JP2009138327A - ロールブラインドのスクリーン昇降装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】一対のサイドブラケット間に巻取軸3を回転可能に支持し、巻取軸からスクリーン4を垂下し、操作コード18の操作により回転されるプーリー17の回転に基づいて巻取軸を回転駆動可能とし、巻取軸3の回転によりスクリーン4を昇降するロールブラインドにおいて、プーリー17の回転軸心を巻取軸3の回転軸心より前方に位置させて、プーリー17から垂下される操作コード18をスクリーン4の前方で且つ幅方向にスクリーンと重なる位置に垂下させ、プーリー17の回転を巻取軸3に伝達する伝達装置16,13を備えた。
【選択図】図3
Description
特許文献1には、操作コードを巻取軸の中心より前方に垂下する構成としたロールブラインドが開示されている。しかし、このような構成でも昇降コードを掛装するプーリーが巻取軸と同軸上に設けられるため、スクリーンの端縁と窓枠との間に少なくとも操作コードの径以上の間隔を確保する必要がある。実際には、プーリー及びプーリーケースの厚さ以上の間隔を確保する必要があるため、光漏れが増大する。
請求項3では、前記巻取軸と前記サイドブラケットとの間に位置する前記歯車の厚さと、前記再度ブラケットの厚さの和を、前記操作コードの径より小さくした。
以下、この発明を具体化した第一の実施の形態を図面に従って説明する。図1及び図3に示すロールブラインドは、アルミの押出し形材で形成されたフレーム1の両端にサイドブラケット2a,2bが取着され、そのサイドブラケット2a,2b間に巻取軸3が回転可能に支持されている。そして、巻取軸3からスクリーン4が垂下され、巻取軸3が回転されると、スクリーン4が巻取軸3に巻き取られ、あるいは巻き戻される。
上記のように構成されたロールブラインドでは、次に示す作用効果を得ることができる。
(1)巻取軸3の両端に、巻取軸3と一体に回転するフランジ13を設けたので、スクリーン4の巻取り動作時に巻ずれの発生を防止することができる。
(2)フランジ13をサイドブラケット2a,2bに近接して設けたので、スクリーン4の両端縁とサイドブラケット2a,2bとの間隔を小さくすることができる。
(3)一方のフランジ13を平歯車として形成し、その平歯車に噛み合う平歯車16を巻取軸3の前方、すなわち室内側でプーリー17を介して操作チェーン18により回転駆動可能とした。従って、巻取軸3の端部にプーリーを設ける必要がないので、フランジ13とサイドブラケット2a,2bとの間隔を小さくすることができる。
(4)フランジ13の厚さと、サイドブラケット2aの厚さの和を、操作チェーン18のボールの径より小さくしたので、スクリーン4の端縁とサイドブラケット2a,2bの外側面との間隔を小さくすることができる。従って、幅が狭く高さが高い窓の窓枠5aにサイドブラケット2a,2bを近接して設置する場合、スクリーン4の両端縁と窓枠5aとの間隔を狭くして、美観を向上させることができるとともに光漏れを少なくすることができる。
(5)スクリーン4の両端縁と窓枠5aとの間隔を狭くしたので、操作チェーン18が揺動しても、操作チェーン18のスクリーン4の後方への回り込みを防止することができる。従って、スクリーン4の昇降操作を速やかに開始することができるとともに、操作チェーン18の操作時に、操作チェーン18とスクリーン4の端縁との擦れを防止して、スクリーン4の損耗を防止することができる。
(6)フレーム1の下辺を、フランジ13の外周に沿ってほぼ1/4周沿わせた形状とするとともに、フランジ13の外周縁に近接して設けた。従って、スクリーン4の巻取り動作を急停止させた場合に、スクリーン4がその慣性力により巻取軸3より上方へしゃくり上げられるとき、スクリーン4のフランジ13の外周縁への乗り上げを防止できるとともに、斜面13aでスクリーン4を巻取軸3上に復帰させることができる。
(7)取付具6の操作により、フレーム1の左右両端部の高さを微調整することができる。従って、巻取軸3の左右両端部の高さを微調整して、巻ずれの発生を防止することができる。
(8)フレーム1に設けたガイド片20a,20bにより、巻取軸3に巻き取られたスクリーン4とフレーム1との間及びフレーム1と取付面5との間からの光漏れを防止することができる。
(第二の実施の形態)
図4は、第二の実施の形態を示す。この実施の形態は、プーリー21の回転に基づいて回転される平歯車22の径よりフランジ23の径を大きくしたものである。このような構成により、前記実施の形態で得られた作用効果(1)〜(4)と同様な作用効果を得ることができるとともに、以下の作用効果を得ることができる。
