JP2004199371A - 車両管理システムならびに移動局装置および基地局装置 - Google Patents

車両管理システムならびに移動局装置および基地局装置 Download PDF

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Abstract

【課題】車両が有料道路など、出入りを制限されている出入制限道路を走行中の場合には、他の場合と異なる車両管理を行う。
【解決手段】移動局装置3を搭載する車両2は、基地局装置5が設置される管理センタ4と定期的に通信を行う。移動局装置3はGPSアンテナ12を含み、自車位置を検出する。通信機器11は、自車位置や動態などの車両データを管理センタ4に送信する。管理センタ4では、パソコン20の処理で、車両データ▲2▼基づく車両2の管理を行い、配車などの必要に応じて指令を与える。車両2が有料道路に入るとETC機器13による決済が自動的に行われる。ETC機器13の作動で、車両2が有料道路を走行中であると判断されると有効でない通信を抑制する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、各種業務用車両の運行などを、各車両とセンタとの間で通信を行いながら管理する車両管理システムならびに移動局装置および基地局装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、タクシーや荷物運搬車などの業務用車両を効率良く運行させるために、各車両に通信装置を搭載し、管理センタとの間で通信を行いながら、管理センタから各車両に各種の指示を行う車両管理システムが利用されている。各車両には、GPS(Global Positioning System )などによって自車位置を特定する機能を装備させている。各車両に搭載される通信装置は移動局となり、管理センタ側の基地局に、自車位置を含む車両データを定期的に通知する。管理センタでは、車両データを受信して、各車両を効率良く運行させるために情報の提供や指示を行う。車両とセンタとの間の通信を利用すると、交通情報を収集して、道路などの交通を管理することもできる(たとえば特許文献1および特許文献2参照)。
【0003】
道路交通を円滑化するために、有料道路での料金支払いを自動化するETC(Electronic Toll Collection system )と呼ばれる「ノンストップ自動料金支払いシステム」も利用可能になっている。ETCは、車両に装備した車載器に契約情報などを記録したETCカード(ETC用のICカード)を挿入して使用する。有料道路の料金所には路側アンテナが設置され、車載器との間で無線通信を行いながら、通行料金等の情報を有料道路側のコンピュータシステムとETCカードとの双方に登録する。この処理には、実際には短時間しか必要ではなく、車両は料金所で停車することなく通行することができる。
【0004】
たとえば、ETCを利用する入口の場合、車両は、予め乗車時などにETCカードを車載器に差込んでおき、ETCを利用できることを示す表示板があるETC専用ゲートを通って通行する。ETC専用ゲートを車両が通行すると、路側アンテナと車載器との間で無線通信が行われる。無線通信が正常に行われると、表示板に通過のサインが表示され、前方で通路を塞いでいるバー等が解除される。
無線通信によって、利用者は、目に見えない通行券受取ることになる。
【0005】
ETCを利用する出口の場合も、ETCが利用可能なことを示す表示板のあるETC専用ゲートを通行する際に、無線通信によって料金決済が自動的に行われる。料金決済が正常に行われると、表示板に通行料と通過のサインとが表示され、前方で通路を塞いでいるバー等が上がって通行が可能になる。このようなETCの機能を利用する有料道路利用履歴生成装置も提案されている(たとえば特許文献3参照)。
【0006】
【特許文献1】
特開2000−48300号公報
【特許文献2】
特開2001−195693号公報
【特許文献3】
特開2001−338312号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
たとえば、タクシー車両であれば、空車状態であれば、自車位置の近傍で顧客の出現を待つ状態であり、配車の指示を受けて顧客を乗車させることを希望するものである。ただし、高速道路などを含む有料道路や、高架道路、トンネルなど、出入可能な場所が限られている出入制限道路を通行中のときには、配車の指示を受けても必ずしも直ちに対応することはできず、出入制限道路から出る場所は指示される位置から離れてしまうこともある。
