JP2015041347A - リバース車線制御システム、及びリバース車線制御システムの動作方法 - Google Patents

リバース車線制御システム、及びリバース車線制御システムの動作方法 Download PDF

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Abstract

【課題】速やかに、確実に、キュー管理が行なわれるリバース車線の運用状態を切り換えることができる、リバース車線制御システムを提供する。【解決手段】リバース車線には、路側機器として、一端側に設けられた第1車両検知器と、他端側に設けられた第2車両検知器とが設けられる。リバース車線制御システムは、順方向モードで運用する旨の指示を受け付けた場合に、第1車両検知器を進入検知器とし、第2車両検知器を退出検知器として、キュー管理を行ない、路側機器を制御する。逆方向モードで運用する旨の指示を受け付けた場合に、リバース車線制御システムは、第1車両検知器を退出検知器とし、第2車両検知器を進入検知器とするように、路側機器の運用状態を切り替える。【選択図】図1

Description

本発明は、リバース車線制御システム、リバース車線用通話装置、リバース車線用路側表示装置、及びリバース車線制御システムの動作方法に関する。
高速道路の出入口などに、リバース車線が設けられる場合がある。リバース車線では、運用方向(車両の進行方向)が順方向と逆方向との間で切り換えられる。時間帯に応じて運用方向を切り換えることにより、渋滞の解消などを図ることができる。
上記に関連して、特許文献1(特開昭62−25394号公報)には、リバース車線における車両の進行方向及び車種情報を取り込む車両検出装置の検出出力を、リバース車線を入口車線として使用する場合と出口車線として使用する場合において切り替え、この切り換えられた検出出力に応じて入口車線としての料金収受処理あるいは出口車線としての料金収受処理を行う点が開示されている。特許文献1によれば、このような構成により、リバース車線における料金収受処理に必要な情報を得るための車両検出装置が1つで済む。
特開昭62−25394号公報
高速道路の出入口などでは、車両検知器を用いてキュー(queue)管理(車線内の入出管理)が行なわれる場合がある。すなわち、車両検知器を用いて、車線内における車両の存在状況(車両が存在するか否か、何台の車両が存在するか、など)が判断される場合がある。判断結果は、例えば、発進制御機の制御、及び誤課金の防止などに用いられる。キュー管理を行なう為には、2つの車両検知器が必要である。すなわち、車線の進入側端部に進入検知器としての車両検知器が設けられ、車線の退出側端部に退出検知器としての車両検知器が設けられる。
キュー管理が行なわれるリバース車線において、運用方向を切り換える為には、車両検知器を含む路側機器の運用状態を切り換えなければならない。作業員が路側機器の運用状態を切り換える場合、個々の機器を操作しなければならず、切り替え作業に時間が費やされる。また、一部の機器の運用状態を切り替え忘れた場合、リバース車線の運用に支障が生じる。
そこで、本発明の課題は、速やかに、確実に、キュー管理が行なわれるリバース車線の運用状態を切り換えることができる、リバース車線制御システムを提供することにある。
尚、特許文献1には、車両検出装置の検出出力を、リバース車線を入口車線として使用する場合と出口車線として使用する場合において切り替え、この切り換えられた検出出力に応じて入口車線としての料金収受処理あるいは出口車線としての料金収受処理を行う点が開示されている。しかしながら、進入検出器及び退出検出器が設けられるリバース車線(キュー管理が行なわれるリバース車線)において、運用方向を切り替える点については、開示がない。
本発明に係るリバース車線制御システムは、進行方向が順方向と逆方向との間で切り替えられるリバース車線の路側に設置された路側機器と、路側機器を制御する、制御装置と、リバース車線の運用モードを示す運用モード指示を受け付け、制御装置に入力する、入力装置とを備える。路側機器は、リバース車線における一端側に設けられた第1車両検知器と、リバース車線における他端側に設けられた第2車両検知器とを含む。制御装置は、運用モード指示として順方向モードで運用する旨の指示を受け付けた場合に、第1車両検知器をリバース車線における進入検知器とし、第2車両検知器をリバース車線における退出検知器として、リバース車線内に車両が存在するか否かを判断し、判断結果に基づいて、路側機器の動作を制御する。また、制御装置は、運用モード指示として逆方向モードで運用する旨の指示を受け付けた場合に、第1車両検知器を退出検知器とし、第2車両検知器を前記進入検知器として、リバース車線内に車両が存在するか否かを判断し、判断結果に基づいて、路側機器の動作を制御する。
本発明に係るリバース車線用路側表示装置は、リバース車線の路側に固定され、制御装置と通信する、親機と、表示画面を有し、前記親機を介して前記制御装置から前記表示画面に表示する内容を示す表示データを受信する、子機と、路側に固定された設置台とを備える。子機は、親機及び設置台のいずれにも搭載可能に構成されている。
本発明に係るリバース車線制御システムの動作方法は、リバース車線の路側に設置された路側機器と、路側機器を制御する、制御装置と、リバース車線の運用モードを示す運用モード指示を受け付け、制御装置に入力する、入力装置とを備えるリバース車線制御システムの動作方法である。路側機器は、リバース車線における一端側に設けられた第1車両検知器と、リバース車線における他端側に設けられた第2車両検知器とを含む。この動作方法は、制御装置が、運用モード指示として順方向モードで運用する旨の指示を受け付けた場合に、第1車両検知器をリバース車線における進入検知器とし、第2車両検知器をリバース車線における退出検知器として、リバース車線内に車両が存在するか否かを判断し、判断結果に基づいて、路側機器の動作を制御するステップと、制御装置が、運用モード指示として逆方向モードで運用する旨の指示を受け付けた場合に、第1車両検知器を退出検知器とし、第2車両検知器を進入検知器として、リバース車線内に車両が存在するか否かを判断し、判断結果に基づいて、路側機器の動作を制御するステップとを備える。
