JP2001344623A - ゲート装置 - Google Patents

ゲート装置

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JP2001344623A
JP2001344623A JP2000161957A JP2000161957A JP2001344623A JP 2001344623 A JP2001344623 A JP 2001344623A JP 2000161957 A JP2000161957 A JP 2000161957A JP 2000161957 A JP2000161957 A JP 2000161957A JP 2001344623 A JP2001344623 A JP 2001344623A
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gate device
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open
blocking
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JP2000161957A
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Hiromitsu Kato
博光 加藤
Akira Fukami
彰 冨加見
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ゲート装置の機械部分などの摩耗等により、
ゲート装置が正常な通行車に対して十分開き切らず、道
路の建築限界を逸脱してしまうような場合でも通過車両
がゲート装置の阻止棒に接触しないようにして、交通事
故などを未然に防止するゲート装置を提供する。 【解決手段】 阻止棒11を回転させる阻止棒11の一
端に円盤状のデイスク20を設け、このデイスク20上
に遮光器30を固定すると共に、ゲート装置側の阻止棒
11の正常静止位置に光検知器40を取付け、かつ正常
静止位置で遮光器30が光検知器40を遮断するように
配置する。光検知器40が遮光器30によってオンの場
合には、阻止棒11が車道の建築限界内にあると見な
し、阻止棒11が車道の建築限界内に進入して静止した
場合には、警告信号を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば有料道路
の料金所や駐車場において、通行許可車の場合には阻止
棒を開き、逆に通行不許可車の場合にはを阻止棒を閉じ
る機能を有するゲート装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、世界的に道路交通システムの高度
化(高度道路交通システム:Intelligent Transport Sy
stem、以下ITSと呼ぶ)に関する開発機運が高まってい
る。日本においても、1995年2月に政府の「高度情報通
信社会推進に向けた基本方針」により、ITSの推進が決
定され、これに基づいて同年8月に「道路・交通・車両
分野における情報化実施指針」が打ち出され、その中で
11の推進施策と9の開発分野が示されている。ここで、9
つの開発分野とは、ナビゲーションの高度化、自動料金
収受システム、安全運転の支援、交通管理の最適化、道
路管理の効率化、公共交通の支援、商用車の効率化、歩
行者等等の支援および緊急車両の運行支援が示されてい
る。
【0003】ITSの内、自動料金収受システム(Elec
tronic Toll Collection以下ETCと呼ぶ)では、日本経
済新聞(1998‐8‐28夕刊)の「初の料金自動徴収首都
圏高速に登場」にあるように、車両に搭載した車載器と
路側に設置した路側アンテナとの間で通信することによ
って通行料金を自動的に収受するシステムの開発が推進
されている。ETCの基本構成を図10に示す。図10に
おいて1は車道、2は車両、3は料金所の屋根(図示せ
ず)などに取付けられた路側アンテナ、4は車載器、5
は車両2のバックミラー、6は料金所情報、7は車載器
情報、8は料金所の車道の両側に存在する料金所アイラ
ンド、10はゲート装置、11はゲート装置の阻止棒で
ある。車載器4は、例えばバックミラー5の窓側等に取
付けられる。
【0004】こような構成において車載器4を搭載した
車両2が路側アンテナ3の通信領域に到達すると、路側
