JP5521149B2 - ブラインド - Google Patents

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Description

本発明は、共通の遮蔽材を開閉操作可能な少なくとも2つの操作部を有するブラインドに関する。
従来、この種のブラインドとしては、特許文献1に示されるものが知られている。これによれば、スラットの昇降を行う昇降コードの引き上げ及び引き降ろしを行う操作機構を、ヘッドボックスの表側と裏側の両面に設けている。
これにより、ブラインドを出入りできる窓または通路の簡易間仕切り又はスクリーンとして使用する場合、ブラインドの表側及び裏側にある操作部材のうち、一方を操作すればスラットの昇降を行うことができ、出口側からでも入口側からでもブラインドの操作を行うことができる。
実公平1−37115号公報
しかしながら、一方の操作部材を操作すると、他方の操作部材にもその駆動力が伝達されてしまうため、操作しない側の他方の操作部材の近傍に物等がある場合に、他方の操作部材が動作して不用意に物等を巻き込むおそれがあるという問題がある。
また、他方の操作部材を操作不能に固定していると、一方の操作部材の操作もできなくなってしまうという問題もある。
本発明はこのような課題を解決するためのものであり、共通の遮蔽材を開閉操作可能な少なくとも2つの操作部のうち、一方の操作部を操作しても、この駆動力が他方の操作部に伝達されることがないブラインドを提供することを目的とする。
前述した目的を達成するために、請求項1記載の発明は、ヘッドボックスに、遮蔽材を開閉駆動可能な駆動軸と、該駆動軸に駆動力を伝達可能な少なくとも2つの操作部が設けられて、操作部が操作されることにより駆動軸が駆動されて遮蔽材を開閉可能となったブラインドにおいて、
前記操作部と前記駆動軸との間に、前記操作部からの駆動力は前記駆動軸に伝達するが、一方の操作部からの駆動力は他方の操作部に伝達しない駆動力伝達機構が設けられることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の前記駆動力伝達機構が、各操作部と駆動軸との間にそれぞれ設けられて操作部側に入力軸と反操作部側に出力軸とを有する第1クラッチ機構を備え、一方の操作部を操作すると該一方の操作部側に設けられた第1クラッチ機構の出力軸から、他方の操作部側に設けられた第1クラッチ機構の出力軸に駆動力が入力され、他方の操作部側に設けられた第1クラッチ機構の出力軸が他方の操作部側に設けられた第1クラッチ機構の入力軸に対して空転することを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の前記駆動力伝達機構が、第1クラッチ機構よりも駆動軸側に設けられた第2クラッチ機構をさらに備え、第2クラッチ機構は、第1クラッチ機構の出力軸からの駆動力によって駆動軸を回転駆動可能とし、駆動軸からの駆動力の伝達を阻止して駆動軸を停止させる、ことを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項2または3記載の前記駆動力伝達機構が、2つの第1クラッチ機構の間に設けられた駆動ギア機構をさらに備え、一方の操作部を操作すると、該一方の操作部側に設けられた第1クラッチ機構の出力軸から、前記駆動ギア機構を介して他方の操作部側に設けられた第1クラッチ機構の出力軸に駆動力が入力されることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1ないし4のいずれか1項に記載の前記操作部が、前記ヘッドボックスの前後の面にそれぞれ設けられることを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項1ないし4のいずれか1項に記載の前記操作部が、前記ヘッドボックスの左右の両側にそれぞれ設けられることを特徴とする。
請求項7記載の発明は、請求項1ないし4のいずれか1項に記載の前記操作部が、前記ヘッドボックスの前後の面のうちの一方の面の左右両側にそれぞれ設けられることを特徴とする。
