JP2009093696A - 情報再生装置のテストシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】HDMI接続可能な情報再生装置に対する動作テストを効率良く行うことができる情報再生装置のテストシステムを提供する。
【解決手段】USBフラッシュメモリはプロトコルアナライザのUSBコネクタに接続され、そのメモリから各種のテレビジョン受像機に対応するEDIDが取得され記憶媒体に登録される。プロトコルアナライザは記憶媒体に登録されたEDIDを各種のテレビジョン受像機に対応させて光ディスク再生装置に送信する。光ディスク再生装置は、EDIDを参照して設定されたビデオデータ/オーディオデータ/制御データをプロトコルアナライザに送信する。プロトコルアナライザでは、ビデオデータ/オーディオデータ/制御データに基づいて光ディスク再生装置に対するデバッグ処理を行う。これにより各種のテレビジョン受像機を用意しなくても、光ディスク再生装置に対するデバッグ処理を行うことができる。
【選択図】図2
【解決手段】USBフラッシュメモリはプロトコルアナライザのUSBコネクタに接続され、そのメモリから各種のテレビジョン受像機に対応するEDIDが取得され記憶媒体に登録される。プロトコルアナライザは記憶媒体に登録されたEDIDを各種のテレビジョン受像機に対応させて光ディスク再生装置に送信する。光ディスク再生装置は、EDIDを参照して設定されたビデオデータ/オーディオデータ/制御データをプロトコルアナライザに送信する。プロトコルアナライザでは、ビデオデータ/オーディオデータ/制御データに基づいて光ディスク再生装置に対するデバッグ処理を行う。これにより各種のテレビジョン受像機を用意しなくても、光ディスク再生装置に対するデバッグ処理を行うことができる。
【選択図】図2
Description
本発明は、情報再生装置の動作テストをプロトコルアナライザによって行う情報再生装置のテストシステムに関する。
近年、情報再生装置として、例えば、光ディスク再生装置(DVD(デジタルバーサタイルディスク)プレイヤやBD(ブルーレイディスク)プレイヤ)や光ディスク記録再生装置(DVDレコーダやBDレコーダ)あるいはハードディスクレコーダなどが普及しており、これらの情報再生装置に接続される機器としては、テレビジョン受像機などが知られている。テレビジョン受像機の表示画面の超高精細化は、液晶パネル製造技術の進歩によって著しく発展して、非常に膨大な情報量のビデオデータを高精細に表示することが可能になった。このようなテレビジョン受像機では、非常に多くのビデオデータ/オーディオデータ/制御データを、情報再生機器から送信させるため、HDMI(High Definition Multimedia Interface)と言うインターフェイスが用いられている。
HDMIは、情報再生機器からテレビジョン受像機などにビデオデータ/オーディオデータ/制御データを伝送するためのインターフェイスである。HDMIは、従来の規格であるDVI(Digital Visual Interface for Computer)Ver1.0を拡張したものである。具体的には、DVIはビデオデータのみを送信する規格のインターフェイスであるのに対し、HDMIは、ビデオデータの他、オーディオデータおよびその他のデータも一つのケーブルで送信できる規格のインターフェイスである。更に、HDMIは、高品質のマルチチャンネルのオーディオデータと高解像度の各種フォーマットのビデオデータの伝送が可能である。
HDMIは、DDC(Display Data Channel)通信により、各種の情報(モニタの情報、例えば、EDIDデータ構造など)を伝送するのに用いられることも可能である。EDID(Extended Display Identification Data)とは、テレビジョン受像機の受信可能な解像度、オーディオストリーム情報(音声形式などの情報)、HDMI受信部の持つスピーカ情報などがある。また、HDMIは、一つのケーブルでビデオデータ/オーディオデータ/制御データを伝送することができ、複数ケーブル接続の煩わしさがなくなるという利点を有している。例えば、光ディスク再生装置などの情報再生装置からCSS(Content Scrambling System)におけるコンテンツを出力する場合において、HDMIは、CPAC(Copy Protection Advisory Council)により承認されている規格のインターフェイスになっている。