アンテナ3と車載器4との間で無線による通信が行わ
れ、車載器4からは、所有者情報、料金の引き落とし銀
行口座、軸数情報、料金車種情報などの車載器情報7が
路側アンテナ3側に送信され、一方路側アンテナ3から
は通行料金、通過日時などの料金所情報6が車載器4に
送信され、自動的に通行料金が課金される。この時、正
常に通行料金の処理がされた車両に対しては、路側処理
装置(図示せず)によって阻止機10の阻止棒11が上
方向に上がり、即ち開状態になり、車両2は前進でき
る。
【0005】一方、車両2が車載器4を搭載していなか
ったり、車載器4が不正なもの、例えば、車載器4が不
正に作成されたもの等の場合には、上記の路側処理装置
は阻止機10の阻止棒11を開状態にせず閉状態のまま
とし、、車両2を停止させる。このようにして停止した
車両に対しては、料金収受員等の人手によって通行料金
の収受処理を行った後、上記路側処理装置から阻止機1
0を動作させ、阻止棒11を開状態に、車両2を通過さ
せる。なお、車両2が通過し終わると、阻止棒11は閉
状態に戻すようになっている。
【0006】図11は、ゲート装置の料金所のおける設
置図であり、図中、1、8、10、11は、図10の同
一符号部と同等である。図11では、ゲート装置10
は、料金所アイランド8の一方の側に設置され、阻止棒
11を開閉する場合を示しており、阻止棒11は車道の
幅に対応した長さに設定される。例えば、車道の幅が3
mの場合には2.5m程度の長さとなる。この他、ゲート
装置10を料金所アイランド8の両側に1台ずつ対向し
て設置する場合もある。
【0007】図12は、料金所での車道1を中心にした
建築限界を示す図であり、図において車道1の両側にそ
れぞれ幅Dの部分には構造物を設置してはならない範囲
が決められている。車道1の幅をLとすると、(L+2
D)で与えられる範囲内には、道路構造物などの設置は
許容されず、建築限界と称せられている。これは、車道
1の車両2の通行を妨げないために設けられたものであ
る。この建築限界は、道路幅員方向の他、車道1の面か
ら上方向にも設定されるが、簡単のため図12では、道
路幅員方向についてのみ示している。ゲート装置10及
び阻止棒11は、車両2の通行を許可する場合、この建
築限界よりも車道1の外部に存在しなければならない。
【0008】図13は、従来のゲート装置の構成図であ
り、図13において、11は阻止棒、12は開閉指令信
号、13は駆動制御回路、14は駆動信号、15はモー
タ、16はモータ軸、20はデイスクである。また、阻
止棒11は、デイスク20に固定され、デイスク20の
回転に伴い、図示のように矢印方向に回転し、開閉動作
を行う。ここでモータ15の回転を阻止棒11に伝達す
る構造としてモータ軸16がデイスク20とによる例を
示しているが、モータ15の減速機構などを組み込む場
合等、種々のものがある。
【0009】このような構成において、開閉指令信号1
2が路側制御装置(図示せず)から与えられると駆動制
御回路13により、駆動信号14が出力され、モータ1
5が回転し、回転軸16、デイスク20を介して阻止棒
11が、開閉指令信号12に対応した動作を行う。つま
り、阻止棒11を開けるときは、モータ15が阻止棒1
1を上方向に回転し、閉動作の時は、阻止棒11を道路
面と並行になる方向にモータ15を回転させる。
【0010】図13の構成において開状態及び閉状態そ
れぞれの静止位置は、モータ15の回転の静止位置で決
定される。図14は、阻止棒11が開状態時の静止位置
の変化を示している。図14において、11aは、正規
の状態まで阻止棒が開いた状態、11bは、正規の状態
を大きく超えて阻止棒が開いた状態、11cは、正規の
状態まで至らずに阻止棒が開いた状態を示している。1
1cの状態では、阻止棒11が建築限界を超えて車道1
に進入している。阻止棒11の静止位置は、駆動制御回
路13の実現方法によって決まる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】有料道路の料金所では
車両を円滑に捌くため、車両の通行可否に対応して阻止
棒11を高速、例えば1秒以内で開閉する必要がある。
図13で示した従来のゲート装置の構成では、阻止棒1
1を高速度で開閉する場合、比較的静止位置が決まり易
いパルスモータは使えず、モータ15に駆動信号14を
所定の時間印可する方法が取られている。このため、モ
