JP2015075844A - 発進制御機用阻止棒、発進制御機及び延長部材 - Google Patents

発進制御機用阻止棒、発進制御機及び延長部材 Download PDF

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Abstract

【課題】車線を入口車線として運用する場合と、出口車線として運用する場合とに切り替えて運用することが可能なリバース車線の発進制御機及び遮断機に兼用可能な、発進制御機用阻止棒、発進制御機及び延長部材を提供する。【解決手段】本発明の発進制御機用阻止棒CB1a、CB1b、CB2a、CB2bは、一つの車線を入口車線と出口車線とに切り替えて運用するリバース車線11の、入口用発進制御機C2a、C2b及び出口用発進制御機C1a、C1bに取り付けられる。発進制御機用阻止棒CB1a、CB1b、CB2a、CB2bは、停止表示STと、当該停止表示STの裏面に形成される進入禁止表示CLとを備える。そして、入口用発進制御機C2a、C2b、及び出口用発進制御機C1a、C1bを、リバース車線11に対する車両8の進入を禁止する遮断機として兼用することができる。【選択図】図3

Description

本発明は、有料道路等において、入口車線と出口車線との機能を切り替えて運用することが可能なリバース車線に用いる、発進制御機用阻止棒、発進制御機及び延長部材に関する。
リバース車線は、有料道路の料金所等において運用される車線(料金収受を行う料金所において、進入側と発進側を逆転して運用することが可能な車線)であり、一車線を必要に応じて入口車線と出口車線とで切り替えることが可能な車線である。また、リバース車線は、有料道路の交通量や時間帯に応じて、入口車線として運用したり、出口車線として運用することが可能な、切替可能な車線である。
従来、リバース車線を入口車線として運用していた状態から、出口車線として運用する状態へと切り替える際や、不使用の閉鎖中においては、当該リバース車線の進入側の信号灯を赤色に点灯させるなどしておくと共に、移動式のフェンスやラバーコーン等を設置して、当該リバース車線内に新たに車両が進入して来ないようにするための、進入禁止措置を行なっていた。
従来、無人の料金所等の車線において、発進制御機が設置されている。料金所の入口車線では、発進制御機は通行券発券機の後段の発進側に設置される。当該入口車線を通行する車両の運転手が、通行券発券機から通行券を受け取ると、発進制御機は車線内に水平に延出していた阻止棒を鉛直上向きの上方に撥ね上げて、車両の通行を許可する。
また、料金所の出口車線では、発進制御機は自動精算機の後段の発進側に設置されている。当該出口車線を通行する車両との間で通行料金の収受が終了すると、発進制御機は車線内に水平に延出していた阻止棒を鉛直上向きに撥ね上げて、車両の通行を許可する。また、ETC(Electronic Toll Collection system;電子料金収受システム;登録商標)車線においても同様に、発進制御機は発進側に設置され、ETC車載器とETCアンテナとの間で正常に無線通信が終了した場合や、正常に通行料金の収受が完了した場合に、発進制御機は車線内に水平に延出していた阻止棒を鉛直上向きの上方に撥ね上げて、車両の通行を許可する。
特許文献1(特開2008−14066号公報)には、撓み変形の少ない状態で確実、迅速に開閉動作させ得るだけの丈夫さを備えながら、車両との接触時における車両の損傷と、阻止棒自体の破損を抑制する阻止棒が開示されている。
特許文献1に記載されている阻止棒は、車輌の進行を制御する阻止棒である。当該阻止棒は、横断面形状における長辺方向が上下方向となる直方体状に形成された第1樹脂発泡体と、横断面形状における長辺方向が上下方向となる直方体状に形成され、かつ、第1樹脂発泡体よりも圧縮硬さの小さな第2樹脂発泡体との積層構造を有している。
特許文献2(実開平6−58568号公報)には、コンタクトの逆挿入を確実に防止する、コネクタの発明が開示されている。
特許文献2に記載されているコネクタは、コンタクト挿入孔が配設されたハウジングと、コンタクト挿入孔に収容されるコンタクトから構成される。当該コンタクトは、逆挿入防止用の突起を突設した接触部と、芯線圧着部及び絶縁被覆圧着部とを有している。前記ハウジングは、コンタクト挿入孔の対向する両壁部のうち一方の壁部に、コンタクトを正常に挿入した時のみ接触部の突起が嵌入される第1の溝部を設けてある。また前記ハウジングの他方の壁部には絶縁被覆圧着部を逃げるための傾斜段部が形成されている。そして、その傾斜段部に逆挿入されたコンタクトの突起が嵌入される第2の溝部を設け、且つ、第2の溝部の閉塞端に挿入方向と直交する突当面を形成してある。
特許文献3(特開2007−234271号公報)には、機械的な強度の低下を防ぎ、小型化が図れ、成形性が良く、シール部材の防水性を確保でき、逆挿入を防止することが可能な端子金具、及びコネクタが開示されている。
特許文献3に記載されている端子金具は、電線に固定され、コネクタのハウジングの端子収容部内に挿入可能な端子金具であって、逆挿入防止部と、端子ボックス部とを有している。当該端子ボックス部は、板材を折り曲げて形成されている。前記逆挿入防止部は、端子収容部内に逆向きで挿入されるのを防止するための部位であり、端子ボックス部の中央位置又は中央位置の近傍に配置されている。前記逆挿入防止部は、端子ボックス部の第1端部に形成されている第1突起と、第1端部に突き合わされた第2端部に形成されている第2突起とを重ね合わせて、端子ボックス部から立ち上げる形状を有している。
特開2008−14066号公報 実開平6−58568号公報 特開2007−234271号公報
本発明の目的は、車線を入口車線として運用する場合と、出口車線として運用する場合とに切り替えて運用することが可能なリバース車線の発進制御機及び遮断機に兼用可能な、発進制御機用阻止棒、発進制御機及び延長部材を提供することである。
以下に、(発明を実施するための形態)で使用される番号を用いて、課題を解決するための手段を説明する。これらの番号は、(特許請求の範囲)の記載と(発明を実施するための形態)との対応関係を明らかにするために付加されたものである。ただし、それらの番号を、(特許請求の範囲)に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
本発明による発進制御機用阻止棒(CB1a、CB1b、CB2a、CB2b)は、リバース車線(11)を備えるリバース車線料金所(10)の、入口用発進制御機(C2a、C2b)及び出口用発進制御機(C1a、C1b)に取り付けられる阻止棒である。発進制御機用阻止棒(CB1a、CB1b、CB2a、CB2b)には、停止表示(ST)と、前記停止表示(ST)の裏面に形成される進入禁止表示(CL)とを備え、入口用発進制御機(C2a、C2b)及び出口用発進制御機(C1a、C1b)を、リバース車線(11)に対する車両(8)の進入を禁止する遮断機として兼用可能にするものである。
前記リバース車線(11)は、一つの車線を入口車線と出口車線とに切り替えて運用する車線である。前記入口用発進制御機(C2a、C2b)は、前記リバース車線(11)を前記入口車線として運用する際に、前記リバース車線(11)内における車両(8)の通行阻止と、通行許可を行う機器である。前記出口用発進制御機(C1a、C1b)は、前記リバース車線(11)を前記出口車線として運用する際に、前記リバース車線(11)内における車両(8)の通行阻止と、通行許可を行う機器である。前記停止表示(ST)は、前記リバース車線(11)内側の車両(8)の運転手に対して、通行阻止の状態である旨を通知する、模様及び配色の少なくとも一つを有する表示である。進入禁止表示(CL)は、前記リバース車線(11)の外側の車両(8)の運転手(全般)に対して、進入禁止である旨を通知する、模様及び配色の少なくとも一つを有する表示である。なお、通行阻止の状態である旨を通知する表示は、通行阻止表示に対応した模様であればよく、当該通行阻止表示を見た車両(8)の運転手が、通行阻止表示である旨を認識する必要性まで要求するものではない。また、進入禁止の状態である旨を通知する表示は、進入禁止表示に対応した模様であればよく、当該進入禁止表示を見た車両(8)の運転手が、進入禁止表示である旨を認識する必要性まで要求するものではない。通行阻止表示と進入禁止表示とは、それぞれを識別することが可能な構成であればよい。例えば通行阻止表示と進入禁止表示とは、同一配色で模様が異なる構成、模様が同一で配色が異なる構成、無模様で配色が異なる構成、模様及び配色が異なる構成を用いることができる。
前記発進制御機用阻止棒(CB1a、CB1b、CB2a、CB2b)における前記停止表示(ST)の模様及び配色は、赤/白の縞模様である。また、前記発進制御機用阻止棒(CB1a、CB1b、CB2a、CB2b)における前記進入禁止表示(CL)の模様及び配色は、黄/黒の縞模様である。
