JP7199923B2 - 遮蔽装置 - Google Patents

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Description

本実施形態は、スラット等の遮蔽材を有する遮蔽装置に関する。
従来、この種の遮蔽装置としては、下記特許文献1に示される日射遮蔽装置が知られている。この日射遮蔽装置は、昇降コードが取着されたドラムの回転軸にプーリ軸を結合し、ヘッドボックス内に設ける軸受ブロックにプーリ軸を軸受けし、軸受ブロックの円筒部から突出するプーリ軸と円筒部にスリーブを回転可能に外嵌し、スリーブと円筒部との間にコイルバネブレーキを設け、スリーブの一側に第2操作コード用プーリを一方向クラッチを介して外嵌し、スリーブの他側に第1操作コード用プーリを別の一方向クラッチを介して遊嵌し、該別の一方向クラッチにスリーブとプーリ軸を結合分離するコイルバネクラッチを制御可能に連結し、第2操作コード用プーリの回転を元に戻す巻き戻しバネを設け、第1操作コード用プーリの回転を元に戻す復帰バネを設けた操作コード式昇降機構を備えることを特徴としている。
この日射遮蔽装置によれば、第2操作コード用プーリに巻き付けた上昇用操作コードを引くと日射遮蔽体(遮蔽材)が上昇し、放すと上昇した位置に停止すると共に、上昇用操作コードが元に戻り、第1操作コード用プーリに巻き付けた下降用操作コードを引くと、日射遮蔽体が自重で下降し、放すと下降した位置に停止すると共に、下降用操作コードが元に戻るように動作させることができる。したがって、遮蔽材を昇降させるためのヘッドボックスから垂下する二本の上昇用及び下降用操作コードを、それぞれループを形成しない一本の紐とすることができるため、コードが幼児の首に掛かるといった事故が生じることなく安全性が保たれる。
特開2006-200153号公報
しかしながら、上述した遮蔽装置は、下降用操作コードを一定量引き続けることによって遮蔽材を下降させているが、これは回転軸に遮蔽材を下降させる方向の回転を直接的に伝達できないことから、プーリ軸の回転を自由にすることで回転軸の下降方向の回転を許容するようにしており、遮蔽材の自重に依存した下降であるため、遮蔽材の自重のみに依存せずに遮蔽材を移動させることが望まれていた。
本発明は上述した問題点を解決するためになされたものであり、安全性を保ち、且つ遮蔽材の自重のみに依存せずに遮蔽材を移動させることができる遮蔽装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するため、本発明の一態様は、一方向に回転することにより第1動作を行うように遮蔽材を駆動し、前記一方向とは逆の逆方向に回転することにより前記第1動作とは異なる第2動作を行うように前記遮蔽材を駆動する駆動軸と、前記駆動軸を前記一方向にのみ回転させることができる第1プーリと、前記駆動軸を前記逆方向にのみ回転させることができる第2プーリと、前記第1プーリを回転させるための第1操作部材と、前記第2プーリを回転させるための第2操作部材とを備える。
本発明によれば、安全性を保ち、且つ遮蔽材の自重のみに依存せずに遮蔽材を移動させることができる遮蔽装置を提供することができる。本発明のその他の効果については、以下の発明を実施するための形態の項でも説明する。
第1の実施形態に係る遮蔽装置の構成を示す正面図である。 第1の実施形態に係る操作装置の構成を示す部分断面図である。 図2に示されるA-A線断面図であり、(a)は非操作状態、(b)は第1操作コードの操作状態、(c)は第2操作コードの操作状態を示す。 図2に示されるB-B線断面図であり、(a)は非操作状態、(b)は第1操作コードの操作状態、(c)は第2操作コードの操作状態を示す。 図2に示されるC-C線断面図であり、(a)は非操作状態、(b)は第1操作コードの操作状態、(c)は第2操作コードの操作状態を示す。 図2に示されるD-D線断面図であり、(a)は非操作状態、(b)は第1操作コードの操作状態、(c)は第2操作コードの操作状態を示す。 図2に示されるE-E線断面図であり、(a)は非操作状態、(b)は第1操作コードの操作状態、(c)は第2操作コードの操作状態を示す。 図2に示されるF-F線断面図であり、(a)は非操作状態、(b)は第1操作コードの操作状態、(c)は第2操作コードの操作状態を示す。 自重下降防止ユニットの構成を示す縦断面図である。 図9に示されるG-G線断面図であり、(a)は回転軸からの一方向への回転が加わった状態、(b)は駆動軸からの一方向への回転が加わった状態を示す。 スラットの全閉を説明するための遮蔽装置の正面図である。 スラットの反全閉を説明するための遮蔽装置の正面図である。 スラットの上昇を説明するための遮蔽装置の正面図である。 スラットが最上昇位置にある遮蔽装置を示す正面図である。 スラットの下降を説明するための遮蔽装置の正面図である。 他の形態に係る遮蔽装置の構成を示す正面図である。 第1の実施形態に係る操作装置の部品配列を説明するための概略正面図である。 第2の実施形態に係る操作装置の部品配列を説明するための概略正面図である。 第3の実施形態に係る操作装置の構成を示す概略正面図である。 第3の実施形態に係る操作装置の内部構成を示し、(a)は分解斜視図を、(b)は斜視図を示す。 第4の実施形態に係る操作装置の構成を示す概略正面図である。
以下、本発明に係る実施形態について図面を参照しつつ説明する。なお、以下に説明する第1~第4の実施形態においては、遮蔽装置が設けられた際の室内側の面を正面、室外側の面を背面、正面及び背面に直交する方向を前後方向、遮蔽装置の長手方向を左右方向と称して以後説明を行う。また、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
<第1の実施形態>
以下、第1の実施形態に係る遮蔽装置について説明する。本実施形態においては、遮蔽材としてのスラットが昇降する横型ブラインドに本発明を適用した場合を例にとり説明を行う。
(全体構成)
先ず、本実施形態に係る遮蔽装置の全体構成について説明する。図1は、本実施形態に係る遮蔽装置の構成を示す正面図である。なお、この図においてはボトムレールが最下降位置まで下降され、スラットが水平に位置づけられた水平状態を示しており、また、ヘッドボックスについてはその内部が示されている。
図1に示すように、本実施形態に係る遮蔽装置1は、ヘッドボックス2と、ボトムレール31と、昇降コード32と、複数のスラット33と、ラダーコード34と、操作装置4と、自重降下防止ユニット5とを備える。
ヘッドボックス2は、図示しないブラケットを介して窓枠等に固定され、内部に収容空間を有した長尺の箱状に形成されている。ヘッドボックス2内には、回転軸201と、3つの巻取ドラム202と、操作装置4と、自重降下防止ユニット5とが設けられる。
