JP2009140016A - 車両通行監視及び規制システム - Google Patents

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美史 樫森
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Yutaka Oyama
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Abstract

【課題】車両の通行が制限された車線での異常通行を的確に検知し、また監視する。
【解決手段】特定の車両の通行のみを許容するように開閉するゲート14が車線10に設けられた車両通行規制システムにおいて、車両の異常通行を検知する装置を備える。この装置は、車両の通過を検出する手段52と、ゲート14が開門したことを検知する手段54とを備え、開門状態でないにもかかわらず車両の通過が検出された場合に異常判定信号を出力する。この異常判定信号は、録画装置40に入力され、この録画装置40が異常通行に関する画像のみを保存することを可能にする。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両の通行が制限される車線において、車両の異常通行の検知や監視を行うための技術に関する。
従来、特定の車線での車両の通行を制限するためのシステムとして、例えば特許文献1に記載されるような電子料金収集(Electric Toll Collection)システムが知られている。このETCシステムは、前記車線に設置される開閉可能なゲートと、このゲートを通過しようとする車両がETC車(すなわちETC装置を搭載した車両)であるか否かを判別する判別部と、ETC車と判別した車両のみその通過を許容するように前記ゲートの開閉を制御する制御部とを具備する。
また、前記特許文献1に記載されるシステムは、前記車線を通過する車両を監視するためのカメラを併せて具備する。
特開2000−293721号公報
前記の車両通行規制システムでは、通行が許可されない車両がゲートを通過してしまう異常通行が発生する場合がある。この異常通行の中には、非ETC車(すなわちETC装置を搭載していない車両)が誤ってゲート内に進入してしまった場合や、ETC装置を搭載しているが当該装置が正常に作動していなかった場合の他、非ETC車が故意に前記ゲートに進入してこれをそのまま強行突破する不正通行も含まれる。
このような異常通行、特に不正通行に関わる車両については、これを迅速に特定し、かつ、その記録をする必要がある。このような特定及び記録は、例えば、前記ゲートを通過する全ての車両を高精度の車両撮影用カメラで常時撮影し、かつ、その撮影画像を録画装置により記録することにより行うことが可能である。しかし、前記の異常通行を記録した画像を含む全ての記録画像を特定期間残しておくためには膨大な記録容量が必要であり、また、その録画した画像の中から異常通行を撮影した画像を検索して抽出する作業は容易でない。
そこで、前記異常通行が発生した期間を特定するために、ETCシステムから異常通行の判別信号を取り出すことが考えられるが、そのためには既に構築されているシステムの設計変更をしなければならず、しかも、この設計変更には著しい制約がある。このため、既存のシステムにおいても異常通行を的確にかつ迅速に検知するための技術の開発が要望されている。
このように既存のシステムにおいて異常通行を検知するための手段として、前記ゲートを構成するバーに車両が接触したか否かを検出する接触検出センサを用い、当該接触が検出されたときに異常通行が発生したと判定する方法が考えられる。しかし、この方法には、次のような欠点がある。
1)特定の車両が前記ゲートを強行突破すると、前記バーが折損し、もしくはリリースする(すなわち当該バーの折損防止のために当該バーの少なくとも一部が車両の衝撃によりその通路から一時的に退避するように移動する)。その後は、当該バーが復帰するまでの間、後続の車両が前記バーと接触することなくそのまま通過をすることが可能であるため、異常通行の判別をすることができない期間が発生する。
