JP2009133159A - 扉錠 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ラッチボルトが扉枠またはそれに設けられた部材に当接することで自動的に後退すると共に、閉扉状態では扉が扉枠に閉扉方向へ押し込まれた状態に閉鎖保持し、かつ、開扉する際には大きな力を必要としない扉錠の提供。
【解決手段】 扉3に取り付けられる錠本体5と、扉枠7に取り付けられる受け部材9とを備え、錠本体5の錠ケース15に、ラッチボルト17が左右方向に移動可能に設けられる。ラッチボルト17のラッチ本体43の先端部の室内側面は、室内側へ行くに従って吊元側へ傾斜する傾斜面47に形成されている。傾斜面47の上下方向中央部には室外側へ矩形状に凹んで凹部49が形成されており、凹部49の室外側面49aは扉面に平行な平面部とされる。ラッチボルト17が受け部材9に突入すると、凹部49の室外側面49aと受け部材9に設けられた保持部材153の室外側面153aが磁着して扉3が閉扉側へ押し込まれた状態で閉鎖保持される。
【選択図】 図9

Description

本発明は、玄関扉などに設けられる扉錠、特にラッチ錠に関するものである。
周知のとおり、扉には、ラッチ錠などの扉錠が設けられている。ラッチ錠は、扉の戸先側端面から突出するよう付勢されたラッチボルトを備え、このラッチボルトが扉枠の受け部材に突入することで、扉を閉めた状態に係止する。
しかしながら、扉は、単に扉を閉めた状態に係止すればよいというものではない。すなわち、近年、マンションや戸建などの住居や、各種施設などの扉には、防音性や気密性も求められている。そのためには、扉と扉枠との隙間から音や空気が漏れないように閉鎖保持する必要があり、扉枠の周囲に設けたパッキンに、ドアチェック等により大きな閉扉力で扉を強く押し付けて、扉を閉鎖保持することが行われている。
しかしながら、ドアチェックで扉を扉枠に強く押し付けて閉鎖する場合、扉を開放するためには大きな力が必要となり、子供や高齢者には扉の開放が困難となる場合もある。そこで、扉を扉枠に強く押し付けて閉鎖保持する一方、開放時には通常の力で開放可能な構成が求められている。
ところで、下記特許文献1および特許文献2には、磁石の磁着力を用いて扉を閉鎖保持することが提案されている。磁石は、磁着面同士が接触して磁着した際、その磁着面と直交する方向に離間させるのには非常に大きな力を要するが、磁着面の面方向に沿ってスライドさせて離間させるのには大きな力を必要としないので、この性質を下記特許文献1および特許文献2は利用している。
具体的には、特許文献1では、扉枠に磁石(4´)を固定し、四角形の鉄部(4)をラッチボルトとして、磁石(4´)と鉄部(4)とを磁着させることで扉を閉鎖保持させている。また、特許文献2では、扉枠に磁石である吸着体(5)を設け、ラッチボルトに鉄片からなる吸着体(6)を設けて、吸着体(5,6)同士を磁着させることで扉を閉鎖保持させている。なお、上記括弧書きの数字は各特許文献中における符号を示す。
実開昭62−94267号公報 特開平8−53972号公報
しかしながら、特許文献1および特許文献2に開示される発明の場合、扉を磁着力により閉鎖保持させるため、ラッチボルトの閉扉方向側に吸着部である平面部を設ける必要があり、一般的なラッチボルトとは異なり、ラッチボルトの閉扉方向側に傾斜面が形成されていない。従って、一般的なラッチボルトのように、扉を閉じる際に、ラッチボルトが扉枠や扉枠に設けられた部材に当接して、傾斜面の作用でラッチボルトが自動的に押し込まれない。そのため、特許文献1および特許文献2に開示される発明の場合、受け部材とそれと対応した扉枠の一部を開扉側へ開口させておく必要がある。一方、扉の自動的な閉鎖を可能とするために、仮に、傾斜面を有した一般的なラッチボルトの傾斜面に単に磁石を設けようとした場合には、磁石の固定方法が極めて困難であると共に、たとえ固定できたとしても磁石の前記性質を有効に活かすことができない。すなわち、磁石が傾斜した状態で配置されるために、扉を閉鎖保持するのに充分な吸着力が得られないばかりか、スライドにより磁石を離間させるというメリットが小さくなってしまう。
また、特許文献1および特許文献2に開示される発明の場合、受け部材やそれと対応した扉枠の一部が開扉側へ開口しており、扉を閉鎖保持するのは、どちらも単に磁石によるだけ(いわゆるマグネットキャッチ)であり、磁着力より大きい力が作用すれば開扉してしまい、扉錠としては使用できない致命的な欠陥があった。
本発明が解決しようとする課題は、通常の扉錠のように、ラッチボルトが扉枠またはそれに設けられた部材に当接することで傾斜面の作用で自動的に後退すると共に、扉を閉扉方向へ押し付けて閉鎖状態に保持し、かつ、開扉する際には大きな力を必要としない扉錠を提供することにある。