本発明によれば、操作部と駆動軸との間に駆動力伝達機構を設けることにより、一方の操作部を操作して遮蔽材を開閉したときに、この駆動力が他方の操作部に伝達されないようにできる。このため、操作が行われていない他方の操作部近傍に物等があったとしても、他方の操作部が動かないため、近傍の物等を不用意に巻き込むといった事態を防止することができる。また、他方の操作部を固定していても、一方の操作部で遮蔽材の開閉動作を行うことができる。
また、各操作部と駆動軸との間にそれぞれ設けられた第1クラッチ機構を備えて、一方の操作部からの駆動力が該一方の操作部側の第1クラッチ機構の出力軸から、他方の操作部側の第1クラッチ機構の出力軸に入力されて、該出力軸が入力軸に対して空転することにより、他方の操作部には駆動力が伝達されないようにすることができる。
また、第1クラッチ機構よりも駆動軸側に設けられた第2クラッチ機構をさらに備えて、駆動軸からの駆動力の伝達を阻止して駆動軸を停止させることにより、遮蔽材の開閉動作を停止させることができる。
さらには、ヘッドボックスの前後の面または左右の両側あるいは前後の面のうちの一方の面の左右両側にそれぞれ操作部を設けることにより、ブラインドが間仕切りとなっていても、または幅が大きいブラインドであっても、前後左右いずれかの操作部からブラインドを開閉することができるため、操作者がヘッドボックスの前後またはヘッドボックスの一端部から他端部へ移動することなく操作でき、使い勝手を向上させることができる。
本発明の第1実施形態に係るブラインドの側断面図である。 (a)は、第1実施形態に係るブラインドのヘッドボックスの一端部の内部構造を表す平面図であり、(b)は、手前側の操作部を操作した状態を表す平面図であり、(c)は、奥側の操作部を操作した状態を表す平面図であり、(d)は、停止時の状態を表す平面図である。 (a)は、第1クラッチ機構の入力側と出力側とが共に時計方向に回転している状態を表す断面図であり、(b)は、入力側と出力側とが共に反時計方向に回転している状態を表す断面図であり、(c)は、出力側が時計方向に空転している状態を表す断面図であり、(d)は、出力側が反時計方向に空転している状態を表す断面図である。 (a)は、第2クラッチ機構の入力側と出力側とが共に時計方向に回転している状態を表す断面図であり、(b)は、入力側と出力側とが共に反時計方向に回転している状態を表す断面図であり、(c)は、出力側の時計方向の回転に対して出力側の回転が阻止されている状態を表す断面図であり、(d)は、出力側の反時計方向の回転に対して出力側の回転が阻止されている状態を表す断面図である。 第2実施形態に係るヘッドボックスの内部構造を表すブラインドの正面図である。 (a)は、第2実施形態に係るブラインドにおいて右側の操作部を操作した状態を表すヘッドボックス内部の平面図であり、(b)は、左側の操作部を操作した状態を表すヘッドボックス内部の平面図であり、(c)は、停止時の状態を表すヘッドボックス内部の平面図であり、(d)は、自重降下時の状態を表すヘッドボックス内部の平面図である。 第2実施形態に係る第2クラッチ機構の断面図である。 (a)は、第2実施形態に係る第2クラッチ機構において操作部から遮蔽材上昇方向に対応する駆動力が加えられたカムドラムの状態を表す展開図であり、(b)は、操作部から駆動力が加えられていない停止時のカムドラムの状態を表す展開図であり、(c)は、遮蔽材自重降下時のカムドラムの状態を表す展開図である。 第3実施形態に係るブラインドのヘッドボックス内部を表す平面図である。
以下、図面を用いて本発明の実施の形態を説明する。
(第1実施形態)
図1ないし図4は本発明のブラインドの第1実施形態を表す図である。
この例のブラインドは横型ブラインドとなっており、ヘッドボックス10から垂下されるラダーコード12によって、遮蔽材である複数のスラット14が所定間隔で上下方向に配列されて、支持されている。ラダーコード12の下端は、スラット14の下方に配置されたボトムレール16に連結されている。但し、ブラインドとしては、横型ブラインドに限らず、遮蔽材を有する任意のブラインド(プリーツスクリーン、ローマンシェード、ロールスクリーン、縦型ブラインド)とすることが可能である。