前記入口用発進制御機(C2a、C2b)及び前記出口用発進制御機(C1a、C1b)は、前記発進制御機用阻止棒(CB1a、CB1b、CB2a、CB2b)を着脱可能に保持する阻止棒ホルダ(72)を備える。前記発進制御機用阻止棒(CB1a、CB1b、CB2a、CB2b)は、前記阻止棒ホルダ(72)に取り付ける取付用根元部を有する。前記阻止棒ホルダ(72)は、誤挿入防止受部又は誤挿入防止突起を有する。前記取付用根元部には、前記阻止棒ホルダ(72)に対する前記発進制御機用阻止棒(CB1a、CB1b、CB2a、CB2b)の取付方向を規定し、前記阻止棒ホルダ(72)の誤挿入防止受部又は誤挿入防止突起とかみ合う誤挿入防止突起(76T)又は誤挿入防止受部(76S)を有する。
前記入口用発進制御機(C2a、C2b)及び前記出口用発進制御機(C1a、C1b)は、前記発進制御機用阻止棒(CB1a、CB1b、CB2a、CB2b)を着脱可能に保持する阻止棒ホルダ(72)を備える。前記発進制御機用阻止棒(CB1a、CB1b、CB2a、CB2b)は、前記阻止棒ホルダ(72)に取り付ける取付用根元部を有する。前記取付用根元部には、前記阻止棒ホルダ(72)に対する前記発進制御機用阻止棒(CB1a、CB1b、CB2a、CB2b)の取付方向を規定する台形根元部(76D)が形成されている。前記台形根元部(76D)は、前記発進制御機用阻止棒(CB1a、CB1b、CB2a、CB2b)の長手方向に直角な断面が、台形断面で構成されている。そして、当該台形根元部(76D)は、前記阻止棒ホルダ(72)に形成された台形断面の受部とかみ合うように構成されている。
前記発進制御機用阻止棒(CB1a、CB1b、CB2a、CB2b)は、柄部(64)と、心材(CK)と、緩衝材(63)とを備えている。前記緩衝材(63)は、前記柄部の中心軸(CP)に対して回転移動可能に配置され、前記停止表示(ST)及び前記進入禁止表示(CL)の向きを変更することが可能である。前記柄部(64)は、前記阻止棒ホルダ(72)との取付用根元部に配置される部材である。前記心材(CK)は、前記柄部(64)に固定され、前記柄部(64)の中心軸(CP)に沿って長手方向に延伸する部材である。緩衝材(63)は、前記中心軸(CP)に沿って前記柄部(64)と共に併置され、前記心材(CK)の周囲を囲む部材である。
前記心材(CK)及び前記緩衝材(63)の、前記中心軸(CP)に対する直角な断面は、前記中心軸(CP)に対して点対称であり、且つ前記中心軸(CP)から外周部までの距離が異なる部位が存在する形状である。
前記心材(CK)及び前記緩衝材(63)の、前記中心軸(CP)に対する直角な断面は、前記中心軸(CP)に対して点対称な多角形であり、且つ前記多角形の隣接する直線同士が繋がる角部は、円弧又は曲線で構成される。
前記心材(CK)と前記緩衝材(63)とは、面ファスナー(66)で接続される。
前記緩衝材(63)の、前記中心軸(CP)に対する直角な断面は、C型の開断面で形成される。
本発明による発進制御機(C1a、C1b、C2a、C2b)は、一つの車線を入口車線と出口車線とに切り替えて運用するリバース車線(11)に用いられ、阻止棒(CB1a、CB1b、CB2a、CB2b)を前記リバース車線(11)内に水平に延出させた通行阻止状態と、前記阻止棒(CB1a、CB1b、CB2a、CB2b)を上方に撥ね上げて車両(8)の通行を許可する通行許可状態とに切替可能な機器である。前記阻止棒(CB1a、CB1b、CB2a、CB2b)は、停止表示(ST)と、当該停止表示(ST)の裏面に形成される進入禁止表示(CL)とを備え、前記リバース車線(11)に対する車両(8)の進入を禁止する遮断機として兼用可能な機器である。前記停止表示(ST)は、前記リバース車線(11)内側の車両(8)の運転手に対して、通行阻止の状態である旨を通知する、模様及び配色の少なくとも一つを有する表示である。前記進入禁止表示(CL)は、前記リバース車線(11)の外側の車両(8)の運転手(全般)に対して、進入禁止である旨を通知する、模様及び配色の少なくとも一つを有する表示である。
前記発進制御機(C1a、C1b、C2a、C2b)は、前記阻止棒(CB1a、CB1b、CB2a、CB2b)を着脱可能に保持する阻止棒ホルダ(72)を備える。前記阻止棒(CB1a、CB1b、CB2a、CB2b)における前記阻止棒ホルダ(72)との取付用根元部には、前記停止表示(ST)及び前記進入禁止表示(CL)の向きを規定する誤挿入防止突起(76T)を有する。
前記発進制御機(C1a、C1b、C2a、C2b)の前記阻止棒ホルダ(72)は、前記誤挿入防止突起(76T)とかみ合う開閉可能な蓋(74)を有する。
前記発進制御機(C1a、C1b、C2a、C2b)は、前記阻止棒(CB1a、CB1b、CB2a、CB2b)を着脱可能に保持する阻止棒ホルダ(72)を備える。前記阻止棒(CB1a、CB1b、CB2a、CB2b)における前記阻止棒ホルダ(72)との取付用根元部には、前記停止表示(ST)及び前記進入禁止表示(CL)の向きを規定する誤挿入防止受部(76S)を有する。前記阻止棒ホルダ(72)には、前記誤挿入防止受部(76S)とかみ合う誤挿入防止突起(76T)を有する。
前記阻止棒ホルダ(72)又は前記発進制御機(C1a、C1b、C2a、C2b)の側に、前記阻止棒(CB1a、CB1b、CB2a、CB2b)の誤挿入を防止する参照停止表示(STG)及び参照進入禁止表示(CLG)の少なくともいずれか一つを表示する。
(参考実施形態)
前記発進制御機(C1a、C1b、C2a、C2b)は、前記リバース車線(11)を閉鎖中として運用し、前記阻止棒(CB1a、CB1b、CB2a、CB2b)を前記リバース車線(11)内に水平に延出させた通行阻止状態において前記阻止棒(CB1a、CB1b、CB2a、CB2b)の先端部に取り付けられる延長部材(62)を有する。前記延長部材(62)は、前記リバース車線(11)の通行幅を減少させる部材である。
前記延長部材(62)に、前記リバース車線(11)の外側の車両(8)の運転手(全般)に対して、進入禁止である旨を通知する模様及び配色の少なくとも一つを有する進入禁止表示(CL)又は進入禁止表示板(60)を備える。
本発明による延長部材(62)は、阻止棒(CB1a、CB1b、CB2a、CB2b)に対して固定する固定具(61)を備え、阻止棒(CB1a、CB1b、CB2a、CB2b)を延長することにより、リバース車線(11)の通行幅を減少させるものである。前記阻止棒(CB1a、CB1b、CB2a、CB2b)は、一つの車線を入口車線と出口車線とに切り替えて運用するリバース車線(11)に設置され、通行阻止状態と、通行許可状態とに切替可能であると共に、前記リバース車線(11)に対する車両(8)の進入を禁止する遮断機として兼用可能な発進制御機(C1a、C1b、C2a、C2b)に用いられるものである。前記通行阻止状態は、前記阻止棒(CB1a、CB1b、CB2a、CB2b)を前記リバース車線(11)内に水平に延出させた状態である。前記通行許可状態は、前記阻止棒(CB1a、CB1b、CB2a、CB2b)を上方に撥ね上げて車両の通行を許可する状態である。
前記延長部材(62)は、前記リバース車線(11)の路側を仕切る左右両側のアイランド(12、13)から対向して設置された、前記左右一対の発進制御機(C1a、C1b、C2a、C2b)の阻止棒(CB1a、CB1b、CB2a、CB2b)における先端部同士を連結して、前記リバース車線(11)を閉鎖する。
前記延長部材(62)は、前記リバース車線(11)の外側の車両(8)の運転手(全般)に対して、進入禁止である旨を通知する模様及び配色の少なくとも一つを有する、進入禁止表示(CL)又は進入禁止表示板(60)を備える。
本発明によれば、車線を入口車線として運用する場合と、出口車線として運用する場合とに切り替えて運用することが可能なリバース車線の発進制御機及び遮断機に兼用可能な、発進制御機用阻止棒、発進制御機及び延長部材を提供することができる。
図1は、本発明の発進制御機用阻止棒が用いられている、リバース車線料金所の外観斜視図である。 図2は、リバース車線における入口用機器及び出口用機器の運用の切替例を示す図である。 図3は、本発明の発進制御機用阻止棒が用いられるリバース車線を、進入側又は発進側の外部から観察した図である。 図4は、本発明の発進制御機用阻止棒と延長部材とを説明する図である。 図5は、本発明の発進制御機用阻止棒を、リバース車線の外部から観察した正面図である。 図6は、本発明の発進制御機用阻止棒を、リバース車線の右側方から観察した右側面図である。 図7は、本発明の発進制御機用阻止棒を、リバース車線の内部から観察した背面図である。 図8は、本発明の発進制御機用阻止棒の誤挿入防止突起を説明する斜視図である。 図9は、図8に示す発進制御機用阻止棒を発進制御機に取り付けた状態を示す斜視図である。 図10は、本発明の発進制御機用阻止棒の誤挿入防止受部の構成例を説明する斜視図である。 図11は、図10に示す発進制御機用阻止棒を発進制御機に取り付けた状態を示す斜視図である。 図12は、本発明の発進制御機用阻止棒の誤挿入防止突起の他の構成例を説明する斜視図である。 図13は、本発明の発進制御機用阻止棒の長手方向の断面図である。 図14は、図13のA−A矢視断面例を説明する断面図である。 図15は、図13のA−A矢視断面例を説明する断面図である。 図16は、図13のA−A矢視断面例を説明する断面図である。
