JP2003030701A - 特定エリア認識装置及び車両状況認識装置 - Google Patents

特定エリア認識装置及び車両状況認識装置

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JP2003030701A
JP2003030701A JP2001217840A JP2001217840A JP2003030701A JP 2003030701 A JP2003030701 A JP 2003030701A JP 2001217840 A JP2001217840 A JP 2001217840A JP 2001217840 A JP2001217840 A JP 2001217840A JP 2003030701 A JP2003030701 A JP 2003030701A
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area
charging
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Masaki Kato
聖樹 加藤
Yasuyuki Nagasawa
泰之 長沢
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 課金エリア3に対する車両1の状況を的確に
認識させる。 【解決手段】 車両1に乗せられる車載器2と、課金エ
リア3に対する車両の位置を割り出す基地局5と、基地
局5による車両1の位置を車載器2側で認識させる認識
手段とを備え、課金エリア3に対する車両1の位置を確
実に認識させ、課金エリア3に対する車両1の状況を的
確に認識させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、進入制限の対象地
域等の特定エリアに対する状況を認識させる特定エリア
認識装置に関する。
【0002】また、本発明は、車両の進入制限の対象地
域である課金エリア等の特定エリアに対する車両の状況
を認識させる車両状況認識装置に関する。
【0003】
【従来の技術】近年、大都市等においては交通量の増加
に伴い渋滞が慢性化してきており、交通渋滞は経済効率
の悪化や排気ガスによる環境悪化の原因となっている。
このような状況により、交通混雑の激しい地域に進入す
る車両に対して課金することによって当該地域に進入す
る車両を抑制して交通渋滞を減らすことが考えられてき
ている。
【0004】進入が制限される対象地域(課金エリア)
内に進入する車両への課金は、課金エリアを仕切る境界
線の箇所で路側アンテナと車両側の車載器との間で無線
通信を行い、電子的な手段で停車することなく課金を行
なうことが検討されている。また、境界線の箇所で通過
する車両を撮影し、通過した車両を特定して車両の所有
者等に通行料金を請求することで課金を行うことが検討
されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】交通混雑の激しい地域
である課金エリア内に進入する車両への課金を行うシス
テムでは、高速道路の課金システムのように課金エリア
を明確に示すゲート等の構造物が存在しない。このた
め、課金エリアへの進入を運転者が認識し難いもので、
課金を管理する事業者と運転者との間に課金処理や決済
に関する認識の相違が生じる虞があった。
【0006】本発明は上記状況に鑑みてなされたもの
で、進入制限の対象地域等の特定エリアに対する状況を
認識させることができる特定エリア認識装置を提供する
ことを目的とする。
【0007】また、本発明は上記状況に鑑みてなされた
もので、車両の進入制限の対象地域である課金エリア等
の特定エリアに対する車両の状況を認識させることがで
きる車両状況認識装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の特定エリア認識装置は、位置情報を受信する
移動機器と、特定エリアに対する移動機器の位置を割り
出す位置割り出し手段と、位置割り出し手段による移動
機器の位置を移動機器側に認識させる認識手段とを備え
たことを特徴とする。
【0009】上記目的を達成するための本発明の車両状
況認識装置は、車両に乗せられる移動機器と、特定エリ
アの対象地域に対する車両の位置を割り出す位置割り出
し手段と、位置割り出し手段による車両の位置を移動機
器側で認識させる認識手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0010】そして、認識手段には、車両が特定エリア
に進入した際に進入を認識させる機能が備えられている
ことを特徴とする。また、認識手段には、車両が特定エ
リアへの接近及び特定エリアへの進入及び特定エリアの
通過を異なる認識態様により認識させる機能が備えられ
ていることを特徴とする。また、認識手段には、車両が
特定エリアに接近した際に特定エリアへの進入を回避す
るための道路ルートを認識させる機能が備えられている
