JPWO2018179534A1 - 撮像システム、撮像方法および撮像制御プログラム - Google Patents

撮像システム、撮像方法および撮像制御プログラム Download PDF

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Abstract

通過する移動体の高さの高低に依らず、窓越しに見える移動体内の状況を良好に写した画像を得ることができる撮像システムを提供する。撮像装置3は、移動体を撮像する。第1の照明装置1は、移動体に光を照射する。第2の照明装置2は、第1の照明装置1よりも高い位置に設置され、移動体に光を照射する。制御部4は、撮像装置3が複数フレームにわたって移動体を撮像する間、第1の照明装置1および第2の照明装置2にそれぞれのパターンで光を照射させる。選択部5は、複数フレーム分の画像の中から、移動体の高さに応じて予め定められた態様で光が照射された移動体が撮像された画像を選択する。

Description

本発明は、移動体の撮像に用いられる撮像システム、撮像方法および撮像制御プログラムに関する。
特許文献1には、移動体を撮像するシステムの一例が記載されている。特許文献1に記載のシステムは、照明ユニットを備えるカメラユニットによって、車線を走行する車両を撮像する。
特開2010−66986号公報
以下、説明を簡単にするために、移動体が車両である場合を例にして説明する。車両内の状況を確認する目的で、走行している車両の側方から車両を撮像する場合がある。このような場合、車両内部が良好に写った画像を得るために、撮像時に車両の側面の窓に向けて光を照射する必要がある。そこで、車両の側方から車両を撮像する場合に、特許文献1に記載されている照明ユニットを備えるカメラユニットを用いて、車両を撮像することが考えられる。
しかし、カメラユニットが照明ユニットを備えているということはカメラと照明ユニットとが近接していると言える。この場合、撮像によって得られた画像内で、車両の窓部分に光の写り込みが生じる。光の写り込みとは、被写体に反射した光が画像内に写っていることである。
図17は、撮像装置と照明装置が近接していることによって、光の写り込みが生じる状況を示す模式図である。図17には、車両として、車両の一部分のみを模式的に示す。また、図17に示す車両101は、一般的な乗用車等の車高が低い車両であるとする。一般に、車両101の側面の窓102は、斜めに設けられている(図17参照)。そのため、図17に示すように、撮像装置111と、照明装置112とが近接していると、照明装置112が照射した光が、斜めに設けられた窓102に反射し、その反射光は、撮像装置111の画角内に含まれる。すると、窓部分に光の写り込みが生じている画像が生成されることになる。
窓部分に光の写り込みが生じている画像では、車両内部の状況を把握しづらくなってしまう。
光の写り込みを防止するために、照明装置112を、撮像装置111よりも若干低い位置に設置することが考えられる。すると、照明装置112から照射され、斜めに設けられた窓102で反射した反射光は、撮像装置111の画角から外れ、光の写り込みを防止することができる。
しかし、その場合には、大型バン等の車高の高い車両の内部を撮像しづらくなってしまう。照明装置112の設置位置を低くすることによって、照明装置112が照射する光が、車高の高い車両の側面の窓に届かなくなってしまうためである。
なお、撮像装置111や照明装置112は、道路の脇の種々の機材を設置可能な領域に設置される。この機材設置可能領域は、アイランドと呼ばれる場合がある。移動体が車両である場合、上記の問題は、機材設置可能領域に最も近い車線を通過する車両を撮像する場合に生じやすい。
また、移動体が船等であっても、撮像装置111や照明装置112の近くを走行する移動体を撮像する場合には、同様の問題が生じ得る。
そこで、本発明は、通過する移動体の高さの高低に依らず、窓越しに見える移動体内の状況を良好に写した画像を得ることができる撮像システム、撮像方法および撮像制御プログラムを提供することを目的とする。
本発明による撮像システムは、移動体を撮像する撮像装置と、移動体に光を照射する第1の照明装置と、第1の照明装置よりも高い位置に設置され、移動体に光を照射する第2の照明装置と、撮像装置が複数フレームにわたって移動体を撮像する間、第1の照明装置および第2の照明装置にそれぞれのパターンで光を照射させる制御部と、複数フレーム分の画像の中から、移動体の高さに応じて予め定められた態様で光が照射された移動体が撮像された画像を選択する選択部とを備えることを特徴とする。
また、本発明による撮像システムは、移動体を撮像する撮像装置と、移動体に光を照射する第1の照明装置と、第1の照明装置よりも高い位置に設置され、移動体に光を照射する第2の照明装置と、撮像装置が移動体の撮像を開始する前に、移動体を検出するセンサからの信号に基づいて移動体の高さを特定する特定部と、撮像装置が複数フレームにわたって移動体を撮像する間、特定された高さに応じて予め定められた態様で光が照射されるよう第1の照明装置および第2の照明装置を制御する制御部とを備えることを特徴とする。
また、本発明による撮像方法は、移動体を撮像する撮像装置と、移動体に光を照射する第1の照明装置と、第1の照明装置よりも高い位置に設置され、移動体に光を照射する第2の照明装置とを用いた撮像方法であって、コンピュータが、撮像装置が複数フレームにわたって移動体を撮像する間、第1の照明装置および第2の照明装置にそれぞれのパターンで光を照射させ、複数フレーム分の画像の中から、移動体の高さに応じて予め定められた態様で光が照射された移動体が撮像された画像を選択することを特徴とする。
また、本発明による撮像方法は、移動体を撮像する撮像装置と、移動体に光を照射する第1の照明装置と、第1の照射装置よりも高い位置に設置され、移動体に光を照射する第2の照明装置とを用いた撮像方法であって、コンピュータが、撮像装置が移動体の撮像を開始する前に、移動体を検出するセンサからの信号に基づいて移動体の高さを特定し、撮像装置が複数フレームにわたって移動体を撮像する間、特定された高さに応じて予め定められた態様で光が照射されるよう第1の照明装置および第2の照明装置を制御することを特徴とする。
また、本発明による撮像制御プログラムは、移動体を撮像する撮像装置と、移動体に光を照射する第1の照明装置と、第1の照明装置よりも高い位置に設置され、移動体に光を照射する第2の照明装置とに接続されるコンピュータに搭載される撮像制御プログラムであって、コンピュータに、撮像装置が複数フレームにわたって移動体を撮像する間、第1の照明装置および第2の照明装置にそれぞれのパターンで光を照射させる制御処理、および、複数フレーム分の画像の中から、移動体の高さに応じて予め定められた態様で光が照射された移動体が撮像された画像を選択する選択処理を実行させることを特徴とする。
また、本発明による撮像制御プログラムは、移動体を撮像する撮像装置と、移動体に光を照射する第1の照明装置と、第1の照明装置よりも高い位置に設置され、移動体に光を照射する第2の照明装置とに接続されるコンピュータに搭載される撮像制御プログラムであって、コンピュータに、撮像装置が移動体の撮像を開始する前に、移動体を検出するセンサからの信号に基づいて移動体の高さを特定する特定処理、および、撮像装置が複数フレームにわたって移動体を撮像する間、特定された高さに応じて予め定められた態様で光が照射されるよう第1の照明装置および第2の照明装置を制御する制御処理を実行させることを特徴とする。
本発明によれば、通過する移動体の高さの高低に依らず、窓越しに見える移動体内の状況を良好に写した画像を得ることができる。
本発明の第1の実施形態の撮像システムの例を示すブロック図である。 撮像システムの配置場所の例を示す説明図である。 撮像装置および第1の照明装置の高さを示す説明図である。 第2の照明装置の高さを示す説明図である。 第1の実施形態において、制御部が第1の照明装置および第2の照明装置に光を照射させるパターンの例を示す模式図である。 第1の実施形態において、制御部が第1の照明装置および第2の照明装置に光を照射させる他のパターンの例を示す模式図である。 第1の実施形態の処理経過の例を示すフローチャートである。 車高および車両までの距離と、第2の照明装置に起因する光の写り込みの発生との関係を示す模式図である。 本発明の第2の実施形態の撮像システムの例を示すブロック図である。 第2の実施形態の処理経過の例を示すフローチャートである。 第2の実施形態における、第1の照明装置および第2の照明装置の光の照射パターンの一例を示す模式図である。 第2の実施形態における、第1の照明装置および第2の照明装置の光の照射パターンの一例を示す模式図である。 第2の実施形態における、第1の照明装置および第2の照明装置の光の照射パターンの一例を示す模式図である。 本発明の各実施形態に係るコンピュータの構成例を示す概略ブロック図である。 本発明の撮像システムの概要を示すブロック図である。 本発明の撮像システムの概要の他の例を示すブロック図である。 撮像装置と照明装置が近接していることによって、光の写り込みが生じる状況を示す模式図である。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
以下に示す各実施形態では、説明を簡単にするために、移動体が、側面に窓を有する車両である場合を例にして説明する。ただし。本発明は、側面に窓を有する船等、車両以外の移動体の撮像にも適用可能である。
また、各実施形態では、本発明の撮像システムが備えるセンサ、撮像装置、第1の照明装置、第2の照明装置等は、機材設置可能領域(種々の機材を設置可能な道路の脇の領域)に設置される。各実施形態では、本発明の撮像システムの動作として、機材設置可能領域に最も近い車線を走行する車両を撮像する場合の動作について説明する。機材設置可能領域側から2番目以降の車線を走行する車両を撮像する場合、光の写り込みは生じない。そのため、本発明の撮像システムが、機材設置可能領域側から2番目以降の車線を走行する車両を撮像する動作は、各種車両において、窓越しに見える車内を良好に撮像できる動作であれば、特に限定されない。
実施形態1.