【0008】
車両にGPSなど、自車位置を特定する機器を搭載し、管理センタに自車位置のデータを通知していれば、高速道路などの有料道路を含む出入制限道路を走行中であるか否かは、道路地図データなどを参照して、判別することができる可能性がある。しかしながら、自車位置の特定精度はあまり高くないので、道路の密度が高い地域では、車両の自車位置から走行中の道路を特定することは困難である。
【0009】
このため、有料道路等を通行しているか否かで管理状態を変えるようにするには、車両に搭載する移動局装置に操作スイッチを設け、運転者等の車両搭乗者が有料道路を通行中であることを示すスイッチ操作などを行う必要がある。このようにして、管理センタでは車両が有料道路等を通行中であるとの認識は可能であるけれども、移動局装置との間での通信に対して、特別な制御は行われていない。移動局装置は、有料道路上の自車位置を定期的に通知しても、有料道路を出るまでは、管理センタからの指令に応じることはできない。
【0010】
このため、有料道路を通行中であることは管理センタで認識しても、車両管理システムとして、次のような問題がある。
▲1▼有料道路等の通行を管理センタに通知するのに、運転者等の操作が必要である。
▲2▼運転者等のスイッチ操作による申告で有料道路等の通行を通知する場合、操作誤りなども想定される。管理センタでは、操作誤りを判別するのに種々の処理が必要となる。
▲3▼有料道路等を走行中の車両も、通常と同様に扱うため、移動局装置は車両の運行管理を有効に行う対象となりにくいデータを通信する必要がある。
【0011】
本発明の目的は、車両が有料道路など、出入りを制限されている出入制限道路を走行中の場合には、他の場合と異なる管理を行うことができる車両管理システムならびに移動局装置および基地局装置を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明は、複数の車両にそれぞれ搭載される移動局装置と、センタに設置される基地局装置とが通信を行いながら、センタ側で車両の運行を管理する車両管理システムにおいて、
少なくとも1台の車両に搭載され、該車両が出入口に制限がある出入制限道路を通過中であるか否かを検出する出入制限道路検出手段を含み、
移動局装置は、出入制限道路検出手段の検出結果に応答し、出入制限道路への進入時と出入制限道路からの退出時とに、基地局装置に該車両が出入制限道路に入るまたは出ることをそれぞれ通知し、
車両が出入制限道路に入ってから出るまでの間、該車両の移動局装置と基地局装置との間の通信が抑制されることを特徴とする車両管理システムである。
【0013】
本発明に従えば、車両管理システムは、複数の車両にそれぞれ搭載される移動局装置と、センタに設置される基地局装置とが通信を行いながら、センタ側で車両の運行を管理するために、出入制限道路検出手段を含む。出入制限道路検出手段は、少なくとも1台の車両に搭載され、該車両が出入口に制限がある出入制限道路を通過中であるか否かを検出する。車両に搭載される移動局装置は、出入制限道路検出手段の検出結果に応答し、出入制限道路への進入時と出入制限道路からの退出時とに、基地局装置に該車両が出入制限道路に入るまたは出ることをそれぞれ通知するので、基地局装置が設置されているセンタに、出入制限道路に進入した時点と、出入制限道路から退出する時点とに、確実に通知を行うことができる。移動局装置とセンタの基地局装置とは、車両が出入制限道路に入ってから出るまでの間、通信を抑制するので、車両の管理上有効でないデータの送受に要する負担を軽減することができる。車両がタクシーなどであれば、走行している道路から出られない位置では配車を行わないようにすることができる。
【0014】
また本発明は、前記車両に、有料道路の入出場の際、料金所に設置した路側アンテナとの間で無線通信を行って、利用料金を自動的に決済するETC機器を搭載しておき、
前記移動局装置は、ETC機器の作動に応答して、前記基地局装置に対し、前記出入制限道路としての有料道路へ入る、または有料道路から出る通知を行うことを特徴とする。
【0015】
