斜視図(その上側の部品)である。 回転式電子部品1−1の分解斜視図(その下側の部品)である。 基台40とケース100と防滴部材140と押釦つまみ180と回転つまみ200を下側から見た分解斜視図である。 回転式電子部品1−1から、外装ケース230と回転つまみ200と押釦つまみ180と第2防滴部材170とスペーサ部材160とを取り除いて示す斜視図である。 図3に示す防滴部材140のB−B断面拡大図である。 防滴部材140の取付板10と外装ケース230による他の挟持構造を示す要部拡大断面図である。 防滴部材140の取付板10と外装ケース230による他の挟持構造を示す要部拡大断面図である。 防滴部材140の取付板10と外装ケース230による他の挟持構造を示す要部拡大断面図である。 防滴部材140の取付板10と外装ケース230による他の挟持構造を示す要部拡大断面図である。 防滴部材140の取付板10と外装ケース230による他の挟持構造を示す要部拡大断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明の一実施形態にかかる回転式電子部品(多機能型電子部品)1−1の斜視図、図2は回転式電子部品1−1の概略側断面図(図1のA−A断面図)、図3は回転式電子部品1−1の分解斜視図(その上側の部品)、図4は回転式電子部品1−1の分解斜視図(その下側の部品)、図5は回転式電子部品1−1の部品である基台40とケース100と防滴部材140と押釦つまみ180と回転つまみ200とを下側から見た分解斜視図である。なお以下の説明において、「上」とは基台40から回転つまみ200側を見る方向をいい、「下」とはその反対方向をいうものとする。
これらの図に示すように回転式電子部品1−1は、取付部材(以下「取付板」という)10上に、第2回路基板20と、基台40と、第1回路基板30と、摺動子70と、クリック板80と、ケース100と、防滴部材140と、スペーサ部材160と、第2防滴部材170と、押釦つまみ180と、回転つまみ200と、外装ケース230とを設置して構成されている。
取付板10は、金属製の硬質板(例えば鉄板)製であり、所定の4か所(下記するケース100の各取付部117に対向する位置)にそれぞれ小孔からなる取付部11を設け、また所定の4か所(下記するケース100の各取付用突部113に対向する位置)に略矩形状の開口部13を設けて構成されている。
第2回路基板20は、可撓性を有する合成樹脂フィルム上に所望の回路パターンを形成して構成されており、その上面の中央に中央スイッチ21を設置し、中央スイッチ21の周囲を囲む位置に等間隔(90°間隔)に複数(4つ)の押圧スイッチ23を設置して構成されている。中央スイッチ21及び押圧スイッチ23の上には、弾性金属板をドーム形状に形成してなる反転板が設置されている。第2回路基板20の上面には、図2に示すように、防水シート25が貼り付けられている。また第2回路基板20の所定の4か所(前記取付板10の各取付部11に対向する位置)にそれぞれ小孔からなる取付部27が設けられ、また所定の4か所(前記取付板10の各開口部13に対向する位置)に開口部13と同一形状の開口部29が設けられている。
基台40は、合成樹脂を略円形の板状に一体成形して構成されている。基台40の中央には上方向に突出する筒状突起部41が設けられ、筒状突起部41の内側には支持突起43が突出され、支持突起43の中央には押圧部挿通部45が設けられている。押圧部挿通部45は、下記する押釦つまみ180の押圧部183及び回り止め係合部187を挿通する非円形の形状に形成されている。基台40の外周近傍であって、下記するケース100の各取付用突部113に対向する位置には、貫通する小孔からなる4つの挿入部47が設けられている。また基台40の下面の所定の4か所(前記各押圧スイッチ23に対向する位置)には下方向に向かって柱状に突出する押圧部49が形成されている。
第1回路基板30は略円形の外形(前記基台40と略同じ外形)を有し、中央に前記基台40の筒状突出部41を挿通する円形の開口部31を設け、またその外周近傍の所定位置(略等間隔の4か所)に貫通する小孔からなる挿通部33を設け、またその上面の開口部31の周囲を囲む位置に電気的機能部の一部を構成する摺接パターン35を形成して構成されている。第1回路基板30の外周には帯状の連結部37が接続されている。連結部37は図示はしないが第2回路基板20に接続されている。摺接パターン35の具体的構成は図示していないが、スイッチパターンであっても良いし、抵抗体パターンであっても良いし、それら以外の各種機能を有するパターンであっても良い。
摺動子70は弾性金属板をリング状に形成して構成されている。摺動子70の中央には略円形の開口部71が形成され、また等間隔の複数位置(3か所)には小孔からなる取付固定部73が設けられ、さらに各取付固定部73近傍からは円弧状の摺接ブラシ75が突出している。各摺接ブラシ75の先端は摺動接点77になっている。また各摺接ブラシ75の根元部分は少し下方向に折り曲げられている。
