JP2000279579A - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

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JP2000279579A
JP2000279579A JP11089086A JP8908699A JP2000279579A JP 2000279579 A JP2000279579 A JP 2000279579A JP 11089086 A JP11089086 A JP 11089086A JP 8908699 A JP8908699 A JP 8908699A JP 2000279579 A JP2000279579 A JP 2000279579A
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Japan
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power supply
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ball
board
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JP11089086A
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English (en)
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Kunio Matsumoto
邦夫 松元
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Fuji Shoji Co Ltd
Original Assignee
Fuji Shoji Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 停電等による外部電源からの電源供給の停止
に伴う遊技者の損失、遊技者と遊技店との間のトラブル
を極力防止できる弾球遊技機を提供する。 【解決手段】 遊技状態を記憶する遊技状態記憶手段48
と、外部電源50からの電源供給が停止したときに前記遊
技状態記憶手段48の遊技状態の記憶を維持させるバック
アップ電源部61を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機、アレ
ンジボール機、雀球遊技機等の弾球遊技機に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機等の弾球遊技機では、外部電
源から電源基板を経て各部に電源を供給する。そして、
主制御基板の主制御手段により遊技盤側の遊技動作を制
御すると共に、遊技盤の入賞手段に遊技球が入賞したと
きに、主制御手段からの入賞信号に基づいて、払い出し
制御基板の払い出し制御手段により球払い出し手段を制
御して、入賞球1個に付き規定数の遊技球を払い出して
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この種の弾球遊技機で
は、主制御基板に、CPU、RAM、その他の記憶機能
を有する記憶手段を装着し、この記憶手段で遊技状態を
記憶しながら遊技を行うようにしている。しかし、従来
は、外部電源から電源基板を経て各部に電源を供給する
だけであり、停電等によって外部電源からの電源供給が
停止した場合であっても、記憶手段の記憶を保持するよ
うにはなっていない。このため大当たり等で遊技者に有
利な利益状態が発生したときに外部電源が停電すれば、
それによって遊技者の利益が著しく損なわれたり、遊技
者と遊技店との間にトラブルが発生したりする等の問題
がある。
【0004】本発明は、このような従来の問題点に鑑
み、停電等による外部電源からの電源供給の停止に伴う
遊技者の損失、遊技者と遊技店との間のトラブルを極力
防止できる弾球遊技機を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、遊技状態を記
憶する遊技状態記憶手段48と、外部電源50からの電源供
給が停止したときに前記遊技状態記憶手段48の遊技状態
の記憶を維持させるバックアップ電源部61を備えてい
る。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて詳述する。図1〜図4は本発明の第1の実施形
態を例示し、図1及び図2において、1 は遊技機本体