2)近年、二輪車その他の小型車両が誤って閉門中のバーに接触することによる事故を回避するため、安全上、当該小型車両が誤って進入してもそのまま通過できるだけの空間を残して閉門するゲートや、当該バーに車両が接触しても当該車両を傷つけないように当該バーが柔軟な材料で構成されたゲートの使用が増えている。このようなゲートでは、前記小型車両がバーに接触することなく通過する可能性があり、また接触してもこれを検知することが非常に困難となるため、当該小型車両の異常通行を的確に検知することができない。
本発明は、このような事情に鑑み、車両の通行が制限された車線での異常通行を的確に検知し、また監視することを可能にする技術の提供を目的とする。
前記課題を解決するための手段として、本発明は、特定の車両の通過のみを許容するように開閉するゲートが設置された車線に設けられ、当該ゲートでの車両の異常通行を検知する装置であって、前記ゲートを車両が通過したことを検出する車両通過検出手段と、前記ゲートの開門を検出する開門検出手段と、前記開門検出手段が前記ゲートの開門を検出していない状態で前記車両通過検出手段が前記車両の通過を検出したときに異常判定信号を出力する異常通行判定手段とを備えた車両異常通行検知装置である。
この装置は、車両のゲート通過についての情報と、当該ゲートの開門についての情報との組合せにより異常通行の有無を判定するものであるため、ゲートを構成するバー等の破損やリリースが生じた場合であっても、あるいは、閉門状態のゲートの隙間を小型車両が通過する場合であっても、車両の異常通行を的確に判定することができる。
前記車両通過検出手段としては、例えば超音波センサや光学式センサのように、通行車両に対して接触しない位置でその通過を検出する非接触式センサが好適である。
また本発明は、特定の車両のみ通過を許容するように開閉するゲートが設置された車線に設けられ、当該ゲートでの車両の通行を監視するための車両通行監視システムであって、前記ゲートを通過する車両を撮影する車両撮影用カメラと、前記車両撮影用カメラにより撮影された画像を記録する録画装置と、前記の車両異常通行検知装置とを備え、この車両異常通行検知装置の異常通行判定手段が出力する異常判定信号が前記録画装置に入力されるように当該異常通行判定手段と当該録画装置とが接続され、前記録画装置は、前記車両撮影用カメラにより撮影された画像を記録する録画部と、その記録画像を保存する保存部とを有し、前記録画部は、前記異常判定信号の入力を受けた時点を含む特定期間に記録した画像にのみ保存指令標識を付与し、その保存指令標識を付与した画像のみを前記保存部に保存させるものである。
このシステムでは、前記録画装置の録画部が、車両撮影用カメラにより撮影された画像を記録するとともに、前記車両異常通行検知装置の異常通行判定手段から異常判定信号の入力を受けた時点を含む特定期間に記録した画像にのみ保存指令標識を付与し、その保存指令標識を付与した画像のみを前記保存部に保存させるので、異常通行の発生の有無にかかわらず全画像を保存する場合に比べて必要な保存容量が大幅に削減される。また、記録した画像の中から異常通行を撮影した画像を検索、抽出する作業もほとんど不要となる。
この車両通行監視システムでは、前記車両異常通行検知装置が前記車線側に設けられる一方、前記録画装置は、当該車線から離れた管理室内に設置され、前記車両通行異常検知装置の異常通行判定手段に接続される異常判定信号用の配線と、前記車両撮影用カメラに接続される画像信号用の配線とが、共通のケーブルを通じて前記管理室内の録画装置に導かれることが、より好ましい。
このシステムでは、車両通過検出情報と開門検出情報とに基づく異常判定が車線側すなわち現場で行われるため、当該車線から管理室へは車両通過検出信号や開門検出信号を送る必要がなく、異常判定信号のみを送ればよい。従って、この異常判定信号用の配線と画像信号用の配線とを共通のケーブルにまとめて前記管理室内の録画装置に導くことが可能となる。
また本発明は、車両の通行が制限される車線に設けられ、特定の車両のみ通過を許容するための車両通行規制システムであって、前記車線に設けられ、特定の車両の通過のみを許容するように開閉駆動されるゲートと、前記車線に設けられる前記の車両異常通行検知装置とを備えたものである。