本発明に従えば、有料道路の入出場の際、料金所に設置した路側アンテナとの間で無線通信を行って、利用料金を自動的に決済するETC機器の作動に応答して、車両側の移動局装置は、基地局装置に対し、前記出入制限道路としての有料道路へ入る、または有料道路から出る通知を行うので、運転者等の操作によらず、確実に有料道路への出入りを通知することができる。ETC機器の作動に基づく情報は信頼性が高いので、車両が有料道路を走行していることは確実となり、車両側からのあまり有効でないデータ通信や、センタ側からの無駄な配車データなどの通信を避けることができる。これによって、通信トラヒックを低減し、通信が有料でデータ量による課金になる場合は、通信料金の低減も図ることができる。
【0016】
また本発明で、前記移動局装置と基地局装置との間の通信の抑制は、通信を行う時間間隔を増大させて行うことを特徴とする。
【0017】
本発明に従えば、車両が出入制限道路に入ってから出るまでの間、移動局装置と基地局装置との間の通信は、通信を行う時間間隔を増大させて抑制するので、通信が行われていない間の時間を利用し、センタは出入制限道路を走行していない他の車両に関する情報をより有効に収集することができる。車両側では、通信の頻度が減り、応答の負担を軽減することができる。
【0018】
また本発明で、前記移動局装置と基地局装置との間の通信の抑制は、通信を行う距離間隔を増大させて行うことを特徴とする。
【0019】
本発明に従えば、車両が出入制限道路に入ってから出るまでの間、移動局装置と基地局装置との間の通信は、通信を行う距離間隔を増大させて抑制するので、通信を行う時間間隔も距離に合わせて増大し、通信が行われていない間の時間を利用し、センタは出入制限道路を走行していない他の車両に関する情報をより有効に収集することができる。車両側では、通信の頻度が減り、応答の負担を軽減することができる。
【0020】
また本発明で、前記移動局装置と基地局装置との間の通信の抑制は、前記出入制限道路の走行中には通信を行わないことを特徴とする。
【0021】
本発明に従えば、車両が出入制限道路に入ってから出るまでの間、移動局装置と基地局装置との間では通信を行わないので、通信が行われていない間の時間を利用し、センタは出入制限道路を走行していない他の車両に関する情報をより有効に収集することができる。車両側では、通信への応答の負担を免れることができる。
【0022】
また本発明で、前記移動局装置と基地局装置との間の通信の抑制は、基地局装置が移動局装置への指令で行うことを特徴とする。
【0023】
本発明に従えば、基地局装置による指令で、車両が出入制限道路を走行中に行う通信が抑制されるので、車両の搭乗者等の操作を要しないで、車両管理上に有効でない通信を抑制することができる。
【0024】
また本発明で、前記移動局装置は、前記基地局装置から設定されるデータに応じて動作する機能を備え、
前記移動局装置と基地局装置との間の通信の抑制は、基地局装置から移動局装置へデータを設定して行うことを特徴とする。
【0025】
本発明に従えば、移動局装置へ基地局装置へデータを設定して通信の抑制を行うので、抑制が必要な程度に応じてデータを設定すれば、車両が走行中の出入制限道路の種類などに応じて適切な通信の抑制を行うことができる。
【0026】
さらに本発明は、有料道路の入出場の際、料金所に設置した路側アンテナとの間で無線通信を行って、利用料金を自動的に決済するETC機器を備える車両に搭載され、センタに設置される基地局装置と通信を行いながら、センタ側で車両の運行を管理させるための移動局装置であって、
ETC機器の作動に応答し、有料道路への進入時と有料道路からの退出時とに、基地局装置に該車両が有料道路に入るまたは出ることをそれぞれ通知する通知手段を含むことを特徴とする移動局装置である。
【0027】
本発明に従えば、移動局装置は、有料道路の入出場の際、料金所に設置した路側アンテナとの間で無線通信を行って、利用料金を自動的に決済するETC機器を備える車両に搭載され、センタに設置される基地局装置と通信を行いながら、センタ側で車両の運行を管理させるために、通知手段を含む。通知手段は、ETC機器の作動に応答し、有料道路への進入時と有料道路からの退出時とに、基地局装置に該車両が有料道路に入るまたは出ることをそれぞれ通知するので、有料道路への出入りを高い信頼性で自動的に基地局装置に通知することができる。
【0028】
また本発明は、前記基地局装置から通信で設定されるデータに従って、前記ETC機器が有料道路へ進入を検知してから有料道路からの退出を検知するまで、該基地局装置との間で行う通信を抑制する抑制手段をさらに含むことを特徴とする。
【0029】
