JP2009138326A - ロールブラインドのスクリーン昇降装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】スクリーンとサイドブラケットとの間隔を縮小しながら、巻ずれによる不具合を防止可能としたロールブラインドのスクリーン昇降装置を提供する。
【解決手段】一対のサイドブラケット間に巻取軸3を回転可能に支持し、巻取軸3からスクリーン4を垂下し、サイドブラケットには操作コード18を掛装したプーリー17を回転可能に支持し、プーリーの回転に基づいて巻取軸を回転させてスクリーンを昇降するロールブラインドにおいて、巻取軸3の両端にフランジ13を設け、少なくとも一方のフランジの外周縁に歯を形成して第一の歯車とし、プーリー17とともに回転する第二の歯車16を第一の歯車に噛み合わせた。
【選択図】図3
【解決手段】一対のサイドブラケット間に巻取軸3を回転可能に支持し、巻取軸3からスクリーン4を垂下し、サイドブラケットには操作コード18を掛装したプーリー17を回転可能に支持し、プーリーの回転に基づいて巻取軸を回転させてスクリーンを昇降するロールブラインドにおいて、巻取軸3の両端にフランジ13を設け、少なくとも一方のフランジの外周縁に歯を形成して第一の歯車とし、プーリー17とともに回転する第二の歯車16を第一の歯車に噛み合わせた。
【選択図】図3
Description
この発明は、ロールブラインドのスクリーンを昇降するスクリーン昇降装置に関するものである。
ロールブラインドは、取付面に固定されるフレームの両端にサイドブラケットが取着され、そのサイドブラケット間にスクリーンの巻取軸が回転可能に支持される。そして、巻取軸からスクリーンが吊下支持され、その巻取軸をスクリーンの巻取り方向に回転させると、スクリーンが引き上げられ、巻取軸をスクリーンの巻戻し方向に回転させると、スクリーンが下降する。
このようなロールブラインドの操作手段として、巻取軸の一端に設けられたプーリーに操作チェーンを掛装し、その操作チェーンを操作することにより巻取軸を回転操作するようにしたものがある。
また、別の操作手段として、巻取軸内にスプリングモータを内蔵したものがある。この操作手段では、ボトムバーから垂下されるプルコードを下方へ引いてボトムバーを下降させてスクリーンを巻取軸から巻戻す。このとき、巻取軸内のスプリングモータが蓄勢される。
そして、スクリーンを引き上げるときには、スプリングモータの付勢力で巻取軸をスクリーン巻取り方向に回転させ、スクリーンを巻取軸に巻き取るようになっている。
このようなロールブラインドでは、スクリーンを巻取軸に巻き取る際、巻ずれが発生し、スクリーンの端部がサイドブラケットに対し摺動する状態となることがある。そして、このような巻ずれが発生すると、スクリーンにしわや折り目が発生したり、さらには巻取軸が回転不能となることもある。
このようなロールブラインドでは、スクリーンを巻取軸に巻き取る際、巻ずれが発生し、スクリーンの端部がサイドブラケットに対し摺動する状態となることがある。そして、このような巻ずれが発生すると、スクリーンにしわや折り目が発生したり、さらには巻取軸が回転不能となることもある。
このような巻ずれを防止するには、巻取軸にテープを貼り付けて巻取り径を調整することが行われ、サイドブラケットとスクリーンとの干渉を防止するために、スクリーンの端部とサイドブラケットとの間に十分な間隔を確保することが行なわれている。
特開2004−44253号公報
特開2006−299801号公報
特許第3282981号公報
近年、幅の狭いスリット状の縦長の窓にロールブラインドが設置されるようになっている。このような窓に設置されるロールブラインドでは、サイドブラケットが窓枠の内側に位置するとき、そのサイドブラケットとスクリーンとの間に十分な間隔を確保すると、スクリーンと窓枠との間の隙間が増大し、光漏れが増大するとともに、美観上好ましくない。