添付図面を参照して、本発明による発進制御機用阻止棒、発進制御機及び延長部材を実施するための形態を、以下に説明する。
(料金所の説明)
図1を参照して、有料道路等におけるリバース車線料金所10の実施形態について説明する。有料道路等におけるリバース車線料金所10には、リバース車線11と、アイランド12、13と、分離帯30a、30bと、車線仕切具32a、32bと、発進制御機C1a、C1b、C2a、C2b等の各種の入口用機器及び出口用機器が配置されている。
リバース車線11は、有料道路の料金所等において運用される車線(料金収受を行う料金所において、進入側と発進側を逆転して運用することが可能な車線)であり、一車線を必要に応じて入口車線と出口車線とで切り替えることが可能な車線である。リバース車線11は、有料道路の交通量や時間帯に応じて、入口車線として運用したり、出口車線として運用することが可能な、切替可能な車線である。リバース車線11の両側には、リバース車線11の路側を仕切るアイランド12、13が形成されている。分離帯30a、30bは、料金所ゲート付近における入口側エリアと出口側エリアとを分離する。
アイランド12、13は、リバース車線11を仕切ることの他、各種機器の設置台となる高さのある構造である。アイランド12、13には、路側端ポール20や、車両検知器S1〜S4、発進制御機C1a、C1b、C2a、C2b、ガントリー14a、14b、カメラ22a、車線サーバ24、通行券発券機40a、自動精算機40b、インターホン42a、42b、路側表示器44a、44b等の各種入口用機器及び出口用機器が配置されている。リバース車線11には、入り口機器の踏板F1、出口機器の踏板F2が配置されている。入口用機器は、リバース車線11を入口車線として運用する際に運用する機器である。出口用機器は、リバース車線11を出口車線として運用する際に運用する機器である。
図1に示す状態は、リバース車線11を入口車線として運用している状態である。図1に示す状態では、分離帯30aとアイランド12の進入側端部との間に車線仕切具32aを配置すると共に、分離帯30bとアイランド12の発進側端部との間に車線仕切具32bを配置して、車両8の進入時及び発進後における進路を誘導している。
一方、リバース車線11を出口車線として運用する場合には、分離帯30bとアイランド13の進入側端部との間に車線仕切具32bを配置すると共に、分離帯30aとアイランド13の発進側端部との間に車線仕切具32aを配置して、車両8の進入時及び発進後における進路を誘導することができる。
図1に示す実施形態では、車線仕切具32a、32bは、分離帯30a、30bの端部に配置されている仕切具回転軸34を中心に、少なくとも角度Θの範囲で回転可能に配置されており、リバース車線11を容易に入口車線と出口車線とに切り替えることができる構成である。なお、図1に示す実施形態では、ガードレール形の車線仕切具32a、32bを用いた実施形態を示してあるが、本発明はこの実施形態に限定するものではなく、車線仕切具32a、32bとして、移動可能なフェンスやラバーコーン、その他の仕切具を用いることができる。
ガントリー14aの梁部には、入口用機器として運用される車線表示板15aと、信号灯16aと、入口用ETC第1アンテナ17aとが設置されている。他方のガントリー14bの梁部には、出口用機器として運用される車線表示板15bと、信号灯16bと、出口用ETCアンテナ17bとが設置されている。また、アンテナ支柱18の梁部には、入口用ETC第2アンテナ19が配置されている。図1に示すガントリー14a、14bは、アイランド12、13に立設する2つの柱を有しているが、アイランド12、又は13のいずれかに立設する一本の柱を用いた、片持式のガントリーを用いることもできる。また、複数の車線に跨がる形状の、共用型のガントリーを用いることもできる。
入口用ETC第1アンテナ17a、入口用ETC第2アンテナ19、及び出口用ETCアンテナ17bは、リバース車線11内に所定の通信領域を形成している。これらのアンテナは、リバース車線11を通行する車両8に搭載されているETC車載器との間で、無線通信を行うためのアンテナである。車線サーバ24は、各種入口用機器及び出口用機器との間で情報の送受信を行うと共に、各機器の制御を行う。
車両8に搭載されるETC車載器には、予め車種情報、金額情報等が書き込まれており、料金所を通過する際に経路情報、課金情報等を書き込むように構成されている。また、ETC車載器は、料金の支払い機能及び通行券機能を持つICカードが着脱できるようになっている。このICカードには、金額情報等が書き込まれていると共に、料金所を通過する際に経路情報が書き込まれ、課金処理に応じて金額情報が書き換えられる。
発進制御機C1a、C1b、C2a、C2bは、リバース車線11内に水平に延出させた阻止棒CB1a、CB1b、CB2a、CB2bを、鉛直上向きの上方に撥ね上げる(角度Φ=約90°)動作を行う機器である。発進制御機C1a、C1b、C2a、C2bは、阻止棒CB1a、CB1b、CB2a、CB2bの角度設定に応じて、車両8の通行を阻止したり、許可したりすることができる。この発進制御機C1a、C1b、C2a、C2bは、リバース車線11を閉鎖中として運用する際に、阻止棒CB1a、CB1b、CB2a、CB2bをリバース車線11内に水平に延出させることで、遮断機として兼用することができる。
リバース車線料金所10には、複数の車線に配置されている車線サーバ24を集中管理すると共に、外部のETC料金システム84との間で車両情報や課金情報の送受信を行う、料金所サーバ80が配置されている。
(入口用機器の説明)
信号灯16aは、当該リバース車線11が入口車線として運用可能な状態にある場合に、緑色を点灯して、車両8の進入を許可する。一方、当該リバース車線11が、出口車線として運用されている場合、切替中である場合、その他の理由により入口車線として運用できない状態である場合には、赤色を点灯して、車両8の進入を禁止する。同時に発進制御機C1a、C1b(遮断機)の阻止棒CB1a、CB1bを、リバース車線11内に水平に延出させた状態に設定して、車両8の進入を阻止する。
車線表示板15aは、当該リバース車線11が「ETC搭載車両のみが進入可能」である旨、「ETC搭載車両及び一般車両が進入可能」である旨、「進入禁止」状態である旨等の表示を行って、車両8の運転手に通知する。
車両検知器S1及び踏板F1は、進入してきた車両8を検出する。このとき、有料道路の料金体系に応じて、車高、車長、オーバーハング、軸荷重、輪幅、軸距、車軸数、その他の特徴を検出するようにしてもよい。
リバース車線11を入口車線として運用する場合には、発進制御機C1a、C1bの阻止棒CB1a、CB1bは、上方に撥ね上げた状態に維持しておく。
リバース車線11内に進入してきた車両8を車両検知器S1が検出すると、入口用ETC第1アンテナ17aは、車両8に搭載されているETC車載器との間で無線通信を行って、ETC車載器に予め記録されているETC車両情報を取得する。
入口用ETC第1アンテナ17aと、ETC車載器との間において正常に無線通信が完了した場合には、通過した料金所の識別情報(出発地、通過地)等をETC車載器側に記録する。なお、車両8が牽引車両等である場合のように、車両8が車両検知器S1を通過し終えてからでないと料金区分の判断ができない場合には、車両8が後段の入口用ETC第2アンテナ19の通信領域を通過する際に、改めて修正した情報をETC車載器側に記録することができる。
車両検知器S2は、車両8が入口用ETC第1アンテナ17aの通信領域から退出したことを検出する。通行券発券機40aは、ETC車載器を搭載していない一般車両に対して通行券を発券する機器である。
路側表示器44aは、入口用ETC第1アンテナ17aによる通信結果等を表示する機器である。ETC車載器との無線通信が正常に終了して、ETC車載器が有効であると判断した場合には、路側表示器44aには「ETC車両」や、「通行可能」等の表示を行う。一方、入口用ETC第1アンテナ17aとETC車載器との間で無線通信を行うことができなかった場合や、ICカード不装着の場合、無線通信が正常に終了しなかった場合等においては、路側表示器44aに「通行券発行」、「非ETC車」、「ETC異常」、「係員対応」等の表示をすると共に、通行券発券機40aから車両8に応じた通行券を発券する。また、路側表示器44aには、エラー発生の表示を行うこともできる。
