JP2009138420A - 開閉装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 開閉体の扉体がまぐさ部の開口近傍に干渉してしまうのを防ぐことができる上、その状態を開閉体を繰り返し開閉動作させた際も維持する。
【解決手段】 少なくとも可撓性シート状の部位を有する開閉体10を、まぐさ部32aの開口32a1から繰り出して下方へ閉鎖動作させるようにした開閉装置において、前記開閉体10は、前記可撓性シート状の部位に開口部10aを有する開閉体本体11と、上端側部分を前記開閉体本体11に止着して垂れ下げられ前記開口部10aを塞ぐ扉体12と、これら開閉体本体11と扉体12との間にわたる可撓性の部材であって前記扉体12の開放動作量を抑制する開放抑制部材14とを具備している。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えばオーバーヘッドドアを含むシャッター装置等、扉体を有するシート状の開閉体をまぐさ部の開口から繰り出して閉鎖動作させる開閉装置に関するものである。
従来、この種の発明には、例えば特許文献1に記載されたもののように、可撓性シート状の部位に開口部(通過口11a)を有する開閉体本体(11)と、前記開口部を塞ぐようにして垂れ下げられた扉体(扉部材12)とを具備した開閉装置がある。
ところで、シート状の開閉体に扉体を設けるようにした開閉装置によれば、例えば図8に示すように、巻取軸130を繰り出し方向へ回転させて、開閉体110を収納部120下端のまぐさ部121の開口121aに通過させて下方へ閉鎖動作させようとした場合、開閉体110を構成する開閉体本体111に対し扉体112が開閉体厚さ方向へ離れて、前記まぐさ部121の上端や、前記開口121aの内縁等に引っ掛かってしまうおそれがある。
そこで、例えば、前記扉体112をベルベットファスナー等によって開閉体本体111に止着することが考えられるが、このような構成によれば、開閉体本体111と扉体112とが巻取軸130に巻かれる際に擦れて、前記止着箇所が外れてしまう可能性があり、このような場合には、次の繰り出し動作の際に扉体112が前記まぐさ部121の上端や前記開口121aの内縁等に引っ掛かってしまうおそれがある。
特開2005−139775号公報
本発明は上記従来事情に鑑みてなされたものであり、その課題とする処は、開閉体の扉体がまぐさ部の開口近傍に干渉してしまうのを防ぐことができる上、その状態を開閉体を繰り返し開閉動作させた際も維持することができる開閉装置を提供することにある。
上記課題を解決するための技術的手段は、少なくとも可撓性シート状の部位を有する開閉体を、まぐさ部の開口から繰り出して下方へ閉鎖動作させるようにした開閉装置において、前記開閉体は、前記可撓性シート状の部位に開口部を有する開閉体本体と、上端側部分を前記開閉体本体に止着して垂れ下げられ前記開口部を塞ぐ扉体と、これら開閉体本体と扉体との間にわたる可撓性の部材であって前記扉体の開放動作量を抑制する開放抑制部材とを具備していることを特徴とする。
この技術的手段によれば、開閉体本体と扉体との間に配設された開放抑制部材によって、扉体の開放動作量が抑制される上、例えば開閉体が巻取軸に巻かれる等して、開閉体本体と扉体との間に開閉体開閉方向のずれが生じたとしても、そのずれを開放抑制部材の可撓性によって吸収する。
更なる技術的手段では、前記開放抑制部材は、前記扉体が前記まぐさ部に干渉しない程度に、その開放動作量が抑制されるように、前記開閉体本体と前記扉体との間にわたる長さが設定されていることを特徴とする。
更なる技術的手段では、前記開放抑制部材は、前記扉体の下端側と、前記開閉体本体の下端側との間にわたるように設けられていることを特徴とする。
更なる技術的手段では、前記開放抑制部材を前記扉体及び/又は前記開閉体本体に対し着脱可能にする着脱手段を具備していることを特徴とする。
更なる技術的手段では、前記開放抑制部材を弾性体により構成したことを特徴とする。
なお、前記開閉装置には、開閉体を巻取軸に巻き取って収納するようにした態様や、開閉体を巻取軸に巻き取ることなくその開放方向側に収納するようにした態様(例えばオーバヘッドドア等)を含む。
