JP3156743U - 案内装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】読み取ったETCカードの不適合等のため、ETCレーン内で動きが取れなくなった車両を、迅速かつ適切に退去させることができるようにする室内装置を提供する。【解決手段】ETCカードに係る車両の入口又は出口に車両側の端末12を設置し、この車両側の端末12との間で音声及び映像を送受する応答端末11を設ける。この車両側の端末12及び応答端末11により、車両の搭乗者及びオペレータについて音声及び映像を送受し、応答端末11側の操作により各種の案内を提供する。【選択図】図1

Description

本考案は、例えばETC(Electronic Toll Collection System)レーンの設備に関する。
従来、ETCでは、高速道路に侵入する際に、高速道路の入口に設けられた無線通信装置と車載のETC端末装置との間の無線通信により、この車載のETC端末装置にセットされたICカード(ETCカードである)に高速道路への侵入に関する情報が記録される。また高速道路から出る際に、高速道路の出口に設けられた無線通信装置とETC端末装置との間の無線通信により、高速道路の利用料金がETCカードから引き落とされる。
また高速道路では、ETC未対応の車両も通行することから、入口及び出口には、ETC対応の車両が通行するETCレーンと、ETC未対応の車両が通行する一般車両用のレーンとが設けられる。またETCレーンには、開閉バーが設けられ、ETC未対応の車両の進入、退出を防止し、さらには正しくETCカードをセットしていない車両、期限切れのETCカードをセットした車両等の進入、退出を防止する。
このETCに関して、例えば特開2001−167299号公報には、ETCの稼働率を向上する工夫が提案されている。
特開2001−167299号公報
ところで高速道路では、運転手の過誤等によりETCに対応できない車両がETCレーンに侵入する場合がある。このような車両は、開閉バーが開かないことにより、ETCレーンで動きが取れなくなる。このような車両は、迅速かつ適切にETCレーンから退去させることが必要である。
本考案は、以上の点を考慮してなされたもので、ETCレーンで動きが取れなくなった車両を、迅速かつ適切にETCレーンから退去させることができる案内装置を提案することを目的とする。
本考案者は、ETCレーン等に配置した車両側端末と応答端末との間で、相互に音声及び映像を送受し、映像及び音声により車両の搭乗者に案内を提供することで上記課題を解決できる知見を得た。すなわち、本考案は[1]〜[3]を提供するものである。
(1)ETCカードの処理により開閉バーを開閉して車両の進入又は退出を制限する車両の入口又は出口に設置される車両側の端末と、前記車両側の端末との間で音声及び映像を送受する応答端末とを有し、前記車両側の端末は、前記応答端末から伝送された映像を表示する表示部と、前記応答端末から伝送された音声を出力するスピーカと、前記車両の搭乗者の映像を取得するカメラと、前記搭乗者の音声を取得するマイクと、押しボタンと、制御部とを備え、前記応答端末は、オペレータを撮像するカメラと、前記オペレータの音声を取得するマイクと、前記車両側の端末から伝送された映像を表示する表示部と、前記車両側の端末から伝送された音声を出力するスピーカと、制御部とを備え、前記車両側の端末の制御部及び前記応答端末の制御部は、前記入口又は出口で前記ETCカードを正常に処理できないことにより、前記開閉バーを開いて車両を進入又は退出させることが出来ない場合、ETCの設備から得られる警告信号により、前記車両側の端末の表示部に緊急通報画面を表示して当該車両の搭乗者に前記押しボタンの操作を促し、前記押しボタンが操作されると、当該押しボタンの操作を前記応答端末に通知した後、前記応答端末のカメラ及びマイクで取得したオペレータの映像及び音声を前記車両側の端末に伝送して前記車両側の端末の表示部及びスピーカで表示及び出力すると共に、前記車両側のカメラ及びマイクで取得した映像及び音声を前記応答端末に伝送して前記応答端末の表示部及びスピーカで表示及び出力する。
(2)請求項1の構成において、前記入口及び出口は、高速道路の入口及び出口であり、前記車両側の端末の制御部及び又は前記応答端末の制御部は、前記応答端末に設けられた操作子の操作に応動して前記車両側の端末の表示部に、前記ETCカードに関する操作の案内を表示する。
(3)請求項2の構成において、前記応答端末の制御部は、前記応答端末の操作に応動して前記開閉バーを開制御することを特徴とする請求項2に記載の案内装置。
