JP7123526B2 - ロールスクリーン - Google Patents

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本発明は、スクリーンの昇降操作に係る操作コードを自動巻き上げ可能とするロールスクリーンに関する。
ロールスクリーンは、天井面や壁面等の取付面に対してブラケットを介して取着された枠体(例えば取付フレーム)により巻取パイプを支持し、スクリーンの上縁部を巻取パイプに取着して垂下させ、巻取パイプによってスクリーンの巻き取り又は巻き戻しを行うことにより室内への採光量を調節可能に構成される。
このようなロールスクリーンの一種類として、スクリーンの昇降操作に係る操作コードを自動巻き上げ可能とするロールスクリーンが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に開示されるロールスクリーンでは、操作コードをぜんまい等の付勢手段によって操作プーリーに巻き上げ可能とし、この操作プーリーを巻取パイプと同軸上に配置して操作装置を構成している。そして、巻取パイプと操作プーリーとの間に、操作プーリーの回転を巻取パイプに対し伝達または非伝達とするクラッチ機構を設けることで、スクリーンの昇降操作に伴って操作コードを操作装置から引き出した後、ぜんまい等の付勢手段によって当該操作コードを操作装置内に巻き上げるようになっている。
特許第4440802号明細書
特許文献1に開示されるロールスクリーンでは、巻取パイプと同軸にぜんまいや操作プーリーを配置して操作装置を構成しているため、この操作装置が大型化してしまい、操作装置とスクリーンの側端部との隙間により光漏れを生じさせてしまうという問題がある。
また、スクリーンの昇降操作に係るコードに所定荷重以上の負荷がかかった場合、ロールスクリーンにおける機構部の破損や、落下等の安全性の問題が生じる。
本発明の第1の目的は、上述の問題に鑑みて、スクリーンの昇降操作に係る操作コードを自動巻き上げ可能とし、操作上の安全性を維持しつつ当該光漏れを抑制する操作装置を備えるロールスクリーンを提供することにある。
本発明の第2の目的は、上述の問題に鑑みて、スクリーンの昇降操作に係るコードに所定荷重以上の負荷がかかった場合の過負荷対策を設けたロールスクリーンを提供することにある。
本発明のロールスクリーンは、スクリーンの昇降操作に係る操作コードを自動巻き上げ可能とするロールスクリーンであって、前記スクリーンの昇降操作を可能とする巻取手段と、前記操作コードの引き操作に基づいて回転する入力軸を有し該入力軸を前記巻取手段に伝達又は非伝達とするクラッチ機構と、前記スクリーンの昇降操作に係る操作コードを自動巻き上げ可能とする操作装置を固定軸により支持する支持部材とを備え、前記操作装置は、前記固定軸とは異なる軸芯の操作軸中心で前記操作コードの引き操作を可能とし前記操作コードを常時巻き取る方向に付勢する付勢手段を有する操作プーリーと、前記操作プーリーの回転を前記クラッチ機構の入力軸に回転伝達する回転伝達機構と、を有し、前記操作装置は、前記操作プーリーが前記スクリーンに対し前後方向で離間され、尚且つ前記操作プーリーが前記スクリーンに対し左右方向で重複領域があるよう配置されてなり、前記操作コードに、当該引き操作に係る過負荷を防止するように定められた所定荷重で分離可能な操作グリップが設けられていることを特徴とする。
また、本発明のロールスクリーンにおいて、前記操作装置は、前記操作プーリーが当該ロールスクリーンの内方へ向かう方向に突出するよう配置されてなることを特徴とする。
また、本発明のロールスクリーンにおいて、前記操作装置は、前記固定軸の位置の左右方向幅が前記操作プーリーの位置の左右方向幅より狭い形状を有することを特徴とする。
また、本発明のロールスクリーンにおいて、前記回転伝達機構は、操作負荷を軽減する所定の減速比で回転伝達するよう構成されていることを特徴とする。
また、本発明のロールスクリーンは、スクリーンの昇降操作に係る操作コードを自動巻き上げ可能とするロールスクリーンであって、前記スクリーンの昇降操作を可能とする巻取手段と、前記操作コードの引き操作に基づいて回転する入力軸を有し該入力軸を前記巻取手段に伝達又は非伝達とするクラッチ機構と、前記スクリーンの昇降操作に係る操作コードを自動巻き上げ可能とする操作装置を固定軸により支持する支持部材とを備え、前記操作装置は、前記固定軸とは異なる軸芯の操作軸中心で前記操作コードの引き操作を可能とし前記操作コードを常時巻き取る方向に付勢する付勢手段を有する操作プーリーと、前記操作プーリーの回転を前記クラッチ機構の入力軸に回転伝達する回転伝達機構と、を有し、前記操作装置は、前記操作コードの垂下位置を、当該操作装置の中央より奥側又は前側に配置しており、前記操作コードに、当該引き操作に係る過負荷を防止するように定められた所定荷重で分離可能な操作グリップが設けられていることを特徴とする。