で、開閉自在に枢着された前枠2 を有する。前枠2 に
は、その窓孔に対応して遊技盤3 が裏側から着脱自在に
装着され、また遊技盤3 の前側にガラス扉4 と前面板5
とが開閉自在に配置されている。
【0007】前面板5 には、発射用の遊技球を貯留する
上皿6 が装着されている。前枠2 の下部には、余剰球を
貯留する下皿7 と、発射手段8 の発射ハンドル9 とが夫
々設けられている。発射手段8 は発射制御基板10側で制
御され、また発射制御基板10は発射制御基板ケース11に
収納されている。
【0008】遊技盤3 には、図3に示すように、ガイド
レール12が環状に装着されると共に、そのガイドレール
12の内側の遊技領域13に液晶表示手段14、第2始動手段
15、可変入賞手段16、普通入賞手段17〜20、第1始動手
段21等の複数個の遊技部品が配置されている。
【0009】液晶表示手段14は、第2図柄を表示する第
2図柄表示手段22を兼用している。第2図柄表示手段22
は1個以上、例えば複数個(左右方向に3個)の第2図
柄を表示し、第2始動手段15が遊技球を検出することを
条件に、各第2図柄が乱数制御により所定時間だけ変動
して停止するように構成されている。第2始動手段15
は、開閉自在な左右一対の開閉爪を備えた電動開閉式チ
ューリップ等であって、第1図柄表示手段(後述)の変
動後の停止図柄が当たり図柄を表示したときに、開閉爪
が所定時間開放するようになっている。
【0010】液晶表示手段14には、その上部に普通入賞
手段17と第1図柄表示手段23とが設けられている。第1
図柄表示手段23は1個の第1図柄を表示し、通過ゲート
式等の第1始動手段21が遊技球を検出することを条件
に、第1図柄が乱数制御により所定時間変動して停止す
るようになっている。
【0011】可変入賞手段16は所謂大入賞手段を構成す
るものであって、遊技者に有利な開状態(第1状態)と
不利な閉状態(第2状態)との間で下部側の横軸廻りに
開閉自在な開閉板24を備え、第2図柄表示手段22の変動
後の停止図柄が「7・7・7」等の大当たり図柄のとき
に、開閉板24が前側に開放する。可変入賞手段16はその
内部に特定領域を備え、この特定領域を入賞球が通過し
たときに、所謂大当たりによる利益状態を継続させるよ
うになっている。
【0012】なお、可変入賞手段16は、開放後に所定時
間が経過したとき、又は所定数(例えば10個)の遊技
球が入賞したときに開閉板24が閉じると共に、遊技球が
特定領域を通過することを条件に、最大所定回数(例え
ば16回)まで開閉動作を繰り返すようになっている。
【0013】前枠2 の裏側には、図2に示すように、遊
技盤3 を裏側から押さえる裏機構板25が開閉自在に装着
されている。裏機構板25には、遊技盤3 の裏側の裏カバ
ー32が嵌合する開口部26が形成され、その上側に遊技球
タンク27及びタンクレール28が、左右方向の一側に球払
い出し手段30が、下側に通路ユニット29が夫々設けられ
ている。遊技球タンク27は、外部の遊技球補給系から補
給された遊技球を貯留し、タンクレール28を経て球払い
出し手段30側へと供給するようになっている。
【0014】球払い出し手段30はモータ駆動による回転
式であって、球払い出し指令があったときに払い出しモ
ータ31が回転体を駆動して、その回転体の回転により遊
技球タンク27内の遊技球を賞品球として上皿6 側へと払
い出すように構成されている。
【0015】裏カバー32は、図2に示すように、遊技盤
3 に装着された液晶表示手段14等の各遊技部品等を裏側
から覆うためのもので、遊技盤3 に着脱自在に固定され
ている。裏カバー32には、主制御基板33を収納する主制
御基板ケース34と、ランプ制御基板35を収納するランプ
制御基板ケース36と、音声制御基板37を収納する音声制
御基板ケース38とが着脱自在に装着されている。主制御
基板ケース34は裏カバー32の上部側に配置され、この主
制御基板ケース34の下側にランプ制御基板ケース36と音
声制御基板ケース38とが左右に配置されている。
【0016】通路ユニット29の裏側には、ケース取り付
け板40を介して制御基板ケース41が着脱自在に装着さ
れ、この制御基板ケース41内に電源基板42と払い出し制
御基板43とが左右に収納されている。電源基板42は、電
源コード44を介して外部電源50に接続可能である。な
お、45は自動球貸し機である。
【0017】図4は制御系のブロック図である。図4に
おいて、46は主に遊技盤3 側の遊技動作に関わる制御を
行う主制御手段で、主制御基板33に装着されたCPU、