本発明によれば、速やかに、確実に、キュー管理が行なわれるリバース車線の運用状態を切り換えることができる、リバース車線制御システムが提供される。
図1は、第1の実施形態に係るリバース車線制御システムを示す概略図である。 図2は、リバース車線制御システムの機器構成を示す図である。 図3は、路側機器のレイアウトの一例を示す斜視図である。 図4は、制御装置を示す概略図である。 図5は、運用状態テーブルの内容を示す概念図である。 図6は、入力装置を示す概略図である。 図7は、第2の実施形態に係るリバース車線制御システムを示す概略図である。 図8は、通話装置を示す概略図である。 図9は、路側表示装置を示す概略図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施形態について説明する。
(第1の実施形態)
まず、第1の実施形態について説明する。図1は、本実施形態に係るリバース車線制御システム20を示す概略図である。
リバース車線制御システム20は、リバース車線1に設けられる。リバース車線1は、順方向と逆方向との間で車両の進行方向が切り換えられる車線である。例えば、リバース車線1は、有料道路の交通量や時間帯に応じて、入口車線として運用したり、出口車線として運用することが可能な、切替可能な車線として用いられる。また、リバース車線1は、料金収受を行う料金所において、進入側と発進側を逆転して運用することが可能な車線であってもよい。また、リバース車線1とは、一車線を必要に応じて入口車線と出口車線とで切り替えることができる車線として捉えることもできる。本実施形態では、運用方向が順方向である場合、リバース車線1が入口車線として用いられ、運用方向が逆方向である場合にリバース車線1が出口車線として用いられる場合について説明する。
図1に示されるように、リバース車線制御システム20は、路側機器17、制御装置13、及び入力装置12を備えている。
路側機器17は、リバース車線1の路側(23−1、23−2)に設けられている。路側機器17は、第1車両検知器2−1、第2車両検知器2−2、入口用発進制御機9−1(順方向用発進制御機)、及び出口用発進制御機9−2(逆方向用発進制御機)などを含んでいる。第1車両検知器2−1は、リバース車線1における一端側に設けられており、第2車両検知器2−2は、リバース車線1における他端側に設けられている。
制御装置13は、路側機器17を制御する機能を有し、例えばコンピュータなどにより実現される。ここで、制御装置13は、キュー管理を行う機能を有している。すなわち、制御装置13は、第1車両検知器2−1及び第2車両検知器2−2による車両の検出結果に基づいて、リバース車線1内に車両が存在するか否かを判断する。そして、制御装置13は、判断結果に基づいて、路側機器17の動作を制御する。例えば、制御装置13は、判断結果に基づいて、車両が衝突しないように(車両通過時には開いた状態となるように)、各発進制御機(9−1、9−2)を制御する。
入力装置12は、作業員からリバース車線の運用モードを指定する情報を運用モード指示として受け付け、制御装置13に入力する機能を有している。
作業員が、入力装置12を介して順方向モードを示す運用モード指示を入力した場合、制御装置13は、運用方向が順方向となるように、路側機器17の動作を切り換える。この際、制御装置13は、第1車両検知器2−1をリバース車線1における進入検知器として運用し、第2車両検知器2−2を退出検知器として運用し、これによってキュー管理を行なう(リバース車線内に車線が存在するか否かを判断する)。
一方、作業員が入力装置12を介して逆方向モードを示す運用モード指示を入力した場合、制御装置13は、運用方向が逆方向となるように、路側機器17の動作を切り換える。この際、制御装置13は、第1車両検知器2−1を退出検知器とし、第2車両検知器2−2を進入検知器として、キュー管理を行なう。
上述のように、本実施形態によれば、運用モード指示に応じて、制御装置13が路側機器17の動作を切り換える。制御装置13が、運用モード指示に応じて、進入検知器と退出検知器の割り当てを切り替え、キュー管理が行なわれるリバース車線1においても、自動的に路側機器17の運用状態が切り換わる。これにより、速やかに、確実に、キュー管理が行なわれるリバース車線の運用方向を切り換えることが可能となる。
続いて、リバース車線制御システム20の構成を詳細に説明する。図2は、リバース車線制御システム20の機器構成を示す図である。尚、本実施形態では、リバース車線1は、ETC(Electronic Toll Collection System)車線であるものとする。
制御装置13は、車線監視制御装置11及び車線サーバ5を備えている。車線監視制御装置11は、リバース車線1の側方に設置された料金所事務所内に配置されており、入力装置12に接続されている。一方、車線サーバ5は路側に設置されている。車線サーバ15は、車線監視制御装置11に通信可能に接続されている。また、車線サーバ15は、路側機器17に接続されており、路側機器17を制御する機能を有している。
路側機器17は、入口用機器16−1及び出口用機器16−2を有している。
入口用機器16−1は、車両検知器(第1車両検知器2−1、第2車両検知器2−2、入口用車両検知器2−3)、入口用車線表示板14−1(順方向用車線表示板)、アンテナ(入口用第1アンテナ4−1(順方向用アンテナ)、入口用第2アンテナ4−3)、入口用路側表示器8−1(順方向用路側表示器)、ナンバープレート読取装置3、入口用信号灯15−1(順方向用信号灯)、通行券発券機6、入口用インターホン7−1(順方向用インターホン)、及び入口用発進制御機9−1(順方向用発進制御機)を備えている。尚、ETC車線では、通行券発券機6が省略されることもある。
