JP3612228B2 - 駐車装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両の駐車区画毎に駐車を管理する駐車装置に関し、特に駐車車両の検知技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、駐車場の各駐車区画毎に駐車を管理する、例えば無人管理方式の有料駐車場においては、図10に示すような料金精算装置1、車両の退出を阻止する鎖錠装置2及び駐車区画内の車両の有無を検出する車両検知センサ(図示せず)を備えた駐車装置が駐車区画3毎に設置されている。
【0003】
かかる駐車装置では、駐車区画3に車両が進入して車両検知センサが車両を検知すると、車両検知センサからの検知信号に基づいて例えば鎖錠装置2等に設けた制御装置が動作して鎖錠装置2の駆動部2Aを駆動制御し、前後のタイヤ間に位置する鎖錠板2Bが起立して鎖錠位置となり、車両の退出を阻止する。車両の退出時は、料金精算装置1に所定の駐車料金を投入すると、制御装置が動作して駆動部2Aを駆動制御して鎖錠板2Bが倒伏して解錠位置となり、車両の退出を可能にする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の駐車装置の車両検知方式は、例えば鎖錠装置2側に発光素子を設け料金精算装置1側に受光素子を設け、図10に点線で示すように、発光素子側から受光素子側に赤外線を投光する光センサを用いていた。この場合、車両のタイヤ間に配置する鎖錠装置2側の発光素子と料金精算装置1側の受光素子とを結ぶ光軸が駐車車両により遮断されるよう、料金精算装置1を鎖錠装置2に対して配置しなければならず、料金精算装置1の設置場所及びその向きが限定される。このため、駐車区画のレイアウトが制限されて駐車場スペースの有効利用の点で不利であった。また、降雪により光素子表面が雪で覆われるとセンサ機能が損なわれるので、降雪時の見回り点検等が大変である等の問題がある。
【0005】
本発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、駐車場スペースをより一層有効利用でき、降雪時等でも車両検知手段の車両検知機能が損なわれることがない駐車装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
このため、請求項1に係る発明は、回動軸を介して回動し、起立して車両の退出を阻止する鎖錠位置と倒伏して車両の退出を可能とする解錠位置をとる鎖錠板を備え駐車区画毎に設けられる鎖錠手段と、駐車区画毎に設けられて車両の有無を検知する車両検知センサと、該車両検知センサの車両検知信号で前記鎖錠板が鎖錠位置となり料金精算終了信号で前記鎖錠板が解錠位置となるよう前記鎖錠手段を駆動制御する制御手段とを備えた駐車装置において、前記鎖錠手段は、車両の退出・進入方向に対して略直角方向に駐車区画内に延設される前記鎖錠板を備える鎖錠部に、前記回動軸を境に前記鎖錠板とは反対側に前記回動軸側から下方に向けて傾斜するカバー部を備え、前記車両検知センサは、送信コイルと受信コイルとを備え、送信コイルから受信コイルに向かう磁束の変化に基づいて車両の有無を検出する構成であって、前記送信コイルと受信コイルの一方を前記カバー部の下方に収納し、送信コイルと受信コイルを、前記鎖錠部の前記回動軸に沿った長手方向に間隔を設けて配置して前記鎖錠手段と一体的に設けたことを特徴とする。
ことを特徴とする。
【0007】
請求項2に記載のように、前記カバー部の下方に収納されるコイルは、コイル中心軸が略水平となるよう横向きに取付ける構成とするとよい。
【0009】
請求項3のように、前記カバー部は、樹脂製とするとよい。
また、請求項4のように、前記カバー部は、ボルトで固定する構成とした。この場合、請求項5のように、前記カバー部は、カバー部表面から前記ボルト頭部を突出させない凹部を設ける構成とするとよい。