また、本明細書中において「開閉体厚さ方向」とは、閉鎖状態の上記開閉体の厚さ方向を意味する。
また、本明細書中において「開閉体幅方向」とは、開閉体の開閉方向と略直交する方向であって、上記開閉体の厚さ方向ではない方向を意味する。
また、本明細書中において「開閉体開閉方向」とは、開閉体が空間を仕切ったり開放したりするためにスライドする方向を意味する。
本発明は、以上説明したように構成されているので、以下に記載されるような作用効果を奏する。
開閉体閉鎖動作中における扉体の開放動作量を、開放抑制部材によって抑制できるため、扉体がまぐさ部や該まぐさ部の開口に引っ掛かるようなことを防ぐことができる。
しかも、例えば開閉体が巻取軸に巻かれる等して、開閉体本体と扉体との間に開閉体開閉方向のずれが生じたとしても、そのずれが開放抑制部材の可撓性によって吸収されるため、開放抑制部材の止着箇所が開放動作中に外れてしまうようなことを防ぐことができる。
よって、開閉体の扉体がまぐさ部の開口近傍に干渉してしまうのを防ぐことができる上、その状態を開閉体を繰り返し開閉動作させた際にも維持することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
本実施の形態の開閉装置は、住宅やビル、倉庫、工場、地下街、トンネル、車両の荷台等の構築・構造物における開口部分や内部に配設され、前記開口部分を開閉したり、躯体内部の空間を仕切ったり開放したりする所謂シャッター装置であって、特に、火災などが発生した際に、火炎及び煙の拡散や蔓延を速やかに防止するのに好適な防火防煙用のシャッター装置に適用した一例ついて説明する。
開閉装置Aは、空間を上下方向へ仕切ったり開放したりする開閉体10と、該開閉体10をその左右両側で開閉方向へ導くガイドレール20と、該開閉体10を繰り出したり収納したりする収納部30とを備え(図1参照)、収納部30の下端側のまぐさ部32a(図2参照)に開閉体10の扉体12が干渉しないように工夫してある。
開閉体10は、下部側に通過物(具体的には人や物等)を通過可能な開口部10aを有する開閉体本体11と、前記開口部10aを開閉可能に閉鎖する扉体12と、開閉体本体11の下端部に開閉体幅方向へわたって接続された座板部材13とを一体的に具備している。
開閉体本体11は、例えばシリカクロス等の耐火性及び可撓性を有する開閉体構成部材11aを、開閉体開閉方向に複数連設し、上下に隣り合う開閉体構成部材11a間の端部同士を縫い繋げることで構成されている。
なお、開閉体本体11の他例としては、複数開閉体構成部材11aを開閉体幅方向や斜め方向へ接続してなる態様や、一枚の開閉体構成部材11aから構成された態様等とすることも可能である。また、前記開閉体構成部材11aの材質の他例としては、ガラスクロスやシリカクロス等の難燃性布地や、フッ素加工を施した塩化ビニル樹脂シート材、ガラス繊維製のシート材等とすることも可能である。
前記開閉体本体11の幅方向の両端部には、開閉体開閉方向へ間隔を置いて複数の抜止部材11cが設けられる。この抜止部材11cは、開閉体本体11の面から開閉体厚さ方向へ突出してガイドレール20内に係合することで、開閉体10がガイドレール20から抜けてしまうのを防ぐ。
また、開閉体本体11の下端側には、人や物等の通過物を通過可能な略矩形切欠状の開口部10aが形成され、該開口部10aは、開閉可能な扉体12によって閉鎖されている。
扉体12は、開口部10aを挟むようにして、開閉体本体11の表側と裏側にそれぞれ設けられる。各扉体12の上端側部分は、開閉体本体11における開口部10aの上側に縫い付ける等して止着される。この扉体12の下部側は、垂れ下げられて、開口部10aを覆うようにして塞ぐ。
扉体12の開閉体幅方向の一端側と、開閉体本体11との重なり代xは、扉体12の閉鎖性(気密性を含む)を良好にするために適宜寸法に設定され、本実施の形態の好ましい一例によれば、200〜400mmの範囲内に設定され、特に好ましくは約300mmに設定される。
各扉体12は、開閉体本体11と同様に可撓性シート材を複数接続することで、開口部10aを覆い塞ぐ略矩形状に形成されている。