前記DDCとは、通信形式の名称であり、ビデオデータの表示条件やオーディオデータの条件のデータ以外に、HDMIモニタに関する他のデータを併せて光ディスク再生装置などの情報再生装置に送信するのに用いられる回線である。DDCは、光ディスク再生装置などの情報再生装置内の通信線と接続されており、情報再生装置とテレビジョン受像機との間の回線を確立させるために用いられる。前記CSSは、データを暗号化して記録し、再生時に復号化するシステムである。また、HDMIには、CEC(Consumer Electronics Control)というコントロール機能が有り、情報再生装置とテレビジョン受像機との間でコマンドにより主電源をオンさせたりオフされたり、その他の制御が連動で行うことができる。
特開2005−84881号公報
特開2007−78980号公報
ところで、例えば、光ディスク再生装置の動作テストは次のように行われる。まず、動作テスト対象の光ディスク再生装置に、HDMI接続可能なテレビジョン受像機を、HDMIケーブルを介して接続し、この後、光ディスク再生装置は、テレビジョン受像機に対してEDID要求を行う。これに応答して、テレビジョン受像機は、EDIDを光ディスク再生装置に送信する。
そして、光ディスク再生装置は、受信したEDIDを参照して解像度の決定や、オーディオストリームの決定を行って、テレビジョン受像機にビデオデータ/オーディオデータ/制御データを送信する。これにより、テレビジョン受像機には、正常な映像および音声が出力されているかをチェックすることにより、動作テスト対象の光ディスク再生装置の動作テストが行われる。
しかしながら、そのようなHDMI接続可能な光ディスク再生装置に対する動作テストは、テレビジョン受像機のメーカや機種が変われば、EDIDの情報も変わるので、動作テスト対象の光ディスク再生装置に各種のテレビジョン受像機を1台づつHDMI接続しなければならないので、光ディスク再生装置の動作テストに多くの時間を要し、これにより、光ディスク再生装置の生産コストが高くなると言う課題があった。
なお、特許文献1の従来技術は、モニタにUSB(Universal Serial Bus)接続されたパーソナルコンピュータにより、EDIDの変更処理を行うものであるが、HDMI接続可能な情報再生装置に対する動作テストについては開示されていない。
また、特許文献2の従来技術では、送信機器がEDID記述外のデータを受信機器に送信してきたときに、受信機器は、送信機器に対して、再度EDIDの取得処理を実行させるようにしているが、この従来技術も、HDMI接続可能な情報再生装置に対する動作テストについては開示されていない。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、HDMI接続可能な情報再生装置に対する動作テストを効率良く行うことができる情報再生装置のテストシステムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、記録媒体に記録された情報を再生する情報再生装置の動作テストをプロトコルアナライザによって行う情報再生装置のテストシステムであって、前記情報再生装置は、テストモードに設定されている場合、HDMI接続可能な各種の映像音声出力機器に対するEDIDをフラッシュメモリに格納する構成を有し、前記プロトコルアナライザは、前記情報再生装置がテストモードに設定されている場合、前記フラッシュメモリからEDIDを取得して前記映像音声出力機器が接続されていなくても、前記EDIDを前記情報再生装置に送信して、前記情報再生装置から受信したビデオデータ/オーディオデータ/制御データに基づいて前記情報再生装置に対するデバッグ処理を行う構成を有することを特徴とする情報再生装置のテストシステムを提供する。
この構成において、情報再生装置がテストモードに設定されている場合、情報再生装置では、HDMI接続可能な各種の映像音声出力機器に対するEDIDがフラッシュメモリに格納される。また、情報再生装置がテストモードに設定されている場合、プロトコルアナライザでは、前記フラッシュメモリからEDIDを取得して前記映像音声出力機器が接続されていなくても、前記EDIDを前記情報再生装置に送信して、前記情報再生装置から受信したビデオデータ/オーディオデータ/制御データに基づいて前記情報再生装置に対するデバッグ処理が行われる。