図1は、本発明の第1の実施形態の撮像システムの例を示すブロック図である。第1の実施形態の撮像システムは、撮像装置3と、第1の照明装置1と、第2の照明装置2と、制御部4と、選択部5と、センサ6とを備える。以下、制御部4および選択部5が、1台のコンピュータ7に実装される場合を例にして説明する。ただし、制御部4および選択部5は、別のコンピュータに実装されてもよい。
また、選択部5は、検出器8に接続される。検出器8は、撮像システム内に設けられていてもよいし、撮像システム外に設けられていてもよい。
図1に示す各要素は、有線で接続されていても、無線で接続されていてもよい。
図2は、撮像システムの配置場所の例を示す説明図である。撮像システムが備えるセンサ6、コンピュータ7(制御部4および選択部5)、撮像装置3、第1の照明装置1および第2の照明装置2は、道路の脇に設けられた機材設置可能領域21に設置される。センサ6は、撮像装置3、第1の照明装置1および第2の照明装置2よりも、車両の流れの上流側に設置される。なお、コンピュータ7は、他の要素と無線で接続され、機材設置可能領域21以外の場所に設置されていてもよい。また、図2に示す例では、第1の照明装置1が撮像装置3の下側に隠れている場合を示している。また、図2では、検出器8の図示を省略している。検出器8も、コンピュータ7と無線で接続され、機材設置可能領域21以外の場所に設置されていてもよい。
図2に示す機材設置可能領域21は、例えば、有料道路の料金所付近に設けられる。
撮像装置3、第1の照明装置1および第2の照明装置2は、それぞれ、図2に示すように、若干、車両の流れの上流側を向くように設置される。
撮像装置3は、車線22を通過する車両23を撮像するカメラである。第1の照明装置1および第2の照明装置2は、いずれも被写体である車両に光を照射する。撮像装置3、第1の照明装置1および第2の照明装置2は、制御部4に従って動作する。
第1の照明装置1は、撮像装置3よりも若干低い位置に設置される。また、第2の照明装置2は、撮像装置3よりも若干高い位置に設置される。以下、撮像装置3、第1の照明装置1および第2の照明装置2の高さについて説明する。
図3は、撮像装置3および第1の照明装置1の高さを示す説明図である。図3および後述の図4では、車両として、車両の一部分のみを模式的に示す。図3に示す車両33は、車高が低いと想定される車両である。図3に示すように、撮像装置3は、車高が低いと想定される車両33の側面の窓34の中央近傍の高さに設置される。また、第1の照明装置1は、車高が低いと想定される車両33の側面の窓34の底辺近傍の高さに設置される。
ここで、車高が低いと想定される車両33は、一般的な乗用車である。そのような乗用車の車種によって、窓の高さに若干の違いがあっても、そのような一般的な乗用車の側面の窓の中央近傍の高さや底辺近傍の高さを想定することができる。車高が低いと想定される車両33の側面の窓34の中央近傍の高さは、個別の車種の乗用車の側面の窓の中央の高さと合致していなくてもよい。撮像装置3は、車高が低いと想定される車両33の側面の窓34の中央近傍の高さとして、妥当な高さに設置されていればよい。同様に、車高が低いと想定される車両33の側面の窓34の底辺近傍の高さは、個別の車種の乗用車の側面の窓の底辺の高さと合致していなくてもよい。第1の照明装置1は、車高が低いと想定される車両33の側面の窓34の底辺近傍の高さとして、妥当な高さに設置されていればよい。
車高が低いと想定される車両33の側面の窓34の中央近傍の高さの例として、例えば、130cmまたは130cm近傍が挙げられる。従って、撮像装置3は、130cmまたは130cm近傍の高さに設置されていてもよい。また、車高が低いと想定される車両33の側面の窓34の底辺近傍の高さの例として、例えば、115cmまたは115cm近傍が挙げられる。従って、第1の照明装置1は、115cmまたは115cm近傍の高さに設置されていてもよい。
図4は、第2の照明装置2の高さを示す説明図である。第2の照明装置2と撮像装置3との位置関係を示すために、図4では、撮像装置3も図示している。図4に示す車両43は、車高が高いと想定される車両である。図4に示すように、第2の照明装置2は、車高が高いと想定される車両43の側面の窓44の底辺近傍の高さに設置される。
ここで、車高が高いと想定される車両43は、大型バン等の大型車である。そのような大型車の車種によって、窓の高さに若干の違いがあっても、そのような大型車の側面の窓の底辺近傍の高さを想定することができる。車高が高いと想定される車両43の側面の窓44の底辺近傍の高さは、個別の車種の大型車の側面の窓の底辺の高さと合致していなくてもよい。第2の照明装置2は、車高が高いと想定される車両43の窓44の底辺近傍の高さとして、妥当な高さに設置されていればよい。
車高が高いと想定される車両43の側面の窓44の底辺近傍の高さの例として、例えば、140cmまたは140cm近傍が挙げられる。従って、第2の照明装置2は、140cmまたは140cm近傍の高さに設置されていてもよい。
以下、車高が低いと想定される車両を、単に、車高が低い車両と記し、車高が高いと想定される車両を、単に、車高が高い車両と記す。
撮像装置3および第1の照明装置1がそれぞれ前述の高さに設置され、車高が低い車両が通過した際に、第1の照明装置1が光を照射した状態で撮像装置3がその車両を撮像した場合には、第1の照明装置1の光は、車高が低い車両の窓で反射した後、撮像装置3の画角から外れる。従って、この場合、光の写り込みがなく、窓越しに見える車両内の状態を良好に写した画像が得られる。
さらに、第2の照明装置2が前述の高さに設置され、車高が高い車両が通過した際に、第2の照明装置2が光を照射した状態で撮像装置3がその車両を撮像した場合には、第2の照明装置2の光は、車高が高い車両の窓で反射した後、撮像装置3の画角から外れる。従って、この場合、光の写り込みがなく、窓越しに見える車両内の状態を良好に写した画像が得られる。
なお、車高が低い車両が通過した際に、第2の照明装置2が光を照射した状態で撮像装置3がその車両を撮像した場合には、光の写り込みが生じ得る。これは、第2の照明装置2の光が、車高の低い車両の窓で反射した後、撮像装置3の画角内に含まれることが生じ得るためである。ただし、車線22内で、車高の低い車両が撮像装置3から離れた位置を走行している場合には、第2の照明装置2の光は、その車両の窓で反射した後、撮像装置3の画角から外れるので、第2の照明装置2に起因する光の写り込みは生じない。また、車高が高い車両が通過した際に、第1の照明装置1が光を照射した状態で撮像装置3がその車両を撮像した場合には、車高が高い車両の窓に第1の照明装置1から光は届かないため、その光に起因する写り込みは生じない。
センサ6は、車線22を通過する車両23を検出する。センサ6は、レーザ光を照射し、そのレーザ光の反射点での反射光を受光し、レーザ光を照射してから反射光を受光するまでの時間によって、センサ6から反射点までの距離を検出する。センサ6において、レーザ光を照射する部分(図示略)は、垂直方向に回転する。また、レーザ光を照射する部分の回転面は、道路横断方向の面と平行である。この回転により、センサ6は、レーザ光を垂直方向にスキャンする。すなわち、センサ6は、レーザ光を垂直方向にスキャンし、レーザ光の反射点までの距離を検出する。従って、図2に示すように車線22を車両23が通過した場合、センサ6は、センサ6から車両23までの距離を検出する。センサ6は、例えば、レーザ光を水平方向に照射したときの検出距離が、予め定められた所定値以下であれば、車線22上を車両23が通過したと判定してよい。また、その検出距離を、センサ6から車両23までの距離と判定してよい。
さらに、センサ6は、センサ6から車両23の屋根への仰角を検出する。センサ6は、車線22上を通過する車両23を検出したときに、検出距離が急激に変化するときのレーザ光の照射方向に基づいて、センサ6から車両23の屋根への仰角を判定すればよい。
以下の説明では、センサ6がセンサ6から車両23の屋根への仰角を判定する場合を例にして説明する。ただし、仰角の判定対象とする車両23の部分は屋根に限定されない。例えば、センサ6は、センサ6から車両23の窓への仰角を判定してもよい。この場合、センサ6は、センサ6から車両23の窓の上辺への仰角、センサ6から車両23の窓の中央への仰角、あるいは、センサ6から車両23の窓の下辺への仰角を判定してもよい。
センサ6は、車線22を通過する車両23を検出した場合、車両23を検出したことを、制御部4および選択部5に通知する。また、センサ6は、選択部5に、さらに、センサ6から車両23の屋根への仰角と、センサ6から車両23までの距離を通知する。
なお、センサ6は、画像認識によって車両23を検出する機能、画像認識によってセンサ6から車両23までの距離を検出する機能、および、画像認識によってセンサ6から車両23の屋根への仰角を検出する機能を有するカメラであってもよい。また、センサ6がこのようなカメラである場合、センサ6は、撮像装置3とは別のカメラとして設けられていてもよい。あるいは、撮像装置3が、上記のようなセンサ6としての動作を行ってもよい。