本発明は、前記課題を解決するためになされたものであり、請求項1に記載の発明は、ラッチボルトを有する扉錠であって、前記ラッチボルトは、扉の戸先側端部に進退可能に設けられると共に、常時突出方向へ付勢されており、その先端部には、戸先側から吊元側へ行くに従って閉扉側へ傾斜する傾斜面が形成されており、この傾斜面には、開扉側へ凹んで、扉面に平行な平面部を有する凹部が形成されており、扉枠に設けられ、閉扉状態でラッチボルトが突入する受け部材には、閉扉状態の扉面と平行な平面部が設けられており、閉扉してラッチボルトが受け部材に突入すると、ラッチボルトの前記平面部と受け部材の前記平面部とが磁着して扉を閉扉方向へ押し付けて閉鎖保持することを特徴とする扉錠である。
請求項2に記載の発明は、前記受け部材は、前記平面部を有する保持部材を備え、この保持部材は、閉扉した扉の幅方向に沿って進退可能であると共に、扉から離間する方向へ付勢されていることを特徴とする請求項1に記載の扉錠である。
請求項3に記載の発明は、前記保持部材は、受け部材に対する取付位置が扉の厚さ方向に変更可能とされることを特徴とする請求項2に記載の扉錠である。
さらに、請求項4に記載の発明は、扉の戸先側端部にデッドボルトが進退可能に設けられ、このデッドボルトは、摘みおよび/またはキーによる操作で戸先側へ突出して前記受け部材に突入することを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれかに記載の扉錠である。
本発明の扉錠によれば、通常の扉錠のように、ラッチボルトが扉枠またはそれに設けられた部材に当接することで傾斜面の作用で自動的に後退すると共に、扉を閉扉方向へ押し付けて閉鎖状態に保持し、かつ、開扉する際には大きな力を必要としない。
以下、本発明の扉錠について、図面に基づき詳細に説明する。
ここでは、本発明の扉錠がたとえば玄関扉に適用される場合について説明する。なお、以下の説明においては、扉が閉鎖した状態において室内外方向(扉の厚さ方向)を前後方向とし、扉の幅方向(図1および図5における左右方向)を左右方向とする。その際、外開き扉を室外側から見た状態において、前後および左右を定義する。
図1は、本発明の扉錠の一実施例の扉への取付状態を示す室外側から見た閉扉状態の正面図であり、図2は、図1の状態から開扉した状態を示す斜視図である。
図3は、図1の扉錠付き扉の戸先側から見た縦断面図である。
図4は、図1の扉錠付き扉の室外側から見た縦断面図であり、閉扉し、ラッチボルトが受け部材に突入した状態を示している。
図5は、図4の横断面図である。
本実施例の扉錠1は、扉3に取り付けられる錠本体5と、扉枠7に取り付けられる受け部材9とを備え、錠本体5に接続されるハンドル11の操作により扉3の開閉が可能とされる。本実施例の扉錠1が取り付けられる扉3は、開き戸形式とされ、たとえば室外側へ開く外開き扉とされる。その際、扉3は、矩形枠状の扉枠7の一側端部に、ヒンジHを介して回動可能に取り付けられる。
図2および図5に示すように、矩形枠状の扉枠7は、その内周面のうち、室内側端部が内側へ突出して戸当り部7aが形成されている。扉3は、矩形枠状の扉枠7のうち、室外側に収容されて閉鎖可能とされる。その際、戸当り部7aにより、扉3が必要以上に室内側へ入り込むのが防止される。本実施例では、扉枠7の戸当り部7aの室外側面に、合成ゴムなどの弾性材からなるパッキン13が周方向に沿って設けられる。
図6は、錠本体を室内側から見た一部を省略した概略斜視図である。
本実施例の錠本体5は、扉3の戸先側端部に内蔵される錠ケース15と、この錠ケース15に設けられ、錠ケース15の戸先側端面27から出没可能なラッチボルト17と、ハンドル11の操作に伴って上下動するスライダー19と、このスライダー19の移動に伴って回転してラッチボルト17を後退させるギア21とを主要部に備える。
錠ケース15は、矩形箱状とされる。本実施例の錠ケース15は、室外側へ開口するケース本体23と、その開口を閉じるようにケース本体23に重ね合わされてネジで固定される矩形板状の蓋25とを備える。なお、ケース本体23の戸先側端面27は、図4に示すように、上下方向に突出して形成されている。
錠ケース15は、図1および図2に示すように、扉3の戸先側端部の上下方向略中央部に取り付けられる。具体的には、図4に示すように、錠ケース15は、扉3に埋め込まれると共に、錠ケース15の戸先側端面27に矩形板状のフロント板29が重ね合わされる。そして、フロント板29を介して扉3の戸先側端部に取付ネジ31がねじ込まれて、錠ケース15およびフロント板29が扉3に固定される。
錠ケース15の戸先側端面27およびフロント板29には、ラッチボルト17が通される貫通穴33,35がそれぞれ形成されている。本実施例では、錠ケース15の戸先側端面27に、矩形状の貫通穴33が形成され、フロント板29に、室内側へ開口するコ字形の貫通穴35が形成されている。