ことを特徴とする。また、認識手段には、車両が特定エ
リア内で境界に接近した際に特定エリア内に止まるため
の道路ルートを認識させる機能が備えられていることを
特徴とする。
【0011】また、認識手段には、位置割り出し手段に
よる検出誤差を判断する機能と、車両が特定エリアに接
近した際に検出誤差の分だけ境界を遠ざけて特定エリア
への進入を判断する機能とが備えられていることを特徴
とする。また、特定エリアは、通行することにより通行
料金を支払う課金エリアであり、認識手段は、課金エリ
アへの車両の進入が確認された際に課金処理を実施する
機能が備えられていることを特徴とする。
【0012】また、移動機器は、課金エリアの境界で路
側機器との間で無線通信を行うことで必要情報を交信す
る車載器であり、位置割り出し手段は、車載器との無線
通信により車両の位置を割り出す複数の課金事業者基地
局であることを特徴とする。また、移動機器は、車両に
乗車した運転者が持参する携帯電話手段であり、位置割
り出し手段は、携帯電話手段からの電波を受信する携帯
電話手段事業者基地局であることを特徴とする。
【0013】ここで、携帯電話手段は、携帯電話もしく
はPHS、または、携帯電話もしくはPHSを内蔵した
情報端末であることを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】図1には本発明の一実施形態例に
係る特定エリア認識装置としての車両状況認識装置を備
えた課金システムの概略構成、図2には車両状況認識装
置の概略ブロック構成、図3には課金エリアに対する車
両位置の状況を表す概念、図4には基地局側の処理フロ
ーチャート、図5には車載器側の処理フローチャートを
示してある。また、図6には課金エリアの補正状況を示
してある。図示の車両状況認識装置は、特定領域である
進入制限の対象地域内(課金エリア内)に進入する車両
に対して通行料金等の課金処理を行う課金システムに適
用される。また、均一料金区間の有料道路入口部で車両
との間で無線通信を行い、車両を特定して課金処理を実
施するETCシステムにも適用することができる。
【0015】図1に示すように、車両1には移動機器と
しての車載器2が搭載され、進入制限の対象地域である
課金エリア3の境界には路側アンテナ4が設けられてい
る。車両1が課金エリア3の境界を通過する際に、車載
器2と路側アンテナ4との間で無線通信が実施され、車
載器2の情報(車両情報、運転者情報等)が図示しない
道路事業者側の制御局に送られる。道路事業者側の制御
局では、信号の暗号化や認証確認等を含めて課金処理が
実行され、車載器2側のIC情報からの課金や所定金融
機関からの料金引き落とし等による課金が行われる。
尚、カメラでライセンスプレートを撮影することにより
車両1の特定を行い請求により課金を行う等、課金の形
態は様々である。
【0016】一方、課金エリア3に対応して位置割り出
し手段としての道路事業者側の基地局5(課金事業者基
地局)が多数設置され、基地局5は車載器2と無線通信
を行うことで車載器2の位置(車両1の位置)を割り出
すようになっている(位置計測)。基地局5では課金エ
リア3の状況が記憶され、課金エリア3に対する車両1
の状況が基地局5から車載器2に送信される。基地局5
による車載器2の位置計測は、少なくとも3箇所の基地
局5からの情報を基に行われる。路側アンテナ4及び基
地局5を兼用することも可能である。
【0017】尚、車載器2に代えて携帯電話手段として
の携帯電話を車両1に搭載し(運転者が携帯電話を持っ
て乗車)、携帯電話手段事業者(電話事業者)の複数の
無線基地局に対して識別番号等の電波を発信する機能を
用いて課金エリア3に対応して車両1の位置を割り出す
ようにすることも可能である。この場合、携帯電話に課
金エリア3の情報をダウンロードしておくことで、運転
者は必要な課金エリア3に対して車両1の位置を計測す
ることができる。
【0018】携帯電話手段としては、一般に携帯電話と
して称されている携帯電話の他に、PHSや、携帯電話
もしくはPHSを内蔵したパソコン等の携帯端末を含む
ものである。PHSを適用することで、より狭い範囲で
車両1の位置を特定することができる。携帯電話手段を
位置割り出し手段として適用することで、既存のインフ
ラを活用することが可能になり、利用者、道路事業者双
方の初期コストを大幅に低減することができる。
【0019】図2に示すように、車載器2には、路側ア
ンテナ4及び基地局5との無線通信を行う送受信機6が
備えられ、送受信機6を介して処理装置7と路側アンテ
ナ4及び基地局5との間で情報の授受が行なわれる。処
理装置7には路側アンテナ4及び基地局5からの信号の
種類を判断する機能が備えられ、課金エリア3に対する
車両1の状況を運転者に認識させる。即ち、車載器2に
はスピーカ8及び表示装置9が備えられ、課金エリア3
に対する車両1の状況に応じて音及び画像等を出力し、
運転者に課金エリア3に対する車両1の状況を認識させ
るようになっている(認識手段)。
