JP2000279580A - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

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JP2000279580A
JP2000279580A JP11089085A JP8908599A JP2000279580A JP 2000279580 A JP2000279580 A JP 2000279580A JP 11089085 A JP11089085 A JP 11089085A JP 8908599 A JP8908599 A JP 8908599A JP 2000279580 A JP2000279580 A JP 2000279580A
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JP
Japan
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game
control board
ball
board
payout
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Pending
Application number
JP11089085A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunio Matsumoto
邦夫 松元
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Fuji Shoji Co Ltd
Original Assignee
Fuji Shoji Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基板の単機能化による基板の共通化を促進で
きると共に、制御基板単位で初期状態に容易にリセット
できる弾球遊技機を提供する。 【解決手段】 主に遊技盤3 側を制御する主制御基板33
を備えた弾球遊技機において、各部に電源を供給する電
源基板42と、球払い出し手段30を制御する払い出し制御
基板43とを含む単機能別の制御基板10,33,35,37,42,43
を備え、制御基板単位で初期状態にリセット可能なリセ
ット手段49を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機、アレ
ンジボール機、雀球遊技機等の弾球遊技機に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機等の弾球遊技機では、遊技盤
の遊技領域内に図柄表示手段、入賞手段、その他の各種
の遊技部品を配置し、これらの各遊技部品による遊技動
作を、遊技盤の裏側の主制御基板により制御すると共
に、入賞手段に遊技球が入賞すれば、その入賞手段内の
入賞検出スイッチからの入賞信号を記憶して、球払い出
し手段の払い出し制御基板に払い出し信号を送り、入賞
手段に遊技球が入賞する毎に所定数の賞品球を球払い出
し手段から払い出すようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の弾球遊技機は、
主制御基板に多くの制御機能を持たせ、この主制御基板
からの信号により払い出し手段、表示ランプ、スピーカ
等を制御する方式を採用している。しかし、この従来の
制御方式では、主制御基板に全ての制御機能が集中して
いるため、各機種毎に主制御基板を製作する必要があ
り、複数種類の機種に対して主制御基板を共通に使用す
る基板の共通化を図り難い問題がある。
【0004】また主制御基板、その他には、ROM、そ
の他の記憶機能を備えた電子部品を使用し、入賞信号等
は勿論のこと、遊技部品側のトラブル発生によるエラー
信号、球払い出し手段側の球詰まり等のトラブル発生に
よるエラー信号等をその都度記憶手段に記憶して、その
記憶データに従って制御又は報知する制御方式を採用し
ている。
【0005】しかし、従来は記憶手段の記憶データを消
去して初期状態にリセットするリセット機能がないた
め、例えば球払い出し手段で球詰まり等のトラブルが発
生した場合には、球詰まり等のトラブル原因を解消して
も、記憶手段にエラーの記憶データがあるため、直ちに