フロント板29は、図6に示すように、コ字形の貫通穴35に囲まれた部分37が、若干吊元側へ凹んで形成されている。具体的には、コ字形の貫通穴35に囲まれた部分37は、吊元側へ屈曲された後、室外側へ直角に屈曲されて扉3の戸先側端面と平行に延出している。
ラッチボルト17は、左右方向に移動可能に錠ケース15内に設けられる。
本実施例のラッチボルト17は、図4に示すように、錠ケース15の戸先側端面27から突出して扉枠7の戸先側縦枠39に設けられた受け部材9の受穴41に突入するラッチ本体43と、このラッチ本体43に被せられるラッチカバー45とを有する。
ラッチ本体43は、図6に示すように、プラスチックなどの非磁性体製の矩形状のブロック体とされ、その先端部の閉扉側角部には、閉扉側へ行くに従って吊元側へ傾斜する傾斜面47が形成されている。つまり、ラッチ本体43の先端部の室内側面には、室内側へ行くに従って吊元側へ傾斜する傾斜面47が形成されている。
この傾斜面47の上下方向中央部には、室外側へ矩形状に凹んで凹部49が形成されている。この凹部49は、室内側および戸先側へ開口しており、この凹部49の室外側面49aは、扉面(扉3の室外側面や室内側面)に平行な平面部とされている。このような構成により、本実施例のラッチ本体43の先端部は、戸先側から見て室内側へ開口するコ字形に形成されている。
また、ラッチ本体43の先端部には、図5および図6に示すように、その室外側上下方向中央部に、室外側へ開口する矩形状の収容穴51が形成されている。
本実施例では、この収容穴51は、前記凹部49と前後に近接して形成されており、収容穴51と前記凹部49との間の隔壁は薄く形成されている。
この収容穴51には、矩形状の磁石53が、その磁着面を扉面(扉3の室外側面や室内側面)と平行にしてはめ込まれて設けられている。
つまり、閉扉した状態において、S極面またはN極面が室内側へ向くように磁石53がラッチ本体43に取り付けられる。
ラッチ本体43の基端部には、その室内側上下方向中央部に、室内側および吊元側へ開口する矩形状の第一穴55が形成されている。
また、ラッチ本体43の基端部には、その室外側上下方向中央部に、第一穴55に連通して前後方向に貫通すると共に吊元側へ開口する、第一穴55より上下寸法の小さい矩形状の第二穴57が形成されている。
この第二穴57の上面および下面には、図4に示すように、それぞれ前後方向に沿う複数の歯59,61が、左右等間隔に離隔してラック状に形成されている。
ラッチカバー45は、図4および図6に示すように、金属板を屈曲して形成された室内側へ開口するコ字形材とされ、ラッチ本体43がラッチカバー45のコ字溝内に収容され一体化されて、ラッチボルト17が構成される。ラッチカバー45の中央片の基端部中央には、ラッチ本体43の第二穴57に対応する位置に切欠き(不図示)が貫通して形成されている。
また、ラッチカバー45の先端部には、ラッチ本体43の傾斜面47に対応した傾斜面45aが形成されている。さらに、ラッチカバー45の上片および下片には、図4に示すように、それぞれ上方および下方へ板状に延出して係止片63,63が設けられており、この各係止片63の上端部または下端部は、吊元側へ直角に屈曲されている。なお、係止片63はラッチカバー45の上片および下片の一部を切り起こして形成されたものである。
ラッチ本体43にラッチカバー45が被せられて一体化されたラッチボルト17は、錠ケース15に左右方向に沿って移動可能に設けられる。
この際、図4に示すように、ラッチカバー45の各係止片63に、コイルバネ65の一端部がそれぞれ当接され、各コイルバネ65の他端部が、錠ケース15に立設された板片67に当接される。これにより、ラッチボルト17は、コイルバネ65により戸先側へ付勢されて、錠ケース15の戸先側端面27およびフロント板29の各貫通穴33,35を介して戸先側へ突出する。ただし、係止片63が錠ケース15の戸先側端面27に当接することで、ラッチボルト17は所定以上突出しない。
ギア21は、段付き円柱形状とされ、その軸線に沿って丸棒状の軸部69が軸方向両側へ突出して設けられている。
ギア21の小径部71および大径部73の各外周面には、それぞれ周方向に沿って歯75,77が形成されている。本実施例では、小径部71および大径部73の外周面のうち、それぞれ約半周部分に歯75,77が形成されている。なお、ギア21の大径部73は、ラッチ本体43の第一穴55の上下寸法より小径とされている。
ギア21は、小径部71を室外側に配置し、大径部73を室内側に配置して、軸部69が前後方向に沿った状態で錠ケース15の穴にはめ込まれて錠ケース15に回転可能に保持される。