また、本発明のロールスクリーンにおいて、前記操作装置は、前記操作コードの引操作時に、前記支持部材に対し相対回動可能に構成され、当該相対回動可能とする範囲は、前記操作装置が前記スクリーンと接触しない所定の奥側位置から操作負荷を軽減可能とする所定の前側位置までの範囲となるよう規制されていることを特徴とする。
更に、本発明のロールスクリーンにおいて、スクリーンを開閉可能なプルコードが前記スクリーンの下端に設けられ、前記プルコード、当該開閉時の引き操作に係る過負荷を防止するように定められた所定荷重で分離可能な第2の操作グリップが設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、操作上の安全性を維持しつつ操作装置とスクリーンの側端部との隙間により生じる光漏れを抑制することができるため、従来技法よりも遮光性を向上させることができる。
本発明による一実施形態のロールスクリーンの概略構成を示す正面透視図である。 本発明による一実施形態のロールスクリーンの概略構成を示す側面透視図である。 本発明による一実施形態のロールスクリーンにおける操作装置周辺の正面断面図である。 本発明による一実施形態のロールスクリーンにおける操作装置とパイプキャップ内のクラッチ機構との接続を示す斜視図である。 (a),(b)は、それぞれ本発明による一実施形態のロールスクリーンにおける操作装置と支持部材との関係を示す斜視図、及び操作装置と支持部材との分解斜視図である。 本発明による一実施形態のロールスクリーンにおける操作装置及び支持部材に関する一視点からの分解斜視図である。 本発明による一実施形態のロールスクリーンにおける操作装置及び支持部材に関する別視点からの分解斜視図である。 (a),(b)は、それぞれ本発明による一実施形態のロールスクリーンにおける操作装置の動作を示す側面透視図である。 (a),(b)は、それぞれ本発明による一実施形態のロールスクリーンにおける操作装置に対する変形例1,2の構成を示す側面透視図である。 (a),(b)は、それぞれ本発明による一実施形態のロールスクリーンにおける操作装置に対する変形例3の構成を示す側面透視図である。 (a),(b)は、それぞれ本発明による一実施形態のロールスクリーンにおける操作グリップの一例を示す断面図である。 本発明による一実施形態のロールスクリーンに対する変形例の概略構成を示す正面透視図である。
以下、図面を参照して、本発明による一実施形態のロールスクリーンを説明する。尚、本願明細書中、図1に示すロールスクリーンの正面図に対して、図示上方及び図示下方をスクリーンの吊り下げ方向に準じてそれぞれ上方向(又は上側)及び下方向(又は下側)と定義し、図示左方向をロールスクリーン1の左側、及び、図示右方向をロールスクリーンの右側と定義して説明する。また、以下に説明する例では、図1に示すロールスクリーンの正面図に対して、視認する側を前側(又は室内側)、その反対側を後側(又は室外側)とする。
(全体構成)
まず、図1及び図2を参照して、本発明による一実施形態のロールスクリーンの構成を説明する。図1は、本発明に係るロールスクリーンの概略構成を示す正面透視図である。図2は、本実施形態のロールスクリーンの概略構成を示す側面透視図である。
本実施形態のロールスクリーンでは、取付フレーム1の両端に支持部材2a,2bが固定され、左右両側の支持部材2a,2b間に円筒状の巻取パイプ3が回転可能に支持される。ブラケット6は、取付フレーム1を間接的に取着面に固定する際に用いられる。各支持部材2a,2bは、サイドカバー7によって収容される。
巻取パイプ3にはスクリーン4が吊下支持され、スクリーン4の下端にはウェイトバー5が取着されている。
また、巻取パイプ3はアルミニウムの形材で形成され、右端側にはパイプキャップ13が嵌着されている。そして、パイプキャップ13内にクラッチ機構14とトルクリミッター15がそれぞれ収容されている。
クラッチ機構14は、操作装置8における操作コード9の引き操作で巻取パイプ3をスクリーン下降方向にのみ回転させる装置である。
トルクリミッター15は、巻取パイプ3に対するスクリーン4の逆巻きを防止する装置である。スクリーン4が巻取パイプ3から全て巻き戻された後、巻取パイプ3がさらに同方向へ回転されると、スクリーン4が巻取パイプ3に逆巻きされようとするのを防止する装置である。
これらのクラッチ機構14及びトルクリミッター15として、限定するものではないが、例えば特開2013-213391号公報に開示される技法を利用することができる。
本実施形態に係る操作装置8は、巻取パイプ3の右端側に設けられ、パイプキャップ13内のクラッチ機構14を介して巻取パイプ3の回転操作を可能とし、支持部材2aに対し所定の回動範囲内で回動可能に支持される。