制御部4は、センサ6から、車線22を通過する車両23を検出した旨の通知(以下、車両検出通知と記す。)を受けると、撮像装置3に、複数フレーム(例えば、15フレーム)にわたって、車両23を撮像させる。ここでは、15フレームを例示したが、どれだけのフレームにわたって撮像装置3に撮像を行わせるかは、予め定めておけばよい。また、制御部4は、その複数フレームで、第1の照明装置1および第2の照明装置2にそれぞれのパターンで光を照射させる。
図5は、制御部4が第1の照明装置1および第2の照明装置2に光を照射させるパターンの例を示す模式図である。図5に示す横軸は、フレームの順番を表している。また、図5に示す円形のマーカは、照明装置が光を照射することを示している。すなわち、図5は、制御部4が、フレーム毎に、第1の照明装置1および第2の照明装置2に交互に光を照射させることを表している。図5では、第1の照明装置1に奇数番目のフレームで光を照射させ、第2の照明装置2に偶数番目のフレームで光を照射させる場合を示しているが、制御部4は、第1の照明装置1に偶数番目のフレームで光を照射させ、第2の照明装置2に奇数番目のフレームで光を照射させてもよい。また、制御部4は、複数フレーム毎に、第1の照明装置1および第2の照明装置2に交互に光を照射させてもよい。例えば、制御部4は、2フレーム毎に、第1の照明装置1および第2の照明装置2に交互に光を照射させてもよい。
図6は、制御部4が第1の照明装置1および第2の照明装置2に光を照射させる他のパターンの例を示す模式図である。図6に示す横軸およびマーカは、図5に示す横軸およびマーカと同様である。すなわち、図6は、制御部4が、各フレームで第1の照明装置1に光を照射させ、1フレームおきに第2の照明装置2に光を照射させることを表している。すなわち、制御部4は、フレーム毎に、第1の照明装置1のみが光を照射する状態と、第1の照明装置1および第2の照明装置2の両方が光を照射する状態とを切り替えていると言える。図6では、第2の照明装置2に偶数番目のフレームで光を照射させる場合を示しているが、制御部4は、第2の照明装置2に奇数番目のフレームで光を照射させてもよい。
図5や図6に例示するように、制御部4が第1の照明装置1および第2の照明装置2に光を照射させるパターンは1種類とは限らない。ただし、第1の実施形態では、制御部4が第1の照明装置1および第2の照明装置2に光を照射させるパターンは、予め定められている。
選択部5は、センサ6から車両検出通知と、センサ6から車両23の屋根への仰角(以下、単に仰角と記す。)の情報と、センサ6から車両23までの距離(以下、単に車両23までの距離と記す。)の情報を受ける。選択部5は、予めセンサ6の高さを記憶し、センサ6の高さ、仰角、車両23までの距離に基づいて、車両23の車高を算出する。
選択部5は、少なくとも車両23の車高に応じて、撮像装置3が撮像によって生成した複数フレーム分の画像の中から、画像を選択する。選択部5の動作の具体例については、後述する。また、選択部5は、選択した画像を検出器8に送る。
検出器8は、選択部5から送られた画像に基づいて、車両内の状態を検出する。例えば、検出器8は、画像内から人を検出してもよい。また、例えば、検出器8は、画像内における人の位置を検出してもよい。また、例えば、検出器8は、画像内に写っている人の数を検出してもよい。また、例えば、検出器8は、画像に写っている人の状態(シートベルトを着用しているか否か等)を検出してもよい。これらは、検出器8の検出対象の例であり、検出器8の検出対象は、上記の例に限定されない。検出器8が、画像に基づいて検出対象を検出する方法は、公知の方法でよい。
制御部4および選択部5は、例えば、撮像制御プログラムに従って動作するコンピュータ7のCPU(Central Processing Unit )によって実現される。この場合、CPUは、例えば、コンピュータ7のプログラム記憶装置(図1において図示略)等のプログラム記録媒体から撮像制御プログラムを読み込み、その撮像制御プログラムに従って、制御部4および選択部5として動作すればよい。
また、制御部4と選択部5が、コンピュータ7内において、それぞれ別々のプロセッサによって実現されていてもよい。
また、検出器8がコンピュータ7内に実装されてもよい。この場合、前述のCPUが、撮像制御プログラムに従って、制御部4および選択部5として動作するとともに、さらに、検出器8として動作してもよい。また、コンピュータ7内において、制御部4および選択部5として動作するCPUとは別のプロセッサによって、検出器8が実現されていてもよい。また、制御部4、選択部5および検出器8がそれぞれ別々のプロセッサによって実現されていてもよい。
次に、第1の実施形態の処理経過について説明する。図7は、第1の実施形態の処理経過の例を示すフローチャートである。既に、説明した動作については、適宜、説明を省略する。
まず、車線22(図2参照)を車両23が通過した場合、センサ6は、その車両23を検出する(ステップS1)。ステップS1において、センサ6は、車両23までの距離と仰角(センサ6から車両23の屋根への仰角)も検出する。さらに、センサ6は、車両検出通知を、制御部4および選択部5に通知する。このとき、センサ6は、選択部5に、さらに、仰角、および車両23までの距離の情報も通知する。
制御部4は、車両検出通知を受けると、撮像装置3、第1の照明装置1および第2の照明装置2に動作を開始させ、撮像装置3、第1の照明装置1および第2の照明装置2を制御する(ステップS2)。
例えば、制御部4は、撮像装置3に、複数フレームにわたって車両23を撮像させ、フレーム毎に、第1の照明装置1および第2の照明装置2に交互に光を照射させる。あるいは、例えば、制御部4は、撮像装置3に、複数フレームにわたって車両23を撮像させ、各フレームで第1の照明装置1に光を照射させ、1フレームおきに第2の照明装置2に光を照射させてもよい。
撮像装置3は、撮像によって生成した複数フレーム分の画像を選択部5に送る。
また、選択部5は、車両検出通知、並びに、仰角、および車両23までの距離の情報をセンサ6から受けると、仰角、および車両23までの距離の情報等に基づいて、ステップS1で検出された車両23の車高を算出する(ステップS3)。
次に、選択部5は、センサ6から車両検出通知を受けた後に、撮像装置3から送られた複数の画像の中から、画像を選択する。このとき、選択部5は、少なくとも車両23の車高に応じて、ステップS2で撮像装置3が撮像によって生成した複数フレーム分の画像の中から、画像を選択する(ステップS4)。
選択部5が画像を選択する動作を、より具体的に説明する。ここでは、まず、制御部4が、フレーム毎に、第1の照明装置1および第2の照明装置2に交互に光を照射させる場合を例にして説明する。この場合、選択部5は、以下のように画像を選択する。
算出した車両23の車高が、予め定められた閾値未満であれば、車両23は、車高が低い車両であると言える。選択部5は、算出した車両23の車高が、予め定められた閾値未満である場合、第1の照明装置1が光を照射したときに撮像装置3が撮像を行うことによって生成した画像を選択する。つまり、選択部5は、第1の照射装置1によって光が照射された車両23が写る画像を選択する。図5に示す例では、選択部5は、奇数番目のフレームの画像を選択する。この場合、車両23は、車高が低い車両である。また、第1の照明装置1が光を照射するときには、第2の照明装置2は光を照射しない。従って、選択部5は、第1の照明装置1が光を照射したときに撮像装置3が撮像を行うことによって生成した画像を選択することで、光の写り込みがなく、窓越しに見える車両内の状態を良好に写した画像を選択できる。
また、算出した車両23の車高が、予め定められた閾値以上であれば、車両23は、車高が高い車両であると言える。選択部5は、算出した車両23の車高が、予め定められた閾値以上である場合、第2の照明装置2が光を照射したときに撮像装置3が撮像を行うことによって生成した画像を選択する。つまり、選択部5は、第2の照射装置2によって光が照射された車両23が写る画像を選択する。図5に示す例では、選択部5は、偶数番目のフレームの画像を選択する。この場合、車両23は、車高が高い車両である。従って、選択部5は、第2の照明装置2が光を照射したときに撮像装置3が撮像を行うことによって生成した画像を選択することで、光の写り込みがなく、窓越しに見える車両内の状態を良好に写した画像を選択できる。