この際、図4に示すように、ギア21の小径部71は、ラッチ本体43の第二穴57内にはめ込まれて、小径部71の歯75が、ラッチ本体43の第二穴57の下面の歯61と噛み合わされる。
また、ギア21の大径部73は、ラッチ本体43の第一穴55内に配置され、大径部73の一部が、ラッチボルト17から吊元側へ突出している。
スライダー19は長方形状のブロック体とされ、図5および図6に示すように、その中央部には前後方向へ突出して矩形状の差込部79がそれぞれ形成されている。
また、スライダー19の中央部には、前後方向に貫通して、上下方向に細長い長方形状の穴81が形成されている。
さらに、スライダー19の戸先側端面には、前後方向へ沿う複数の歯83が、上下等間隔に離隔してラック状に形成されている。
スライダー19は、図4および図6に示すように、その差込部79が錠ケース15の室内側面および室外側面に形成された上下方向に細長い矩形状の貫通穴85にはめ込まれて、上下方向に移動可能に錠ケース15に保持される。
また、スライダー19は、錠ケース15に取り付けられた状態において、その戸先側端面の歯83が、ギア21の大径部73の歯77と噛み合わされている。
このような構成により、本実施例の錠本体5は、スライダー19が上下動すると、スライダー19の歯83と大径部73の歯77が噛み合ったギア21が軸部69まわりに回転し、ギア21の小径部71に噛み合ったラッチボルト17が左右方向に沿って移動する。
本実施例では、錠本体5に接続されるハンドル11は、プッシュ・プル式のハンドルとされ、図3および図5に示すように、扉3の室外側および室内側に固定される座91,93と、この座91,93に固定される支持部材95,97と、支持部材95,97にピン99,101を介して揺動可能に保持されるハンドル本体103,105と、ハンドル本体103,105に取り付けられ、ハンドル本体103,105の操作により前記スライダー19を上下動させる操作部材107,109とを有する。
なお、室外側のハンドル11Aと、室内側のハンドル11Bは、基本的には同様の構成であるので、以下においては、室外側のハンドル11Aを中心に説明する。
座91は、矩形状のブロック体とされ、図3に示すように、その室外側端部は、戸先側から見て室外側へ行くに従って先細りになる台形状に形成されている。
座91には、貫通穴111が前後方向に沿って形成されており、この貫通穴111の室内側端部は、上下方向外側へ延出している。これにより、貫通穴111は、段付きに形成されている。
支持部材95は、図5に示すように、金属板を屈曲して形成された室外側へ開口するコ字形材とされ、その左右各片113の中央部は、図3に示すように、室外側へ三角形状に突出して形成されている。
図3に示すように、支持部材95は、座91の貫通穴111内に配置され、その左右各片113の上下各端部が、貫通穴111の段付き部111aに形成された溝(不図示)に差し込まれた状態で、中央片115の上下各端部が、貫通穴111の段付き部111aに当接されてそれぞれ取付柱117により固定される。
取付柱117は、細長い丸棒状とされ、室外側端部が支持部材95の中央片115を介して座91にねじ込まれて座91に固定されると共に、支持部材95の中央片115を座91に固定する。また、取付柱117の室内側端部には、室内側へ開口するネジ穴(不図示)が形成されている。
ハンドル本体103は、図2および図3に示すように、長方形状の板材とされ、その長手方向中途部には室内側へ開口する矩形筒状の取付部119が固定されている。
操作部材107は、図5に示すように、金属板を屈曲して形成された室内側へ開口するコ字形材とされ、その左右各片121,123のうち、一片が他片より室内側へさらに延出している。図示例では、室外側の操作部材107は、右片123が左片121より室内側へ延出している。
操作部材107は、図3に示すように、その中央片125が、ハンドル本体103の取付部119内に配置されて、中央片125からハンドル本体103にネジ127がねじ込まれてハンドル本体103に固定される。
操作部材107が取り付けられたハンドル本体103は、操作部材107およびハンドル本体103の取付部119が座91の貫通穴111内に差し込まれる。この際、図5に示すように、支持部材95の左右各片113,113が、操作部材107の左右各片121,123と取付部119の左右側壁との間に差し込まれる。そして、左右方向に沿ってはめ込まれるピン99により支持部材95に、ハンドル本体103および操作部材107が揺動可能に保持される。
また、操作部材107の左右各片121,123は、支持部材95の中央片115に形成された貫通穴129に通されて、室内側へ延出している。
ピン99には、ねじりコイルばね131が挿通されており、その一端部が支持部材95の中央片115の貫通穴129の外周縁に当接され、他端部が操作部材107の中央片125に当接されている。