本発明に従えば、抑制手段によって、基地局装置から通信で設定されるデータに従い、ETC機器が有料道路へ進入を検知してから有料道路からの退出を検知するまで、基地局装置との間で行う通信を抑制するので、有料道路走行中の無駄な通信を基地局装置からの指令に基づいて、確実に抑制することができる。
【0030】
さらに本発明は、移動局装置を搭載する複数の車両と通信を行いながら各車両の管理を行うためのセンタに設置され、各車両から情報を収集して各車両に運行の指令を与える基地局装置であって、
移動局装置との通信によって、各車両に関する位置と動態とを含む情報を収集する情報収集手段と、
車両に搭載される移動局装置から、該車両が出入口に制限がある出入制限道路を通過中であることを示す通知を受けると、該移動局装置との間の通信を抑制する通信抑制手段とを含むことを特徴とする基地局装置である。
【0031】
本発明に従えば、基地局装置は、移動局装置を搭載する複数の車両と通信を行いながら各車両の管理を行うためのセンタに設置され、各車両から情報を収集して各車両に運行の指令を与えるために、情報収集手段と通信抑制手段とを含む。
情報収集手段が移動局装置との通信によって、各車両に関する位置と動態とを含む情報を収集する間に、通信抑制手段は、車両に搭載される移動局装置から、該車両が出入口に制限がある出入制限道路を通過中であることを示す通知を受けると、該移動局装置との間の通信を抑制するので、出入制限道路を通過中の車両に対する無駄な通信を避けることができる。
【0032】
また本発明は、前記情報収集手段が、前記出入制限道路として有料道路を通過中であることを示す通知を、前記車両に搭載され、有料道路の入出場の際、料金所に設置した路側アンテナとの間で無線通信を行って、利用料金を自動的に決済するETC機器の作動に応じて受けるときに、
前記通信抑制手段は、前記通信の抑制を行うことを特徴とする。
【0033】
本発明に従えば、情報収集手段は、出入制限道路として有料道路を通過中であることを示す通知を、車両に搭載され、有料道路の入出場の際、料金所に設置した路側アンテナとの間で無線通信を行って、利用料金を自動的に決済するETC機器の作動に応じて受けるので、車両が有料道路を走行しているか否かについての情報を高い信頼性で得ることができる。通信抑制手段は、情報収集手段が高い信頼性で得た情報に基づいて通信の抑制を行うので、有効でない通信を確実に避けることができる。
【0034】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の実施の一形態である車両管理システム1の概略的な構成を示す。本実施形態の車両管理システム1は、タクシーなどの業務用の車両2に搭載される移動局装置3と、管理センタ4に設置される基地局装置5とが通信を行いながら、管理センタ4側で車両2の運行を管理する。説明の便宜上、車両2は1台だけしか示していないけれども、管理センタ4は、複数の車両2を同様に管理する。車両2に搭載される移動局装置3は、移動局装置3全体の制御を行う車載端末10と、基地局装置5と無線通信を行う通信機器11と、GPS人工衛星からの電波を受けるGPSアンテナ12と、有料道路での料金を自動的に決済するETC機器13とを含む。管理センタ4に設置される基地局装置5は、車両管理の処理を行うパソコン20と、移動局装置3との無線通信を行う通信機器21と、パソコン20と通信機器21との間のインタフェースを行う通信I/F機器22と、複数の車両2の現在位置や動態を表示するディスプレイ23とを含む。
【0035】
通信機器11,21間の無線通信は、たとえば150MHz帯や400MHz帯の電波を使用して行う。通信機器11,21として、携帯電話を使用することもできる。
【0036】
本実施形態では、少なくとも1台の車両2に、その車両が出入口に制限がある出入制限道路を通過中であるか否かを検出する出入制限道路検出手段として、有料道路への出入検出するETC機器13を搭載している。移動局装置3は、ETC機器13の作動に応答し、有料道路への進入時と有料道路からの退出時とに、基地局装置5にその車両2が有料道路に入るまたは出ることをそれぞれ通知する。車両が有料道路に入ってから出るまでの間、その車両2の移動局装置3と基地局装置5との間の通信が抑制される。
【0037】