また、請求項6のように、前記送信コイルと受信コイルの周囲を防水構造とするとよい。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、駐車装置の全体構成を示しており、駐車装置は、料金精算装置10と、駐車車両の鎖錠を行う鎖錠手段としての鎖錠装置20と、後述するように鎖錠装置20に一体に設けられる後述の図2に示すような送信コイル31及び受信コイル33を備える車両検知センサ30(図6参照)とを備え、駐車区画40毎に配置されている。
【0011】
前記鎖錠装置20は、図2及び図3に示すように構成される。
鎖錠装置20は、図1に示すように、駐車区画40の側端の略中央に配置される駆動部21と、この駆動部21から駐車区画40の中央に向けて延設する鎖錠部22とから構成される。
【0012】
鎖錠部22には、地面に設置される金属製のベース部23と、該ベース部23に支持される金属製の鎖錠板24及び車両検知センサ30を覆う樹脂製のカバー部25とが設けられる。鎖錠板24は、回動軸26を介して前記ベース部23の両端壁に回動可能に軸支されている。カバー部25は、鎖錠板24と対応する位置では車両が通過し易いように回動軸26とは反対方向に下方に傾斜し、ボルト27でベース部23に固定される。尚、ボルト27の頭部がカバー部25表面から突出しないようカバー部25表面に凹部25aを設けてある。
【0013】
ベース部23の駐車区画40中央側端部に車両検知センサ30の送信コイル31が回路基板32を介して横向きに取付けられる。また、送信コイル31からの磁束を受信する受信コイル33は、鎖錠板24に沿って送信コイル31と適正な間隔(車両検知にとって)のベース部23位置に回路基板34を介して取付けられている。受信コイル33は、車両の通過を考慮してカバー部25の高さが余り高くならないようにその中心軸が略水平に横向きに取付けられる。受信コイル33は、図4及び図5に示すように中心にフェライトコア33aを有してその周囲にコイル33bが巻回されて各回路素子と共に回路基板34に取付けられる。送信コイル31はコイルからなる。尚、図2中、35、36は、送信コイル31、受信コイル33にそれぞれ接続されるリード線である。また、送信コイル31と受信コイル33の周囲は冠水対策として防水構造にしている。
【0014】
このように、車両検知センサ30は、鎖錠装置20に一体的に設けられ、樹脂製のカバー部25で覆われる構成である。
前記駆動部21は、カバー21A、21Bで覆われ、回動軸26を介して鎖錠板24を起立した鎖錠位置と倒伏した解錠位置とに選択的に駆動する電動モータ等からなる駆動機構52と、後述する料金精算装置10の制御部15からの制御信号に基づいて前記駆動機構を駆動制御する制御回路51と、鎖錠板24の位置を検出する位置検出センサ53等が設けられている。
【0015】
前記駆動機構52は、特公平1−54509号公報によって代表される駆動装置等から構成されている。この駆動機構52は、図示しないが電動モータの駆動軸にクランクが取り付けられ、このクランクにリンク及び別のクランクを介して回動軸26が連結され、、駆動機構52の駆動力が駆動軸、クランク、リンク及びクランクを介して回動軸26に伝達され、鎖錠板24が駆動されるようになっている。尚、カバー21A内に前記電動モータが収納され、前記カバー21B内に2つのクランクとリンク等が収納される。
【0016】
次に、料金精算装置10の構成を図6に基づいて説明する。
料金精算装置10は、パネル前面に駐車料金や鎖錠板24の位置等を表示する表示部11と、コイン投入部12とコイン返却部13等が設けられる。更に、鎖錠装置20の車両検知センサ30からの出力に基づいて車両の有無を判定する車両検知判定部14と、車両検知判定部14からの判定信号及び位置検出センサ53からの信号に基づいて、車両が駐車してからの経過時間に基づく駐車料金の算出及びコインの投入による駐車料金の精算を実行して駐車料金表示出力や鎖錠板位置表示出力、鎖錠板の鎖錠/解錠制御出力等を発生する、マイクロコンピュータを内蔵した制御部15を内蔵している。料金精算装置10には、停電時に料金精算装置10の動作を維持するための停電補償部16が備えられ、停電時に各部に電力を供給できるようになっている。尚、車両検知判定部14は、料金精算装置10側ではなく鎖錠装置20側に設ける構成としてもよい。ここで、制御部15と制御回路51とで制御手段を構成し、車両検知センサ30と車両検知判定部14とで車両検知手段を構成する。
