JP2009134646A - コンテンツ送受信システム、コンテンツ送受信装置、コンテンツ受信装置、及びそれらのプログラム、並びにそれらの認証方法 - Google Patents

コンテンツ送受信システム、コンテンツ送受信装置、コンテンツ受信装置、及びそれらのプログラム、並びにそれらの認証方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 ディスプレイ装置が電源オフ状態になり、AVアンプがディスプレイ装置と認証できなくなる場合であっても、DVDプレーヤからAVアンプにコンテンツデータを送信すること。
【解決手段】 ディスプレイ装置は、AVアンプがディスプレイ装置との認証に失敗する動作状態に自身が移行すると判断すると、その旨を示す通知をAVアンプに送信する。AVアンプは、当該通知を受信すると、リピータービットを0に変更する。DVDプレーヤは、リピータービットを取得してAVアンプがシンク機器であると認識するので、AVアンプの認証情報のみに基づいて、AVアンプとの認証に成功する。従って、AVアンプがディスプレイ装置と認証できなくなるような動作状態にディスプレイ装置が移行しても、DVDプレーヤがAVアンプとの認証に成功し、DVDプレーヤからAVアンプにコンテンツデータを送信することができる。
【選択図】図4

Description

本発明は、コンテンツ送信装置が接続可能なコンテンツ送受信装置と、該コンテンツ送受信装置が接続可能なコンテンツ受信装置とを備えるコンテンツ送受信システム等に関する。
最近、HDMI規格に準拠したソース機器(コンテンツ送信装置)であるDVDプレーヤと、リピーター機器(コンテンツ送受信装置)であるAVアンプと、シンク機器(コンテンツ受信装置)であるディスプレイ装置とを備えるコンテンツ送受信システムが利用されており、ソース機器から出力されるHDMIデータに映像データ及び音声データを含めることにより、1本のHDMIケーブルによって映像データ及び音声データの両方をリピーター機器又はシンク機器に送信することができる。AVアンプは、DVDプレーヤから受信したHDMIデータを元の映像データ及び音声データに変換し、音声データを増幅してスピーカーに出力すると共に、映像データを再度HDMIデータに変換し、ディスプレイ装置に送信する。ディスプレイ装置は、受信したHDMIデータを元の映像データに変換して表示する。
これらの機器で送受信されるHDMIデータは、HDCP(High−bandwidth Digital
Contents Protection)によって暗号化されており、HDMI送信部とHDMI受信部との間でHDCP認証に成功して初めて、HDMIデータが送受信されるようになっている(下記特許文献1)。従って、HDMI送信部とHDMI受信部との間でHDCP認証に失敗した場合は、HDMIデータが送信されない。
詳細には、DVDプレーヤは、AVアンプのレジスタからAVアンプの認証情報とリピータービットとを読み出す。リピータービットは、リピーター機器であるかシンク機器であるかを示す情報である。ここでは、AVアンプから読み出したリピータービットはリピーター機器であることを示しており、DVDプレーヤは、AVアンプの下流に接続されているディスプレイ装置の認証情報をAVアンプが取得したことを示す情報が、AVアンプから送信されるのを待ち受ける。
AVアンプは、ディスプレイ装置のレジスタからディスプレイ装置の認証情報を読み出し、ディスプレイ装置との認証に成功する。また、AVアンプは、ディスプレイ装置の認証情報を取得したことを示す情報を、DVDプレーヤに送信する。ディスプレイ装置は、これに応答し、AVアンプのレジスタからディスプレイ装置の認証情報を読み出して、AVアンプ及びディスプレイ装置の認証情報に基づいて、AVアンプとの認証に成功する。
特開2007−288247号公報
DVDプレーヤからAVアンプに送信されるHDMIデータに含まれる映像データは、静止画等の音声データに対する付属データである場合がある。このような場合、ユーザは、AVアンプからスピーカーを介して音声を出力できればよく、付属の静止画をディスプレイ装置に表示することを望まない場合に、ディスプレイ装置の電源をオフ状態(スタンバイ状態)にすることがある。このとき、AVアンプはディスプレイ装置とのHDCP認証に失敗し、これにより、DVDプレーヤもAVアンプとのHDCP認証に失敗し、その結果、DVDプレーヤからAVアンプにHDMIデータが送信されなくなり、AVアンプから音声を出力できなくなる。以下、HDCP認証に失敗する理由を、詳細に説明する。
AVアンプは、ディスプレイ装置から出力されるホットプラグ信号に基づいて、ディスプレイ装置の動作状態をある程度判別することができる。すなわち、ホットプラグ信号がローレベルであれば、ディスプレイ装置がアクティブ(HDMIデータを受信して処理できる状態)でない、又は、ディスプレイ装置が接続されていないと判断できる。一方、ホットプラグ信号がハイレベルであれば、ディスプレイ装置が接続されていることを判断できるが、ディスプレイ装置がアクティブであるか否かまでは判断することができない。ディスプレイ装置の仕様によって異なるからである。
そこで、AVアンプは、ディスプレイ装置からのホットプラグ信号がハイレベルであれば、ディスプレイ装置がアクティブであると推定して、HDMIデータをディスプレイ装置に送信するために、HDCP認証を試みる。ここで、ディスプレイ装置の電源がオフ状態にされるとき、ディスプレイ装置からのホットプラグ信号がローレベルに反転し、その後ハイレベルに反転する。ディスプレイ装置のホットプラグ信号がローレベルからハイレベルに反転すると、AVアンプおよびDVDプレーヤが再度HDCP認証を試みる。
