JP2009140754A - 蛍光ランプ - Google Patents

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Abstract

【課題】相関色温度が低い領域においてランプ光束及び演色性が良好な蛍光ランプを提供することであり、特に、IEC規格におけるF2700の低色温度領域においてランプ光束が高く演色性の優れた蛍光ランプを提供する。
【解決手段】ガラス管内面に蛍光体層が形成され、且つ、発光色の色度座標がIEC規格におけるF2700の領域である蛍光ランプにおいて、
(1)前記蛍光体層は、緑色蛍光体と赤色蛍光体とを含有し、
(2)前記緑色蛍光体は、その一部として緑色蛍光体Aを含有し、
(3)前記緑色蛍光体Aは、2価のユーロピウムと2価のマンガンで共付活されたアルカリ土類金属アルミン酸塩蛍光体であって、発光スペクトルにおける445〜455nm波長域にある第1発光ピークの強度P1と510〜520nm波長域にある第2発光ピークの強度P2との比が、P2/P1≧10であり、
(4)前記緑色蛍光体Aの含有量は、全蛍光体量の0.1重量%以上3重量%以下である、蛍光ランプ。
【選択図】図2

Description

本発明は蛍光ランプに関し、特に相関色温度が低い領域においてランプ光束及び演色性が良好な蛍光ランプに関する。
蛍光ランプは電極を設けたガラス管内に希ガス及び水銀を封入し、放電による水銀の紫外線放射を利用して蛍光体が発光するものであり、直管形、環形、コンパクト形、液晶バックライト等がある。蛍光ランプには昼光色、昼白色、白色、温白色、電球色等の各種の光源色のものがあるが、相関色温度が低い電球色等の蛍光ランプではランプ光束及び演色性が共に良好なものがなく改善が求められている。このような低色温度領域の蛍光ランプの特性改良については特開2003−297290号公報などに開示されているが満足すべき特性は得られていない。
特開2003−297290号公報
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものである。本発明の目的は、相関色温度が低い領域においてランプ光束及び演色性が良好な蛍光ランプを提供することである。
特に、IEC規格におけるF2700の低色温度領域の蛍光ランプには、従来から緑色蛍光体と赤色蛍光体を用いた二波長形蛍光ランプが使用されているが、演色性を改善するために三波長形蛍光ランプのように青緑色、深赤色などの蛍光体を加えると、ランプ光束の低下が大きく、色度も規格範囲外となってしまうため、演色性の改善が困難であった。本発明のさらなる目的は、IEC規格におけるF2700の低色温度領域においてランプ光束が高く演色性の優れた蛍光ランプを提供することである。
上記目的を達成するために本発明者らは鋭意検討を重ねた結果、緑色蛍光体と赤色蛍光体を用いた二波長形蛍光ランプにおいて、緑色蛍光体の一部として特定の緑色蛍光体Aを全蛍光体量の3重量%以下の範囲で含有させる場合には、上記目的を達成できることを見出し、本発明を完成するに至った。
本発明の蛍光ランプは、ガラス管内面に蛍光体層が形成され、且つ、発光色の色度座標がIEC規格におけるF2700の領域である蛍光ランプにおいて、
(1)前記蛍光体層は、緑色蛍光体と赤色蛍光体とを含有し、
(2)前記緑色蛍光体は、その一部として緑色蛍光体Aを含有し、
(3)前記緑色蛍光体Aは、2価のユーロピウムと2価のマンガンで共付活されたアルカリ土類金属アルミン酸塩蛍光体であって、発光スペクトルにおける445〜455nm波長域にある第1発光ピークの強度P1と510〜520nm波長域にある第2発光ピークの強度P2との比が、P2/P1≧10であり、
(4)前記緑色蛍光体Aの含有量は、全蛍光体量の0.1重量%以上3重量%以下である、
ことを特徴とする。
緑色蛍光体と赤色蛍光体を用いた二波長形蛍光ランプにおいて、緑色蛍光体の一部として特定の緑色蛍光体Aを全蛍光体量の3重量%以下の範囲で含有させることによって、相関色温度が低い領域においてランプ光束及び演色性が良好な蛍光ランプを提供することができる。特に、IEC規格におけるF2700の低色温度領域においてランプ光束が高く演色性の優れた蛍光ランプを提供することができる。このような蛍光ランプは、例えば、屋内の家庭用一般照明、業務用一般照明、業務用展示用照明、屋外の各種照明として幅広く利用することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。ただし、以下に示す実施の形態は、本発明の技術思想を具体化するための蛍光ランプを例示するものであって、本発明は蛍光ランプを以下のものに特定しない。