ROM、RAM等により構成されている。主制御手段46
は、遊技制御手段47と遊技状態記憶手段48と遊技継続手
段49とを備えている。
【0018】遊技制御手段47は、第1始動手段21が遊技
球を検出したときに第1図柄表示手段23の第1図柄の変
動・停止を制御する機能、第2始動手段15が遊技球を検
出したときに第2図柄表示手段22の第2図柄の変動・停
止を制御する機能、変動後の第2図柄の停止図柄が所定
(大当たり図柄)の組み合わせになったときに利益状態
を発生させる機能、入賞手段16〜20等に遊技球が入賞し
たときに入賞処理を行う機能等を備えている。
【0019】遊技状態記憶手段48は、CPU、RAM等
により構成され、遊技制御手段47の制御により刻々変化
する遊技盤3 側の遊技状態を記憶するようになってい
る。遊技継続手段49は、外部電源50が復旧して電源供給
があったときに遊技制御手段47を働かせ、遊技状態記憶
手段48の記憶データに基づいて停止直前の遊技状態から
遊技を継続して再開可能に制御するためのものである。
【0020】51はランプ制御手段で、ランプ制御基板35
に設けられ、遊技機前側の遊技部品に組み込まれた表示
ランプ52等を遊技制御手段47からの遊技情報に従って適
宜点滅制御するものである。53は音声制御手段で、音声
制御基板37に設けられ、スピーカ54から発生する効果音
を遊技制御手段47からの遊技情報に従って適宜制御する
ものである。なお、スピーカ54は、前面板5 の裏側で前
枠2 側の部材等に装着されている。58は発射制御手段
で、発射制御基板10に設けられ、発射ハンドル9を操作
したときに発射手段8 を制御するものである。
【0021】55は払い出し制御手段で、払い出し制御基
板43に装着されたCPU、ROM、RAM等により構成
され、遊技制御手段47からの入賞情報に応じて払い出す
べき賞品球の払い出し個数を算出する払い出し個数算出
手段56と、その払い出し個数を記憶する払い出し個数記
憶手段57とを備え、払い出し個数が1個以上のときに球
払い出し手段30を作動させると共に、その払い出しに伴
って払い出し個数記憶手段57の記憶データを更新するよ
うになっている。
【0022】電源基板42には、主電源部60とバックアッ
プ電源部61とリセット手段62とを備えている。主電源部
60は、主制御基板33、ランプ制御基板35、音声制御基板
37、発射制御基板10、払い出し制御基板43等を経て、遊
技盤3 側の液晶表示手段14等の遊技部品、発射手段8 、
球払い出し手段30、その他の各給電対象部位に外部電源
50からの電源を供給するためのものである。
【0023】バックアップ電源部61は、外部電源50から
の電源供給が停止したときに、遊技状態記憶手段48、払
い出し個数記憶手段57が夫々記憶を維持するように、各
記憶手段48,57 にバックアップ電源を供給するためのも
のである。なお、バックアップ電源部61は、コンデンサ
と抵抗の充放電回路、乾電池又は蓄電池等により構成さ
れている。
【0024】リセット手段62は、図2に示すように、制
御基板ケース41内で電源基板42に装着されたキースイッ
チ63等を備え、制御基板ケース41の外部からキーを挿入
してキースイッチ63を操作したときに、遊技状態記憶手
段48及び払い出し個数記憶手段57へのバックアップ電源
の供給を停止して各記憶手段48,57 の記憶データを消去
し、初期状態から遊技を開始可能にリセットするように
なっている。
【0025】64は報知手段で、記憶手段48,57 の記憶が
バックアップ電源部61により保持されているか否かを報
知するものである。報知手段64は、前枠2 の周縁部等に
装着されたLED等の表示ランプ、液晶表示手段14の表
示画面の一部領域等により構成され、バックアップ電源
部61からの給電中に点灯又は文字等の発光により表示す
るようになっている。また報知手段64は、バックアップ
電源部61によるバックアップ可能な時間を識別できるよ
うに、表示ランプでランプ表示するか、又は液晶表示手
段で文字表示するようにしても良い。
【0026】上記弾球遊技機において、電源コード44を
外部電源50に接続すると、外部電源50から電源基板42の
主電源部60を経由し、主制御基板33、ランプ制御基板3
5、音声制御基板37、発射制御基板10、払い出し制御基
板43等を経て、遊技盤3 側の液晶表示手段14等の遊技部
品、発射手段8 、球払い出し手段30等の各部に電源が供
給され、遊技可能な状態となる。
【0027】遊技に際して発射手段8 の発射ハンドル9