回転軸201は、左右方向に延在する角柱状の部材であり、ヘッドボックス2内において軸心方向を左右方向に向けて回転可能に軸支される。回転軸201は、本実施形態においては自重降下防止ユニット5を介して操作装置4と連結されており、操作装置4の操作に応じて回転する。
3つの巻取ドラム202は、それぞれ回転軸201と一体回転するように回転軸201に貫通され、1つの昇降コード32の一端が巻取り及び巻解き可能に連結される。したがって、3つの巻取ドラム202のそれぞれは、回転軸201の回転に応じて一体回転することで昇降コード32を巻き取る、または巻き解くことができる。この昇降コード32を巻取る回転軸201の回転方向と同方向の回転を上昇方向と称し、巻解く回転軸201の回転方向と同方向の回転を下降方向と称して以後説明を行う。
ボトムレール31は、3本の昇降コード32の他端が接続され、遮蔽装置1において最下端に位置するようにヘッドボックス2から吊り下げ支持されて左右方向に長尺に形成されている。3つの昇降コード32は、それぞれ紐状に形成されており、一端が巻取ドラム202に連結し、他端がボトムレール31に連結して巻取ドラム202に巻取りまたは巻解かれることにより、ボトムレール31の昇降を行う。
スラット33は、ヘッドボックス2とボトムレール31との間において、ヘッドボックス2から吊り下げられる遮蔽材として上下方向に複数配置されており、3つの昇降コード32が挿通されてボトムレール31の昇降に伴い移動する。ラダーコード34は、複数のスラット33それぞれの前後方向に配されてこれを個別に支持しており、図示しないドラム装置に連結されて回転軸201の回転に応じてスラット33を全閉、水平、全開状態等に回転させる。
操作装置4は、ヘッドボックス2内の図1中左右両端部の一方、本実施形態においては右側端部に設けられており、自重降下防止ユニット5を介して回転軸201を回転させてボトムレール31及びスラット33の昇降(第1動作及び第2動作)やスラット33の傾動を行う。
自重降下防止ユニット5は、主としてボトムレール31の自重により昇降コード32及び巻取ドラム202を介して常時加わる回転軸201の回転(即ちスラット33を下降する下降方向への回転)を防止するものであり、これによりボトムレール31の自重による降下を防止することができる。
(操作装置4の構成)
次に、操作装置4の構成を図2~図8を用いて詳細に説明する。図2は本実施形態に係る操作装置の構成を示す部分断面図であり、図3~図8は、図2に示されるA-A線~F-F線の断面図である。図3~図8のそれぞれにおける(a)は各種操作コードの非操作状態を示し、(b)は第1操作コードの操作状態を示し、(c)は第2操作コードの操作状態を示す。なお、ここでの操作状態とは、後述する第1または第2操作コードを操作している状態を意味し、非操作状態とは第1または第2操作コードを操作していない状態を意味する。
図2に示されるように操作装置4は、第1操作ユニット40a及び第2操作ユニット40bと、これら2つの操作ユニットを左右方向に貫通する駆動軸40cとを備える。
第1操作ユニット40aは、本体ケース41と、第1操作コード42aと、後述する第1プーリ43a等からなる駆動機構とを備えて構成されており、側方略中心に駆動軸40cが挿通されてこれを一方向にのみ、本実施形態においては上昇方向にのみ回転させる。この回転により、自重降下防止ユニット5を介して回転軸201を同方向に回転させてボトムレール31及びスラット33をその操作量に応じて上昇させる。
一方、第2操作ユニット40bは、第1操作ユニット40aと左右方向において並設され、第1操作ユニット40aと同構成の本体ケース41と、第2操作コード42bと、後述する第2プーリ43b等からなる駆動機構とを備えて構成されている。また、第2操作ユニット40bは、側方略中心に駆動軸40cが挿通されてこれを第1操作ユニット40aとは逆方向に回転、即ち下降方向へ回転させ、自重降下防止ユニット5を介して回転軸201を同方向に回転させてボトムレール31及びスラット33をその操作量に応じて下降させる。
第1操作コード42aは、テープ状に形成されて巻取り及び巻解き可能に第1プーリ43aに一端が連結されたコード部材421と、当該コード部材421の他端に設けられた第1把持部422aと、コード部材421における一端と他端との間における所定位置に固定的に設けられたストッパ423とを有する。
一方、第2操作コード42bは、第1操作コード42aと同様にテープ状に形成され、第1操作コード42aとは逆回りで巻取り及び巻解き可能に第2プーリ43bに一端が連結されたコード部材421と、当該コード部材421の他端に設けられた第2把持部422bと、コード部材421の一端と他端との間における所定位置に固定的に設けられたストッパ423とを有する。
第1把持部422aは、遮蔽装置1の操作者が第1操作コード42aを操作、具体的には、コード部材421が第1プーリ43aから巻解かれるように下方に引く際に、操作者が把持するために設けられる部材である。本実施形態においてはこの第1把持部422aは左右方向幅が上方に向かって漸次狭まる略三角形に形成されており、したがって上方を示す矢印の様な外観をして、この第1把持部422aを含む第1操作コード42aがボトムレール31を上昇させるためのものであると操作者が直感的に理解できるようになっている。
一方、第2把持部422bは、遮蔽装置1の操作者が第2操作コード42bを操作、具体的には、コード部材421が第2プーリ43bから巻解かれるように下方に引く際に、操作者が把持するために設けられる部材である。本実施形態においてはこの第2把持部422bは左右方向幅が下方に向かって漸次狭まる略三角形に形成されており、したがって下方を示す矢印の様な外観をして、この第2把持部422bを含む第2操作コード42bがボトムレール31を下降させるためのものであると操作者が直感的に理解できるようになっている。
第1及び第2操作コード42a,42bそれぞれに設けられたストッパ423は、コード部材421がそれぞれのプーリ(第1プーリ43aまたは第2プーリ43b)により所定量以上に巻取られることを規制する。なお、コード部材421とストッパ423の構造は、異なる2つのコード同士がストッパ423内で連結される構造であってもよく、1本のコードの途中にストッパ423が固定される構造であってもよい。
第1及び第2操作ユニット40a,40bそれぞれが備える本体ケース41は、正面側一部が第1または第2操作コード42a,42bを導出するためにヘッドボックス2から露出しており、内部に上述した駆動機構を内蔵すると共に、図2及び図4に示されるように左右方向略中央における正面側下端部にストッパ423を収容可能な収容空間411が形成されている。コード部材421がプーリに巻き取られている状態、換言すれば非操作状態において、ストッパ423を収容している。