ここで、本発明の一実施の形態に係る蛍光ランプについて詳細に説明する。図1に、本発明の蛍光ランプの一例を示す。ガラス等から成る透光性気密容器1の内壁には蛍光体と結着剤から成る蛍光体層2が形成される。透光性気密容器1の内部にはアルゴン等の希ガス及び水銀蒸気から成る放電媒体3が封入され、透光性気密容器1の両端は一対の電極4によって封止される。両電極間に電圧をかけて放電媒体3に放電を起こさせ、その際励起された水銀から紫外線が放出され、該紫外線により蛍光体層2の蛍光体が励起されて発光する。
次に、本発明の蛍光ランプの製法について説明する。蛍光体として少なくとも緑色蛍光体、赤色蛍光体及び緑色蛍光体Aを用い、次のように蛍光ランプを作製する。先ず、蛍光体とピロリン酸カルシウム、カルシウムバリウムボレート等の結着剤をニトロセルロース/酢酸ブチル溶液に添加し、これらを混合し懸濁させて蛍光体塗布懸濁液を調製する。得られた蛍光体塗布懸濁液をガラス管の内面に流し込み、その後これに温風を通じることで乾燥させ、ベーキング、排気、フィラメントの装着、口金の取り付けを行い、蛍光ランプを得る。
緑色蛍光体として、発光ピークが520〜550nm波長域にある、セリウム・テルビウム付活リン酸ランタン蛍光体、テルビウム付活アルミン酸セリウムマグネシウム蛍光体、テルビウム・マンガン付活アルミン酸セリウムマグネシウム蛍光体などが使用できる。
赤色蛍光体として、発光ピークが600〜660nm波長域にある、ユーロピウム付活酸化イットリウム蛍光体、ユーロピウム付活バナジン酸イットリウム蛍光体、ユーロピウム付活リンバナジン酸イットリウム蛍光体などが使用できる。
緑色蛍光体Aとして、発光スペクトルにおける445〜455nm波長域にある第1発光ピークの強度P1と510〜520nm波長域にある第2発光ピークの強度P2との比がP2/P1≧10である、2価のユーロピウムと2価のマンガンで共付活されたアルカリ土類金属アルミン酸塩蛍光体が使用できる。ここで、第1発光ピークは2価のユーロピウムによる発光の発光ピークであり、第2発光ピークは2価のマンガンによる発光の発光ピークである。P2/P1<10の場合は、510〜520nm波長域にある2価のマンガンによる発光強度が低下するため、緑色蛍光体Aの発光色度が緑色から青緑色に変化してしまい、蛍光ランプの色度が規格範囲外となってしまう。なお、P1とP2との比はP2/P1≧15が好ましく、P2/P1≧20がより好ましい。この範囲においてランプ光束及び演色性がさらに良好な蛍光ランプが得られる。
緑色蛍光体Aとして、下記の一般式で表されるアルカリ土類金属アルミン酸塩蛍光体が使用できる。
a(M 1−xEu)O・(M 1−yMn)O・bAl
(但し、MはBa、Sr及びCaから選択される少なくとも1種の元素、MはMg及びZnから選択される少なくとも1種の元素、0.8≦a≦1.2、4.5≦b≦5.5、0.05≦x≦0.25、0.2≦y≦0.5)
緑色蛍光体Aとして、下記の一般式で表されるアルカリ土類金属アルミン酸塩蛍光体がより好ましく、さらにランプ光束及び演色性が良好な蛍光ランプが得られる。なお、xの範囲は0.1≦x≦0.2、yの範囲は0.3≦y≦0.4がさらに好ましく、蛍光体の発光輝度が向上する。
(Ba1−xEu)O・(Mg1−yMn)O・5Al
(但し、0.05≦x≦0.25、0.2≦y≦0.5)
次に、緑色蛍光体Aの製造方法について説明する。蛍光体原料として、バリウム、ストロンチウム及びカルシウムから選択される少なくとも1種の元素の化合物と、マグネシウム及び亜鉛から選択される少なくとも1種の元素の化合物と、アルミニウム化合物と、ユウロピウム化合物と、マンガン化合物とを混合し、さらに必要に応じてフラックスを加えて混合し、原料混合物を得る。この原料混合物をルツボに充填後、炉内に入れ、還元性雰囲気中1200〜1600℃で焼成する。冷却後、焼成品を湿式で分散処理した後、分離乾燥して緑色蛍光体Aを得る。