【0017】
次に、かかる駐車装置の一連の動作及び車両検知動作について説明する。
駐車区画40に車両が存在しない状態では、鎖錠板24は倒伏して解錠位置にある。この状態で、車両が駐車区画40に進入し鎖錠部22の上方を通過すると送信コイル31から受信コイル33に向かう磁束が変化する。この磁束の変化に基づいて車両検知センサ30から車両検知信号が料金精算装置10の車両検知判定部14に出力される。車両検知判定部14は、制御部15に車両有りの信号を出力し、制御部15からの制御信号により、鎖錠装置20の制御回路51は駆動機構52を駆動制御して鎖錠板24を起立させて鎖錠位置に駆動する。これにより、進入車両の退出を阻止する。その後、制御部15は、駐車時間に基づいて駐車料金を算出し、表示部11には、駐車料金が表示されると共に位置検出センサ53からの信号により鎖錠板24が起立状態であることを使用者に示す表示が行われる。そして、料金の精算が行われるまでは、車両検知センサ30が磁束変化に応答しないシステム構成になっており、不正退出防止効果を高めている。
【0018】
車両が退出する場合は、使用者がコイン投入部12から駐車料金分のコインを投入すると、制御部15から鎖錠装置20の制御回路51に制御信号が出力され、駆動機構52を介して鎖錠板24を倒伏駆動して解錠位置とする。これにより、駐車車両は退出可能となる。鎖錠板24が倒伏すると位置検出センサ53からの信号で制御部15を介して表示部11に鎖錠板24が倒伏した解錠位置であることを使用者に示す表示が行われる。
【0019】
かかる構成の駐車装置によれば、鎖錠装置20に車両検知センサ30を一体的に設けたので、従来のような光センサ方式のように料金精算装置10の設置位置が制限されない。従って、駐車区画40毎に料金精算装置10を自由に配置でき、駐車場のスペースを従来に比べて有効に利用できる。また、料金精算装置10を駐車区画40の側縁部に配置することが可能となり運転席に近接設置できるので、料金精算等が便利になり使い勝手が向上する。更に、降雪によって鎖錠部22等に雪が積もっても何ら影響を受けることなく正常な車両検知機能を発揮することができる。このため、降雪時等に見回り点検を頻繁に行う必要がなく、駐車装置の管理が極めて楽になる。
【0020】
次に、本発明に係る駐車装置の別の実施形態について説明する。
図7〜図9に本実施形態の駐車装置の構成を示す。尚、図1と同一要素には同一符号を付して説明を省略する。
【0021】
図において、本実施形態の駐車装置は、各駐車区画40毎に設置される鎖錠装置20と、鎖錠装置20と一体化した車両検知センサ30と、鎖錠装置20側の制御部51′からの信号に基づいて実行される駐車料金の計算機能及び鎖錠板2Bの状態を表示する表示機能を備え各駐車区画40毎に設置される表示装置60と、例えば駐車場出入口等に設置され、駐車区画40毎に設置される図8に示すような複数の表示装置60との間で双方向通信可能に接続されて料金精算を行う集中料金精算装置70とを備えて構成される。
【0022】
表示装置60は、図8に示すように、鎖錠装置20側の制御部51′からの信号に基づいて表示出力を発生すると共に駐車時間に基づく駐車料金の算出機能を有する制御部62と、後述する表示部63と、集中料金精算装置70との間の通信を制御する通信制御部64と、停電補償部65等を備えている。
【0023】
本実施形態の表示装置60の表示部63は、図9に示すように、表示面63Aが大きく、表示面63Aには、鎖錠板24が鎖錠位置にある場合に、多数の発光ダイオードにより大きく「×」マークを表示する警告マーク表示部63aと、警告マーク表示部63a上方に「退車禁止」等の文字を表示する警告文字表示部63bと、警告マーク表示部63a下方に駐車区画を示す駐車区画番号を表示する駐車区画番号表示部63cとを有する。