また、選択部5は、撮像装置3が撮像によって得た複数フレーム分の画像の中から、車両23の車高に応じて予め定められた態様で光が照射された移動体を写した画像を選択する、と言い換えることができる。すなわち、例えば、選択部5は、車両23の車高が予め定められた閾値未満である場合は、車両23に対して第1の照明装置1から光が照射され、第2の照明装置2からは光が照射されていない態様で撮像を行うことで生成された画像を選択する。また、選択部5は、車両23の車高が予め定められた閾値以上である場合には、車両23に対して第2の照明装置2から光が照射され、第1の照明装置1からは光が照射されていない態様で撮像を行うことで生成された画像を選択する。
従って、車高の高低に依らず、光の写り込みがなく、窓越しに見える車両内の状態を良好に写した画像を選択できる。
選択部5が画像を選択する動作の他の例を説明する。ここでは、制御部4が、各フレームで第1の照明装置1に光を照射させ、1フレームおきに第2の照明装置2に光を照射させる場合を例にして説明する。この場合、選択部5は、車両23の車高および車両23までの距離に基づいて画像を選択する。
図8は、車高および車両までの距離と、第2の照明装置2に起因する光の写り込みの発生との関係を示す模式図である。図8に示すグラフの横軸は、車両までの距離を表す。ただし、車両は、機材設置可能領域21に最も近い車線22(図2参照)を通過しているものとする。すなわち、グラフの横軸が示す距離は、センサ6から車線22を走行している車両23までの距離である。図8に示すグラフの縦軸は車高を表す。
撮像装置3、第1の照明装置1および第2の照明装置2をそれぞれ、前述の高さに設置することによって、第1の照明装置1が照射した光に起因して光の写り込みが生じることはない。ただし、既に説明したように、第2の照明装置2が光を照射しているときに、撮像装置3が、車高の低い車両を撮像した場合、光の写り込みが生じ得る。しかし、車線22内で、車両23が撮像装置3から離れた位置を走行している場合には、そのような光の写り込みは生じない。
図8に示すグラフは、(車両までの距離,車高)という座標で表される領域を示している。そして、(車両までの距離,車高)という座標が示す位置が、図8に示すグラフ内の斜線で示した三角形の領域内であれば、第2の照明装置2に起因する光の写り込みが生じる。この三角形の領域は、座標(0,0),(a,0),(0,b)を頂点とする三角形の領域である。このことは、車高がb以下である場合には、車高が高くなるほど、車高の低い車両の撮像時に第2の照明装置2に起因する光の写り込みが生じる距離(車両までの距離)の限界値は短くなることを意味している。なお、a,bは、予め定められた定数である。
図8に示すグラフから、車両までの距離がaよりも大きい場合や、車高がbよりも大きい場合には、第2の照明装置2に起因する光の写り込みは生じないことがわかる。また、車両までの距離がa以下である場合や、車高がb以下である場合には、(車両までの距離,車高)で表される座標が上記の三角形の領域内であれば、第2の照明装置2に起因する光の写り込みが生じ、(車両までの距離,車高)で表される座標が上記の三角形の領域外であれば、第2の照明装置2に起因する光の写り込みは生じない。
以上のことから、選択部5は、以下のように、画像を選択する。(車両までの距離,車高)で表される座標が、座標(0,0),(a,0),(0,b)を頂点とする三角形の領域内に存在する場合には、選択部5は、第1の照明装置1のみが光を照射したときに撮像装置3が撮像を行うことによって生成した画像を選択する。図6に示す例では、選択部5は、奇数番目のフレームの画像を選択する。この場合、車高がb以下であるので、通過した車両は、車高が低い車両であると言える。このとき、選択部5は、第1の照明装置1のみが光を照射したときに撮像装置3が撮像を行うことによって生成した画像を選択するので、選択された画像には、第2の照明装置2に起因する光の写り込みは生じない。また、第1の照明装置1は光を照射しているので、選択された画像は、窓越しに見える車両内の状態を良好に写した画像となっている。従って、光の写り込みがなく、窓越しに見える車両内の状態を良好に写した画像を選択できる。
また、(車両までの距離,車高)で表される座標が、座標(0,0),(a,0),(0,b)を頂点とする三角形の領域外に存在する場合には、選択部5は、第1の照明装置1および第2の照明装置2の両方が光を照射したときに撮像装置3が撮像を行うことによって生成した画像を選択する。図6に示す例では、選択部5は、偶数番目のフレームの画像を選択する。通過した車両が、車高が高い車両であったとする。この場合、第1の照明装置1が光を照射していても、車高が高い車両の画像に光の写り込みは生じない。また、第2の照明装置2が光を照射しているので、選択された画像は、窓越しに見える車両内の状態を良好に写した画像となっている。また、通過した車両が、車高が低い車両であったとする。この場合、(車両までの距離,車高)で表される座標が前述の三角形の領域外であるので、車両までの距離は長く、第2の照明装置2が光を照射していても、その光に起因する光の写り込みは生じない。また、第1の照明装置1が光を照射しているので、選択された画像は、窓越しに見える車両内の状態を良好に写した画像となっている。従って、車高の高低に依らず、光の写り込みがなく、窓越しに見える車両内の状態を良好に写した画像を選択できる。
換言すると、選択部5は、撮像装置3が撮像によって得た複数フレーム分の画像の中から、車両23の車高と車両23までの距離との組み合わせに応じて予め定められた態様で光が照射された移動体を写した画像を選択する。選択部5は、(車両までの距離,車高)で表される座標が、座標(0,0),(a,0),(0,b)を頂点とする三角形の領域内に存在する場合には、車両23に対して第1の照射装置1から光が照射され、第2の照明装置2からは光が照射されていない態様で撮像を行うことで生成された画像を選択する。また、選択部5は、(車両までの距離,車高)で表される座標が、座標(0,0),(a,0),(0,b)を頂点とする三角形の領域外に存在する場合には、車両23に対して第1の照明装置1および第2の照明装置2の両方から光が照射されている態様で撮像を行うことで生成された画像を選択する。
ここで述べた例では、選択部5は、車両までの距離と車高との組み合わせが所定の条件((車両までの距離,車高)で表される座標が前述の三角形の領域内であるという条件)を満たす場合に、第1の照明装置1のみが光を照射したときに撮像装置3が撮像を行うことによって生成した画像を選択し、その組み合わせがその所定の条件を満たさない場合に、第1の照明装置1および第2の照明装置2の両方が光を照射したときに撮像装置3が撮像を行うことによって生成した画像を選択していると言える。
なお、上記のように(車両までの距離,車高)で表される座標を用いる場合において、図5に示す場合と同様に、制御部4は、フレーム毎に、第1の照明装置1および第2の照明装置2に交互に光を照射させてもよい。
選択部5は、ステップS4で選択した画像を検出器8に送る(ステップS5)。
なお、検出器8は、選択部5から送られた画像に基づいて、車両内の状態を検出する。例えば、検出器8は、画像内における人の位置を検出する。ただし、既に説明したように、検出器8の検出対象は、人の位置でなくてもよい。
本実施形態によれば、上記の動作により、車高の高低に依らず、光の写り込みがなく、窓越しに見える車両内の状態を良好に写した画像を選択できる。
例えば、制御部4が、撮像装置3に、複数フレームにわたって車両23を撮像させ、フレーム毎に、第1の照明装置1および第2の照明装置2に交互に光を照射させるとする。このとき、選択部5は、算出した車両23の車高が、予め定められた閾値未満である場合、第1の照明装置1が光を照射したときに撮像装置3が撮像を行うことによって生成した画像を選択する。また、選択部5は、算出した車両23の車高が、予め定められた閾値以上である場合、第2の照明装置2が光を照射したときに撮像装置3が撮像を行うことによって生成した画像を選択する。従って、車高の高低に依らず、光の写り込みがなく、窓越しに見える車両内の状態を良好に写した画像を選択できる。
また、例えば、制御部4が、撮像装置3に、複数フレームにわたって車両23を撮像させ、各フレームで第1の照明装置1に光を照射させ、1フレームおきに第2の照明装置2に光を照射させるとする。このとき、選択部5は、(車両までの距離,車高)で表される座標が、座標(0,0),(a,0),(0,b)を頂点とする三角形の領域内に存在する場合には、第1の照明装置1のみが光を照射したときに撮像装置3が撮像を行うことによって生成した画像を選択する。選択部5は、(車両までの距離,車高)で表される座標が、上記の三角形の領域外に存在する場合には、第1の照明装置1および第2の照明装置2の両方が光を照射したときに撮像装置3が撮像を行うことによって生成した画像を選択する。従って、車高の高低に依らず、光の写り込みがなく、窓越しに見える車両内の状態を良好に写した画像を選択できる。なお、第2の照明装置2に起因する写り込みが生じない状態であれば、第1の照明装置1および第2の照明装置2の両方が光を照射することによって、車高が低い車両の内部をより明るい状態にして、撮像を行うことができる。
実施形態2.