しかし、上記のように、ディスプレイ装置が電源オフ状態にされアクティブでない場合には、ディスプレイ装置のレジスタからディスプレイ装置の認証情報を読み出せないので、AVアンプはディスプレイ装置とのHDCP認証に失敗する。
ここで、HDMI規格では、AVアンプなどのリピーター機器は、ディスプレイ装置などのシンク機器とのHDCP認証に失敗した場合には、ソース機器に対してもHDCP認証を失敗させなければならないよう、定められている。すなわち、HDMIケーブルを介して相互に接続される機器の中で、1つでもHDCP認証に失敗するような不正機器が接続されている場合には、ソース機器はHDMIデータを出力しないことによって、HDMIデータが不正に送信されることを防止している。
これにより、ディスプレイ装置とHDCP認証に失敗したAVアンプは、DVDプレーヤにもHDCP認証を失敗させる。詳細には、DVDプレーヤは、AVアンプのレジスタからAVアンプの認証情報およびリピータービットを読み出す。ここでは、AVアンプから読み出したリピータービットはリピーター機器であるので、DVDプレーヤは、ディスプレイ装置の認証情報を読み出すために、ディスプレイ装置の認証情報をAVアンプが取得したことを示す情報がAVアンプから送信されるのを待ち受ける。しかし、AVアンプはディスプレイ装置から認証情報を読み出せないので、DVDプレーヤは、AVアンプからディスプレイ装置の認証情報を読み出すことができず、その結果、AVアンプとの認証に失敗する。
従って、DVDプレーヤは、AVアンプに対してHDMIデータを送信しなくなり、その結果、AVアンプはHDMIデータに含まれる音声データを出力できなくなる。従って、ユーザがディスプレイの電源をオフ状にすると、AVアンプに接続されているスピーカーから音声が出力されなくなり、AVアンプを使って音楽だけを聴くということができない。
なお、このような問題は、ディスプレイ装置に複数のソース機器やリピーター機器が接続されている場合に、ディスプレイ装置の入力セレクタがAVアンプから他の機器又はTVチューナ等に切り換えられた場合にも同様に生じる。
本発明の目的は、例えばディスプレイ装置が電源オフ状態になる等によって、AVアンプ(コンテンツ送受信装置)がディスプレイ装置(コンテンツ受信装置)と認証できなくなる場合であっても、DVDプレーヤ(コンテンツ送信装置)からAVアンプにコンテンツデータを送信することができるコンテンツ送受信システムを提供することである。
本発明の好ましい実施形態によるコンテンツ送受信システムは、コンテンツ送信装置が接続可能なコンテンツ送受信装置と、該コンテンツ送受信装置に接続可能なコンテンツ受信装置とを備え、該コンテンツ送受信装置が、該コンテンツ送信装置からコンテンツデータを受信するコンテンツ受信手段と、該コンテンツデータを該コンテンツ受信装置に送信するコンテンツ送信手段と、該コンテンツ受信装置と認証する認証手段と、該コンテンツ送受信装置が、該コンテンツデータを該コンテンツ受信装置に送信可能な第1機器であるか、又は、該コンテンツデータを該コンテンツ受信装置に送信不可能な第2機器であるかを示す機器情報を記憶する機器情報記憶手段と、該認証手段が該コンテンツ受信装置との認証に失敗する動作状態に該コンテンツ受信装置が移行する旨の通知を、該コンテンツ受信装置から受信する通知受信手段と、該通知受信手段が該通知を受信したか否かを判断する判断手段と、該判断手段によって該通知を受信したと判断されたとき、該機器情報記憶手段に記憶されている該機器情報を、該第1機器から該第2機器に変更する設定手段とを有し、該コンテンツ受信装置が、該コンテンツ送受信装置から該コンテンツを受信する第2コンテンツ受信手段と、該認証手段が該コンテンツ受信装置との認証に失敗する動作状態に該コンテンツ受信装置が移行するか否かを判断する第2判断手段と、該第2判断手段によって該動作状態に移行すると判断されたとき、該認証手段が該コンテンツ受信装置との認証に失敗する動作状態に該コンテンツ受信装置が移行する旨の通知を、該コンテンツ送受信装置に送信する通知送信手段とを有する。
コンテンツ受信装置は、コンテンツ送受信装置がコンテンツ受信装置との認証に失敗する動作状態に自身が移行すると判断すると、その旨を示す通知をコンテンツ送受信装置に送信する。コンテンツ送受信装置は、当該通知を受信すると、機器情報を第1機器から第2機器に変更する。従って、コンテンツ送信装置は、コンテンツ送受信装置から機器情報を取得して、コンテンツ送受信装置が第2機器であることを判別するので、コンテンツ送受信装置の認証情報のみに基づいて、コンテンツ送受信装置との認証に成功する。すなわち、コンテンツ送信装置がコンテンツ送受信装置と認証するにあたって、コンテンツ受信装置の認証情報が不要となる。従って、コンテンツ送受信装置がコンテンツ受信装置と認証できなくなるような動作状態にコンテンツ受信装置が移行しても、コンテンツ送信装置がコンテンツ送受信装置との認証に成功し、コンテンツ送信装置からコンテンツ送受信装置にコンテンツデータを送信することができる。
好ましい実施形態においては、前記認証手段が前記コンテンツ受信装置との認証に失敗する動作状態が、前記コンテンツ受信装置の電源オフ状態またはスタンバイ状態、あるいは、前記第2コンテンツ受信手段に前記コンテンツ送受信装置から送信されるコンテンツデータ以外のコンテンツデータを選択的に受信させる状態である。
この場合、コンテンツ受信装置を電源オフ状態(またはスタンバイ状態)に移行させても、あるいは、コンテンツ受信装置にコンテンツ送受信装置からのコンテンツ以外のコンテンツを受信させる状態に移行させても、コンテンツ送信装置がコンテンツ送受信装置との認証に成功するので、コンテンツ送受信装置はコンテンツ装置からコンテンツデータを受信して再生することができる。
