JP2000140224A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2000140224A
JP2000140224A JP2000001486A JP2000001486A JP2000140224A JP 2000140224 A JP2000140224 A JP 2000140224A JP 2000001486 A JP2000001486 A JP 2000001486A JP 2000001486 A JP2000001486 A JP 2000001486A JP 2000140224 A JP2000140224 A JP 2000140224A
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vibration
elastic member
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vibrating
game ball
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Application number
JP2000001486A
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English (en)
Inventor
Shigeki Yamamori
茂喜 山森
Hitoshi Kobayashi
仁 小林
Kazuo Morioka
一男 森岡
Yoji Morimoto
陽児 森本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyomaru Industry Co Ltd
Original Assignee
Toyomaru Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、遊技機や遊技機を設置する設備に
おいて生ずる遊技球の詰まり等を解消する振動手段にで
あって、異音発生を防止するものである。 【解決手段】 本発明は、遊技球の貯留タンクや通過路
等の要振動体に振動手段2を設置し、その振動手段2に
よって生ずる振動を弾性部材5を介して要振動体16に
伝達するので、異音を発することなく遊技球の詰まりを
解消したり防止となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技機に関し、詳
細には、遊技機や遊技機を設置する設備において生ずる
遊技球の詰まり等を解消する振動手段に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、遊技機(例えば、パチンコ機)や
遊技機の設置設備において、遊技球は直線状や屈曲した
通過路を介して、研磨装置、貯留タンク、賞品球払出し
装置、供給皿等に配給される。そして、遊技球は、前記
通過路等で円滑に流れるように構成してあるが、遊技球
にゴミ等が付着したり、遊技球が重なりあって球詰まり
が生ずることがある。その解消方法の一例として、特開
平7ー96077号公報には、遊技球の通過路に遊技球
の検出器と振動手段を設け、検出器により遊技球を検出
しなくなると球詰まりが生じたとして、振動手段によっ
て球詰まりを解消する旨の発明が開示してある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記振動手段は、振動
モータ自体が、半筒体状の回転体を回転させることによ
って、不均衡な回転運動によって振動を生じ、その振動
は、合成樹脂製の基板を介して合成樹脂製のタンクレー
ルに振動を与える。その結果、共に合成樹脂製の基板と
タンクレールは直に係合しているため、その接触箇所に
おいて、振動による異音が発生し耳障りである。そこ
で、本発明は、かかる異音発生を抑制できる振動手段を
提供して、球詰まりの解消と防止を図るものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の遊技機は、遊
技球の貯留タンクや通過路等の要振動体に振動手段を設
置し、その振動手段によって生ずる振動を弾性部材を介
して要振動体に伝達するものである。振動手段による振
動は、弾性部材を介して要振動体を振動するので、異音
を発することなく遊技球の詰まりを解消したり防止とな
る。
【0005】請求項2の遊技機は、要振動体を弾性部材
を介して機構板等の本体に取付けるものであり、要振動
体が振動しても、その要振動体の振動は本体への伝達を
阻止する。
【0006】又、請求項3の遊技機は、遊技球の発射を
操作可能な発射ハンドルに振動手段を装着し、振動手段
を弾性部材を介して装着するものであるため、異音を発
することなくハンドルを振動させ、遊技者に従来にない
面白みを提供可能とする。
【0007】請求項4の遊技機は、振動手段を振動モー