また、ヘッドボックス10からは昇降コード18が垂下されており、昇降コード18は各スラット14を挿通して、その一端がボトムレール16に連結されている。昇降コード18の他端は、ヘッドボックス10内に配置される巻取ドラム20に巻取り及び巻解き可能に連結されている。
複数の巻取ドラム20は、これらを貫通する駆動軸22と一体に回転駆動可能となっており、駆動軸20が回転することにより、巻取ドラム20が回転して、昇降コード18が巻取りまたは巻解きされることで、スラット14を開閉することができるようになっている。
そして、駆動軸22には、駆動力伝達機構26を介してヘッドボックス10の一端の前後の面にそれぞれ設けられる2つの操作部24A及び24Bから駆動力を伝達可能となっている。
操作部24A及び24Bはそれぞれ、ヘッドボックス10の一端の前後の面に設けられた操作ホイール30A及び30Bと、操作ホイール30A及び30Bに巻き掛けられる操作紐32A及び32Bと、を備える。
操作部24A及び24Bと駆動軸22との間に設けられる駆動力伝達機構26は、駆動ギア機構36と、各操作部24A及び24Bと駆動ギア機構36との間にそれぞれ設けられる第1クラッチ機構38A及び38Bと、駆動ギア機構36と駆動軸22との間に設けられる第2クラッチ機構40とを備える。
第1クラッチ機構38A及び38Bは、それぞれ操作部24A及び24Bからの駆動力を駆動ギア機構36に伝達する一方で、駆動ギア機構36からの駆動力を操作部24A及び24Bには伝達しないように動作する。また、第2クラッチ機構40は、駆動ギア機構36からの駆動力を駆動軸22に伝達する一方で、駆動軸22からの駆動力の伝達を阻止するように動作する。
以上の各機構の具体例を以下に説明する。
駆動ギア機構36は、図2に示すように、互いに対向配置され、且つ操作ホイール30A及び30Bと同軸となった第1ギア部42A及び第2ギア部42Bと、第1ギア部42A及び第2ギア部42Bの間に配置され、これらと直交して配置されて回転を伝達可能に噛合う第3ギア部44とから構成される。
第1クラッチ機構38A及び38Bの後述する出力軸50は、駆動ギア機構36の第1ギア部42A及び第2ギア部42Bに連結されまたは一体となっており、また、第2クラッチ機構40の後述する入力軸56は、第3ギア部44に連結されまたは一体となっている。
次に、第1クラッチ機構38A及び38Bは、同一構成となっており、図3にその断面で示すように、操作部24Aまたは24Bの操作ホイール30Aまたは30Bと連結されまたは一体となった入力軸46と、入力軸46の外周側に入力軸46に対して所定角度のみ相対回転可能に配置される係合筒48と、係合筒48の外周側に配置され、駆動ギア機構36に駆動力を伝達する出力軸50と、係合筒48の円周方向に等間隔を空けて3か所形成されるスロット内にそれぞれ配置されて係合筒48に支持されると共に、入力軸46の周方向及び径方向に相対移動可能となった係合部材52と、ケース54とから構成される。入力軸46の外周面には、互いに円周方向に等間隔を空けて凹部46aが3か所に形成されており、凹部46aは係合部材52を収納可能である。また、出力軸50の内周面には互いに円周方向に等間隔を空けてリブ50aが6か所に形成されており、リブ50aは入力軸46の外周面上に位置する係合部材52に当接可能である。
図3を参照しながら、この第1クラッチ機構38A及び38Bの動作を説明する。図3(a)及び(b)に示すように、操作部24A及び24Bからいずれかの回転方向の駆動力が入力軸46に与えられると、入力軸46が図中矢印Aで示すように回転し、入力軸46と共に係合筒48が回転するので、係合部材52も共に回転する。係合部材52は、出力軸46のリブ50aに当接しているので、入力軸46と出力軸50とが係合し、入力軸46に与えられた駆動力を出力軸50に伝達し、出力軸50が図中矢印Bで示すように回転する。