【0024】
集中料金精算装置70は、各表示装置60との間の通信を制御する通信制御部71を備えると共に、図示しないが従来と同様に金銭投入部、釣り銭返却部、料金精算等を行う制御部、領収書発行部、自分の使用した駐車区画を指定する等の操作を行う操作部等を備えている。尚、カードやサービス券等の発行及び使用も可能な構成であることは言うまでもない。
【0025】
また、本実施形態の鎖錠装置20は、車両検知センサ30からの出力に基づいて車両の有無を判定する車両検知判定部54と、車両検知判定部54の信号に基づいて駆動機構52を駆動制御すると共に、車両検知判定部54と位置検出センサ53からの信号に基づく制御信号を表示装置60側の制御部62に出力する制御部51′を備える。その他の構成は、制御回路51が制御部51′に代わった他は前述の実施形態と同様に構成される。
【0026】
尚、表示装置60と鎖錠装置20の回路構成において、図6に示した前述の実施形態のように、車両検知判定部54を表示装置60側に設ける回路構成としてもよいことは言うまでもない。
【0027】
次に、かかる駐車装置の一連の動作及び車両検知動作について説明する。
鎖錠板24が倒伏した解錠位置にある状態で、車両が駐車区画40に進入し鎖錠部22の上方を通過すると送信コイル31と受信コイル33間の磁束変化に基づいて車両検知センサ30から車両検知信号が車両検知判定部54に出力され、車両検知判定部54から制御部51′に車両有りの信号が出力される。すると、制御部51′は、駆動機構52を駆動して鎖錠板24を起立させて鎖錠位置に駆動し、進入車両の退出を阻止する。
【0028】
そして、制御部51′は、表示装置60側の制御部62に鎖錠板24が起立したことの制御情報を位置検出センサ53からの信号に基づいて出力する。制御部62は制御部51′からの制御情報を受けて駐車時間に基づいて駐車料金の算出動作実行すると共に、表示部63に表示出力を発生する。これにより、表示部63の表示面63Aの警告マーク表示部aに大きな「×」マークが表示されると共に警告文字表示部63bに「退車禁止」の文字が表示され、鎖錠板24が起立状態であることを使用者に示す。制御部62の算出結果及び使用駐車区画情報等は、通信制御部64を介して集中料金精算装置70側に逐次送信される。集中料金精算装置70では、各駐車区画40の表示装置60からの各情報を通信制御部71を介して取り込み、各駐車区画40毎の駐車料金を集中管理する。
【0029】
車両が退出する場合は、使用者は集中料金精算装置70において料金の精算を行う。使用者は、自分が使用した駐車区画40の表示装置60の駐車区画番号表示部63cに予め表示されている駐車区画番号を入力操作する。これにより、自分の使用した駐車料金が表示され駐車料金を支払い精算が終了する。すると、集中料金精算装置70側から精算終了を示す信号が対応する表示装置60側に送信され、制御部62を介して鎖錠装置20側の制御部51′に制御信号が出力され鎖錠板24が倒伏して解錠位置となり駐車車両は退出可能となる。鎖錠板24が倒伏すると位置検出センサ53からの信号で制御部51′から出力される制御情報に基づいて制御部62から表示部63に制御信号が送信され、「×」マーク及び警告文字が消え、鎖錠板24が倒伏したことを使用者に示す。使用者は鎖錠板24の鎖錠表示が消えたことを確認して車両を退出させる。
【0031】
また、本実施形態では、車両検知センサを、鎖錠板が1枚の鎖錠装置に適用した例を示したが、本出願人が先に特願平9−172163号で提案した2枚の鎖錠板を有する鎖錠装置にも適用可能であることは言うまでもない。
【0032】
また、本実施形態では、鎖錠板が起立した鎖錠位置になる場合に表示装置に警告表示を行う構成としたが、鎖錠板が倒伏した解錠位置にある場合に表示装置に鎖錠板が解錠位置にあり退出可能であることを示す表示、「〇」等のマークや「退車可能」等の表示を行い、鎖錠板が起立した鎖錠位置にある場合には表示しない構成としてもよい。