操作装置8は、詳細は後述するが、図3に示すように、主に、支持部材2aに対し取付ネジ25で固定される固定軸81、この固定軸81を中心軸として回転可能なクラッチギヤ83、クラッチギヤ83と噛合する中間ギヤ84、紐状の操作コード9の上端を取着し巻き上げ可能としたプーリー部852が設けられこの中間ギヤ84と噛合し操作軸82中心で回転するプーリーギヤ85、及び操作コード9を常時巻き取る方向に付勢するぜんまいバネ87を収容しプーリーギヤ85と一体回転するバネホイル86を、第1操作ケース80及び第2操作ケース88により収容するものとなっている。
操作装置8内のプーリーギヤ85のプーリー部852から垂下される操作コード9の下端は操作グリップ10に取着される。
そして、操作グリップ10による操作コード9の引き操作でプーリーギヤ85が回転すると、クラッチギヤ83へと回転伝達される。クラッチギヤ83の回転はクラッチ機構14へと伝達され、これにより、クラッチ機構14は、巻取パイプ3をスクリーン下降方向にのみ回転させるよう作動する。
一方、巻取パイプ3内の左端側には、スプリングモーター11及びストッパー装置12が配設されている。
ストッパー装置12は、操作コード9の引き操作方向に対応するスクリーン4の巻き戻し方向となる巻取パイプ3の回転をロック可能とする装置であり、操作コード9の僅かな引き操作で巻取パイプ3を回転させると、そのロックが解除される仕組みとなっている。
本実施形態のスプリングモーター11は、巻取パイプ3をスクリーン4の巻き取り方向に回転させてスクリーン4を引き上げる付勢力を生じさせ、自動的にスクリーン4を巻き取り可能としている。
従って、本実施形態では、操作装置8における操作コード9の引き操作で、巻取パイプ3をスクリーン巻き戻し方向に回転させてスクリーン4を下降操作し、操作コード9を操作して巻取パイプ3内のストッパー装置12の作動を解除することにより、スプリングモーター11の付勢力に基づいて巻取パイプ3を回転させて、スクリーン4を引き上げるようになっている。
また、操作装置8から引き出された操作コード9は、ぜんまいバネ87の付勢力によって自動的に巻き上げ可能とし、引き出された操作コード9を手放すと、その大部分が操作装置8に収容されるようになっている。
ここで、図1から理解されるように、支持部材2aに支持される操作装置8は、固定軸81より別軸に設けられる操作軸82中心で操作コード9の引き出し操作を可能とする操作プーリー(プーリーギヤ85及びバネホイル86)が設けられる。即ち、この操作プーリーは、操作コード9を常時巻き取る方向に付勢するぜんまいバネ87を有し、ぜんまいバネ87をバネホイル86内に収容して一体化するプーリーギヤ85によって構成される。そして、クラッチギヤ83及び中間ギヤ84が、この操作プーリーをクラッチ機構14の入力軸に回転伝達する回転伝達機構として構成される。このため、操作装置8とスクリーン4の側端部との隙間をより狭くすることができ、この隙間により生じる光漏れを抑制し従来技法よりも遮光性を向上させることができる。
以下、より具体的に、操作装置8の構成について説明する。
〔操作装置〕
まず、図4には、本実施形態のロールスクリーンにおける操作装置8とパイプキャップ13内のクラッチ機構14との接続を示している。パイプキャップ13は、筒状本体の一端にフランジ130を有し、このフランジ130に連なって筒状本体の外周壁に複数のリブ131が形成され、筒状本体の他端にも一対のフランジ状リブ132が形成されている。これらの複数のリブ131及びフランジ状リブ132により、パイプキャップ13は巻取パイプ3の右端側内壁に一体的に嵌着され、フランジ130が巻取パイプ3の右端部に位置する。
パイプキャップ13内に設けられるクラッチ機構14は、中心軸141を中心に相対回転可能な入力軸142が設けられ、この入力軸142から突出する一対の突出片142aが形成されている。
一方、支持部材2aに支持される操作装置8は、第1操作ケース80及び第2操作ケース88により、前述したクラッチギヤ83、中間ギヤ84、及びプーリーギヤ85を収容している。操作コード9を常時巻き取る方向に付勢するぜんまいバネ87を収容しプーリーギヤ85と一体回転するバネホイル86は、第2操作ケース88におけるプーリー収容部882に収容される。クラッチギヤ83は、支持部材2aに対し固定される固定軸81を中心軸として回転可能に構成され、クラッチ機構14における入力軸142と相対回転不能に連結する円筒部832を有している。円筒部832は、第2操作ケース88における筒状部881により回転可能に支持される。クラッチギヤ83の円筒部832の連結面には、対向配置する一対の係合凹部833が2組形成されている。