遊技状態に復旧することができず、一旦、電源を切って
記憶手段の記憶データを消去して初期状態に戻した後、
再度電源を入れる必要がある。また電源スイッチを備え
ていない弾球遊技機では、電源を入り切りするために電
源プラグを抜き差しする必要があり、操作も煩わしくな
る。
【0006】本発明は、このような従来の問題点に鑑
み、基板の単機能化による基板の共通化を促進できると
共に、制御基板単位で初期状態に容易にリセットできる
弾球遊技機を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、主に遊技盤3
側を制御する主制御基板33を備えた弾球遊技機におい
て、各部に電源を供給する電源基板42と、球払い出し手
段30を制御する払い出し制御基板43とを含む単機能別の
制御基板10,33,35,37,42,43 を備え、制御基板単位で初
期状態にリセット可能なリセット手段49を備えたもので
ある。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて詳述する。図1及び図2において、1 は遊技機
本体で、開閉自在に枢着された前枠2 を有する。前枠2
には、その窓孔に対応して遊技盤3 が裏側から着脱自在
に装着され、また遊技盤3 の前側にガラス扉4 と前面板
5 とが開閉自在に配置されている。
【0009】前面板5 には、発射用の遊技球を貯留する
上皿6 が装着されている。前枠2 の下部には、余剰球を
貯留する下皿7 と、発射手段8 の発射ハンドル9 とが夫
々設けられている。発射手段8 は発射制御基板10側で制
御され、また発射制御基板10は発射制御基板ケース11に
収納されている。
【0010】遊技盤3 には、図3に示すように、ガイド
レール12が環状に装着されると共に、そのガイドレール
12の内側の遊技領域13に液晶表示手段14、第2始動手段
15、可変入賞手段16、普通入賞手段17〜20、第1始動手
段21等の複数個の遊技部品が配置されている。第2始動
手段15、可変入賞手段16、普通入賞手段17〜20には、遊
技球の入賞を検出する入賞検出スイッチ15a 〜20a が設
けられている。
【0011】液晶表示手段14は、第2図柄を表示する第
2図柄表示手段22を兼用している。第2図柄表示手段22
は1個以上、例えば複数個(左右方向に3個)の第2図
柄を表示し、第2始動手段15が遊技球を検出することを
条件に、各第2図柄が乱数制御により所定時間だけ変動
して停止するように構成されている。第2始動手段15
は、開閉自在な左右一対の開閉爪を備えた電動開閉式チ
ューリップ等であって、第1図柄表示手段(後述)の変
動後の停止図柄が当たり図柄を表示したときに、開閉爪
が所定時間開放するようになっている。
【0012】液晶表示手段14には、その上部に普通入賞
手段17と第1図柄表示手段23とが設けられている。第1
図柄表示手段23は1個の第1図柄を表示し、通過ゲート
式等の第1始動手段21が遊技球を検出することを条件
に、第1図柄が乱数制御により所定時間変動して停止す
るようになっている。
【0013】可変入賞手段16は所謂大入賞手段を構成す
るものであって、遊技者に有利な開状態(第1状態)と
不利な閉状態(第2状態)との間で下部側の横軸廻りに
開閉自在な開閉板24を備え、第2図柄表示手段22の変動
後の停止図柄が「7・7・7」等の大当たり図柄のとき
に、開閉板24が前側に開放する。可変入賞手段16はその
内部に特定領域を備え、この特定領域を入賞球が通過し
たときに、所謂大当たりによる利益状態を継続させるよ
うになっている。
【0014】なお、可変入賞手段16は、開放後に所定時
間が経過したとき、又は所定数(例えば10個)の遊技
球が入賞したときに開閉板24が閉じると共に、遊技球が
特定領域を通過することを条件に、最大所定回数(例え
ば16回)まで開閉動作を繰り返すようになっている。
【0015】前枠2 の裏側には、図2に示すように、遊
技盤3 を裏側から押さえる裏機構板25が開閉自在に装着
されている。裏機構板25には、遊技盤3 の裏側の裏カバ
ー32が嵌合する開口部26が形成され、その上側に遊技球
タンク27及びタンクレール28が、左右方向の一側に球払
い出し手段30が、下側に通路ユニット29が夫々設けられ