出口用機器16−2は、車両検知器(第1車両検知器2−1、第2車両検知器2−2、出口用車両検知器2−4)、出口用車線表示板14−2(逆方向用車線表示板)、出口用第1アンテナ4−2(逆方向用アンテナ)、出口用路側表示器8−2(逆方向用路側表示器)、出口用信号灯15−2(逆方向用信号灯)、出口用インターホン7−2(逆方向用インターホン)、及び出口用発進制御機9−2(逆方向用発進制御機)を備えている。尚、第1車両検知器2−1及び第2車両検知器2−2は、入口用機器16−1と出口用機器16−2との間で共通に用いられる。
図3は、路側機器17のレイアウトの一例を示す斜視図である。図3に示されるように、路側(23−1、23−2)には、順方向に沿う順に、第1車両検出器2−1、出口用発進制御機9−2、入口用第1アンテナ4−1、入口用車両検知器2−3、ナンバープレート読取装置3、出口用路側表示器8−2、出口用インターホン7−2、通行券発券機6、入口用インターホン7−1、入口用路側表示器8−1、入口用発進制御機9−1、出口用車両検知器2−4、出口用第1アンテナ4−2、第2車両検知器2−2、及び入口用第2アンテナ4−3が、並んでいる。ナンバープレート読取装置3、通行券発券機6、入口用インターホン7−1、及び入口用路側表示器8−1は、路側23−1に設けられている。また、出口用インターホン7−2及び出口用路側表示器8−2は、路側23−2に設けられている。尚、図3においては、入口用車線表示板14−1、出口用車線表示板14−2、入口用信号灯15−1、及び出口用信号灯15−2の図示は、省略されている。
また、路側23−1には、車線サーバ5が設置されている。車線サーバ5は、入口用機器16−1と出口用機器16−2との双方に接続されている。入口用の車線サーバと出口用の車線サーバとが別々に設けられる必要はない。
続いて、制御装置13について説明する。図4は、制御装置13を示す概略図である。制御装置13は、既述のように、コンピュータにより実現され、演算装置18(例えばCPU)及び記憶装置19(ハードディスク、ROM、RAMなど)を備えている。記憶装置19には、制御プログラム21及び運用状態テーブル22が格納されている。尚、図4に示される構成は、車線サーバ5に設けられていてもよいし、車線監視制御装置11に設けられてもいてもよい。制御装置13は、演算装置18により制御プログラム21を実行することにより、路側機器17を制御する。
運用状態テーブル22は、運用モードの切り替え時に制御装置13により参照される。運用状態テーブル22は、運用モードと運用状態との対応関係を示している。
図5は、運用状態テーブル22の内容を示す概念図である。図5に示されるように、運用状態テーブル22には、運用モード毎に、路側機器17に含まれる各機器の運用状態が示されている。運用モードとしては、「切替中」、「入口運用」、及び「出口運用」が示されている。
続いて、入力装置12について説明する。図6は、入力装置12を示す概略図である。図6に示されるように、入力装置12には、運用モードを指定するための「切替中」ボタン、「入口」ボタン、及び「出口」ボタンが設けられている。その他にも、必要に応じて、車線の種類を指定するボタン(「専用」ボタン、「混在」ボタン、「一般」ボタン)や、選択した運用モードへの切り替えを実行する「制御」ボタン、及び「取消」ボタンなどが設けられている。
続いて、リバース車線制御システム20の動作方法について説明する。
リバース車線1の運用方向を変更する場合、作業員は、まず、「切替中」ボタン(図6参照)を押下し、更に、「制御」ボタン(図6参照)を押下する。これにより、入力装置12から制御装置13に対し、運用モード指示として、「切替中」モードを示す情報が入力される。制御装置13は、運用状態テーブル(図5参照)に従って、路側機器17の動作を制御する。具体的には、図5に示されるように、入口用発進制御機9−1及び出口用発進制御機9−2が「閉」状態になり、入口用車線表示板14−1及び出口用車線表示板14−2の表示が「進入禁止」になり、入口用信号灯15−1及び出口用信号灯15−2の表示が進入不可を示す「赤」になり、その他の機器が動作停止又は電源OFFになるように、路側機器17が制御される。これにより、車両がリバース車線1内に進入することが禁止される。運用モードが「切替中」である間、作業員は、運用方向の切り替え作業を行う。例えば、作業員は、リバース車線1の前後において、車線同士を区切るパイロンなどの配置を変更する。
作業の後、作業員は、「入口」ボタン又は「出口」ボタン(図6参照)を押下し、「制御」ボタンを押下する。
以下に、「入口」ボタンが押された場合の動作について説明する。この場合、入力装置12から制御装置13に、入口モードを示す運用モード指示が入力される。制御装置13は、運用状態テーブル(図5参照)に従って、路側機器17の運用状態を切り替える。具体的には、制御装置13は、図5に示されるように、第1車両検知器2−1を進入検知器として運用し、第2車両検知器2−2を退出検知器として運用する。また、制御装置13において、車線サーバ5が、入口運用モードで動作する。更に、入口用車両検知器2−3、ナンバープレート読取装置3、入口用第1アンテナ4−1、通行券発券機6、入口用インターホン7−1、入口用路側表示器8−1、入口用発進制御機9−1、及び入口用第2アンテナ4−3が、運用状態になるように制御される。入口用車線表示板14−1の表示が「ETC」に切り変えられ、入口用信号灯15−1の表示が進入可能であることを示す「青」に切り変えられる。出口用アンテナ4−2、出口用車両検知器2−4、出口用インターホン7−2、及び出口用路側表示器8−2は、動作停止状態又は電源OFF状態になるように、制御される。更に、出口用発進制御機9−2は、常時「開」状態になるように制御される。また、出口用車線表示板14−2の表示は、「進入禁止」になるように制御され、出口用信号灯15−2は「赤」になるように制御される。