【0020】図3に基づいて基地局5から送られる課金
エリア3に対する車両1の状況について説明する。基地
局5から送られる課金エリア3に対する車両1の状況の
信号は、で示すように、課金エリア3にエリア外から
接近したときの接近信号、で示すように、課金エリア
3の近傍(図中点線で示してある)にエリア外から接近
したときの近傍接近信号、で示すように、課金エリア
3に進入したときの進入信号、で示すように、課金エ
リア3の近傍にエリア内から接近したときの通過近傍接
近信号、で示すように、課金エリア3の外に出たとき
の通過信号となっている。
【0021】図4、図5に基づいて乃至の信号に応
じた基地局5及び車載器2における処理状況を説明す
る。
【0022】図4に基づいて基地局5側の処理状況を説
明する。
【0023】ステップS1で車両1の位置が計測され、
ステップS2で課金エリア3にエリア外から接近してい
るか否かが判断される。ステップS2でエリア外から接
近していると判断された場合、ステップS3で接近信号
が車載器2側に送信される(図3中)。更に、ステッ
プS4で車両1の位置が計測され、ステップS5で課金
エリア3の近傍か否かが判断される。ステップS5で課
金エリア3の近傍であると判断された場合、ステップS
6で近傍接近信号が車載器2側に送信される(図3中
)。更に、ステップS7で車両1の位置が計測され、
ステップS8で課金エリア3に進入したか否かが判断さ
れる。ステップS8で課金エリア3に進入したと判断さ
れた場合、ステップS9で進入信号が車載器2側に送信
される(図3中)。
【0024】更に、ステップS10で車両1の位置が計
測され、ステップS11でエリア内からの課金エリア3
の近傍か否かが判断される。ステップS11で課金エリ
ア3の近傍であると判断された場合、ステップS12で
通過近傍接近信号が車載器2側に送信される(図3中
)。更に、ステップS13で車両1の位置が計測さ
れ、ステップS14で課金エリア3の外に出たか否かが
判断される。ステップS14で課金エリア3の外に出た
と判断された場合、ステップS14で通過信号が車載器
2側に送信される(図3中)。
【0025】図5に基づいて基地局5側から送られた信
号に基づいた車載器2側の処理装置7における処理状況
を説明する。
【0026】ステップS21で送受信機6により基地局
5側からの信号を受信すると、受信した信号が接近信号
(信号)であるか否かがステップS22で判断され
る。ステップS22で接近信号であると判断された場
合、ステップS23で課金エリア3への接近を知らせる
音声、映像または、音声及び映像を発信する指令をスピ
ーカ8及び表示装置9に送り、運転者に課金エリア3へ
の接近を認識させる。受信した信号が接近信号ではない
とステップS22で判断された場合、ステップS24に
移行して受信した信号が近傍接近信号(信号)である
か否かが判断される。
【0027】ステップS24で近傍接近信号であると判
断された場合、ステップS25で課金エリア3の近傍接
近を知らせる音声、映像または、音声及び映像を発信す
る指令をスピーカ8及び表示装置9に送り、運転者に課
金エリア3への接近を認識させる。この時、基地局5か
ら課金エリア3への進入を回避するための道路ルート情
報が送られ、処理装置7は、進入を回避するための道路
ルートを表示装置9に表示させスピーカ8で音声により
回避するための道路ルート(図3中一点鎖線で示してあ
る)の存在を運転者に知らせる(進入を回避するための
道路ルートを認識させる機能)。これにより、課金エリ
ア3の回避をスムーズに実行できるようになり、課金エ
リア3の近傍での渋滞の発生を防ぐことが可能になる。
受信した信号が近傍接近信号ではないとステップS24
で判断された場合、ステップS26に移行して受信した
信号が進入信号(信号)であるか否かが判断される。
【0028】ステップS26で進入信号であると判断さ
れた場合、ステップS27で課金エリア3への進入を知
らせる音声、映像または、音声及び映像を発信する指令
をスピーカ8及び表示装置9に送り、運転者に課金エリ
ア3への進入を認識させる(進入を認識させる機能)。
これにより、運転者が課金エリア3への進入を認識して
課金を管理する事業者と運転者との間に課金処理や決済
に関する認識の相違が生じる虞がなくなり、課金処理の
トラブルを未然に防止することができる。受信した信号
が進入信号ではないとステップS26で判断された場
合、ステップS28に移行して受信した信号が通過近傍
接近信号(信号)であるか否かが判断される。
【0029】ステップS28で通過近傍接近信号である
と判断された場合、ステップS29で課金エリア3内か
らの近傍への接近(特定エリア内で境界に接近)である
通過近傍接近を知らせる音声、映像または、音声及び映
像を発信する指令をスピーカ8及び表示装置9に送り、
運転者に通過近傍接近を認識させる。この時、基地局5
から課金エリア3内に止まるための道路ルートの情報が
送られ、処理装置7は、課金エリア3内に止まるための
道路ルートを表示装置9に表示させスピーカ8で音声に