タで行うため、簡便に構成することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は、振動具1の構成部品であ
る振動モータ(振動手段)2と弾性部材4a、5と固定
部材7、A〜A断面及び振動具1の全体を示す図であ
る。2は振動手段であって、外カバーが金属(或は合成
樹脂)で形成のモータ2aと、そのモータ2aの回転軸
2bに半筒体状の回転体2cを取り付けて構成する。4
aは弾性部材(材質については後記で詳述)としてのモ
ータカバー体であり、前記振動手段2を密着嵌合する筒
形状で、頂部に挿入可能な開口部4bが形成してある。
5は弾性部材(材質については後記で詳述)の箱状の収
納箱であり、前記モータカバー体4aを密着挿入可能に
形成してあり、裏面にケーブル孔5aが形成してあると
共に、両側面には固定用溝5bが形成してある。
【0009】7は、前記収納箱5を固定用溝5bを介し
て固定するL字状の固定部材であって、前記固定用溝5
bに嵌合可能な突部7aが突設してあると共に、ビス孔
7bが穿設してある。又、8は収納箱5の蓋であって、
振動具1は、前記モータカバー体4aに振動モータ2を
装着し、そのモータカバー体4aを収納箱5に装着した
後に蓋8をして構成する。
【0010】次に、前記の振動具1の作用について説明
すると、モータ2aが起動すると、回転体2cが回転す
る。この回転体2cは半筒体状であるため、不均衡な回
転運動によって、振動モータ(振動手段)2が振動す
る。そして、この振動は、密着したモータカバー体(弾
性部材)4aに振動伝達すると共に、密着の収納箱(弾
性部材)5を振動させる。従って、振動モータ2の振動
部(外カバー)が、金属(或は合成樹脂)であっても、
その振動は、弾性部材のモータカバー体4a、弾性部材
の収納箱5に伝達されるため、各接触部で異音が生ずる
ことがない。又、振動手段2は、モータ2aと回転体2
cで構成してあるので簡便に形成できる。
【0011】図2(A)は他の構成の振動具1Aの斜視
図、(B)は正面図であり、振動モータ(振動手段)2
Aは、モータ2aと回転体2dで構成し、この回転体2
dは筒体状で回転軸2bに偏心して取り付ける。9は、
弾性部材(材質については後記で詳述)としての一対の
モータカバー体であり、モータ2aを密着固定可能に略
L字状に形成し、このモータカバー体9を固定するビス
孔9bが形成してある。この振動具1Aは、回転体2d
の不均衡回転で、振動モータ(振動手段)2Aを振動さ
せ、その振動は、弾性部材であるモータカバー体9を振
動するが、モータ2aの振動部(外カバー)が金属(或
は合成樹脂)であっても、その振動は、弾性部材のモー
タカバー体9に伝達され、接触部で異音が生ずることが
ない。又、前記振動手段2Aはモータ2aと回転体2d
で構成してあるので、簡便に形成できる。
【0012】図3は、良く知られた形式の遊技機(パチ
ンコ機)の正面斜視図(A)とパチンコ機裏面に取り付
ける機構板等の斜視図(B)である。10は機枠、11
はガラス扉、12は遊技球の供給皿、13は貯留皿、1
4は遊技球の発射ハンドル、15は機構板、16は遊技
球の貯留タンク、17は賞品球払出し装置、40は入賞
球貯留部である。
【0013】次に、前記振動具1、1Aの何れの形式の
ものでもよいが、何れかの振動具を要振動体に取付け
て、遊技球の詰まり解消及び防止策について、図4を参
照して説明する。図4(A)は、要振動体の1つであ
る、合成樹脂製の遊技球の貯留タンク16の部分断面図
(図4(B)のB〜B断面)である。振動具1は、固定
部材7を介して所定位置に固定し、その方法は、先ず、
固定部材7をビス7cで貯留タンク16に固定し、収納
箱5に形成の固定用溝5bを固定部材7に形成の突部7
aにスライドさせて取り付ける。収納箱(弾性部材)5
は、合成樹脂製の貯留タンク16に密着して取り付けら
れるため、収納箱5の振動は貯留タンク16に伝達し、
貯留タンク16内での遊技球の詰まりを解消することが
できる。このとき、収納箱5は弾性部材であるため、そ
の振動は、合成樹脂の貯留タンク16に伝達される。従
来のように合成樹脂の基板とタンクレールが直に係合し
ている場合に比べて異音が生じにくい。さらに、合成樹
脂どうしがビス止めされている場合に、そのビスが緩む
と、合成樹脂の間に隙間が生じ、振動によりそれらの合
成樹脂がぶつかり合うことにより異音が生ずるが、本発
明は弾性部材を介しているので、かかる場合にあっても
異音が生じ難い。
【0014】又、図4(B)は、合成樹脂製の遊技球の
貯留タンク16と機構板15の斜視図であり、貯留タン
ク16には機構板(本体)15に固定する取付体21a
が形成してある。又、前記機構板15には取付体21a
に対応して、固定体21bが形成してある。そして、貯
留タンク16は、前記取付体21aと固定体21bの間
に板状の弾性部材(材質については後記で詳述)22を
介してビス23で固定する。このように、貯留タンク1