一方、図3(c)及び(d)に示すように、駆動ギア機構36から出力軸50にいずれかの回転方向の駆動力が与えられると、リブ50aが係合部材52に当接するまで出力軸50のみが回転し、当接後は、出力軸50は係合部材52及び係合筒48とともに回転する。このとき、係合筒48は入力軸46に対して相対回転し、入力軸46は回転しないため、係合部材52は入力軸46の外周面に沿って周方向に相対移動し、係合部材52が入力軸46の凹部46aに没入して、係合部材52と出力軸50との係合が解除される。これにより、図中矢印Cで示すように、出力軸50が入力軸46に対して空転することとなり、出力軸50の駆動力が入力軸46に伝達されることはない。
次に、第2クラッチ機構40は、図4に示すように、駆動ギア機構36から駆動力が伝達される入力軸56と、入力軸56の外周面上に配置され、径方向寸法を拡縮可能に弾性変形するクラッチバネ58と、駆動軸22に駆動力を伝達する出力軸60と、ケース62とから構成される。クラッチバネ58は、両端部58a、58aが径方向内側に屈曲されて、入力軸56の外周に形成された切欠き部56aにそれぞれ挿入されている。また、クラッチバネ58の両端部58a、58a間には出力軸60の一端が挿入されている。クラッチバネ58は拡径するとケース62の内周面に係合する。
図4を参照しながら、この第2クラッチ機構40の動作を説明する。図4(a)及び(b)に示すように、駆動ギア機構36のいずれかの回転方向の駆動力が入力軸56に与えられると、図中矢印Aで示すように、入力軸56が回転し、切欠き部56aの一端がクラッチバネ58の一方の端部58aを押圧する。クラッチバネ58は縮径して、さらにその端部58aが出力軸60を押圧するため、図中矢印Bで示すように、出力軸60も一体に回転し、入力軸56に与えられた駆動力が出力軸60に伝達される。
一方、図4(c)及び(d)に示すように、駆動軸22から出力軸60にいずれかの回転方向の駆動力が与えられると、図中矢印Cで示すように、出力軸60が回転し、出力軸60の回転方向先端がクラッチバネ58の端部58aを押圧する。これにより、クラッチバネ58が拡径して、クラッチバネ58とケース62とが係合し、出力軸60の回転が阻止され、第2クラッチ機構40が駆動軸22の回転を停止させる。
次に、本実施の形態の動作について説明する。
まず、図2(b)に示すように、手前側の操作紐32Aを操作して操作ホイール30Aを図中矢印D方向に回転操作すると、この駆動力が第1クラッチ機構38Aの入力軸46に伝達される。すると、図3(a)に示すように、入力軸46と出力軸50とが係合するので、入力軸46の駆動力が出力軸50に伝達される。これにより、第1ギア部42Aが図2(b)中矢印E方向に回転し、これと噛合う第3ギア部44が図2(b)中矢印F方向に回転し、この回転が第2クラッチ機構40の入力軸56に伝達される。このため、入力軸56が図4(b)中矢印A方向に回転し、入力軸56の駆動力がクラッチバネ58及び出力軸60を介して駆動軸22に伝達される。したがって、巻取ドラム20が回転し、昇降コード18を巻取りまたは巻解き、スラット14及びボトムレール16に上昇及び下降のいずれか一方の開閉動作をさせることができる。
また、図2(b)において、手前側の操作紐32Aを操作して操作ホイール30Aを図中矢印D方向と反対の方向に回転操作しても、図3(b)に示すように、入力軸46と出力軸50とが係合するので、入力軸46の駆動力が出力軸50に伝達され、駆動軸22に上記と反対の回転方向の駆動力が伝達され、昇降コード18を巻解きまたは巻取り、スラット14及びボトムレール16に上昇及び下降のいずれか他方の開閉動作をさせることができる。
上記動作中に、第3ギア部44の回転は第2ギア部42Bにも伝達され、第2ギア部42Bが図2(b)中矢印G方向またはG方向と反対方向に回転するため、第1クラッチ機構38Bの出力軸50が図3(c)または(d)中矢印C方向に回転する。しかしながら、前述のように係合部材52が入力軸46の凹部46aに没入して、出力軸50と入力軸46との係合が解除されるため、出力軸50が空転する。これにより、入力軸46に駆動力が伝達されることはないので、奥側の操作部24Bが回転することはなく、操作紐32Bも動くことはなく、操作紐32Bが物等を巻き込むことを防止することができる。