好ましい実施形態においては、前記コンテンツ送受信装置が、前記コンテンツ送信装置に対してホットプラグ信号を出力するホットプラグ信号出力手段をさらに有し、前記通知受信手段が、前記認証手段が前記コンテンツ受信装置との認証に失敗する動作状態に前記コンテンツ受信装置が移行する旨の通知を受信した場合に、前記ホットプラグ信号出力手段が、ホットプラグ信号をローレベルにし、前記設定手段によって前記機器情報が前記第2機器に変更された後、ホットプラグ信号をハイレベルにする。
この場合、コンテンツ送受信装置がコンテンツ受信装置から前記通知を受信したとき、ホットプラグ信号をローベルにし、機器情報を第2機器に変更した後、ホットプラグ信号をハイレベルにするので、これに応答して、コンテンツ送信装置は、コンテンツ送受信装置との認証を行い、コンテンツ送受信装置を第2機器と見なして、コンテンツデータをコンテンツ送受信装置に送信するようになる。
好ましい実施形態においては、前記コンテンツ送信装置が、前記機器情報記憶手段から前記機器情報を読み出す機器情報読出手段と、前記コンテンツ送受信装置と認証する第2認証手段とを有し、読み出した該機器情報が前記第1機器である場合には、該第2認証手段が、前記コンテンツ送受信装置の認証情報と、前記コンテンツ受信装置の認証情報とを、該コンテンツ送受信装置から取得できたとき、該コンテンツ送受信装置との認証に成功し、該コンテンツ受信装置の認証情報を該コンテンツ送受信装置から取得できないとき、該コンテンツ送受信装置との認証に失敗し、読み出した該機器情報が前記第2機器である場合には、該第2認証手段が、該コンテンツ送受信装置のみの認証情報を取得できたとき、該コンテンツ送受信装置との認証に成功する。
本発明の好ましい実施形態によるコンテンツ受信装置の動作プログラムは、前記認証手段が該コンテンツ受信装置との認証に失敗する動作状態に該コンテンツ受信装置が移行するか否かを判断するステップと、該動作状態に移行すると判断されたとき、該認証手段が該コンテンツ受信装置との認証に失敗する動作状態に該コンテンツ受信装置が移行する旨の通知を、該コンテンツ送受信装置に送信するステップとをコンピュータに実行させる。
本発明の好ましい実施形態によるコンテンツ送受信装置の動作プログラムは、前記コンテンツ受信装置から、該認証手段が該コンテンツ受信装置との認証に失敗する動作状態に該コンテンツ受信装置が移行する旨の通知を受信したか否かを判断するステップと、該通知を受信したと判断されたとき、該機器情報記憶手段に記憶されている機器情報を、該コンテンツデータを該コンテンツ受信装置に送信可能な第1機器から、該コンテンツデータを該コンテンツ受信装置に送信不可能な第2機器に変更するステップとをコンピュータに実行させる。
上記プログラムは、例えば、ネットワーク経由や記録媒体を介してファームウェアアップデートという形態で上記コンテンツ送受信装置やコンテンツ受信装置に提供されてもよく、上記プログラムを格納する電子部品という形態で提供されてもよい。
本発明の好ましい実施形態による認証方法は、コンテンツ送信装置と、該コンテンツ送信装置に接続されるコンテンツ送受信装置と、該コンテンツ送受信装置に接続されるコンテンツ受信装置とを備えるコンテンツ送受信システムにおける認証方法であって、該コンテンツ送受信装置が該コンテンツ受信装置との認証に失敗する動作状態に該コンテンツ受信装置が移行する際に、該コンテンツ受信装置から該コンテンツ送受信装置にその旨の通知を送信するステップと、該コンテンツ送受信装置において、該通知を受信した場合に、機器情報記憶手段に記憶されている機器情報を、該コンテンツデータを該コンテンツ受信装置に送信可能な第1機器から該コンテンツデータを該コンテンツ受信装置に送信不可能な第2機器に変更するステップと、該コンテンツ送信装置において、該コンテンツ送受信装置から該機器情報を取得して、該機器情報が該第2機器であることを判別するステップと、該コンテンツ送信装置において、該コンテンツ送受信装置から該コンテンツ送受信装置の認証情報を取得して、該コンテンツ送受信装置との認証を実行するステップとを含む。
コンテンツ送受信装置がコンテンツ受信装置と認証できなくなるような動作状態にコンテンツ受信装置が移行しても、コンテンツ送信装置がコンテンツ送受信装置との認証に成功し、コンテンツ送信装置からコンテンツ送受信装置にコンテンツデータを送信することができる。
以下、本発明の好ましい実施形態によるコンテンツ送信装置(ソース機器、DVDプレーヤ)、コンテンツ送受信装置(リピータ機器、AVアンプ)およびコンテンツ受信装置(シンク機器、ディスプレイ装置)を備えるコンテンツ送受信システムついて、図面を参照して具体的に説明するが、本発明はこれらの実施形態には限定されない。本例において、コンテンツデータは、映像(画像)データおよび/または音声データを含むデータの総称であり、例えばHDMIデータである。
図1Aは、DVDプレーヤ10およびAVアンプ20の構成を、図1Bは、AVアンプ20(図1Aと同一)およびディスプレイ装置30の構成をそれぞれ示す要部ブロック図である。DVDプレーヤ10、AVアンプ20およびディスプレイ装置30は、例えばHDMI規格に準拠しており、HDMIケーブルを介して相互に接続されている。
[DVDプレーヤ10の構成]
まず図1Aを参照し、DVDプレーヤ10について説明する。DVDプレーヤ10は、再生部11と、解像度変換部12、HDMI送信部13と、システム制御部14と、操作表示部15と、メモリ16と、コネクタ部17とを有している。
再生部11は、DVDディスク(以下、単にディスクという。)に記録されている映像データをディスクから読み出して、デコードし、解像度変換部12に供給する。また、再生部11は、ディスクに記録されている音声データをディスクから読み出して、デコードし、HDMI送信部13に供給する。再生部11は、図示しない光ピックアップ、サーボ回路、MPEGデコーダ等を含む。
