JP2001113017A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2001113017A
JP2001113017A JP29695399A JP29695399A JP2001113017A JP 2001113017 A JP2001113017 A JP 2001113017A JP 29695399 A JP29695399 A JP 29695399A JP 29695399 A JP29695399 A JP 29695399A JP 2001113017 A JP2001113017 A JP 2001113017A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 停電が生じた場合に、全ての遊技者の利益を
公平に保護することが可能な遊技機を提供する。 【解決手段】 パチンコ機1を遊技している間に、その
遊技状態に関する情報がデータテーブル(RAM33)
に取り込まれ、外部電源38が停電したときに、データ
テーブルに停電直前の情報が記憶されたままパチンコ機
1が停止する。そして、停電が解消すると、停電用サブ
ルーチンのうちSTEP123,124で、パチンコ機
1がすぐには復旧されないように準備期間が確保され
る。そして、その準備期間が経過すると、データテーブ
ルに記憶された情報に基づいて、CPU31がパチンコ
機1を停電直前の遊技状態に復旧させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばパチンコ機
やスロットマシン等で代表される遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】今日の主流のパチンコ機は、遊技者の興
味を倍増させるために、遊技中に所定条件が揃うと、例
えば、いわゆるフィーバー等の特定の遊技状態となり、
通常よりも多くの利益を遊技者に還元するように構成さ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、上記パチンコ
機を複数台、備えたパチンコ遊技場で、営業中に停電が
生じると、各パチンコ機の遊技状態が異なった状況下で
一斉に遊技が中断されるので、これらを、停電解消後に
一律の遊技状態にして遊技を再開させると、遊技者間に
不公平が生じてしまう。
【0004】本発明は、前記事情に鑑みてなされたもの
で、停電が生じた場合に、全ての遊技者の利益を公平に
保護することが可能な遊技機の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る遊
技機は、外部電源から電力を受けて遊技可能な状態とな
り、遊戯中に遊技者にとって利益を得やすい状態と利益
を得にくい状態とに遊技状態が変更される遊技機におい
て、遊技状態を制御する遊技制御手段と、遊技状態に関
する情報が遊技中に入力されかつ外部電源の停電時に情
報を記憶する遊技情報記憶手段と、停電が解消してから
所定期間が経過するまでの間は、遊技機を遊技不能な状
態に強制する準備期間確保手段とを備え、遊技制御手段
は、所定期間が経過して準備期間確保手段による強制が
解除されたときに、遊技情報記憶手段に記憶された情報
に基づいて、遊技機を停電直前の遊技状態にするところ
に特徴を有する。
【0006】請求項2の発明は、請求項1記載の遊技機
において、遊技制御手段には、外部電源の停電時に電力
を供給するバックアップ電源が連ねられ、準備期間確保
手段は、停電から所定期間が経過するまでの間は、遊技
制御手段をホールドするところに特徴を有する。
【0007】請求項3の発明は、請求項1又は2に記載
の遊技機において、遊技情報記憶手段は、不揮発性メモ
リであるところに特徴を有する。
【0008】
【発明の作用及び効果】<請求項1の発明>請求項1の
構成では、遊技中に、遊技状態に関する情報が遊技情報
記憶手段に取り込まれ、外部電源が停電すると遊技情報
記憶手段に停電直前の情報が記憶されたまま遊技機が停
止する。そして、停電が解消すると、準備期間確保手段
によって遊技機がすぐには復旧されないように強制さ
れ、遊技者に対して遊技再開の準備期間が確保される。
次いで、この準備期間が経過すると、遊技情報記憶手段