リバース車線1が入口車線として運用される場合、車両は順方向に進行し、リバース車線1(図3参照)の一端からリバース車線1に進入する。車両が進入すると、第1車両検知器2−1が車両を検知する。また、入口用第1アンテナ4−1を介して、制御装置13と車両に搭載された車載器との間で通信が行われ、ETC処理に必要な情報の授受が行われる。尚、出口用発進制御機9−2は、既述のように、「常時開」状態とされている。その後、車両検出器2−3により車両が検知される。車両検知器2−3による検知結果は、例えば、入口用第1アンテナ4−1による車載器との通信の制御などに用いられる。その後、制御装置13が入口用発進制御機9−1の開閉を制御し、車両の進行を許可又は禁止する。この際、必要に応じて、入口用インターホン7−1を介して、車両のドライバーと料金所作業員(収受員)との間で通話が行われる。また、入口用路側表示器8−1に、必要な情報が表示される(車種、料金など)。車両が入口用発進制御機9−1を通過すると、第2車両検知器2−2により、車両の通過が検知される。その後、必要に応じて、入口用第2アンテナ4−3を介して車両の車載器との間で通信が行なわれ、情報の授受が行われる。
ここで、既述のように、制御装置13は、第1車両検知器2−1を進入検知器として運用し、第2車両検知器2−2を退出検知器として運用する。すなわち、制御装置13は、第1車両検知器2−1が車両を検知すると、リバース車線1内に1台の車両が進入したことを把握する。また、制御装置13は、第2車両検知器2−2が車両を検知すると、リバース車線1から1台の車両が退出したことを把握する。そして、制御装置13は、リバース車線1内における車両の存在状況(リバース車線1内に車両が存在するか否か、リバース車線1内における車両の存在台数等)を判断し、その判断結果に基づいて、路側機器17の動作を制御する。例えば、1台の車両がリバース車線1から退出した場合であっても、その退出時点でリバース車線1内に車両が存在しているときには、制御装置13は、入口用発進制御機9−1を閉状態に切り変えず、車両と入口用発進制御機9−1とが接触することを防止する。
次いで、「出口」ボタンが押下された場合の動作について説明する。この場合、入力装置12から制御装置13に、出口モードを示す運用モード指示が入力される。制御装置13は、運用状態テーブル(図5参照)に従って、路側機器17の動作を制御する。すなわち、制御装置13は、第1車両検知器2−1を退出検知器として運用し、第2車両検知器2−2を進入検知器として運用する。また、制御装置13において、車線サーバ5が、出口運用モードで動作する。更に、入口用車両検知器2−3、ナンバープレート読取装置3、入口用第1アンテナ4−1、通行券発券機6、入口用インターホン7−1、及び入口用路側表示器8−1、及び入口用第2アンテナ4−3が、動作停止状態又は電源OFF状態になるように、制御される。更に、入口用発進制御機9−1が、常時「開」状態になるように制御される。また、入口用車線表示板14−1の表示が「進入禁止」になるように制御され、入口用信号灯15−1の表示が「赤」になるように制御される。更に、出口用アンテナ4−2、出口用車両検知器2−4、出口用インターホン7−2、及び出口用路側表示器8−2、及び出口用発進制御機9−2が運用状態になるように制御される。更に、出口用車線表示板14−2の表示が「ETC」になるように制御され、出口用信号灯15−2が「青」になるように制御される。
リバース車線1が出口車線として運用される場合、車両は逆方向に進行し、リバース車線1(図3参照)の他端からリバース車線1に進入する。車両が進入すると、第2車両検知器2−2が車両を検知する。その後、出口用第1アンテナ4−2を介して、制御装置13と車両に搭載された車載器との間で通信が行われ、ETC処理に必要な情報の授受が行われる。その後、出口用車両検出器2−4により車両が検知される。出口用車両検知器2−4の検知結果は、例えば、出口用第1アンテナ4−2による車載器との通信の制御などに用いられる。その後、制御装置13により出口用発進制御機9−2の開閉が制御され、車両の進行が許可又は禁止される。この際、必要に応じて、出口用インターホン7−2を介して、車両のドライバーと料金所作業員(収受員)との間で通話が行われる。また、出口用路側表示器8−1に、必要な情報(料金など)が表示される。車両が出口用発進制御機9−2を通過すると、第1車両検知器2−1により、車両の通過が検知される。
ここで、既述のように、入口運用時とは異なり、制御装置13は、第2車両検知器2−2を進入検知器として運用し、第2車両検知器2−1を退出検知器として運用する。そして、制御装置13は、リバース車線1内に車両が存在するか否かを判断し、判断結果に基づいて、路側機器17の動作を制御する。例えば、リバース車線1内に車両が残存している場合、1台の車両がリバース車線1から退出した場合であっても、制御装置13は、出口用発進制御機9−2を閉状態に切り変えず、車両と出口用発進制御機9−2とが接触することを防止する。
以上説明したように、本実施形態によれば、作業員により入力された運用モード指示に基づいて、制御装置13が、路側機器17の運用状態を切り替える。この際、制御装置13が、進入検知器及び退出検知器として使用する車両検知器(2−1、2−2)を切り替えるため、キュー管理が行なわれるリバース車線1であっても、簡単に路側機器17の運用状態を切り替えることができる。入力装置12を介して運用モード指示を入力するだけでよく、リバース車線1の運用方向を切り替えるために費やされる時間が短縮される。また、制御装置13により路側機器17の運用状態が切り替えられるため、誤操作が防止される。
(第2の実施形態)
続いて、第2の実施形態について説明する。図7は、本実施形態に係るリバース車線制御システム20を示す概略図である。本実施形態では、第1の実施形態におけるインターホン(入口用インターホン7−1及び出口用インターホン7−2;図3参照)の代わりに、通話装置24が用いられる。また、入口用路側表示器8−1及び出口用路側表示器8−2の代わりに、路側表示装置25が用いられる。その他の点については、第1の実施形態と同様の構成を用いることができるので、詳細な説明は省略する。