より止まるための道路ルート(図3中二点鎖線で示して
ある)の存在を運転者に知らせる(特定エリア内に止ま
る道路ルートを認識させる機能)。これにより、意図せ
ずに課金エリア3から出ることが回避され、同一課金エ
リア3への再進入をなくして多重課金を防止することが
可能になる。受信した信号が通過近傍接近信号ではない
とステップS28で判断された場合、ステップS30に
移行して受信した信号が通過信号(信号)であるか否
かが判断される。
【0030】ステップS30で通過信号であると判断さ
れた場合、ステップS31で課金エリア3を出たことを
知らせる音声、映像または、音声及び映像を発信する指
令をスピーカ8及び表示装置9に送り、運転者に課金エ
リア3の通過を認識させる。受信した信号が通過信号で
はないとステップS30で判断された場合、エンドとな
る。
【0031】ステップS23、ステップS25、ステッ
プS27、ステップS29及びステップS30において
スピーカ8及び表示装置9に指令される音声、映像また
は、音声及び映像は、それぞれの信号乃至の種類に
より異なる音声と映像(異なる認識態様)とされてい
る。これにより、運転者は車両1の状態を容易に把握す
ることができ、課金エリア3への進入や回避等の判断を
的確に行うことが可能になる。
【0032】一方、車載器2の処理装置7には、基地局
5から送られる位置情報の検出誤差Lを判断する機能が
備えられ、処理装置7で判断された検出誤差Lは課金エ
リア3の進入及び通過の際の課金及び非課金を判断する
境界の補正に用いられる。即ち、図6に示すように、車
両1が課金エリア3に進入する場合、課金の対象となる
境界Kに対し実際に課金を実施するラインを検出誤差L
だけ課金エリア3の内側に移動させた状態に補正する。
また、車両1が課金エリア3から出る場合、非課金エリ
アとなる境界Kに対し実際に非課金となるラインを検出
誤差Lだけ課金エリア3の外側に移動させた状態に補正
する。
【0033】これにより、課金エリア3方向に移動して
いる際の課金エリア3への進入を回避する場合等に、意
図しない課金エリア3への進入を抑制することができ
る。また、課金エリア3から出る方向に移動している際
に課金エリア3を通過することを回避する場合等に、意
図しない課金エリア3の通過を抑制することができる。
【0034】尚、上述した実施形態例では、特定エリア
として課金エリア3を例に挙げて車両1に対する状況の
認識について説明したが、屋外コンサート会場や遊戯施
設等の特定エリアに対し、移動機器を持参して移動する
者、または移動機器を備えた移動手段に対して特定エリ
アを認識させることが可能である。
【0035】
【発明の効果】本発明の特定エリア認識装置は、位置情
報を受信する移動機器と、特定エリアに対する移動機器
の位置を割り出す位置割り出し手段と、位置割り出し手
段による移動機器の位置を移動機器側に認識させる認識
手段とを備えたので、特定エリアに対する移動機器の位
置を確実に認識させることができ、特定エリアの対応に
関する認識を明確にすることが可能になる。
【0036】本発明の車両状況認識装置は、車両に乗せ
られる移動機器と、特定エリアの対象地域に対する車両
の位置を割り出す位置割り出し手段と、位置割り出し手
段による車両の位置を移動機器側で認識させる認識手段
とを備えたので、特定エリアに対する車両の位置を確実
に認識させることができ、特定エリアの対応に関する認
識を明確にすることが可能になる。
【0037】そして、認識手段には、車両が特定エリア
に進入した際に進入を認識させる機能が備えられている
ので、運転者は特定エリアへの進入を認識することがで
き、特定エリアでの処理におけるトラブルを未然に防止
することができる。
【0038】また、認識手段には、車両が特定エリアへ
の接近及び特定エリアへの進入及び特定エリアの通過を
異なる認識態様により認識させる機能が備えられている
ので、運転者が車両の状況を把握することができ、特定
エリアへの進入、回避等の判断を行うことが可能にな
る。
【0039】また、認識手段には、車両が特定エリアに
接近した際に特定エリアへの進入を回避するための道路
ルートを認識させる機能が備えられているので、特定エ
リアへの進入の回避をスムーズに実行できるようにな
り、特定エリアの近傍における渋滞の発生を防止するこ
とが可能になる。
【0040】また、認識手段には、車両が特定エリア内
で境界に接近した際に特定エリア内に止まるための道路
ルートを認識させる機能が備えられているので、特定エ
リアの通過の回避をスムーズに実行できるようになり、
同一特定エリアへの再進入を回避することが可能にな
る。
【0041】また、認識手段には、位置割り出し手段に
よる検出誤差を判断する機能と、車両が特定エリアに接
近した際に検出誤差の分だけ境界を遠ざけて特定エリア
への進入を判断する機能とが備えられているので、検出
誤差を含めて特定エリアに対する車両の位置を特定する
ことができる。
【0042】また、特定エリアは、通行することにより