6を機構板15に固定することによって、貯留タンク1
6の振動は、前記弾性部材22のために機構板15への
伝達を阻止するので、他の部品、例えば、遊技盤に設置
の図柄表示装置(図示略)が振動して見にくくなるとい
う影響がなくなり好ましい。
【0015】又、図4(C)は、貯留タンク16の正面
図と、取付体21aのC〜C断面図である。この取付体
21aの固定体21b側には、熱可塑性エラストマー2
4が合成樹脂製の貯留タンク16と一体に形成してあ
る。即ち、先ず、貯留タンク16をABS、ポリカーボ
ネート等の硬質樹脂で成形した後に、取付体21aの内
部にエラストマー24を230℃程度の温度で射出成形
することによって形成するものである。このように、簡
便な射出成形で取付体21aの内面にエラストマー24
を形成することによって、貯留タンク16を機構板15
に取り付けると、弾性部材を介して固定したと同じとな
る。従って、貯留タンク16の振動は、機構板15への
伝達を阻止して、前記と同様の効果を奏する。
【0016】尚、前記弾性部材(4a、5、9、22)
には、天然ゴム、合成ゴムの他、ゲル状物を封入して形
成の弾性部材、発泡したゴム状物、軟質プラスチック、
軟質発泡体等、振動可能な室温でゴム弾性を示す高分子
物質である。また、前記振動手段2、2Aは回転式の振
動モータであるが、電磁石等で往復動する操作棒を弾性
部材4a、9に当接、離脱を繰り返して、弾性部材4
a、9を振動させる形式であってもよい。従って、弾性
部材4a、9を要振動体(遊技球の貯留タンク16等)
に貼着し、その弾性部材4a、9に振動を付与する形式
であってもよい。
【0017】次に、前記振動具1(又は振動具1A)を
遊技との関係における使用方法について説明する。図5
(A)は、遊技球が前記貯留タンク(要振動体)16か
ら2本の通過路30a、30bを介して賞品球払出し装
置17(17a、17b)に流下する正面図、図5
(B)は通過路30a、30bの側面図である。この貯
留タンク16には、前記した位置(図4(A)参照)に
振動具1が取り付けてあり、前記通過路30a、30b
には、良く知られた検出端子によるリミットスイッチ形
式、又は、遊技球の有無で磁界が変わる近接スイッチ形
式等の遊技球検出器32a、32bが取り付けてある。
【0018】そこで、検出器32a、32bが遊技球を
検出しないときには、貯留タンク16内で遊技球が詰ま
っているので、振動具1を起動して貯留タンク16を振
動し、遊技球の詰まり(ブリッジ)を壊して、遊技球を
流下させる。尚、前記検出器32a、32bの設置の替
りに、タイマーを介して、適宜の時間間隔毎に、所定時
間、振動具1を起動させて詰まりの解消を図ることであ
ってもよい。或は、賞品球払出し装置17a、17bが
作動し停止した後に、所定時間、振動させて詰まりの解
消を図ることであってもよい。
【0019】尚、この賞品球払出し装置17a、17b
は、遊技球を1個と2個単位で払出し可能に形成してあ
るため、具体的な振動具1の操作例について述べる。例
えば、5個の遊技球を払い出すときには、賞品球払出し
装置17aで1個の遊技球を、賞品球払出し装置17b
で4個の遊技球を払い出す操作を行って、最短時間で払
い出す。このとき、何れの通過路30a、30bも詰ま
っていると仮定すると、通過路30aには1個の、通過
路30bには4個の空間部ができることとなり、それら
の空間部は短いので、振動具1を0.1秒の間、稼働さ
せて貯留タンク16を振動させる。又、15個の遊技球
を払い出すとき、通過路30aには5個の、通過路30
bには10個の空間部ができることとなり、それらの空
間部が長いので、振動具1を1.0秒稼働させて貯留タ
ンク16を振動させる。このように、払い出す個数に応
じて振動を与える時間を異にして、振動時間の効率を図
ることは有意義である。
【0020】又、大当たり中には、払い出す遊技球が多
いので、円滑な遊技球の流れを作るために、振動具1の
停止、起動を繰り返し操作する方式も考えられる。尚、
通過路30a、30bの途中には、遊技球の有無を検出
する検出器33a、33bが設置してあって、賞品球払
出し装置17a、17bの払出し禁止信号として使用し
ている。従って、 これらの検出器33a、33bの信
号によって、前記貯留タンク16に付設の振動具1の操
作信号としてもよい。又、通過路30a、30bを機構
板15と、図4(B)に示すように、弾性部材を介して
取り付けると、貯留タンク16と同様な効果を得ること
ができる。
【0021】図6(A)は入賞球貯留部40を示す正面
図、図6(B)はD〜D断面図である。遊技盤の表側に
配設してある入賞口(図示略)に入った遊技球は、共通
路40aを介して集められ、通過路41を経て、遊技球
の排出装置42へ導かれ、1球毎、排出されると共に検
出器43で検出される。この入賞球貯留部40には、大
当たりのときには多くの遊技球が集まり、前記通過路4
1へは整列しながら1球毎、送られる。従って、この通