これによりハンドル本体103は、図3における状態において、ピン99まわりに反時計方向に付勢されており、ハンドル本体103に負荷が掛けられていない状態では、ハンドル本体103は、略垂直状態に保持される。
室外側のハンドル11Aは、取付柱117が、錠ケース15を貫通するように、扉3に前後方向に沿ってはめ込まれ、座91の室内側面が扉3の室外側面に当接して設けられる。
この際、操作部材107の右片123がスライダー19の貫通穴81に差し込まれる。
そして、図3および図5に示すように、取付柱117の室内側端部に室内側から固定部材133を介してネジ135がねじ込まれることで、扉3の室外側面に座91が固定される。
固定部材133は、図5に示すように、金属板を屈曲して形成された室内側へ開口するコ字形材とされ、その中央片137が扉3の室内側面に当接されて、中央片137からネジ135が取付柱117にねじ込まれて、扉3の室内側面に固定される。
室内側のハンドル11Bにおいては、支持部材97は、図3に示すように、その上下各端部が座93の貫通穴139の段付き部139aにネジ141で固定されている。
そして、座93は、貫通穴139内に固定部材133を収容し、その室外側面が扉3の室内側面に当接された状態で、左右方向に沿ってねじ込まれるネジ143により固定部材133に固定される。
また、室内側のハンドル本体105は、ねじりコイルばね145により図3において、ピン101まわりに時計方向に付勢されている。
さらに、操作部材109の一片147(室外側から見て右片)が、スライダー19の貫通穴81に室内側から差し込まれている。
扉3の室外側および室内側にハンドル11A,11Bが取り付けられ、図4に示すように、ラッチボルト17が戸先側へ突出し、ハンドル本体103,105に負荷が掛けられていない状態では、スライダー19は、下方位置に配置され、室外側および室内側のハンドル本体105,107は略垂直状態に配置されている。
図7は、受け部材の分解斜視図である。また、図8は、図1の扉錠付きの扉の室外側から見た縦断面図であり、閉扉した状態でハンドルを操作してラッチボルト17を後退させた状態を示している。さらに、図9は、図1の扉錠付きの扉の横断面図であり、開扉状態から扉を閉じようとしている状態を示す図である。
受け部材9は、扉枠7の戸先側縦枠39に設けられる。本実施例の受け部材9は、扉枠7に固定される矩形箱状の受け本体151と、この受け本体151に左右方向に沿って進退可能に設けられる保持部材153とを有する。本実施例では、保持部材153は、受け本体151に固定される取付板155に立設されるピン157の軸方向に沿って移動可能とされる。
受け本体151は、扉側へ開口する矩形状の箱形状とされ、その開口部側の端部は、上下方向外側へ矩形板状に延出している。
この受け本体151の中空部が、ラッチボルト17の先端部が突入する受穴41とされる。また、受け本体151の受穴41の底面41a(開口部に対向する面)は、室内側がさらに若干凹んで段付きに形成されている。
受け本体151は、扉枠7の戸先側縦枠39に埋め込まれて設けられ、受フロント板159が重ね合わされてネジ161で扉枠7に固定される。受フロント板159には、受け本体151の受穴41に対応した位置に、矩形状の貫通穴163が形成されている。
また、図2および図5に示すように、受フロント板159の室外側端部は直角に屈曲されており、戸先側縦枠39の室外側角部を覆うように取り付けられる。
この受け本体151の受穴41の底面41aに、矩形状の取付板155が固定される。
取付板155は、その中途部がL字形に屈曲されており、受け本体151の受穴41の底面41aの段部に対応可能とされている。また、取付板155の前後方向の段差寸法は、受け本体151の受穴41の前後方向の段差寸法より小さく形成されている。
取付板155は、受け本体151の受穴41の底面41aに重ね合わされた状態で、取付板155から受穴41の底面41aにネジ165が挿通され、ネジ165の先端部にナット167がねじ込まれて、ネジ165の先端部がかしめられることで、受け本体151に取付板155が固定される。
この際、ネジ165が挿通される受穴41の底面41aの貫通穴169が、前後方向に長い穴に形成されていることで、取付板155は、受け本体151に対して前後方向に取付位置を変更可能とされている。
この取付板155の取付位置を変更することで、閉扉した状態で扉3が扉枠7のパッキン13を押し付ける力が適切となるよう調整することができる。
保持部材153は、長方形のブロック体とされ、その上下寸法はラッチ本体43の先端部の凹部49の上下寸法より小さく、ラッチ本体43の凹部49に入り込むことが可能な大きさとされる。保持部材153の室外側面153aは、閉扉状態の扉面と平行な平面部とされ、保持部材153がラッチ本体43の凹部49に突入した際、ラッチ本体43の凹部49の室外側面49aと当接する。なお、本実施例の保持部材153は、その左端部の室外側角部が矩形状に切り欠かれている。