より具体的に、クラッチ機構14における中心軸141は、図示するように凸状部141aを先側に有する段差を持つ円柱軸で構成され、操作装置8における固定軸81は、凹状部814を奥側に有する段差凹みを持つ円柱軸を持つ形状を有している。そして、クラッチ機構14における中心軸141を操作装置8における固定軸81と係合させることで、クラッチ機構14における中心軸141は支持部材2aに対し相対回転不能になる。
また、クラッチ機構14における入力軸142は、中心軸141を中心に相対回転可能であり、入力軸142の連結面側に形成される一対の突出片142aを、操作装置8におけるクラッチギヤ83の円筒部832の連結面に形成される2組の対向配置対の係合凹部833のいずれかと係合させることで、クラッチ機構14における入力軸142は、操作装置8におけるクラッチギヤ83と一体となって回転可能となる。
ただし、クラッチ機構14は、操作装置8における操作コード9の引き操作で巻取パイプ3をスクリーン下降方向にのみ回転させる装置である。このため、操作コード9の引き操作でクラッチギヤ83が回転すると、クラッチ機構14における入力軸142も一体となって図示A方向に回転する。入力軸142の図示A方向の回転は、巻取パイプ3の図示A’方向への回転と伝達される。
一方、ぜんまいバネ87の付勢力により、操作コード9の巻き上げが行われ、クラッチギヤ83が逆方向に回転するときもクラッチ機構14における入力軸142も一体となって図示B方向に回転するが、この図示B方向の入力軸142の回転は、巻取パイプ3に対し空転し、巻取パイプ3の回転へと伝達されないようになっている。このため、操作コード9の非操作時には、ストッパー装置12の作動解除で、上述したスプリングモーター11の付勢力により、巻取パイプ3をスクリーン4の巻き取り方向に回転させて自動的にスクリーン4を引き上げることができる。
そして、操作装置8は、固定軸81の位置の左右方向幅(筒状部881の左右方向幅)が操作プーリーとして構成されるプーリーギヤ85及びバネホイル86の位置の左右方向幅(プーリー収容部882の左右方向幅)より狭い形状を有する。このため、図1に示すように、操作装置8とスクリーン4の側端部との隙間をより狭くすることができ、この隙間により生じる光漏れを抑制し従来技法よりも遮光性を向上させることができる。
ところで、本実施形態の操作装置8は、操作コード9について非操作状態にあるとき、図5(a)に示すように鉛直方向に操作装置8の長手方向が位置している状態(θ=0°)から、所定の範囲θ(本例ではθ≦90°)で回動可能に支持部材2aに支持されている。
即ち、図5(b)に示すように、支持部材2aには、係合孔21,23、係止孔22、及び円筒突起部24が形成されている。また、操作装置8の第1操作ケース80には、固定孔817を中心に一対の係合突起部816が形成された固定軸81の固定面を露出する円形の開口部802、及び1/4円状の回動規制孔803が形成されている。
そして、支持部材2aにおける係合孔21,23に固定軸81の一対の係合突起部816を係合させた状態で、取付ネジ25が支持部材2aにおける係止孔22を介して固定軸81の固定孔817に螺入されることで、固定軸81は第1操作ケース80を挟み込んで支持部材2aに固定され、支持部材2aの円筒突起部24が操作装置8の回動規制孔803に回動案内されるように係合する。このため、操作装置8は図5(a)に示すように、相対回動可能に支持部材2aに支持される。このように操作装置8を支持部材2aに対し相対回動可能に支持することで、操作性が向上し安全面でも優れたものとなるがその詳細は後述する。
(操作装置)
次に、操作装置8の詳細構成について、図6及び図7を参照して説明する。
図6及び図7に示すように、操作装置8は、第1操作ケース80、固定軸81、操作軸82、クラッチギヤ83、中間ギヤ84、プーリーギヤ85、バネホイル86、ぜんまいバネ87、第2操作ケース88、及びコード導出部材89を備える。
第1操作ケース80は、第2操作ケース88と共に、固定軸81、操作軸82、クラッチギヤ83、中間ギヤ84、プーリーギヤ85、バネホイル86、及びぜんまいバネ87を収容し、コード導出部材89を係止するための部材である。尚、プーリーギヤ85及びバネホイル86は予め一体化したものでもよいし、コード導出部材89についても予め第2操作ケース88と一体化したものでもよい。
固定軸81はクラッチギヤ83を回転可能に支持するための部材であり、凹状部814を奥側に有する段差凹み813を持つ円柱軸811を持つ形状を有し(図6参照)、この円柱軸811より大径のフランジ812が形成され、このフランジ812から僅かに縮径し突出する固定面815が形成されている(図7参照)。固定面815には、固定孔817と、この固定孔817を中心に一対の係合突起部816が形成されている。