各扉体12の表面側には、開閉体幅方向へわたる補強部材12aが止着される。この補強部材12aは、耐火性を有する金属製の棒状部材であり、扉体12に対し、開閉体開閉方向に間隔置いて複数(図1によれば三つ)配設される。この補強部材12aは、扉体12の撓みを抑制するとともに錘体として作用することにより、扉体12の閉鎖性を良好にしている。
前記補強部材12aを扉体12に対し止着する手段は、例えば、扉体12に対し略帯状のシートを縫い付け、該帯状シートと扉体12との間に補強部材12aを介在させたり、扉体12の下端側を袋状に折畳んで止着し、その袋状部分に補強部材12aを介在させたり等すればよいが、他例としては、補強部材12aを扉体12に直接縫い付けたり接着したりしてもよい。
また、各扉体12の裏面と、開閉体本体11の下端側との間には、扉体12の開放動作量を抑制する開放抑制部材14が設けられている。この開放抑制部材14は、本実施の形態の一例によれば、各扉体12の下端側における幅方向両側に、それぞれ配設されている。
各開放抑制部材14は、可撓性を有する紐状体であり、その一端側が開閉体本体11の下端側に止着されるとともに、他端側が扉体12に対し着脱可能に止着された状態で、適宜に撓むように設けられている(図3参照)。
開放抑制部材14の一端側を開閉体本体11に止着する手段は、例えば縫い付けや接着等とすればよい。
また、同開放抑制部材14の他端側を扉体12に対し着脱可能にする着脱手段14aは、例えば、ホックや、ボタン、ベルベットファスナー(面ファスナー)、磁石等、道具を用いず簡単な手順で外すことができ且つ自然には外れ難いものを用いた構成とすればよい。
なお、図示例によれば、扉体12側に着脱手段14aを有する構成としたが、他例としては、開閉体本体11側に着脱手段14aを有する構成や、扉体12側と開閉体本体11側との双方に着脱手段14aを有する構成等としてもよい。更に他例としては、開放抑制部材14の長さ方向の途中に着脱手段14aを有する構成とすることも可能である。
前記開放抑制部材14は、扉体12が後述するまぐさ部32aに干渉しない程度に、その開放動作量w(図3参照)が抑制されるように、開閉体本体11と扉体12との間にわたる長さが設定されている。なお、前記開放動作量wとは、換言すれば、扉体12の下端が開閉体本体11から離れる方向へ揺動した際の揺動量である。
また、座板部材13は、金属製の錘部材を複数組み合わせてなり、開閉体10における幅方向の略全長にわたって、開閉体本体11の閉鎖方向端部に接続され、開閉体10による閉鎖性を良好にするとともに、その自重により開閉体本体11を下方へ引っ張って、開閉体本体11に生じようとする撓みや皺等を抑制する。
また、ガイドレール20は、開閉体10の開閉体幅方向の端部を囲む断面略コ字状の部材であり、開閉体開閉方向へわたって長尺状に設けられる。
また、収納部30は、収納ケース32内で巻取軸31を回動させるように構成される。この収納部30は、前記巻取軸31により開閉体10を巻き取ったり巻き戻したりすることで、収納ケース32内へ開閉体10を収納したり、収納ケース32外へ開閉体10を繰り出したりする。
収納ケース32は、下端側に開閉体10を繰り出すためのまぐさ部32aが形成された略箱状に構成されている。まぐさ部32aは、外まぐさ、内まぐさ、及びその一対のまぐさ同士の間に形成された開口であって、且つ開閉体幅方向へ長尺な開口32a1を有し、この開口32a1に開閉体10を通過させるようにしている。
なお、前記収納部30内の機構は、モータ等の電動駆動源により巻取り軸31を回動させる機構や、スプリング等の付勢部材の付勢力により巻取り軸31を回動させる機構、錘体や開閉体10の自重により巻取り軸31を回動させる機構、あるいはこれらの機構を組み合わせてなる機構等、何れの態様であってもよいが、災害等による停電の際でも、開閉体10を閉鎖できるように、少なくとも開閉体10を繰り出す際の動作が電動でない機構(例えば前記した付勢部材や、錘体、開閉体10の自重を利用して閉鎖動作する機構)を備えるのが好ましい。
また、収納部30の他例としては、まぐさ部32aのみを有するとともに、巻取軸31を露出した構成であってもよい。
次に、上述した実施の形態について、その特徴的な作用効果を説明する。