この車両通行規制システムにおいて、前記ゲートが、開閉用のバーと、このバーを支持する支柱とを含むものである場合に、前記車両異常通行検知装置の車両通過検出手段、前記開門検出手段、及び前記異常通行判定手段をすべて共通の前記支柱に設置することが可能である。すなわち、本発明に係る車両異常通行検知装置の各手段は、全て、ゲートの支柱に組み込まれることが可能であり、その設置のための場所を特設する必要がない。また、異常判定手段と両検出手段との連携は全て前記ゲート内で行うことが可能である。
本発明は、前記ゲートが、一定以下の車幅を有する車両の通行が可能な空間を残して閉門するものである場合に、特に有効である。この場合、例えばゲートを構成するバーへの車両の接触を検知するだけでは、前記空間を通過可能な小型車両の異常通行を検知することができないが、本発明に係る車両異常通行検知装置は、車両の大きさにかかわらずその異常通行を的確に判定することができる。
この車両通行規制システムにおいても、さらに、前記ゲートを通過する車両を撮影する車両撮影用カメラと、前記車両撮影用カメラにより撮影された画像を記録する録画装置とを備え、前記車両異常通行検知装置の異常通行判定手段の出力する異常判定信号が前記録画装置に入力されるように当該異常通行判定手段と当該録画装置とが接続され、前記録画装置は、前記車両撮影用カメラにより撮影された画像を記録する録画部と、その記録画像を保存するための保存部とを有し、前記録画部は、記録する画像のうち前記異常判定信号の入力を受けた時点を含む特定期間に記録した画像にのみ保存指令標識を付与し、その保存指令標識を付与した画像のみを前記保存部に保存させることが、より好ましい。
また、前記車両異常通行検知装置が前記車線側に設けられる一方、前記録画装置は、当該車線から離れた管理室内に設置され、前記車両通行異常検知装置の異常通行判定手段に接続される異常判定信号用の配線と、前記車両撮影用カメラに接続される画像信号用の配線とが、共通のケーブルを通じて前記管理室内の録画装置に導かれることが、さらに好ましい。
本発明に係る車両通行規制システムは、ETCシステム、すなわち、前記ゲートがETC車の通過のみを許容するように開閉制御されるシステムに好適である。
以上のように、本発明によれば、ゲートでの車両の通過の検出と、当該ゲートの開門の検出との組合せにより、当該ゲートを構成するバー等の状態や車両のサイズにかかわらず、異常通行の有無を的確に判定することができ、この判定に基いて、信頼性の高い車両通行の監視を行うことができる効果がある。
本発明の好ましい実施の形態を、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明に係る車両通行規制システムの全体構成を示したものである。このシステムは、特定の車線10での車両12の通行を制限するものであり、この実施の形態では、ETC用の信号を発信する車両(すなわちETC車)の通行のみを許容するETCシステムを例示する。具体的に、このETCシステムは、前記車線10を横切るように配置されるゲート14と、車両前部撮影装置16と、車両後部撮影装置18とを備える。
前記ゲート14は、前記車線10の左右両側に立設された支柱20と、各支柱20に支持されるバー22とを備える。各バー22は、後に詳述するように、前記車線10と平行な水平方向の軸回りに回動可能であり、この回動により、図1に示されるように前記支柱20から水平内向きに延びる姿勢をとる閉位置と、同図二点鎖線に示されるように上向きに立直する開位置との間を移動する。各バー22の駆動は、各支柱20内に組み込まれた図示されない駆動装置が行う。
前記各バー22が閉位置にある状態、すなわち、ゲート14が閉門している状態では、両バー22の先端同士の間に隙間23が確保される。この隙間23の寸法は、当該閉門状態のまま例えば図示の二輪車のように一定以下の車幅を有する小型車両が通過可能となる寸法に設定されている。この寸法は、前記小型車両の最大車幅よりも大きな寸法に設定されてもよいし、当該最大車幅より小さな寸法に設定されてもよい。後者の場合、車両12がバー22と接触しても安全に通過できるように少なくともバー22の先端部が柔軟な材料で構成されていればよい。