第1操作ケース80には、固定軸81の固定面815と略同径で円形の開口部802が形成され、固定軸81の固定面815が第1操作ケース80の開口部802から露出する。そして、支持部材2aにおける係合孔21,23に固定軸81の一対の係合突起部816を係合させた状態で、取付ネジ25が支持部材2aにおける係止孔22を介して固定軸81の固定孔817に螺入されることで、固定軸81は第1操作ケース80を挟み込んで支持部材2aに固定される。そして、一対の係合突起部816は支持部材2aに対する回転止めとして作用する。
また、支持部材2aには1/4円状の回動規制孔803が形成され、固定軸81が第1操作ケース80を挟み込んで支持部材2aに固定されると、操作装置8における第1操作ケース80の回動規制孔803に回動案内されるように係合する(図5参照)。
操作軸82は、紐状の操作コード9の上端を取着し巻き上げ可能としたプーリー部852が設けられたプーリーギヤ85を回転可能に支持するための部材である。プーリーギヤ85には、操作コード9を常時巻き取る方向に付勢するぜんまいバネ87を収容するバネホイル86が嵌着され、プーリーギヤ85とバネホイル86は一体となって回転する。
操作軸82は、第1操作ケース80に設けられている貫通孔807に取付ネジ808が挿通されて操作軸82の中心を貫通する軸孔823の一方に螺入されることで(図7参照)、第1操作ケース80に固定される。また、操作軸82は、第2操作ケース88に設けられている貫通孔883に取付ネジ889が挿通されて操作軸82の中心を貫通する軸孔823の他方に螺入されることで(図6参照)、第2操作ケース88に固定される。
操作軸82には、ぜんまいバネ87の一端871を係止するための係止溝821が形成され、係止溝821の下方に略C字状の段差822が形成されている。段差822は、操作軸82が第2操作ケース88に固定される際に、第2操作ケース88に形成される略C字状の凸部882bと係合し(図7参照)、第1及び第2操作ケース80,88に対する回転止めとして作用する。
クラッチギヤ83は、フランジ付きの円筒部832と、そのフランジ面に形成される歯部831とを有している。円筒部832は、固定軸81の円柱軸811と略同径の軸孔834を有しており、これによりクラッチギヤ83は、固定軸81の円柱軸811によって回転可能に支持される。尚、クラッチギヤ83における歯部831が形成されるフランジ面には軸孔834の周囲に円状凹部835が形成され(図7参照)、円状凹部835が固定軸81のフランジ812を収容係合するため、歯部831が支持部材2aと接触せずにガタツキなく支持される。
クラッチギヤ83の円筒部832は、第2操作ケース88における筒状部881の内周壁881aにより回転可能に支持され、筒状部881からクラッチギヤ83の円筒部832の連結面が露出する。クラッチギヤ83の円筒部832の連結面には、対向配置する一対の係合凹部833が2組形成されている(図6参照)。
この2組のうちいずれかの対向配置対の係合凹部833は、クラッチ機構14における入力軸142の連結面側に形成される一対の突出片142aと係合させることで、クラッチ機構14における入力軸142は、操作装置8におけるクラッチギヤ83と一体となって回転可能となる(図4参照)。
中間ギヤ84は、プーリーギヤ85の回転をクラッチギヤ83に伝達するための部材であり、フランジ面に形成される歯部841を有している。中間ギヤ84の歯部841はクラッチギヤ83の歯部831と噛合するとともに、プーリーギヤ85の歯部851とも噛合する。中間ギヤ84は、その中心軸として構成される貫通軸842が第2操作ケース88から突出する円柱軸884aによって回転可能に支持され、円柱軸884aの先端は第1操作ケース80に形成される軸孔805と係合するようになっている。
プーリーギヤ85は、中間ギヤ84の歯部841と噛合する歯部851と、紐状の操作コード9の上端を巻き上げ可能としたプーリー部852とを備えるよう構成され、バネホイル86と共に操作プーリーとして構成される。
プーリー部852には、操作コード9の上端を結び玉等で取着するための係止孔856が設けられ、操作コード9は、プーリー部852に対し、引き操作でぜんまいバネ87の付勢力が蓄勢される方向に巻回される。
プーリーギヤ85は、その中心軸として構成される貫通軸853が操作軸82によって回転可能に支持される。プーリーギヤ85には、一対の嵌合孔855が形成され、尚且つプーリーギヤ85におけるプーリー部852が形成される面には、僅かに突出する環状凸部854が形成されている。
プーリーギヤ85の一対の嵌合孔855は、ぜんまいバネ87を収容するバネホイル86から突出する一対の爪部864と嵌合するために設けられ(図7参照)、プーリーギヤ85の環状凸部854はバネホイル86の中心軸孔863を支持するために設けられる(図6参照)。