を操作すると、上皿6 の遊技球が発射手段8 の発射動作
に連動して1個づつ発射部に供給され、その遊技球を打
撃槌で打撃してガイドレール12に沿って順次遊技盤3 側
に発射させて行く。遊技盤3の上部側に発射された遊技
球は、遊技盤3 の遊技領域13に入った後、その盤面に沿
って落下する間に普通入賞手段17〜20等に入賞するか、
第1始動手段21を通過しながら下方へと落下する。
【0028】遊技球が第1始動手段21を通過すると、遊
技制御手段47が働いて第1図柄表示手段23の第1図柄が
乱数制御により所定時間変動する。そして、第1図柄表
示手段23の変動後の停止図柄が例えば「7」等の当たり
図柄になれば、第2始動手段15の開閉爪が所定時間開放
して、この第2始動手段15に遊技球が入賞し易くなる。
【0029】遊技球が第2始動手段15に入賞すると、第
2図柄表示手段22の第2図柄が乱数制御により所定時間
スクロール等の変動を行う。そして、変動後の停止図柄
が例えば「3・3・3」「5・5・5」「7・7・7」
等の大当たり図柄になれば、所謂大当たりによる利益状
態が発生し、可変入賞手段16が開放して遊技球が入賞し
易くなる。
【0030】なお、この可変入賞手段16は開放から所定
時間が経過するか、又は所定数の遊技球が入賞すれば閉
じる。しかし、可変入賞手段16の開放中に、遊技球がそ
の内部の特定領域を通過すれば、可変入賞手段16が再度
開放し、以下同様の開閉動作を最大16回まで繰り返
す。
【0031】第2始動手段15、可変入賞手段16、普通入
賞手段17〜20等に遊技球が入賞すると、その入賞信号が
遊技制御手段47を経て払い出し制御手段55へと送られ
る。そして、払い出し制御手段55側の払い出し個数算出
手段56が賞品球の払い出し個数を算出し、払い出し個数
記憶手段57がその払い出し個数を記憶すると共に、その
払い出し個数分の賞品球を球払い出し手段30が払い出し
て行く。
【0032】遊技中は、遊技状態記憶手段48が第2図柄
表示手段22の変動後の第2図柄の表示状態、利益状態の
発生後の可変入賞手段16の開閉回数、入賞手段16〜20へ
の遊技球の入賞個数、その他の遊技情報を含む遊技状態
を随時記憶し、また記憶データを更新している。
【0033】商用電源等の外部電源50が停電すると、電
源基板42の主電源部60から各部への電源供給が停止し、
発射手段8 、主制御手段46等が作動不能になり、遊技が
中断又は停止する。しかし、主電源部60からの電源供給
が停止すると同時に、電源基板42のバックアップ電源部
61が働き、このバックアップ電源部61から遊技状態記憶
手段48、払い出し個数記憶手段57に給電する。従って、
停電等によって外部電源50からの電源供給が停止して
も、遊技状態記憶手段48、払い出し個数記憶手段57は、
遊技中の記憶を維持することができ、その記憶データが
消えることはない。
【0034】また報知手段64が働いてバックアップ電源
部61からの給電により、遊技状態記憶手段48及び払い出
し個数記憶手段57がその記憶を夫々保持していることを
報知する。このため各記憶手段48,57 が記憶しているか
否かを容易に判断でき、遊技者も安心して外部電源50の
復旧を待つことができ、また遊技店側でもそれに応じて
その後の対応を決定できる。
【0035】外部電源50が復旧すると、電源基板42の主
電源部60から各部へと給電すると同時に、遊技継続手段
49が働き、遊技制御手段47が遊技状態記憶手段48の記憶
データを読み出して制御を行う。従って、外部電源50の
停電等で遊技が中断した場合でも、遊技者は電源供給の
停止直前の状態から遊技を再開でき、遊技を継続して続
行することができる。
【0036】また外部電源50が復旧すると、払い出し制
御手段55が払い出し個数記憶手段57の記憶データ、即ち
払い出し個数を読み出して、球払い出し手段30を作動さ
せる。このため、球払い出し手段30が未払い出し個数分
の賞品球を上皿6 へと払い出して行くので、外部電源50
の停電の直前に入賞手段16〜20等に遊技球が入賞した場
合でも、その入賞に対する賞品球の払い出しを確実に実
行できる。
【0037】主制御手段46の遊技制御手段47が入賞信号
を払い出し制御手段55へと送信する直前に停電した場合
には、遊技状態記憶手段48がその入賞データを記憶して
いる。そして、外部電源50が復旧すれば、その後に遊技
制御手段47が遊技状態記憶手段48の入賞データを読み出
して払い出し制御手段55へと送信するので、遊技の再開
後に球払い出し手段30により通常通りに賞品球を払い出
すことができる。
【0038】このように停電等による外部電源50からの