本考案によれば、ETCレーン等のETCカードを利用した各種の施設において、車両の搭乗者及びオペレータについて音声及び映像を送受することから、オペレータにおいては、車両の搭乗者の様子を観察しながら適切な指示を与えることができる。また車両の搭乗者においては、オペレータの姿を目にして心を落ち着かせることができ、オペレータの案内にも適切に対応することができる。またさらにこの車両側の端末に設けられた表示部を利用してオペレータの映像に代えて各種の案内を映像により提供することもでき、この場合にはETCレーン等において一段と搭乗者の理解を深めることができる。これによりETCレーン等で動きが取れなくなった車両を、迅速かつ適切にETCレーンから退去させることができる。またさらにETCレーンの施設では、オプションとして発券機等を設けることにより、ETCレーンの出口側で入口側侵入履歴を把握することもできる。
本考案の第1の実施の形態に係るETCレーンを示す斜視図である。 図1のETCレーンに係るレーン端末と応答端末との関係を示す図である。 図1のレーン端末の正面図である。 図3のレーン端末のブロック図である。 図1のETCレーンに係る応答端末の斜視図である。 図1のETCレーンに係るレーン端末と応答端末との処理手順を示すフローチャートである。 緊急通報の表示画面である。 オペレータの応答状態における表示画面を示す図である。 各種の案内の表示画面を示す図である。
以下、本考案の実施形態について図面を参照しながら詳述する。
(1)第1の実施の形態の構成
図1は、本考案の第1の実施の形態に係るETCレーンを示す略線図である。この図1では、車両2の進行方向を矢印Aにより示す。このETCレーン1は、高速道路の入り口に設置されるETCレーンであり、光学的に車両2を検出する車両検出器3A〜3Dが車両2の進入側に設けられる。ETCレーン1は、この車両検出器3A〜3Dの退出側に、道路をまたぐ門型の支持体4が設けられ、車両2に搭載されたETC端末装置22との無線通信用のアンテナ5がこの支持体4に設けられる。
またETCレーン1は、車両2の退出側に車両検出器3A〜3Dと同様の車両検出器6A、6Bが設けられ、この車両検出器6A、6Bの進入側に開閉バー7、この開閉バー7を開閉する駆動部8が設けられる。またさらにETCレーン1は、管理事務所10に設けられた制御機33と共に、各部の動作を制御する制御部9が設けられる。
ここでETCレーン1では、車両検出器3A〜3Dにより、当該レーンへの車両2の進入を検出し、さらに通信可能エリアの通過を検出する。なおここで通信可能エリアは、アンテナ5の通信可能エリアであり、この図1においてはハッチングにより示す。ETCレーン1は、車両2がこの通信可能エリアを通過する間、アンテナ5を用いた車両2のETC端末装置22との無線通信により、このETC端末装置22にセットされたETCカードにこのインターチェンジへの進入の情報を記録する。またETCレーン1は、このインターチェンジへの進入の情報を正しく記録できた場合には、制御機33による駆動部8の制御により開閉バー7を開き、この開閉バー7を通過した車両2の退出が車両検出器6A、6Bにより検出されると、開閉バー7を閉じる。
制御部9は、この一連のETCカードに係る一連の処理を正常に実行できない場合、開閉バー7の開閉を停止し、車両2の退出を妨害する。なおここでこの一連の処理を正常に実行できない場合は、車両2のETC端末装置22に応答を呼び掛けても応答が得られない場合、車両2のETC端末装置22から応答が得られるものの、ETCカードへの情報記録が困難な場合である。なお前者の例は、車両2にETC端末装置22が搭載されていない場合、車両2に搭載されたETC端末装置22が電源の未供給等により正常に動作しない場合等である。これに対して後者の例は、ETC端末装置22にETCカードをセットしていない場合、裏表を誤ってETC端末装置22にETCカードをセットしている場合、ETCカード以外のカードを誤ってETC端末装置22にセットしている場合、ETCカードの期限切れ等である。
これによりこのETCレーン1では、ETCカードに係る一連の処理を正常に実行できない車両2が進入した場合、開閉バー7が開かないことにより、この車両2がこのETCレーン1で身動きできなくなる。そこでこのETCレーン1において、制御部9は、ETCカードに係る一連の処理を正常に実行できない場合、警告信号(エラー信号)ERを出力する。またさらに制御部9は、この場合、管理事務所10に設置された応答端末11の操作によって制御機33から出力される制御信号SCにより、駆動部8を駆動して開閉バー7を開いた後、車両2の退出が車両検出器6A、6Bにより検出されると、開閉バー7を閉じる。