また、図2、図4、及び図7に示されるように、本体ケース41には、収容空間411に収容されたストッパ423を導出するために、外部と収容空間411とをそれぞれ個別に連通する開口412が形成されている。当該開口412は収容空間411の正面及び下面が開放するように正面及び下面の2面に連続して形成されており、したがってストッパ423はその正面及び下面が露出した状態で収容空間411に導入及び導出可能に収容される。
収容空間411は、その天井壁にコード部材421が挿通可能でありストッパ423が挿通不能な挿通孔413が設けられており、この挿通孔413を通ってコード部材421を本体ケース41内外へ出し入れ可能にしている。したがって非操作状態としてコード部材421がそれぞれのプーリに完全に巻取られている状態においても、その天井壁にストッパ423が当接することでストッパ423が本体ケース41内へ侵入することを防止している。これにより、コード部材421のプーリへの所定量以上の巻取りを規制し、延いてはコード部材421の本体ケース41内への所定量以上の導入を規制している。
(駆動機構の構成)
次に、上述した第1操作ユニット40a及び第2操作ユニット40bにおける駆動機構について詳細に説明する。第1操作ユニット40aは駆動機構として、第1プーリ43a、第1付勢部材44a、及び第1クラッチ機構45aを備え、第2操作ユニット40bは駆動機構として、第2プーリ43b、第2付勢部材44b、及び第2クラッチ機構45bを備える。
第1及び第2プーリ43a,43bのそれぞれは、図2に示されるように、本体ケース41内に一体的に設けられた筒状の固定軸414に嵌入された支持軸46に、相対回転可能に軸支されており、それぞれが第1または第2クラッチ機構45a,45bを介して駆動軸40cに互いに異なる方向への回転のみを伝達可能に連結されている。
第1及び第2操作ユニット40a,40bそれぞれの支持軸46は、図2、図5、及び図8に示されるように一端が他端より小径に形成された略筒状をなしており、当該一端が固定軸414に固定的に嵌入し、他端が後述するクラッチドラム452の中空部に嵌入してこれを相対回転不能に支持しており、その中空部には駆動軸40cが挿通されている。同様に、固定軸414の中空部にも駆動軸40cが挿通されているため、本実施形態においては第1及び第2プーリ43a,43bのそれぞれは、その回転軸心が固定軸414、支持軸46、及び駆動軸40cの軸心と同軸となる。
図2に示されるように第1プーリ43aは、コード部材421の一端が連結され、その周壁にコード部材421が巻取及び巻解可能に巻回されて前後方向前方からコード部材421が垂下するようにされている。同様に、第2プーリ43bはコード部材421の一端が連結され、その周壁にコード部材421が巻取及び巻解可能に巻回されて前後方向前方からコード部材421が垂下するようにされている。
しかしながら第1プーリ43aには図4(a)に示されるように、コード部材421がその取り付け部分から反時計回りに巻回されているのに対し、第2プーリ43bには図7(a)に示されるようにコード部材421がその取り付け部分から時計回りに巻回されている。したがって、図4(b)に示されるように、第1プーリ43aは、第1操作コード42aの引き下げに応じて一方向に回転、即ち第1方向に回転するのに対し、第2プーリ43bは、図7(c)に示されるように第2操作コード42bの引き下げに応じて第1プーリ43aとは逆方向に回転、即ち第2方向に回転する。
なお、本実施形態においては、第1及び第2操作ユニット40a,40bのそれぞれにおいて、駆動軸40cに対し一体回転可能な軸受け47が支持軸46を相対回転可能に支持している。これにより第1及び第2プーリ43a、43bは、駆動軸40cに対して相対回転可能に支持軸46に支持されることとなる。また、軸受け47が設けられることにより、支持軸46と駆動軸40cとが摺動することが防止されると共に、軸受け47の左右方向長さを小さくすることで支持軸46との間で摺動する面積も小さくしている。
また、第1プーリ43aの一方側、ここでは図2中右側端部には第1付勢部材44aを囲繞すると共にこれを本体ケース41と協働して収容する囲繞部431が設けられており、図5に示されるようにその周壁の一部が分離してこれが第1付勢部材44aの一端を着脱自在に係止する第1外方係止部432aとなっている。これに対し、固定軸414の一部は、第1付勢部材44aの他端を着脱自在に係止する第1内方係止部415aとなっている。同様に、図8に示されるように第2プーリ43bにも囲繞部431が設けられており、その周壁の一部が分離してこれが第2付勢部材44bの一端を着脱自在に係止する第2外方係止部432bとなっている。また、固定軸414の一部は、第2付勢部材44bの他端を着脱自在に係止する第2内方係止部415bとなっている。
第1内方係止部415aは、図5に示されるように周方向に湾曲する形状となっており、周方向一端側が固定軸414に連結され、第1付勢部材44aの他端が第1内方係止部415aの表面に沿って巻き掛けられることにより第1付勢部材44aを係止する。第1内方係止部415aは第1付勢部材44aの他端が巻き掛けられるという簡単な形態で当該他端を係止するため、容易に第1付勢部材44aを着脱自在とすることができる。これは前述した第1外方係止部432aにおいても同様である。一方、第2内方係止部415bは、図8に示されるように第1内方係止部415aと同形状をして同機能を有しているが、第1内方係止部415aと異なり周方向他端側が固定軸414に連結されている。
第1付勢部材44aは、図5に示されるように渦巻状に巻回されたぜんまいバネであり、第1プーリ43aの囲繞部431内に収容される。具体的には、一方向に巻回された状態で一端が第1プーリ43aの第1外方係止部432aに巻き掛けられて係止されると共に、他端が固定軸414の第1内方係止部415aに巻き掛けられて係止される。これにより、第1操作コード42aを巻取方向、即ち下降方向に回転するよう第1プーリ43aを常時付勢しているが、ストッパ423によって第1操作コード42aの所定量以上の巻取りが規制されている。この状態において第1操作コード42aが引き下げられると、図5(b)に示されるように第1プーリ43aが巻解き方向、即ち上昇方向に回転し、当該回転に応じて第1付勢部材44aが次第に縮径し、固定軸414に限界まで巻き付いた状態において当該回転が規制される。