ータ15からデイスク20までの負荷や阻止棒11の大
小等によって静止位置が変化することがあった。モータ
15からデイスク20に至る間には、通常潤滑油が用い
られるが、気温の変化などは上記の潤滑油の粘性に影響
を与えるため、モータ15の負荷変動が現れ、静止位置
が左右されることがあった。特に、阻止棒11の静止位
置が図14の11cのように車道1の建築限界に進入し
た場合、車両2と阻止棒11の接触事故を引き起こす可
能性を有していた。
【0012】この発明は、上記の課題を解決するために
なされたものであり、ゲート装置10の阻止棒11が、
開状態、即ち車両が通行許可状態において車道1の建築
限界内に静止した場合に警報信号を発するなどの手段を
備えることにより、安全なゲート装置を提供するもので
ある。
【0013】
【課題を解決するための手段】第1の発明によるゲート
装置は、移動体の進路を開閉可能な阻止部材と、上記阻
止部材を開閉指令信号により移動体の進路開閉方向に駆
動する駆動制御手段とを備え、有料道路の料金所、有料
駐車場あるいは踏み切りなどの出入口側に設置されるゲ
ート装置において、上記阻止部材が閉状態から開状態へ
の動作で正規に静止する開位置を検出する開位置検出手
段と、上記阻止部材の開状態駆動完了時に、上記開位置
検出手段の出力信号により、上記阻止部材が正規の静止
開位置に存在するか否かを判定し、当該判定結果により
所定の信号を出力する判定手段とを具備したものであ
る。
【0014】第2の発明によるゲート装置は、上記判定
手段は、上記阻止部材の開状態駆動完了時に、上記開位
置検出手段の出力信号により、上記阻止部材が正規の静
止開位置に存在するか否かを判定し、上記阻止部材が正
規の静止開位置に存在しない場合に警告信号を発するよ
うにしたものである。
【0015】第3の発明によるゲート装置は、阻止部材
が閉状態から開状態への動作で正規に静止する開位置を
検出する開位置検出手段と、上記阻止部材の開状態駆動
完了時に、上記開位置検出手段の出力信号により、上記
阻止部材が正規の静止開位置に存在するか否かを判定
し、当該判定結果が正規の静止開位置に存在しない場合
に、正規の静止開位置に存在するまで上記阻止部材を駆
動する手段とを具備したものである。
【0016】第4の発明によるゲート装置は、上記阻止
部材が開状態から閉状態への動作において上記阻止部材
が閉状態で正規に静止する閉位置を検出する閉位置検出
手段と、上記阻止部材の閉状態駆動完了時に、上記閉位
置検出手段の出力信号により、上記阻止部材が正規の静
止閉位置に存在するか否かを判定し、当該判定結果によ
り所定の信号を出力する手段とを具備したものである。
【0017】第5の発明によるゲート装置は、第4の発
明において、上記阻止部材の閉状態駆動完了時に、上記
閉位置検出手段の出力信号により、上記阻止部材が正規
の静止閉位置に存在するか否かを判定し、当該判定結果
が正規静止閉位置に存在しない場合に、正規静止閉位置
に存在するまで上記阻止部材を駆動する手段とを具備し
たものである。
【0018】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は、この発明
の形態1を示すゲート装置の構成図である。図において
18は光検知信号、19は開状態信号、20はデイス
ク、30は遮光器、40は光検知器、50は判定回路、5
1は警告信号である。なお、11、12、13、14、
15、16は図13の同一符号部と同一あるいは同等の
機能を有する。また、デイスク20は、モータ軸16を
介しモータ15によって図の矢印で示すように回転し、
阻止棒11を開閉するようになっている。
【0019】図2は駆動部(閉状態)の説明図、図3は
駆動部(開状態)の説明図であり、図において、16は
図1に示すモータ軸、21は取付板、31は遮光器取付
ネジ、41は光検知器取付ネジである。また、遮光器3
0は遮光器取付ネジ31によってデイスク20に取り付
けられ、光検知器40は光検知器取付ネジ41によって
取付板21に取り付けられている。図2と図3におい
て、デイスク20はモータ15のモータ軸16に結合さ
れ、図の矢印方向に回転するようになっている。図2は
阻止棒11が閉状態の時の遮光器30と光検知器40を
の位置関係を示しており、遮光板30が光検知器40の
位置から外れた位置に存在する。図3は、阻止棒11が
開状態の時の遮光器30と光検知器40をの位置関係を
示しており、遮光板30が光検知器40の位置に存在す