バネホイル86はプーリーギヤ85と一体回転するよう嵌合し、ぜんまいバネ87を収容するともに、ぜんまいバネ87の一端871を係止するための係止溝821が形成された操作軸82を中心軸孔863により貫通させている。そして、ぜんまいバネ87の他端872は、バネホイル86に形成される2つの係止孔862のうちいずれ一方と係合される。
これにより、ぜんまいバネ87は、プーリー部852にて上端を取着した操作コード9を、常時巻き取る方向に付勢する。
操作コード9の下端は、コード導出部材89の挿通孔891に挿通された後、操作グリップ10に取着される。
第2操作ケース88は、クラッチギヤ83、中間ギヤ84、及びバネホイル86を嵌合したプーリーギヤ85を収容する形状を有する(図7参照)。特に、第2操作ケース88における筒状部881は、その内周壁881aとこれに連なる収容部881bにより、クラッチギヤ83のフランジ付きの円筒部832をガタツキなく回転可能に支持する。
また、第2操作ケース88における収容部884は、その中心から突出する円柱軸884aによって中間ギヤ84の貫通軸842を挿通しガタツキなく回転可能に支持しつつ中間ギヤ84を収容する。
また、第2操作ケース88における収容部882は、その内壁882a側に形成される略C字状の凸部882bが操作軸82の略C字状の段差822と係合し、操作軸82によって回転可能に支持されバネホイル86を嵌合したプーリーギヤ85をガタツキなく回転可能に収容する。
第1操作ケース80に設けられている各貫通孔801,804,806には、それぞれの取付ネジ808が挿通され、対応する第2操作ケース88に設けられているネジ孔886,887,888にて係止される。尚、第1操作ケース80に設けられている貫通孔807、及び第2操作ケース88に設けられている貫通孔883には、それぞれの取付ネジ808,889が挿通されて、操作軸82の中心を貫通する軸孔823の両側にて係止される。
ところで、本実施形態では、第2操作ケース88における収容部882の下端部には、その前後方向の略中央よりも奥側にてコード導出部材89を係止する係止部885が形成されている(図7参照)。これは、操作コード9の屈曲負荷を軽減させるためであり、以下の操作装置8の動作の説明から明らかになる。
図8(a)は、本実施形態のロールスクリーンにおける操作装置8の操作時の動作を示す側面透視図であり、図8(b)は、操作装置8の非操作時の動作を示す側面透視図である。
本実施形態では、図8(a)に示すように、操作装置8における操作コード9の引き操作で、巻取パイプ3をスクリーン巻き戻し方向に回転させてスクリーン4を下降操作し、図8(b)に示すように、ストッパー装置12の作動により任意位置でウェイトバー5を停止させることができる。また、操作コード9を操作して巻取パイプ3内のストッパー装置12の作動を解除することにより、スプリングモーター11の付勢力に基づいて巻取パイプ3を回転させて、スクリーン4を自動的に引き上げて巻き取るようになっている。
ここで、図8(a)に示すように、操作装置8は支持部材2aに対し所定の範囲θで相対回動可能に支持される。本例では操作装置8の長手方向が鉛直方向に位置する状態をθ=0°とし、図5を参照して説明したように0°≦θ≦90°の範囲で回動する。
このように、操作装置8について、図8(a)に示す操作時では、前方への当該相対回動を許容することで操作負荷を軽減させることができる。また、図8(b)に示す非操作時では、操作コード9は引き出されたその大部分が、ぜんまいバネ87の付勢力によって操作装置8内に自動時に巻き上げられて収容されるが、そのぜんまいバネ87の付勢力が操作装置8の後方への相対回動を助力する。このとき、操作装置8を鉛直方向より後方へ相対回動すると操作装置8がスクリーン4と接触するなどして品質や安全性の観点から好ましくない。
このため、本実施形態では、0°≦θ≦90°の範囲で回動するよう規制している。尚、当該相対回動可能とする範囲は、前記操作装置が前記スクリーンと接触しない所定の奥側位置から操作負荷を軽減可能とする所定の前側位置までの範囲となるよう規制されていれば、0°≦θ≦90°の範囲に限定する必要はない。ただし、非操作時の状態で操作装置8の長手方向が鉛直方向に向くよう設定することが意匠性の観点から好ましい。
尚、本実施形態の変形例1として、図9(a)に示すように、第2操作ケース88における収容部882の下端部の略中央にコード導出部材89を設け、操作装置8からの操作コード9の垂下位置を前後方向の略中央とすることが可能である。しかしながら、この場合、プーリーギヤ85のプーリー部852から垂下する操作コード9の屈曲負荷が大きくなる。
このため、図8(a)に示す本実施形態のように、第2操作ケース88における収容部882の下端部の略中央より奥側にてコード導出部材89を設け、操作装置8からの操作コード9の垂下位置をより奥側とすることが好ましく、プーリーギヤ85のプーリー部852から垂下する操作コード9の屈曲負荷を小さくすることができる。これにより操作コード9の摩耗を低減させることができる。