クリック板80は弾性金属板を円形に形成した本体部81と、本体部81の外周を囲む位置に設置された一対の半円弧状のアーム部83とを一体に形成して構成されている。本体部81の中央には開口部85が設けられ、また本体部81の所定位置には複数(6つ)の小孔からなる取付部87が形成されている。本体部81の外周の180°対向する位置には、半径方向外方に突出して両アーム部83の根元部分に連結する一対の連結部89が設けられている。両アーム部83の中間位置にはクリック板80の上面側に向かって突出する突起状のクリック弾接部91が形成されている。
ケース100は、基台40上に設置されるケース本体101と、ケース本体101の外側に配置されると共に取付部材10に固定される固定部103と、ケース本体101と固定部103間を接続してケース本体101を揺動自在に支持するヒンジ部105とを具備し、これらを合成樹脂で一体に成形して構成されている。
ケース本体101は、円形平板状の上面部107を備え、上面部107の中央に下記する回転つまみ200の軸支部207を回動自在に挿入・軸支する円形の開口からなるつまみ挿通孔109を設け、また上面部107の外周に下方向に円筒状に突出する側壁部111を設けて構成されている。つまり、ケース本体101は、下面が解放され、前記基台40上に設置されることで、基台40との間に電気的機能部収納空間A1(図2参照)を形成し、さらに上面につまみ挿通孔109を設けた構成となっている。また側壁部111の下面からは、下方向に向かって突出する複数(4つ)の取付用突部113が突出している。また上面部107の下面には、クリック板80のクリック弾接部91が弾接係合する環状の凹凸からなるクリック係合部115が形成されている。
固定部103とヒンジ部105は、両者によって略矩形の枠体状に形成されており、枠体の4辺がそれぞれ4つのヒンジ部105を構成し、枠体の4つの角部が固定部103を構成している。各ヒンジ部105は、略T字状の薄板からなり、その両端部分を固定部103に連結すると共に、その中間位置から水平方向内側に突出する部分をケース本体101の外周側壁の下部に連結している。各固定部103の下面はヒンジ部105よりも下方に位置していてそれらの下面からは小突起状の取付部117が突出している。また各固定部103の上面からも小突起状の取付部119が突出している。
図7は図3に示す防滴部材140のB−B断面拡大図である。同図及び図3,図5に示すように、防滴部材140は、弾性材(例えばラバー等)を略リング状で薄板状に成形して構成されており、その外周の一部に上下方向に肉厚な肉厚部(外周側壁)147を設けると共に、その中央に円形の開口141を設けている。防滴部材140の上面の開口141の周囲の部分には、上方向に向かって筒状に突出する当接部143が形成されている。当接部143の内径寸法(即ち開口141の内径寸法)は、前記ケース100のケース本体101の外径寸法よりも少し小さい(略同一)寸法となっている。また当接部143の外周下部からその半径方向外方に向かって張り出して広がる肉薄部分は、当接部143の外周側を覆う接続部145となっている。そして接続部145の周囲の位置(180°対向する2箇所)に円弧状で上下方向に肉厚となっている前記肉厚部147が形成されている。言い換えれば、肉厚部147は防滴部材140の外周側壁の一部を構成しており、前記接続部145と共に防滴部材140の外周を形成している。
接続部145は、図7に示すように、当接部143の下端辺から斜め下外方に向けて突出し、次に水平となるように屈曲し、さらに斜め上方向に向けて屈曲した後に、肉厚部147に接続されている。接続部145はこのように屈曲することで、当接部143の内径の拡大縮小を、弾性を持って変形・吸収できる。同時にこのように屈曲することで、接続部145の中央にリング状の凹部146を形成している。また接続部145は薄板リング状であって何ら開口等は設けられていない。防滴部材140の外周の複数位置(4か所)には、外方に半円状に突出する突出部149が形成され、各突出部149に上下に貫通する係止部151が形成されている。各係止部151は、前記ケース100の取付部119を挿入する位置に形成されている。各突出部149を含む、肉厚部147を設けていない部分は凹部153となっている。
スペーサ部材160は薄板リング状であり、フッ素樹脂等の摺動性に優れた合成樹脂フィルムによって形成されており、ケース100の上面部107の外形と略一致する円形の外形を有し、中央に前記ケース100のつまみ挿通孔109と略同一内径の開口161を設けて構成されている。このスペーサ部材160は、回転つまみ200とケース100(上面部107)の間に設置されて回転つまみ200の回転時のケース100に対する回転摺動性を向上させると共に、ケース100及び回転つまみ200に密着してこの部分からの液体の浸入を防止するための部材である。
第2防滴部材170は弾性材(例えばラバーやスポンジ等)を略リング状に形成して構成されている。第2防滴部材170は、外周側に設けた横断面矩形状でリング状の基部171と、基部171の内周側から内側に向かって薄板状に突出する連結部173と、連結部173の内周先端辺部分に形成した横断面矩形状でリング状の先端部175とを具備している。連結部173は、基部171の内周から突出して斜め上方に向かって筒状(円錐台形の筒状)に突出する形状に形成されている。