過路41の整列箇所(要振動体)には、一般に整列具
(図示略)が取り付けてあるが、十分に機能しないこと
がある。
【0022】そこで、振動具1Aを通過路41の詰まり
易い整列箇所(要振動体)に取り付け、この振動具1を
検出器43で遊技球を検出したとき、或は、排出装置4
2が起動停止したときに作動させたり、或は所定時間毎
に作動させて、詰まり防止を図る。尚、大当たり中は、
入賞球貯留部40に溜る遊技球が多いので、起動停止を
所定時間毎、繰り返す操作であってもよい。
【0023】図7(A)は供給皿12の平面図、(B)
は裏面断面図、(C)はE〜E断面図である。供給皿1
2は前板19に取り付けてあり、その前板19には球送
り部材51の上流側に通過路52が形成してあって、球
送り部材51を介して遊技球を遊技球発射装置(図示
略)に1球毎送る。そして、供給皿12に貯留された遊
技球がブリッジを形成して球詰まりを生ずると、遊技球
が前記通過路52に移動することができない。そこで、
かかる不都合を解消するために、供給皿12の裏面側
(要振動体)に、振動具1Aを取り付ける。この振動具
1Aは、発射ハンドル14を介して発射装置が作動した
とき、1球毎、球送り部材51が作動する時、所定時間
毎等に作動させて、円滑に遊技球を発射装置に送るよう
に操作してもよい。尚、前記通過路52を弾性部材を介
して前板19に取り付けると、貯留タンク16(図4
(A))と同様の効果を得る。
【0024】次に、図8(A)は、複数台の遊技機(例
えば、パチンコ機)49が配置してある設備(通称、
島)の全体を示す図であり、概略説明すると、島の中央
部には、各遊技機49等から排出の遊技球を開閉機構5
4a、54bを介して受入れ、遊技球を上昇させながら
研磨する研磨装置50を配設し、その研磨装置50の上
部から排出された遊技球は上貯留タンク51に収納され
る。そして、その遊技球は、上下に揺動回転可能な整流
具69を配設の補給樋52から受口具53を介して各遊
技機49に設置の計数器(図示略)に分配する。
【0025】又、各遊技機49から排出の遊技球は、ア
ウトタンク55、アウト樋56を介して、傾斜底板を有
する後方貯留タンク57、前方貯留タンク58に一旦貯
留された後に、前記開閉機構54aを介して研磨装置5
0に流入する。又、島の端部には景品球カウンタ60が
設置してあり、景品球カウンタ60から排出の多量の遊
技球は、景品球貯留タンク61に収納された後、リフタ
ー62を介して後方貯留タンク57、前方貯留タンク5
8に一旦貯留された後に、前記開閉機構54bを介して
研磨装置50に流入する。前記上貯留タンク51のオー
バーフローする遊技球は、中貯留タンク59に流入し、
その中貯留タンク59には仕切板が設けてあって、オー
バーフローの遊技球は前方貯留タンク58に、その他の
遊技球は中樋59a、59bを介して後方貯留タンク5
7に流入する。
【0026】前記のように、遊技球は種々の設備を移動
するが、遊技球の詰まり易い、受口具(要振動体)53
を例にとって、振動具1を取り付けるが、要領は図4
(A)と同じであるため詳細説明は略す。図8(B)
は、合成樹脂の受口具53の底部に振動具1を取り付け
た図であり、遊技球は、補給樋52から受口具53に受
け入れられ、落下路70を介して各遊技機に設置の貯留
タンク16に導かれる。そして、振動具1を所定時間
毎、或は、貯留タンク16に設置の遊技球検出器(図示
略)の遊技球空信号によって、起動させる。振動具1は
弾性部材5を介して合成樹脂の受口具53に伝達して振
動するため、遊技球の円滑な流れを図ることができる。
尚、振動は、弾性部材5を介して合成樹脂の受口具53
に伝達するため、異音の発生を防止するし、この受口具
53を、、図3(B)に示すように、本体に弾性部材を
介して取り付けると、受口具53の振動は、他の機器に
伝わらず好ましい。
【0027】以上のように、受口具53の他に、上貯留
タンク51等の排出口、遊技球の通過路等、遊技球が詰
まる箇所(要振動体)に振動具1(又は1A)を取り付
けると共に、遊技内容に従って、適宜作動させることに
よって、遊技球の詰まり防止となると共に、詰まったと
きの解消を図ることができるし、更には、貯留タンク1
6等のように、機構板15等の本体との取付けを、弾性
部材を介して取り付けると、振動伝達が阻止されて、他
の機器の障害にならないので、より効果のある振動を得
ることができる。
【0028】図9は、良く知られた構成の発射ハンドル
14の構成部品であり、この発射ハンドルに振動具1B
を取り付けることについて説明する。操作棒61は、前
面枠20に固定の基固定体62に挿通して打球速度調整
体63に固定してある。又、基板65を固定のカバー体
64には打球速度調整体63と補助輪体66を挟んで、
前記調整体63を回転可能に、長ネジ67を介して取り
付けてある。又、基固定体62の後側には空間62aが
形成してあり、この空間62aに振動具1Bを装着す