ている。遊技球タンク27は、外部の遊技球補給系から補
給された遊技球を貯留し、タンクレール28を経て球払い
出し手段30側へと供給するようになっている。
【0016】球払い出し手段30はモータ駆動による回転
式であって、球払い出し指令があったときに払い出しモ
ータ31が回転体を駆動して、その回転体の回転により遊
技球タンク27内の遊技球を賞品球として上皿6 側へと払
い出すように構成されている。
【0017】裏カバー32は、図2に示すように、遊技盤
3 に装着された液晶表示手段14等の各遊技部品等を裏側
から覆うためのもので、遊技盤3 に着脱自在に固定され
ている。裏カバー32には、主制御基板33を収納する主制
御基板ケース34と、ランプ制御基板35を収納するランプ
制御基板ケース36と、音声制御基板37を収納する音声制
御基板ケース38とが着脱自在に装着されている。主制御
基板ケース34は裏カバー32の上部側に配置され、この主
制御基板ケース34の下側にランプ制御基板ケース36と音
声制御基板ケース38とが左右に配置されている。
【0018】通路ユニット29の裏側には、ケース取り付
け板40を介して制御基板ケース41が着脱自在に装着さ
れ、この制御基板ケース41内に電源基板42と払い出し制
御基板43とが左右に収納されている。電源基板42は、電
源コード44を介して外部電源67に接続可能である。な
お、45は自動球貸し機である。
【0019】制御基板ケース41は内部を透視可能な合成
樹脂製であって、図4に示すようにケース本体46と、こ
のケース本体46の開口側に着脱自在に嵌合するケース蓋
体47とを備え、そのケース本体46とケース蓋体47との間
に払い出し制御基板43等が介在されている。払い出し制
御基板43等は、その外周縁部がケース本体46とケース蓋
体47とによって挟持されている。なお、ケース蓋体47
は、ネジ等でケース本体46に固定するようにしても良
い。
【0020】制御基板ケース41は、ケース蓋体47側が偏
平状であって、そのケース蓋体47側がケース取り付け板
40側となるように、このケース取り付け板40の裏側に着
脱自在に装着されている。払い出し制御基板43には、ケ
ース本体46に対応する裏側にCPU、ROM、RAM、
その他の各種の電子部品と一緒にリセットスイッチ48が
装着されている。リセットスイッチ48は、後述のリセッ
ト手段49を構成するためのものである。
【0021】ケース本体46には、底部51が払い出し制御
基板43側に近接するように、制御基板ケース41内に凹入
する操作凹部50がリセットスイッチ48に対応して形成さ
れている。操作凹部50は、リセットスイッチ48を操作す
るときに、指又はその他の操作部材を挿入し得る程度の
大きさであって、その底部51に開口孔52が形成され、こ
の開口孔52にリセットスイッチ48の操作部53が嵌合して
操作凹部50内に突出している。
【0022】図5は制御系のブロック図である。図5に
おいて、54は主に遊技盤3 側の遊技動作に関わる制御を
行う主制御手段で、主制御基板33に装着されたCPU、
ROM、RAM等により構成されている。主制御手段54
は、遊技制御手段55と遊技状態記憶手段56とを備えてい
る。
【0023】遊技制御手段55は、第1始動手段21が遊技
球を検出することを条件に第1図柄表示手段23の第1図
柄の変動・停止を制御する機能、第2始動手段15が遊技
球を検出することを条件に第2図柄表示手段22の第2図
柄の変動・停止を制御する機能、変動後の第2図柄の停
止図柄が所定(大当たり図柄)の組み合わせになったと
きに利益状態を発生させる機能、入賞手段16〜20等に遊
技球が入賞したときに入賞処理を行う機能等を備えてい
る。遊技状態記憶手段56は、RAM等により構成され、
遊技制御手段55の制御により刻々変化する遊技盤3 側の
遊技状態を記憶するようになっている。
【0024】57はランプ制御手段で、ランプ制御基板35
に設けられ、遊技盤3 側の遊技部品に組み込まれた表示
ランプ58等を遊技制御手段55からの遊技情報に従って適
宜点滅制御するものである。59は音声制御手段で、音声
制御基板37に設けられ、スピーカ60から発生する効果音
を遊技制御手段55からの遊技情報に従って適宜制御する
ものである。なお、スピーカ60は、前面板5 の裏側で前