ETC機器13の作動によって、高速道路などの有料道路の料金所から入る時点と、料金所から出る時点とを、高い信頼性で知ることができる。すなわち、入口側の料金所から出口側の料金所までの間を車両2が走行中であるか否かを確実に判断することができる。車両が入口側の料金所を通過して出口側の料金所に向って走行中であるときは、少なくとも出口側の料金所を通過するまでは、有料道路から離れることができない。この間に車両2に対して有料道路から離れるような指示を行っても、有効な指示とはいえない。車両2は有料道路を走行していることは確実であるので、車両2の自車位置のデータを高頻度に通信しても、走行中の有料道路上の位置であり、容易に予測可能である。また車両2の動態にも変更は生じない。
【0038】
そこで、移動局装置3と管理センタ4の基地局装置5とは、車両2が料金所間の有料道路に入ってから出るまでの間、通信を抑制する。これによって、車両2の管理上有効でないデータの送受に要する負担を軽減することができる。車両2がタクシーなどであれば、走行している有料道路から出られない位置では配車を行わないようにすることができる。顧客からの配車要求があれば、有料道路走行中の車両2が近い位置にいても、顧客を迎えに行くことはできないので、有料道路等を走行中でない他の車両に配車指示を行う方が、迎車までの待ち時間を少なくして、迅速な顧客サービスを実現することができる。
【0039】
なお、車両2に、有料道路の入出場の際、料金所に設置した路側アンテナとの間で無線通信を行って、利用料金を自動的に決済するETC機器13を搭載しているけれども、有料道路などに局地的な放送を行うビーコンなどが設置されているときに、その放送を受信する機器を搭載していれば、その道路を走行中であることを検出することができる。また、カメラなどの撮像機器を搭載し、道路に沿って設けられる案内標識などを撮像し、画像に含まれる案内表示を文字認識して有料道路などを走行中であるか否かを検出することもできる。画像認識を利用すれば、有料道路ばかりではなく、高架道路、長い橋梁やトンネル、自動車専用道路などで、出入り可能な場所が制限されている出入制限道路を走行中であるか否かを検出する出入制限道路検出手段として利用することができる。
【0040】
車両2が出入制限道路を走行中には、前述の有料道路と同様に、車両2が自由に出入制限道路から離脱することはできず、走行中の管理センタ4との通信はあまり有効ではないからである。
【0041】
図2は、図1に示す車両管理システム1で、移動局装置3と基地局装置5とが通信を行う状態を概略的に示す。車両2が一般道路を走行中には、通信を定期的に行い、管理のために、GPSによって得られる自車位置や、タクシー車両としての実車や空車などの動態を示すデータを、定期的に、たとえば時刻t1,t5,t9などに、移動局装置3から基地局装置5に対して送信する。基地局装置5は、時刻t2,t6,t10などで移動局装置3からのデータを受信した応答として、時刻t3,t7,t11などで、配車などの指示を行う。移動局装置3は、時刻t4,t8,t12などで、基地局装置5からの指示を受信する。基地局装置5から複数の移動局装置3を順次呼出すポーリングなどの方式も用いることができる。
【0042】
時刻t20で、車両が一般道路から有料道路に入ると、図1のETC機器13は、有料道路の料金所を入る際に作動する。車載端末10は、ETC機器13の作動を検知すると、通信機器11から基地局装置5に通知を行う。基地局装置5は、時刻t21で通知を受信すると、時刻t22で移動局装置3に対し、定期通信を行わない制御信号を送信する。移動局装置3は、時刻t23で定期通信を行わない制御信号を受信すると、定期的なデータの送信を停止する。有料道路通過中は、管理センタ4から車両2に、配車データなどの送信も行わない。
【0043】
時刻t30で、有料道路の出口側料金所を出るときにETC機器13が作動すると、移動局装置3は、ETC機器13の作動に応答して、基地局装置5に対し、有料道路から出る通知を行う。基地局装置5は、時刻t31で通知を受信し、時刻t32で、時刻t22で送信した定期通信は行わない制御信号を取消すための定期通信再開の制御信号を送信する。移動局装置3が、定期通信再開の制御信号を受信する時刻t33以降は、時刻t1から時刻t20の前までと同様に、定期通信が行われる。
【0044】