一方、第2付勢部材44bは図8に示されるように、第1付勢部材44aとは逆向きの渦巻状に巻回されたぜんまいバネであり、第2プーリ43bの囲繞部431内に収容される。具体的には、逆方向に巻回された状態で一端が第2プーリ43bの第2外方係止部432bに巻き掛けられて係止されると共に、他端が固定軸414の第2内方係止部415bに巻き掛けられて係止される。これにより、第2操作コード42bを巻取り方向、即ち上昇方向に回転するよう第2プーリ43bを常時付勢しているが、ストッパ423によって第2操作コード42bの所定量以上の巻取が規制されている。この状態において第2操作コード42bが引き下げられると、図8(c)に示されるように第2プーリ43bが巻解き方向、即ち下降方向に回転し、当該回転に応じて第2付勢部材44bが次第に縮径し、固定軸414に限界まで巻き付いた状態において当該回転が規制される。
以上の構成により本実施形態においては、第1及び第2操作コード42a,42bを引き下げ操作することにより、第1プーリ43aと第2プーリ43bとが互いに逆方向に回転するように、且つ第1及び第2操作コード42a,42bを放せばそれぞれが互いに逆方向に回転して非操作状態となるように構成されている。
次に第1及び第2クラッチ機構45a,45bについて説明する。第1クラッチ機構45aは、第1プーリ43aの上昇方向への回転のみを駆動軸40cへ伝達可能に、逆方向である下降方向への回転を伝達不能に、第1プーリ43aと駆動軸40cとに連結されている。同様に第2クラッチ機構45bは、第2プーリ43bの下降方向への回転のみを駆動軸40cへ伝達可能に、上昇方向への回転を伝達不能に、第2プーリ43bと駆動軸40cとに連結されている。
先ず、第1クラッチ機構45aについてその構成を詳細に説明する。図2及び図3に示されるように、第1クラッチ機構45aは、連動部材451と、クラッチドラム452と、クラッチピン453(図3参照)と、ガイドワッシャ454と、カムドライブ455とを備える。
連動部材451は、クラッチドラム452やガイドワッシャ454等を覆うように取り付け可能な蓋状に形成されている。連動部材451におけるクラッチドラム452やガイドワッシャ454等を覆う部分の周壁内周面には、クラッチピン453と係合及び係合解除可能に径内方向へ突出する係合突起4511が周方向に一定間隔を空けて複数形成されている。これにより、連動部材451は第1プーリ43aの回転に応じて、一体回転または相対回転することができる。また、連動部材451はその左右方向左側面の略中央に面外方向に突出する筒状突起が形成されており、これに駆動軸40cが一体回転するよう挿入されている。これにより連動部材451は第1プーリ43aと一体回転する場合にはその回転を駆動軸40cに伝達する。
クラッチドラム452は、中空円筒状をなして支持軸46が嵌入されており、その周壁にクラッチバネが嵌合している。
クラッチピン453は、円柱状をなしてガイドワッシャ454とカムドライブ455との間に摺動可能に挟まれた状態で配設されており、径方向に沿って進退することにより連動部材451に対し第1プーリ43aの回転の伝達/非伝達を行う。より具体的には、クラッチピン453は、連動部材451の係合突起4511に対して係合した場合には、第1プーリ43aの回転が連動部材451へ伝達され、当該係合が解除された場合には、第1プーリ43aの回転の伝達が解除される。
ガイドワッシャ454は、中空円盤状をなしてその中空部に支持軸46及びクラッチドラム452が貫通し、これらに対して相対回転可能に支持されている。また、ガイドワッシャ454は、図2及び図3に示すように、第1プーリ43a側、即ち左右方向右側の面にクラッチピン453の進退動作を案内する一対の突起4541が周方向に等間隔離間して3組、カムドライブ455と一体回転するための突起4542が周方向に所定距離離間して2組面外方向に突出するよう設けられている。
カムドライブ455は、略中空円盤状をなしてその中空部にクラッチドラム452が貫通し、相対回転可能に支持されている。また、カムドライブ455には、図4に示されるように、第1プーリ43aに設けられ連動部材451側に突出すると共に周方向に等間隔離間した3つの突起433がそれぞれ個別に挿通され、第1プーリ43aと一体回転可能に係合する3組の開口4551が突起433と同間隔離間して設けられる。また、カムドライブ455の連動部材451側の面には面外方向に突出する円筒部4552が形成されており、その円筒部4552の周壁には、クラッチピン453を進退移動させるカム面を有して周方向に等間隔離間した3組の突起4553が径外方向に突出するように設けられると共に、突起4542に当接可能な突起4554が径内方向に突出するように設けられている。カムドライブ455はガイドワッシャ454と互いに相対回転可能であるが、突起4542と突起4554とが当接した際には相対回転が規制され、一体回転する。
第2クラッチ機構45bは、連動部材451と、クラッチドラム452と、クラッチピン453と、ガイドワッシャ454と、カムドライブ455とを備えており、構成要素に関しては第1クラッチ機構45aと同様である。しかしながら、図6に示されるように、突起4553のカム面が周方向逆に形成されている等、各構成要素が反転した構造となっており、したがって第1クラッチ機構45aとは逆の機能を果たす。即ち第2クラッチ機構45bは、第1クラッチ機構45aが第1プーリ43aの上昇方向への回転のみを駆動軸40cへ伝達可能に構成されているのに対し、第2クラッチ機構45bは、第2プーリ43bの下降方向への回転のみを駆動軸40cへ伝達可能に構成されている。
(第1及び第2操作ユニット40a,40bの動作)
以下、第1操作ユニット40a及び第2操作ユニット40bの動作について説明する。第1操作コード42a及び第2操作コード42bの非操作時においては、図4(a)及び図7(a)に示されるように、各プーリの突起433がカムドライブ455の開口4551縁に当接しておらず、図3(a)及び図6(a)に示されるようにクラッチピン453が連動部材451の係合突起4511と係合していない状態となっている。
ここで操作者が先ず第1操作コード42aを引き下げ始めると、コード部材421が第1プーリ43aより巻き解かれることにより第1プーリ43aが上昇方向へ回転する。これに応じて第1プーリ43aの上昇方向への回転と共に突起433が同方向へ回転移動し、図4(b)に示すように開口4551と接触する。当該接触により、第1プーリ43aとカムドライブ455とが一体回転し始める。
この一体回転に応じてカムドライブ455の突起4553及び突起4554が上昇方向に回転移動し、突起4553のカム面とクラッチピン453とが当接してクラッチピン453が径外方向に移動し、図3(b)に示されるように連動部材451の係合突起4511に係合する。当該係合時には、同図に示すようにガイドワッシャ454の突起4542とカムドライブ455の突起4554とが当接した状態となる。これにより、第1プーリ43aの回転が連動部材451を介して駆動軸40cに伝達され、これらが一体的に上昇方向に回転する。この駆動軸40cの回転に応じて回転軸201が回転し、巻取ドラム202が昇降コード32を巻き取りボトムレール31が上昇することとなる。