枠2 側の部材等に装着されている。61は発射制御手段
で、発射制御基板10に設けられ、発射ハンドル9を操作
したときに発射手段8 を制御するものである。
【0025】62は払い出し制御手段で、払い出し制御基
板43に装着されたCPU、ROM、RAM等により構成
され、各入賞手段15〜20に遊技球が入賞したときに入賞
検出スイッチ15a 〜20a から遊技制御手段55を経て送信
される入賞データ、球払い出し手段30に関連する球詰ま
り、その他のエラーデータ等を記憶する記憶手段63と、
この記憶手段63の入賞データに基づいて賞品球の払い出
し個数を演算する演算手段64とを備え、演算手段64の演
算結果に従って所定数の賞品球を払い出すように球払い
出し手段30を制御するようになっている。
【0026】払い出し制御手段62は、球払い出し手段30
に球詰まり等が発生したときに、発射制御手段61側にエ
ラー信号を送信して発射手段8 の遊技球の発射動作を停
止させると共に、その事実を報知する報知手段、例えば
球詰まり表示ランプ65を点滅させるようなっている。球
詰まり表示ランプ65には、遊技盤の遊技領域の上部両側
の装飾ランプ66が兼用されており、球払い出し手段30に
球詰まりが発生したときに、これが点滅して報知するよ
うになっている。
【0027】払い出し制御手段62には、記憶手段63の入
賞データ等の記憶データを消去して初期状態にリセット
するためのリセット手段49が設けられている。リセット
手段49は、払い出し制御基板43を1単位として記憶手段
63の記憶データをリセットするためのもので、リセット
手段49はリセット対象となる記憶データが複数種類あ
り、その種類毎に記憶データをリセットする必要がある
場合に、そのリセット対象の種類を選択できる機能を有
し、前述のようにリセットスイッチ48により構成されて
いる。払い出し制御手段62は、リセットスイッチ48を1
回操作したときに、記憶手段63のエラーデータを消去
し、2回操作したときに記憶手段63の入賞データを消去
するようになっている。なお、リセットスイッチ48を1
回操作すれば、記憶手段63の全ての記憶データを消去し
て初期状態にリセットするようにしても良い。
【0028】電源基板42は、外部電源67からの電源を主
制御基板33、ランプ制御基板35、音声制御基板37、発射
制御基板10、払い出し制御基板43等を経て、遊技盤3 側
の液晶表示手段14等の遊技部品、発射手段8 、球払い出
し手段30、その他の各給電対象部位に供給するためのも
のである。
【0029】上記弾球遊技機において、電源コード44を
外部電源67に接続すると、外部電源67から電源基板42を
経由し、主制御基板33、ランプ制御基板35、音声制御基
板37、発射制御基板10、払い出し制御基板43等を経て、
遊技盤3 側の液晶表示手段14等の遊技部品、発射手段8
、球払い出し手段30等の各部に電源が供給され、遊技
可能な状態となる。
【0030】遊技に際して発射手段8 の発射ハンドル9
を操作すると、上皿6 の遊技球が発射手段8 の発射動作
に連動して1個づつ発射部に供給され、その遊技球を打
撃槌で打撃してガイドレール12に沿って順次遊技盤3 側
に発射させて行く。遊技盤3の上部側に発射された遊技
球は、遊技盤3 の遊技領域13に入った後、その盤面に沿
って落下する間に普通入賞手段17〜20等に入賞するか、
第1始動手段21を通過しながら下方へと落下する。
【0031】遊技球が第1始動手段21を通過すると、遊
技制御手段55が働いて第1図柄表示手段23の第1図柄が
乱数制御により所定時間変動する。そして、第1図柄表
示手段23の変動後の停止図柄が例えば「7」等の当たり
図柄になれば、第2始動手段15の開閉爪が所定時間開放
して、この第2始動手段15に遊技球が入賞し易くなる。
【0032】遊技球が第2始動手段15に入賞すると、第
2図柄表示手段22の第2図柄が乱数制御により所定時間
スクロール変動する。そして、変動後の停止図柄が例え
ば「3・3・3」「5・5・5」「7・7・7」等の大
当たり図柄になれば、所謂大当たりによる利益状態が発
生し、可変入賞手段16が開放して遊技球が入賞し易くな
る。
【0033】なお、この可変入賞手段16は開放から所定
時間が経過するか、又は所定数の遊技球が入賞すれば閉
じる。しかし、可変入賞手段16の開放中に、遊技球がそ