アイランド12に設置されているインターホン42aは、車両8がリバース車線11を通行するに際して何らかの異常が発生した際に、料金所の係員と通話を行うための機器である。アイランド13に設置されている自動精算機40b、インターホン42b及び路側表示器44bは出口用機器であるため、リバース車線11を入口車線として運用している場合には運用しない。
発進制御機C2a、C2bの阻止棒CB2a、CB2bは、通常はリバース車線11内に水平に延出させた状態に設定して、車両8の通過を阻止している。入口用ETC第1アンテナ17aとETC車載器との間において正常に無線通信が完了した場合や、通行券発券機40aにおいて通行券が発券されると、車線サーバ24は発進制御機C2a、C2bの阻止棒CB2a、CB2bを上方に撥ね上げて、車両8が通過するのを待つ処理を行う。
車両検知器S3は、リバース車線11を出口車線として運用する場合に使用する機器である。リバース車線11を入口車線として運用している場合には、車両検知器S3は運用しない。
ガントリー14bの梁部に配置されている車線表示板15bは出口用機器であるため、リバース車線11を入口車線として運用している場合には「進入禁止」である旨の表示を行う。また、信号灯16bには赤色を点灯する。ガントリー14bの梁部に配置されている出口用ETCアンテナ17bも出口用機器であるため、リバース車線11を入口車線として運用している場合には運用しない。
車両検知器S4は、車両8が発進制御機C2a、C2bを通過し終えたことを検出するセンサである。車両検知器S4が、車両8の通過を検出すると、車線サーバ24は発進制御機C2a、C2bの阻止棒CB2a、CB2bを、リバース車線11内に水平に延出させた状態に設定する。
入口用ETC第2アンテナ19は、車両8がリバース車線11から退出する前に、車両8のETC車載器と無線通信を行って、修正した情報がある場合には、修正後の情報をETC車載器側に記録する。なお、有料道路の通行料金が全区間均一料金である場合には、車両8が入口車線を通過した時点で通行料金の収受処理を終了することもできる。この場合には、通行券発券機40aに替えて、自動精算機を設置することができる。
(出口用機器の説明)
リバース車線11を出口車線として運用する場合には、分離帯30bとアイランド13の進入側端部との間に車線仕切具32bを配置すると共に、分離帯30aとアイランド13の発進側端部との間に車線仕切具32aを配置して、車両8の進入時及び発進後における進路を誘導する。
信号灯16bは、当該リバース車線11が出口車線として運用可能な状態にある場合には、緑色を点灯する。また、当該リバース車線11が、入口車線として運用されている場合、切替中である場合、その他の理由により入口車線として運用できない状態である場合には、赤色を点灯する。同時に発進制御機C2a、C2b(遮断機)の阻止棒CB2a、CB2bを、リバース車線11内に水平に延出させた状態に設定して、車両8の進入を阻止する。
車線表示板15bには、当該リバース車線11が「ETC搭載車両のみが進入可能」である旨、「ETC搭載車両及び一般車両が進入可能」である旨、「進入禁止」である旨等の表示を行って、車両8の運転手に通知する。
車両検知器S4及び踏板F2は、進入してきた車両8を検出する。このとき、有料道路の料金体系に応じて、車高、車長、オーバーハング、軸荷重、輪幅、軸距、車軸数、その他の特徴を検出するようにしてもよい。
リバース車線11を出口車線として運用する場合には、発進制御機C2a、C2bの阻止棒CB2a、CB2bは、上方に撥ね上げた状態に維持しておく。
リバース車線11内に進入してきた車両8を車両検知器S4が検出すると、出口用ETCアンテナ17bは、車両8に搭載されているETC車載器との間で無線通信を行って、ETC車載器に予め記録されているETC車両情報を取得する。
出口用ETCアンテナ17bとETC車載器との間において、正常に車両8の識別が完了した場合には、通過した料金所の識別情報(出発地、通過地)等をETC車載器側から読み出して、所定の通行料金の収受処理を行って、その旨をETC車載器側に送信する。
車両検知器S3は、車両8が出口用ETCアンテナ17bの通信領域から退出したことを検出する。なお、ETC車載器を搭載していない一般車両との間で通行料金の収受を行うために、発進制御機C2a、C2bと車両検知器S2との間に、自動精算機40bを設置することができる。
路側表示器44bは、出口用ETCアンテナ17bを用いて無線通信を行った結果等を表示する機器である。ETC車載器との無線通信が正常に終了して通行料金の収受が終了した場合には、路側表示器44bには「¥○○○○○○円」等の表示を行う。一方、出口用ETCアンテナ17bがETC車載器との間で無線通信を行うことができなかった場合や、無線通信が正常に終了しなかった場合、通行料金の収受が正常に終了しなかった場合等においては、路側表示器44bに「通行券発行」、「非ETC車」、「ETC異常」、「係員対応」等の表示をすると共に、自動精算機40bを運用する。
アイランド12に設置されている通行券発券機40a、及び路側表示器44aは、リバース車線11を入口車線として運用している時に運用する機器であるため、出口車線として運用している場合には運用しない。
アイランド13に設置されているインターホン42bは、車両8がリバース車線11を通行するに際して何らかの異常が発生した際に、料金所の係員と通話を行うための機器である。アイランド12に設置されているインターホン42aは、リバース車線11を出口車線として運用している場合には運用しない。
発進制御機C1a、C1bの阻止棒CB1a、CB1bは、通常はリバース車線11内に水平に延出させた状態に設定して、車両8の通過を阻止している。出口用ETCアンテナ17bとETC車載器との間において正常に無線通信が完了した場合や、自動精算機40bにおいて通行料の収受が終了すると、車線サーバ24は発進制御機C1a、C1bの阻止棒CB1a、CB1bを上方に撥ね上げて、車両8が通過するのを待つ処理を行う。
車両検知器S2は、リバース車線11を入口車線として運用する場合に使用する機器である。リバース車線11を出口車線として運用している場合には、車両検知器S2は運用しない。
ガントリー14aの梁部に配置されている車線表示板15aは入口用機器であるため、リバース車線11を出口車線として運用している場合には「進入禁止」である旨の表示を行う。また、信号灯16aは赤色を点灯する。ガントリー14aの梁部に配置されている入口用ETC第1アンテナ17aは、リバース車線11を出口車線として運用している場合には運用しない。
車両検知器S1は、車両8が発進制御機C1a、C1bを通過し終えたことを検出するセンサである。車両検知器S1が、車両8の通過を検出すると、車線サーバ24は発進制御機C1a、C1bの阻止棒CB1a、CB1bを、リバース車線11内に水平に延出させた状態に設定する。
(入口用機器及び出口用機器の切替例の説明)
図2に、リバース車線11における入口用機器及び出口用機器の運用の切替例を示して、以下にその説明を行う。図2に示す実施形態では、リバース車線11を、ETC車載器を搭載した車両8専用の入口として運用する際に設定する「ETC入口運用」と、出口として運用する際に設定する「ETC出口運用」との、リバース車線運用状態を有している。また、ETC車載器を搭載した車両8及びETC車載器を搭載していない一般車両用の入口として運用する際に設定する「混在入口運用」と、出口として運用する際に設定する「混在出口運用」との、リバース車線運用状態を有している。図2に示す実施形態では、「ETC入口運用」、「ETC出口運用」、「混在入口運用」、「混在出口運用」の切替例について説明しているが、本発明はこの切替例に限定するものではなく、有人の料金所との切替や混用、その他の運用状態を設定することもできる。また、有料道路の料金体系に応じて、入口用機器及び出口用機器の構成を変更することもできる。
(ETC入口運用)
このリバース車線運用状態においては、図2に示すように、車線サーバ24をETC入口運用状態に設定すると共に、車両検知器S1、S2、S4、踏板F1をそれぞれ入口用機器として運用する。なお、車両検知器S3及び踏板F2は、出口用機器であるので、運用しない設定とする。また、入口用機器の車線表示板15aには、例えば「ETC専用」の表示を行い、信号灯16aは緑色を点灯する。そして、カメラ22aをナンバープレート読取装置として運用し、入口用ETC第1アンテナ17a、インターホン42a、路側表示器44a、入口用ETC第2アンテナ19を運用する。
また、発進制御機C2a、C2bは、発進制御機として運用し、発進制御機C1a、C1bは、常時開に設定する。また、出口用機器の車線表示板15bには、例えば「進入禁止」の表示を行い、信号灯16bは赤色を点灯する。なお、一般車両用の通行券発券機40aは運用せず、出口用機器の出口用ETCアンテナ17b、自動精算機40b、インターホン42b、路側表示器44bは運用しない設定にする。
(混在入口運用)