通行料金を支払う課金エリアであり、認識手段は、課金
エリアへの車両の進入が確認された際に課金処理を実施
する機能が備えられているので、課金エリアに対する車
両の対応を的確に実施することができる。
【0043】また、移動機器は、課金エリアの境界で路
側機器との間で無線通信を行うことで必要情報を交信す
る車載器であり、位置割り出し手段は、車載器との無線
通信により車両の位置を割り出す複数の課金事業者基地
局であるので、課金エリアに応じて車両の課金を的確に
実施することができる。
【0044】また、移動機器は、車両に乗車した運転者
が持参する携帯電話手段であり、位置割り出し手段は、
携帯電話手段からの電波を受信する携帯電話手段事業者
基地局であるので、既存のインフラを活用することによ
り、初期コストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態例に係る特定エリア認識装
置としての車両状況認識装置を備えた課金システムの概
略構成図。
【図2】車両状況認識装置の概略ブロック構成図。
【図3】課金エリアに対する車両位置の状況を表す概念
図。
【図4】基地局側の処理フローチャート。
【図5】車載器側の処理フローチャート。
【図6】課金エリアの補正状況の概念図。
【符号の説明】
1 車両 2 車載器 3 課金エリア 4 路側アンテナ 5 基地局 6 送受信機 7 処理装置 8 スピーカ 9 表示装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5H180 AA01 BB05 EE10 FF03 FF13 FF25 5K067 AA29 AA33 BB26 DD20 EE02 EE10 EE24 FF03 FF04 GG01 GG11 JJ53 JJ66

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 位置情報を受信する移動機器と、特定エ
    リアに対する移動機器の位置を割り出す位置割り出し手
    段と、位置割り出し手段による移動機器の位置を移動機
    器側に認識させる認識手段とを備えたことを特徴とする
    特定エリア認識装置。
  2. 【請求項2】 車両に乗せられる移動機器と、特定エリ
    アの対象地域に対する車両の位置を割り出す位置割り出
    し手段と、位置割り出し手段による車両の位置を移動機
    器側で認識させる認識手段とを備えたことを特徴とする
    車両状況認識装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、認識手段には、車両
    が特定エリアに進入した際に進入を認識させる機能が備
    えられていることを特徴とする車両状況認識装置。
  4. 【請求項4】 請求項2において、認識手段には、車両
    が特定エリアへの接近及び特定エリアへの進入及び特定
    エリアの通過を異なる認識態様により認識させる機能が
    備えられていることを特徴とする車両状況認識装置。
  5. 【請求項5】 請求項2において、認識手段には、車両
    が特定エリアに接近した際に特定エリアへの進入を回避
    するための道路ルートを認識させる機能が備えられてい
    ることを特徴とする車両状況認識装置。
  6. 【請求項6】 請求項2において、認識手段には、車両
    が特定エリア内で境界に接近した際に特定エリア内に止
    まるための道路ルートを認識させる機能が備えられてい
    ることを特徴とする車両状況認識装置。
  7. 【請求項7】 請求項2において、認識手段には、位置
    割り出し手段による検出誤差を判断する機能と、車両が
    特定エリアに接近した際に検出誤差の分だけ境界を遠ざ
    けて特定エリアへの進入を判断する機能とが備えられて
    いることを特徴とする車両状況認識装置。
  8. 【請求項8】 請求項2乃至請求項7のいずれか一項に
    おいて、特定エリアは、通行することにより通行料金を
    支払う課金エリアであり、認識手段は、課金エリアへの
    車両の進入が確認された際に課金処理を実施する機能が
    備えられていることを特徴とする車両状況認識装置。
  9. 【請求項9】 請求項8において、移動機器は、課金エ
    リアの境界で路側機器との間で無線通信を行うことで必
    要情報を交信する車載器であり、位置割り出し手段は、
    車載器との無線通信により車両の位置を割り出す複数の
    課金事業者基地局であることを特徴とする車両状況認識
    装置。
  10. 【請求項10】 請求項8において、移動機器は、車両
    に乗車した運転者が持参する携帯電話手段であり、位置
    割り出し手段は、携帯電話手段からの電波を受信する携
    帯電話手段事業者基地局であることを特徴とする車両状
    況認識装置。
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