この時、第2操作ユニット40b側では、駆動軸40cが上昇方向に回転することにより第2クラッチ機構45bの連動部材451が同方向に回転するものの、図6(b)に示されるようにクラッチピン453が連動部材451の係合突起4511に係合する位置にないため、当該回転がカムドライブ455に伝達されず、当該連動部材451のみが空転する状態となる。したがって図6(b)~図8(b)に示されるように第2プーリ43bには駆動軸40cの回転が伝達されることはない。
ある程度の距離第1操作コード42aを引き下げた状態、例えば最大限度まで第1操作コード42aを引き下げた後に手を離すと、第1付勢部材44aの反発力により第1プーリ43aが下降方向に回転、即ち引き下げた場合と逆方向に回転してコード部材421を巻き取ることとなる。これに応じて第1プーリ43aが逆回転し、カムドライブ455及びその突起4553が逆回転することにより当該突起4553とクラッチピン453とが離間し、クラッチピン453が径内方向に摺動可能な状態となるため、クラッチピン453と連動部材451との係合が解除される。したがって、駆動軸40cには第1プーリ43aの下降方向の回転が伝達することはない。
以上の第1クラッチ機構45aの動作により、ある程度第1操作コード42aを引き下げる操作、当該操作後に戻る動作が繰り返しなされる度に、駆動軸40cの回転、非回転が繰り返しなされて引き下げ操作量に応じた所定距離毎ボトムレール31及びスラット33が上昇する。これによって最上昇位置までボトムレール31及びスラット33を上昇させるに必要な第1操作コード42aの長さを短くすることができる。
一方、操作者が第2操作コード42bを引き下げ始めると、コード部材421が第2プーリ43bより巻き解かれることにより第2プーリ43bが下降方向へ回転する。これに応じて第2プーリ43bの下降方向への回転と共に突起433が同方向へ回転移動し、図7(c)に示すように開口4551と接触する。当該接触により、第2プーリ43bとカムドライブ455とが一体回転し始める。以降、第2操作コード42bを放した場合を含め第2クラッチ機構45bの動作は図6(c)に示されるように第1クラッチ機構45aと回転方向以外は同一であるため、ここでの説明は省略する。
また第1操作ユニット40aと同様に、第2操作ユニット40bの操作時において第1操作ユニット40a側では、駆動軸40cが下降方向に回転することにより第1クラッチ機構45aの連動部材451が同方向に回転するものの、図3(c)に示されるようにクラッチピン453が連動部材451の係合突起4511に係合する位置にないため、当該回転がカムドライブ455に伝達されず、当該連動部材451のみが空転する状態となる。したがって図3(c)~図5(c)に示されるように第1プーリ43aには駆動軸40cの回転が伝達されることはない。
(自重降下防止ユニット5の構成) 次に、上述した自重降下防止ユニット5について図9及び図10を用いて詳細に説明する。図9は自重下降防止ユニットの構成を示す縦断面図である。図10は図9に示されるG-G線断面図であり、(a)は回転軸からの一方向への回転が加わった状態、(b)は駆動軸からの一方向への回転が加わった状態を示す。なお、図9においては自重降下防止ユニット5の正面から見た断面を示している。
図9に示されるように、自重降下防止ユニット5は、回転軸201と駆動軸40cとの間に介在するように配設されて、駆動軸40cの回転の回転軸201への伝達を許容し、回転軸201の回転の駆動軸40cへの伝達を阻止するものであり、本体ケース51と、入力軸52と、出力軸53と、クラッチバネ54とを備えて構成されている。
本体ケース51は、両側面が左右方向に直交し内部に空間が画成された円柱状に形成されており、当該両側面の一方(図中右方向)には駆動軸40cが挿通され、他方には回転軸201が挿通されている。
入力軸52は、一端部が本体ケース51の一方側で相対回転可能に軸支された中空の円筒部521と、円筒部521の他端部に径外方向に延在するよう設けられた中空半円盤状の半円回転部522とを有し、円筒部521には駆動軸40cが一体回転可能に挿通されており、半円回転部522には出力軸53の一端部が相対回転可能に挿通されている。
出力軸53は、一端部が本体ケース51の他方側で相対回転可能に軸支された中空の円筒部531と、円筒部531の他端部に径外方向に延在するよう設けられた中空四半円盤状の四半円回転部532とを有し、円筒部531には回転軸201が一体回転可能に挿通されている。
クラッチバネ54は、本体ケース51の内周壁及び半円回転部522の外周壁に沿って巻回されており、その両端部541,542が径内方向に折れ曲がる形で配設されている。したがってクラッチバネ54は両端部541,542の一方が周方向に付勢されることにより拡径し、他方が当該周方向に付勢されることにより縮径し、一方が逆の周方向に付勢されることにより縮径し、他方が当該周方向に付勢されることにより拡径する。本実施形態においては、クラッチバネ54は一端部541を下降方向へ付勢、及び他端部542を上昇方向へ付勢すると縮径し、それぞれを逆方向へ付勢すると拡径するように巻回されている。なお、クラッチバネ54の縮径を実現するため、クラッチバネ54と出力軸53との間には隙間が画成されている。
以上のように構成された自重降下防止ユニット5によれば、ボトムレール31の自重により回転軸201は常時下降方向へ回転するよう付勢されているため、図10(a)に示されるように四半円回転部532も下降方向に回転し、クラッチバネ54の他端部542を同方向へ付勢することとなる。この他端部542への付勢力に応じてクラッチバネ54が拡径することとなるが、本体ケース51により拡径が阻害されることとなり、結果として常時加わる下降方向への回転を阻止することが可能となる。一方、図10(b)に示されるように、第2操作ユニット40bが操作されて駆動軸40cが下降方向へ回転した場合、半円回転部522も下降方向に回転し、クラッチバネ54の一端部541を同方向へ付勢することとなる。この一端部541への付勢力に応じてクラッチバネ54が縮径することとなり、クラッチバネ54の一端部541を介して半円回転部522と四半円回転部532とが一体回転するため、結果として駆動軸40cの回転を回転軸201に伝達することができる。これは第1操作ユニット40aが操作された場合においても同様である。
(遮蔽装置1の全体動作)
以上のように構成された遮蔽装置1の動作を図11~図15を用いて説明する。図11はスラットの全閉状態を説明するための遮蔽装置の正面図であり、図12はスラットの反全閉状態を説明するための遮蔽装置の正面図である。図13はスラットの上昇を説明するための遮蔽装置の正面図であり、図14はスラットが全て上昇した状態にある遮蔽装置を示す正面図である。図15はスラットの下降を説明するための遮蔽装置の正面図である。