次に、図2(c)に示すように、奥側の操作紐32Bを操作して操作ホイール30Bを図中矢印H方向またはH方向と反対方向に回転操作すると、この駆動力が第1クラッチ機構38Bの入力軸46に伝達され、図3(a)または(b)に示すように、入力軸46が出力軸50と係合して出力軸50に伝達される。これにより、手前側の操作部24Aを操作したときと同様に駆動力が伝達され、スラット14及びボトムレール16を昇降させることができる。
またこのとき、第3ギア部44の回転は第1ギア部42Aにも伝達され、第1ギア部42Aが図2(b)中矢印E方向またはE方向と反対方向に回転するため、第1クラッチ機構38Aの出力軸50が図3(c)または(d)中矢印C方向に回転する。しかしながら、出力軸50が空転し、入力軸46に駆動力が伝達されることはないので、手前側の操作部24Aが回転することはなく、操作紐32Aも動くことはない。このため、操作紐32Aが物等を巻き込むことを防止することができる。
次に、図2(d)に示すように、スラット14の昇降停止時に、スラット14及びボトムレール16の自重により、巻取ドラム20に昇降コード18巻解き方向の回転力が加えられると、この駆動力が駆動軸22に伝達され、駆動軸22は図2(d)中矢印Iで示す方向に回転しようとする。これにより、第2クラッチ機構40の出力軸60に図4(c)または(d)中矢印Cで示す方向の回転力が伝達されるが、出力軸60のこの回転力によってクラッチバネ58がケース62に係合するため、出力軸60の回転が拘束されて、駆動軸22及び巻取ドラム20も回転が拘束される。したがって、スラット14及びボトムレール16が自重で降下することを防止することができる。
(第2実施形態)
次に、図5ないし図8に基づいて、第2実施形態を説明する。ヘッドボックス10、ラダーコード12、スラット14、ボトムレール16、昇降コード18及び巻取ドラム20の構成は、第1実施形態と同様であるため、説明を省略し、第1実施形態と相違する部分を以下に説明する。
複数の巻取ドラム20は、これらを貫通する駆動軸22によりそれぞれ一体に回転駆動可能であり、駆動軸22は、ヘッドボックス10の両端にそれぞれ設けられる2つの操作部24A及び24Bにより駆動力を伝達される。操作部24A及び24Bはそれぞれ、駆動軸22と同軸に配置される操作ホイール30A及び30Bと、該操作ホイール30A及び30Bにそれぞれ巻き掛けられる操作紐32A及び32Bとを備える。
各操作ホイール30A及び30Bと駆動軸22との間には第1実施形態と同様の第1クラッチ機構38A及び38B、及び第1実施形態と相違する第2クラッチ機構40A及び40Bがそれぞれ設けられており、第1クラッチ機構38A及び38Bは操作部24A及び24B寄りに、また、第2クラッチ機構40A及び40Bは巻取ドラム20寄りに、それぞれ配置されている。第1クラッチ機構38A及び38Bの出力軸50は駆動軸22に連結または一体となっており、第2クラッチ機構40A及び40Bを駆動軸22が貫通している。
そして、第1クラッチ機構38A及び38Bは、それぞれ操作部24A及び24Bからの駆動力を第2クラッチ機構40A及び40B並びに駆動軸22に伝達する一方で、駆動軸22からの駆動力を操作部24A及び24Bに伝達しないように動作し、従って、他方の第1クラッチ機構からの駆動力を操作部に伝達しないように動作する。また、第2クラッチ機構40A及び40Bは、駆動軸22を回転駆動/回転駆動停止に切り換えるように動作する。
ここで、図7及び図8に基づいて第2実施形態で用いる第2クラッチ機構40A及び40Bの具体例について説明する。
第2クラッチ機構40A及び40Bは、ケース70と、駆動軸22がその中を貫通し駆動軸22と一体に回転する入力軸72と、入力軸72の外周側に相対回転可能に外嵌されるカムドラム74とを有している。入力軸72の外周面及びカムドラム74の外周面に渡ってコイル状のクラッチバネ76が巻回されており、クラッチバネ76の一端はカムドラム74の外周面にあり、クラッチバネ76の他端は入力軸72の外周面にある。カムドラム74の別の外周面には、案内溝74aが形成されており、この案内溝74aを、ケース70の内周面に形成された縦溝70a内で軸方向にスライド可能に移動するボール78がスライド可能となっている。案内溝74aは、図8に示すように、カムドラム74の円周方向に無端で伸びる無端ループ74bと、無端ループ74bから分岐した分岐ループ74cとから構成され、分岐ループ74cには第1係止部74d及び第2係止部74eが形成されている。