混在入口運用時においては、車線サーバ24を混在入口運用状態に設定すると共に、車線表示板15aには、例えば「ETC/一般」の表示を行い、一般車両用の通行券発券機40aを運用する設定とする。その他の車両検知器S1〜S4、踏板F1、F2、信号灯16a、カメラ22a、入口用ETC第1アンテナ17a、インターホン42a、路側表示器44a、発進制御機C1a、C1b、C2a、C2b、入口用ETC第2アンテナ19、車線表示板15b、信号灯16b、出口用ETCアンテナ17b、自動精算機40b、インターホン42b、路側表示器44b等の運用は、「ETC入口運用」の状態と同一であるので、その説明は省略する。
(ETC出口運用)
このリバース車線運用状態においては、車線サーバ24をETC出口運用状態に設定すると共に、車両検知器S4、S3、S1、踏板F2をそれぞれ出口用機器として運用する。なお、車両検知器S2及び踏板F1は、入口用機器であるので、運用しない設定とする。また、出口用機器の車線表示板15bには、例えば「ETC専用」の表示を行い、信号灯16bは緑色を点灯する。そして、出口用ETCアンテナ17b、インターホン42b、路側表示器44bを運用する。
また、発進制御機C1a、C1bは、発進制御機として運用し、発進制御機C2a、C2bは、常時開に設定する。また、入口用機器の車線表示板15aには、例えば「進入禁止」の表示を行い、信号灯16aは赤色を点灯する。なお、一般車両用の自動精算機40bは運用せず、入口用機器のカメラ22a、通行券発券機40a、入口用ETC第1アンテナ17a、入口用ETC第2アンテナ19、インターホン42a、路側表示器44a等は運用しない設定とする。
(混在出口運用)
混在入出口運用時においては、車線サーバ24を混在出口運用状態に設定すると共に、車線表示板15bには、例えば「ETC/一般」の表示を行い、一般車両用の自動精算機40bを運用する設定とする。その他の車両検知器S1〜S4、踏板F1、F2、車線表示板15a、信号灯16a、カメラ22a、入口用ETC第1アンテナ17a、通行券発券機40a、インターホン42a、路側表示器44a、発進制御機C1a、C1b、C2a、C2b、入口用ETC第2アンテナ19、信号灯16b、出口用ETCアンテナ17b、インターホン42b、路側表示器44b等の運用は、「ETC出口運用」の状態と同一であるので、その説明は省略する。
(閉鎖中運用)
この運用状態は、リバース車線11を入口車線又は出口車線に切り替える作業中である場合や、運用を中止している状態である。この状態は、リバース車線11を入口車線として運用することも、出口車線として運用することもできない状態である。
この閉鎖中の運用状態においては、車線サーバ24の運用を停止すると共に、車線表示板15a、15bには、例えば「進入禁止」の表示を行い、信号灯16a、16bは赤色を点灯する。そして、発進制御機C1a、C1b、C2a、C2bは常時閉の状態に設定して、遮断機として使用する。その他の車両検知器S1〜S4、踏板F1、F2、カメラ22a、入口用ETC第1アンテナ17a、通行券発券機40a、インターホン42a、路側表示器44a、入口用ETC第2アンテナ19、出口用ETCアンテナ17b、自動精算機40b、インターホン42b、路側表示器44b等の運用は停止する。
(遮断機と兼用可能な発進制御機C1a、C1b、C2a、C2bの説明)
図3に、遮断機として兼用することが可能な発進制御機C1a、C1b、C2a、C2bと、阻止棒CB1a、CB1b、CB2a、CB2bの構成とを示す。図3は、閉鎖中のリバース車線11を、進入側又は発進側の外部から観察した図である。説明の都合上、発進制御機C1a、C1b、C2a、C2b以外の入口用機器及び出口用機器の記載は省略してある。なお、図1に示した構成と同一の機能を有する構成については、同一の符号を付して、その説明を省略する。
発進制御機C2a、C2bは、リバース車線11を入口車線として運用する際に、阻止棒CB2a、CB2bを水平状態と垂直状態とに回転させることによって、リバース車線11内における車両8の通行阻止と、通行許可とを行う入口用発進制御機である。リバース車線11を出口車線として運用する際には、阻止棒CB2a、CB2bは垂直状態にしておき、車両8の進入を許可する。リバース車線11が閉鎖中の場合には、図3に示すように阻止棒CB2a、CB2bを水平状態に設定しておき、リバース車線11の外側の車両8の運転手(全般)に対して、進入禁止である旨を通知する。
従来、入口車線を通行してきた車両8のETC車載器と、入口用ETC第1アンテナ17aとの間において正常に無線通信が完了した場合や、通行券発券機40aにおいて通行券が発券された場合には、発進制御機C2a、C2bの阻止棒CB2a、CB2bを上方に撥ね上げる。すると、車両8はリバース車線11内から発進することが可能になる。従って、車両8の運転手は、発進制御機C2a、C2bの阻止棒CB2a、CB2bは、所定の条件が整うことによって上方に撥ね上がる装置として認識しており、阻止棒CB2a、CB2bが水平状態に設定されていても、進入禁止の車線である旨の認識は有していない。
また、発進制御機としての用途から、阻止棒CB2a、CB2bの表面には、リバース車線11の内側の車両8の運転手に対して、通行阻止の状態である旨を通知するための停止表示STが形成されている。この停止表示STは、模様及び配色の少なくとも一つを有する表示である。例えば、有料道路の料金所における停止表示STとして、赤/白の斜線縞模様が一般に用いられる。本発明はこの模様に限定するものではなく、市松模様、一旦停止の文字表示、記号、図柄等及びその他の配色を用いることができる。
発進制御機C1a、C1bは、リバース車線11を出口車線として運用する際に、阻止棒CB1a、CB1bを水平状態と垂直状態とに回転させることによって、リバース車線11内における車両8の通行阻止と、通行許可とを行う出口用発進制御機である。リバース車線11を入口車線として運用する際には、阻止棒CB1a、CB1bは垂直状態にしておき、車両8の進入を許可する。リバース車線11が閉鎖中の場合には、図3に示すように阻止棒CB1a、CB1bを水平状態に設定しておき、リバース車線11の外側の車両8の運転手(全般)に対して、進入禁止である旨を通知する。
従来、出口車線を通行してきた車両8のETC車載器と、入口用ETC第1アンテナ17aとの間において正常に無線通信が終了して通行料金の収受が終了した場合や、自動精算機40bにおいて通行料金の収受が終了した場合には、発進制御機C1a、C1bの阻止棒CB1a、CB1bを上方に撥ね上げる。すると、車両8はリバース車線11内から発進することが可能になる。従って、車両8の運転手は、発進制御機C1a、C1bの阻止棒CB1a、CB1bは、所定の条件が整うことによって上方に撥ね上がる装置として認識しており、阻止棒CB1a、CB1bが水平状態に設定されていても、進入禁止の車線である旨の認識は有していない。また、発進制御機としての用途から、阻止棒CB1a、CB1bの表面には、リバース車線11の内側の車両8の運転手に対して、通行阻止の状態である旨を通知するための停止表示STが形成されている。
本発明では、リバース車線11を閉鎖中の運用とする場合に、図3に示すように阻止棒CB1a、CB1b、CB2a、CB2bを水平状態に設定して、発進制御機C1a、C1b、C2a、C2bを遮断機として兼用する。この場合に、阻止棒CB1a、CB1b、CB2a、CB2bの表面が、発進制御機用の停止表示のままであると、リバース車線11の外側の車両8の運転手(全般)は、進入禁止である旨を認識することができず、リバース車線11に進入してしまう可能性がある。そこで、本発明では、発進制御機C1a、C1b、C2a、C2bを遮断機として兼用するに際し、リバース車線11の外側の車両8の運転手(全般)に対して、進入禁止である旨を通知するための、進入禁止表示CLを形成している。この進入禁止表示CLは、模様及び配色の少なくとも一つを有する表示である。例えば、一般の進入禁止表示CLとしては、黄/黒の斜線縞模様が用いられている。本発明の進入禁止表示CLは、この模様を用いることに限定するものではなく、停止表示STに対して異なる表示であることを識別することが可能な、市松模様、一旦停止の文字表示、記号、図柄等及びその他の配色を用いることができる。本発明によれば、リバース車線の運用を入口車線と出口車線との間で切り替える際において、発進制御機用阻止棒を取り替える作業が不要となる。また、発進制御機で遮断機を兼用することができ、遮断機が不要になる。
図3に示すように、リバース車線11の内側の車両8の運転手に対して通行阻止の状態である旨を通知する停止表示STは、リバース車線11の中央部から外部に向けて観察した場合に見える位置に形成する。一方、リバース車線11の外側の車両8の運転手(全般)に対して進入禁止である旨を通知する進入禁止表示CLは、停止表示STの裏面であって、リバース車線11を外部から観察した場合に見える位置に形成する。