図2に示すように、開閉体10が収納ケース32内で巻取軸31に吊り下げられた状態では、閉鎖動作時の振動や、開口32a1から収納ケース32内へ侵入しようとする風圧等に起因して、各扉体12の下端が開閉体本体11から離れる方向へ揺動しようとした場合に、その揺動量(図3によれば開放動作量w)が開放抑制部材14によって抑制される。
したがって、閉鎖動作する開閉体10をまぐさ部32aの開口32a1に通過させる際、扉体12の下端部がまぐさ部32aの上端面や開口縁等に引っ掛かるようなことを、防ぐことができる。
また、開閉体10が巻取軸31に巻かれる際、巻取軸31に巻かれる開閉体本体11の直径と、同巻取軸31に巻かれる扉体12の直径との差に起因して、開閉体本体11に対し扉体12がずれるが、このずれにより、開放抑制部材14が撓んだ状態から伸長する。
したがって、前記ずれによって開放抑制部材14の止着箇所(着脱手段14a)が外れるようなことを、防ぐことができる。
また、開閉体10の全閉状態において、避難等のために扉体12が開放された際には、扉体12に対する開放力によって、開放抑制部材14の端部の着脱手段14aが外れる。外れた着脱手段14aを元の状態に復帰する場合は、手作業によって行われる。
また、扉部材12を開放する際、避難者は、着脱手段14aを手作業により外してから、扉部材12を開放するようにしてもよい。
なお、上記構成において、開放抑制部材14は、耐火性を有する繊維(例えばシリカクロス繊維)からなる紐状部材等とすればよいが、扉体12の下端側が開閉体本体11から離れるのを効果的に抑制するためには、より重量のある紐状部材、例えばステンレス繊維等の金属繊維を含む紐状部材とするのが好ましい。この構成によれば、扉体12の上記開放動作量wを、開放抑制部材14の重量によって効果的に抑制することができる。
また、更に好ましい他例として、開放抑制部材14の途中箇所に錘体を設け、この錘体の重量によって、扉体12の上記開放動作量wを抑制するようにしてもよい。前記錘体は、例えば、金属材料やセラミック等の耐火性材料から形成すればよい。
また、更に好ましい他例として、上記開放抑制部材14を弾性体から形成すれば、この弾性体の引っ張り力によって、扉体12が開閉体本体11から離れてしまうのを、より効果的に抑制することができる。前記弾性体は、例えば、ゴムやスプリング等とすればよい。
なお、開放抑制部材14を前記弾性体とした場合、開放抑制部材14の上記他端を着脱不能に扉体12に止着し、避難時に扉体12が開放される場合に、開放抑制部材14が弾性的に伸びて扉体12が捲り上げられるようにすることも可能である。
また、上記実施の形態によれば、特に好ましい態様として、開放抑制部材14が着脱手段14aによって着脱されるようにしたが、他例としては、着脱手段14aを省くとともに、開放抑制部材14の端部を扉体12に止着し、避難時等に扉体12が開放される際の引っ張り力により、開放抑制部材14が切離される構成とすることも可能である。
また、上記実施の形態によれば、開放抑制部材14を扉体12の幅方向の両側に設けるようにしたが、他例としては、開放抑制部材14を扉体12の幅方向の中央側に単数設けた態様や、開放抑制部材14を扉体12の幅方向に間隔を置いて三以上設けた態様、開放抑制部材14を扉体12の上下方向に複数設けた態様、これらの態様を適宜に組み合わせてなる態様等とすることも可能である。
また、上記実施の形態によれば、開放抑制部材14を扉体12の下端側に配置することで、扉体12による閉鎖性を良好にしているが、他例としては、開放抑制部材14を扉体12の上部側や、上下方向の中央部近傍に設けることも可能である。
また、図1に示す開閉装置Aによれば、複数の錘体を束ねて座板部材13を構成しているが、更に好ましい態様として、この座板部材13の表部及び/又は裏部に対し、図4に示す断面スカート状の可撓性シート部材15,15を設けるようにしてもよい。
可撓性シート部材15は、座板部材13の幅方向に沿う長尺略帯状の部材であり、その上辺側が座板部材13の表面または裏面に止着されるとともに、その下辺側が座板部材13よりも下方へ垂れ下がるように設けられる(図4(a)参照)。
この可撓性シート部材15を具備した開閉体10によれば、全閉した際に、可撓性シート部材15の下辺側部分が、着座対象部位(例えば、地面や床面、枠部材等)に当接して撓むため、該着座対象部位と座板部材13との間に隙間が生じるようなことを防ぐことができる。