第1の実施形態では、制御部4が第1の照明装置1および第2の照明装置2に光を照射させるパターンは、予め定められている。これに対して、第2の実施形態の撮像システムは、センサの検出結果に応じて2つの照明装置に光を照射させるパターンを決定する。すなわち、第2の実施形態では、2つの照明装置が光を照射するパターンは、センサの検出結果に応じて変化する。
図9は、本発明の第2の実施形態の撮像システムの例を示すブロック図である。第1の実施形態で説明した要素と同一の要素については、図1と同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。第2の実施形態の撮像システムは、撮像装置3と、第1の照明装置1と、第2の照明装置2と、制御部14と、センサ6とを備える。以下、制御部4が、1台のコンピュータ17に実装される場合を例にして説明する。
また、制御部14は、検出器8に接続される。検出器8は、撮像システム内に設けられていてもよい。検出器8は、第1の実施形態における検出器8と同様であり、説明を省略する。
図9に示す各要素は、有線で接続されていても、無線で接続されていてもよい。
また、第2の実施形態の撮像システムの配置態様は、第1の実施形態の撮像システムの配置態様(図2参照)と同様であり、説明を省略する。
撮像装置3は、車線22を通過する車両23を撮像するカメラである。第1の照明装置1および第2の照明装置2は、いずれも被写体である車両に光を照射する。撮像装置3、第1の照明装置1および第2の照明装置2は、制御部14に従って動作する。
撮像装置3の設置位置の高さ、第1の照明装置1の設置位置の高さ、および、第2の照明装置2の設置位置の高さは、それぞれ、第1の実施形態におけるそれらの高さと同様であり、説明を省略する。
センサ6は、第1の実施形態におけるセンサ6と同様である。ただし、第2の実施形態では、センサ6は、車両検出通知、車両23までの距離(センサ6から車両23までの距離)、および、仰角(センサ6から車両23の屋根への仰角)を、制御部14に通知する。
制御部14は、センサ6から、車両検出通知、並びに、車両23までの距離、および仰角の情報を受けると、センサ6の高さ、車両23までの距離、および仰角に基づいて、検出された車両23の車高を算出する。制御部14は、センサ6の高さを予め記憶しておけばよい。
また、制御部14は、撮像装置3に、複数フレーム(例えば、15フレーム)にわたって、車両23を撮像させる。ここでは、15フレームを例示したが、どれだけのフレームにわたって撮像装置3に撮像を行わせるかは、予め定めておけばよい。
撮像装置3に複数フレームに渡って撮像させる際、制御部14は、少なくとも車両23の車高に応じて、第1の照明装置1および第2の照明装置2を制御する。制御部14が第1の照明装置1および第2の照明装置2を制御する動作の具体例については、後述する。
制御部14は、例えば、撮像制御プログラムに従って動作するコンピュータ17のCPUによって実現される。この場合、CPUは、例えば、コンピュータ17のプログラム記憶装置(図9において図示略)等のプログラム記録媒体から撮像制御プログラムを読み込み、その撮像制御プログラムに従って、制御部14として動作すればよい。
また、検出器8がコンピュータ17内に実装されてもよい。この場合、前述のCPUが、撮像制御プログラムに従って、制御部14として動作するとともに、さらに、検出器8として動作してもよい。また、コンピュータ17内において、制御部14として動作するCPUとは別のプロセッサによって、検出器8が実現されていてもよい。
次に、第2の実施形態の処理経過について説明する。図10は、第2の実施形態の処理経過の例を示すフローチャートである。
まず、車線22(図2参照)を車両23が通過した場合、センサ6は、その車両23を検出する(ステップS11)。ステップS11において、センサ6は、車両23までの距離と仰角(センサ6から車両23の屋根への仰角)も検出する。さらに、センサ6は、車両検出通知、並びに、仰角、および車両23までの距離の情報を、制御部14に通知する。
制御部14は、車両検出通知、並びに、仰角、および車両23までの距離の情報をセンサ6から受けると、制御部14は、仰角、および車両23までの距離の情報等に基づいて、ステップS11で検出された車両23の車高を算出する(ステップS12)。
続いて、制御部14は、撮像装置3に、複数フレームにわたって車両23を撮像させ、その間における第1の照明装置1および第2の照明装置2の動作を、少なくとも算出した車高に応じて制御する(ステップS13)。
制御部14が、第1の照明装置1および第2の照明装置2の動作を制御する例を、具体的に説明する。
ステップS12で算出した車両23の車高が、予め定められた閾値未満である場合、制御部14は、各フレームで、第1の照明装置1のみに光を照射させ、第2の照明装置2には光を照射させない。図11は、この場合における第1の照明装置1および第2の照明装置2の光の照射パターンを示す模式図である。図11に示す横軸およびマーカは、図5に示す横軸およびマーカと同様である。ステップS12で算出した車両23の車高が、予め定められた閾値未満であれば、車両23は、車高が低い車両であると言える。従って、制御部14が各フレームで第1の照明装置1のみに光を照射させ、第2の照明装置2には光を照射させないことによって、撮像装置3は、撮像によって、窓越しに見える車両内の状態を良好に写した画像を生成できる。また、第1の照明装置1による光の写り込みは発生せず、第2の照明装置2に光を照射させていないので、第2の照明装置2に起因する光の写り込みも発生しない。従って、制御部14が上記のように第1の照明装置1および第2の照明装置2を制御することによって、撮像装置3が、車高が低い車両を撮像した結果、光の写り込みがなく、窓越しに見える車両内の状態を良好に写した画像が得られる。
また、ステップS12で算出した車両23の車高が、予め定められた閾値以上である場合、制御部14は、各フレームで、第2の照明装置2のみに光を照射させ、第1の照明装置1には光を照射させない。図12は、この場合における第1の照明装置1および第2の照明装置2の光の照射パターンを示す模式図である。図12に示す横軸およびマーカは、図5に示す横軸およびマーカと同様である。ステップS12で算出した車両23の車高が、予め定められた閾値以上であれば、車両23は、車高が高い車両であると言える。従って、制御部14が各フレームで第2の照明装置2のみに光を照射させ、第1の照明装置1には光を照射させないことによって、撮像装置3は、撮像によって、窓越しに見える車両内の状態を良好に写した画像を生成できる。また、第2の照明装置2による光の写り込みは発生しない。従って、制御部14が上記のように第1の照明装置1および第2の照明装置2を制御することによって、撮像装置3が、車高が高い車両を撮像した結果、光の写り込みがなく、窓越しに見える車両内の状態を良好に写した画像が得られる。
換言すると、制御部14は、撮像装置3が複数フレームにわたって車両23を撮像する間、車両23の車高に応じて予め定められた態様で光が照射されるように、第1の照明装置1および第2の照明装置2を制御する。制御部14は、車両23の車高が予め定められた閾値未満である場合、車両23に対して第1の照明装置1から光が照射され、第2の照明装置2からは光が照射されていない態様となるよう、第1の照明装置1および第2の照明装置2を制御する。また、制御部14は、車両23の車高が予め定められた閾値以上である場合、車両23に対して第2の照明装置2から光が照射され、第1の照明装置1からは光が照射されていない態様となるよう、第1の照明装置1および第2の照明装置2を制御する。
なお、制御部14は、車両23の車高が予め定められた閾値以上である場合、制御部14は、第1の照明装置1と第2の照明装置2の両方に光を照射させてもよい。車高が高い場合、第1の照明装置1に起因する光の写り込みは生じないからである。
ステップS13の後、撮像装置3は、ステップS13での撮像によって得た画像を検出器8に送る(ステップS14)。例えば、撮像装置3は、各画像を、制御部14を介して検出器8に送ってもよい。換言すれば、撮像装置3が、ステップS13で生成した各画像を制御部14に送り、制御部14がその各画像を検出器8に送ってもよい。
なお、検出器8は、撮像装置3から送られた画像に基づいて、車両内の状態を検出する。例えば、検出器8は、画像内における人の位置を検出する。ただし、第1の実施形態で説明したように、検出器8の検出対象は、人の位置でなくてもよい。