押釦つまみ180は合成樹脂の成形品であり、略円板状の本体部181と、本体部181の下面中央から下方向に向かって突出する柱状の押圧部183とを具備し、また本体部181の外周下部から薄板リング状のつば部185を突出して構成されている。押圧部183の外周側面には180°反対側から半径方向に向かって突出し上下方向に延びる突条からなる一対の回り止め係合部187が設けられている。また本体部181の下面の押圧部183の周囲を囲む部分には、リング状で凹状の防滴部材当接部189が設けられている。
回転つまみ200は合成樹脂の成形品であり、略円板状の本体部201の外周から下方に向かって筒状に側壁部203を突出して構成されている。本体部201の中央には上下に貫通して前記押釦つまみ180の本体部181を挿入する内径寸法(但しつば部185の外形寸法よりも小さい内径寸法)の円形の開口部205が設けられている。本体部201の下面の開口部205の周囲には下方向に向かって突出する筒状の軸支部207が設けられている。軸支部207の内径寸法は前記押釦つまみ180のつば部185を上下動自在に収納できる寸法であり、軸支部207の外径寸法は前記ケース100のつまみ挿通孔109に挿入されて回動自在に軸支される寸法である。即ち言い換えればケース100に設けたつまみ挿通孔109内に回動自在に挿入される軸支部207中央に開口部205を設けている。
軸支部207の下端辺の所定位置(6か所)からは、下方向に向かって小突起状の固定部209が突出している。各固定部209は前記クリック板80の各取付部87に対向する位置に設けられている。また回転つまみ200の開口部205の内径寸法は、軸支部207の内径寸法よりも小さく、これによって回転つまみ200下面の開口部205の周囲につば部当接部211を形成している。また回転つまみ200の側壁部203の下部外周から外方に向けてつば部213が突出している。
外装ケース230は合成樹脂の成形品であり、前記回転つまみ200の上面を露出する開口231を有して構成されている。開口231の内径寸法は、前記回転つまみ200の側壁部203の外径寸法よりも大きく、つば部213の外径寸法よりも小さく形成されている。
次に回転式電子部品1−1の組立方法を説明する。まず回転つまみ200の本体部201の下面にスペーサ部材160を設置する。このとき回転つまみ200の軸支部207をスペーサ部材160の開口161に挿入する。次に、回転つまみ200の開口部205にその下側から押釦つまみ180の本体部181を挿入し、本体部181の上面を開口部205から回転つまみ200の上面側に露出させる。このときつば部185の上面はつば部当接部211に当接する。次に押釦つまみ180の下側に第2防滴部材170を設置し、その際、押釦つまみ180の防滴部材当接部189に第2防滴部材170の先端部175を当接する。
次にその下側に防滴部材140とケース100とを設置し、その際、ケース本体101を防滴部材140の開口141内に挿入(圧入)し、同時にケース100の各取付部119を防滴部材140の各突出部151に挿入し、さらに回転つまみ200の軸支部207をケース100のつまみ挿通孔109に回動自在に挿入する。このとき回転つまみ200の側壁部203の内周側にケース本体101と、このケース本体101の外周に当接する防滴部材140の当接部143が入り込む。
次にケース100のつまみ挿通孔109の下側に露出した回転つまみ200の軸支部207の下面にクリック板80と摺動子70とを重ね合わせて設置し、その際軸支部207に設けた各固定部209をクリック板80の各取付部87と摺動子70の各取付固定部73に挿入し、挿入した各固定部209の先端を熱カシメして固定する。このときクリック板80(本体部81)はケース100の下面のつまみ挿通孔109の周囲の部分に当接する。これによってケース100に対して回転つまみ200とクリック板80と摺動子70が一体に回転自在になる。またこのとき、第2防滴部材170の基部171はクリック板80(本体部81)上に当接し、先端部175は押釦つまみ180の防滴部材当接部189に当接して少し押し潰され、これによって両者間が弾発されることで押釦つまみ180が押し上げられる。同時に第2防滴部材170によって、その内側の空間が封止される。
次にその下側に第1回路基板30と基台40とを設置し、その際、ケース100の各取付用突部113を第1回路基板30の各挿通部33と基台40の各挿入部47に挿入し、さらに押釦つまみ180の押圧部183を基台40の押圧部挿通部45に挿入する。そして基台40の下面から突出するケース100の各取付用突部113の先端を熱カシメする。これによって、摺動子70の摺動接点77が第1回路基板30の摺接パターン35に弾接する。