また、図1に示す開閉装置Aでは、開閉体幅方向へわたる高さが略一定の座板部材13を用いているが、他例としては、図4に示すように、開口部10aに対応する箇所で高さ寸法が小さくなった座板部材13’を用いることで、開口部10aに対する避難者等の通過性を向上するようにしてもよい。
座板部材13’は、開口部10aに対応する箇所が、図5(a)に切断端面形状を示すように、平板状の錘体13a1の上に、該錘体13aよりも開閉体厚さ方向の寸法が小さい平板状の錘体13a2を重ね合わせて固定し、これらを可撓性シート部材13b覆うことで構成される。
また、座板部材13’における他の箇所は、図5(b)に切断端面形状を示すように、前記錘体13a1の上に、開閉体厚さ方向へ並ぶ複数(図示例によれば三つ)の錘体13a3,13a3,13a3を具備し、これら複数の錘体を金属製の枠部材13c1,13c2により束ねて固定し、更にこれらを可撓性シート部材13bにより覆うことで構成される。
なお、上記座板部材13’において、図5における(a)−(a)端面形状は、図7の態様に置換してもよい。この態様では、開閉体厚さ方向において、錘体13d1と、該錘体13d1両側に位置する錘体13d2,13d2とを具備し、これら錘体13d2,13d1,13d2を溶接等により接合し、可撓性シート部材13bにより覆うことで構成されている。
また、上記実施の形態によれば、開閉体10を巻取軸31によって巻き取ったり繰り出したりする開閉装置Aを構成したが、他例としては、開閉体10を巻き取ることなく上方の天井に沿って収納する開閉装置(例えばオーバーヘッドドア)を構成するようにしてもよく、この構成の場合には、開閉体10の収納時に下側となる扉体12が開閉体本体11から離れて垂れ下がり易いので、開放抑制部材14による上記作用を効果的に得ることができる。
本発明に係わる開閉装置の一例を示す正面図である。 同開閉装置において収納部内に開閉体を収納している状態を示す断面図である。 同開閉装置における開閉体の要部断面図である。 座板部材の他例を示す断面図であり、(a)は着座前の状態を示し、(b)は着座状態を示す。 開閉体の他例を示す要部正面図である。 (a)は図4における(a)−(a)端面図を示し、(b)は図4における(b)−(b)端面図を示す。 座板部材の他例において、図4における(a)−(a)端面図を示している。 従来の開閉装置において収納部内に開閉体を収納している状態を示す断面図である。
符号の説明
10:開閉体 10a:開口部
11:開閉体本体 12:扉体
14:開放抑制部材 20:ガイドレール
30:収納部 31:巻取軸
32:収納ケース 32a:まぐさ部
32a1:開口 A:開閉装置

Claims (5)

  1. 少なくとも可撓性シート状の部位を有する開閉体を、まぐさ部の開口から繰り出して下方へ閉鎖動作させるようにした開閉装置において、
    前記開閉体は、前記可撓性シート状の部位に開口部を有する開閉体本体と、上端側部分を前記開閉体本体に止着して垂れ下げられ前記開口部を塞ぐ扉体と、これら開閉体本体と扉体との間にわたる可撓性の部材であって前記扉体の開放動作量を抑制する開放抑制部材とを具備していることを特徴とする開閉装置。
  2. 前記開放抑制部材は、前記扉体が前記まぐさ部に干渉しない程度に、その開放動作量が抑制されるように、前記開閉体本体と前記扉体との間にわたる長さが設定されていることを特徴とする請求項1記載の開閉装置。
  3. 前記開放抑制部材は、前記扉体の下端側と、前記開閉体本体の下端側との間にわたるように設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載の開閉装置。
  4. 前記開放抑制部材を前記扉体及び/又は前記開閉体本体に対し着脱可能にする着脱手段を具備していることを特徴とする請求項1乃至3何れか1項記載の開閉装置。
  5. 前記開放抑制部材を弾性体により構成したことを特徴とする請求項1乃至4何れか1項記載の開閉装置。
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