図1に示されるようにボトムレール31が最下降位置まで降下された状態において、第2操作コード42bを引き下げて駆動軸40cを下降方向へ回転させると、第1クラッチ機構45aにより第1操作ユニット40aには当該回転が伝達されず、図11に示されるように回転軸201のみが下降方向へ回転してラダーコード34を介してスラット33が回転し、スラット33が全閉状態となる。この操作後に第2操作コード42bから手を離すと、自重降下防止ユニット5により回転軸201は回転が阻止され、駆動軸40cは回転することなく、第2付勢部材44bの反発力により第2操作コード42bが第2プーリ43bに巻き取られ、元の位置に戻る。
この状態において第1操作コード42aを引き下げて駆動軸40cを上昇方向へ回転させると、第2クラッチ機構45bにより第2操作ユニット40aには当該回転が伝達されず、図12に示されるように回転軸201のみが上昇方向へ回転してラダーコード34を介してスラット33が逆方向に回転し、反全閉状態となる。この操作後に第1操作コード42aから手を離すと、自重降下防止ユニット5により回転軸201は回転が阻止され、駆動軸40cは回転することなく、第1付勢部材44aの反発力により第1操作コード42aが第1プーリ43aに巻き取られ、元の位置に戻る。
引き続き第1操作コード42aの引き下げを繰り返すと、図13に示されるようにボトムレール31を段階的に上昇させてスラット33を上昇させることができ、図14に示されるようにボトムレール31を最上昇位置まで上昇させることでスラット33を全開状態とすることができる。この時、図13に示されるような引き下げ後から手を離して第1操作コード42aが巻き取られている間や図14に示される全開状態等においては、ボトムレール31の自重により回転軸201に下降方向へ回転する付勢力が加わるが、自重降下防止ユニット5により回転が阻止されるためボトムレール31の降下は生じず、駆動軸40c側にも当該回転が伝達することはない。再度スラット33を下降させて全閉状態とするには、図15に示されるように第2操作コード42bを繰り返し引き下げればよい。
以上に説明した本実施形態に係る遮蔽装置1によれば、第1操作コード42a及び第2操作コード42bの2本のコードが別体となって垂下されており、更に第1及び第2操作コード42a,42bの引き下げ操作に応じた第1及び第2プーリ43a,43bの互いに異なる方向への回転を直接的に駆動軸40c、延いては回転軸201に伝達することができるため、操作コードがループ状のものに比べて高い安全性を有し、且つスラット33の自重のみに依存せずにこれを上昇及び下降操作させることが可能となる。
また、本実施形態に係る遮蔽装置1は、第1及び第2操作ユニット40a,40bがそれぞれ第1または第2クラッチ機構45a,45bを有しているため、駆動軸40cを共用する第1及び第2プーリ43a,43bのいずれか一方の回転が、駆動軸40cを介していずれか他方に伝達されることはなく、操作者が操作していない側のプーリが不用意に動作するといった誤動作を確実に防止することができる。なお、本実施形態においては、第1操作コード42a及び第2操作コード42bの引き下げ操作を繰り返すことで駆動軸40cに上昇方向又は下降方向への回転を伝達するようにしていたが、自重降下防止ユニット5の作動を解除可能なクラッチ機構又は駆動軸40cと回転軸201との連結及び解除を切替え可能な機能を備えたクラッチ機構を搭載した遮蔽装置にも適用することができる。この場合、駆動軸40cを操作コード42a、42bに応じた方向に所定量のみ回転することで、クラッチ機構によって駆動軸40cと回転軸201との連結を解除して回転軸201の回転を許容し、スラット(遮蔽材)の自重よる下降動作又はコイルバネ等の付勢力を利用した上昇動作を行なわせることが可能となる。
なお、本実施形態においては、上下方向にスラット33が移動する横型ブラインドに本発明に係る遮蔽装置を適用すると説明した。しかしながら、本発明に係る遮蔽装置は回転軸201により遮蔽材を移動するものであれば、どのような装置においても適用することができる。図16は、他の形態に係る遮蔽装置を示す正面図である。図16に示されるように、遮蔽装置1’はスラット33が上下方向に延在する所謂縦型ブラインドであり、回転軸201の一方向への回転に応じて左右方向のいずれか一方にキャリア203を介してスラット33が移動し、回転軸201の逆方向への回転に応じて左右方向のいずれか他方にキャリア203を介してスラット33が移動する。遮蔽装置1’は遮蔽装置1と同様に操作装置4を備えており、したがって操作装置4における第1及び第2操作コード42a,42bの引き下げに応じて回転軸201を一方向及び逆方向に回転させることが可能となり、よって操作量に応じてスラット33を左右方向に移動させることが可能となる。なお、スラット33の左右方向の移動を回転軸201によって行なうものとして説明したが、レールの両端に配置した一対のプーリ間にわたって周回される開閉用コードを利用してスラット33を移動させる縦型ブラインドに適用できることは言うまでもない。
その他、本発明に係る遮蔽装置は、プリーツスクリーン、ロールスクリーン、ハニカムスクリーン、たくし上げカーテン、アコーディオンドアといったブラインド、カーテン、又は間仕切り等の遮蔽装置に適用できることは言うまでもない。
なお、本実施形態においは第1把持部422aと第2把持部422bとが略三角形の形状をして上下方向に反転しているが、図16に示されるように一方が略三角形、他方が略四角形といった互いに関連の無い形状としてもよい。その他、操作者が操作したい操作ユニットを容易に把握可能であれば形状のみならず大きさや色を異なるようにしてもよく、また、同一形状として矢印(例えば第1把持部422aであれば上方向の矢印、第2把持部422bはその逆)等のマークを描くようにしてもよい。
<第2の実施形態>
上述した第1の実施形態では、第1操作ユニット40aと第2操作ユニット40bとはクラッチ機構の内部構造と、付勢部材及びコード部材の巻き方向とが反転した構造であり、互いに異なる内部構造とすることで図17に示されるように第1及び第2クラッチ機構45a,45bをそれぞれユニットの左右方向左側に寄せて類似した部品配列を実現していた。しかしながら、2つの操作ユニットにおいて互いに部品配列が異なるように配設してユニットの共通化を図るようにしてもよい。以下、第2の実施形態として共通した構造の2つの操作ユニットを備える操作装置について説明する。