このように、有料道路の入出場の際、料金所に設置した路側アンテナとの間で無線通信を行って、利用料金を自動的に決済するETC機器13の作動に応答して、車両2側の移動局装置3は、基地局装置5に対し、有料道路へ入る、または有料道路から出る通知を行うので、運転者等の操作によらず、確実に有料道路への出入りを通知することができる。ETC機器13の作動に基づく情報は信頼性が高いので、車両2が有料道路を走行していることは確実となり、車両2側からのあまり有効でないデータ通信や、管理センタ4側からの無駄な配車データなどの通信を避けることができる。これによって、通信トラヒックを低減し、通信が有料でデータ量による課金になる場合は、通信料金の低減も図ることができる。
【0045】
また本実施形態では、移動局装置3と基地局装置5との間の通信を、有料道路の走行中には通信を行わないようにして抑制している。車両2が有料道路に入ってから出るまでの間、移動局装置3と基地局装置5との間では通信を行わないので、通信が行われていない間の時間を利用し、管理センタ4は出入制限道路を走行していない他の車両に関する情報をより有効に収集することができる。有料道路を走行している車両2側では、通信への応答の負担を免れることができる。
【0046】
また、移動局装置3と基地局装置5との間の通信の抑制は、通信を行う時間間隔を増大させて行うことも可能である。車両が有料道路等に入ってから出るまでの間、移動局装置3と基地局装置5との間の通信は、通信を行う時間間隔を増大させて抑制するので、通信が行われていない間の時間を利用し、管理センタ4は有料道路等を走行していない他の車両に関する情報をより有効に収集することができる。有料道路等を走行している車両2側では、通信の頻度が減り、応答の負担を軽減することができる。
【0047】
また、移動局装置3と基地局装置5との間の通信の抑制は、通信を行う距離間隔を増大させて行うこともできる。車両2が有料道路等に入ってから出るまでの間、移動局装置3と基地局装置5との間の通信は、通信を行う距離間隔を増大させて抑制するので、通信を行う時間間隔も距離に合わせて増大し、時間間隔を増大しているときと同様の効果を得ることができる。
【0048】
また本実施形態で、移動局装置3と基地局装置5との間の通信の抑制は、基地局装置5が移動局装置3への制御信号を送信することによる指令で行っている。
基地局装置5による指令で、車両2が有料道路を走行中に行う通信が抑制されるので、車両2の搭乗者等の操作を要しないで、車両管理上に有効でない通信を抑制することができる。なお、移動局装置3の側で、有料道路等を走行中は通信を抑制する旨を、基地局装置5に通知して、自動的に通信を抑制するようにすることもできる。
【0049】
移動局装置3は、基地局装置5から設定されるデータに応じて動作する機能を備えるようにしておくこともできる。そのようにすると、移動局装置3と基地局装置5との間の通信の抑制は、基地局装置5から移動局装置3へデータを設定して行うことができる。基地局装置5が移動局装置3へ、たとえば時間間隔や距離間隔のデータを設定して通信の抑制を行うので、抑制が必要な程度に応じてデータを設定すれば、車両2が走行中の有料道路の種類などに応じて適切な通信の抑制を行うことができる。
【0050】
図3は、図1の車両管理システム1を利用してタクシーの配車を行う例を示す。迎車を要求する顧客30に近い車両として、一般道路31を走行中の車両2aよりも、有料道路32を走行中の車両2bの方が近い位置にいる場合を想定する。顧客30が電話で図1の管理センタ4に相当する無線配車センタ40に電話を掛けると、NTTが提供する発信電話番号報知サービスを利用し、顧客データベース41を参照して、顧客30の自宅などの利用場所についての情報が自動的に探索される。本実施形態の基地局装置5は、顧客30の利用場所に有料道路32を走行中の車両2bの方が一般道路31を走行中の車両2aよりも近い場合であっても、一般道路31を走行中の車両2aの方に、迎車の指令を行う。
【0051】
以上で説明している実施形態では、車両2が有料道路などの出入制限道路を走行中であることを自動的に検出しているけれども、移動局装置3に操作スイッチなどを設けて、車両2の運転者等の搭乗者の操作で有料道路等を走行中であることを通知するようにすることもできる。搭乗者の操作であれば、出入制限道路の種類を問わず、容易に通知することができる。ただし、操作間違いなどを起す可能性があり、有料道路の入出場の際、料金所に設置した路側アンテナとの間で無線通信を行って、利用料金を自動的に決済するETC機器13の方が確実に有料道路への出入りを検出することが可能で、信頼性の高い管理を行うことができる。
【0052】
また、車両2として管理するのは、タクシーばかりではなく、宅配便や店舗への荷物運搬の車両などにも、本発明を同様に適用することができる。