また、操作チェーンで巻取軸を回転させるロールブラインドでは、巻取軸の一端に操作チェーンを掛装するためのプーリーが設けられるため、サイドブラケットとスクリーンの端縁との間隔が増大するという問題点がある。
特許文献1には、モータの駆動力でブラインドウェブを送り出し、あるいは巻き取る車両用ロールブラインドが開示されている。このロールブラインドではモータの駆動力をロールパイプの一端に設けたギヤを介してロールパイプに伝達する構成であるが、ブラインドウェブを引き出す引張バーを移動させるロープをロールパイプの両端部で巻き取り、あるいは巻戻す構成であるため、軸受板とブラインドウェブとの間隔が大きくなっている。
特許文献2には、巻取軸の両端にスクリーンの巻ずれを防止するズレ防止板を備えたロールスクリーンが開示されている。しかし、巻取軸を回転駆動するための操作コードが、ブラケットとズレ防止板との間に垂下されるため、ブラケットとズレ防止板との間隔、すなわちスクリーンと窓枠との間隔が増大するという問題点がある。
特許文献3には、操作コードの操作によりプーリーを回転させ、そのプーリーの回転を歯車を介して巻取軸に伝達する構成が開示されている。しかし、巻ずれを防止するための構成及びブラケットとスクリーンとの間隔を縮小するための構成は開示されていない。
この発明の目的は、スクリーンとサイドブラケットとの間隔を縮小しながら、巻ずれによる不具合を防止可能としたロールブラインドのスクリーン昇降装置を提供することにある。
請求項1では、一対のサイドブラケット間に巻取軸を回転可能に支持し、前記巻取軸からスクリーンを垂下し、前記サイドブラケットには操作コードを掛装したプーリーを回転可能に支持し、前記プーリーの回転に基づいて前記巻取軸を回転させて前記スクリーンを昇降するロールブラインドにおいて、前記巻取軸の両端にフランジを設け、少なくとも一方の前記フランジの外周縁に歯を形成して第一の歯車とし、前記プーリーとともに回転する第二の歯車を前記第一の歯車に噛み合わせた。
請求項2では、前記第一及び第二の歯車を平歯車とした。
請求項3では、前記第一及び第二の歯車を傘歯車とした。
請求項4では、前記第一の歯車と第二の歯車との間に伝達歯車を介在させた。
請求項3では、前記第一及び第二の歯車を傘歯車とした。
請求項4では、前記第一の歯車と第二の歯車との間に伝達歯車を介在させた。
請求項5では、前記フランジの外周部には、前記スクリーンを前記巻取軸上に案内する斜面を備えた。
請求項6では、前記サイドブラケットをフレームに取着し、前記フレームの両端部を取付具を介して取付面に固定し、前記取付具には前記フレームの両端部の高さを調整する調整手段を設けた。
請求項6では、前記サイドブラケットをフレームに取着し、前記フレームの両端部を取付具を介して取付面に固定し、前記取付具には前記フレームの両端部の高さを調整する調整手段を設けた。
請求項7では、前記調整手段は、前記取付面に固定される台座部と、前記台座部に螺合されて、その回動操作により上下動するダイヤル部とを備え、前記ダイヤル部で前記フレームを支持した。
本発明によれば、スクリーンとサイドブラケットとの間隔を縮小しながら、巻ずれによる不具合を防止可能としたロールブラインドのスクリーン昇降装置を提供することができる。
(第一の実施の形態)
以下、この発明を具体化した第一の実施の形態を図面に従って説明する。図1及び図3に示すロールブラインドは、アルミの押出し形材で形成されたフレーム1の両端にサイドブラケット2a,2bが取着され、そのサイドブラケット2a,2b間に巻取軸3が回転可能に支持されている。そして、巻取軸3からスクリーン4が垂下され、巻取軸3が回転されると、スクリーン4が巻取軸3に巻き取られ、あるいは巻き戻される。
以下、この発明を具体化した第一の実施の形態を図面に従って説明する。図1及び図3に示すロールブラインドは、アルミの押出し形材で形成されたフレーム1の両端にサイドブラケット2a,2bが取着され、そのサイドブラケット2a,2b間に巻取軸3が回転可能に支持されている。そして、巻取軸3からスクリーン4が垂下され、巻取軸3が回転されると、スクリーン4が巻取軸3に巻き取られ、あるいは巻き戻される。