図10は、受け部材の一部を示す概略横断面図である。
保持部材153の室内側端部には、上下に離間して2つの貫通穴171,171が左右方向に沿って形成されている。この貫通穴171は、段付き穴とされ、図9および図10に示すように、右側が大径穴171aとされ、左側が小径穴171bに形成されている。
また、保持部材153の室外側端部には、矩形状の収容穴173が受穴41の底面41a側へ開口して形成されている。
この収容穴173には、矩形状の磁石175が、その磁着面を閉扉した扉面と平行にしてはめ込まれて設けられている。
なお、ラッチボルト17の磁石53と、保持部材153の磁石175は、対向する磁着面53a,175a同士が引き合うように設けられる(図9)。
この保持部材153の各貫通穴171に、丸棒状のピン157がはめ込まれる。
ピン157は、保持部材153の貫通穴171の小径穴171bに対応した外径とされ、ピン157の一端部には径方向外側へ環状に突出して鍔部157aが形成されており、この鍔部157aは貫通穴171の大径穴171aに対応した径とされる。また、ピン157の他端部中央には、左側へ突出して短円柱状の差込部157bが形成されている。
ピン157は、コイルバネ177が挿通された状態で、保持部材153の貫通穴171に差し込まれる。コイルバネ177は、その一端部がピン157の鍔部157aに当接し、他端部が保持部材153の貫通穴171の段付き底部171cに当接している。
そして、ピン157の差込部157bは、貫通穴171の小径穴171bを介して保持部材153から突出して、取付板155の穴155aにはめ込まれてかしめて固定される。これにより、保持部材153が、受け本体151にピン157の軸方向に沿って左右方向に進退可能に取り付けられる。この際、保持部材153は、ラッチボルト17の凹部49と同じ高さ位置に取り付けられる。また、取付板155に固定されたピン157は、その鍔部157aが受け本体151の開口部側の端部とほぼ面一に配置される。
なお、本実施例では、保持部材153は、ピン157の軸方向に沿って、受け本体151の受穴41の開口から外方へ突出可能とされる。ただし、貫通穴171の段付き部171dにピン157の鍔部157aが当接することで、一定以上の突出は規制されている。
受け本体151に取り付けられた保持部材153は、図8および図9に示すように、受け本体151にラッチボルト17が突入していない状態では、コイルバネ177により受穴41の底面41a側へ付勢されて、左端面が取付板155に当接して受け本体151の受穴41に収容されている。
また、保持部材153は、受け本体151の受穴41に収容された状態では、その右端部が、受け本体151の開口側端部とほぼ面一に配置されている。
本実施例の保持部材153は、閉扉されてラッチボルト17が受け本体151の受穴41に突入した際、保持部材153の磁石175とラッチボルト17の磁石53同士の吸着力により扉3側へコイルバネ177の付勢力に抗して突出する。
このような構成の本実施例の扉錠1は、開扉状態から扉が閉じられていくと、図9に示すように、ラッチボルト17の傾斜面47が受フロント板159に当接して、バネ65の付勢力に対抗して錠ケース15内に一旦後退し、さらに閉じられると、ラッチボルト17は受け本体151の受穴41にバネ65の付勢力により突入する。
ラッチボルト17が受け本体151の受穴41に突入した際、保持部材153が磁力によりバネ177の付勢力に対抗して扉3側へ突出して、ラッチボルト17の凹部49内に進入し、ラッチボルト17を室内側へ引き寄せてラッチボルト17と磁着する。
具体的には、ラッチボルト17の凹部49の室外側面49aと、保持部材153の室外側面153aとが、磁石53,175同士の磁着力により、扉3を閉扉方向へ適切な力で押し付けて閉鎖状態に保持する。逆にいうと、そのような状態で閉扉されるように、保持部材153の取付位置が調整されている。
このように、扉3は室内側へ引き寄せられた状態で閉鎖されることで、扉枠7に設けられたパッキン13に押し付けられ、防音性および気密性が確保される。また、扉3にドアチェックを設ける場合でも、ドアチェックの閉扉力を強くする必要がない。
なお、本実施例では、錠本体5のフロント板29のコ字形の貫通穴35に囲まれた部分37に、矩形ボタン状の止め部材179が設けられている。止め部材179は、合成ゴムや樹脂材で形成されており、図8に示すように、その一対の脚部179a,179aが、フロント板29のコ字形の貫通穴35に囲まれた部分37にはめ込まれてフロント板29に固定されている。保持部材153がラッチボルト17の凹部49に突入した際に、保持部材153の右端部が止め部材179に当たることで、衝突音および衝撃が軽減される。