(1)スクリーン4の引き上げ操作時に操作チェーン24の操作力を軽減することができる。
(2)フランジ23の径を大きくしたので、昇降ストロークの大きなロールブラインドに対応することができる。
(第三の実施の形態)
図5及び図6は、第三の実施の形態を示す。この実施の形態は、前記第一の実施の形態のフランジ13と平歯車16との間にサイドブラケット2aに回転可能に支持される伝達歯車25を介在させたものであり、その他の構成は第一の実施の形態とほぼ同様である。
(1)フランジ13と平歯車16との間に伝達歯車25を介在させたことにより、フランジ13と平歯車16を同一方向に回転させることができる。そして、手前側に垂下される一方の操作チェーン18を下方へ引くと、スクリーン4を引き上げることができるとともに、他方の操作チェーン18を下方へ引くと、スクリーン4を下降させることができる。従って、巻取軸3から操作チェーンを垂下する場合と同様な操作でスクリーン4を昇降することができる。
(2)図5に示すように、フレーム26を水平面に取着する天付け使用と、図6に示すように、フレーム26を垂直面に取着する正面付けのいずれにも使用することができる。
(第四の実施の形態)
図7及び図8は、第四の実施の形態を示す。この実施の形態は、巻取軸3の端部に取着したフランジ27と、操作チェーン18で回転される歯車28を傘歯車として噛み合わせたものである。
フレーム1の上部ガイド片20bの上端部には隙間遮蔽用のゴム片30が取着されている。このゴム片30は、フレームの全長に亘って取着され、上部ガイド片20bから上方へ延びて取付面5に弾性的に当接して、上部ガイド片20bと取付面5との間の隙間を遮蔽するようになっている。その他の構成は、第一の実施の形態と同様である。
・プーリーを、フレームに回転可能に支持してもよい。
・平歯車16と噛み合わないフランジ13は、歯を刻設しないようにしてもよい。
・スクリーン4の自重降下を阻止するブレーキ装置を巻取軸3内に設けてもよい。
・第一〜第三の実施の形態において、各サイドブラケットにプーリー及び操作チェーンと、プーリーの回転を巻取軸に伝達する伝達装置を備えてもよい。
・フランジ13と巻取軸3との間に遊星歯車を介在させて、フランジの回転速度に対し巻取軸の回転速度を減速あるいは増速するようにしてもよい。
・平歯車が噛み合わない側のフランジを、巻取軸に対し相対回転可能にかつ軸方向に移動不能に支持してもよい。
・ゴム片30は、ゴム以外の弾性材で形成してもよい。
Claims (6)
- 一対のサイドブラケット間に巻取軸を回転可能に支持し、前記巻取軸からスクリーンを垂下し、操作コードの操作により回転されるプーリーの回転に基づいて前記巻取軸を回転駆動可能とし、前記巻取軸の回転によりスクリーンを昇降するロールブラインドにおいて、
前記プーリーの回転軸心を前記巻取軸の回転軸心より前方に位置させて、前記プーリーから垂下される操作コードを前記スクリーンの前方で且つ幅方向にスクリーンと重なる位置に垂下させ、前記プーリーの回転を前記巻取軸に伝達する伝達装置を備えたことを特徴とするロールブラインドのスクリーン昇降装置。 - 前記伝達装置は、前記プーリーの回転を前記巻取軸に伝達する歯車で構成したことを特徴とする請求項1記載のロールブラインドのスクリーン昇降装置。
- 前記巻取軸と前記サイドブラケットとの間に位置する前記歯車の厚さと前記サイドブラケットの厚さの和を、前記操作コードの径より小さくしたことを特徴とする請求項2記載のロールブラインドのスクリーン昇降装置。
- 前記歯車を平歯車で構成し、前記平歯車を回転駆動するプーリーに無端状の操作コードを掛装し、前記操作コードを前記スクリーンの両端縁間において同スクリーンの前方に垂下したことを特徴とする請求項2又は3記載のロールブラインドのスクリーン昇降装置。
- 前記歯車を傘歯車で構成し、前記傘歯車を回転駆動するプーリーに無端状の操作コードを掛装し、前記操作コードを前記スクリーンの両端縁間において同スクリーンの前方に垂下したことを特徴とする請求項2又は3記載のロールブラインドのスクリーン昇降装置。
- 前記サイドブラケットと前記巻取軸との間に前記平歯車のみを介在させたことを特徴とする請求項4記載のロールブラインドのスクリーン昇降装置。
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- 2007-12-03 JP JP2007312247A patent/JP2009138327A/ja active Pending
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