に記憶された情報に基づいて、遊技制御手段が遊技機を
停電直前の遊技状態に復旧させる。このように、利益を
得やすい遊技状態であろうとなかろうと、停電解消後に
は一様に停電直前の遊技状態に復旧されて、全ての遊技
者が、停電直前の遊技状態のまま遊技を継続することが
できるから、全ての遊技者の利益を公平に保護すること
ができる。しかも、停電解消から所定の準備期間を経た
ことを条件として復旧させるから、遊技者は、スムーズ
に遊技を再開することができる。
【0009】<請求項2の発明>請求項2の構成によれ
ば、外部電源が停電しても、遊技制御手段は、バックア
ップ電源から受電して停止せず、制御に関する情報がリ
セットされることを防ぐことができる。また、遊技制御
手段は、停電から所定期間が経過するまでの間は、準備
期間確保手段にてホールドされるから、制御に関する情
報が更新されることもない。そして、停電解消後には前
記したホールドが解除されて、停電直前の遊技状態をス
ムーズに復旧させることができる。
【0010】<請求項3の発明>遊技情報記憶手段は、
不揮発性メモリであるから、バックアップ電源を要さず
して、停電直前の遊技状態を停電時に記憶することがで
きる。
【0011】
【発明の実施の形態】<第1実施形態>以下、本発明の
第1実施形態について図1〜図5に基づいて説明する。
本実施形態のパチンコ機1は、図1に示すように、前面
枠2にガラス扉3を開閉可能に備え、このガラス扉3の
裏面側に遊技盤4が組み付けられている。また、ガラス
扉3の下側には、前面板5が組み付けられ、ここにはパ
チンコ球を貯留しておく上皿7が設けられ、さらにその
下方には、上皿7の貯留能力を越えて溢れるパチンコ球
を貯留するための下皿8と、パチンコ球を発射操作する
ためのハンドル9とが備えられている。なお、本実施形
態のパチンコ機1には、ハンドル操作無効化回路(図示
せず)が備えられており、これがパチンコ機1に備えた
CPU31(図2参照)から駆動命令を受けると、ハン
ドル9を操作してもパチンコ球が発射されなくなる。
【0012】遊技盤4には、左右方向の中央位置に、可
変表示装置14と変動入賞装置18とが上下に並べて備
えられ、可変表示装置14の周りに3つの特別入賞口1
5が設けられている。
【0013】可変表示装置14は、3桁の整数を表示可
能な液晶画面を備え、特別入賞口15にパチンコ球が入
賞すると、上記3桁の整数を、スロットマシンのように
各桁ごとにスクロールさせ、一定時間の経過後に停止さ
せる。そして、停止時に表示された整数が例えば「77
7」となったときに、パチンコ機1が大当たりモード
(いわゆるフィーバー状態)に切り替わり、次述の変動
入賞装置18が始動する。
【0014】なお、停止時に表示される整数は、既に特
別入賞口15に球が入賞したときに、決定されており、
スクロール動作中に変動表示される整数とは全く無関係
である。
【0015】変動入賞装置18には、長方形状に開口し
た大入賞口(図示せず)が備えられ、この大入賞口が蓋
体20にて開閉される。蓋体20は、遊技盤4の裏側に
備えたソレノイド26(図2参照)にて駆動され、常に
は、大入賞口へのパチンコ球の入賞を規制するように閉
止されると共に、上記した大当たりモードに切り替わる
と大入賞口へのパチンコ球の入賞を許容するように開放
される。そして、蓋体20は、開放した大入賞口に10
個のパチンコ球が入賞すると閉じられる。但し、10個
のパチンコ球が入賞しなくても、開放してから30秒を
経過したところで蓋体20は閉じられる。
【0016】さらには、大入賞口の中央には、V入賞口
(図示せず)が設けられており、蓋体20が開放中にV
入賞口にパチンコ球が入賞すると、蓋体20が一度閉じ
られてから再び開放され、やはり大入賞口に10個のパ
チンコ球が入賞するか、開放してから30秒を経過した
ところで閉じられる。このような動作をV入賞口にパチ
ンコ球が入賞する限り、最高で16回まで繰り返され
る。そして、各入賞球に対応した所定のパチンコ球が上
皿7に払い出される。
【0017】なお、遊技盤4には、上記した特別入賞口
15以外に入賞口22が設けられ、この入賞口22にパ
チンコ球が入賞すると、その入賞口22内に備えた入賞
センサ22A(図2参照)が作動して、所定個数のパチ
ンコ球が払い出される。