ただし、本発明はこのような隙間23が確保されるゲート14に限られない。当該隙間を有しないゲートについても本発明の適用が可能である。また、開閉部材として単一のバーのみを具備するゲートにも本発明の適用が可能である。
前記支柱20の少なくとも一方は、図示されないETC制御装置を内蔵する。このETC制御装置は、車両12に搭載されたETC用発信装置から発信される判別信号を受信する受信部と、その受信の有無に基いてETC車か否かの判別を行う判定回路とを含み、ETC車の通過のみを許容するように前記ゲート14の開閉制御を行う。
このETC制御装置には、従来から周知のものがそのまま適用されることが可能である。また、本発明はこのようなETCシステム用の開閉制御が行われるゲート14にかかわらず、特定の車両のみの通過を許容するように開閉制御される種々のゲートについて適用することが可能である。
前記車両前部撮影装置16は、前記ゲート14よりも車両進行方向前側の位置に立設された支柱と、この支柱に取付けられる前ナンバー撮影用カメラ24、前ナンバー撮影用照明灯26、車両前部撮影用カメラ28、および車両前部撮影用照明灯30とを備える。また、前記車両後部撮影装置18は、前記ゲート14よりも車両進行方向後ろ側の位置に立設された支柱と、この支柱に取付けられる車両後部撮影用カメラ32及び車両後部撮影用照明灯34とを備える。
前記前ナンバー撮影用カメラ24は、前記ゲート14を通過する車両12の前ナンバープレートを撮影することが可能な位置に据付けられ、前記前ナンバー撮影用照明装置26は、夜間に前記前ナンバープレートを照明することが可能な位置に据付けられる。また、前記車両前部撮影用カメラ28は、前記ゲート14を通過する車両12の前部(特に運転者が撮影領域内に収まる部分)を撮影することが可能な位置に据付けられ、前記車両前部撮影用照明灯30は、夜間に前記車両前部を照明することが可能な位置に据付けられる。同様に、前記車両後部撮影用カメラ32は、前記ゲート14を通過する車両12の後部を撮影することが可能な位置に据付けられ、前記車両後部撮影用照明灯34は、夜間に前記車両後部を照明することが可能な位置に据付けられる。
前記各カメラ24,28,32は、本発明にかかる車両撮影用カメラに相当するものであり、車両やその運転者を特定することが可能な撮影をするものであればよく、例えば高速度撮影が可能なビデオカメラが好適である。しかし、本発明に係る車両撮影用カメラは前記カメラ24,28,32を全て含まなくてもよく、車両通行規制の目的に応じて適宜選定されればよい。
前記各撮影用照明灯26,30,34は、前記各カメラ24,28,32による夜間撮影を補助するためのもので、仕様に応じて適宜導入される。これらの照明灯26には、例えば発光ダイオードを光源とする遠赤外線投光器が好適であり、さらに、その駆動は対応するカメラのシャッタと同期して発光するようにパルス制御されるのが好ましい。
前記ゲート14及び各撮影装置16,18には付設の端子盤36から電源が投入される。また、各カメラ24,28,32から出力される画像信号は、図2に示すように共通のケーブル38としてまとめられた画像信号用配線39を通じて、図2に示すように車線から離れた料金所(管理所)内の録画装置40に入力される。
前記録画装置40は、例えばDVR(Digital Video Recorder)からなり、録画部42及び保存部44を有する。前記録画部42は、例えば録画装置40に内蔵の専用回路及びハードディスクからなり、当該ハードディスクの容量内で前記各カメラ24,28,32が撮影する画像を一時的に記録する。前記保存部44は、外部媒体(例えば保存用ディスク)を有し、前記記録部42が記録した画像の一部を保存する。この録画装置40の具体的な動作は後に詳述する。
前記録画装置40には、その記録画像に時刻情報を付加するための電波時計装置46や、パーソナルコンピュータ48が接続される。このパーソナルコンピュータ48は、録画装置40が記録した画像情報を適当な態様でモニター49に表示させる。