電源供給が停止した場合に、遊技状態記憶手段48により
遊技状態を、払い出し個数記憶手段57により払い出し個
数を夫々記憶しておき、外部電源50の復旧後に遊技状態
記憶手段48の記憶データを読み出して遊技を継続し、払
い出し個数記憶手段57の記憶データを読み出して遊技球
払い出し手段30により賞品球の払い出しを行うことによ
り、電源供給の停止に伴う遊技者の損失、遊技者と遊技
店との間にトラブルを極力防止できる。
【0039】外部電源50からの電源供給が停止した後
に、キースイッチ63にキーを挿入して操作すると、リセ
ット手段62が働いてバックアップ電源部61から遊技状態
記憶手段48及び払い出し個数記憶手段57へのバックアッ
プ電源の供給が停止し、遊技状態記憶手段48及び払い出
し個数記憶手段57の記憶データが消去して初期状態に戻
る。このため必要に応じて遊技状態記憶手段48及び払い
出し個数記憶手段57の記憶データを消去でき、これによ
って外部電源50の復旧後に遊技を開始する場合には、初
期状態から開始することができる。
【0040】図5は本発明の第2の実施形態を例示し、
バックアップ電源61を有効、無効に切り換える切り換え
手段66を設けたものである。この切り換え手段66は、例
えばオンオフ式のスイッチ等により構成され、管理者側
で必要に応じて適宜操作するようになっている。
【0041】この実施形態では、切り換え手段66をオン
状態にしておけば、バックアップ電源61が有効となり、
外部電源50の停電時にバックアップ電源61から各部に電
源を供給できる。またオフ状態にしておけば、バックア
ップ電源61が無効となり、外部電源50が停電してもバッ
クアップ電源61から各部に給電されることはない。
【0042】なお、切り換え手段66にオンオフ式のスイ
ッチ等を使用すれば、バックアップ電源61を無効にする
ことによって各記憶手段48,57 の記憶を消去できるの
で、リセット手段62を兼用するように構成可能である。
バックアップ電源61の有効・無効、即ち切り換え手段66
のオンオフは、報知手段64により報知するれば良い。
【0043】以上、本発明の実施形態について詳述した
が、本発明はこの実施形態に限定されるものではなく、
本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であ
る。例えば、リセット手段62は、キースイッチ63を主制
御基板33、払い出し制御基板43に夫々設けて、このキー
スイッチ63を操作することにより、主制御手段46の遊技
状態記憶手段48、払い出し制御手段55の払い出し個数記
憶手段57の記憶データを夫々独立して消去可能に構成し
ても良い。またリセット手段62は、記憶機能を有する他
の基板に夫々設けても良い。リセット手段62は、押圧式
スイッチ等により構成しても良い。
【0044】球払い出し手段30が自動球貸し機45からの
球貸し指令により遊技球を貸し出すようになっている場
合には、払い出し制御手段55の払い出し個数算出手段56
及び払い出し個数記憶手段57は、その貸し出し球の個数
を算出して、そのデータを記憶するようにしても良い。
払い出し個数記憶手段57は、直接遊技球の個数のデータ
を記憶する他、入賞個数のデータで記憶するようにして
も良い。
【0045】バックアップ電源部61は、電源基板42に設
けるのが一般的であるが、電源基板42以外の箇所に設け
ても良い。その他、本発明は、パチンコ機、アレンジボ
ール機、雀球遊技機等の各種の弾球遊技機においても同
様に実施可能である。
【0046】
【発明の効果】本発明によれば、遊技状態を記憶する遊
技状態記憶手段48と、外部電源50からの電源供給が停止
したときに前記遊技状態記憶手段48の遊技状態の記憶を
維持させるバックアップ電源部61を備えているので、停
電等による外部電源50からの電源供給の停止に伴う遊技
者の損失、遊技者と遊技店との間にトラブルを極力防止
できる。
【0047】また主に遊技盤3 側の遊技状態を制御する
主制御基板33と、この主制御基板33に電源を供給する電
源基板42とを夫々独立して備え、前記電源基板42に前記
バックアップ電源部61を設けているので、バックアップ
電源部61を含む電源回路の回路構成を簡単にできる。
【0048】更に球払い出し手段30を制御する払い出し
制御基板43と、該払い出し制御基板43に電源を供給する
電源基板42とを夫々独立して備え、前記払い出し制御基
板43に、前記球払い出し手段30により払い出すべき遊技
球の払い出し個数を記憶する払い出し個数記憶手段57を