上記の例では、算出した車両23の車高が、予め定められた閾値未満である場合、制御部14は、各フレームで、第1の照明装置1のみに光を照射させ、第2の照明装置2には光を照射させない。また、算出した車両23の車高が、予め定められた閾値以上である場合、制御部14は、各フレームで、第2の照明装置2のみに光を照射させ、第1の照明装置1には光を照射させない。従って、上記のように、車両23が、車高が高い車両であっても、車高が低い車両であっても、光の写り込みがなく、窓越しに見える車両内の状態を良好に写した画像が得られる。
また、上記のステップS13では、制御部14は、算出した車両23の車高に応じて、第1の照明装置1および第2の照明装置2を制御する場合を説明した。
ステップS13において、制御部14は、算出した車両23の車高、および、車両23までの距離に応じて、第1の照明装置1および第2の照明装置2を制御してもよい。以下、制御部14が、算出した車両23の車高、および、車両23までの距離に応じて、第1の照明装置1および第2の照明装置2を制御する例を、具体的に説明する。以下の説明では、図8を参照するが、図8については、第1の実施形態で説明しているので、ここでは説明を省略する。
制御部14は、算出した車両23の車高、および、車両23までの距離を用いて、(車両までの距離、車高)で表される座標を定める。そして、(車両までの距離、車高)で表される座標が、座標(0,0),(a,0),(0,b)を頂点とする三角形(図8参照)の領域内に存在する場合には、制御部14は、各フレームで、第1の照明装置1のみに光を照射させ、第2の照明装置2には光を照射させない。この場合における第1の照明装置1および第2の照明装置2の光の照射パターンは、図11に模式的に示す照射パターンと同様である。(車両までの距離、車高)で表される座標が、上記の三角形の領域内に存在するということは、車両を撮像することによって得られた画像に、第2の照明装置2に起因する光の写り込みが生じることを意味する。上記のように、制御部14が、各フレームで、第1の照明装置1のみに光を照射させ、第2の照明装置2には光を照射させないことによって、そのような第2の照明装置2に起因する光の写り込みの発生が防止される。また、(車両までの距離、車高)で表される座標が、上記の三角形の領域内に存在するということは、車高がb以下である。従って、通過した車両は、車高が低い車両であると言える。よって、第1の照明装置1のみに光を照射させても、撮像装置3は、画像光の写り込みがなく、窓越しに見えるその車両内の状態を良好に写した画像を生成することができる。
また、(車両までの距離、車高)で表される座標が、座標(0,0),(a,0),(0,b)を頂点とする三角形(図8参照)の領域外に存在する場合には、制御部14は、各フレームで、第1の照明装置1および第2の照明装置2の両方に光を照射させる。図13は、この場合における第1の照明装置1および第2の照明装置2の光の照射パターンを示す模式図である。図13に示す横軸およびマーカは、図5に示す横軸およびマーカと同様である。通過した車両が、車高が低い車両であるとする。この場合であっても、(車両までの距離、車高)で表される座標が上記の三角形の領域外であるので、車両までの距離は長く、第2の照明装置2が光を照射していても、その光に起因する光の写り込みは生じない。また、第1の照明装置1は各フレームで光を照射している。しがたって、撮像装置3が生成した画像は、画像光の写り込みがなく、窓越しに見えるその車両内の状態を良好に写した画像である。また、通過した車両が、車高が高い車両であるとする。この場合、第1の照明装置1が光を照射していても、光の写り込みは生じない。また、第2の照明装置2は各フレームで光を照射している。しがたって、撮像装置3が生成した画像は、光の写り込みがなく、窓越しに見えるその車両内の状態を良好に写した画像である。従って、車高の高低に依らず、光の写り込みがなく、窓越しに見えるその車両内の状態を良好に写した画像が得られる。
上記の制御部14の動作を、まとめて記載すると、以下のようになる。制御部14は、(車両までの距離、車高)で表される座標が上記の三角形の領域内である場合には、各フレームで、第1の照明装置1のみに光を照射させ、第2の照明装置2には光を照射させず、その座標が上記の三角形の領域外である場合には、各フレームで、第1の照明装置1および第2の照明装置2の両方に光を照射させる。制御部14がこのように制御を行った場合にも、上記のように、通過する移動体の高さの高低に依らず、光の写り込みがなく、窓越しに見えるその車両内の状態を良好に写した画像が得られる。
ここで述べた例では、制御部14は、車両までの距離と車高との組み合わせが所定の条件((車両までの距離,車高)で表される座標が前述の三角形の領域内であるという条件)を満たす場合に、各フレームで第1の照明装置1のみに光を照射させ、その組み合わせがその所定の条件を満たさない場合に、各フレームで第1の照明装置1および第2の照明装置2の両方に光を照射させていると言える。
換言すると、制御部14は、撮像装置3が複数フレームにわたって車両23を撮像する間、車両23の車高と車両23までの距離との組み合わせに応じて予め定められた態様で光が照射されるように、第1の照明装置1および第2の照明装置2を制御する。制御部14は、車両23までの距離と車高との組み合わせが所定の条件を満たす場合に、車両23に対して第1の照明装置1から光が照射され、第2の照明装置2からは光が照射されていない態様となるよう、第1の照明装置および第2の照明装置2を制御する。制御部14は、車両23までの距離と車高との組み合わせが所定の条件を満たさない場合に、車両23に対して第1の照明装置1および第2の照明装置2の両方から光が照射されている態様となるよう、第1の照明装置および第2の照明装置2を制御する。
また、(車両までの距離、車高)で表される座標が、座標(0,0),(a,0),(0,b)を頂点とする三角形(図8参照)の領域外に存在する場合、制御部14は、フレーム毎に、第1の照明装置1および第2の照明装置2に交互に光を照射させてもよい。
図14は、本発明の各実施形態に係るコンピュータ(コンピュータ7,17)の構成例を示す概略ブロック図である。コンピュータ1000は、CPU1001と、主記憶装置1002と、補助記憶装置1003と、インタフェース1004とを備える。
本発明の各実施形態で示したコンピュータ(コンピュータ7,17)は、例えば、図14に示すコンピュータ1000である。本発明の各実施形態で示したコンピュータの動作はプログラムの形式で補助記憶装置1003に記憶されている。CPU1001は、プログラムを補助記憶装置1003から読み出して主記憶装置1002に展開し、そのプログラムに従って上記の処理を実行する。
補助記憶装置1003は、一時的でない有形の媒体の例である。一時的でない有形の媒体の他の例として、インタフェース1004を介して接続される磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM(Compact Disk Read Only Memory )、DVD−ROM(Digital Versatile Disk Read Only Memory )、半導体メモリなどが挙げられる。また、このプログラムが通信回線によってコンピュータ1000に配信される場合、配信を受けたコンピュータ1000がそのプログラムを主記憶装置1002に展開し、上記の処理を実行してもよい。
次に、本発明の概要について説明する。図15は、本発明の撮像システムの概要を示すブロック図である。本発明の撮像システムは、撮像装置3と、第1の照明装置1と、第2の照明装置2と、制御部4と、選択部5とを備える。
撮像装置3は、移動体を撮像する。
第1の照明装置1は、移動体に光を照射する。
第2の照明装置2は、第1の照明装置1よりも高い位置に設置され、移動体に光を照射する。
制御部4は、撮像装置3が複数フレームにわたって移動体を撮像する間、第1の照明装置1および第2の照明装置2にそれぞれのパターンで光を照射させる。
選択部5は、複数フレーム分の画像の中から、移動体の高さに応じて予め定められた態様で光が照射された移動体が撮像された画像を選択する。
そのような構成により、通過する移動体の高さの高低に依らず、窓越しに見える移動体内の状況を良好に写した画像を得ることができる。