これによりこのETCレーン1では、動きが取れなくなった車両2については、管理事務所10に設けられた応答端末11の操作によりETCレーン1から退去させる。またこの退去の処理を迅速かつ適切に実行できるように、開閉バー7の手前にレーン端末12が設けられ、このレーン端末12を介して車両2の運転手を適切に案内する。
なおこの図1の例では、1台のレーン端末12が1台の応答端末11に接続されている例を示しているが、図1との対比により図2に示すように、1台の応答端末11Aを複数台のレーン端末12A、12B、12C、‥、12Nに接続し、1台の応答端末11Aで複数台のレーン端末12A、12B、12C、‥、12Nに対応しても良い。またこれに代えてに、複数台の応答端末11A、11B、11Cにより複数台のレーン端末12A、12B、12C、‥、12Nに対応してもよい。なおこれらの場合、ハブを介して応答端末とレーン端末とを接続して、接続の形態を種々に変更することができ、さらには他の料金所、他の管理事務所、上位のネットワーク等に接続することもできる。
図3は、レーン端末12の正面図である。レーン端末12は、長方体形状による筐体の正面に、表示部13が設けられ、応答端末11を操作するオペレータの姿等をこの表示部13で表示する。またこの表示部13の上には、カメラ14が設けられ、このレーン端末12を操作するユーザーの姿を撮影して応答端末11に伝送する。また表示部13の下には、マイク15及びスピーカ16が設けられ、応答端末11との間で音声を送受する。またマイク15の下には応答端末11のオペレータに対して呼び出しをかける押しボタン17が設けられる。また押しボタン17の右側にはオプションユニット装着部18が設けられ、誤ってETCレーンに進入したETC未対応の車両に高速道路の入場券を発行する発券機等を必要に応じて設置可能に構成される。なおオプションユニット装着部18にオプションのユニットを装着した場合、レーン端末12は、応答端末11の制御により、装着したユニットに対応する処理を実行することは言うまでも無い。
図4は、レーン端末12の構成を示すブロック図である。レーン端末12は、これら表示部13、カメラ14、マイク15、スピーカ16、押しボタン17等の各部の構成に対応して、これらの各部に関する構成、応答端末11との間で音声、映像等を送受する構成が設けられる。すなわちこの図4において、カメラ14は、レンズによる光学系、この光学系により被写体を撮像するイメージセンサ、イメージセンサの出力信号を処理すると共にカメラ14の動作を制御するカメラ制御回路、このカメラ制御回路から出力されるビデオデータを出力するUSB通信部等により構成される。外部記憶装置20は、コンピュータモジュール21に実装されたCPUが実行するプログラム、このプログラムの実行により表示部13で表示する各種の情報等が記録される。なおコンピュータモジュール21は、このレーン端末12を制御する制御部として機能するコンピュータである。なおこの図4の例では、LANポートを介して応答端末11との間で各種のデータを送受するように構成されているものの、応答端末11との間のデータ通信には種々の構成を広く適用することができる。
図5は、応答端末11の斜視図である。応答端末11は、操作部、表示部23B、本体部23C等により構成される。ここで操作部は、レーン端末12のマイク15、スピーカ16との間で音声を送受するヘッドセット、開閉バー9の開操作等を指示するキーボード、マウス等が設けられる。表示部23Bは、カメラ14で取得した映像を表示し、応答端末11は、この表示部23Bの上方にカメラ34が設けられ、応答端末11を操作するオペレータをこのカメラ34で撮影する。本体部23Cは、表示部23Bの動作、レーン端末12等を制御する制御部として機能するコンピュータ本体である。
図6は、ETCレーンにETC未対応の車両等が進入した場合の、これらレーン端末12、応答端末11による一連の処理を示すフローチャートである。応答端末11は、エラー信号ERが入力されると、この処理手順を開始し(ステップSP1−SP2)、所定の緊急通報画面をレーン端末12の表示部13で表示する。
ここでこの緊急通報画面は、図7に示すように、緊急の表示であることを示す「緊急表示」を表示すると共に、当該車両の搭乗者に押しボタン17の操作を促すメッセージを表示する画面である。
押しボタン17が押圧操作されると、レーン端末12は、この操作を応答端末11に通知し、応答端末11は、この通知により操作部から所定の警報を発してオペレータをコールする(ステップSP4−SP5)。