解像度変換部12は、再生部11から供給された映像データの解像度を判別する。また、解像度変換部12は、判別した映像データの解像度を、システム制御部14からのコマンドにより、ユーザによって設定された解像度に変換する。解像度変換部12によって解像度が変換された映像データは、HDMI送信部13に供給される。
HDMI送信部13は、解像度変換部12から供給された映像データ、および、再生部11から供給された音声データを、システム制御部14からのコマンドにより、HDMI規格のデータ(以下、HDMIデータ)に変換する。また、HDMI送信部13は、HDMIデータをHDCP規格に基づいて暗号化する。また、HDMI送信部13は、DDCラインを介して、AVアンプ20のレジスタ21aから認証情報およびリピータービットを読み出して、HDCP認証を実行する。HDMI送信部13は、HDCP認証に成功した場合、HDMIデータをコネクタ部17を介してAVアンプ20に送信するが、HDCP認証に失敗した場合、HDMIデータをAVアンプ20に送信しない。
HDCP認証において、HDMI送信部13は、AVアンプ20のレジスタ21aからAVアンプ20の認証情報およびリピータービットを読み出す。HDMI送信部13は、読み出した認証情報が正当であれば、HDMI受信部21との認証に成功する。HDMI送信部13は、読み出した認証情報が不正である、又は、認証情報を読み出すことができなければ、HDMI受信部21との認証に失敗する。
認証情報は、例えば、HDCP規格で定められているKSV(キーセレクトベクター)等を含む。リピータービットは、その機器がリピーター機器(すなわち、他の機器にHDMIデータを送信可能な機器、第1機器)であるか、シンク機器(すなわち、他の機器にHDMIデータを送信不可能な機器、第2機器)であるかを示す機器情報であり、値が「1」であるときリピーター機器であることを示し、値が「0」であるときシンク機器であることを示す。
HDMI送信部13は、AVアンプ20のリピータービットがリピーター機器を示す「1」であるか否かを判断する。リピータービットが「1」であれば、DVDプレーヤ10に接続されている機器の下流にさらなる機器が接続されていると判断されるので、HDMI送信部13が当該下流機器の認証情報を取得できないと認証に失敗する。すなわち、AVアンプ20のリピータービットが「1」である場合、HDMI送信部13は、AVアンプ20に接続されているディスプレイ装置30の認証情報をAVアンプ20のレジスタ21aから読み出すためのタイマをセットする。タイマカウント中に、ディスプレイ装置30の認証情報を取得したことを示す情報をAVアンプ20から受信すると、HDMI送信部13は、AVアンプ20のレジスタ21aから、ディスプレイ装置30の認証情報を読み出す。そして、HDMI送信部13は、AVアンプ20の認証情報とディスプレイ装置20の認証情報とを確認し、これらが正当であれば、AVアンプ20との認証に成功する。
一方、タイマカウント中に、ディスプレイ装置30の認証情報を取得したことを示す情報をAVアンプ20から受信しない場合、HDMI送信部13は、AVアンプ20のレジスタ21aから、ディスプレイ装置30の認証情報を読み出すことができない。その結果、HDMI送信部13は、AVアンプ20との認証に失敗する。
リピータービットが「0」であれば、DVDプレーヤ10に接続されている機器の下流にさらなる機器が接続されていないと判断されるので、DVDプレーヤ10に直接接続されている機器の認証情報のみを取得することにより認証に成功する。すなわち、AVアンプ20のリピータービットが「0」である場合、DVDプレーヤ10は、接続されているAVアンプ20がリピーター機器ではなく、シンク機器であると認識して、ディスプレイ装置30の認証情報を取得する必要なく、AVアンプ20の認証情報のみに基づいてAVアンプ20との認証に成功することができる。
HDMI送信部13は、HDMIデータを送受信するTMDSライン(通常は複数存在するが図1、図2では簡単のため1本のラインのみを記載している)、および、接続の有無を判断するためのホットプラグを介して、AVレシーバ20のHDMI受信部21に接続される。また、HDMI送信部13は、認証情報やEDIDを読み出すためのDDCラインを介してAVアンプ20のHDMI受信部21、PROM25に接続されている。
システム制御部14は、内蔵又は接続されたメモリに格納されているDVDプレーヤの動作プログラムに基づいて、再生部11、解像度変換部12、HDMI送信部13、操作表示部15、メモリ16等を制御するものであり、例えば、マイクロコンピュータやCPU等である。システム制御部14は、操作表示部15からの操作入力または各部からの制御信号およびデータに基づいて各種処理を実行する。
システム制御部14は、CECラインを介してAVアンプ20のシステム制御部23に接続され、システム制御部23とコマンドおよび/またはデータを送受信する。また、システム制御部14は、DDCラインを介して、AVアンプ20のPROM25に接続され、PROM25に記憶されたEDIDを読み出す。
[AVアンプの構成]
次に、図1A又は図1Bを参照し、AVアンプ20の構成を説明する。AVアンプ20は、HDMI受信部21と、HDMI送信部22と、システム制御部23と、操作表示部24と、メモリ(EDID PROM、以下、PROMとする)25と、音声処理部26と、コネクタ部27、28とを有している。
HDMI受信部21は、DVDプレーヤ10から送信されたHDMIデータを受信して、HDCP規格で暗号化されたHDMIデータを復号化する。また、HDMI受信部21は、受信したHDMIデータから元の映像データ(HDMI変換前の映像データ)を生成して、HDMI送信部22に供給する。また、HDMI受信部21は、受信したHDMIデータから元の音声データを生成して、音声処理部26に供給する。