図16は、本発明の撮像システムの概要の他の例を示すブロック図である。図16に示す撮像システムは、撮像装置3と、第1の照明装置1と、第2の照明装置2と、特定部71と、制御部72とを備える。
撮像装置3、第1の照明装置1および第2の照明装置2は、図15に示す撮像装置3、第1の照明装置1および第2の照明装置2と同様である。
特定部71(例えば、制御部14)は、撮像装置3が移動体の撮像を開始する前に、移動体を検出するセンサ(例えば、センサ6)からの信号に基づいて移動体の高さを特定する。
制御部72(例えば、制御部14)は、撮像装置3が複数フレームにわたって移動体を撮像する間、特定された高さに応じて予め定められた態様で光が照射されるよう第1の照明装置1および第2の照明装置2を制御する。
そのような構成により、通過する移動体の高さの高低に依らず、窓越しに見える移動体内の状況を良好に写した画像を得ることができる。
上記の本発明の実施形態は、以下の付記のようにも記載され得るが、以下に限定されるわけではない。
(付記1)
移動体を撮像する撮像装置と、
前記移動体に光を照射する第1の照明装置と、
前記第1の照明装置よりも高い位置に設置され、前記移動体に光を照射する第2の照明装置と、
前記撮像装置が複数フレームにわたって前記移動体を撮像する間、前記第1の照明装置および前記第2の照明装置にそれぞれのパターンで光を照射させる制御部と、
前記複数フレーム分の画像の中から、前記移動体の高さに応じて予め定められた態様で光が照射された移動体が撮像された画像を選択する選択部とを備える
ことを特徴とする撮像システム。
(付記2)
前記制御部は、前記撮像装置による前記移動体の撮像と、前記第1の照明装置および前記第2の照明装置の少なくとも一方による光の照射とを、フレーム毎に同期させる
付記1に記載の撮像システム。
(付記3)
前記撮像装置は、高さが低い移動体として想定される移動体の側面の窓の中央近傍の高さに設置され、
前記第1の照明装置は、高さが低い移動体として想定される移動体の側面の窓の底辺近傍の高さに設置され、
前記第2の照明装置は、高さが高い移動体として想定される移動体の側面の窓の底辺近傍の高さに設置される
付記1または付記2に記載の撮像システム。
(付記4)
前記制御部は、
フレーム毎に、前記第1の照明装置および前記第2の照明装置に交互に光を照射させ、
前記選択部は、
前記移動体の高さが、予め定められた閾値未満である場合、前記第1の照明装置から光が照射された前記移動体が撮像された画像を選択し、
前記移動体の高さが、前記閾値以上である場合、前記第2の照明装置から光が照射された前記移動体が撮像された画像を選択する
付記1から付記3のうちのいずれかに記載の撮像システム。
(付記4a)
前記制御部は、
フレーム毎に、前記第1の照明装置および前記第2の照明装置に交互に光を照射させ、
前記選択部は、
前記移動体の高さが、予め定められた閾値未満である場合、前記第1の照明装置が光を照射している時に前記撮像装置が撮像を行うことによって生成した画像を選択し、
前記移動体の高さが、前記閾値以上である場合、前記第2の照明装置が光を照射している時に前記撮像装置が撮像を行うことによって生成した画像を選択する
付記1から付記3のうちのいずれかに記載の撮像システム。
(付記5)
前記制御部は、
各フレームで前記第1の照明装置に光を照射させるとともに、1フレームおきに前記第2の照明装置に光を照射させ、
前記選択部は、
前記移動体の高さと、前記移動体までの距離との組み合わせが所定の条件を満たす場合に、前記第1の照明装置から光が照射され、前記第2の照射装置からは光が照射されていない前記移動体が撮像された画像を選択し、
前記移動体の高さと、前記移動体までの距離との組み合わせが前記所定の条件を満たさない場合に、前記第1の照明装置および前記第2の照明装置の両方から光が照射された前記移動体が撮像された画像を選択する
付記1から付記3のうちのいずれかに記載の撮像システム。
(付記5a)
前記制御部は、
各フレームで前記第1の照明装置に光を照射させるとともに、1フレームおきに前記第2の照明装置に光を照射させ、
前記選択部は、
前記移動体の高さと、前記移動体までの距離との組み合わせが所定の条件を満たす場合に、前記第1の照明装置のみが光を照射している時に前記撮像装置が撮像を行うことによって生成した画像を選択し、
前記移動体の高さと、前記移動体までの距離との組み合わせが前記所定の条件を満たさない場合に、前記第1の照明装置および前記第2の照明装置の両方が光を照射している時に前記撮像装置が撮像を行うことによって生成した画像を選択する
付記1から付記3のうちのいずれかに記載の撮像システム。
(付記6)
移動体を撮像する撮像装置と、
前記移動体に光を照射する第1の照明装置と、
前記第1の照明装置よりも高い位置に設置され、前記移動体に光を照射する第2の照明装置と、
前記撮像装置が前記移動体の撮像を開始する前に、前記移動体を検出するセンサからの信号に基づいて前記移動体の高さを特定する特定部と、
前記撮像装置が複数フレームにわたって前記移動体を撮像する間、特定された前記高さに応じて予め定められた態様で光が照射されるよう前記第1の照明装置および前記第2の照明装置を制御する制御部とを備える
ことを特徴とする撮像システム。
(付記7)
前記撮像装置は、高さが低い移動体として想定される移動体の側面の窓の中央近傍の高さに設置され、
前記第1の照明装置は、高さが低い移動体として想定される移動体の側面の窓の底辺近傍の高さに設置され、
前記第2の照明装置は、高さが高い移動体として想定される移動体の側面の窓の底辺近傍の高さに設置される
付記6に記載の撮像システム。
(付記8)
前記制御部は、
特定された前記高さが、予め定められた閾値未満である場合、前記第1の照明装置のみに光を照射させ、
特定された前記高さが、前記閾値以上である場合、前記第2の照明装置のみに光を照射させる
付記6または付記7に記載の撮像システム。
(付記9)
前記制御部は、
特定された前記高さと前記移動体との距離との組み合わせが所定の条件を満たす場合に、前記第1の照明装置に光を照射させ、前記第2の照射装置には光を照射させず、
特定された前記高さと前記距離との組み合わせが前記所定の条件を満たさない場合に、前記第1の照明装置および前記第2の照明装置の両方に光を照射させる
付記6または付記7に記載の撮像システム。
(付記10)
移動体を撮像する撮像装置と、前記移動体に光を照射する第1の照明装置と、前記第1の照明装置よりも高い位置に設置され、前記移動体に光を照射する第2の照明装置とを用いた撮像方法であって、
コンピュータが、
前記撮像装置が複数フレームにわたって前記移動体を撮像する間、前記第1の照明装置および前記第2の照明装置にそれぞれのパターンで光を照射させ、
前記複数フレーム分の画像の中から、前記移動体の高さに応じて予め定められた態様で光が照射された移動体が撮像された画像を選択する
ことを特徴とする撮像方法。
(付記11)
移動体を撮像する撮像装置と、前記移動体に光を照射する第1の照明装置と、前記第1の照射装置よりも高い位置に設置され、前記移動体に光を照射する第2の照明装置とを用いた撮像方法であって、
コンピュータが、
前記撮像装置が前記移動体の撮像を開始する前に、前記移動体を検出するセンサからの信号に基づいて前記移動体の高さを特定し、
前記撮像装置が複数フレームにわたって前記移動体を撮像する間、特定された前記高さに応じて予め定められた態様で光が照射されるよう前記第1の照明装置および前記第2の照明装置を制御する
ことを特徴とする撮像方法。
(付記12)
移動体を撮像する撮像装置と、前記移動体に光を照射する第1の照明装置と、前記第1の照明装置よりも高い位置に設置され、前記移動体に光を照射する第2の照明装置とに接続されるコンピュータに搭載される撮像制御プログラムであって、
前記コンピュータに、
前記撮像装置が複数フレームにわたって前記移動体を撮像する間、前記第1の照明装置および前記第2の照明装置にそれぞれのパターンで光を照射させる制御処理、および、
前記複数フレーム分の画像の中から、前記移動体の高さに応じて予め定められた態様で光が照射された移動体が撮像された画像を選択する選択処理
を実行させるための撮像制御プログラム。
(付記13)
移動体を撮像する撮像装置と、前記移動体に光を照射する第1の照明装置と、前記第1の照明装置よりも高い位置に設置され、前記移動体に光を照射する第2の照明装置とに接続されるコンピュータに搭載される撮像制御プログラムであって、