【0018】図2には、パチンコ機1の制御回路30が
示されている。31はCPUであり、この制御回路30
の制御中枢を担っている。CPU31には、ROM32
とRAM33とが連ねられ、このRAM33によって構
成されたCPU31の記憶領域には、図3に示すよう
に、複数の番地に亘って遊技状態に関する情報を記憶す
るデータテーブルが設けられている。そして、データテ
ーブルの内容が、ROM32に記録された種々のプログ
ラムをランさせることによって更新される。
【0019】34は、波形成形回路であり、フリップフ
ロップ回路(以下、「F/F回路」という)を備え、特
別入賞口15及びV入賞口及び入賞口22内に備えた入
賞センサ15A,20A,22Aにより入賞球の検出し
て、CPU31に引き渡す。
【0020】35は表示駆動回路であり、CPU31か
ら信号を受けて、これに基づき可変表示装置14の表示
画面をスクロールさせ、かつ、CPU31から引き渡さ
れた3桁の整数をスクロール動作後に表示画面に表示さ
せる。
【0021】37はドライバであり、CPU31から受
けた信号に基づいて、ソレノイド26、大当たり表示ラ
ンプ23(図1及び図2参照)等への電力供給をオンオ
フする。
【0022】36は、電源回路であり、パチンコ遊技場
に備えた変圧器(図示せず)を介して外部電源38(例
えば、商用電源)のAC100VをAC24Vにして受
け、これを所定の直流電圧に変換して第1と第2の給電
ライン36A,36Bに出力している。
【0023】第1給電ライン36Aには、CPU31及
びクロック発生回路41が連なると共に、例えばリチウ
ム電池からなるバックアップ電源40が、常開のスイッ
チ39を介して前記電源回路36と並列接続されてい
る。そして、このスイッチ39は、CPU31から受け
た信号に基づいてオンオフされる。なお、RAM33に
は、CPU31を通して第1給電ライン36Aから電力
が供給されるようになっている。
【0024】第2給電ライン36Bには、割込回路41
と停電検出回路42とが連ねられている。この割込回路
41は、発振器と分周器とを備え、例えば、2msec
周期の割込信号をCPU31のINT端子に与える。そ
して、CPU31は、この割込信号を受ける度に、メイ
ンプログラムをランする。また、停電検出回路42は、
CPU31のRST端子に停電判別信号を与えている。
この停電判別信号は、停電検出回路42が電源回路36
から電力を受けている限りHレベルとなっており、電源
回路36から停電検出回路42へと電力が供給されなく
なるとLレベルに切り替わる。
【0025】以下、本実施形態のパチンコ機1の動作を
説明する。パチンコ遊技場に備えた主電源スイッチ(図
示せず)をオンすると、パチンコ1の電源回路36が外
部電源38から電力を受けて起動する。すると、電源回
路36から延びる第1給電ライン36Aを通してCPU
31及びクロック発生回路41に給電が開始され、か
つ、第2給電ライン36Bを通して割込回路41及び停
電検出回路42に給電が開始される。これにより、CP
U31が起動し、割込回路41からCPU31のINT
端子に2msec周期の外部割込信号が与えられ、さら
に、停電検出回路42からCPU31のRST端子に、
Hレベルの停電判別信号が与えられる。
【0026】CPU31は、起動するとまず図4に示し
た初期化プログラムをランし、このプログラムのSTE
P100で、RAM33で構成したデータデーブルの内
容を初期値にセットする。
【0027】次いで、STEP101で、常開のスイッ
チ39をオンしてCPU31への給電ライン36Aにバ
ックアップ電源40を接続する。これにより、停電によ
って電源回路36が停止しても、CPU31とクロック
発生回路41はバックアップ電源40から電力を受ける
ことができる。
【0028】次いで、STEP102で、CPU31の
RST端子に入力される停電判別信号がHレベルからL
レベルに切り替わったときに、停電用プログラムが割り
込んでランするように設定する。
【0029】最後に、STEP103で、CPU31の
INT端子に外部割込信号が入力されたときに、メイン
プログラムをランするように設定し、上記初期化プログ
ラムから抜けて、メインプログラムを一度ランし、待機
する。
【0030】次いで、CPU31は、割込回路41から