この車両通行規制システムは、さらに、その特徴として、図1及び図2に示すような異常通行検知装置50を備える。
この異常通行検知装置50は、前記ゲート14を非ETC車が通過する異常通行を検知するもので、図2に示される車両通過検出器52、開門検出器54、及び異常通行判定回路56を備える。前記車両通過検出器52は、前記ゲート14を車両12が通過したことを検出するもので、前記開門検出器54は、前記ゲート14が開門したこと(すなわち両バー22が立直する開位置にあること)を検出するものである。異常通行判定回路56は、前記両検出器52,54の出力する検出信号に基いて異常通行の有無を判定するものであって、前記開門検出器54が前記ゲート14の開門を検出していない状態で前記車両通過検出器52が前記車両の通過を検出したときに異常判定信号を出力する。
この異常通行検知装置50の構成要素は、全て、前記ゲート14における共通の支柱(図1では右側の支柱)20に組み込まれることが可能である。その具体例を図3及び図4に示す。
前記支柱20は、図3に示すような縦長の筐体60を備え、この筐体60内に、前記車両通行検出器52、開門検出器54、および異常通行判定回路56が格納される。
前記筐体60の上部は、前記車線10と平行な方向のバー支軸64を回転可能に支持し、このバー支軸64にバー保持具66が固定される。このバー保持具66は、筒状をなし、前記バー支軸64と直交する姿勢で当該バー支軸64と一体に回動するように当該バー支軸64に固定される。そして、このバー保持具66の回動端部に前記バー22の基端部が嵌め込まれ、固定される。
このバー保持具66は、前記バー22を保持しながら、図示されない駆動機構により、前記バー22と一体に、図3の実線に示すような水平向きの閉位置と、同図の二点鎖線に示すような上向きの開位置との間で回動するように駆動される。また、前記筐体60の上部には、前記バー保持具66の回動経路を確保するための窓60aが形成されている。
前記バー支軸64の近傍にはストッパ68が固定される。このストッパ68は、前記バー保持具66が前記開位置を超えて開方向に駆動されたときに当該バー保持具66と当接することにより、当該バー保持具66およびこれに固定されるバー22の開方向の回動域を制限する。
前記開門検出器54は、ブラケット70を介して前記ストッパ68に取付けられる。この開門検出器54は、例えば反射型の光学式センサからなり、前記閉位置にあるバー保持具66の基端部(前記バー支軸64を挟んで前記バー22と反対側の端部)の上面と対向する位置に設けられる。この開門検出器54の出力信号は、当該開門検出器54から前記バー保持具66の基端部の上面が特定の距離以上離れた時点、すなわち開門方向に動作した時点で切換わる。これにより、前記ゲート14の開門が検出される。
図4(a)(b)に示す例では、前記ブラケット70は、ボルト69等からなる締結具によって前記ストッパ68に固定される。具体的に、このブラケット70は、立直状態で前記ストッパ68に固定される取付用壁72と、この取付用壁72の下端から水平方向に延びる保持用壁74とを有し、この保持用壁70bは、当該保持用壁70bを前記開門検出器54が上下方向に貫通する状態で当該開門検出器54を保持する。前記取付用壁72には、前記ボルト69が挿通されるボルト挿通孔76が形成される。このボルト挿通孔76は、前記開門検出器54の上下方向の位置を調整可能とするために上下方向に延びる形状を有する。
この開門検出器54を構成するセンサの種類は問わず、例えば透過型の光学式センサやリミットスイッチであってもよい。また、開門検出器54の位置も適宜選定可能であり、例えばバー22の位置を直接検出する位置に設けられてもよい。しかし、図示のようにゲート14の支柱20を構成する筐体60内でバー保持具66(バー22が直接軸支されている場合には当該バー22そのものでもよい。)の位置を検出することは、強行突破によるバー22の折損や変形、あるいはリリースにかかわらず、当該バー22の開閉状態を検出することを可能にする。