そして前記組立体の下側に、第2回路基板20と取付板10を配置し、その際、基台40の各取付部117を第2回路基板20の各取付部27と取付板10の各取付部11に挿入する。そして取付板10の下面から突出する各取付部117の先端を熱カシメによって固定する。なお、上記取付板10までの組み立ては、回転つまみ200を下側に向けて(上下逆転させて)、その他の部品を順番に上から積層していくことで組み立てることができるため、自動機による組み立てを行い易い。自動機による組み立てを行うことで人件費を削減でき、製造コストの削減を図ることができる。次に、前記組立体の上側に外装ケース230を配置し、図示しない位置で、外装ケース230と取付板10間を固定する。このとき外装ケース230の開口231から回転つまみ200の上部の部分が露出する。これによって、回転式電子部品1−1の組み立てが完了する。なお上記組立手順はその一例であり、他の各種異なる組立手順を用いて組み立てても良いことはいうまでもない。
そして上記回転式電子部品1−1の回転つまみ200を回転操作すると、つまみ挿通孔109を介して電気的機能部収納空間A1内に配置されたクリック板80及び摺動子70がこれと一体に回転し、これによってクリック板80のクリック弾接部91がケース100のクリック係合部115に弾接係合してクリック感触が生じると共に、摺動子70の摺動接点77が第1回路基板30の摺接パターン35上を摺動して摺接パターン35の検出出力が変化する。なお回転つまみ200を回転した際、押釦つまみ180はその押圧部183の回り止め係合部187が基台40の押圧部挿通部45に係合しているので回転しない。また回転つまみ200を回転した際の回転抵抗(回転トルク)には、回転つまみ200と一体に回転する第2防滴部材170の先端部175が、静止している押釦つまみ180の防滴部材当接部189上を摺動する抵抗が含まれるが、この回転抵抗は小さい。一方、静止側の部材である防滴部材140の当接部143は、静止側のケース100に当接しているので、回転つまみ200の回転が防滴部材140によって阻害されることは全くなく、その回転抵抗の増加はなく、スムーズに回転させることができる。
一方、押釦つまみ180の本体部181の上面を押圧すると、押釦つまみ180が下降してその押圧部183が中央スイッチ21の反転板を押圧して反転させ、これによって中央スイッチ21がオンする。押釦つまみ180への押圧を解除すれば、前記反転板及び第2防滴部材170は元の形状に自動復帰し、押釦つまみ180は押し上げられて中央スイッチ21はオフする。
さらに回転つまみ200の本体部201上面の、前記基台40の何れかの押圧部49に対応する部分を下方向に押圧すると、ケース100のヒンジ部105が撓むことで、基台40上に設置されている各構成部品(ケース本体101や回転つまみ200等)が基台40と一体に押圧された方向に傾いて揺動し、下降した側の押圧部49がこれに対向する押圧スイッチ23の反転板を押圧して反転させてその押圧スイッチ23をオンする。前記回転つまみ200への押圧を解除すれば、前記反転板及びヒンジ部105の自動復帰力で基台40及びその上の回転つまみ200を含む各構成部品が一体に元の位置に自動復帰し、押圧スイッチ23はオフする。
次にこの回転式電子部品1−1の防滴機能について説明する。液体は、外装ケース230の開口231と回転つまみ200の外周の間の隙間S1(図2参照)の部分と、回転つまみ200の開口部205と押釦つまみ180の本体部181の間の隙間S2の部分とから浸入する。隙間S2から浸入する液体は、第2防滴部材170によって、その内部への浸入が阻止される。
一方、隙間S1から浸入する液体は、防滴部材140の接続部145の上面に落ちる。ここで図6は図1に示す回転式電子部品1−1から、外装ケース230、回転つまみ200、押釦つまみ180、第2防滴部材170、スペーサ部材160を取り除いて示す斜視図である。同図にも示すように、ケース100(ケース本体101)の外周側面を囲むように弾性を有する防滴部材140の当接部143を当接(弾接)させて密閉しているので、前記隙間S1から浸入した液体が、ケース100(ケース本体101)の外周側面を伝ってケース100(ケース本体101)の下側からその内側、即ち電気的機能部収納空間A1内に浸入することは阻止される。
一方、防滴部材140の外周上面(接続部145の外周上面であり、挟持される肉厚部147の上面を含む)は、図2に示すように、外装ケース230下面の開口231の全周囲に密着しているので、隙間S1から浸入した液体が、前記外周上面を越えてその外側から第2回路基板20側に浸入することは確実に阻止される。また防滴部材140の接続部145は、ケース100のヒンジ部105の上部全体を覆っているので、ケース本体101とヒンジ部105(さらには固定部103)との間に生じる開口a1(図4,図5参照)の部分は容易且つ確実に塞がれ、この開口a1から第2回路基板20側への液体の浸入が確実に阻止される。また接続部145には、凹部146が設けられているので、隙間S1から浸入した液体はこの凹部146に溜まり、当接部143や肉厚部147側に移動しにくく、この点からも防滴効果を高めることができる。また、取付板10と基台40の間には、ケース本体101と共に揺動する基台40によって操作される第2電気的機能部(中央スイッチ21と押圧スイッチ23)が設置されているが、上記のような防滴効果を有するため、この第2電気的機能部への液体の浸入も、これを確実に防止することができる。