この構成によれば、各種の映像音声出力機器のEDIDがフラッシュメモリに格納され、プロトコルアナライザは、フラッシュメモリから各種の映像音声出力機器のEDIDを取得して、情報再生装置に対するデバッグ処理を行うことができるので、動作テスト対象の情報再生装置と各種の映像音声出力機器を1台ずつ接続して、動作テスト対象の情報再生装置に対するデバッグ処理を行うのと同じ環境を実現でき、この結果、各種の映像音声出力機器を用意しなくても、動作テスト対象の情報再生機器に対するデバッグ処理を行うことができ、これにより、HDMI接続可能な情報再生装置に対する動作テストを効率良く行うことができ、情報再生装置の動作テストの時間が短縮され、情報再生装置のコストダウンを図れる。
請求項2の発明では、請求項1の発明において、前記情報再生装置は、テストモードに設定されている場合、前記映像音声出力機器とHDMI接続されたことを検知したとき、前記映像音声出力機器に対してEDID要求を行って前記映像音声機器からのEDIDを取得するEDID取得手段と、前記EDIDが取得されたとき、所定バスにフラッシュメモリが接続されているか否かを判定するメモリ接続判定手段と、前記所定バスにフラッシュメモリが接続されていると判定されたとき、前記取得されたEDIDを前記プロトコルアナライザが認識できるファイル形式に変換するファイル形式変換手段と、前記変換されたファイル形式のEDIDを前記フラッシュメモリに格納するEDID格納手段とを備えたことを特徴とする。
したがって、前記情報再生装置は、EDID取得処理、メモリ接続判定処理、ファイル形式変換処理、およびEDID格納処理を実現でき、これにより、各種の映像音声出力機器のEDIDをフラッシュメモリに格納させることが可能になる。
請求項3の発明では、請求項1の発明において、前記プロトコルアナライザは、前記情報再生装置がテストモードに設定されている場合、前記フラッシュメモリから各種の映像音声出力機器に対応するEDIDを取得して記憶媒体に登録するEDID登録手段と、前記記憶媒体に登録されたEDIDを各種の映像音声機器に対応させて前記情報再生装置に送信させるEDID送信手段と、前記情報再生装置が前記送信されてきたEDIDを受信して該EDIDを参照して設定されたビデオデータ/オーディオデータ/制御データを前記情報再生装置から受信するデータ受信手段と、前記受信されたビデオデータ/オーディオデータ/制御データに基づいて前記情報再生装置に対するデバッグ処理を行うデバッグ処理手段とを備えたことを特徴とする。
したがって、前記プロトコルアナライザは、EDID登録処理、EDID送信処理、データ受信処理、およびデバッグ処理を実現でき、これにより、フラッシュメモリから各種の映像音声出力機器のEDIDを取得して、情報再生装置に対するデバッグ処理を行うことが可能になる。
請求項4の発明では、請求項2の発明において、前記所定バスとはUSBであるので、前記フラッシュメモリとしては、USBコネクタに接続可能なUSBフラッシュメモリを用いることができ、これにより、プロトコルアナライザは、USBフラッシュメモリを接続することにより、各種の映像音声出力機器のEDIDをUSBフラッシュメモリから簡単に取得することが可能になる。
以上のように本発明によれば、各種の映像音声出力機器のEDIDがUSBフラッシュメモリに格納され、プロトコルアナライザは、USBフラッシュメモリから各種の映像音声出力機器のEDIDを取得して、情報再生装置に対するデバッグ処理を行うことができるので、動作テスト対象の情報再生装置と各種の映像音声出力機器を1台ずつ接続して、動作テスト対象の情報再生装置に対するデバッグ処理を行うのと同じ環境を実現でき、この結果、各種の映像音声出力機器を用意しなくても、動作テスト対象の情報再生機器に対するデバッグ処理を行うことができ、これにより、HDMI接続可能な情報再生装置に対する動作テストを効率良く行うことができ、情報再生装置の動作テストの時間が短縮され、情報再生装置のコストダウンを図れる。