ラッチボルト17が受け本体151の受穴41に突入して閉扉した図5の状態から開扉するには、室外側から開扉する場合、室外側のハンドル本体103の上端部を室外側へ引けばよい。
室外側のハンドル本体103の上端部を室外側へ引くことで、図3に示すように、ハンドル本体103は、バネ131の付勢力に対抗して図3において、ピン99まわりに時計方向へ回転する。
これにより、ハンドル本体103に固定された操作部材107もピン99まわりに回転し、その右片123が上方へ移動する。
操作部材107の右片123が上方へ移動することで、錠ケース15内のスライダー19が上方へ移動し、スライダー19と歯83,77同士が噛み合ったギア21が、図4において、軸部69まわりに反時計方向に回転する。ギア21が回転することで、図8に示すように、ギア21の小径部71の歯75と第二穴57の下面の歯61が噛み合ったラッチボルト17が吊元側へ後退する。この際、保持部材153は、ラッチボルト17が後退して、ラッチボルト17との磁着が解除されることで、バネ177の付勢力により後退して、受け本体151の受穴41に収容される。
このように、ラッチボルト17が後退した状態で、ハンドル本体103をそのまま室外側へ引っ張ることで、扉3を開けることができる。
本実施例では、ラッチボルト17は、保持部材153に対して面方向(扉面に平行な方向)に沿って後退することで、ラッチボルト17と保持部材153との磁着面がスライドして離間し、ハンドル本体103を引く力は、ほぼ通常の力で良い。
なお、室内側から開扉するには、室内側のハンドル本体105の下端部を室外側へ押し込むことで、室外側と同様に開扉することが可能である。
このように、本実施例では、ラッチボルト17の先端部に傾斜面47が形成されていることで、閉扉する際に、ラッチボルト17が扉枠7や扉枠7に設けられた受フロント板159に当接すると、傾斜面の作用で、ラッチボルト17が自動的に後退した後、受け部材9の受穴41に突入して閉鎖が可能とされる。これにより、扉枠7や受け部材9の開扉側端部に開口部を形成する必要がない。このように、扉枠7や受け部材9の開扉側端部に開口部がないことで、万一、磁着力に打ち勝つ大きな力が不用意に開扉方向へ作用したとしても開扉してしまうことがない。
また、本実施例では、保持部材153が扉3の幅方向に沿って進退可能とされ、ラッチボルト17が受け部材9の受穴41に突入した際に、保持部材153が扉3側へ磁力により突出することで、ラッチボルト17の平面部と保持部材の平面部の接触面積(吸着面積)を大きくすることができ、扉3を閉扉側へ押し付ける力が大きくなる。
さらに、保持部材153が扉3の幅方向に沿って進退可能であることで、扉3を扉枠7に取り付けた際、扉3と戸先側縦枠39との隙間寸法が変わった場合でも、保持部材153がラッチボルト17の凹部49内に突入して、ラッチボルト17の平面部49aと保持部材153の平面部153aが当接して正常に磁着可能とされる。つまり、扉3を扉枠7に取り付ける際の寸法誤差を吸収して、所望の磁着面積を確保できる。
本発明の扉錠は、上記実施例の構成に限らず、適宜変更可能である。
たとえば、上記実施例では、ラッチボルト17および保持部材153の両方に磁石53,175を収容したが、どちらか一方を金属板などの磁性体としても構わない。また、上記実施例では、ハンドル本体に操作部材を取り付けたが、ハンドル本体と操作部材とが一体であってもよい。
また、上記実施例では、ラッチ本体43の先端部には、ラッチ本体43の戸先側端面と閉扉側面とを結ぶ傾斜面47が、凹部49の上下に配置されたが、少なくとも一部に傾斜面が存在する構成であれば凹部の位置は適宜変更可能である。
また、上記実施例では、受け本体151に、磁石175を有した保持部材153が進退可能に設けられたが、受け本体151の受穴41に磁石を固定して設けるようにしてもよい。
また、扉3に、従来公知のサムターン装置やシリンダー装置を設け、サムターン装置の摘みまたはシリンダー装置のキーによる操作で、扉3の戸先側端面からデッドボルトを突出させ、このデッドボルトを受け部材151の受穴41に突入させてもよい。
たとえば、扉3の室内側にサムターン装置を設け、室外側にシリンダー装置を設けて、ラッチボルト17の下方位置などからデッドボルトを戸先側へ突出させればよい。この際、本実施例の扉錠1の錠ケース15にサムターン装置やシリンダー装置の部材を組み込むようにしてもよいし、本実施例の扉錠1の錠ケース15とは別に、サムターン装置やシリンダー装置用の錠ケースを扉3に設けるようにしてもよい。
このように、受け部材151の受穴41にデッドボルトを突入させることで、磁力による扉3の閉扉方向への押し付けに加えて、施錠も可能となる。