まず、通話装置24について説明する。通話装置24は、車両のドライバーと管理者(例えば料金収受員)とを通話させる機能を有しており、親機26、子機28、及び設置台27を備えている。
親機26は、リバース車線1の一方の路側23−1に固定されている。一方、設置台27は、リバース車線1の他方の路側23−2に固定されている。子機28は、親機26及び設置台27のいずれにも搭載可能に構成されている。リバース車線1が入口車線として使用される場合、子機28は、親機26に搭載される。一方、リバース車線1が出口車線として使用される場合、子機28は、設置台27に搭載される。尚、図7に示される例では、子機28は、親機26に搭載されている。
図8は、通話装置24を示す概略図である。親機26は、通話先装置40と通信する機能を有している。また、親機26は、充電装置42を有している。更に、親機26の上面には、第1ショートバー35−1が設けられている。一方、子機28には、マイク及びスピーカが設けられている。子機28は、親機26と無線により通信し、親機26を介して通話先装置40と通信する機能を有している。更に、子機28には、識別装置46、及び充電可能なバッテリー41が設けられている。また、設置台27の上面には、第2ショートバー35−2が設けられている。
親機26と子機28とは、無線通信装置により、通信する。無線通信装置を用いることは、リバース車線1間を渡るような配線を設ける必要がなくなる点から、好ましい。
親機26の充電装置42は、子機28のバッテリー41を充電する為に設けられている。子機28が親機26に搭載されると、バッテリー41は充電装置42に接続され、充電される。
子機28に設けられた識別装置46は、子機28が、親機26及び設置台27のどちらに搭載されているかを識別する機能を有している。また、識別装置46は、入力装置12の一部としても機能する。すなわち、識別装置46は、子機28が親機26に搭載されている場合に、入口モードを示す運用モード指示を生成し、制御装置13に入力する(図7参照)。一方、子機28が設置台27に搭載されている場合、識別装置46は、出口モードを示す運用モード指示を制御装置13に入力する。制御装置13は、運用モード指示に従って、路側機器17を制御する。
詳細には、識別装置46は、導電性の入口モード検出接点部材32(順方向モード検出接点部材)、導電性である出口モード検出接点部材34(逆方向モード検出接点部材)、導電性である共通接点部材33、及び検出装置45を有している。検出装置45は、共通接点部材33と入口モード検出接点部材32との間の電気的接続、および、共通接点部材33と出口モード検出接点部材34との間の電気的接続を検出する機能を有している。ここで、これらの接点部材(32、33、34)は、子機28が親機26に搭載された場合に、入口モード検出接点部材32と共通接点部材33とが第1ショートバー35−1を介して電気的に接続されるように、配置されている。言い換えれば、第1ショートバー35−1は、親機26に子機28が搭載された場合に、入口モード検出接点部材32及び共通接点部材33に接触するように配置されている。また、これら接点部材(32、33、34)は、子機28が設置台27に搭載された場合に、出口モード検出接点部材34と共通接点部材33とが第2ショートバー35−2を介して電気的に接続されるように、配置されている。言い換えれば、第2ショートバー35−2は、設置台27に28子機が搭載された場合に、出口モード検出接点部材34及び共通接点部材33に接触するように、配置されている。
続いて、路側表示装置25について説明する。路側表示装置25も、通話装置24と同様の構成を有している。具体的には、図7に示されるように、路側表示装置25は、親機29、設置台30、及び子機31を有している。親機29は、一方の路側23−1に固定されている。設置台30は、他方の路側23−2に固定されている。子機31は、表示画面を有しており、親機29及び設置台30の双方に搭載可能である。リバース車線1が入口車線として使用される場合、子機31は、親機29に搭載される。一方、リバース車線1が出口車線として使用される場合、子機31は、設置台30に搭載される。尚、図7に示される例では、子機31は、親機29に搭載されている。
図9は、路側表示装置25を示す概略図である。
親機29は、制御装置13に通信可能に接続されている。親機29は、充電装置44を有している。子機31には、充電可能なバッテリー43が搭載されており、子機31が親機29に搭載されると、充電装置44がバッテリー43に接続され、バッテリー43が充電される。
子機31は、表示画面を有している。制御装置13は、親機29を介して子機31に表示内容を示すデータを送信することにより、表示画面の表示内容を制御するように構成されている。すなわち、子機31は、制御装置13から親機29を介して受け取ったデータを、表示画面に表示させる。
また、子機31には、識別装置48が設けられている。識別装置48により、子機31が親機29及び設置台30のどちらに搭載されているかが識別される。具体的には、識別装置48は、通話装置24の子機28と同様に、入口モード検出接点部材36、共通接点部材37、出口モード検出接点部材38、及び検出装置47を備えている。一方、親機29の上面には、第1ショートバー39−1が設けられており、設置台30の上面には第2ショートバー39−2が設けられている。これらの配置は、通話装置24と同様である。すなわち、検出装置47が、各接点部材(36、37、38)間の電気的接続を検出することにより、子機31が親機29及び設置台30のどちらに搭載されているかが識別される。
識別装置48は、子機31が親機29に搭載されている場合に、入口モードを示す運用モード指示を生成し、制御装置13に通知する。また、識別装置48は、子機31が設置台30に搭載されている場合に、出口モードを示す運用モード指示を生成し、制御装置13に通知する。制御装置13は、運用モード指示に応じて、路側機器17を制御する。