図18は、第2の実施形態に係る操作装置の部品配列を説明するための概略正面図である。図18に示されるように本実施形態に係る操作装置4-1は、2つの第1操作ユニット40aを備えており、第2操作ユニット40bを有していない点で第1の実施形態に係る操作装置4と構成が異なる。操作装置4-1は、2つの第1操作ユニット40aを互いに囲繞部431が対向するように配置している。これにより互いの第1クラッチ機構45aの内部構造と、第1付勢部材44a及びコード部材421の巻き方向とが反転することとなる。したがって駆動軸40cを2つの第1操作ユニット40aが互いに異なる方向に回転させることができ、即ち左右方向右側の第1操作ユニット40aに第2操作ユニット40bと同様の機能を持たせることができる。
以上に説明した本実施形態に係る操作装置4-1によれば、共通した構造の2つの第1操作ユニット40aを用いているため、部品の共通化を図ることができ、異なる構造の2つの操作ユニットを用いる場合と比較して低コスト化を実現できる。
<第3の実施形態>
上述した第2の実施形態では、2つの第1プーリ43aの囲繞部431が対向するよう配設された2つの第1操作ユニット40aのそれぞれが第1付勢部材44aを有していた。しかしながら、1つの付勢部材を2つの第1操作ユニット40a間で共用するようにしてもよい。以下、1つの付勢部材を共用した2つの操作ユニットを備える操作装置について説明する。
図19は第3の実施形態に係る操作装置の構成を示す概略正面図である。図20は第3の実施形態に係る操作装置の内部構成を示し、(a)は分解斜視図を、(b)は斜視図を示す。図18に示されるように本実施形態に係る操作装置4-2は、第3操作ユニット40dを備え、2つの第1操作ユニット40aを有さない点で第2の実施形態と構成が異なる。
第3操作ユニット40dは、2つのプーリ間で付勢部材を共用化可能に一方のプーリで付勢部材の一端を支持し、他方のプーリで付勢部材の他端を支持したものである。具体的には図20(a)及び図20(b)に示されるように、第3操作ユニット40dは、一方の第1クラッチ機構45aと連結された第1プーリ43aと、他方の第1クラッチ機構45aと連結された第3プーリ43dと、これらプーリ間で共用される第3付勢部材44dとを備える。
図中左側に位置する第1プーリ43aは、第3付勢部材44dの径外方向一端を第1操作ユニット40aの囲繞部431に形成された第1外方係止部432に係止している。一方、図中右側に位置する第3プーリ43dは、第1プーリ43aを相対回転可能に軸支すると共にその中空部に駆動軸40cが挿通されて相対回転可能に軸支される中空円筒状の支持軸434を有し、当該支持軸434の周壁には第3付勢部材44dの径内方向他端を支持する第3内方係止部4341が形成されている。
第3プーリ43dは、第2の実施形態と同様に第1プーリ43aが反転されたものと同機能を有するものであり、即ち第1プーリ43aとは逆方向に巻回されたコード部材421を有する第2操作コード42bが連結されるため、第1プーリ43aとは逆方向(下降方向)に駆動軸40cを回転させる。また、第1及び第3プーリ43a,43dは、それぞれ第1クラッチ機構45aが連結されているため、いずれか一方が回転しても他方は回転することがなく、更にそれぞれのプーリはストッパ423によって第1及び第2操作コード42a,42bの所定量以上の巻取が規制される。
したがって、第1及び第2操作コード42a,42bのいずれか一方を操作し、第1及び第3プーリ43a,43dのいずれか一方が回転した場合、一方のプーリにおける係止部(第1外方係止部432及び第3内方係止部4341のいずれか)は同方向に回転することとなる。これに伴い第3付勢部材44dの両端部のいずれか一方は同方向に回転することとなるが、一方のプーリのコード部材421の巻解方向は他方のプーリにおける巻取方向となるため、ストッパ423により巻取が規制されている他方のプーリは、第3付勢部材44dの両端部のいずれか一方の回転に応じて回転することはない。更に、他方のプーリにはクラッチ機構45aにより駆動軸40cを介しての回転は伝達しないため、一方のプーリにおける係止部は回転し、他方のプーリにおける係止部は回転せず、第1及び第2操作コード42a,42bのいずれか一方を操作すれば第3付勢部材44dが縮径するようになっている。
以上に説明した本実施形態に係る操作装置4-2によれば、第1プーリ43aと第3プーリ43dとで付勢部材44dの共通化を図ることができ、同一構造の2つの操作ユニットを対向させる場合と比較して低コスト化及びコンパクト化を実現できる。
なお、囲繞部431は、第1プーリ43a以外の部材、例えば、第3プーリ43dや本体ケース41に形成されても良く、いずれか一方のプーリに第1外方係止部432が設けられ、他方のプーリに第3内方係止部4341が形成されていればよい。
<第4の実施形態>
上述した第3の実施形態では、2つの第1操作ユニット40aを互いの囲繞部431が対向するよう配設することにより、近接した第1付勢部材44aを共用化した。しかしながら、2つの第1操作ユニット40aを互いの連動部材451が対向するよう配設することにより、当該対向する2つの連動部材451を共用化するようにしてもよい。以下、連動部材451を共用化した操作装置について説明する。
図21は、第4の実施形態に係る操作装置の構成を示す概略正面図である。図21に示されるように、本実施形態に係る操作装置4-3は、第4操作ユニット40eを備えており、第1操作ユニット40aを2つ有していない点で第2の実施形態に係る操作装置4-1と構成が異なる。第4操作ユニット40eは、2つのクラッチ機構45aそれぞれの連動部材451が一体となった構造を有している。具体的には、2つの連動部材451が一体となった一体連動部材451eを中央に配置し、その両側方に一体連動部材451eを共用する2つの第1クラッチ機構45aと、2つの第1プーリ43aとが配設される。
一体連動部材451eは、その両側方における周壁内周面に、クラッチピン453と係合及び係合解除可能に径内方向へ突出する係合突起4511が周方向に一定間隔を空けて複数形成されている。その他の構成は2つの第1操作ユニット40aが対向したものと同一であるため、第4操作ユニット40eは、2つの第1クラッチ機構45aの内部構造と、第1付勢部材44a及びコード部材421の巻き方向とが一体連動部材451eを境に互いに反転することとなる。これによれば駆動軸40cを2つの第1プーリ43aが互いに異なる方向に回転させることができ、したがって左右方向右側の第1クラッチ機構45a及び第1プーリ43aに、第2クラッチ機構45b及び第2プーリ43bと同様の機能を持たせることができる。
以上に説明した本実施形態に係る操作装置4-3によれば、一体連動部材451eを備えることにより共通した構造の2つの第1クラッチ機構45a及び第1プーリ43aを用いることができるため、部品の共通化を図ることができ、同一構造の2つの操作ユニットを対向させる場合と比較して低コスト化及びコンパクト化を実現できる。