以下、添付図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。図1は本発明の一実施形態に係る情報再生装置のテストシステムにおいて光ディスク再生装置がテレビジョン受像機からEDIDを取得するために光ディスク再生装置とテレビジョン受像機とが接続されている場合の構成を示すブロック図である。
図1において、光ディスク再生装置(DVDプレイヤあるいはBDプレイヤ)1は、装置全体を制御するマイクロコンピュータなどを含むシステムコントローラ11と、リモコン4から送信されてきたキーコード(リモコンコード)を受信するリモコン受信部12と、HDMI(High Definition Multimedia Interface)ケーブル3によって接続されるテレビジョン受像機2のメーカ名とリモコンコードとの対応関係を示すテーブルなどを記憶したフラッシュROM13と、設定画面や文字情報などをテレビジョン受像機2(モニタ装置でも良い)に表示させるためのOSD(On Screen Display )処理を行うOSD回路14と、DVDあるいはBDなどの光ディスクの記録情報を再生する再生部15と、HDMIケーブル3を介してテレビジョン受像機2と通信を行うHDMI通信部16と、一方側がUSB19を介してシステムコントローラ11に接続され他方側にはUSBフラッシュメモリ18が接続可能なUSBコネクタ17とを備えている。USBフラッシュメモリ18には、光ディスク再生装置1のテストモードにおいて各種のテレビジョン受像機のEDIDが格納される。
本実施形態において、光ディスク再生装置1の特徴としては、テストモードに設定されている場合、映像音声出力機器としての例えばテレビジョン受像機2とHDMI接続されたことを検知したとき、テレビジョン受像機2に対してEDID要求を行ってテレビジョン受像機2からのEDIDを取得するEDID取得手段(システムコントローラ11に含まれる)と、前記EDIDが取得されたとき、USBコネクタ17にUSBフラッシュメモリ18が接続されているか否かを判定するメモリ接続判定手段(システムコントローラ11に含まれる)と、USBコネクタ17にUSBフラッシュメモリ18が接続されていると判定されたとき、前記取得されたEDIDをプロトコルアナライザ5(図2参照)が認識できるファイル形式に変換するファイル形式変換手段(システムコントローラ11に含まれる)と、前記変換されたファイル形式のEDIDをUSBフラッシュメモリ18に格納するEDID格納手段(システムコントローラ11に含まれる)とを備えている。
テレビジョン受像機2は、受像機全体を制御するマイクロコンピュータを含む制御部21と、制御部21の制御プログラムや受像機のメーカ名を含む所定形式の識別子データを有するEDID(Extended Display Identification Data)などを記憶したフラッシュROM22と、映像を表示する映像表示部23と、音声回路およびスピーカなどを含み音声を出力する音声出力部24と、HDMIケーブル3を介して光ディスク再生装置1と通信を行うHDMI通信部25とを備えている。
リモコン4は、リモコン全体を制御するマイクロコンピュータを含む制御部41と、操作キー番号が予め割り当てられ光ディスク再生装置1やテレビジョン受像機2を遠隔操作する複数の操作キーが設けられた操作パネル42と、操作パネル42の操作キーに対応したキーコードを光ディスク再生装置1、あるいは光ディスク再生装置1およびHDMIケーブル3を介してテレビジョン受像機2に送信するリモコン送信部43と、複数のキーコードを操作パネル42の操作キーの操作キー番号に対応したアドレスに記憶するフラッシュROM44とを備えている。
図2は本発明の一実施形態に係る情報再生装置のテストシステムにおいて光ディスク再生装置がプロトコルアナライザにより動作テストされる場合の構成を示すブロック図である。
図2において、光ディスク再生装置(DVDプレイヤあるいはBDプレイヤ)1は、装置全体を制御するマイクロコンピュータなどを含むシステムコントローラ11と、リモコン4から送信されてきたキーコード(リモコンコード)を受信するリモコン受信部12と、HDMI(High Definition Multimedia Interface)ケーブル3によって接続されるテレビジョン受像機2のメーカ名とリモコンコードとの対応関係を示すテーブルなどを記憶したフラッシュROM13と、設定画面や文字情報などをテレビジョン受像機2(モニタ装置でも良い)に表示させるためのOSD(On Screen Display )処理を行うOSD回路14と、DVDあるいはBDなどの光ディスクの記録情報を再生する再生部15と、HDMIケーブル3を介してテレビジョン受像機2と通信を行うHDMI通信部16と、USBフラッシュメモリ18(図1参照)が接続されるUSBコネクタ17を備えている。