【0053】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、車両管理システムは、複数の車両にそれぞれ搭載される移動局装置と、センタに設置される基地局装置とが通信を行いながら、センタ側で車両の運行を管理する際に、車両が出入口に制限がある出入制限道路に入ると出るまでの間、通信を抑制する。出入制限道路への出入りは、出入制限道路検出手段によって行われるので、車両の搭乗者が操作しなくても、確実に検出することができる。車両がタクシーなどであれば、走行している道路から出られない位置では配車を行わないようにして、他の一般道路などを通行中とは異なる車両管理を行うことができる。
【0054】
また本発明によれば、ETC機器の作動を利用して、車両が有料道路へ入る、または有料道路から出る通知を高い信頼性で自動的に行うことができる。車両が有料道路を走行していることは確実となり、車両側からのあまり有効でないデータ通信や、センタ側からの無駄な配車データなどの通信を避けることができる。
これによって、通信トラヒックを低減し、通信が有料でデータ量による課金になる場合は、通信料金の低減も図ることができる。
【0055】
また本発明によれば、車両が出入制限道路を走行中に、移動局装置と基地局装置との間で通信を行う時間間隔を増大させるので、通信が行われていない間の時間を利用し、センタは出入制限道路を走行していない他の車両に関する情報をより有効に収集することができる。車両側では、通信の頻度が減り、応答の負担を軽減することができる。
【0056】
また本発明によれば、車両が出入制限道路を走行中に、移動局装置と基地局装置との間で通信を行う距離間隔を増大させるので、通信が行われていない間に、センタは出入制限道路を走行していない他の車両に関する情報をより有効に収集することができる。車両側では、通信の頻度が減り、応答の負担を軽減することができる。
【0057】
また本発明によれば、車両が出入制限道路を走行中に、移動局装置と基地局装置との間で通信を行わないので、センタは出入制限道路を走行していない他の車両に関する情報をより有効に収集することができる。車両側では、通信への応答の負担を免れることができる。
【0058】
また本発明によれば、車両が出入制限道路を走行中に、基地局装置からの指令で、車両管理上に有効でない通信を抑制することができる。
【0059】
また本発明によれば、基地局装置が移動局装置へデータを設定して通信の抑制を行うので、抑制が必要な程度に応じてデータを設定して、適切な通信の抑制を行うことができる。
【0060】
さらに本発明によれば、有料道路の入出場の際に利用料金を自動的に決済するETC機器を備える車両の移動局装置から、センタに設置される基地局装置に、ETC機器の作動に基づき、有料道路への進入時と有料道路からの退出時とにそれぞれ通知するので、有料道路への出入りを高い信頼性で自動的に通知することができ、車両管理を有料道路の通行中と他の道路の通行中とで異なるように行う車両管理システムを有効に機能させることができる。
【0061】
また本発明によれば、基地局装置から通信で設定されるデータに従い、ETC機器が有料道路へ進入を検知してから有料道路からの退出を検知するまで、基地局装置との間で行う通信を抑制するので、有料道路走行中の無駄な通信を基地局装置からの指令に基づいて、確実に抑制することができる。
【0062】
さらに本発明によれば、基地局装置は、情報収集手段が移動局装置との通信によって、各車両に関する位置と動態とを含む情報を収集する間に、移動局装置から、車両が出入口に制限がある出入制限道路を通過中であることを示す通知を受けると移動局装置との間の通信を抑制するので、出入制限道路を通過中の車両と、他の道路を通過中の車両とで車両管理を異ならせ、出入制限道路を通過中の車両に対する無駄な通信を避けることができる。
【0063】
また本発明によれば、出入制限道路として有料道路を通過中であることを示す通知を、車両に搭載されるETC機器の作動に応じて受けるので、車両が有料道路を走行しているか否かについての情報を高い信頼性で得ることができ、通信の抑制を確実に行って、有効でない通信を確実に避けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態である車両管理システム1の概略的な構成を示すブロック図である。
【図2】図1の管理センタ4側と車両2との間で行う通信の状態を示すタイムチャートである。