る。この振動具1Bは、図1に示す振動手段(モータ2
aと回転体2cで構成)2を、二つ割のモータカバー体
(弾性部材)9aで包着して構成し、前記空間62aに
密着して挿入する。尚、この弾性部材9aの材質は、前
記弾性部材9と同じく、天然ゴム、合成ゴム等である。
【0029】この振動具1Bを作動させて振動を発生さ
せると、この振動は弾性部材9a、前記基固定体62、
カバー体64(及び打球速度調整体63)に伝達され
る。尚、弾性部材9aの振動は、合成樹脂の基固定体6
2に伝達され、弾性部材と合成樹脂の接触により、異音
の発生は減少して伝達する。そこで、この振動具1B
を、遊技状態に応じて、例えば、リーチ(大当たりとな
る前段階)のときに作動させると、遊技者は手で振動を
感じ、従来とは異なる感触で遊技をすることができる。
【0030】
【発明の効果】本発明の請求項1の遊技機は、振動手段
によって発生の振動を弾性部材を介して要振動体に伝達
するため、異音を発生することなく、遊技球の詰まりを
解消可能とする。又、請求項2の遊技機は、要振動体を
弾性部材を介して機構板等の本体に取付けてあるため、
要振動体の振動が他の機器への伝達を阻止するため、他
の機器等は振動による影響を受けないため好ましい。請
求項3の遊技機は、発射ハンドルを振動させることによ
って、遊技者に、従来にない面白みを与えることができ
る。請求項4は振動手段を振動モータで行うため、簡便
に構成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】振動具の構成部品等を示す図である。
【図2】他の振動具を示す図である。
【図3】遊技機の正面と機構板等の斜視図である。
【図4】要振動体(貯留タンク)の斜視図と振動具を取
り付けた図である。
【図5】振動具、要振動体(貯留タンク)、賞品球払出
し装置の配置を示す図である。
【図6】入賞球貯留部の正面図とD〜D断面を示す図で
ある。
【図7】(A)は供給皿の平面図、(B)は裏面断面
図、(C)はE〜E断面を示す図である。
【図8】(A)は島の一部断面図、(B)は部分拡大図
である。
【図9】発射ハンドルの構成部品を示す図である。
【符号の説明】
1、1A、1B 振動具 2、2A 振動モータ(振動手段) 2a モータ 2c、2d 回転体 4a モータカバー体(弾性部材) 5 収納箱(弾性部材) 9、9a モータカバー体(弾性部材) 14 発射ハンドル 15 機構板(本体) 16 貯留タンク(要振動体) 22 弾性部材 41 通過路(要振動体)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年1月7日(2000.1.7)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の遊技機は、要
振動体を弾性部材を介して本体に取付けてあるので、要
振動体が振動しても、その要振動体の振動は本体への伝
達を阻止される。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】削除
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】削除
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】削除
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正内容】
【0030】
【発明の効果】本発明の請求項1の遊技機は、要振動体
を弾性部材を介して本体に取付けてあるため、要振動体
の振動は本体(他の機器)への伝達を阻止され、他の機
器等は振動による影響を受けないため好ましい。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森岡 一男 名古屋市中村区長戸井町3丁目12番地 豊 丸産業株式会社内 (72)発明者 森本 陽児 名古屋市中村区長戸井町3丁目12番地 豊 丸産業株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技球の貯留タンクや通過路等の要振動
    体に振動手段を設置する遊技機であって、前記振動手段
    を弾性部材を介して前記要振動体に設置することを特徴
    とする遊技機。
  2. 【請求項2】 要振動体を弾性部材を介して機構板等の
    本体に取付けることを特徴とする請求項1の遊技機。
  3. 【請求項3】 遊技球の発射を操作可能な発射ハンドル
    に振動手段を装着する遊技機であって、前記振動手段を
    弾性部材を介して前記発射ハンドルに装着することを特
    徴とする遊技機。
  4. 【請求項4】 振動手段は振動モータであることを特徴
    とする請求項1乃至請求項3の遊技機。
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