図3を参照して、発進制御機C1a、C1b、C2a、C2bは、阻止棒CB1a、CB1b、CB2a、CB2bを着脱可能に保持する阻止棒ホルダ72を有している。発進制御機C1a、C1b、C2a、C2bの回転基部70は、阻止棒ホルダ72を保持する部材である。発進制御機C1a、C1b、C2a、C2bは、開閉軸70Cを中心にして、図3に示すF−B軸回りに回転基部70を回転させることができる。この動作により、阻止棒CB1a、CB1b、CB2a、CB2bを水平状態と垂直状態とに回転させることができる。
図3に示すように、回転基部70はリリース軸72Cを有しており、当該リリース軸72Cを中心に阻止棒ホルダ72を回転させることができる。阻止棒ホルダ72は、リリース軸72Cを中心として、図3に示すF−B方向にリリースする。そして、車両8が阻止棒CB1a、CB1b、CB2a、CB2bに接触した場合の衝撃を緩和することができる。なお、通常の使用状態においては、回転基部70と阻止棒ホルダ72とが一直線上に配置される位置に保持されている。
阻止棒CB1a、CB1b、CB2a、CB2bの表面は、発泡材などの緩衝材で構成されているが、二輪車に搭乗している運転手が、発進制御機として用いられている阻止棒CB1a、CB1b、CB2a、CB2bと接触することを防止するために、阻止棒CB1aと阻止棒CB1bとの間、及び阻止棒CB2aと阻止棒CB2bとの間には、二輪車が通過できるような隙間BSが形成されている。
(延長部材62の説明)
図4を用いて、発進制御機C1a、C1b、C2a、C2bにおける阻止棒CB1a、CB1b、CB2a、CB2bを延長するための、延長部材62について説明する。図4に示す閉鎖中のリバース車線11の構成は、図3に示した構成と同様であるので、同一の機能を有する構成については、同一の符号を付して、その説明を省略する。
図4に示すように、リバース車線11を閉鎖中として運用する場合には、遮断機として兼用する発進制御機C1a、C1b、C2a、C2bの阻止棒CB1a、CB1b、CB2a、CB2bの先端部に、阻止棒CB1a、CB1b、CB2a、CB2bを延長する延長部材62を取り付けることができる。延長部材62は、リバース車線11における隙間BS(図3参照)を減少させるための設備である。延長部材62を阻止棒CB1a、CB1b、CB2a、CB2bの先端に取り付けることによって、閉鎖中のリバース車線11の通行幅を減少させて、二輪車等が誤って進入することを防止できる。
延長部材62は、図4に示すように、左右両側のアイランド12、13から対向して設置された左右一対の発進制御機C1a、C1b、C2a、C2bにおける、阻止棒CB1aと阻止棒CB1b、及び阻止棒CB2aと阻止棒CB2bとの先端部同士を連結して、リバース車線11を閉鎖する形式のものを用いることができる。この実施形態の他にも、単に阻止棒CB1a、CB1b、CB2a、CB2bの先端部を延長する形式のものを用いることができる。また、図4に示す実施形態では、左右一対の発進制御機C1a、C1b及び発進制御機C2a、C2bを用いる実施形態を示してあるが、リバース車線11の片側に発進制御機C1a、C2aのみを備える構成にも適用することができる。また、図4に示す実施形態では、延長部材62は角形断面のパイプ形状を有しており、阻止棒CB1a、CB1b、CB2a、CB2bの先端部に挿入して、固定具61(例えば蝶螺子等)を用いて固定する形式のものを示してあるが、他の形状を有する延長部材や、他の固定方法を用いることができる。
また、図4に示す実施形態では、延長部材62のリバース車線11を外部から観察した場合に見える位置に、阻止棒CB1a、CB1b、CB2a、CB2bと同様の進入禁止表示CLを形成してある。また、延長部材62のリバース車線11を外部から観察した場合に見える位置に、進入禁止を表す記号を有する進入禁止表示板60を配置して、進入禁止である旨を通知している。
(阻止棒CB1a、CB1b、CB2a、CB2bに形成される停止表示ST及び進入禁止表示CLの表示例)
図5〜図7を用いて、阻止棒CB1a、CB1b、CB2a、CB2bに形成される停止表示ST及び進入禁止表示CLの表示例について説明する。なお、図5〜図7においては、発進制御機C1bとその阻止棒CB1bに形成される停止表示ST、及び進入禁止表示CLの表示例について説明するが、他の阻止棒CB1a、CB2a、CB2bについても同様の構成を用いることができる。また、図3に示した構成と同一の機能を有する構成については、同一の符号を付して、その説明を省略する。
図5は、発進制御機C1b及び阻止棒CB1bを、リバース車線11の外部から観察した正面図である。図6は、発進制御機C1b及び阻止棒CB1bを、リバース車線11の右側方から観察した右側面図であり、図7は、リバース車線11の内部から観察した背面図である。
図5〜図7に示すように、阻止棒CB1bの表面(阻止棒CB1bにおけるB方向の側面)には、リバース車線11の外側の車両の運転手(全般)に対して、進入禁止である旨を通知する進入禁止表示CLが形成されている。また、阻止棒CB1bの裏面(阻止棒CB1bにおけるF方向の側面)には、リバース車線11の内側の車両8の運転手に対して、通行阻止の状態である旨を通知する停止表示STが形成されている。
一つの阻止棒CB1bに、進入禁止表示CL及び停止表示STを形成することにより、発進制御機C1a、C1b、C2a、C2bを、リバース車線11に対する車両の進入を禁止する遮断機として兼用することができる。なお、図6に示す実施形態では、阻止棒CB1bにおける進入禁止表示CLの裏面に、停止表示STを形成してある。
阻止棒CB1a、CB1b、CB2a、CB2bに、停止表示STと進入禁止表示CLとを形成することにより、別途遮断機やフェンス、ラバーコーン等を設置することなく、リバース車線11に対する進入禁止措置を取ることができる。よって、リバース車線11の建設コストを低減することができると共に、リバース車線11の運用切替作業を簡素化することができる。
(誤挿入防止突起76Tについての説明)
図8及び図9を参照して、阻止棒ホルダ72に対する阻止棒CBの取付向きを規定する構造について説明する。図8は、阻止棒CBにおける阻止棒ホルダ72との取付用根元部に形成した誤挿入防止突起76Tと、阻止棒ホルダ72の取付部の構造とを説明する斜視図である。図9は、図8に示す阻止棒CBを発進制御機Cの阻止棒ホルダ72に取り付けた状態を示す斜視図である。なお、発進制御機Cは、発進制御機C1a、C1b、C2a、C2bの総称であり、阻止棒CBは、阻止棒CB1a、CB1b、CB2a、CB2bの総称である。なお、図3に示した構成と同一の機能を有する構成については、同一の符号を付して、その説明を省略する。
図8に示すように、発進制御機Cの阻止棒ホルダ72は、阻止棒CBにおける取付用根元部を挿入して保持する箱型の取付部を備えている。阻止棒ホルダ72の開口側下部(図8に示すB方向且つ−Z方向の縁部。)には、ヒンジ75を介して蓋74が配置されている。図8に示す状態から、阻止棒CBにおける取付用根元部を、阻止棒ホルダ72の箱型の取付部に挿入して、蓋74を閉じると、図9に示す取付終了後の状態となる。蓋74は、キャッチクリップや螺子を用いて、阻止棒ホルダ72の開口部を閉じた状態で固定することができる。なお、阻止棒CBの中心部には心材CKが配置されており、心材CKの外周は緩衝材で構成されている。そして、この緩衝材のF方向の側面に停止表示STが形成されている。停止表示STの裏面側のB方向には、進入禁止表示CLを形成してある。
図9に示すように、阻止棒CBにおける取付用根元部に形成されている誤挿入防止突起76Tを、阻止棒ホルダ72と蓋74側部との間に形成される隙間(誤挿入防止受部)から、図9に示すB方向に突出させて、阻止棒CBを阻止棒ホルダ72に固定することができる。このように、誤挿入防止突起76Tと蓋74の側部の誤挿入防止受部とをかみ合わせる構成を用いることにより、阻止棒CBの進入禁止表示CLがB方向を向き、停止表示STがF方向を向いた状態で、阻止棒CBを阻止棒ホルダ72に固定することができる。なお、その他の向きに阻止棒CBを固定することはできない。よって、阻止棒ホルダ72に対する停止表示及び進入禁止表示の向きを規定することができる。
阻止棒CBは、車両8との接触等により、交換を必要とする頻度が高い。また、昼間時のみならず、夜間時における交換作業も多い。そこで、阻止棒ホルダ72又は発進制御機Cの側にも、阻止棒CBに形成されている停止表示ST及び進入禁止表示CLと同様の、参照停止表示STGや参照進入禁止表示CLGを形成しておくことができる。これにより交換作業者は、停止表示ST及び参照停止表示STG同士、又は進入禁止表示CL及び参照進入禁止表示CLG同士を確認しながら阻止棒CBを組み付けることができるので、阻止棒CBの誤挿入を防止して、交換作業を短時間で終了することができる。
図8及び図9に示す構成の他にも、誤挿入防止突起76Tを図8に示すF方向に突出させると共に、阻止棒ホルダ72における箱型の取付部のF方向に誤挿入防止受部を開口させておき、蓋74は阻止棒ホルダ72の箱型の取付部におけるB方向の開口を全て覆うようにした構成を用いることもできる。このように構成しても、阻止棒CBの誤挿入を防止して交換作業を短時間で終了することができる。