さらに上記回転式電子部品1−1においては、防滴部材140の当接部143が、回転つまみ200の側壁部203の内周側に位置しているので、回転つまみ200の外周側の隙間S1から浸入してくる液体が、側壁部203の下端辺よりも高い位置にある当接部143に付着しにくくなり、この点からも、電気的機能部収納空間A1内への液体の浸入を効果的に防止することができるばかりか、回転式電子部品1−1の高さ寸法を小さくすることができる。
図8〜図12はそれぞれ、防滴部材140の接続部145の外周部分(肉厚部の部分を含む)を取付板10と外装ケース230によって挟持する構造の他の例を示す要部拡大断面図である。図8に示す例においては、肉厚部を設けず、接続部145の外周部分を屈曲させてその上面を外装ケース230の下面に当接し、一方接続部145の外周部分の下面を取付板10上に突設させた凸部15の上端面に当接し、これによって上記接続部145の外周部分をその上下から挟持する構成としている。また図9に示す例においては、肉厚部を設けず、接続部145の外周部分を屈曲させてその下面を取付板10(その上の第2回路基板20)の上面に当接し、一方接続部145の外周部分の上面を外装ケース230の下面から突設させた凸部233の下端面に当接し、これによって上記接続部145の外周部分をその上下から挟持する構成としている。また図10に示す例においては、肉厚部147Aの高さ寸法を短く形成すると共に、取付板10上に凸部15Aを突設させ、これによって、肉厚部147Aを、外装ケース230の下面と凸部15Aの上端面とで挟持する構成としている。また図11に示す例においては、肉厚部147Bの高さ寸法を短く形成すると共に、外装ケース230の下面から凸部233Bを突設させ、これによって、肉厚部147Bを、凸部233Bの下端面と取付板10(その上の第2回路基板20)の上面とで挟持する構成としている。また図12に示す例においては、肉厚部147Cの高さ寸法を短く形成すると共に、外装ケース230の下面から凸部233Cを突設させ、且つ取付板10上に凸部15Cを突設させ、これによって、肉厚部147Cを、凸部233Cの下端面と凸部15Cの上端面とで挟持する構成としている。即ち、防滴部材140の接続部145の外周部分(肉厚部の部分を含む)の、取付板10と外装ケース230による挟持構造には種々の変形が可能であり、肉厚部は必ずしも必要ない。
また取付板10の形状・寸法等の関係で、防滴部材140の肉厚部147と対向する位置に取付板10が設けられていない部分があり、その部分の肉厚部147を部分的に省略している(凹部153を設けた部分)が、前記省略して肉薄になった部分(接続部145の外周部分)は、取付板10以外の図示しない他の部品と外装ケース230によって挟持するように構成しても良い。また上記回転式電子部品1−1では、防滴部材140の肉厚部147中に、ケース100の固定部103を避けるためにも前記凹部153を設けているが、前記肉厚部147を前記固定部103の外周側を囲むように形成してもよく、さらに肉厚部147をケース100の固定部103とヒンジ部105の全周を囲むように全周に設けても良い。
以上本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲、及び明細書と図面に記載された技術的思想の範囲内において種々の変形が可能である。なお直接明細書及び図面に記載がない何れの形状や構造や材質であっても、本願発明の作用・効果を奏する以上、本願発明の技術的思想の範囲内である。例えば、上記実施形態では第1,第2回路基板として、フレキシブル回路基板を用いたが、その代りに硬質回路基板を用いても良い。その場合は取付板を省略しても良い。また上記実施形態では本発明を多機能型電子部品に適用した例を示したが、押釦つまみや中央スイッチ等からなる押圧式電子部品や、揺動する基台や第2電気的機能部等からなる揺動式電子部品を有しない単独の回転式電子部品に本発明を適用しても良い。
また、上記記載及び各図で示した実施形態は、その目的及び構成等に矛盾がない限り、互いの記載内容を組み合わせることが可能である。また、上記記載及び各図の記載内容は、その一部であっても、それぞれ独立した実施形態になり得るものであり、本発明の実施形態は上記記載及び各図を組み合わせた一つの実施形態に限定されるものではない。
1−1 回転式電子部品(多機能型電子部品)
10 取付板(取付部材)
20 第2回路基板
21 中央スイッチ(第2電気的機能部)
23 押圧スイッチ(第2電気的機能部)
30 第1回路基板
35 摺接パターン(電気的機能部)
40 基台
70 摺動子(電気的機能部)
80 クリック板
100 ケース
101 ケース本体
A1 電気的機能部収納空間
103 固定部
105 ヒンジ部
109 つまみ挿通孔
111 側壁部
140 防滴部材
143 当接部
145 接続部
147 肉厚部
180 押釦つまみ
200 回転つまみ
201 本体部
203 側壁部
230 外装ケース
231 開口
147A,B,C 肉厚部