さらに、上記実施例では、扉錠に設けられるハンドルを、プッシュ・プル式としたが、レバー式やノブ式などのハンドルとしても構わない。
図11は、本実施例の扉錠にレバー式のハンドルが設けられた状態を示す平面図であり、図12は、図11の縦断面図である。
たとえば、レバー式のハンドルとする場合、図11および図12に示すように、受け部材9の構造は上記実施例と同様にすればよい。また、ラッチボルト17の先端部の構造も上記実施例と同様にできる。図示例のラッチボルト17は、上記実施例と同様に、左右方向に沿って進退可能とされると共に、コイルバネ201により突出方向へ付勢されている。
図示例では、ラッチボルト17の基端部に、前後方向に沿って貫通穴203が形成されている。そして、この貫通穴203に錠ケース15に立設された柱204が通され、柱204にラッチボルト17の基端部が当接することで、一定以上の突出が規制されている。また、錠ケース15には、内穴が矩形状とされた円筒状のラッチハブ205が回転可能に保持されており、このラッチハブ205には板片207が連接されている。この板片207には、前後方向に沿うピン209が設けられており、このピン209はラッチボルト17の貫通穴203に差し込まれている。なお、ラッチハブ205は、バネ211により、図12において、反時計方向に付勢されており、一定以上回転しないよう規制されている。そして、室外側および室内側に設けられるレバーハンドル213,215の矩形状の差込部213aがラッチハブ205の矩形状の内穴205aにはめ込まれている。
図示例の場合、たとえば室外側のレバーハンドル213を図12の状態において時計方向に回転させると、ラッチハブ205も回転し、ピン209がラッチボルト17を押し込んで後退させる。このように、ハンドルをレバー式ハンドルとしても、上記実施例と同様に、開扉および閉扉することができ、閉扉すると、ラッチボルト17が保持部材153に磁着することで、扉を閉扉側へ引き寄せた状態で閉扉状態が維持される。
本発明の扉錠の一実施例の扉への取付状態を示す室外側から見た閉扉状態の正面図である。 図1の状態から開扉した状態を示す斜視図である。 図1の扉錠付きの扉の戸先側から見た縦断面図である。 図1の扉錠付きの扉の室外側から見た縦断面図であり、閉扉し、ラッチボルトが受け部材に突入した状態を示している。 図4の横断面図である。 図1の扉錠の錠本体を室内側から見た一部を省略した概略斜視図である。 図1の扉錠の受け部材を室内側から見た分解斜視図である。 図1の扉錠付きの扉の室外側から見た縦断面図であり、閉扉した状態でハンドルを操作してラッチボルトを後退させた状態を示している。 図1の扉錠付きの扉の横断面図であり、開扉状態から扉を閉じようとしている状態を示す図である。 図1の扉錠の受け部材の一部を示す概略横断面図である。 本発明の扉錠の他の実施例を示し、扉錠にレバー式のハンドルが設けられた状態を示す平面図である。 図10の縦断面図である。
符号の説明
1 扉錠
3 扉
5 錠本体
9 受け部材
17 ラッチボルト
41 受穴
47 傾斜面
49 凹部
49a 平面部
53 磁石
153 保持部材
175 磁石

Claims (4)

  1. ラッチボルトを有する扉錠であって、
    前記ラッチボルトは、扉の戸先側端部に進退可能に設けられると共に、突出方向へ付勢されており、その先端部には、戸先側から吊元側へ行くに従って閉扉側へ傾斜する傾斜面が形成されており、
    この傾斜面には、開扉側へ凹んで、扉面に平行な平面部を有する凹部が形成されており、
    扉枠に設けられ、閉扉状態でラッチボルトが突入する受け部材には、閉扉状態の扉面と平行な平面部が設けられており、
    閉扉してラッチボルトが受け部材に突入すると、ラッチボルトの前記平面部と受け部材の前記平面部とが磁着して扉を閉扉方向へ押し付けて閉鎖保持する
    ことを特徴とする扉錠。
  2. 前記受け部材は、前記平面部を有する保持部材を備え、
    この保持部材は、閉扉した扉の幅方向に沿って進退可能であると共に、扉から離間する方向へ付勢されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の扉錠。
  3. 前記保持部材は、受け部材に対する取付位置が扉の厚さ方向に変更可能とされる
    ことを特徴とする請求項2に記載の扉錠。
  4. 扉の戸先側端部にデッドボルトが進退可能に設けられ、このデッドボルトは、摘みおよび/またはキーによる操作で戸先側へ突出して前記受け部材に突入する
    ことを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれかに記載の扉錠。
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