【0033】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、回動軸を介して鎖錠位置と解錠位置に回動する鎖錠板を、車両の退出・進入方向に対して略直角方向に駐車区画内に延設すると共に、回動軸を境に鎖錠板とは反対側に回動軸側から下方に向けて傾斜させたカバー部を設け、車両検知センサの送信コイルと受信コイルの一方をカバー部の下方に収納し、送信コイルと受信コイルを、鎖錠部の回動軸に沿った長手方向に間隔を設けて配置して鎖錠手段と一体的に配置する構成としたので、従来のような鎖錠手段とこの鎖錠手段と別体の料金精算装置等との間で光軸を形成して車両検知を行う方式に比べて、料金精算装置等のレイアウトが自由となり、駐車場スペースを有効に利用するという点で有利となる。また、降雪時等においても車両検知機能が損なわれることがなく、見回り点検等の必要がなく駐車場管理が容易となる。更に、送信コイルと受信コイルを鎖錠部の回動軸に沿った長手方向に間隔を設けて配置することにより、送信コイルと受信コイル間の間隔を広くでき、車両検知領域が広くなり車両を検知し易くなる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る駐車装置の一実施形態を示す構成図
【図2】同上実施形態の鎖錠装置の一部破断拡大図平面図
【図3】図2の鎖錠装置の一部破断側面図
【図4】同上実施形態の車両検知センサの受信コイルを示す平面図
【図5】図4の正面図
【図6】同上実施形態の料金精算装置と鎖錠装置の回路接続構成図
【図7】本発明に係る駐車装置の別の実施形態を示す構成図
【図8】図7の実施形態の集中料金精算装置と表示装置と鎖錠装置の回路接続構成図
【図9】図7の実施形態の表示装置の表示面を示す図
【図10】従来の駐車装置の一例を示す構成図
【符号の説明】
10 料金精算装置
14、61 車両検知判定部
15、62 制御部
20 鎖錠装置
21 駆動部
22 鎖錠部
24 鎖錠板
30 車両検知センサ
31 送信コイル
33 受信コイル
51 制御回路
51′ 制御部
52 駆動機構
60 表示装置
64、71 通信制御部
70 集中料金精算装置

Claims (6)

  1. 回動軸を介して回動し、起立して車両の退出を阻止する鎖錠位置と倒伏して車両の退出を可能とする解錠位置をとる鎖錠板を備え駐車区画毎に設けられる鎖錠手段と、
    駐車区画毎に設けられて車両の有無を検知する車両検知センサと、
    該車両検知センサの車両検知信号で前記鎖錠板が鎖錠位置となり料金精算終了信号で前記鎖錠板が解錠位置となるよう前記鎖錠手段を駆動制御する制御手段とを備えた駐車装置において、
    前記鎖錠手段は、車両の退出・進入方向に対して略直角方向に駐車区画内に延設される前記鎖錠板を備える鎖錠部に、前記回動軸を境に前記鎖錠板とは反対側に前記回動軸側から下方に向けて傾斜するカバー部を備え、
    前記車両検知センサは、送信コイルと受信コイルとを備え、送信コイルから受信コイルに向かう磁束の変化に基づいて車両の有無を検出する構成であって、前記送信コイルと受信コイルの一方を前記カバー部の下方に収納し、送信コイルと受信コイルを、前記鎖錠部の前記回動軸に沿った長手方向に間隔を設けて配置して前記鎖錠手段と一体的に設けたことを特徴とする駐車装置。
  2. 前記カバー部の下方に収納されるコイルは、コイル中心軸が略水平となるよう横向きに取付ける構成である請求項1に記載の駐車装置。
  3. 前記カバー部は、樹脂製である請求項1又は2に記載の駐車装置。
  4. 前記カバー部は、ボルトで固定する構成である請求項1〜3のいずれか1つに記載の駐車装置。
  5. 前記カバー部は、カバー部表面から前記ボルト頭部を突出させない凹部を設ける構成である請求項4に記載の駐車装置。
  6. 前記送信コイルと受信コイルの周囲を防水構造とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の駐車装置。
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