本発明は、その要旨または主要な特徴から逸脱することなく、他の様々な形で実施することができる。そのため、前述の実施形態は、あらゆる点で単なる例示に過ぎず、限定的に解釈してはならない。本発明の範囲は、特許請求の範囲によって示すものであって、明細書本文には、何ら拘束されない。更に、特許請求の範囲の均等範囲に属する全ての変形、様々な改良、代替および改質は、全て本発明の範囲内のものである。
1,1’ 遮蔽装置
201 回転軸
33 スラット(遮蔽材)
40c 駆動軸
43a 第1プーリ
43b 第2プーリ
43d 第3プーリ
42a 第1操作コード(第1操作部材)
42b 第2操作コード(第2操作部材)
421 コード部材(第1及び第2操作部材)
422a 第1把持部
422b 第2把持部
44a 第1付勢部材
44b 第2付勢部材
44d 第3付勢部材
45a 第1クラッチ機構(クラッチ手段、第1クラッチ部)
45b 第2クラッチ機構(クラッチ手段、第2クラッチ部)
451 連動部材(第1伝達部、第2伝達部)
5 自重降下防止ユニット(回転阻止部)

Claims (12)

  1. 一方向に回転することにより第1動作を行うように遮蔽材を駆動し、前記一方向とは逆の逆方向に回転することにより前記第1動作とは異なる第2動作を行うように前記遮蔽材を駆動する駆動軸と、
    前記駆動軸を前記一方向にのみ回転させることができる第1プーリと、
    前記駆動軸を前記逆方向にのみ回転させることができる第2プーリと、
    前記第1プーリを回転させるための第1操作部材と、
    前記第2プーリを回転させるための第2操作部材と
    記第1プーリに対応して前記駆動軸に設けられ、該プーリが前記一方向へ回転された場合に該プーリと一体回転し、該プーリの前記一方向への回転を前記駆動軸に伝達し、該プーリが前記逆方向へ回転された場合に該プーリに対して相対回転する第1伝達部と
    記第2プーリに対応して前記駆動軸に設けられ、該プーリが前記逆方向へ回転された場合に該プーリと一体回転し、該プーリの前記逆方向への回転を前記駆動軸に伝達し、該プーリが前記一方向へ回転された場合に該プーリに対して相対回転する第2伝達部と
    を備え、
    前記第1伝達部と前記第2伝達部とが互いに独立している
    ことを特徴とする遮蔽装置。
  2. 前記第1及び前記第2プーリと前記駆動軸との間に設けられ、前記第1プーリにおける前記一方向の回転、前記第2プーリにおける前記逆方向の回転を前記駆動軸に伝達するクラッチ手段を更に備え、
    前記クラッチ手段は、前記第1及び第2プーリのいずれか一方のプーリの回転を前記駆動軸に伝達し、該回転に応じて前記駆動軸が回転する状態において、いずれか他方のプーリに対する前記駆動軸の回転の伝達を阻止する
    ことを特徴とする請求項1記載の遮蔽装置。
  3. 前記クラッチ手段は、前記第1プーリに設けられた第1クラッチ部と、前記第2プーリに設けられた第2クラッチ部とを有する
    ことを特徴とする請求項2記載の遮蔽装置。
  4. 前記クラッチ手段は、前記第1プーリと前記第2プーリとの間に設けられる
    ことを特徴とする請求項2記載の遮蔽装置。
  5. 前記第1操作部材は、一端が前記第1プーリに巻取り及び巻解き可能に連結され、巻解かれるように操作されることにより前記第1プーリが前記一方向に回転し、
    前記第2操作部材は、前記第2プーリに巻取り及び巻解き可能に連結され、巻解かれるように操作されることにより前記第2プーリが前記逆方向に回転し、
    前記第1操作部材と前記第2操作部材は、互いに巻取り及び巻解き方向が異なる
    ことを特徴とする請求項1~請求項4のいずれか一項に記載の遮蔽装置。
  6. 前記第1プーリを前記逆方向に回転するよう付勢すると共に、前記第2プーリを前記一方向に回転するよう付勢することにより、前記第1操作部材及び前記第2操作部材をそれぞれ巻取り方向に付勢する付勢部材を更に備える
    ことを特徴とする請求項5記載の遮蔽装置。
  7. 前記付勢部材は、前記第1プーリに設けられ、該第1プーリを前記逆方向に回転するよう付勢する第1付勢部材と、前記第2プーリに設けられ、該第2プーリを前記一方向に回転するよう付勢する第2付勢部材とを有する
    ことを特徴とする請求項6記載の遮蔽装置。
  8. 前記付勢部材は、一端が前記第1プーリに連結されると共に他端が前記第2プーリに連結され、前記第1及び第2プーリのそれぞれに対して互いに異なる方向に回転するよう付勢する
    ことを特徴とする請求項6記載の遮蔽装置。
  9. 前記第1及び第2プーリは同一構成のプーリであり、それらの回転軸心が前記駆動軸の回転軸心上となるように並設されると共に、互いに反転して配置される
    ことを特徴する請求項1~請求項8のいずれか一項に記載の遮蔽装置。
  10. 前記駆動軸は、前記遮蔽材と連結された回転軸に回転を伝達することにより前記遮蔽材を駆動し、
    前記駆動軸と前記回転軸との間には、前記駆動軸の回転の前記回転軸への伝達を許容し、前記回転軸の回転の前記駆動軸への伝達を阻止する回転阻止部が設けられている
    ことを特徴とする請求項1~請求項9のいずれか一項に記載の遮蔽装置。
  11. 前記第1操作部材は、一端が前記第1プーリに巻取り及び巻解き可能に連結され、他端が操作者が把持するための第1把持部と連結され、
    前記第2操作部材は、一端が前記第2プーリに巻取り及び巻解き可能に連結され、他端が操作者が把持するための第2把持部と連結され、
    前記第1把持部と前記第2把持部とは形状、大きさ、色の少なくともいずれかが異なる
    ことを特徴とする請求項1~請求項10のいずれか一項に記載の遮蔽装置。
  12. 一方向に回転することにより第1動作を行うように遮蔽材を駆動し、前記一方向とは逆の逆方向に回転することにより前記第1動作とは異なる第2動作を行うように前記遮蔽材を駆動する駆動軸と、
    前記駆動軸を前記一方向にのみ回転させることができる第1プーリと、
    前記駆動軸を前記逆方向にのみ回転させることができる第2プーリと、
    前記第1プーリを回転させるための第1操作部材と、
    前記第2プーリを回転させるための第2操作部材と、
    前記第1プーリを前記逆方向に回転するよう付勢すると共に、前記第2プーリを前記一方向に回転するよう付勢する付勢部材と
    を備え
    前記付勢部材は、一端が前記第1プーリに連結されると共に他端が前記第2プーリに連結され、前記第1及び第2プーリのそれぞれに対して互いに異なる方向に回転するよう付勢する
    ことを特徴とする遮蔽装置。
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