図8を参照しながら、この第2クラッチ機構40A及び40Bの動作を説明する。駆動軸22が巻取ドラム20の昇降コード18巻取り方向へ回転すると、この回転が入力軸72に伝達され、クラッチバネ76を介してカムドラム74へと伝達される。このとき、カムドラム74の回転により、ボール78が案内溝74aの無端ループ74bを図8(a)中矢印で示したように下から上へ相対移動し、無端ループ74bから分岐ループ74cへと相対的に移動し、その第1係止部74dへと達する。よって、この後は、カムドラム74はその方向に回転することができなくなるため、クラッチバネ76が弛緩し、入力軸72とカムドラム74とを非連結とし、入力軸72がカムドラム74に対して空転する。従って、駆動軸22の巻取ドラム20の昇降コード18巻取り方向への回転駆動が可能になる。
次いで、駆動軸22の回転駆動が停止すると、スラット14及びボトムレール16の自重により駆動軸22が巻取ドラム20の昇降コード18巻解き方向へ回転し、この回転が入力軸72に伝達され、クラッチバネ76を介してカムドラム74へと伝達される。このため、カムドラム74も入力軸72と一緒に回転して、ボール78が相対的に移動し、図8(b)中矢印で示したように第1係止部74dから第2係止部74eへと達する。この後は、カムドラム74はその方向に回転することができなくなるため、クラッチバネ76が締め付けられて、カムドラム74と入力軸72とが連結し、駆動軸22からの駆動力の伝達を阻止して駆動軸22を停止させる。
この状態から、駆動軸22を巻取ドラム20の昇降コード18巻取り方向へと少し回転させると、この回転が入力軸72及びカムドラム74に伝達し、ボール78が相対的に分岐ループ74cから無端ループ74bへと戻り、入力軸72及びカムドラム74が回転自在となる。これにより、駆動軸22が回転可能となるため、スラット14及びボトムレール16を下降させる場合、これらの自重により駆動軸22が巻取ドラム20の昇降コード18巻解き方向へ回転し、ボール78が、図8(c)中矢印で示したように無端ループ74bを上から下へ相対移動する。従って、駆動軸22の巻取ドラム20の昇降コード18巻解き方向への回転駆動が可能になる。
次に、第2実施形態の動作について説明する。
まず、スラット14及びボトムレール16を上昇させる場合、図5中左右の操作紐32A及び32Bのうちのどちらかを操作する。例えば、図5中右側の操作紐32Aを巻取ドラム20が昇降コード18を巻き取る方向に操作し、操作ホイール30Aを図6(a)中矢印J方向に回転させると、この駆動力が第1クラッチ機構38Aの入力軸46に伝達され、第1実施形態と同様に入力軸46に係合した出力軸50及び駆動軸22が図中矢印K方向に回転する。このとき、第2クラッチ機構40A及び40Bにおいて、前述の図8(a)に示した状態となり、入力軸72がカムドラム74に対して空転して、駆動軸22の回転駆動が可能になるため、駆動軸22が図中矢印L方向に回転する。これにより、巻取ドラム20が昇降コード18を巻取り、スラット14及びボトムレール16が上昇していく。
一方、第1クラッチ機構38Bにおいては、駆動軸22からの駆動力により、第1クラッチ機構38Bの出力軸50は空転し、駆動力が入力軸46に伝達されないため、左側の操作部24Bに駆動力が伝達されず、左側の操作紐32Bが動くことはない。
同様に、図5中左側の操作紐32Bを操作し、図6(b)に示す左側の操作ホイール30Bを図中矢印M方向に回転させると、右側の操作部24Aを矢印J方向に回転させたときと同様に、各クラッチ機構、駆動軸、巻取ドラムが動作し、スラット14及びボトムレール16が上昇する。そしてこの操作の際にも、右側の操作部24Aに駆動力が伝達されることはない。
次に、スラット14及びボトムレール16の昇降を停止する場合、操作部24A又は24Bの操作を停止すると、図6(c)に示すように、スラット14及びボトムレール16の自重により、駆動軸22が図中矢印N方向に回転しようとする。しかし、この方向の駆動力により、第2クラッチ機構40A及び40Bにおいて、前述の図8(b)に示したように、ボール78が第2係止部74eに達して駆動軸22の回転を停止するために、スラット14及びボトムレール16は、操作部24A及び24Bの操作を停止した位置で停止する。