あるいは、本発明に係る開門検出手段は、ETC制御装置からバー22の駆動装置に出力される駆動指令信号を読み取って当該信号からゲート14の開閉を判断するものであってもよい。
前記車両通過検出器52は、前記筐体60内の下部に設けられ、支持具62を介して当該筐体60側に支持される。この車両通過検出器52は、図例では超音波センサからなり、前記筐体60に設けられた窓60bを通じて前記車線10側に超音波を発信する。そして、当該車線10を車両12が通過する度に、その車両12で反射された超音波を感知して車両通過検出信号を出力する。
この車両通過検出器52を構成するセンサの種類も問わず、例えば透過型や反射型の光学式センサであってもよい。当該車両通過検出器52の位置も、車両の通過を検出することが可能な範囲で適宜設定されればよい。好ましくは、当該車両通過検出器52は、通行車両に対して接触しない位置でその通過を検出する非接触式センサであるのがよい。
前記異常通行判定回路56は、例えば回路基板に組み込まれることによりユニット化され、前記筐体60内の適所に格納される。この異常通行判定回路56は、図3に示されるように筐体60の内部に配索された内部配線53,55を介して前記両検出器52,54にそれぞれ接続されるとともに、図2に示すような異常判定信号用配線58を介して前記料金所内の録画装置40に接続される。この異常判定信号用配線58は、前記各画像信号用配線39とともに共通のケーブル38としてまとめられる。
この異常通行判定回路56は、例えばマイクロコンピュータにより構成されてもよいし、適当な回路素子により構築された論理回路であってもよい。また、当該異常通行判定回路56は前記料金所側に設置されてもよい。しかし、図示のように前記異常通行判定回路56が車線10側に設けられれば、当該車線10と当該料金所との間の長尺な配線が簡素化される。さらに、この異常通行判定回路56が前記両検出器52,54とともに共通の支柱20に組み込まれることは、当該異常通行判定回路と当該検出器52,54との間の接続も容易にし、またこれらの設置場所を特別に用意することを不要にする。
次に、この実施の形態に係る車両通行監視システムの動作を、図5のフローチャート並びに図6及び図7を参照しながら説明する。
前記のETCシステムは、車線10に進入する車両がETC車であるか否かを判別し、ETC車の通過のみを許容するように、ゲート14を開く。従って、当該ゲート14が閉門状態であるにもかかわらず車両12の通過が検出されれば、当該通過は異常通行であると判断することが可能である。
そこで、異常通行検知装置50の異常通行判定回路56は、前記車両通過検出器52および前記開門検出器54がそれぞれ出力する検出信号を監視し、図5に示されるように、車両通過が検出されたときに(ステップS1でYES)ゲート14の開門が検出されなかった場合(ステップS2でNO)、換言すれば、ゲート14が開門状態でないにもかかわらず当該ゲート14を車両が通過したことが検出された場合に、異常判定信号を出力する(ステップS3)。この異常判定信号は、異常判定信号用配線58を通じて料金所内の録画装置40に入力される。
一方、前ナンバー撮影用カメラ24、車両前部撮影用カメラ28、及び車両後部撮影用カメラ32は、前記車線10を通行する車両12の所定部位を常時撮影し、その画像信号を画像信号用配線39を通じて前記録画装置40に入力する。この録画装置40の録画部42は、入力された撮影画像を内蔵のハードディスクに順次記録する。
さらに、前記録画部42は、前記異常通行検知装置50から異常判定信号の入力を受けたときに、その入力時点を含む特定期間の記録画像に図6に示すような保存指令標識80を付与する(図5のステップS4)。この「特定期間」は、前記異常信号の判定の対象となる車両やその運転者の特定を可能にする撮影が行われた期間を含んでいればよく、一般には、前記異常判定信号の入力時点を挟む期間が設定される。