2msec周期の外部割込信号を受ける度に、メインプ
ログラム(図示せず)を繰り返しランする。
【0031】CPU31は、メインプログラムのランに
より、各入賞口の内部に設けた入賞センサ群の状態信号
を取り込み、種々の処理を行う。即ち、可変表示装置1
4に表示させる乱数の選出処理、通常モードと大当たり
モードとの切替処理、大口入賞口の開放時間の計測処
理、大口入賞口・V入賞口への入賞球の計数処理、各入
賞口に入賞した入賞球に対する所定個数のパチンコ球の
払い出し処理等を行う。そして、これらの処理を実行す
るに伴って、遊技状態に関する情報をデータテーブルに
更新記録し、このデータテーブルの内容に基づいてゲー
ムの進行が司られていく。
【0032】ここで、パチンコ機が大当たりモードに切
り替わる動作を例にとってさらに詳細説明すると以下の
ようである。特別入賞口15にパチンコ球が入賞する
と、新たなゲームが開始される。即ち、入賞センサ15
A(図2参照)がオンしたときに、乱数を取り込むと共
に、可変表示装置14の表示画面をスクロールさせ、一
定時間経過後に、前記取り込んだ乱数で、スクロールを
停止させる。そして、表示画面に表示された前記乱数
が、「777」か否かが判別される。ここで、「77
7」でないときには、特別入賞口15への入賞に基づく
新たなゲームの開始に備える一方、「777」であると
きには、パチンコ機1が大当たりモードに切り替えら
れ、変動入賞装置18に設けた蓋体20が駆動されて、
大口入賞口が開放される。また、これと同時に、データ
テーブルのFLAG1に大当たりモードとなった旨の情
報が書き込まれ、大口入賞口が閉じられる条件(開放し
た大入賞口に10個のパチンコ球が入賞するか、又は、
開放してから30秒を経過したこと等)をチェックすべ
く、データテーブルに設けた所定のカウンタ及びタイマ
が更新記録されていく。大当たりが終了すると、再び、
特別入賞口15への入賞に基づくゲームの開始に備え
る。このようにして、データテーブルの内容が、2ms
ecごとに、チェックされかつ更新されて、ゲームが進
行する。
【0033】さて、パチンコ遊技場の運営時間中に、何
らかの原因で突如として外部電源38が停電した場合は
以下のようである。即ち、外部電源38が停電するとパ
チンコ機1に備えた電源回路36が停止し、ハンドル操
作用モータや遊技盤4上の照明等への電力供給が絶たれ
て遊技不能となる。なお、このとき、当然、パチンコ遊
技場の店内の照明等も消え、遊技者は、停電によってパ
チンコ機1が停止したことを知る。
【0034】ここで、CPU31及びクロック発生回路
41は、バックアップ電源40から電力を受けることが
できるから、停電時にも停止することなく駆動される。
一方、停電検出回路42はバックアップ電源40から電
力を受けることができずに停止し、CPU31のRST
端子に入力される停電判別信号がHレベルからLレベル
に切り替わる。これにより、初期化プログラムで設定し
た通り(STEP102参照)、CPU31は、停電処
理用プログラムをランする。尚、割込回路41は、バッ
クアップ電源40から電力を受けることができずに停止
するから、CPU31のINT端子には、外部割込信号
が与えられなくなる。
【0035】停電処理用プログラムは、図5に示されて
おり、そのSTEP120で、メインプログラムの割り
込みを禁止する。
【0036】そして、STEP121で、停電判別信号
がLレベルからHレベルに切り替わったか否かをチェッ
クする。ここで、停電が解消されない限り、停電判別信
号はLレベルのままなので、STEP121のNOの枝
に進んで、再びSTEP121を繰り返すというループ
を回り続ける。
【0037】停電が解消されると、電源回路36の復帰
に伴って停電検出回路42、割込回路41も復帰する。
なお、このときパチンコ遊技場の店内の照明も復帰し
て、遊技者は停電が解消されたことを知ることができ
る。停電検出回路42が再起動すると、停電判別信号が
LレベルからHレベルに切り替わるから、上記STEP
121を実行したときにYESの枝に進んでループを抜
ける。一方、割込回路41が再起動すると、CPU31
のINT端子に外部割込信号が与えられるが、上記ST
EP120にてメインプログラムの割り込みを禁止した
から、メインプログラムはランせず、これにより、停電