前記フレーム1は、取付面5に取付具6を介して固定された2個のブラケット7にその両端部が支持されている。その取付具6は、ネジ8で取付面5に固定される台座部9と、その台座部9に対し上下動可能に螺合されるダイヤル部(調整手段)10と、そのダイヤル部10に保持されるとともに、ネジ11で前記ブラケット7が固定される吊下具12とで構成される。そして、前記フレーム1がブラケット7に支持されている。
このような取付具6では、ブラケット7にフレーム1を取着した状態で、ダイヤル部10を回転させると、そのダイヤル部10が上方あるいは下方へ移動し、ダイヤル部10の上下動にともなって、吊下具12及びブラケット7を介してフレーム1が上下動する。従って、各取付具6のダイヤル部10を回動操作することにより、フレーム1の両端部の取付高さをそれぞれ独立して微調整可能となっている。
前記巻取軸3の両端には、同巻取軸3と一体に回転するフランジ13が取着され、そのフランジ13は前記サイドブラケット2a,2bに近接して回転される。前記フランジ13の径は、前記スクリーン4を上限まで引き上げたときの巻取軸3へのスクリーン4の巻径より僅かに大きい径で形成されている。
また、前記フランジ13の外周部には、同フランジ13を平歯車(第一の歯車)とする歯14が刻設されるとともに、同フランジ13の肉厚を外周側に向かって徐々に肉薄として斜面13aが形成されている。
図3に示すように、一方のサイドブラケット2aは室内側に向かって斜め下方に延設され、その先端部には他方のサイドブラケット2b側に向かって延びる支軸15が固定されている。
前記支軸15の基端部には、前記フランジ13に噛み合う平歯車(第二の歯車)16が回転可能に支持されている。前記支軸15には、前記平歯車16に隣接してプーリー17が回転可能に支持され、そのプーリー17に操作チェーン(操作コード)18が掛装されている。そして、操作チェーン18の操作によりプーリー17が回転されると、平歯車16及びフランジ13を介して巻取軸が回転されるようになっている。
図2に示すように、前記支軸15の先端部には、捩りコイルスプリングで構成されるブレーキスプリング19が装着され、そのブレーキスプリング19の一端は前記プーリー17に係合し、他端は前記平歯車16に係合する位置に突出されている。そして、プーリー17が回転するとき、ブレーキスプリング19と支軸15との摩擦力が軽減されてプーリー17の回転が許容され、スクリーン4の重量により平歯車16が回転しようとすると、ブレーキスプリング19と支軸15との摩擦力が増大して、平歯車16の回転が阻止されるようになっている。
図3に示すように、前記フレーム1には巻取軸3に巻き取られたスクリーン4の周面を覆う湾曲面として下辺を後方まで延設した下部ガイド片20aと、ブラケット7の後方でフレーム1の後辺から取付面5近傍まで上方に延びる上部ガイド片20bが形成されている。そして、スクリーン4は巻取軸3から下部ガイド片20a側、すなわち室外側に垂下されている。
次に、上記のように構成されたロールブラインドの動作を説明する。操作チェーン18を操作して、プーリー17を回転させると、平歯車16及びフランジ13を介して巻取軸3が回転される。
巻取軸3がスクリーン4の巻取り方向に回転されると、スクリーン4が巻取軸3に巻き取られて引き上げられる。また、巻取軸3がスクリーン4の巻戻し方向に回転されると、スクリーン4が巻取軸3から巻戻されて下降する。
スクリーン4を所望高さまで昇降した後、操作チェーン18を手放すと、ブレーキスプリング19の作用により、スクリーン4の自重降下が阻止される。
上記のように構成されたロールブラインドでは、次に示す作用効果を得ることができる。