HDMI受信部21はレジスタ(記憶素子)21aを有しており、レジスタ21aにはAVアンプ20の認証情報およびリピータービットが予め登録されている。HDCP認証において、HDMI受信部21は、レジスタ21aに登録されている認証情報およびリピータービットが、DVDプレーヤ10のHDMI送信部13によって読み出される。リピータービットは、システム制御部23によって「1」又は「0」に変更可能である。
HDMI送信部22は、HDMI受信部21から供給された映像データ、および、必要に応じて音声処理部26から供給された音声データを、HDMIデータに変換する。また、HDMI送信部22は、HDMIデータをHDCP規格に基づいて暗号化する。また、HDMI送信部22は、DDCラインを介して、ディスプレイ装置30のレジスタ31aからディスプレイ装置30の認証情報を読み出して、HDCP認証を実行する。HDMI送信部22は、HDCP認証に成功した場合、コネクタ部28を介してディスプレイ装置30にHDMIデータを送信するが、HDCP認証に失敗した場合、HDMIデータをディスプレイ装置30に送信しない。
HDCP認証において、HDMI送信部22は、ディスプレイ装置30のレジスタ31aからディスプレイ装置30の認証情報を読み出す。ディスプレイ装置30の認証情報が正当であれば、HDMI送信部22はHDMI受信部31とのHDCP認証に成功する。ディスプレイ装置30の認証情報が不正である、又は、認証情報を読み取ることができなければ、HDMI送信部22はHDMI受信部31とのHDCP認証に失敗する。
また、ディスプレイ装置30から取得したディスプレイ装置30の認証情報は、例えばHDMI受信部21のレジスタ21aに書き込まれる。そして、HDMI受信部21からDVDプレーヤ10のHDMI送信部13に対して、ディスプレイ装置30の認証情報を取得した旨の情報が送信される。これによって、DVDプレーヤ10のHDMI送信部13は、HDMI受信部21のレジスタ21aからディスプレイ装置30の認証情報を読み出す。
HDMI送信部22は、TMDSラインおよびホットプラグを介して、ディスプレイ装置30のHDMI受信部31に接続されている。また、HDMI送信部22は、DDCラインを介してディスプレイ装置30のPROM34及びHDMI受信部31に接続されている。
音声処理部26は、HDMI受信部21から供給された音声データに対して、信号処理、増幅処理、D/A変換等の処理を実行し、外部に接続されたスピーカー60に音声信号を供給する。また、必要に応じて、音声処理部26は、音声データをHDMI送信部22に供給する。
システム制御部23は、内蔵又は接続されたメモリに記憶されているAVアンプの動作プログラムに基づいて、HDMI受信部21、HDMI送信部22、操作表示部24、PROM25、音声処理部26等を制御するものであり、例えば、マイクロコンピュータやCPU等である。システム制御部23は、操作表示部24からの操作入力または各部からの制御信号およびデータに基づいて各種処理を実行する。
システム制御部23は、CECラインを介してDVDプレーヤ10のシステム制御部14に接続され、システム制御部14とコマンドおよびデータを送受信する。また、システム制御部23は、CECラインを介してディスプレイ装置30のシステム制御部33に接続され、システム制御部33とコマンドおよびデータを送受信する。
システム制御部23は、ディスプレイ装置30のシステム制御部33から、「AVアンプ20がディスプレイ装置30とのHDCP認証に失敗するような動作状態にディスプレイ装置30が移行する」旨の通知(詳細後述)を受信すると、自身がリピーター機器ではなくシンク機器であることを、DVDプレーヤ10に認識させることにより、DVDプレーヤ10におけるAVアンプ20とのHDCP認証を維持させる。
詳細には、システム制御部23は、システム制御部33から当該通知を受信すると、HDMI受信部21のレジスタ21aのリピータービットを、リピーター機器を示す「1」からシンク機器を示す「0」に変更する。また、HDMI受信部21は、DVDプレーヤ10に対するホットプラグ信号をローレベルにした後、ハイレベルにする。DVプレーヤ10のHDMI送信部13は、ホットプラグ信号がハイレベルになると、HDMI受信部31との認証を試みるが、このとき、HDMI受信部21から取得するリピータービットはシンク機器を示す「0」になっている。従って、ディスプレイ装置30の認証情報をDVDプレーヤ10が読み出すことはできなくても、HDMI送信部13は、AVアンプ20がシンク機器であると認識しているので、AVアンプ20の認証情報のみによって、HDMI受信部21との認証に成功することができる。
[ディスプレイ装置30の構成]
次に、図1Bを参照し、ディスプレイ装置30について説明する。ディスプレイ装置30は、HDMI受信部31と、表示部32と、システム制御部33と、メモリ(EDID PROM、以下、PROMとする)34と、操作部35と、音声処理部36と、スピーカー37と、コネクタ部38とを有する。
HDMI受信部31は、AVアンプ20のHDMI送信部22から送信されたHDMIデータを受信して、HDCPで暗号化されたHDMIデータを復号化する。また、HDMI受信部31は、受信したHDMIデータから元の映像データを生成し、表示部32に供給する。また、HDMI受信部31は、HDMIデータから元の音声データを生成して、音声処理部36に供給する。
HDMI受信部31はレジスタ(記憶素子)31aを有しており、レジスタ31aにはディスプレイ装置30の認証情報が予め登録されている。HDCP認証において、HDMI受信部31は、レジスタ31aに登録されている自身の認証情報が、AVアンプ20のHDMI送信部22によって読み出される。