が解消された直後に、不用意にパチンコ機1によるゲー
ムが再開されることが防がれる。
【0038】また、STEP122で、ハンドル操作無
効化回路が駆動され、ハンドル9を操作してもパチンコ
球は打ち出されない。これにより、確実に遊技不能な状
態に強制される。従って、他の遊技者が打ち出したパチ
ンコ球の音によって、遊技者を慌てされるような事態が
防がれる。
【0039】次いで、STEP123で、準備期間用タ
イマがスタートされる。ここで、タイマは例えば5分を
カウントするように設定されており、このとき、例え
ば、可変表示器の液晶画面に、停電解消後の5分後に、
停電前の遊技状態で遊技を再開できる旨の表示を行って
もよい。また、準備期間をパチンコ機に設定する構成以
外に、例えば、パチンコホールの管理室で準備期間を設
定できる構成としてもよい。さらに、パチンコ遊技場の
店内アナウンスによっても、停電解消後の5分後に遊技
を再開できる旨を遊技者に伝えてもよい。
【0040】STEP124で、5分を計数し終えた
ら、ハンドル操作の無効化を解除し(SてP125)、
メインプログラムの割り込みを許可し(STEP12
6)、この停電用プログラムを抜ける。なお、STEP
124で、5分を計数し終えるときに、可変表示器に、
カウントダウンと表示を行うと共に、店内アナウンスで
もカウントダウンを行うと、パチンコ遊技場全体の臨場
感が高まる。
【0041】停電用プログラムを抜けると、それから遅
くとも2msec内に、CPU31のINT端子に外部
割込信号が入力される。すると、メインプログラムが再
びランする。このとき、CPU31は、データテーブル
に記録されたデータに基づいて、パチンコ機1の各部位
を制御するが、ここでデータテーブルには、停電した瞬
間の遊技状態に関する情報が記憶されているから、パチ
ンコ機1は、停電した瞬間の遊技状態の続きから再運転
される。これにより、遊技者は、遊技状態に関する不利
を被ることなく、遊技を再び楽しむことができる。
【0042】このように本実施形態によれば、停電解消
後には一様に停電直前の遊技状態に復旧して、全ての遊
技者が停電直前の遊技状態のまま遊技を継続することが
できるから、全ての遊技者の利益が公平に保護される。
しかも、準備期間を経過したことを条件として復旧させ
るからスムーズに遊技を再開することができる。また、
CPU31が、停電時にバックアップ電源40から電力
を受けつつ待機する構成としたから、停電解消後に復旧
させる動作が簡略化され、スムーズに復旧が行われる。
【0043】<第2実施形態>以下、本実施形態と第1
実施形態の異なる構成についてのみ説明し、同じ構成に
関しては第1実施形態と同一符号を付して、重複した説
明は省略する。
【0044】本実施形態のパチンコ機は、前記第1実施
形態のRAM33の代わりにEEPROMをCPU31
に連ねて備え、バックアップ電源40は備えない構成と
なっている。そして、このEEPROMによって構成さ
れたデータテーブルに、遊技状態に関する情報が逐一書
き込まれる。
【0045】このデータテーブルには、停電判別FLA
Gが設けられており、この停電判別FLAGには、ハン
ドル9を操作しているときには「1」がセットされ、ハ
ンドル9を操作していないときには「0」がセットされ
る。そして、この停電判別FLAGの内容をチェックす
ることで、そのパチンコ機が遊戯中(ハンドル操作中)
に停電にて停止したか否かを判別することができるよう
になっている。
【0046】本実施形態のパチンコ機は、以下のように
動作する。即ち、停電が生じると、CPU31は停止す
る。ところが、EEPROMに形成したデータテーブル
には、遊技状態に関する情報がリセットされることなく
記憶されている。そして、停電から復旧すると、本実施
形態のパチンコ機は、CPU31が立ち上がり、起動時
用プログラム(図示せず)をランし、まず、停電判別F
LAGの内容をチェックする。ここで、停電判別FLA
Gが「0」となっているときは、このパチンコ機は、遊
戯中に停止したのではないから、前記第1実施形態で説
明した初期化プログラムをランする。一方、停電判別F
LAGが「1」となっているときは、このパチンコ機
は、遊戯中に停止したのであるから、前記第1実施形態
で説明した停電用プログラムをランする。このような構