プロトコルアナライザ5は、パーソナルコンピュータで実現でき、コンピュータ全体を制御する制御部51と、コンピュータの処理に必要なプログラムやデータあるいはUSBフラッシュメモリ18から取得したEDIDを登録するハードディスクなどの記憶媒体52と、映像を表示する映像表示部53と、音声回路およびスピーカなどを含み音声を出力する音声出力部54と、HDMIケーブル3を介して光ディスク再生装置1と通信を行うHDMI通信部55と、光ディスク再生装置1からのビデオデータ/オーディオデータ/制御データを参照して光ディスク再生装置1に対するデバッグ処理を行うデバッグ処理部56と、一方側はUSBフラッシュメモリ18が接続可能であり他方側がUSB58を介して制御部51に接続されるUSBコネクタ57とを備えている。
本実施形態において、プロトコルアナライザ5の特徴としては、情報再生装置としての光ディスク再生装置1がテストモードに設定されている場合、フラッシュメモリ18から各種のテレビジョン受像機に対応するEDIDを取得して記憶媒体52に登録するEDID登録手段(制御部51に含まれる)と、記憶媒体52に登録されたEDIDを各種のテレビジョン受像機に対応させて光ディスク再生装置1に送信させるEDID送信手段(制御部51に含まれる)と、光ディスク再生装置1が前記送信されてきたEDIDを受信して該EDIDを参照して設定されたビデオデータ/オーディオデータ/制御データを光ディスク再生装置1から受信するデータ受信手段(制御部51に含まれる)と、前記受信されたビデオデータ/オーディオデータ/制御データに基づいて光ディスク再生装置1に対するデバッグ処理を行うデバッグ処理手段(デバッグ処理部56)とを備えている。
リモコン4は、リモコン全体を制御するマイクロコンピュータを含む制御部41と、操作キー番号が予め割り当てられ光ディスク再生装置1やテレビジョン受像機2を遠隔操作する複数の操作キーが設けられた操作パネル42と、操作パネル42の操作キーに対応したキーコードを光ディスク再生装置1、あるいは光ディスク再生装置1およびHDMIケーブル3を介してテレビジョン受像機2に送信するリモコン送信部43と、複数のキーコードを操作パネル42の操作キーの操作キー番号に対応したアドレスに記憶するフラッシュROM44とを備えている。
図3は本発明の一実施形態に係る情報再生装置のテストシステムにおいて光ディスク再生装置がテレビジョン受像機からEDIDを取得してUSBフラッシュメモリに格納するまでの処理を説明するためのフローチャートである。このフローチャートおよび図1を参照して光ディスク再生装置がテレビジョン受像機からEDIDを取得してUSBフラッシュメモリに格納するまでの処理について説明する。
先ず、メーカ側の検査員は、光ディスク再生装置1をテストモードに設定するために、テストモードのコードをリモコン4のキー操作により光ディスク再生装置1に入力する。これにより、光ディスク再生装置1のシステムコントローラ11は、光ディスク再生装置1がテストモードに設定されたことを検知する(ステップS1)。
このように、光ディスク再生装置1がテストモードに設定されている場合、システムコントローラ11のEDID取得手段は、テレビジョン受像機2とHDMI接続されたことを検知したとき(ステップS2)、テレビジョン受像機2に対してEDID要求を行ってテレビジョン受像機2からのEDIDを取得する(ステップS3)。即ち、テレビジョン受像機2では、光ディスク再生装置1からのEDID要求を受けると、制御部21は、フラッシュROM22からEDIDを読出し、HDMI通信部25およびHDMIケーブル3を介して、前記EDIDを光ディスク再生装置1に送信する。これにより、光ディスク再生装置1では、前記EDIDをHDMI通信部16で受信し、システムコントローラ11のEDID取得手段は、図示しないRAMに前記EDIDを一旦格納する。