る。
【0020】図4は、遮光器30の詳細図であり、図に
おいて31は遮光板取付ネジ、32は遮光板である。遮
光板32は金属板で構成され、図2に示すように遮光板
取付ネジ31によってデイスク20に固定されている。
【0021】図5は、光検知器40の詳細図であり、図
において、41は光検知器取付ネジ、42はホトカプ
ラ、43はホトカプラ取付金具であり、ホトカプラ取付
金具43の先端にホトカプラ42が取り付けられ、図2
に示すように光検知器取付ネジ41によって取付板21
に固定されている。
【0022】図6は、光検知器40を構成するホトカプ
ラ42の詳細図であり、42aはLED(発光ダイオー
ド)、42bはホトダイオード、43はホトカプラホル
ダである。図において、LED42aとホトダイオード
42bは対向しており、LED42aとホトダイオード
43bとの間に遮蔽物が無ければホトダイオード42b
は、LED42aの光を受けオン状態にある。一方、L
ED42aとホトダイオード43bとの間に遮蔽物が存
在するとホトダイオード42bは、LED42aの光を
受けないのでオフ状態にある。
【0023】図2は、前述のように阻止棒が閉の状態を
示しており、遮光器30が光検出器40から離れた状態
にあり、図6に示すように、ホトダイオード42bはオ
ン状態になっている。図7は、図3に示すように阻止棒
が開の状態での遮光器30と光検知器40の詳細を示す
図である。また、図8は、阻止棒が開の状態でのホトカ
プラ42と遮光板32の関係を示す図である。図9から
明らかなようにデイスク20が正常な開静止位置に存在
すればホトダイオード42bはオフになる。図1の光検
知信号18は、ホトダイオード42bの出力信号であ
る。
【0024】図1により、阻止棒11が「開」動作に入
った場合について述べる。開閉指令信号12が駆動回路
13に与えられ、駆動信号14がモータ15に供給され
ると、モータ15が所定時間回転し、モータ軸15を介
してデイスク20が回転し、阻止棒11が開く。この
時、デイスク20が正規の開静止位置まで到達すると光検
知信号18はオフになり、判定回路50は正規位置まで
デイスク20が回転したと見なし、警告信号51は出力
されない。
【0025】一方、デイスク20が正規の開静止位置ま
で到達しない場合、即ち阻止棒11が開ききらない時
は、光検知信号18はオン状態を継続し、判定回路50
は正規位置までデイスク20が回転していないと見な
し、警告信号51が出力される。ここで開状態信号19
は、開閉指令信号12が「開」指令を受け、かつ駆動信
号14が終了した時点で出力されるようになっており、
阻止棒11が開への移行途中や、閉状態、閉状態への移
行途中では判定回路50が動作しないようにしてある。
【0026】この発明によれば、阻止棒11を回転させ
る阻止棒11の一端に円盤状のデイスク20を設け、こ
のデイスク20上に遮光器30を固定すると共に、ゲー
ト装置側の阻止棒11の正常静止位置にホトカプラ40
を取付け、かつ正常静止位置で遮光器30がホトカプラ
40を遮断するように配置することにより、阻止棒11
が開状態の指令を受けた時、ホトカプラ40が遮光器3
0によってオフした場合は、阻止棒11が車道の建築限
界外にあると見なし、またホトカプラ40が遮光器30
によってオンの場合には、阻止棒11が車道の建築限界
内にあると見なすことにより、阻止棒11が車道の建築
限界内に進入して静止した場合には、警告信号を出力す
ることによって道路交通安全に寄与できるゲート装置を
実現できるものである。
【0027】実施形態2 図9は、この発明の形態2を示すゲート装置の構成図で
ある。図9において60は補助駆動制御回路、61は補
助駆動信号である。図中、11、12、13、14、1
5、16、18、20、30、40、29は図1の同一
符号部と同等のものである。このような構成において、
阻止棒11が「開」動作に入った場合について述べる。
開閉指令信号12が駆動回路13に与えられ、駆動信号
14がモータ15に供給されると、モータ15が所定時
間回転し、モータ軸15を介してデイスク20が回転
し、阻止棒11が開く。この時、デイスク20が正規の
開静止位置まで到達すると光検知信号18はオフにな
り、判定回路50は正規位置までデイスク20が回転し
たと見なし、補助駆動制御回路60からは、補助駆動信
号61は出力されない。一方、デイスク20が正規の開