ここで、バリウム、ストロンチウム及びカルシウムから選択される少なくとも1種の元素の化合物と、マグネシウム及び亜鉛から選択される少なくとも1種の元素の化合物と、アルミニウム化合物と、ユウロピウム化合物と、マンガン化合物については、酸化物又は熱分解により酸化物となる化合物が好ましく用いられる。例えば、炭酸塩、水酸化物、硝酸塩、シュウ酸塩などの高温で分解し酸化物となる化合物が好ましい。また、蛍光体を構成する元素を全部又は一部含む共沈物やこれらを仮焼して得られる酸化物を用いることもできる。フラックスとしてはフッ化アルミニウムなどのフッ化物が好ましい。これらの原料をボールミル、V型混合機などで混合した後、アルミナ、石英、炭化珪素などのルツボに充填し、還元性雰囲気中、1200〜1600℃で2〜20時間焼成する。焼成温度が1200℃より低いと反応が進まず、1600℃より高いと焼結が過剰に進んで分散処理が困難となる。
上記蛍光体を蛍光ランプに使用する場合、各蛍光体の割合(重量%)は、緑色蛍光体A:緑色蛍光体:赤色蛍光体=0.1〜3:15〜40:60〜85が好ましく、緑色蛍光体Aを全蛍光体量の0.1〜3重量%の範囲で含有させることによって、低色温度領域においてランプ光束及び演色性が良好な蛍光ランプが得られる。緑色蛍光体Aの割合は3重量%より多くなると演色性は良いもののランプ光束が大幅に低下してしまう。なお、緑色蛍光体A:緑色蛍光体:赤色蛍光体=0.3〜2:20〜30:70〜80がより好ましく、さらにランプ光束及び演色性が良好な蛍光ランプが得られる。
本発明の蛍光ランプは、CIE No.13.2−1974で規定された平均演色評価数[Ra]が81以上、より好ましくは82以上であって、従来の蛍光ランプに比べて演色性が高く、ランプ光束も従来の蛍光ランプと同等以上であり、本発明によってランプ光束及び演色性が良好な蛍光ランプが得られる。
本発明の蛍光ランプは、相関色温度が2626〜2835Kの範囲、より好ましくは2626〜2750Kの範囲であって、このような相関色温度が低い領域においてランプ光束及び演色性が良好な蛍光ランプが得られる。
本発明の蛍光ランプは、図2の色度図に楕円で示すように、IEC規格におけるF2700の色度範囲にあり、色度座標のxが0.454≦x≦0.471の範囲、yが0.408≦y≦0.432の範囲である。
次に、本発明の蛍光ランプの特性について図を用いて説明する。図3に、実施例1において各蛍光体の混合割合を変化させて得られる蛍光ランプについて、ランプ光束(%)と緑色蛍光体A量(重量%)との関係を示した。この図から、ランプ光束(%)が従来の蛍光ランプと同等以上(100%以上)となるのは、緑色蛍光体A量が3重量%以下の場合であることがわかる。
図4に、実施例1において各蛍光体の混合割合を変化させて得られる蛍光ランプについて、平均演色評価数[Ra]と緑色蛍光体A量(重量%)との関係を示した。この図から、Raは緑色蛍光体Aの割合が増加するとともに高くなって、3重量%付近で最大となり、それよりも多くなると徐々に低下することがわかる。また、Raが従来の蛍光ランプ(Ra=80)より高く、Raが81以上となるのは、緑色蛍光体A量が0.1重量%以上の場合であって、0.3重量%以上ではさらにRaが高く好ましいことがわかる。
従って、図3及び図4から、ランプ光束と平均演色評価数[Ra]がともに高くなるのは、緑色蛍光体A量が0.1〜3重量%の範囲であって、より好ましくは0.3〜2重量%の範囲であることがわかる。このように、緑色蛍光体の一部として特定の緑色蛍光体Aを全蛍光体量の0.1重量%以上3重量%以下の範囲で含有させることによって、ランプ光束及び演色性がともに良好な蛍光ランプを得ることができる。
以下、本発明の実施例について説明する。本発明は実施例に限定されない。
実施例1
<緑色蛍光体A>
原料としてBaCO:0.85mol、Eu:0.075mol、MgCO:0.70mol、MnCO:0.30mol、Al:5.0mol、及びAlF:0.03molをボールミルで混合し、この原料混合物をアルミナルツボに充填して還元雰囲気中(2%H/N)で1400℃で6時間焼成した。ここで、AlFはフラックスである。冷却後、水洗、分散処理を行い、篩を通した後、脱水乾燥して、一般式が(Ba0.85Eu0.15)O・(Mg0.70Mn0.30)O・5Alで表されるアルカリ土類金属アルミン酸塩蛍光体を得た。この蛍光体は、254nm紫外線励起で緑色に発光し、発光スペクトルは449nmと516nmに発光ピークを有する。449nm発光ピーク強度をP1、516nm発光ピーク強度をP2としたとき、P1とP2との比は、P2/P1=25である。また、この蛍光体の発光色度は、x=0.142、y=0.677である。図5に、この蛍光体を254nm紫外線で励起したときの発光スペクトルを示す。