次に、スラット14及びボトムレール16を自重降下させる場合、図5中左右どちらかの操作紐32A又は32Bを操作し、操作部24A又は24Bを巻取ドラム20が昇降コード18を巻取る方向に少し回転させると、第2クラッチ機構40A及び40Bにおいて、前述の図8(c)に示したように、ボール78が相対的に分岐ループ74cから無端ループ74bへと戻り、駆動軸22が回転可能となる。これにより、図6(d)に示すように、駆動軸22が図中矢印P方向に回転し、巻取ドラム20が昇降コード18を巻解き、スラット14及びボトムレール16が自重降下する。この際、第1クラッチ機構38A及び38Bには、駆動軸22から駆動力が伝達されるが、出力軸50が空転し、駆動力が入力軸46に伝達されないため、左右の操作部24A及び24Bに駆動力が伝達されず、左右の操作紐32A及び32Bが動くことはない。
尚、以上の第2実施形態において、2つの第2クラッチ機構40A、40Bを設けていたが、一方を省略することでもよい。
(第3実施形態)
次に、図9に第3実施形態を示す。ヘッドボックス10、ラダーコード12、スラット14、ボトムレール16、昇降コード18及び巻取ドラム20の構成は、前実施形態と同様であるため、説明を省略し、前実施形態と相違する部分を以下に説明する。
第3実施形態では、ヘッドボックス10の前後の面のうち一方の面の左右両側に操作部24A及び24Bをそれぞれ設けたものであり、左右の操作部24A及び24Bは、それぞれ第1クラッチ機構38A及び38Bを介して駆動ギア機構80A及び80Bに連結されている。また、第2実施形態と同様の第2クラッチ機構40A又は40Bがそれぞれ設けられている。但し、一方の第2クラッチ機構は省略可能である。
駆動ギア機構80A及び80Bは、第1クラッチ機構38A及び38Bの出力軸50及び50に連結されまたは一体となっている第1ギア部82A、82Bと、第1ギア部82A、82Bと直交して配置されて互いに噛合い、駆動軸22に駆動力を伝達可能な第2ギア部84A、84Bとから構成されており、その他の構成は第1または第2実施形態と同様である。
次に、第3実施形態の動作について説明する。
左右どちらかの操作紐32A又は32Bを操作して、操作部24A又は24Bを、巻取ドラム20が昇降コード18を巻取る方向に駆動すると、この駆動力が第1クラッチ機構38A又は38Bに伝達し、第1実施形態と同様に、出力軸50の駆動力が駆動ギア機構80A又は80Bに伝達され、第2ギア部84A又は84Bの駆動力が駆動軸22及び第2クラッチ機構40A又は40Bに伝達される。これにより、第2実施形態と同様に第2クラッチ機構40A又は40Bによって駆動軸22の回転駆動が可能となり、巻取ドラム20が昇降コード18を巻取り、スラット14及びボトムレール16が上昇する。
この際、操作されていない側の操作部24A又は24Bに連結されている第1クラッチ機構38A又は38Bには、これの出力軸50から駆動力が伝達されるため、出力軸50が空転し、駆動力が入力軸46に伝達されることはなく、操作部24A又は24Bに駆動力が伝達されることはない。
スラット14及びボトムレール16の昇降停止時及び自重降下時の各クラッチ機構、各軸、及び巻取ドラムの動作は、駆動ギア機構80A及び80Bを介して駆動力が伝達されること以外は第2実施形態と同様であるため、説明を省略する。
このように、本発明は、一方の操作部24A又は24Bを操作している際に、他方の操作部に駆動力が伝達されないので、操作が行われていない側に物等があったりしても、操作紐32A又は32Bが動くことが無いので、物等を巻き込むことを防止することができる。
また、スラット14及びボトムレール16が自重降下しているときも、操作紐32A及び32Bが動くことが無いので、物等を巻き込むことを防止することができる。
また、普段使用していない操作部の操作紐を固定していたとしても、それが遮蔽材の開閉動作に支障を与えることはない。