このようにして撮影画像の記録が進み、その記録量が前記記録部42におけるハードディスクの容量またはそれに近い所定の量に達した時点で、当該記録部42は、それまで記録した画像のうち古い画像から消去しながら新しい画像を更新記録するが、その更新記録の前(すなわち古い画像の消去の前)に、当該記録部42は、特定の周期で、記録した画像のうち前記保存指令標識を付与した画像のみを抽出して保存部44すなわち外部媒体に保存する(図7)。従って、当該記録部42の限られた容量内で撮影画像が順次更新記録されても、前記異常通行に関わる車両等を特定するのに必要な画像は保存部44に保存される。
前記保存部44に保存される画像は、前記保存指令標識80が付与された期間の画像のみであるため、当該保存部44に求められる容量は大幅に節減される。しかも、その保存された画像のほとんどは前記異常通行に関わる車両等の特定に必要なものであるから、その保存された画像から必要な部分を検索するという作業はほとんど要しない。
なお、このような必要画像の抽出は、他の異常通行検知方法、例えば車両がバー22に接触することを検出するセンサを用いる方法によっても行うことは可能であるが、この方法では当該異常通行を的確に判定することは困難である。例えば、ゲート14が閉門状態にあるにもかかわらずこれを不正車両が強行突破し、これにより当該ゲート14のバー22を折損したり、あるいは当該バー22の一部または全部をリリースさせた場合、その後、当該バー22が復帰するまでは後続の車両が当該バー22に接触しなくても通過することが可能であるため、その期間中は異常通行検知機能は麻痺することになる。また、図1に示されるようにゲート14が閉門状態であっても二輪車等の小型車両が通過可能な隙間23が確保されている場合、当該小型車両は、前記バー22と接触することなく、あるいは、当該バー22と軽く接触するだけで接触検知センサの感知を受けることなく、前記ゲート14を通過する可能性があり、このような場合にも異常通行を検知することはできない。
これに対し、前記の異常通行検知装置50は、車両通過検知結果と開門検知結果との組合せによって異常通行の有無を判定するものであるから、前記バー22の状態にかかわらず、また車両の大きさにかかわらず、適正な異常通行検知を行うことができる。そして、かかる異常通行検知装置50を含む監視システムは、前記異常通行に関わる車両等の特定に有効な画像を自動的に抽出して保存することが可能であり、その保存容量の節減及び画像の検索/抽出作業の不要化もしくは簡易化を図りながら、当該異常通行の監視を適正に行うことができる。
本発明の実施の形態に係る車両通行規制及び監視システムの全体構成を示す斜視図である。 前記システムの全体構成を示すブロック図である。 前記システムにおけるゲートの支柱内の構造を示す断面図である。 (a)は(b)の4A−4A線断面図、(b)は前記支柱内での開門検出器の取付構造を示す一部断面正面図である。 前記システムにおける車両の異常通行の検知動作を示すフローチャートである。 前記システムにおける記録画像と異常判定信号との関係を示すタイムチャートである。 前記システムにおける記録画像とそのうち保存される画像との関係を示す図である。
符号の説明
10 車線
12 車両
14 ゲート
20 支柱
22 バー
23 隙間
24 前ナンバー撮影用カメラ
28 車両前部撮影用カメラ
32 車両後部撮影用カメラ
38 ケーブル
39 画像信号用配線
40 録画装置
42 録画部
44 保存部
50 異常通行検知装置
52 車両通過検出器
54 開門検出器
56 異常通行判定回路
58 異常判定信号用配線
60 筐体
66 バー保持具
80 保存指令標識

Claims (10)

  1. 特定の車両の通過のみを許容するように開閉するゲートが設置された車線に設けられ、当該ゲートでの車両の異常通行を検知する装置であって、
    前記ゲートを車両が通過したことを検出する車両通過検出手段と、
    前記ゲートの開門を検出する開門検出手段と、
    前記開門検出手段が前記ゲートの開門を検出していない状態で前記車両通過検出手段が前記車両の通過を検出したときに異常判定信号を出力する異常通行判定手段とを備えたことを特徴とする車両異常通行検知装置。
  2. 請求項1記載の車両異常通行検知装置において、