表示部32は、HDMI受信部31から映像データが供給され、当該映像データに基づいて映像を表示するものであり、例えば、LCDまたはCRT等である。
音声処理部36は、HDMI受信部31から供給された音声データを、信号処理、増幅処理、D/A変換等の処理を実行し、スピーカー37に供給する。
システム制御部33は、内蔵又は接続されたメモリに格納されたディスプレイ装置の動作プログラムに基づいて、HDMI受信部31、表示部32、PROM34、音声処理部36等を制御するものであり、例えば、マイクロコンピュータやCPU等である。システム制御部33は、操作部35からの操作入力または各部からの制御信号およびデータに基づいて各種処理を実行する。
システム制御部33は、AVアンプ20がディスプレイ装置30とのHDCP認証に失敗するような動作状態にディスプレイ装置が移行する際に、「AVアンプ20がディスプレイ装置30とのHDCP認証に失敗するような動作状態にディスプレイ装置30が移行する」旨の通知を、CECラインを介してAVアンプ20のシステム制御部23に送信する。このような動作状態は、ディスプレイ装置30が電源オフ状態(詳細には、システム制御部33や操作部35のみに電源電圧が供給されるスタンバイ状態)に移行すること、又は、セレクタ回路がAVアンプ20から入力されるHDMIデータを選択しない(すなわち、AVアンプ20からのHDMIデータ以外のコンテンツデータを選択させる)状態に移行することである。このような動作状態になると、AVアンプ20のHDMI送信部22が、HDMI受信部31のレジスタ31aから認証情報を読み出すことができなくなるからである。
ここで、図2を参照して、セレクタ回路について説明する。例えば、ディスプレイ装置30には、HDMIケーブルを介してAVアンプ20及びゲーム機40が接続され、光ケーブル及びDVIケーブルを介してセットトップボックス50が接続される。さらに、ディスプレイ装置30がTV受像機の場合、チューナ回路39を備えている。ディスプレイ装置30は、AVアンプ20、ゲーム機40、セットトップボックス50から入力されるコンテンツデータ、及び、チューナ回路39が受信するコンテンツデータの中から、1つのコンテンツデータを選択的に受信するセレクタ回路40を有している。
セレクタ回路40は複数の選択状態(本例では、選択状態1〜4)を有し、選択状態1は、AVアンプ20が接続された入力端子に割り当てられ、選択状態2は、ゲーム機40が接続された入力端子に割り当てられ、選択状態3は、セットトップボックス50が接続された入力端子に割り当てられ、選択状態4は、チューナ回路39に割り当てられている。この場合、セレクタ回路40の選択状態が、選択状態1から選択状態2〜4に変更されることが、上記の「AVアンプ20がディスプレイ装置30とのHDCP認証に失敗する動作状態にディスプレイ装置30が移行する」に該当する。
[動作]
以下、本発明の動作を図3〜図5を参照して、説明する。
[ディスプレイ装置30の動作]
図3は、ディスプレイ装置30のシステム制御部33の処理を示すフローチャートである。システム制御部33は、電源オフ状態になるユーザ指示が入力されて、ディスプレイ装置30が電源オフ状態になる(又は電源オフ状態になった)か否かを判断する(S1)。電源オフ状態になると判断されると(S1でYES)、システム制御部33は、CECラインを介して、AVアンプ20のシステム制御部23に対して、ディスプレイ装置30が電源オフ状態になる旨の通知を送信する(S4)。
また、システム制御部33は、ユーザ操作によって、セレクタ回路36の選択状態が、AVアンプ20からのHDMIデータを選択する選択状態1から、他のコンテンツデータを選択する選択状態2〜4に変更されるか否か(変更されたか否か)を判断する(S2)。選択状態2〜4に変更される場合(S2でYES)、システム制御部33は、CECラインを介して、AVアンプ20のシステム制御部23に対して、セレクタ回路の選択状態がAVアンプ以外の他の選択状態に変更される旨の通知を送信する(S3)。
[AVアンプ20の動作]
図4は、AVアンプ20のシステム制御部23の処理を示すフローチャートである。システム制御部23は、ディスプレイ装置30のシステム制御部33からCECラインを介してコマンドを受信した場合(S11でYES)、コマンドが、ディスプレイ装置30が電源オフ状態になる旨の通知、又は、セレクタ回路の選択状態がAVアンプ以外の他の選択状態に変更される旨の通知であるか否かを判断する(S12)。
コマンドが、ディスプレイ装置30が電源オフ状態になる旨の通知、又は、セレクタ回路の選択状態がAVアンプ以外の他の選択状態に変更される旨の通知である場合(S12でYES)、システム制御部23は、ディスプレイ装置30からのホットプラグ信号がローレベルからハイレベルになったときに、自身がディスプレイ装置30とのHDCP認証に失敗し、その結果、DVDプレーヤ10が自身とのHDCP認証に失敗すると判断する。
そこで、システム制御部23は、HDMIデータのディスプレイ装置30への出力を停止するようにHDMI送信部22を制御する(S13)。そして、システム制御部23は、DVDプレーヤ10に対するホットプラグ信号をローレベルにする(S14)。続いて、システム制御部23は、HDMI受信部21のレジスタ21a内のリピータービットを、リピーター機器を示す「1」から、シンク機器を示す「0」に変更する(S15)。続いて、システム制御部23は、DVDプレーヤ10に対するホットプラグ信号をハイレベルにする(S16)。これにより、DVDプレーヤ10に対してAVアンプ20への再認証を促すと共に、AVアンプ20がシンク機器であることを認識させ、AVアンプ20がディスプレイ装置30と認証できない状態でも、HDMIデータがAVアンプ20に送信されるように、DVDプレーヤ10を制御する。
[DVDプレーヤ10の動作]