(1)巻取軸3の両端に、巻取軸3と一体に回転するフランジ13を設けたので、スクリーン4の巻取り動作時に巻ずれの発生を防止することができる。
(2)フランジ13をサイドブラケット2a,2bに近接して設けたので、スクリーン4の両端縁とサイドブラケット2a,2bとの間隔を小さくすることができる。従って、幅が狭く高さが高い窓の窓枠間にフレーム1を設置する場合、スクリーン4の両端縁と窓枠との間隔を小さくして、美観を向上させることができるとともに光漏れを少なくすることができる。
(3)フレーム1の下辺を、フランジ13の外周に沿ってほぼ1/4周沿わせた形状とするとともに、フランジ13の外周縁に近接して設けた。従って、スクリーン4の巻取り動作を急停止させた場合に、スクリーン4がその慣性力により巻取軸3より上方へしゃくり上げられるとき、スクリーン4のフランジ13の外周縁への乗り上げを防止できるとともに、斜面13aでスクリーン4を巻取軸3上に復帰させることができる。
(4)一方のフランジ13を平歯車として形成し、その平歯車に噛み合う平歯車16を巻取軸3の前方、すなわち室内側でプーリー17を介して操作チェーン18により回転駆動可能とした。従って、巻取軸3の端部にプーリーを設ける必要がないので、フランジ13とサイドブラケット2a,2bとの間隔を小さくすることができる。
(5)取付具6の操作により、フレーム1の左右両端部の高さを微調整することができる。従って、巻取軸3の左右両端部の高さを微調整して、巻ずれの発生を防止することができる。
(6)フレーム1に設けたガイド片20a,20bにより、巻取軸3に巻き取られたスクリーン4とフレーム1との間及びフレーム1と取付面5との間からの光漏れを防止することができる。
(第二の実施の形態)
図4は、第二の実施の形態を示す。この実施の形態は、プーリー21の回転に基づいて回転される平歯車22の径よりフランジ23の径を大きくしたものである。このような構成により、前記実施の形態で得られた作用効果(1)〜(4)と同様な作用効果を得ることができるとともに、以下の作用効果を得ることができる。
(1)スクリーン4の引き上げ操作時に操作チェーン24の操作力を軽減することができる。
(2)フランジ23の径を大きくしたので、昇降ストロークの大きなロールブラインドに対応することができる。
(第三の実施の形態)
図5及び図6は、第三の実施の形態を示す。この実施の形態は、前記第一の実施の形態のフランジ13と平歯車16との間にサイドブラケット2aに回転可能に支持される伝達歯車25を介在させたものであり、その他の構成は第一の実施の形態とほぼ同様である。
上記のように構成されたロールブラインドでは、次に示す作用効果を得ることができる。
(1)巻取軸3の両端に、巻取軸3と一体に回転するフランジ13を設けたので、スクリーン4の巻取り動作時に巻ずれの発生を防止することができる。
(2)フランジ13をサイドブラケット2a,2bに近接して設けたので、スクリーン4の両端縁とサイドブラケット2a,2bとの間隔を小さくすることができる。従って、幅が狭く高さが高い窓の窓枠間にフレーム1を設置する場合、スクリーン4の両端縁と窓枠との間隔を小さくして、美観を向上させることができるとともに光漏れを少なくすることができる。
(3)フレーム1の下辺を、フランジ13の外周に沿ってほぼ1/4周沿わせた形状とするとともに、フランジ13の外周縁に近接して設けた。従って、スクリーン4の巻取り動作を急停止させた場合に、スクリーン4がその慣性力により巻取軸3より上方へしゃくり上げられるとき、スクリーン4のフランジ13の外周縁への乗り上げを防止できるとともに、斜面13aでスクリーン4を巻取軸3上に復帰させることができる。
(4)一方のフランジ13を平歯車として形成し、その平歯車に噛み合う平歯車16を巻取軸3の前方、すなわち室内側でプーリー17を介して操作チェーン18により回転駆動可能とした。従って、巻取軸3の端部にプーリーを設ける必要がないので、フランジ13とサイドブラケット2a,2bとの間隔を小さくすることができる。