成としても、第1実施形態と同様の効果を得られる。ま
た、第1実施形態に比べて、バックアップ電源を備えな
くて済むというメリットもある。
【0047】<他の実施形態>本発明は、前記実施形態
に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するよ
うな実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、
下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実
施することができる。
【0048】(1)前記第1実施形態では、準備期間を
例えば5分に設定したが、準備期間は5分に限定される
ものではない。また、各パチンコ機又はパチンコホール
の管理室に、準備期間を選択的に設定することができる
セレクトスイッチを設け、パチンコホールの管理者が自
由に準備期間を決めることができる構成としてもよい。
【0049】(2)前記第1実施形態では、ホール全体
のパチンコ機が、準備期間の5分を経過後に一斉にゲー
ムを再開する構成となっていたが、例えば、各パチンコ
機に、準備期間を途中で終了させることが可能な遊技再
開スイッチを設け、各遊技者が、この遊技再開スイッチ
を手動で操作して、個々にゲームを再開できるようにし
てもよい。
【0050】(3)前記第1実施形態では、準備期間の
計測をROM32に記憶したプログラムでソフト的に行
っていたが、タイマー回路を設けてハード的に行っても
よい。
【0051】(4)前記第2実施形態では、本発明にか
かる不揮発性メモリとして、EEPROMを例示した
が、電力を受けずにデータを記憶できるものであれば、
どのようなものでもよく、例えば、光磁気ディスク等で
あってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るパチンコ機の正面
【図2】パチンコ機の電気的構成を示すブロック図
【図3】データテーブルを示す概念図
【図4】初期化プログラムのフローチャート
【図5】停電用プログラムのフローチャート
【符号の説明】
1…パチンコ機 30…制御回路 31…CPU(遊技制御手段、遊技情報記憶手段、準備
期間確保手段) 33…RAM(遊技情報記憶手段) 38…外部電源 40…バックアップ電源

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部電源から電力を受けて遊技可能な状
    態となり、遊戯中に遊技者にとって利益を得やすい状態
    と利益を得にくい状態とに遊技状態が変更される遊技機
    において、 前記遊技状態を制御する遊技制御手段と、 前記遊技状態に関する情報が遊技中に入力されかつ前記
    外部電源の停電時に前記情報を記憶する遊技情報記憶手
    段と、 前記停電が解消してから所定期間が経過するまでの間
    は、遊技機を遊技不能な状態に強制する準備期間確保手
    段とを備え、 前記遊技制御手段は、前記所定期間が経過して前記準備
    期間確保手段による前記強制が解除されたときに、前記
    遊技情報記憶手段に記憶された情報に基づいて、遊技機
    を前記停電直前の遊技状態にすることを特徴とする遊技
    機。
  2. 【請求項2】 前記遊技制御手段には、前記外部電源の
    停電時に電力を供給するバックアップ電源が連ねられ、 前記準備期間確保手段は、前記停電から前記所定期間が
    経過するまでの間は、前記遊技制御手段をホールドする
    ことを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  3. 【請求項3】 前記遊技情報記憶手段は、不揮発性メモ
    リであることを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技
    機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008188225A (ja) * 2007-02-05 2008-08-21 Takao:Kk 弾球遊技機
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