続いて、本実施形態に係るリバース車線制御システム20の動作方法の一例を説明する。
リバース車線1の運用方向を切り替える場合、作業員は、まず、入力装置12の「切替中」ボタン(図6参照)を押下する。第1の実施形態と同様に、制御装置13は、運用状態テーブル22に従って、路側機器17の動作を制御する。すなわち、リバース車線1への車両の進入が禁止されるように、路側機器17の動作が制御される。
次いで、作業員は、リバース車線1の運用方向の変更作業を行う。運用状態を入口モードにする場合、作業員は、子機28を親機26に搭載し、子機31を親機29に搭載する(図7参照)。これにより、通話装置24では、子機28が親機26に搭載されていることが識別され、入口モードを示す運用モード指示が生成され、制御装置13に通知される。また、路側表示装置25においても、同様に、子機31が親機29に搭載されていることが識別され、入口モードを示す運用モード指示が生成され、制御装置13に通知される。
変更作業の終了後、作業員は、入力装置12を用いて、制御装置13に、運用状態の切り替え実行指示を入力する(「制御」ボタン(図6参照)を押下する)。実行指示を受け取った制御装置13は、通話装置24及び路側表示装置25から取得した運用モード指示に従って、第1の実施形態と同様に、路側機器17の状態を切り替える。すなわち、入口モードで運用されるように、路側機器17の運用状態が変更される。
一方、運用状態を出口モードにする場合、作業員は、子機28を設置台27に搭載し、子機31を設置台30に搭載する。これにより、通話装置24では、子機28が設置台27に搭載されていることが識別され、出口モードを示す運用モード指示が生成され、制御装置13に通知される。また、路側表示装置25においても、同様に、子機31が設置台27に搭載されていることが識別され、出口モードを示す運用モード指示が生成され、制御装置13に通知される。変更作業の終了後、作業員は、入力装置12を用いて、運用状態の切り替え実行指示を制御装置13に入力する。実行指示を受け取った制御装置13は、通話装置24及び路側表示装置25から取得した運用モード指示に従って、路側機器17の状態を切り替える。すなわち、出口モードで運用されるように、路側機器17の動作が制御される。
尚、通話装置24による運用モード指示と、路側表示装置25による運用モード指示とが異なるモードを示している場合、制御装置13は、実行指示を受け取ったとしても、その指示を実行しない。これにより、誤ったモードでの運用を防止することができる。
また、通話装置24による運用モード指示及び路側表示装置25による運用モード指示は、インターロックとして使用されてもよい。すなわち、作業員は、リバース車線1の運用方向の変更作業を行った後、入力装置12を介して、第1の実施形態と同様に、入口モード又は出口モードを示す運用モード指示を入力する。この場合に、制御装置13は、通話装置24による運用モード指示、路側表示装置25による運用モード指示、及び作業員により入力された運用モード指示の全てが一致した場合にのみ、路側機器17の運用状態を切替える。このような動作により、誤運用を確実に防止することができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、第1の実施形態と同様の作用効果が得られる。加えて、入口用インターホン及び出口用インターホンに代えて、親機26及び子機28を有する通話装置24が用いられる。これにより、2つのインターホンを設ける必要がなくなり、コスト低減を図ることができる。
同様に、本実施形態によれば、入口用路側表示器に代えて、子機31及び親機26を有する路側表示装置25が用いられる。これにより、2つの路側表示器機を設ける必要がなくなり、コスト低減を図ることができる。
尚、本実施形態では、入口運用時に、通話装置24において親機26に子機28が搭載される場合について説明した(図7など、参照)。但し、出口運用時に、親機26に子機28が搭載されてもよい。この場合、親機26と設置台27の配置が入れ替えられる。同様に、路側表示装置25において、入口運用時ではなく、出口運用時に子機31が親機29に搭載されてもよい。
また、本実施形態では、運用方向を切り替える際に、まず、「切替中」ボタン(図6参照)が押下される場合について説明した。但し、「切替中」ボタン以外の手段により、「切替中」であると判断されてもよい。例えば、通話装置24または路側表示装置25において、識別装置(46又は48)による子機(28又は31)の識別結果に基づいて、「切替中」であることが判断されてもよい。例えば、子機(28又は31)が外された場合に、識別装置(46又は48)により、子機(28又は31)が、親機(26又は29)及び設置台(27又は30)のいずれにも接続されていないことを検出し、この場合に「切替中」であると判断してもよい。また、子機(28又は31)が、親機(26又は29)及び設置台(27又は30)の両方に接続されていることが検出された場合に、「切替中」であると判断してもよい。子機(28又は31)が親機(26又は29)及び設置台(27又は30)のいずれとも接続されていない状態、及び、親機(26又は29)と設置台(27又は30)の両方と接続されている状態は、異常な状態であるため,「切替中」と判断し、車両の進入禁止にすることで、安全性をより高めることができる。
また、本実施形態によれば、子機28及び子機31が充電式である。そのため、入口モード及び出口モードのうち、運用時間が長い方の運用モードに対応する路側23に、親機(26、29)を設定することが好ましい。これにより、子機28及び子機31の充電時間を長くすることができ、子機28及び子機31のバッテリーによる動作時間を短くすることができる。その結果、バッテリーの交換頻度が低下し、保守が容易になる。
以上、本発明について、第1及び第2の実施形態を用いて説明した。尚、これらの実施形態は矛盾のない範囲内で組み合わせて用いることも可能である。
なお、本実施形態における開示内容は、以下の参考実施形態を含んでいると捉えることも可能である。