Claims (6)

  1. 基台と、
    下面が解放され、前記基台上に設置されることで、基台との間に電気的機能部収納空間を形成し、さらに上面につまみ挿通孔を設けたケースと、
    前記ケース上に設置され、前記つまみ挿通孔を介して前記電気的機能部収納空間内に配置した電気的機能部を回転操作する回転つまみと、
    を有し、
    前記ケースの外周側面を囲むように弾性を有する防滴部材を当接させたことを特徴とする回転式電子部品。
  2. 請求項1に記載の回転式電子部品であって、
    前記防滴部材は、前記ケースの外周側面に当接する当接部と、前記当接部の外周から半径方向外方に張り出して前記当接部の外周側を覆う接続部と、前記接続部の周囲に形成される肉厚部とを具備して構成されていることを特徴とする回転式電子部品。
  3. 請求項2に記載の回転式電子部品であって、
    前記回転つまみの上面を露出する開口を有してその周囲を覆う外装ケースと、
    前記基台を載置する取付部材と、をさらに有し、
    前記防滴部材の肉厚部は、前記外装ケースと前記取付部材の間に挟持されることを特徴とする回転式電子部品。
  4. 請求項2又は3に記載の回転式電子部品であって、
    前記回転つまみはその外周から下方向に向かう側壁部を有し、前記防滴部材の当接部は、前記回転つまみの側壁部の内周側に位置していることを特徴とする回転式電子部品。
  5. 請求項3又は4に記載の回転式電子部品であって、
    前記ケースは、前記基台上に設置されるケース本体と、前記ケース本体の外側に配置されると共に前記取付部材に固定される固定部と、前記ケース本体と前記固定部間を接続して前記ケース本体を揺動自在に支持するヒンジ部と、を具備して構成され、
    前記防滴部材の接続部は、前記ヒンジ部の上部を覆うことを特徴とする回転式電子部品。
  6. 請求項5に記載の回転式電子部品であって、
    前記取付部材と前記基台との間には、前記ケース本体と共に揺動する基台によって操作される第2電気的機能部が設置されていることを特徴とする回転式電子部品。
JP2016074214A 2016-04-01 2016-04-01 回転式電子部品 Active JP6662687B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016074214A JP6662687B2 (ja) 2016-04-01 2016-04-01 回転式電子部品