静止位置まで到達しない場合、即ち阻止棒11が開きき
らない時は、光検知信号18はオン状態を継続し、補助
駆動制御回路60からは、補助駆動信号61が出力さ
れ、モータ15は更に回転を続け、光検知信号18がオ
フになるまで続き、光検知信号18がオフになって補助
駆動信号61が遮断され、モータ15が静止する。この
結果、阻止棒11は正規の開静止位置まで到達する。
【0028】この発明によれば、阻止棒11を回転させ
る阻止棒11の一端に円盤状のデイスク20を設け、こ
のデイスク20上に遮光器30を固定すると共に、ゲー
ト装置側の阻止棒11の正常静止位置にホトカプラ40
を取付け、かつ正常静止位置で遮光器30がホトカプラ
40を遮断するように配置することにより、阻止棒11
が開状態の指令を受けた時、ホトカプラ40が遮光器3
0によってオフした場合は、阻止棒11が車道の建築限
界外にあると見なし、またホトカプラ40が遮光器30
によってオンの場合には、阻止棒11が車道の建築限界
内にあると見なすことにより、ホトカプラ40がオフす
るまで、阻止棒11を回転させるようにし、道路交通安
全に寄与できるゲート装置を実現するものである。
【0029】実施形態3 この発明の形態1では、図1に示すように遮光器30と
光検知器40によって阻止棒11の開状態に対しての検
知を示したが、阻止棒11の閉位置についても、同様に
第2の遮光器と第2の光検知器を付加することができ
る。この場合、阻止棒11が十分閉まりきらない状態の
場合、警告信号を発することができる。
【0030】この発明によるゲート装置は、開位置検出
用の遮光器、ホトカプラの他、閉位置検出用の第2の遮
光器、ホトカプラを設け、阻止棒が正常に開位置あるい
は閉位置に存在しない場合に、警告信号を出力するよう
にし、道路交通安全に寄与できるゲート装置を実現する
ものである。
【0031】実施形態4 この発明の形態2では、図9に示すように遮光器30と
光検知器40によって阻止棒11の開状態に対しての検
知と正規の開静止位置への駆動手段を示したが、阻止棒
11の閉位置についても、同様に第2の遮光器と第2の
光検知器を付加することができる。この場合、阻止棒1
1が十分閉まりきらない状態の場合、正規の閉静止位置
への駆動手段を実現することができる。
【0032】この発明によるゲート装置は、開位置検出
用の遮光器、ホトカプラの他、閉位置検出用の第2の遮
光器、ホトカプラを設け、阻止棒が正常に開位置あるい
は閉位置に存在しない場合に、正常な開位置あるいは閉
位置まで阻止棒を回転させるようにし、道路交通安全に
寄与できるゲート装置を実現するものである。
【0033】なお、この発明に各実施の形態では、有料
道路の料金所や駐車場の出入口側にゲート装置を配置す
るようにしているが、この発明は、踏切りやイベント会
場等の出入口側に設けても良い。また、車両の進路開閉
に限定されるものではなく、人等の移動体の進路開閉に
も適用できる。
【0034】さらに、この発明では、遮光器、光検知器
も他の構成のものを用いても良い。例えば、阻止棒の開
閉位置を検出する手段として遮光器と光検知器を用いた
が、この他磁気を用いた近接センサなど同種ものは種々
存在する。
【0035】
【発明の効果】この発明によれば、阻止部材が正規に静
止する開位置まで開ききらないような場合、所定の信号
を発するようにしたので、ゲート装置の異常を確認でき
る。
【0036】また、この発明によれば、阻止部材が正規
に静止する開位置まで開ききらないような場合、更に正
規の開位置まで阻止部材を駆動できるようにしたので、
阻止部材の移動体への接触などの事故を未然に防止する
ことができる。
【0037】この発明よれば、阻止部材が開状態から閉
状態への動作において正規に静止する閉位置まで閉まり
きらないような場合、所定信号を発するようにしたの
で、ゲート装置の異常を確認できる。
【0038】また、この発明によれば、阻止部材が閉ま
りきらないような場合には正規の閉位置まで阻止部材を
駆動できるため、阻止部材を移動体がくぐり抜ける等を
防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1を示すゲート装置の
構成図である。
【図2】 この発明による駆動部の動作説明(閉状態)
図である。
【図3】 この発明による駆動部の動作説明(閉状態)
図である。
【図4】 この発明による遮光器の詳細図である。
【図5】 この発明による光検知器の詳細図である。