<蛍光ランプ>
次に、上記緑色蛍光体Aと、LaPO:Ce,Tb緑色蛍光体と、Y:Eu赤色蛍光体を重量%で緑色蛍光体A:緑色蛍光体:赤色蛍光体=0.3:24.6:75.1の割合で混合した。この混合蛍光体と結着剤をニトロセルロース/酢酸ブチル溶液に添加し、混合して蛍光体塗布スラリーを調製した。これを管径26mm、長さ400mmのガラス管に流し込み、その内面に塗布し、温風を通じて乾燥し、580℃で15分間塗布バルブをベーキングして、蛍光膜を形成した。その後、通常の方法に従い、排気、電極のマウント、口金の取り付けを行い、本発明の蛍光ランプを得た。この蛍光ランプの平均演色評価数[Ra]は81.8、相関色温度は2651K、発光色度はx=0.468、y=0.419である。
実施例2
緑色蛍光体A:緑色蛍光体:赤色蛍光体=1.5:23.0:75.5の割合で混合する以外は実施例1と同様にして蛍光ランプを作製した。
実施例3
緑色蛍光体A:緑色蛍光体:赤色蛍光体=2.9:21.0:76.1の割合で混合する以外は実施例1と同様にして蛍光ランプを作製した。
比較例1
緑色蛍光体A:緑色蛍光体:赤色蛍光体=0:25.0:75.0の割合で混合する以外は実施例1と同様にして蛍光ランプを作製した。
比較例2
緑色蛍光体A:緑色蛍光体:赤色蛍光体=4.7:18.7:76.6の割合で混合する以外は実施例1と同様にして蛍光ランプを作製した。
比較例3
緑色蛍光体A:緑色蛍光体:赤色蛍光体=7.3:15.6:77.1の割合で混合する以外は実施例1と同様にして蛍光ランプを作製した。
実施例1〜3で得られる蛍光ランプの発光色度は、図2の色度図に楕円で示すように、IEC規格におけるF2700の色度範囲にあることがわかる。また、実施例1〜3及び比較例1〜3で得られる蛍光ランプについて、蛍光体の混合割合(重量%)を表1に、蛍光ランプの色度、光束、相関色温度、及び平均演色評価数[Ra]の値を表2に、それぞれ示す。ここで、蛍光ランプの光束は、緑色蛍光体Aを含まない比較例1の蛍光ランプ(従来品)の光束を100%としたときの相対値である。これらの表から、本発明の実施例1〜3の蛍光ランプは、緑色蛍光体Aを全蛍光体量の0.1重量%以上3重量%以下の範囲で含有しており、比較例1の蛍光ランプ(従来品)に比べて演色性が高く、ランプ光束も同等以上であることがわかる。
Figure 2009140754
Figure 2009140754
以上に述べたように、本発明によって、相関色温度が低い領域においてランプ光束及び演色性が良好な蛍光ランプを提供することができ、屋内の家庭用一般照明、業務用一般照明、業務用展示用照明、屋外の各種照明として幅広く利用することができる。
本発明の蛍光ランプの一例を示す図である。 IEC規格におけるF2700の色度範囲を示す色度図である。 ランプ光束と緑色蛍光体A量との関係を示す図である。 平均演色評価数[Ra]と緑色蛍光体A量との関係を示す図である。 実施例で用いた緑色蛍光体Aの発光スペクトルを示す図である。
符号の説明
1:透光性気密容器
2:蛍光体層
3:放電媒体
4:電極
5:口金

Claims (1)

  1. ガラス管内面に蛍光体層が形成され、且つ、発光色の色度座標がIEC規格におけるF2700の領域である蛍光ランプにおいて、
    (1)前記蛍光体層は、緑色蛍光体と赤色蛍光体とを含有し、
    (2)前記緑色蛍光体は、その一部として緑色蛍光体Aを含有し、
    (3)前記緑色蛍光体Aは、2価のユーロピウムと2価のマンガンで共付活されたアルカリ土類金属アルミン酸塩蛍光体であって、発光スペクトルにおける445〜455nm波長域にある第1発光ピークの強度P1と510〜520nm波長域にある第2発光ピークの強度P2との比が、P2/P1≧10であり、
    (4)前記緑色蛍光体Aの含有量は、全蛍光体量の0.1重量%以上3重量%以下である、
    ことを特徴とする蛍光ランプ。
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