図5は、DVDプレーヤ10のシステム制御部14および/またはHDMI送信部13の処理を示すフローチャートである。AVアンプ20からのホットプラグ信号がローレベルからハイレベルになると(S21でYES)、HDMI送信部13は、AVアンプ20のレジスタ21aから、AVアンプ20の認証情報とリピータービットとを読み出す(S22)。続いて、HDMI送信部13は、読み出したリピータービットがリピーター機器を示す「1」であるか否かを判断する(S23)。リピータービットが「1」である場合(S23でYES)、S24〜S30において、AVアンプ20の認証情報と、ディスプレイ装置30の認証情報とによってHDCP認証を行うが、詳細は上述の構成の説明の通りであるので、ここでは割愛する。
リピータービットが「0」である場合(S23でNO)、HDMI送信部13は、AVアンプ20がシンク機器であり、さらに下流にはHDMIデータが送信される機器が接続されていないと判断する。その結果、HDMI送信部13は、S22で取得したAVアンプ20の認証情報が正当であるかを確認して、正当であれば、AVアンプ20とのHDCP認証に成功する(S25)。
従って、ディスプレイ装置30が電源オフ状態になり、又は、セレクタ回路36の選択状態がAVアンプ20以外に変更されるために、AVアンプ20がディスプレイ装置30との認証に失敗する場合であっても、DVDプレーヤ10はAVアンプ20との認証を維持し、HDMIデータを引き続きAVアンプ20に送信する。従って、このような状態においても、AVアンプは音声データをスピーカーに出力することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態を説明したが、本発明はこれらの実施形態には限定されない。例えば、認証情報やリピータービットは、レジスタに登録されておらず、メモリ等に登録されていてもよい。また、HDMI送信部がHDMI受信部から認証情報を取得して認証処理を実行しているが、HDMI送信部とHDMI受信部とが相互に認証情報を交換し、認証処理を実行してもよい。また、認証処理は、システム制御部同士が実行してもよい。また、DVDプレーヤとディスプレイ装置との間に、複数台のAVアンプが従属接続されている場合も同様である。また、上記の通知は、CECラインを介して行われるのではなく、他の制御通信線やIEEE1394やUSB等を介して行われてもよい。また、DVDプレーヤ、AVアンプ、ディスプレイ装置の上記動作をコンピュータに実行させるためのプログラムおよびこれを記録した記録媒体という形態で提供されてもよい。また、AVアンプ又はディスプレイ装置の上記動作の一部のみのプログラムを、AVアンプやディスプレイ装置にファームウェアアップデートという形態で提供されてもよい。さらには、AVアンプ又はディスプレイ装置の上記動作の一部のみのプログラムが格納されたHDMI送信部、HDMI受信部、システム制御部などの電子部品という形態で提供されてもよい。
本発明は、AVアンプおよびディスプレイ装置等に好適に採用され得る。
本発明の好ましい実施形態によるDVDプレーヤ10およびAVアンプ20の構成を示すブロック図である。 本発明の好ましい実施形態によるAVアンプ20およびディスプレイ装置の構成を示すブロック図である。 セレクタ回路を説明する概略ブロック図である。 ディスプレイ装置30の動作を説明するフローチャートである。 AVアンプ20の動作を説明するフローチャートである。 DVDプレーヤ10の動作を説明するフローチャートである。
符号の説明
10 DVDプレーヤ
20 AVアンプ
21 HDMI受信部
21a レジスタ(機器情報記憶手段)
22 HDMI送信部
23 システム制御部
25 PROM
30 ディスプレイ装置
31 HDMI受信部
31a レジスタ
33 システム制御部

Claims (9)

  1. コンテンツ送信装置が接続可能なコンテンツ送受信装置と、該コンテンツ送受信装置に接続可能なコンテンツ受信装置とを備えるコンテンツ送受信システムであって、
    該コンテンツ送受信装置が、
    該コンテンツ送信装置からコンテンツデータを受信するコンテンツ受信手段と、
    該コンテンツデータを該コンテンツ受信装置に送信するコンテンツ送信手段と、
    該コンテンツ受信装置と認証する認証手段と、
    該コンテンツ送受信装置が、該コンテンツデータを該コンテンツ受信装置に送信可能な第1機器であるか、又は、該コンテンツデータを該コンテンツ受信装置に送信不可能な第2機器であるかを示す機器情報を記憶する機器情報記憶手段と、
    該認証手段が該コンテンツ受信装置との認証に失敗する動作状態に該コンテンツ受信装置が移行する旨の通知を、該コンテンツ受信装置から受信する通知受信手段と、
    該通知受信手段が該通知を受信したか否かを判断する判断手段と、
    該判断手段によって該通知を受信したと判断されたとき、該機器情報記憶手段に記憶されている該機器情報を、該第1機器から該第2機器に変更する設定手段とを有し、
    該コンテンツ受信装置が、
    該コンテンツ送受信装置から該コンテンツを受信する第2コンテンツ受信手段と、
    該認証手段が該コンテンツ受信装置との認証に失敗する動作状態に該コンテンツ受信装置が移行するか否かを判断する第2判断手段と、
    該第2判断手段によって該動作状態に移行すると判断されたとき、該認証手段が該コンテンツ受信装置との認証に失敗する動作状態に該コンテンツ受信装置が移行する旨の通知を、該コンテンツ送受信装置に送信する通知送信手段とを有する、コンテンツ送受信システム。
  2. 前記認証手段が前記コンテンツ受信装置との認証に失敗する動作状態が、前記コンテンツ受信装置の電源オフ状態またはスタンバイ状態、あるいは、前記第2コンテンツ受信手段に前記コンテンツ送受信装置から送信されるコンテンツデータ以外のコンテンツデータを選択的に受信させる状態である、請求項1に記載のコンテンツ送受信システム。