の内部の特定領域を通過すれば、可変入賞手段16が再度
開放し、以下同様の開閉動作を最大16回まで繰り返
す。
【0034】第2始動手段15、可変入賞手段16、普通入
賞手段17〜20等に遊技球が入賞すると、その入賞検出ス
イッチ15a 〜20a が遊技球を検出し、その入賞検出スイ
ッチ15a 〜20a からの入賞信号が遊技制御手段55を経て
払い出し制御手段62へと送られる。そして、払い出し制
御手段62側の記憶手段63が入賞データを記憶し、演算手
段64が入賞データに基づいて賞品球の払い出し個数を演
算する。そして、この演算結果に従って払い出し制御手
段62が球払い出し手段30を制御し、球払い出し手段30が
遊技球タンク27から供給される遊技球を賞品球として払
い出して行く。
【0035】遊技中は、遊技状態記憶手段56が第2図柄
表示手段22の変動後の第2図柄の表示状態、利益状態の
発生後の可変入賞手段16の開閉回数、入賞手段16〜20へ
の遊技球の入賞個数、その他の遊技情報を含む遊技状態
を随時記憶し、また記憶データを更新している。
【0036】遊技中に球払い出し手段30側に球詰まり等
のトラブルが発生すると、払い出し制御手段62の記憶手
段63がそのエラー信号を記憶すると共に、払い出し制御
手段62から発射制御手段61へとエラー信号が送信され、
発射手段8 が停止して遊技自体が止まる。これと同時に
球詰まり表示ランプ65が点滅して球払い出し手段30での
球詰まりの発生を報知する。
【0037】球詰まり表示ランプ65が点滅して球詰まり
の発生を表示すれば、遊技店側の管理者が前枠2 を開放
し、球払い出し手段30側に詰まった遊技球を除去する等
の所定の措置を講じる。球払い出し手段30側のトラブル
原因が解消すれば、リセットスイッチ48を操作して記憶
手段63のエラーデータを消去し初期状態にリセットす
る。
【0038】これによって払い出し制御手段62の記憶手
段63から発射制御手段61側へと送信されていたエラー信
号がなくなり、発射制御手段61が発射動作を制御可能な
状態に復旧できるので、前枠2 を閉じれば遊技を再開す
ることができる。
【0039】特に払い出し制御基板43側で記憶手段63の
記憶データをリセットするようにしており、電源を切ら
ずに払い出し制御手段62側をリセットできるため、主制
御基板33側の遊技状態記憶手段56が遊技状態のデータを
記憶したままでの復旧が可能である。
【0040】従って、大当たり発生等による利益状態の
発生中にトラブルが発生した場合にも、その利益状態の
ままで遊技を続行できるので、遊技者との間での利益状
態を巡るトラブルの発生を防止できる。また電源を切る
必要がないので、主制御手段54側の遊技状態記憶手段56
の記憶データが消えないようにバックアップ電源を設け
る必要もない。
【0041】球払い出し手段30側のトラブルによって遊
技の続行が不可能な場合には、リセットスイッチ48を2
回操作すれば、記憶手段63の入賞データを消去して払い
出し制御手段62側を初期状態にリセットできる。なお、
記憶手段63の記憶データを消去して初期状態にリセット
すれば、遊技者の利益が損なわれる。このため払い出し
制御基板43等に記憶手段63が記憶する入賞個数等を表示
する表示手段を設けておき、その表示手段で入賞個数を
確認した後にリセットスイッチ48を操作し、入賞個数に
見合う利益を遊技者に別途還元するようにしても良い。
【0042】また主制御基板33の他に発射制御基板10、
ランプ制御基板35、音声制御基板37、払い出し制御基板
43及び電源基板42に分割して、その各基板10,33,35,37,
42,43 に機能別に各制御手段54,57,59,61,62等を設けて
いるので、その制御機能が同じである限り異なる機種に
基板10,33,35,37,42,43 の一部を共通に使用でき、基板
10,33,35,37,42,43 の単機能化に伴い基板の共通化を促
進できる。しかも、払い出し制御基板43に記憶手段63と
リセット手段49とを一緒に設けているので、電気的にも
機械的にも簡単に構成できる。
【0043】以上、本発明の実施形態について詳述した
が、本発明はこの実施形態に限定されるものではなく、
本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であ