備えた弾球遊技機において、外部電源50からの電源供給
が停止したときに前記払い出し個数記憶手段57の記憶を
維持させるバックアップ電源部61を前記電源基板42に備
えているので、停電等による外部電源50からの電源供給
の停止に伴う遊技者の損失、遊技者と遊技店との間にト
ラブルを極力防止できる。
【0049】また外部電源50からの電源供給が復旧した
ときに、前記記憶手段48,57 の記憶に基づいて電源供給
の停止直前の状態から遊技を継続可能にする遊技継続手
段49を備えているので、遊技者は電源供給の復旧後に停
止直前の状態から遊技を続行できる。
【0050】しかも、外部電源50からの電源供給が停止
した後に、前記記憶手段48,57 の記憶を消去して初期状
態から遊技を開始可能にするリセット手段62を備えてい
るので、必要に応じて初期状態に戻すことができる。
【0051】また前記記憶手段48,57 の記憶が前記バッ
クアップ電源部61により保持されているか否かを報知す
る報知手段64を備えているので、バックアップ電源部61
による保持か否かを容易に判断できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す弾球遊技機の斜
視図である。
【図2】本発明の第1の実施形態を示す弾球遊技機の背
面図である。
【図3】本発明の第1の実施形態を示す遊技盤の正面図
である。
【図4】本発明の第1の実施形態を示す制御系のブロッ
ク図である。
【図5】本発明の第2の実施形態を示す制御系のブロッ
ク図である。
【符号の説明】
3 遊技盤 30 球払い出し手段 33 主制御基板 42 電源基板 43 払い出し制御基板 48 遊技状態記憶手段 49 遊技継続手段 50 外部電源 57 払い出し個数記憶手段 61 バックアップ電源部 62 リセット手段 64 報知手段

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技状態を記憶する遊技状態記憶手段(4
    8)と、外部電源(50)からの電源供給が停止したときに前
    記遊技状態記憶手段(48)の遊技状態の記憶を維持させる
    バックアップ電源部(61)を備えたことを特徴とする弾球
    遊技機。
  2. 【請求項2】 主に遊技盤(3) 側の遊技状態を制御する
    主制御基板(33)と、この主制御基板(33)に電源を供給す
    る電源基板(42)とを夫々独立して備え、前記電源基板(4
    2)に前記バックアップ電源部(61)を設けたことを特徴と
    する請求項1に記載の弾球遊技機。
  3. 【請求項3】 球払い出し手段(30)を制御する払い出し
    制御基板(43)と、該払い出し制御基板(43)に電源を供給
    する電源基板(42)とを夫々独立して備え、前記払い出し
    制御基板(43)に、前記球払い出し手段(30)により払い出
    すべき遊技球の払い出し個数を記憶する払い出し個数記
    憶手段(57)を備えた弾球遊技機において、外部電源(50)
    からの電源供給が停止したときに前記払い出し個数記憶
    手段(57)の記憶を維持させるバックアップ電源部(61)を
    前記電源基板(42)に備えたことを特徴とする弾球遊技
    機。
  4. 【請求項4】 外部電源(50)からの電源供給が復旧した
    ときに、前記記憶手段(48)(57)の記憶に基づいて電源供
    給の停止直前の状態から遊技を継続可能にする遊技継続
    手段(49)を備えたことを特徴とする請求項1〜3の何れ
    かに記載の弾球遊技機。
  5. 【請求項5】 外部電源(50)からの電源供給が停止した
    後に、前記記憶手段(48)(57)の記憶を消去して初期状態
    から遊技を開始可能にするリセット手段(62)を備えたこ
    とを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の弾球遊技
    機。
  6. 【請求項6】 前記記憶手段(48)(57)の記憶が前記バッ
    クアップ電源部(61)により保持されているか否かを報知
    する報知手段(64)を備えたことを特徴とする請求項1〜
    5の何れかに記載の弾球遊技機。
  7. 【請求項7】 前記バックアップ電源部(61)を有効、無
    効に切り換える切り換え手段(66)を設けたことを特徴と
    する請求項1〜6の何れかに記載の弾球遊技機。
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