【図6】 この発明によるホトカプラの動作(光検出
時)説明図である。
【図7】 この発明による阻止棒の開位置での遮光器と
光検知器の関係を示す図である。
【図8】 この発明によるホトカップラの動作(光遮断
時)説明図である。
【図9】 この発明の実施の形態2を示すゲート装置の
構成図である。
【図10】 ETCの基本構成図である。
【図11】 ゲート装置の設置図である。
【図12】 建築限界を説明するための図である。
【図13】 従来のゲート装置を示す構成図である。
【図14】 阻止棒の動きを示す図である。
【符号の説明】 1 車道、2 車両、3 路側アンテナ、4 車載器、5
バックミラー、6 料金所情報、7 車載器情報、8 料
金所アイランド、10 ゲート装置、11 阻止棒、11
a 正規の状態まで開いた阻止棒、12b 正規の状態を
大きく超えて開いた阻止棒、13c 正規の状態
まで至らず開いた阻止棒、12 開閉指令信号、13駆
動制御回路、14 駆動信号、15 モータ、16モータ
軸、17 遮光検知信号、18 開状態信号、19 デイ
スク、20 取付板、30 遮光器、31 遮光器取付ネ
ジ、32 遮光板、40 光検知器、41 光検知器取付
ネジ、42 ホトカップラ、42a LED、42b ホト
ダイオード、43 ホトカップラホルダ、50 判定回
路、51 警告信号、60 補助駆動制御回路、61 補
助駆動信号。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動体の進路を開閉可能な阻止部材と、
    上記阻止部材を開閉指令信号により移動体の進路開閉方
    向に駆動する駆動制御手段とを備え、有料道路の料金
    所、有料駐車場あるいは踏み切りなどの出入口側に設置
    されるゲート装置において、上記阻止部材が閉状態から
    開状態への動作で正規に静止する開位置を検出する開位
    置検出手段と、上記阻止部材の開状態駆動完了時に、上
    記開位置検出手段の出力信号により、上記阻止部材が正
    規の静止開位置に存在するか否かを判定し、当該判定結
    果により所定の信号を出力する判定手段とを具備したこ
    とを特徴とするゲート装置。
  2. 【請求項2】 上記判定手段は、上記阻止部材の開状態
    駆動完了時に、上記開位置検出手段の出力信号により、
    上記阻止部材が正規の静止開位置に存在するか否かを判
    定し、上記阻止部材が正規の静止開位置に存在しない場
    合に警告信号を発することを特徴とする請求項1記載の
    ゲート装置。
  3. 【請求項3】 移動体の進路を開閉可能な阻止部材と、
    上記阻止部材を開閉指令信号により移動体の進路開閉方
    向に駆動する駆動制御手段とを備え、有料道路の料金
    所、有料駐車場あるいは踏み切りなどの出入口側に設置
    されるゲート装置において、上記阻止部材が閉状態から
    開状態への動作で正規に静止する開位置を検出する開位
    置検出手段と、上記阻止部材の開状態駆動完了時に、上
    記開位置検出手段の出力信号により、上記阻止部材が正
    規の静止開位置に存在するか否かを判定し、当該判定結
    果が正規の静止開位置に存在しない場合に、正規の静止
    開位置に存在するまで上記阻止部材を駆動する手段とを
    具備したことを特徴とするゲート装置。
  4. 【請求項4】 上記阻止部材が開状態から閉状態への動
    作において上記阻止部材が閉状態で正規に静止する閉位
    置を検出する閉位置検出手段と、上記阻止部材の閉状態
    駆動完了時に、上記閉位置検出手段の出力信号により、
    上記阻止部材が正規の静止閉位置に存在するか否かを判
    定し、当該判定結果により所定の信号を出力する手段と
    を具備したことを特徴とする請求項1〜3いずれか記載
    のゲート装置。
  5. 【請求項5】 上記阻止部材の閉状態駆動完了時に、上
    記閉位置検出手段の出力信号により、上記阻止部材が正
    規の静止閉位置に存在するか否かを判定し、当該判定結
    果が正規静止閉位置に存在しない場合に、正規静止閉位
    置に存在するまで上記阻止部材を駆動する手段とを具備
    したことを特徴とする請求項4記載のゲート装置。
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