尚、本実施形態の変形例2として、図9(b)に示すように、操作装置8からの操作コード9の垂下位置をより前側とすることもできる。この場合、中間ギヤ84を図示するように省いた構成とするか、又は中間ギヤ84を偶数枚設けた構成とすればよい。図9(b)に示すように中間ギヤ84を省いた構成とする場合には、巻取パイプ3の巻太りを考慮して干渉しないようにする必要があり、プーリーギヤ85のプーリー収容部882をスクリーン4から遠ざける側に設け、支持部材2aとの干渉を避ける構成とする必要がある。
尚、プーリーギヤ85の回転を巻取パイプ3へと伝達する回転伝達機構(クラッチギヤ83,中間ギヤ84の組み合わせ)は、操作負荷を軽減する所定の減速比で回転伝達するよう構成するのが好ましい。
図8(a)に示したように、本実施形態では、操作装置8における操作コード9の引き操作で、巻取パイプ3をスクリーン巻き戻し方向に回転させてスクリーン4を下降操作し、ストッパー装置12の作動を解除することにより、スプリングモーター11の付勢力に基づいてスクリーン4を自動的に引き上げる例を説明した。
一方、本実施形態の変形例3として、操作装置8における操作コード9の引き操作で、巻取パイプ3をスクリーン巻き取り方向に回転させてスクリーン4を上昇操作し、ストッパー装置12の作動を解除することにより、スクリーン4をウェイトバー5の自重で下降させる構成とすることもできる。
例えば、図10(a),(b)に示すように、図6及び図7に示す操作装置8とほぼ同一構造とする場合には、ぜんまいバネ87の付勢力を生じさせる方向を逆転させ、プーリーギヤ85のプーリー部852に巻回する操作コード9の向きを逆転させ、更にクラッチ機構14の作動方向を逆転させる。このとき、操作装置8からの操作コード9の垂下位置をより前側とすることができる。スプリングモーター11は、スクリーン4の巻上時の操作力を軽減するのに利用する。
そして、図10(a)に示すように、操作装置8における操作コード9の引き操作で、巻取パイプ3をスクリーン巻き取り方向に回転させてスクリーン4を上昇操作し、図10(b)に示すように、ストッパー装置12の作動により任意位置でウェイトバー5を停止させることができる。また、操作コード9を操作して巻取パイプ3内のストッパー装置12の作動を解除することにより、ウェイトバー5の自重により巻取パイプ3を回転させて、スクリーン4を自動的に降下させることができる。
このような変形例3の場合でも、図1から理解されるように、操作装置8とスクリーン4の側端部との隙間をより狭くすることができ、この隙間により生じる光漏れを抑制し従来技法よりも遮光性を向上させることができ、図8で説明した実施形態の作用・効果をほぼ同様に得ることができる。
(操作グリップ)
上述した実施形態及び変形例のロールスクリーンにおいて、操作コード9を自動巻き上げ可能とすることで、一操作方向(引き出し方向)のみの操作が可能となり操作性が向上するが、仕様限度以上に操作コード9を引き出すと操作装置8が損傷するなど、品質や安全性の観点から更なる工夫が望まれる。
そこで、例えば図11に示すように、操作コード9の下端に設ける操作グリップ10を、過負荷時に離脱する構造を有するよう構成するのが好適である。図11(a),(b)は、それぞれ本実施形態のロールスクリーンにおける操作グリップ10の一例を示す断面図である。
まず、操作コード9の下端部には、合成樹脂製のボール部91を設けて結び玉等で係止する。そして、操作グリップ10の上部には、ボール部91を弾性変形により挿通可能とする挿通孔10aと、ボール部91を所定の引き出し力以下では係止する係止部10bを設けている。
すると、図11(a)に示すように、所定の引き出し力以下ではボール部91が係止部10bに係止されて、操作グリップ10の引き出し操作に応じて操作コード9が操作装置8から引き出される。一方、操作グリップ10の引き出し操作に過負荷が生じると、挿通孔10aが弾性変形してボール部91が係止部10bから離脱する。改めてボール部91を係止部10bに係止し回復することも可能である。
このように、操作グリップ10を所定荷重で操作コード9から分離可能に構成することが品質及び安全性の観点から有効である。
また、図1に示す実施形態のロールスクリーンに対し、図12に示す変形例のように、ウェイトバー5にプルコード9Pの一端を取着し、プルコード9Pの他端に操作グリップ10Pを追加して二重操作可能なロールスクリーンを構成することもできる。そして、この操作グリップ10Pに対しても、図11に示す操作グリップ10と同様に所定荷重で操作コード9Pから分離可能に構成することで、その品質及び安全性を向上させることができる。