応答端末11は、このオペレータコールによりオペレータが応答端末11の前に着席してキーボードを操作すると、対応するレーン端末12と当該応答端末11との間で映像及び音声の回線を接続する(ステップSP6)。またレーン端末12に映像、音声の取得を指示し、レーン端末12においては、この指示によりカメラ14で撮影した映像、マイク15で取得した音声を応答端末11に伝送する。また応答端末11では、表示部23Bの上に設けられたカメラ34でオペレータの映像を取得すると共に、ヘッドセットのマイクによりオペレータの音声を取得し、これら映像及び音声をレーン端末12に伝送する。
レーン端末12では、図8において符号Mにより示すように、応答端末11から伝送されるオペレータの映像を全画面表示し、符号Sにより示すように、当該レーン端末12で取得した搭乗者の映像を子画面により表示する。また応答端末11では、これとは逆に、レーン端末12から伝送された搭乗者の映像をメイン画面で表示すると共に、当該応答端末11で取得したオペレータの映像を子画面により表示する。
この状態でオペレータとレーン端末を操作する搭乗者との間で会話して、応答端末11では、オペレータの操作により、レーン端末12の表示を切り換え、開閉バー7が開かない理由を特定するための各種の案内を提供する(ステップSP7)。図9(A)〜(C)は、この具体的な案内の画面の例を示す図である。ここで車両2がETC端末装置22を備えており、さらにこのETC端末装置22に正常に電源が供給されているにもかかわらず、開閉バー7が開かない場合、ETCカードのセットに関する何らかの異常が発生したものと考えられる。そこでこの場合は、ETCカードが挿入されていることの確認を促す案内(図9(A))、ETCカードの挿入向きの確認を促す案内(図9(B))、ETCカードの期限切れの確認を促す案内(図9(C))をオペレータの操作に応じて適宜表示し、開閉バー7が開かない理由を特定できるようにする。
しかしてこの理由を特定等してオペレータが所定の操作子を操作すると、応答端末11は、制御機33を介した制御部9の制御により開閉バー7を開き(ステップSP8)、一連の処理を完了する。これによりこのETCレーン1では、それまでETCレーン1で立ち往生していた車両2が開閉バー7を通過してETCレーン1を通過し、開閉バー7が閉じて次の車両の処理に移る。
(2)第1の実施の形態の動作
以上の構成において、このETCレーン1では(図1)、ETC対応の車両2が進入すると、この車両2の進入が車両検出器3A〜3Dで検出され、この検出によりアンテナ5を介してこの車両2に搭載されたETC端末装置22との間で無線通信の処理が実行され、このETCレーン1に係るインターチェンジの情報等がETCカードに記録される。またこの一連の処理が滞りなく完了すると、開閉バー7が開制御され、この車両2が開閉バー7を通過してETCレーン1を退出すると、開閉バー7が閉じて次の車両2の処理に移る。
しかしながら運転手の過誤により、ETC未対応の車両2がこのETCレーン1に進入する場合も完全には防止できない。またETC対応の車両2であっても、ETC端末装置22に電源を供給していない場合、ETCカードをセットしていない場合、ETCカードを誤ってセットしている場合等もある。これらの場合、ETCレーン1では、正常にETCカードに係る処理を完了できないことになる。その結果、これらの場合、開閉バー7が開かなくなり、車両2は、ETCレーンで動きが取れなくなる。
この場合、当該車両2では、インターチェンジの担当者により開閉バー7を操作してもらい、ETCレーン1から脱出することになる。また後続の車両が存在する場合も予測されることから、迅速に脱出することが望まれる。しかしながら車両の搭乗者においては、多くの場合、予測していない状況であることから、誰しもETCレーンを迅速かつ的確に脱出できるとは限らない。
そこでこの実施の形態では、ETCカードを正常に処理できない場合、レーン端末12の表示部13で緊急の案内画面が表示され(図3、図7)、押しボタン17の操作が促される。また押しボタン17が操作されると、このインターチェンジの管理事務所10に設けられた応答端末11でオペレータがコールされる。これにより車両2の搭乗者においては、この緊急の案内に従って押しボタン17を操作することにより、迅速かつ確実に担当者に連絡することができ、これによりETCレーン等で動きが取れなくなった車両を、迅速かつ適切にETCレーンから退去させることができる。
またこのオペレータコールによってオペレータが応答端末11を操作すると、このオペレータの映像及び音声がレーン端末12に伝送されて車両2の搭乗者に提供される。これにより車両2の搭乗者に対して、オペレータがその場にいるかのような状況を醸し出すことができ、搭乗者に適切に案内することができ、適切な指示を与えることができる。これによってもETCレーン1で動きが取れなくなった車両を、迅速かつ適切にETCレーンから退去させることができる。