前記コンピュータに、
前記撮像装置が前記移動体の撮像を開始する前に、前記移動体を検出するセンサからの信号に基づいて前記移動体の高さを特定する特定処理、および、
前記撮像装置が複数フレームにわたって前記移動体を撮像する間、特定された前記高さに応じて予め定められた態様で光が照射されるよう前記第1の照明装置および前記第2の照明装置を制御する制御処理
を実行させるための撮像制御プログラム。
以上、実施形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記の実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
この出願は、2017年3月30日に出願された日本特許出願2017−066567を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
産業上の利用の可能性
本発明は、側面に窓を有する移動体を撮像する撮像システムに好適に適用可能である。
1 第1の照明装置
2 第2の照明装置
3 撮像装置
4,14 制御部
5 選択部
6 センサ

Claims (13)

  1. 移動体を撮像する撮像装置と、
    前記移動体に光を照射する第1の照明装置と、
    前記第1の照明装置よりも高い位置に設置され、前記移動体に光を照射する第2の照明装置と、
    前記撮像装置が複数フレームにわたって前記移動体を撮像する間、前記第1の照明装置および前記第2の照明装置にそれぞれのパターンで光を照射させる制御部と、
    前記複数フレーム分の画像の中から、前記移動体の高さに応じて予め定められた態様で光が照射された移動体が撮像された画像を選択する選択部とを備える
    ことを特徴とする撮像システム。
  2. 前記制御部は、前記撮像装置による前記移動体の撮像と、前記第1の照明装置および前記第2の照明装置の少なくとも一方による光の照射とを、フレーム毎に同期させる
    請求項1に記載の撮像システム。
  3. 前記撮像装置は、高さが低い移動体として想定される移動体の側面の窓の中央近傍の高さに設置され、
    前記第1の照明装置は、高さが低い移動体として想定される移動体の側面の窓の底辺近傍の高さに設置され、
    前記第2の照明装置は、高さが高い移動体として想定される移動体の側面の窓の底辺近傍の高さに設置される
    請求項1または請求項2に記載の撮像システム。
  4. 前記制御部は、
    フレーム毎に、前記第1の照明装置および前記第2の照明装置に交互に光を照射させ、
    前記選択部は、
    前記移動体の高さが、予め定められた閾値未満である場合、前記第1の照明装置から光が照射された前記移動体が撮像された画像を選択し、
    前記移動体の高さが、前記閾値以上である場合、前記第2の照明装置から光が照射された前記移動体が撮像された画像を選択する
    請求項1から請求項3のうちのいずれか1項に記載の撮像システム。
  5. 前記制御部は、
    各フレームで前記第1の照明装置に光を照射させるとともに、1フレームおきに前記第2の照明装置に光を照射させ、
    前記選択部は、
    前記移動体の高さと、前記移動体までの距離との組み合わせが所定の条件を満たす場合に、前記第1の照明装置から光が照射され、前記第2の照射装置からは光が照射されていない前記移動体が撮像された画像を選択し、
    前記移動体の高さと、前記移動体までの距離との組み合わせが前記所定の条件を満たさない場合に、前記第1の照明装置および前記第2の照明装置の両方から光が照射された前記移動体が撮像された画像を選択する
    請求項1から請求項3のうちのいずれか1項に記載の撮像システム。
  6. 移動体を撮像する撮像装置と、
    前記移動体に光を照射する第1の照明装置と、
    前記第1の照明装置よりも高い位置に設置され、前記移動体に光を照射する第2の照明装置と、
    前記撮像装置が前記移動体の撮像を開始する前に、前記移動体を検出するセンサからの信号に基づいて前記移動体の高さを特定する特定部と、
    前記撮像装置が複数フレームにわたって前記移動体を撮像する間、特定された前記高さに応じて予め定められた態様で光が照射されるよう前記第1の照明装置および前記第2の照明装置を制御する制御部とを備える
    ことを特徴とする撮像システム。
  7. 前記撮像装置は、高さが低い移動体として想定される移動体の側面の窓の中央近傍の高さに設置され、
    前記第1の照明装置は、高さが低い移動体として想定される移動体の側面の窓の底辺近傍の高さに設置され、
    前記第2の照明装置は、高さが高い移動体として想定される移動体の側面の窓の底辺近傍の高さに設置される
    請求項6に記載の撮像システム。
  8. 前記制御部は、
    特定された前記高さが、予め定められた閾値未満である場合、前記第1の照明装置のみに光を照射させ、
    特定された前記高さが、前記閾値以上である場合、前記第2の照明装置のみに光を照射させる
    請求項6または請求項7に記載の撮像システム。
  9. 前記制御部は、
    特定された前記高さと前記移動体との距離との組み合わせが所定の条件を満たす場合に、前記第1の照明装置に光を照射させ、前記第2の照射装置には光を照射させず、
    特定された前記高さと前記距離との組み合わせが前記所定の条件を満たさない場合に、前記第1の照明装置および前記第2の照明装置の両方に光を照射させる
    請求項6または請求項7に記載の撮像システム。
  10. 移動体を撮像する撮像装置と、前記移動体に光を照射する第1の照明装置と、前記第1の照明装置よりも高い位置に設置され、前記移動体に光を照射する第2の照明装置とを用いた撮像方法であって、
    コンピュータが、
    前記撮像装置が複数フレームにわたって前記移動体を撮像する間、前記第1の照明装置および前記第2の照明装置にそれぞれのパターンで光を照射させ、
    前記複数フレーム分の画像の中から、前記移動体の高さに応じて予め定められた態様で光が照射された移動体が撮像された画像を選択する
    ことを特徴とする撮像方法。
  11. 移動体を撮像する撮像装置と、前記移動体に光を照射する第1の照明装置と、前記第1の照射装置よりも高い位置に設置され、前記移動体に光を照射する第2の照明装置とを用いた撮像方法であって、
    コンピュータが、
    前記撮像装置が前記移動体の撮像を開始する前に、前記移動体を検出するセンサからの信号に基づいて前記移動体の高さを特定し、
    前記撮像装置が複数フレームにわたって前記移動体を撮像する間、特定された前記高さに応じて予め定められた態様で光が照射されるよう前記第1の照明装置および前記第2の照明装置を制御する
    ことを特徴とする撮像方法。
  12. 移動体を撮像する撮像装置と、前記移動体に光を照射する第1の照明装置と、前記第1の照明装置よりも高い位置に設置され、前記移動体に光を照射する第2の照明装置とに接続されるコンピュータに搭載される撮像制御プログラムであって、
    前記コンピュータに、
    前記撮像装置が複数フレームにわたって前記移動体を撮像する間、前記第1の照明装置および前記第2の照明装置にそれぞれのパターンで光を照射させる制御処理、および、
    前記複数フレーム分の画像の中から、前記移動体の高さに応じて予め定められた態様で光が照射された移動体が撮像された画像を選択する選択処理
    を実行させるための撮像制御プログラム。
  13. 移動体を撮像する撮像装置と、前記移動体に光を照射する第1の照明装置と、前記第1の照明装置よりも高い位置に設置され、前記移動体に光を照射する第2の照明装置とに接続されるコンピュータに搭載される撮像制御プログラムであって、
    前記コンピュータに、
    前記撮像装置が前記移動体の撮像を開始する前に、前記移動体を検出するセンサからの信号に基づいて前記移動体の高さを特定する特定処理、および、
    前記撮像装置が複数フレームにわたって前記移動体を撮像する間、特定された前記高さに応じて予め定められた態様で光が照射されるよう前記第1の照明装置および前記第2の照明装置を制御する制御処理
    を実行させるための撮像制御プログラム。
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