前記EDIDが取得されたとき、システムコントローラ11のメモリ接続判定手段は、システムコントローラ11とUSB19を介して接続されたUSBコネクタ17にUSBフラッシュメモリ18が接続されているか否かを判定する(ステップS4)。USBフラッシュメモリ18が接続されている場合と接続されていない場合とでは、システムコントローラ11に接続されているUSBの特定ラインの電圧がハイレベルまたはロウレベルになったりするので、USBフラッシュメモリ18の接続判定が可能になる。
USBコネクタ17にUSBフラッシュメモリ18が接続されていると判定されたとき、システムコントローラ11のファイル形式変換手段は、テレビジョン受像機2から取得されたEDIDを、前記RAM上でプロトコルアナライザ5(図2参照)が認識できるファイル形式に変換する(ステップS5)。次に、システムコントローラ11のEDID格納手段は、前記変換されたファイル形式のEDIDを前記RAMから読出し、USBフラッシュメモリ18に格納する(ステップS6)。
以上説明した処理により、テレビジョン受像機2のEDIDはUSBフラッシュメモリ18に格納される。このような処理は、各種のテレビジョン受像機に対して行われ、各種のテレビジョン受像機のEDIDがUSBフラッシュメモリ18に格納される。
図4は本発明の一実施形態に係る情報再生装置のテストシステムにおいて光ディスク再生装置がプロトコルアナライザにより動作テストされる場合の処理を説明するためのフローチャートである。このフローチャートおよび図2を参照して光ディスク再生装置がプロトコルアナライザにより動作テストされる場合の処理について説明する。
先ず、光ディスク再生装置1のUSBコネクタ17に接続されたUSBフラッシュメモリ18は、プロトコルアナライザ5のUSBコネクタ57に接続される。これにより、プロトコルアナライザ5の制御部51は、光ディスク再生装置1とHDMI接続されていることを検知して(ステップN1)、更に、光ディスク再生装置1からの動作モード信号により、光ディスク再生装置1がテストモードに設定されていることを検知すると(ステップN2)、制御部51のEDID登録手段は、USBコネクタ57に接続されたUSBフラッシュメモリ18から各種のテレビジョン受像機(TV)に対応するEDIDを取得して記憶媒体52に登録する(ステップN3)。
そして、制御部51のEDID送信手段は、記憶媒体52に登録されたEDIDを読み出して、各種のテレビジョン受像機に対応させて光ディスク再生装置1にHDMI通信部55およびHDMIケーブル3を介して送信させる(ステップN4)。前記EDIDをHDMI通信部16で受信した光ディスク再生装置1においては、システムコントローラ11は、前記EDIDを参照して設定されたビデオデータ/オーディオデータ/制御データを、HDMI通信部16およびHDMIケーブル3を介してプロトコルアナライザ5に送信する。
プロトコルアナライザ5では、制御部51のデータ受信手段は、光ディスク再生装置1から送信されてきたビデオデータ/オーディオデータ/制御データを、HDMI通信部55を介して受信する(ステップN5)。この後、デバッグ処理手段としてのデバッグ処理部56は、前記受信されたビデオデータ/オーディオデータ/制御データに基づいて、光ディスク再生装置1に対するデバッグ処理を行う(ステップN6)。
なお、プロトコルアナライザ5では、自体でEDIDの設定を行うことも可能であるが、HDMI接続可能な特定の映像音声出力機器と全く同様のEDIDの設定を行うことは容易ではなかったが、USBフラッシュメモリ18から取得したデータをパーソナルコンピュータ上でプロトコルアナライザ用の設定ファイルに変換することが可能であるため、特定の映像音声出力機器と同じEDIDを簡単に作成できる。そのため、光ディスク再生装置1に対するデバッグ作業の効率が格段にアップすることになる。
以上説明したように、プロトコルアナライザ5は、USBフラッシュメモリ18から各種のテレビジョン受像機のEDIDを取得して、光ディスク再生装置1に対するデバッグ処理を行うことができるので、動作テスト対象の光ディスク再生装置1と各種のテレビジョン受像機を1台ずつ接続して、動作テスト対象の光ディスク再生装置1に対するデバッグ処理を行うのと同じ環境を実現でき、この結果、各種のテレビジョン受像機を用意しなくても、動作テスト対象の光ディスク再生装置1に対するデバッグ処理を行うことができ、これにより、光ディスク再生装置1の動作テストの時間が短縮され、光ディスク再生装置1のコストダウンを図れる。