(参考実施形態1)
リバース車線の路側に固定され、通話先装置と通信する親機と、
前記親機を介して、前記通話先装置と通信する子機と、
前記路側に固定された設置台と、
を具備し、
前記子機は、前記親機及び前記設置台の双方に搭載可能に構成されている
リバース車線用通話装置。
(参考実施形態2)
リバース車線の路側に固定され、制御装置と通信する親機と、
表示画面を有し、前記親機を介して前記制御装置から前記表示画面に表示する内容を示す表示データを受信する子機と、
前記路側に固定された設置台と、
を具備し、
前記子機は、前記親機及び前記設置台のいずれにも搭載可能に構成されている
リバース車線用路側表示装置。
1 リバース車線
2−1 第1車両検知器
2−2 第2車両検知器
2−3 車両検知器(入口用)
2−4 車両検知器(出口用)
3 ナンバープレート読取装置
4−1 入口用第1アンテナ
4−2 出口用アンテナ
4−3 入口用第2アンテナ
5 車線サーバ
6 通行券発券機
7−1 入口用インターホン
7−2 出口用インターホン
8−1 入口用路側表示器
8−2 出口用路側表示器
9−1 入口用発進制御機
9−2 出口用発信制御機
10 入口用第2アンテナ
11 車線監視制御装置
12 入力装置
13 制御装置
14−1 入口用車線表示板
14−2 出口用車線表示板
15−1 入口用信号灯
15−2 出口用信号灯
16−1 入口用機器
16−2 出口用機器
17 路側機器
18 演算装置
19 記憶装置
20 リバース車線制御システム
21 制御プログラム
22 運用状態テーブル
23−1 路側
23−2 路側
24 通話装置
25 路側表示装置
26 親機
27 設置台
28 子機
29 親機
30 設置台
31 子機
32 入口モード検出接点部材
33 共通接点部材
34 出口モード検出接点部材
35−1 第1ショートバー
35−2 第2ショートバー
36 入口モード検出接点部材
37 共通接点部材
38 出口モード検出接点部材
39−1 第1ショートバー
39−2 第2ショートバー
40 通話先装置
41 バッテリー
42 充電装置
43 バッテリー
44 充電装置
45 検出装置
46 識別装置
47 検出装置
48 識別装置

Claims (10)

  1. 進行方向が順方向と逆方向との間で切り替えられるリバース車線の路側に設置された路側機器と、
    前記路側機器を制御する制御装置と、
    前記リバース車線の運用モードを示す運用モード指示を受け付け、前記制御装置に入力する入力装置と、
    を具備し、
    前記路側機器は、
    前記リバース車線における一端側に設けられた第1車両検知器と、
    前記リバース車線における他端側に設けられた第2車両検知器とを含み、
    前記制御装置は、
    前記運用モード指示として順方向モードで運用する旨の指示が前記入力装置を介して入力された場合に、前記第1車両検知器を前記リバース車線における進入検知器とし、前記第2車両検知器を前記リバース車線における退出検知器として、前記リバース車線内に車両が存在するか否かを判断し、判断結果に基づいて、前記路側機器の動作を制御し、
    前記運用モード指示として逆方向モードで運用する旨の指示を受け付けた場合に、前記第1車両検知器を退出検知器とし、前記第2車両検知器を進入検知器として、前記リバース車線内の車両の存在状況を判断し、判断結果に基づいて、前記路側機器の動作を制御する
    リバース車線制御システム。
  2. 請求項1に記載されたリバース車線制御システムであって、
    前記路側機器は、更に、順方向用発進制御機及び逆方向用発進制御機を含み、
    前記制御装置は、前記リバース車線内に車両が存在するか否かの判断結果に基づいて、前記順方向用発進制御機及び逆方向用発進制御機の動作を制御する
    リバース車線制御システム。
  3. 請求項1又は2に記載されたリバース車線制御システムであって、
    前記路側機器は、更に、通話装置を備え、
    前記通話装置は、
    一方の路側に固定され、通話先装置と通信する、通話装置用親機と、
    他方の路側に固定された通話装置用設置台と、
    前記通話装置用親機及び前記通話装置用設置台のいずれかに搭載され、前記通話装置用親機と通信し、前記通話装置用親機を介して前記通話先装置と通信する、通話装置用子機と、
    前記通話装置用子機が、前記通話装置用親機及び前記通話装置用設置台のどちらに搭載されているかを識別する、通話装置用識別装置とを備え、
    前記通話装置用識別装置は、前記通話装置用子機が前記通話装置用親機に搭載されている場合に、順方向モードで運用する旨の指示を前記運用モード指示として前記制御装置に入力し、前記通話装置用子機が前記通話装置用設置台に搭載されている場合に、前記逆方向モードで運用する旨の指示を前記運用モード指示として前記制御装置に入力する
    リバース車線制御システム。
  4. 請求項3に記載されたリバース車線制御システムであって、
    前記通話装置用識別装置は、
    前記通話装置用子機に設けられ、導電性である、通話装置用順方向モード検出接点部材と、
    前記通話装置用子機に設けられ、導電性である、通話装置用逆方向モード検出接点部材と、
    前記通話装置用子機に設けられ、導電性である、通話装置用共通接点部材と、
    前記通話装置用共通接点部材と前記通話装置用順方向モード検出接点部材とが電気的に接続されているか否か、および、前記通話装置用共通接点部材と前記通話装置用逆方向モード検出接点部材とが電気的に接続されているか否かを検出する、通話装置用検出装置とを備え、
    前記通話装置用親機には、導電性を有する通話装置用第1ショートバーが設けられ、
    前記通話装置用設置台には、導電性を有する通話装置用第2ショートバーが設けられ、
    前記通話装置用第1ショートバーは、前記通話装置用親機に前記通話装置用子機が搭載された場合に、前記通話装置用順方向モード検出接点部材及び前記通話装置用共通接点部材に接触するように、配置され、