こうして、ヘッドボックス10に、それぞれ少なくとも2つの操作部24A及び24Bを設けることによって、幅が大きいブラインドであっても、ブラインドの左右いずれの操作部からでもブラインドを開閉することができるため、操作者がブラインドの一端部から他端部へ移動することなく操作でき、使い勝手を向上させることができる。または、間仕切りとして使用する場合にも、ブラインドの前後いずれの操作部からでもブラインドを開閉することができるため、操作者がブラインドの前後へ移動することなく操作でき、使い勝手を向上させることができる。
操作部24A、24Bの位置は、ヘッドボックス10の左右両側、前後の面のうちの一方の面の左右両側、前の面の左右一方側と後の面の左右他方側、前後の面のうちの両方の面の左右両側等、任意の位置とすることができる。
また、第2クラッチ機構は、遮蔽材が重力またはスプリング力といった力を常時受けないブラインド、例えば、縦型ブラインドのようなブラインドの場合には、省略可能である。
また、遮蔽材の開閉動作は上記説明した昇降動作に限らず、回転動作(水平軸、垂直軸またはその他の軸周りの回転)とすることも可能である。
10 ヘッドボックス
14 スラット(遮蔽材)
22 駆動軸
24A、24B 操作部
26 駆動力伝達機構
36 駆動ギア機構
38A、38B 第1クラッチ機構
40、40A、40B 第2クラッチ機構
46 入力軸
50 出力軸
80A、80B 駆動ギア機構

Claims (7)

  1. ヘッドボックス(10)に、遮蔽材(14)を開閉駆動可能な駆動軸(22)と、該駆動軸(22)に駆動力を伝達可能な少なくとも2つの操作部(24A、24B)が設けられて、各操作部が操作されることにより駆動軸が駆動されて遮蔽材を開閉可能となったブラインドにおいて、
    前記操作部と前記駆動軸との間に、前記操作部からの駆動力は前記駆動軸に伝達するが、一方の操作部からの駆動力は他方の操作部に伝達しない駆動力伝達機構(26、38A、38B)が設けられることを特徴とするブラインド。
  2. 前記駆動力伝達機構は、各操作部と駆動軸との間にそれぞれ設けられて操作部側に入力軸(46)と反操作部側に出力軸(50)とを有する第1クラッチ機構(38A、38B)を備え、一方の操作部を操作すると該一方の操作部側に設けられた第1クラッチ機構の出力軸(50)から、他方の操作部側に設けられた第1クラッチ機構の出力軸(50)に駆動力が入力され、他方の操作部側に設けられた第1クラッチ機構の出力軸が他方の操作部側に設けられた第1クラッチ機構の入力軸に対して空転することを特徴とする請求項1記載のブラインド。
  3. 前記駆動力伝達機構は、第1クラッチ機構よりも駆動軸側に設けられた第2クラッチ機構(40、40A、40B)をさらに備え、第2クラッチ機構は、第1クラッチ機構の出力軸からの駆動力によって駆動軸を回転駆動可能とし、駆動軸からの駆動力の伝達を阻止して駆動軸を停止させる、ことを特徴とする請求項2記載のブラインド。
  4. 前記駆動力伝達機構は、2つの第1クラッチ機構の間に設けられた駆動ギア機構(36、80A、80B)をさらに備え、一方の操作部を操作すると、該一方の操作部側に設けられた第1クラッチ機構の出力軸から、前記駆動ギア機構を介して他方の操作部側に設けられた第1クラッチ機構の出力軸に駆動力が入力されることを特徴とする請求項2または3記載のブラインド。
  5. 前記操作部は、前記ヘッドボックスの前後の面にそれぞれ設けられることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載のブラインド。
  6. 前記操作部は、前記ヘッドボックスの左右の両側にそれぞれ設けられることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載のブラインド。
  7. 前記操作部は、前記ヘッドボックスの前後の面のうちの一方の面の左右両側にそれぞれ設けられることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載のブラインド。
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