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016074214A JP6662687B2 (ja) 2016-04-01 2016-04-01 回転式電子部品

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017188209A true JP2017188209A (ja) 2017-10-12
JP6662687B2 JP6662687B2 (ja) 2020-03-11

Family

ID=60046534

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016074214A Active JP6662687B2 (ja) 2016-04-01 2016-04-01 回転式電子部品

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6662687B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101925411B1 (ko) * 2017-12-21 2018-12-05 한국알프스 주식회사 다기능 복합 입력 장치

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101925411B1 (ko) * 2017-12-21 2018-12-05 한국알프스 주식회사 다기능 복합 입력 장치

Also Published As

Publication number Publication date
JP6662687B2 (ja) 2020-03-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4353964B2 (ja) 複合操作型入力装置
JP2017188209A (ja) 回転式電子部品
JP5972728B2 (ja) 回転式電子部品
JP5129103B2 (ja) 多機能型電子部品
JP2005317337A (ja) 多方向押圧型スイッチ
JP6662686B2 (ja) 回転式電子部品
JP6643137B2 (ja) クリック機構付き回転式電子部品
JP2008071589A (ja) 多方向押圧形スイッチ
JP2006179397A (ja) 多方向押圧型スイッチ
JP5765992B2 (ja) 回転式電子部品
JP2013041727A (ja) 電子部品
JP2008152965A (ja) 回転式電子部品
JP5323669B2 (ja) クリック機能付き電子部品
JP7055371B2 (ja) 多方向押圧型スイッチ
JP2013182663A (ja) スイッチ装置
JP2007066636A (ja) 複合操作型スイッチ
JP6312511B2 (ja) 電子部品用操作つまみの防滴構造
JP5955204B2 (ja) 摺動子と摺動子取付板の取付部材への取付方法
JP6165573B2 (ja) 電子部品
JP2019040716A (ja) 回転式電子部品
JP4187567B2 (ja) 多方向押圧型スイッチ
JP2011134682A (ja) 押圧スイッチ付回転式電子部品
JP2005302348A (ja) 多方向操作スイッチ
JP5727829B2 (ja) 回転式電子部品
JP2006140046A (ja) 多機能操作型電子部品

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190108

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20191004

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20191015

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191115

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200128

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200213

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6662687

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250