    前記通話装置用第2ショートバーは、前記通話装置用設置台に前記通話装置用子機が搭載された場合に、前記通話装置用逆方向モード検出接点部材及び前記通話装置用共通接点部材に接触するように、配置されている
    リバース車線制御システム。
  5. 請求項3又は4に記載されたリバース車線制御システムであって、
    前記通話装置用子機は、更に、充電可能な通話装置用バッテリーを備え、
    前記通話装置用親機は、更に、前記通話装置用子機が搭載されたときに前記通話装置用バッテリーに接続され、前記通話装置用バッテリーを充電する、通話装置用充電装置を備える
    リバース車線制御システム。
  6. 請求項1乃至5のいずれかに記載されたリバース車線制御システムであって、
    前記路側機器は、更に、路側表示装置を備え、
    前記路側表示装置は、
    路側に固定され、前記制御装置と通信する、路側表示装置用親機と、
    前記路側に固定された路側表示装置用設置台と、
    表示画面を備える路側表示装置用子機と、
    前記路側表示装置用子機が、前記路側表示装置用親機及び前記路側表示装置用設置台のどちらに搭載されているかを識別する、路側表示装置用識別装置とを備え、
    前記制御装置は、前記路側表示装置用親機を介して前記路側表示装置用子機に表示内容を示すデータを送信することにより、前記表示画面の表示内容を制御するように構成され、
    前記路側表示装置用識別装置は、前記路側表示装置用子機が前記路側表示装置用親機に搭載されている場合に、前記順方向モードで運用する旨の指示を前記制御装置に入力し、前記路側表示装置用子機が前記路側表示装置用設置台に搭載されている場合に、前記逆方向モードで運用する旨の指示を前記制御装置に入力する
    リバース車線制御システム。
  7. 請求項6に記載されたリバース車線制御システムであって、
    前記路側表示装置用識別装置は、
    前記路側表示装置用子機に設けられ、導電性である、路側表示装置用順方向モード検出接点部材と、
    前記路側表示装置用子機に設けられ、導電性である、路側表示装置用逆方向モード検出接点部材と、
    前記路側表示装置用子機に設けられ、導電性である、路側表示装置用共通接点部材と、
    前記路側表示装置用共通接点部材と前記路側表示装置用順方向モード検出接点部材との間が電気的に接続されているか否か、および、前記路側表示装置用共通接点部材と前記路側表示装置用逆方向モード検出接点部材との間が電気的に接続されているか否かを検出する、路側表示装置用検出装置とを備え、
    前記親機には、導電性である路側表示装置用第1ショートバーが設けられ、
    前記設置台には、導電性である路側表示装置用第2ショートバーが設けられ、
    前記路側表示装置用第1ショートバーは、前記路側表示装置用親機に前記路側表示装置用子機が搭載された場合に、前記路側表示装置用順方向モード検出接点部材及び前記路側表示装置用共通接点部材に接触するように、配置され、
    前記路側表示装置用第2ショートバーは、前記路側表示装置用設置台に前記路側表示装置用子機が搭載された場合に、前記路側表示装置用逆方向モード検出接点部材及び前記路側表示装置用共通接点部材に接触するように、配置されている
    リバース車線制御システム。
  8. 請求項1又は2に記載されたリバース車線制御システムであって、
    前記路側機器は、更に、
    順方向用アンテナ及び逆方向用アンテナと、
    順方向用インターホン及び逆方向用インターホンと、
    順方向用路側表示器及び逆方向用路側表示器と、
    順方向車線表示板及び逆方向車線表示板と、
    順方向信号灯及び逆方向信号灯とを含み、
    前記制御装置は、
    前記順方向モードで運用する旨の指示を受け付けた場合に、前記順方向用アンテナ、前記順方向用インターホン、及び前記順方向用路側表示機の動作を運用状態になるように切り替え、進入可能であることを示すように前記順方向用信号灯及び前記順方向用車線表示板の表示を切り替え、
    前記逆方向モードで運用する旨の指示を受け付けた場合に、前記逆方向用アンテナ、前記逆方向用インターホン、及び前記逆方向用路側表示機の動作を運用状態になるように切り替え、進入可能であることを示すように前記逆方向用信号灯及び前記逆方向用車線表示板の表示を切り替える
    リバース車線制御システム。
  9. リバース車線の路側に設置された路側機器と、
    前記路側機器を制御する制御装置と、
    前記リバース車線の運用モードを示す運用モード指示を受け付け、前記制御装置に入力する入力装置と、
    を具備し、
    前記路側機器は、
    前記リバース車線における一端側に設けられた第1車両検知器と、
    前記リバース車線における他端側に設けられた第2車両検知器とを含む
    リバース車線制御システムの動作方法であって、
    前記制御装置が、前記運用モード指示として順方向モードで運用する旨の指示を受け付けた場合に、前記第1車両検知器を前記リバース車線における進入検知器とし、前記第2車両検知器を前記リバース車線における退出検知器として、前記リバース車線内に車両が存在するか否かを判断し、判断結果に基づいて、前記路側機器の動作を制御するステップと、
    前記制御装置が、前記運用モード指示として逆方向モードで運用する旨の指示を受け付けた場合に、前記第1車両検知器を退出検知器とし、前記第2車両検知器を進入検知器として、前記リバース車線内に車両が存在するか否かを判断し、判断結果に基づいて、前記路側機器の動作を制御するステップと、
    を具備する
    リバース車線制御システムの動作方法。
  10. 請求項9に記載されたリバース車線制御システムの動作方法を、コンピュータに実行させるための、リバース車線制御システムの動作プログラム。
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