(5)取付具6の操作により、フレーム1の左右両端部の高さを微調整することができる。従って、巻取軸3の左右両端部の高さを微調整して、巻ずれの発生を防止することができる。
(6)フレーム1に設けたガイド片20a,20bにより、巻取軸3に巻き取られたスクリーン4とフレーム1との間及びフレーム1と取付面5との間からの光漏れを防止することができる。
(第二の実施の形態)
図4は、第二の実施の形態を示す。この実施の形態は、プーリー21の回転に基づいて回転される平歯車22の径よりフランジ23の径を大きくしたものである。このような構成により、前記実施の形態で得られた作用効果(1)〜(4)と同様な作用効果を得ることができるとともに、以下の作用効果を得ることができる。
(1)スクリーン4の引き上げ操作時に操作チェーン24の操作力を軽減することができる。
(2)フランジ23の径を大きくしたので、昇降ストロークの大きなロールブラインドに対応することができる。
(第三の実施の形態)
図5及び図6は、第三の実施の形態を示す。この実施の形態は、前記第一の実施の形態のフランジ13と平歯車16との間にサイドブラケット2aに回転可能に支持される伝達歯車25を介在させたものであり、その他の構成は第一の実施の形態とほぼ同様である。
このような構成により、前記第一の実施の形態で得られた作用効果(1)〜(4)と同様な作用効果を得ることができるとともに、以下の作用効果を得ることができる。
(1)フランジ13と平歯車16との間に伝達歯車25を介在させたことにより、フランジ13と平歯車16を同一方向に回転させることができる。そして、手前側に垂下される一方の操作チェーン18を下方へ引くと、スクリーン4を引き上げることができるとともに、他方の操作チェーン18を下方へ引くと、スクリーン4を下降させることができる。従って、巻取軸3から操作チェーンを垂下する場合と同様な操作でスクリーン4を昇降することができる。
(2)図5に示すように、フレーム26を水平面に取着する天付け使用と、図6に示すように、フレーム26を垂直面に取着する正面付けのいずれにも使用することができる。
(第四の実施の形態)
図7は、第四の実施の形態を示す。この実施の形態は、巻取軸3の端部に取着したフランジ27と、操作チェーン18で回転される歯車28を傘歯車として噛み合わせたものである。
(1)フランジ13と平歯車16との間に伝達歯車25を介在させたことにより、フランジ13と平歯車16を同一方向に回転させることができる。そして、手前側に垂下される一方の操作チェーン18を下方へ引くと、スクリーン4を引き上げることができるとともに、他方の操作チェーン18を下方へ引くと、スクリーン4を下降させることができる。従って、巻取軸3から操作チェーンを垂下する場合と同様な操作でスクリーン4を昇降することができる。
(2)図5に示すように、フレーム26を水平面に取着する天付け使用と、図6に示すように、フレーム26を垂直面に取着する正面付けのいずれにも使用することができる。
(第四の実施の形態)
図7は、第四の実施の形態を示す。この実施の形態は、巻取軸3の端部に取着したフランジ27と、操作チェーン18で回転される歯車28を傘歯車として噛み合わせたものである。
歯車28は、その回転軸がフランジ27の回転軸と直交する方向でサイドブラケット29に回転可能に支持され、フランジ27と歯車28とで傘歯車が構成される。また、歯車28は、操作チェーン18が掛装されたプーリー17を回転させることにより回転駆動可能となっている。
フレーム1の上部ガイド片20bの上端部には隙間遮蔽用のゴム片30が取着されている。このゴム片30は、フレームの全長に亘って取着され、上部ガイド片20bから上方へ延びて取付面5に弾性的に当接して、上部ガイド片20bと取付面5との間の隙間を遮蔽するようになっている。その他の構成は、第一の実施の形態と同様である。