  3. 前記コンテンツ送受信装置が、前記コンテンツ送信装置に対してホットプラグ信号を出力するホットプラグ信号出力手段をさらに有し、
    前記通知受信手段が、前記認証手段が前記コンテンツ受信装置との認証に失敗する動作状態に前記コンテンツ受信装置が移行する旨の通知を受信した場合に、前記ホットプラグ信号出力手段が、ホットプラグ信号をローレベルにし、前記設定手段によって前記機器情報が前記第2機器に変更された後、ホットプラグ信号をハイレベルにする、請求項1または2に記載のコンテンツ送受信システム。
  4. 前記コンテンツ送信装置が、前記機器情報記憶手段から前記機器情報を読み出す機器情報読出手段と、前記コンテンツ送受信装置と認証する第2認証手段とを有し、
    読み出した該機器情報が前記第1機器である場合には、該第2認証手段が、前記コンテンツ送受信装置の認証情報と、前記コンテンツ受信装置の認証情報とを、該コンテンツ送受信装置から取得できたとき、該コンテンツ送受信装置との認証に成功し、該コンテンツ受信装置の認証情報を該コンテンツ送受信装置から取得できないとき、該コンテンツ送受信装置との認証に失敗し、
    読み出した該機器情報が前記第2機器である場合には、該第2認証手段が、該コンテンツ送受信装置のみの認証情報を取得できたとき、該コンテンツ送受信装置との認証に成功する、請求項1〜3のいずれかに記載のコンテンツ送受信システム。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載のコンテンツ送受信システムにおける前記コンテンツ受信装置であって、
    前記コンテンツ送受信装置からコンテンツを受信する第2コンテンツ受信手段と、
    前記認証手段が該コンテンツ受信装置との認証に失敗する動作状態に該コンテンツ受信装置が移行するか否かを判断する第2判断手段と、
    該第2判断手段によって該動作状態に移行すると判断されたとき、該認証手段が該コンテンツ受信装置との認証に失敗する動作状態に該コンテンツ受信装置が移行する旨の通知を、該コンテンツ送受信装置に送信する通知送信手段とを有する、コンテンツ受信装置。
  6. 請求項5に記載のコンテンツ受信装置を動作させるコンピュータプログラムであって、
    前記認証手段が該コンテンツ受信装置との認証に失敗する動作状態に該コンテンツ受信装置が移行するか否かを判断するステップと、
    該動作状態に移行すると判断されたとき、該認証手段が該コンテンツ受信装置との認証に失敗する動作状態に該コンテンツ受信装置が移行する旨の通知を、該コンテンツ送受信装置に送信するステップとをコンピュータに実行させる、コンテンツ受信装置の動作プログラム。
  7. コンテンツ送信装置とコンテンツ受信装置とが接続可能なコンテンツ送受信装置であって、
    該コンテンツ送信装置からコンテンツデータを受信するコンテンツ受信手段と、
    該コンテンツデータを該コンテンツ受信装置に送信するコンテンツ送信手段と、
    該コンテンツ受信装置と認証する認証手段と、
    該コンテンツ送受信装置が、該コンテンツデータを該コンテンツ受信装置に送信可能な第1機器であるか、又は、該コンテンツデータを該コンテンツ受信装置に送信不可能な第2機器であるかを示す機器情報を記憶する機器情報記憶手段と、
    該認証手段が該コンテンツ受信装置との認証に失敗する動作状態に該コンテンツ受信装置が移行する旨の通知を、該コンテンツ受信装置から受信する通知受信手段と、
    該通知受信手段が該通知を受信したか否かを判断する判断手段と、
    該判断手段によって該通知を受信したと判断されたとき、該機器情報記憶手段に記憶されている該機器情報を、該第1機器から該第2機器に変更する設定手段とを備える、コンテンツ送受信装置。
  8. 請求項7に記載のコンテンツ送受信装置を動作させるコンピュータプログラムであって、
    前記コンテンツ受信装置から、該認証手段が該コンテンツ受信装置との認証に失敗する動作状態に該コンテンツ受信装置が移行する旨の通知を受信したか否かを判断するステップと、
    該通知を受信したと判断されたとき、該機器情報記憶手段に記憶されている機器情報を、該コンテンツデータを該コンテンツ受信装置に送信可能な第1機器から、該コンテンツデータを該コンテンツ受信装置に送信不可能な第2機器に変更するステップとをコンピュータに実行させる、コンテンツ送受信装置の動作プログラム。
  9. コンテンツ送信装置と、該コンテンツ送信装置に接続されるコンテンツ送受信装置と、該コンテンツ送受信装置に接続されるコンテンツ受信装置とを備えるコンテンツ送受信システムにおける認証方法であって、
    該コンテンツ送受信装置が該コンテンツ受信装置との認証に失敗する動作状態に該コンテンツ受信装置が移行する際に、該コンテンツ受信装置から該コンテンツ送受信装置にその旨の通知を送信するステップと、
    該コンテンツ送受信装置において、該通知を受信した場合に、機器情報記憶手段に記憶されている機器情報を、該コンテンツデータを該コンテンツ受信装置に送信可能な第1機器から該コンテンツデータを該コンテンツ受信装置に送信不可能な第2機器に変更するステップと、
    該コンテンツ送信装置において、該コンテンツ送受信装置から該機器情報を取得して、該機器情報が該第2機器であることを判別するステップと、
    該コンテンツ送信装置において、該コンテンツ送受信装置から該コンテンツ送受信装置の認証情報を取得して、該コンテンツ送受信装置との認証を実行するステップとを含む、コンテンツ送受信システムにおける認証方法。
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