なお、前記実施形態では、情報再生装置としてHDMI接続可能な光ディスク再生装置を例に挙げて説明したが、これに限らず、HDMI接続可能な光ディスク記録再生装置やハードディスクレコーダも再生部を備えているので、光ディスク記録再生装置やハードディスクレコーダも同様に動作テストを実施することができる。また、本実施形態では、映像音声出力機器としてHDMI接続可能なテレビジョン受像機について説明したが、これに限らず、HDMI接続可能なモニタ装置やプロジェクタなどの映像音声出力機器であっても良い。
本発明は、HDMI接続可能な情報再生装置の動作テストに利用可能である。
1 光ディスク再生装置(情報再生装置)
2 テレビジョン受像機(映像音声出力機器)
5 プロトコルアナライザ
11 システムコントローラ(EDID取得手段、メモリ接続判定手段、ファイル形式変換手段、EDID格納手段)
18 USBフラッシュメモリ
19 USB(所定バス)
51 制御部(EDID登録手段、EDID送信手段、データ受信手段)
52 記録媒体
56 デバッグ処理部(デバッグ処理手段)
2 テレビジョン受像機(映像音声出力機器)
5 プロトコルアナライザ
11 システムコントローラ(EDID取得手段、メモリ接続判定手段、ファイル形式変換手段、EDID格納手段)
18 USBフラッシュメモリ
19 USB(所定バス)
51 制御部(EDID登録手段、EDID送信手段、データ受信手段)
52 記録媒体
56 デバッグ処理部(デバッグ処理手段)
Claims (4)
- 記録媒体に記録された情報を再生する情報再生装置の動作テストをプロトコルアナライザによって行う情報再生装置のテストシステムであって、
前記情報再生装置は、テストモードに設定されている場合、HDMI接続可能な各種の映像音声出力機器に対するEDIDをフラッシュメモリに格納する構成を有し、
前記プロトコルアナライザは、前記情報再生装置がテストモードに設定されている場合、前記フラッシュメモリからEDIDを取得して前記映像音声出力機器が接続されていなくても、前記EDIDを前記情報再生装置に送信して、前記情報再生装置から受信したビデオデータ/オーディオデータ/制御データに基づいて前記情報再生装置に対するデバッグ処理を行う構成を有することを特徴とする情報再生装置のテストシステム。 - 前記情報再生装置は、テストモードに設定されている場合、前記映像音声出力機器とHDMI接続されたことを検知したとき、前記映像音声出力機器に対してEDID要求を行って前記映像音声機器からのEDIDを取得するEDID取得手段と、前記EDIDが取得されたとき、所定バスにフラッシュメモリが接続されているか否かを判定するメモリ接続判定手段と、前記所定バスにフラッシュメモリが接続されていると判定されたとき、前記取得されたEDIDを前記プロトコルアナライザが認識できるファイル形式に変換するファイル形式変換手段と、前記変換されたファイル形式のEDIDを前記フラッシュメモリに格納するEDID格納手段とを備えたことを特徴とする請求項1に記載の情報再生装置のテストシステム。
- 前記プロトコルアナライザは、前記情報再生装置がテストモードに設定されている場合、前記フラッシュメモリから各種の映像音声出力機器に対応するEDIDを取得して記憶媒体に登録するEDID登録手段と、前記記憶媒体に登録されたEDIDを各種の映像音声機器に対応させて前記情報再生装置に送信させるEDID送信手段と、前記情報再生装置が前記送信されてきたEDIDを受信して該EDIDを参照して設定されたビデオデータ/オーディオデータ/制御データを前記情報再生装置から受信するデータ受信手段と、前記受信されたビデオデータ/オーディオデータ/制御データに基づいて前記情報再生装置に対するデバッグ処理を行うデバッグ処理手段とを備えたことを特徴とする請求項1に記載の情報再生装置のテストシステム。
- 前記所定バスとはUSBであることを特徴とする請求項2に記載の情報再生装置のテストシステム。
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