また同様にレーン端末12でも搭乗者の映像及び音声が取得され、この映像及び音声が応答端末11に伝送されてモニタに供される。これによりこの実施の形態では、車両の搭乗者の様子を観察しながら適切な指示を与えることができ、これによってもETCレーン1で動きが取れなくなった車両を、迅速かつ適切にETCレーンから退去させることができる。
しかしてこの実施の形態では、このようにレーン端末12と応答端末11との間で相互に音声及び映像を送受して、応答端末11のオペレータの操作により、レーン端末12の表示が切り換わり、開閉バー7が開かない理由を特定するための各種の案内が提供される。これにより車両の搭乗者は、視覚的に具体的な理由を把握することができ、これによってもスムーズに車両をETCレーンから退去させることができる。また同様のオペレータの操作により、開閉バー7を開制御し、車両2が退出すると、続く車両2の処理に移る。
以上の構成によれば、ETCカードに係る車両の入口に車両側の端末であるレーン端末を設置し、この車両側の端末との間で音声及び映像を送受する応答端末を設け、この車両側の端末及び応答端末により、車両の搭乗者及びオペレータについて音声及び映像を送受し、応答端末側の操作により各種の案内を提供することにより、ETCレーン1で動きが取れなくなった車両を、迅速かつ適切にETCレーンから退去させることができる。
(2)他の実施の形態
なお本考案は、上述の実施の形態に限定されるものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲内で様々な変形や応用が可能である。すなわち例えば上述の実施の形態では、本考案をインターチェンジの入り口に適用する場合について述べたが、これに代えてインターチェンジの出口に適用するしても良い。またさらにETCカードを利用して料金を徴収する駐車場、各種施設の入り口及び出口に適用するようにしても良い。
1 ETCレーン
2 車両
3A〜3D、6A、6D 車両検出器
7 開閉バー
8 駆動部
9 制御部
10 管理事務所
11、11A〜11C 応答端末
12、12A〜12N レーン端末
13、23B 表示部
14、34 カメラ
15 マイク
16 スピーカ
17 押しボタン
18 オプションユニット装着部
20 外部記憶装置
21 コンピュータモジュール
23C 本体部
33 制御機

Claims (3)

  1. ETCカードの処理により開閉バーを開閉して車両の進入又は退出を制限する車両の入口又は出口に設置される車両側の端末と、
    前記車両側の端末との間で音声及び映像を送受する応答端末とを有し、
    前記車両側の端末は、
    前記応答端末から伝送された映像を表示する表示部と、
    前記応答端末から伝送された音声を出力するスピーカと、
    前記車両の搭乗者の映像を取得するカメラと、
    前記搭乗者の音声を取得するマイクと、
    押しボタンと、
    制御部とを備え、
    前記応答端末は、
    オペレータを撮像するカメラと、
    前記オペレータの音声を取得するマイクと、
    前記車両側の端末から伝送された映像を表示する表示部と、
    前記車両側の端末から伝送された音声を出力するスピーカと、
    制御部とを備え、
    前記車両側の端末の制御部及び前記応答端末の制御部は、
    前記入口又は出口で前記ETCカードを正常に処理できないことにより、前記開閉バーを開いて車両を進入又は退出させることが出来ない場合、ETCの設備から得られる警告信号により、前記車両側の端末の表示部に緊急通報画面を表示して当該車両の搭乗者に前記押しボタンの操作を促し、
    前記押しボタンが操作されると、当該押しボタンの操作を前記応答端末に通知した後、
    前記応答端末のカメラ及びマイクで取得したオペレータの映像及び音声を前記車両側の端末に伝送して前記車両側の端末の表示部及びスピーカで表示及び出力すると共に、前記車両側のカメラ及びマイクで取得した映像及び音声を前記応答端末に伝送して前記応答端末の表示部及びスピーカで表示及び出力する
    ことを特徴とする案内装置。
  2. 前記入口及び出口は、
    高速道路の入口及び出口であり、
    前記車両側の端末の制御部及び又は前記応答端末の制御部は、
    前記応答端末に設けられた操作子の操作に応動して前記車両側の端末の表示部に、前記ETCカードに関する操作の案内を表示する
    ことを特徴とする請求項1に記載の案内装置。
  3. 前記応答端末の制御部は、
    前記応答端末の操作に応動して前記開閉バーを開制御する
    ことを特徴とする請求項2に記載の案内装置。
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