このような構成により、前記第一の実施の形態と同様な作用効果を得ることができるとともに、上部ガイド片20bと取付面5との間からの光漏れを阻止することができる。また、取付具6でフレームの端部の取付高さを微調整しても、ゴム片30はその弾性により取付面5に当接する状態に維持されるので、光漏れを阻止することができる。
上記実施の形態は、以下の態様で実施してもよい。
・平歯車16と噛み合わないフランジ13は、歯を刻設しないようにしてもよい。
・スクリーン4の自重降下を阻止するブレーキ装置を巻取軸3内に設けてもよい。
・第一〜第三の実施の形態において、各サイドブラケットに第二の歯車とその第二の歯車を回転駆動するプーリー及び操作チェーンを設けてもよい。
・第一の歯車と巻取軸との間に遊星歯車を介在させて、第一の歯車の回転速度に対し巻取軸の回転速度を減速あるいは増速するようにしてもよい。
・第二の歯車が噛み合わないフランジを、巻取軸に対し相対回転可能にかつ軸方向に移動不能に支持してもよい。
・ゴム片30は、ゴム以外の弾性材で形成してもよい。
・平歯車16と噛み合わないフランジ13は、歯を刻設しないようにしてもよい。
・スクリーン4の自重降下を阻止するブレーキ装置を巻取軸3内に設けてもよい。
・第一〜第三の実施の形態において、各サイドブラケットに第二の歯車とその第二の歯車を回転駆動するプーリー及び操作チェーンを設けてもよい。
・第一の歯車と巻取軸との間に遊星歯車を介在させて、第一の歯車の回転速度に対し巻取軸の回転速度を減速あるいは増速するようにしてもよい。
・第二の歯車が噛み合わないフランジを、巻取軸に対し相対回転可能にかつ軸方向に移動不能に支持してもよい。
・ゴム片30は、ゴム以外の弾性材で形成してもよい。
1,26…フレーム、2a,2b,29…サイドブラケット、3…巻取軸、4…スクリーン、6…取付具、13,23,27…フランジ(第一の歯車)、16…第二の歯車(平歯車)、17,21…プーリー、18,2…操作コード(操作チェーン)。
Claims (7)
- 一対のサイドブラケット間に巻取軸を回転可能に支持し、前記巻取軸からスクリーンを垂下し、前記サイドブラケットには操作コードを掛装したプーリーを回転可能に支持し、前記プーリーの回転に基づいて前記巻取軸を回転させて前記スクリーンを昇降するロールブラインドにおいて、
前記巻取軸の両端にフランジを設け、少なくとも一方の前記フランジの外周縁に歯を形成して第一の歯車とし、前記プーリーとともに回転する第二の歯車を前記第一の歯車に噛み合わせたことを特徴とするロールブラインドのスクリーン昇降装置。 - 前記第一及び第二の歯車を平歯車としたことを特徴とする請求項1記載のロールブラインドのスクリーン昇降装置。
- 前記第一及び第二の歯車を傘歯車としたことを特徴とする請求項1記載のロールブラインドのスクリーン昇降装置。
- 前記第一の歯車と第二の歯車との間に伝達歯車を介在させたことを特徴とする請求項2記載のロールブラインドのスクリーン昇降装置。
- 前記フランジの外周部には、前記スクリーンを前記巻取軸上に案内する斜面を備えたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のロールブラインドのスクリーン昇降装置。
- 前記サイドブラケットをフレームに取着し、前記フレームの両端部を取付具を介して取付面に固定し、前記取付具には前記フレームの両端部の高さを調整する調整手段を設けたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のロールブラインドのスクリーン昇降装置。
- 前記調整手段は、
前記取付面に固定される台座部と、
前記台座部に螺合されて、その回動操作により上下動するダイヤル部と
を備え、
前記ダイヤル部で前記フレームを支持したことを特徴とする請求項6記載のロールブラインドのスクリーン昇降装置。
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