る。例えば、リセット手段49には、特定のキーにより操
作するキースイッチを使用しても良い。また払い出し制
御基板43に限らず、各種のデータの記憶する記憶手段63
を備えた基板であれば、その全てに同様のリセット手段
49を設けることも可能である。
【0044】球払い出し手段30に球詰まり等のトラブル
が発生した場合、そのエラー信号を払い出し制御手段62
から主制御手段54へと送信して、この主制御手段54側で
遊技動作不能にするように制御しても良い。
【0045】またリセット手段49の操作によって複数種
類の記憶データを消去する場合、リセット手段49の操作
時間の長短によって、複数種類の記憶データを選択する
ようにしても良い。例えば、リセット手段49を短時間操
作すると、記憶手段63のエラーデータが消去し、長時間
操作すると、記憶手段63の入賞データが消去するように
構成しても良い。
【0046】更にリセット手段49は、制御基板単位でリ
セット可能であれば十分であり、リセット対象となる記
憶手段63を備えた基板に一体に設ける必要はない。その
他、本発明は、パチンコ機、アレンジボール機、雀球遊
技機等の各種の弾球遊技機においても同様に実施可能で
ある。
【0047】
【発明の効果】本発明では、主に遊技盤3 側を制御する
主制御基板33を備えた弾球遊技機において、各部に電源
を供給する電源基板42と、球払い出し手段30を制御する
払い出し制御基板43とを含む単機能別の制御基板10,33,
35,37,42,43 を備え、制御基板単位で初期状態にリセッ
ト可能なリセット手段49を備えているので、基板10,33,
35,37,42,43 の単機能化による基板の共通化を促進でき
ると共に、制御基板単位で初期状態に容易にリセットで
き、初期状態にしない限り遊技を再開できない機種で
も、電源を切る必要がなく非常に便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す弾球遊技機の斜視図
である。
【図2】本発明の一実施形態を示す弾球遊技機の背面図
である。
【図3】本発明の一実施形態を示す遊技盤の正面図であ
る。
【図4】本発明の一実施形態を示す制御基板ケースの断
面図である。
【図5】本発明の一実施形態を示す制御系のブロック図
である。
【符号の説明】
3 遊技盤 10 発射制御基板 15 第2始動手段 15a 〜20a 入賞検出スイッチ 16 可変入賞手段 17〜20 普通入賞手段 30 球払い出し手段 33 主制御基板 35 ランプ制御基板 37 音声制御基板 42 電源基板 43 払い出し制御基板 49 リセット手段 63 記憶手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主に遊技盤(3) 側を制御する主制御基板
    (33)を備えた弾球遊技機において、各部に電源を供給す
    る電源基板(42)と、球払い出し手段(30)を制御する払い
    出し制御基板(43)とを含む単機能別の制御基板(10)(33)
    (35)(37)(42)(43)を備え、制御基板単位で初期状態にリ
    セット可能なリセット手段(49)を備えたことを特徴とす
    る弾球遊技機。
  2. 【請求項2】 前記遊技盤(3) の遊技領域内に配置され
    た入賞手段(15)〜(20)と、この入賞手段(15)〜(20)への
    遊技球の入賞を検出する入賞検出スイッチ(15a) 〜(20
    a) と、この入賞検出スイッチ(15a) 〜(20a) からの入
    賞データを記憶する記憶手段(63)と、この記憶手段(63)
    の記憶データに基づいて、所定数の遊技球を払い出すよ
    うに前記球払い出し手段(30)を制御する払い出し制御基
    板(43)とを備え、前記記憶手段(63)の記憶データをリセ
    ットする前記リセット手段(49)を備えたことを特徴とす
    る請求項1に記載の弾球遊技機。
  3. 【請求項3】 前記払い出し制御基板(43)に前記記憶手
    段(63)と前記リセット手段(49)とを備えたことを特徴と
    する請求項1又は2に記載の弾球遊技機。
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