(誤挿入防止突起76Tの他の実施形態についての説明)
図10及び図11を参照して、阻止棒ホルダ72に対する阻止棒CBの取付向きを規定する他の実施形態について説明する。図10は、阻止棒CBにおける取付用根元部に形成した誤挿入防止受部76Sと、阻止棒ホルダ72における箱型の取付部の内部に形成した誤挿入防止突起76Tを説明する斜視図である。図11は、図10に示す阻止棒CBを発進制御機Cに取り付けた状態を示す斜視図である。なお、図8及び図9に示した構成と同一の機能を有する構成については、同一の符号を付して、その説明を省略する。
図10に示す阻止棒CBの取付用根元部を、阻止棒ホルダ72の箱型の取付部に挿入する際には、阻止棒CBの取付用根元部の図10に示すF方向に形成されている凹型の誤挿入防止受部76Sと、阻止棒ホルダ72における箱型の取付部の内部に形成されている誤挿入防止突起76Tとがかみ合う。そして、蓋74を閉じると、図11に示す取付終了後の状態となる。図10に示す構成を用いることによっても、阻止棒CBの誤挿入を防止して、交換作業を短時間で終了することができる。
(台形根元部76Dの実施形態についての説明)
図12を参照して、阻止棒ホルダ72に対する阻止棒CBの取付向きを規定する他の実施形態について説明する。図12は、阻止棒CBにおける取付用根元部に、台形断面(テーパ断面)を有する台形根元部76Dを形成すると共に、阻止棒ホルダ72における箱型の取付部の開口を台形断面に形成して、当該阻止棒CBと阻止棒ホルダ72の取付部とをかみ合わせる実施形態である。図12に示す阻止棒CBを発進制御機Cに取り付けた後の状態は、図11に示す外観と同一であるので、説明を省略する。なお、図8又は図10に示した構成と同一の機能を有する構成については、同一の符号を付して、その説明を省略する。
図12に示すように、阻止棒CBの取付用根元部、及び阻止棒ホルダ72における箱型の取付部の断面は、図12に示すB方向からF方向に向けて窄まる形の台形である。この台形断面は、阻止棒CBの長手方向に直角な断面が台形断面で形成されている。なお、阻止棒ホルダ72における箱型の取付部の内部にピン等の突起部を形成すると共に、当該突起部にかみ合う凹部を阻止棒CBの取付用根元部に開設して、阻止棒CBが阻止棒ホルダ72から抜けることを防止する構造を用いることもできる。図12に示す構成を用いることによっても、阻止棒CBの誤挿入を防止して、交換作業を短時間で終了することができる。
(緩衝材63の回転移動構造の説明)
発進制御機Cを、リバース車線11に対する車両の進入を禁止する遮断機として兼用する場合には、前述の通り阻止棒CBの表裏にそれぞれ停止表示ST及び進入禁止表示CLを形成することが好ましい。このとき、発進制御機Cの構造や取付向き、又は停止表示ST又は進入禁止表示CLの表示形態によっては、全ての発進制御機Cに対して同一の阻止棒CBを用いることができない場合が生ずる。
この場合には、左右又は上下の勝手違いの阻止棒CB等の、複数種類の阻止棒CBを購入して常備しておく必要がある。複数種類の阻止棒CBの常備は好ましい状況ではなく、できれば一種類の阻止棒CBを複数の発進制御機Cで共用できることが好ましい。例えば、阻止棒CBの緩衝材63を、心材CKの中心軸CP回りに180°回転移動可能に構成することにより、停止表示ST及び進入禁止表示CLの向きを変更することができる。この構成を用いることによって、一種類の阻止棒CBを、複数の発進制御機Cに用いることができるようになる。以下に、その実施形態について説明する。
図13〜図16を参照して、心材CKに対する緩衝材63の回転移動構造の実施形態について説明する。図13は、阻止棒CBを、心材CKの中心軸CPに沿った長手方向(図12に示したL−R方向)で切断した断面図である。図14は、図13に示すA−A矢視断面図である。図15、及び図16は、阻止棒CBのA−A矢視断面における他の実施形態について説明する図である。
図13に示す阻止棒CBの取付用根元部には、阻止棒ホルダ72(図8〜図12等を参照。)に取り付けるための柄部64が配置されている。柄部64の中心部には、中心軸CPに沿って阻止棒CBの長手方向に延伸する、心材CKが固定されている。心材CKの外周部には、中心軸CPに沿って柄部64と共に併置され、心材CKの周囲を囲む緩衝材63が取り付けられている。
柄部64は、一般にはゴム等の弾性材で構成される。心材CKの素材には、カーボンファイバー、アルミニウム合金、マグネシウム合金等の比重が小さな素材が用いられる。緩衝材63の素材には、ウレタンその他の樹脂の発泡材等が用いられる。柄部64と心材CKとは、接着等により固定する。緩衝材63は、心材CKとかみ合うことにより固定、又は柄部64との接合部65において粘着テープや接着剤を用いた固定をすることができる。このように緩衝材63を、心材CK又は柄部64と固定することによって、通常の阻止棒CBの開閉動作時や、リリース軸72Cを中心としたリリース動作時において、緩衝材63の脱落を防止することができる。
図14に示す阻止棒CBの実施形態は、心材CK及び緩衝材63における中心軸CPに対して直角な断面を、円形断面(中心軸CPに対して点対称となる。)に構成した実施形態である。図14に示すように構成することによって、緩衝材63を心材CKの中心軸CP回りに180°回転移動させることが可能となる。そして、停止表示ST及び進入禁止表示CLの向きを変更することが可能となる。これにより、一種類の阻止棒CBを複数の発進制御機Cに使用することができる。
(緩衝材63の他の回転移動構造の説明)
図15に示す阻止棒CBの実施形態は、心材CK及び緩衝材63における中心軸CPに対して直角な断面を、楕円断面(中心軸CPに対して点対称であり、且つ中心軸CPから外周部までの距離が異なる部位が存在する。)に構成した実施形態である。心材CKの素材は、カーボンファイバー、アルミニウム合金、マグネシウム合金等の素材であり、周囲に配置する緩衝材63と比較すると、剛体とみなすことができる素材である。一方の緩衝材63は、発泡性の樹脂等であるので、緩衝材63の弾性を利用して、楕円断面の心材CKを中央部に挿入したまま、緩衝材63を中心軸CP回りに180°回転移動させることができる。そして、停止表示ST及び進入禁止表示CLの向きを変更して、一種類の阻止棒CBを複数の発進制御機Cに使用することができる。
緩衝材63は、心材CKとかみ合うことにより固定、又は柄部64との接合部65において粘着テープや接着剤を用いた固定をすることができる。心材CK及び緩衝材63における中心軸CPに対する直角な断面は、図15に示すような楕円断面に限られず、長円断面、その他の断面を用いることもできる。心材CK及び緩衝材63における中心軸CPに対して直角な断面を、中心軸CPに対して点対称であり、且つ中心軸CPから外周部までの距離が異なる部位が存在する形状に形成することによって、通常の阻止棒CBの開閉動作時や、リリース軸72Cを中心としたリリース動作時において、緩衝材63の脱落と回転移動位置のずれを防止して、停止表示ST及び進入禁止表示CLの向きを維持することができる。
(緩衝材63の他の回転移動構造の説明)
図16に示す実施形態では、緩衝材63における中心軸CPに対する直角な断面を、C型の開断面で形成してある。この構成を用いることによって、緩衝材63のC型の開裂部を開いた状態で、緩衝材63を心材CKの中心軸CP回りに180°回転移動させ、その後に開裂部を閉じて、緩衝材63を心材CKに固定することができる。
また、図16に示すように、心材CKと緩衝材63とを、面ファスナー66で接続することができる。緩衝材63のC型の開裂部も、面ファスナー66で接続している。図16に示す構成を用いることによっても、停止表示ST及び進入禁止表示CLの向きを変更して、一種類の阻止棒CBを複数の発進制御機Cに使用することができる。なお、緩衝材63と柄部64との接合部65において、粘着テープや接着剤により固定することもできる。心材CK及び緩衝材63における中心軸CPに対して直角な断面を、点対称な角形断面とすることによって、停止表示ST及び進入禁止表示CLの向きを変更して、一種類の阻止棒CBを複数の発進制御機Cに使用することができる。また、面ファスナー66を、図14及び図15に示す心材CKと緩衝材63との間に配置して、心材CKと緩衝材63とを接続することができる。また、心材CK及び緩衝材63における中心軸CPに対して直角な断面を、6角形、8角形その他の点対称な多角形断面とすることもできる。
以上、実施の形態を参照して本発明による発進制御機、及び発進制御機用阻止棒について説明したが、本発明による発進制御機、及び発進制御機用阻止棒は上記実施形態に限定されない。上記実施形態に様々の変更を行うことが可能である。上記実施形態に記載された事項と上記他の実施形態に記載された事項とを組み合わせることが可能である。
8...車両