【図3】図1の車両管理システム1をタクシーの配車に適用している状態を示す図である。
【符号の説明】
1 車両管理システム
2,2a,2b 車両
3 移動局装置
4 管理センタ
5 固定局装置
10 車載端末
11,21 通信機器
13 ETC機器
20 パソコン
30 顧客
32 有料道路
40 無線配車センタ
41 顧客データベース

Claims (11)

  1. 複数の車両にそれぞれ搭載される移動局装置と、センタに設置される基地局装置とが通信を行いながら、センタ側で車両の運行を管理する車両管理システムにおいて、
    少なくとも1台の車両に搭載され、該車両が出入口に制限がある出入制限道路を通過中であるか否かを検出する出入制限道路検出手段を含み、
    移動局装置は、出入制限道路検出手段の検出結果に応答し、出入制限道路への進入時と出入制限道路からの退出時とに、基地局装置に該車両が出入制限道路に入るまたは出ることをそれぞれ通知し、
    車両が出入制限道路に入ってから出るまでの間、該車両の移動局装置と基地局装置との間の通信が抑制されることを特徴とする車両管理システム。
  2. 前記車両に、有料道路の入出場の際、料金所に設置した路側アンテナとの間で無線通信を行って、利用料金を自動的に決済するETC機器を搭載しておき、
    前記移動局装置は、ETC機器の作動に応答して、前記基地局装置に対し、前記出入制限道路としての有料道路へ入る、または有料道路から出る通知を行うことを特徴とする請求項1記載の車両管理システム。
  3. 前記移動局装置と基地局装置との間の通信の抑制は、通信を行う時間間隔を増大させて行うことを特徴とする請求項1または2記載の車両管理システム。
  4. 前記移動局装置と基地局装置との間の通信の抑制は、通信を行う距離間隔を増大させて行うことを特徴とする請求項1または2記載の車両管理システム。
  5. 前記移動局装置と基地局装置との間の通信の抑制は、前記出入制限道路の走行中には通信を行わないことを特徴とする請求項1または2記載の車両管理システム。
  6. 前記移動局装置と基地局装置との間の通信の抑制は、基地局装置が移動局装置への指令で行うことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の車両管理システム。
  7. 前記移動局装置は、前記基地局装置から設定されるデータに応じて動作する機能を備え、
    前記移動局装置と基地局装置との間の通信の抑制は、基地局装置から移動局装置へデータを設定して行うことを特徴とする請求項6記載の車両管理システム。
  8. 有料道路の入出場の際、料金所に設置した路側アンテナとの間で無線通信を行って、利用料金を自動的に決済するETC機器を備える車両に搭載され、センタに設置される基地局装置と通信を行いながら、センタ側で車両の運行を管理させるための移動局装置であって、
    ETC機器の作動に応答し、有料道路への進入時と有料道路からの退出時とに、基地局装置に該車両が有料道路に入るまたは出ることをそれぞれ通知する通知手段を含むことを特徴とする移動局装置。
  9. 前記基地局装置から通信で設定されるデータに従って、前記ETC機器が有料道路へ進入を検知してから有料道路からの退出を検知するまで、該基地局装置との間で行う通信を抑制する抑制手段をさらに含むことを特徴とする請求項8記載の移動局装置。
  10. 移動局装置を搭載する複数の車両と通信を行いながら各車両の管理を行うためのセンタに設置され、各車両から情報を収集して各車両に運行の指令を与える基地局装置であって、
    移動局装置との通信によって、各車両に関する位置と動態とを含む情報を収集する情報収集手段と、
    車両に搭載される移動局装置から、該車両が出入口に制限がある出入制限道路を通過中であることを示す通知を受けると、該移動局装置との間の通信を抑制する通信抑制手段とを含むことを特徴とする基地局装置。
  11. 前記情報収集手段が、前記出入制限道路として有料道路を通過中であることを示す通知を、前記車両に搭載され、有料道路の入出場の際、料金所に設置した路側アンテナとの間で無線通信を行って、利用料金を自動的に決済するETC機器の作動に応じて受けるときに、
    前記通信抑制手段は、前記通信の抑制を行うことを特徴とする請求項10記載の基地局装置。
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