    前記車両通過検出手段は、通行車両に対して接触しない位置でその通過を検出する非接触式センサであることを特徴とする車両異常通行検知装置。
  3. 特定の車両のみ通過を許容するように開閉するゲートが設置された車線に設けられ、当該ゲートでの車両の通行を監視する装置であって、
    前記ゲートを通過する車両を撮影する車両撮影用カメラと、
    前記車両撮影用カメラにより撮影された画像を記録する録画装置と、
    請求項1または2記載の車両異常通行検知装置とを備え、
    前記車両異常通行検知装置の異常通行判定手段が出力する異常判定信号が前記録画装置に入力されるように当該異常通行判定手段と当該録画装置とが接続され、
    前記録画装置は、前記車両撮影用カメラにより撮影された画像を記録する録画部と、その記録画像を保存する保存部とを有し、
    前記録画部は、前記異常判定信号の入力を受けた時点を含む特定期間に記録した画像にのみ保存指令標識を付与し、その保存指令標識を付与した画像のみを前記保存部に保存させることを特徴とする車両通行監視システム。
  4. 請求項3記載の車両通行監視システムにおいて、
    前記車両異常通行検知装置が前記車線側に設けられる一方、前記録画装置は、当該車線から離れた管理室内に設置され、前記車両通行異常検知装置の異常通行判定手段に接続される異常判定信号用の配線と、前記車両撮影用カメラに接続される画像信号用の配線とが、共通のケーブルを通じて前記管理室内の録画装置に導かれることを特徴とする車両通行監視システム。
  5. 車両の通行が制限される車線に設けられ、特定の車両のみ通過を許容するための車両通行規制システムであって、
    前記車線に設けられ、特定の車両の通過のみを許容するように開閉駆動されるゲートと、
    前記車線に設けられる請求項1または2記載の車両異常通行検知装置とを備えたことを特徴とする車両通行規制システム。
  6. 請求項5記載の車両通行規制システムにおいて、
    前記ゲートは、開閉用のバーと、このバーを支持する支柱とを含むものであり、
    前記車両異常通行検知装置の車両通過検出手段、前記開門検出手段、及び前記異常通行判定手段がすべて共通の前記支柱に設置されることを特徴とする車両通行規制システム。
  7. 請求項5または6記載の車両通行規制システムにおいて、
    前記ゲートは、一定以下の車幅を有する車両の通行が可能な空間を残して閉門するものであることを特徴とする車両通行規制システム。
  8. 請求項5〜7のいずれかに記載の車両通行規制システムにおいて、さらに、
    前記ゲートを通過する車両を撮影する車両撮影用カメラと、
    前記車両撮影用カメラにより撮影された画像を記録する録画装置とを備え、
    前記車両異常通行検知装置の異常通行判定手段の出力する異常判定信号が前記録画装置に入力されるように当該異常通行判定手段と当該録画装置とが接続され、
    前記録画装置は、前記車両撮影用カメラにより撮影された画像を記録する録画部と、その記録画像を保存するための保存部とを有し、
    前記録画部は、記録する画像のうち前記異常判定信号の入力を受けた時点を含む特定期間に記録した画像にのみ保存指令標識を付与し、その保存指令標識を付与した画像のみを前記保存部に保存させることを特徴とする車両通行規制システム。
  9. 請求項8記載の車両通行規制システムにおいて、
    前記車両異常通行検知装置が前記車線側に設けられる一方、前記録画装置は、当該車線から離れた管理室内に設置され、前記車両通行異常検知装置の異常通行判定手段に接続される異常判定信号用の配線と、前記車両撮影用カメラに接続される画像信号用の配線とが、共通のケーブルを通じて前記管理室内の録画装置に導かれることを特徴とする車両通行規制システム。
  10. 請求項5〜9のいずれかに記載の車両通行規制システムにおいて、
    前記ゲートは、ETC車の通過のみを許容するように開閉制御されるETCシステム用のゲートであることを特徴とする車両通行規制システム。
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