以上、特定の実施形態の例を挙げて本発明を説明したが、本発明は前述の実施形態の例に限定されるものではなく、その技術思想を逸脱しない範囲で種々変形可能である。例えば、上述した実施形態の例では、固定軸81を操作装置8の内部に設け、支持部材2aに固定する例を説明したが、固定軸81を予め支持部材2aに固定した形状とすることも可能である。更に、本発明に係る操作装置8は、前後に2枚のスクリーンを垂下するロールスクリーンへの応用も可能である。
本発明によれば、操作上の安全性を維持しつつ操作装置とスクリーンの側端部との隙間により生じる光漏れを抑制できるので、ロールスクリーンの用途に有用である。
1 取付フレーム
2a,2b 支持部材
3 巻取りパイプ
4 スクリーン
5 錘部材(ウェイトバー)
6 ブラケット
7 サイドカバー
8 操作装置
9 操作コード
10 操作グリップ
11 スプリングモーター
12 ストッパー装置
13 パイプキャップ
14 クラッチ機構
15 トルクリミッター
80 第1操作ケース
81 固定軸
82 操作軸
83 クラッチギヤ
84 中間ギヤ
85 プーリーギヤ
86 バネホイル
87 ぜんまいバネ
88 第2操作ケース
89 コード導出部材

Claims (7)

  1. スクリーンの昇降操作に係る操作コードを自動巻き上げ可能とするロールスクリーンであって、
    前記スクリーンの昇降操作を可能とする巻取手段と、
    前記操作コードの引き操作に基づいて回転する入力軸を有し該入力軸を前記巻取手段に伝達又は非伝達とするクラッチ機構と、
    前記スクリーンの昇降操作に係る操作コードを自動巻き上げ可能とする操作装置を固定軸により支持する支持部材とを備え、
    前記操作装置は、
    前記固定軸とは異なる軸芯の操作軸中心で前記操作コードの引き操作を可能とし前記操作コードを常時巻き取る方向に付勢する付勢手段を有する操作プーリーと、
    前記操作プーリーの回転を前記クラッチ機構の入力軸に回転伝達する回転伝達機構と、
    を有し、
    前記操作装置は、前記操作プーリーが前記スクリーンに対し前後方向で離間され、尚且つ前記操作プーリーが前記スクリーンに対し左右方向で重複領域があるよう配置されてなり、
    前記操作コードに、当該引き操作に係る過負荷を防止するように定められた所定荷重で分離可能な操作グリップが設けられていることを特徴とするロールスクリーン。
  2. 前記操作装置は、前記操作プーリーが当該ロールスクリーンの内方へ向かう方向に突出するよう配置されてなることを特徴とする、請求項1に記載のロールスクリーン。
  3. 前記操作装置は、前記固定軸の位置の左右方向幅が前記操作プーリーの位置の左右方向幅より狭い形状を有することを特徴とする、請求項1又は2に記載のロールスクリーン。
  4. 前記回転伝達機構は、操作負荷を軽減する所定の減速比で回転伝達するよう構成されていることを特徴とする、請求項1から3のいずれか一項に記載のロールスクリーン。
  5. スクリーンの昇降操作に係る操作コードを自動巻き上げ可能とするロールスクリーンであって、
    前記スクリーンの昇降操作を可能とする巻取手段と、
    前記操作コードの引き操作に基づいて回転する入力軸を有し該入力軸を前記巻取手段に伝達又は非伝達とするクラッチ機構と、
    前記スクリーンの昇降操作に係る操作コードを自動巻き上げ可能とする操作装置を固定軸により支持する支持部材とを備え、
    前記操作装置は、
    前記固定軸とは異なる軸芯の操作軸中心で前記操作コードの引き操作を可能とし前記操作コードを常時巻き取る方向に付勢する付勢手段を有する操作プーリーと、
    前記操作プーリーの回転を前記クラッチ機構の入力軸に回転伝達する回転伝達機構と、
    を有し、
    前記操作装置は、前記操作コードの垂下位置を、当該操作装置の中央より奥側又は前側に配置しており、
    前記操作コードに、当該引き操作に係る過負荷を防止するように定められた所定荷重で分離可能な操作グリップが設けられていることを特徴とするロールスクリーン。
  6. 前記操作装置は、前記操作コードの引き操作時に、前記支持部材に対し相対回動可能に構成され、当該相対回動可能とする範囲は、前記操作装置が前記スクリーンと接触しない所定の奥側位置から操作負荷を軽減可能とする所定の前側位置までの範囲となるよう規制されていることを特徴とする、請求項1から5のいずれか一項に記載のロールスクリーン。
  7. スクリーンを開閉可能なプルコードが前記スクリーンの下端に設けられ、前記プルコードに、当該開閉時の引き操作に係る過負荷を防止するように定められた所定荷重で分離可能な第2の操作グリップが設けられていることを特徴とする、請求項1から6のいずれか一項に記載のロールスクリーン。
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