10...リバース車線料金所
11...リバース車線
60...進入禁止表示板
61...固定具
62...延長パイプ
63...緩衝材
64...柄部
65...接合部
66...面ファスナー
70...アーム固定部
70C...開閉軸
72...アームホルダ
72C...リリース軸
74...蓋
75...ヒンジ
76D...台形根元部
76T...誤挿入防止突起
76S...誤挿入防止受部
C...発進制御機
C1a、C1b...発進制御機(出口用発進制御機)
C2a、C2b...発進制御機(入口用発進制御機)
CB、CB1a、CB1b、CB2a、CB2b...阻止棒(発進制御機用阻止棒)
CK...心材
CL...進入禁止表示
CLG...参照進入禁止表示
CP...中心軸
ST...停止表示
STG...参照停止表示

Claims (20)

  1. 一つの車線を入口車線と出口車線とに切り替えて運用するリバース車線と、
    前記リバース車線を前記入口車線として運用する際に、前記リバース車線内における車両の通行阻止と、通行許可を行う入口用発進制御機と、
    前記リバース車線を前記出口車線として運用する際に、前記リバース車線内における車両の通行阻止と、通行許可を行う出口用発進制御機と
    を備えるリバース車線料金所の、前記入口用発進制御機及び出口用発進制御機に取り付けられる、発進制御機用阻止棒であって、
    前記リバース車線内側の車両の運転手に対して、通行阻止の状態である旨を通知する、模様及び配色の少なくとも一つを有する停止表示と、
    前記停止表示の裏面に形成され、前記リバース車線外側の車両の運転手に対して、進入禁止である旨を通知する、模様及び配色の少なくとも一つを有する進入禁止表示と
    を備える発進制御機用阻止棒。
  2. 前記停止表示の模様及び配色は、赤/白の縞模様であり、
    前記進入禁止表示の模様及び配色は、黄/黒の縞模様である
    請求項1に記載の発進制御機用阻止棒。
  3. 前記入口用発進制御機及び前記出口用発進制御機は、前記発進制御機用阻止棒を着脱可能に保持する阻止棒ホルダを備え、
    前記阻止棒ホルダは、誤挿入防止受部又は誤挿入防止突起を有し、
    前記発進制御機用阻止棒は、前記阻止棒ホルダに取り付ける取付用根元部を有し、
    前記取付用根元部には、前記阻止棒ホルダに対する前記発進制御機用阻止棒の取付方向を規定し、前記阻止棒ホルダの誤挿入防止受部又は誤挿入防止突起とかみ合う誤挿入防止突起、又は誤挿入防止受部を有する
    請求項1又は2に記載の発進制御機用阻止棒。
  4. 前記入口用発進制御機及び前記出口用発進制御機は、前記発進制御機用阻止棒を着脱可能に保持する阻止棒ホルダを備え、
    前記発進制御機用阻止棒は、前記阻止棒ホルダに取り付ける取付用根元部を有し、
    前記取付用根元部には、前記阻止棒ホルダに対する前記発進制御機用阻止棒の取付方向を規定する台形根元部が形成され、
    前記台形根元部は、前記発進制御機用阻止棒の長手方向に直角な断面が台形断面で構成され、前記阻止棒ホルダに形成された台形断面の受部とかみ合う
    請求項1又は2に記載の発進制御機用阻止棒。
  5. 前記発進制御機用阻止棒は、前記阻止棒ホルダとの取付用根元部に配置される柄部と、
    前記柄部に固定され、前記柄部の中心軸に沿って長手方向に延伸する心材と、
    前記中心軸に沿って前記柄部と共に併置され、前記心材の周囲を囲む緩衝材と
    を備え、
    前記緩衝材は、前記中心軸に対して回転移動可能に配置され、前記緩衝材に形成される前記停止表示及び前記進入禁止表示の向きを変更可能にした
    請求項3又は4に記載の発進制御機用阻止棒。
  6. 前記心材及び前記緩衝材の、前記中心軸に対する直角な断面は、前記中心軸に対して点対称であり、且つ前記中心軸から外周部までの距離が異なる部位が存在する
    請求項5に記載の発進制御機用阻止棒。
  7. 前記心材及び前記緩衝材の、前記中心軸に対する直角な断面は、前記中心軸に対して点対称な多角形であり、且つ前記多角形の隣接する直線同士が繋がる角部は、円弧又は曲線で構成される
    請求項5に記載の発進制御機用阻止棒。
  8. 前記発進制御機用阻止棒は、前記阻止棒ホルダとの取付用根元部に配置される柄部と、
    前記柄部に固定され、前記柄部の中心軸に沿って長手方向に延伸する心材と、
    前記中心軸に沿って前記柄部と共に併置され、前記心材の周囲を囲む緩衝材と
    を備え、
    前記心材と前記緩衝材とは、面ファスナーで接続される
    請求項3又は4に記載の発進制御機用阻止棒。
  9. 前記緩衝材の、前記中心軸に対する直角な断面は、C型の開断面で形成される
    請求項8に記載の発進制御機用阻止棒。
  10. 一つの車線を入口車線と出口車線とに切り替えて運用するリバース車線に用いられ、阻止棒を前記リバース車線内に水平に延出させた通行阻止状態と、前記阻止棒を上方に撥ね上げて車両の通行を許可する通行許可状態とに切替可能であり、
    前記阻止棒は、
    前記リバース車線内側の車両の運転手に対して、通行阻止の状態である旨を通知する、模様及び配色の少なくとも一つを有する停止表示と、
    前記停止表示の裏面に形成され、前記リバース車線の外側の車両の運転手に対して、進入禁止である旨を通知する、模様及び配色の少なくとも一つを有する進入禁止表示とを備え、
    前記リバース車線に対する車両の進入を禁止する遮断機として兼用可能な
    発進制御機。
  11. 前記停止表示の模様及び配色は、赤/白の縞模様であり、
    前記進入禁止表示の模様及び配色は、黄/黒の縞模様である
    請求項10に記載の発進制御機。
  12. 前記発進制御機は、前記阻止棒を着脱可能に保持する阻止棒ホルダを備え、
    前記阻止棒における前記阻止棒ホルダとの取付用根元部には、前記停止表示及び前記進入禁止表示の向きを規定する誤挿入防止突起を有する
    請求項10又は11に記載の発進制御機。
  13. 前記阻止棒ホルダは、前記誤挿入防止突起とかみ合う開閉可能な蓋を有する
    請求項12に記載の発進制御機。
  14. 前記発進制御機は、前記阻止棒を着脱可能に保持する阻止棒ホルダを備え、
    前記阻止棒における前記阻止棒ホルダとの取付用根元部には、前記停止表示及び前記進入禁止表示の向きを規定する誤挿入防止受部を有し、
    前記阻止棒ホルダには、前記誤挿入防止受部とかみ合う誤挿入防止突起を有する
    請求項10に記載の発進制御機。
  15. 前記阻止棒ホルダ又は前記発進制御機の側に、前記阻止棒の誤挿入を防止する参照停止表示、及び参照進入禁止表示の少なくともいずれか一つを表示する
    請求項10乃至14のいずれかに記載の発進制御機。
  16. 前記リバース車線を閉鎖中として運用し、前記阻止棒を前記リバース車線内に水平に延出させた通行阻止状態において前記阻止棒の先端部に取り付けられ、前記リバース車線の通行幅を減少させる延長部材を備える
    請求項10乃至15のいずれかに記載の発進制御機。
  17. 前記延長部材に、
    前記リバース車線の外側の車両の運転手に対して、進入禁止である旨を通知する模様及び配色の少なくとも一つを有する、進入禁止表示又は進入禁止表示板を備える
    請求項16に記載の発進制御機。
  18. 前記発進制御機は、前記リバース車線の路側を仕切る左右両側のアイランドから対向して設置され、
    前記延長部材は、前記左右一対の発進制御機の阻止棒における先端部同士を連結して、前記リバース車線を閉鎖する
    請求項16又は17に記載の発進制御機。
  19. 一つの車線を入口車線と出口車線とに切り替えて運用するリバース車線と、
    阻止棒を前記リバース車線内に水平に延出させた通行阻止状態と、前記阻止棒を上方に撥ね上げて車両の通行を許可する通行許可状態とに切替可能であると共に、前記リバース車線に対する車両の進入を禁止する遮断機として兼用可能な発進制御機と、
    前記阻止棒を前記リバース車線内に水平に延出させた通行阻止状態において、前記阻止棒の先端部に取り付けて、前記リバース車線の通行幅を減少させる延長部材と
    を用いて前記リバース車線を閉鎖中又は運用中に切り替える、リバース車線の切替方法であって、
    前記阻止棒を前記リバース車線内に水平に延出させて通行阻止状態とする工程と、
    前記阻止棒の先端部に前記延長部材を取り付ける工程、又は取り外す工程と
    を含むリバース車線の切替方法。
  20. 前記発進制御機は、前記リバース車線の路側を仕切る左右両側のアイランドから対向して設置され、
    前記延長部材を取り付ける工程は、前記左右一対の発進制御機の阻止棒における先端部同士を連結する工程である
    請求項19に記載のリバース車線の切替方法。
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