JP2009133081A - 振動締固め装置および場所打ちコンクリート杭の構築方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】バイブレータの設置作業を簡易迅速に行うことが可能な振動締固め装置を提供することを課題とする。
【解決手段】場所打ちコンクリート杭のコンクリートCに対して振動締固めを行うための振動締固め装置Bであって、吊り装置に吊設される架台部1と、この架台部1の下方に延びるガイド部2と、このガイド部2に保持されたバイブレータ3と、を備えることを特徴とする。架台部1には、下面が開口した断面溝形の係止溝1aを設けるとよい。
【選択図】図1

Description

本発明は、場所打ちコンクリート杭用の振動締固め装置および場所打ちコンクリート杭の構築方法に関する。
場所打ちコンクリート杭の補強構造体(鉄筋籠や鋼管など)にコンクリートを締固めるためのバイブレータを取り付けておく技術が特許文献1,2に開示されている。なお、特許文献1のバイブレータは、鉄筋籠に固定した支持具に保持されており、特許文献2のバイブレータは、鋼管の上端に設けられた定着筋に固定されている。
特開2005−48547号公報 特開平9−13369号公報
特許文献1の発明では、支持具を鉄筋籠に固定する作業を杭ごとに行う必要があり、特許文献2の発明では、バイブレータを鋼管の定着筋に固定する作業を杭ごとに行う必要があるので、準備に手間を要するという問題がある。また、特許文献1,2の発明では、バイブレータを横移動させることができないので、締固めの程度が不均一になる虞もある。
加えて、特許文献1の支持具は、他の杭に転用できない使い捨ての部材であることから、コスト削減を阻害する要因となり、さらに、構造部材ではないにもかかわらず、コンクリート中に残置されることから、コンクリートの品質に悪影響を及ぼす虞がある。なお、支持具を鉄筋籠に溶接する場合があるが、この場合には、延性部材であるはずの鉄筋が脆性部材に変化するので、杭の曲げ強度等に悪影響を及ぼす虞もある。
このような観点から、本発明は、場所打ちコンクリート杭のコンクリートに対して振動締固めを行うための振動締固め装置であって、バイブレータの設置作業を簡易迅速に行うことが可能な振動締固め装置を提供することを課題とし、さらには、場所打ちコンクリート杭の品質・強度を良好なものにすることができる場所打ちコンクリート杭の構築方法を提供することを課題とする。
このような課題を解決する本発明に係る振動締固め装置は、場所打ちコンクリート杭のコンクリートに対して振動締固めを行うための振動締固め装置であって、吊り装置に吊設される架台部と、前記架台部の下方に延びるガイド部と、前記ガイド部に保持されたバイブレータと、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、吊り装置に吊設した架台部を所定の位置に吊り下げるだけで、バイブレータを所定の位置に配置することが可能になるので、バイブレータの設置作業を簡易迅速に行うことが可能となり、鉄筋籠等に対する加工も不要となる。また、本発明によれば、振動締固め装置の全部をコンクリート中から回収することも可能であり、したがって、他の場所打ちコンクリート杭の締固め作業に転用することも可能である。さらに、本発明においては、架台部を並進移動あるいは回転させるだけで、バイブレータを横移動させることができるので、締固めの程度を均一にすることが可能となる。
なお、本発明の場所打ちコンクリート杭には、杭頭部に鋼管を配した場所打ち鋼管コンクリート杭や、溝状の掘削孔にコンクリートを打設してなる連壁杭なども含まれるものとする。
本発明においては、前記架台部を、場所打ちコンクリート杭を構成する補強構造体の上端に載置可能なように構成することが望ましい。このようにすると、補強構造体の上端を基準にしてバイブレータの上下方向の位置決めを行うことができるので、得られる場所打ちコンクリート杭の品質にバラツキが生じ難くなる。なお、補強構造体とは、場所打ちコンクリート杭を構成するコンクリート以外の構造部材の総称であって、少なくとも、鉄筋籠、鋼管、鉄骨を含む概念である。
前記架台部に、下面が開口した断面溝形の係止溝を具備させ、この係止溝に、前記補強構造体の上端部を挿入するとよい。このようにすると、補強構造体を基準にして振動締固め装置の横方向の位置決めを行うことができるので、得られる場所打ちコンクリート杭の品質にバラツキが生じ難くなる。
前記架台部は、平面視リング状を呈するものであることが望ましい。このようにすると、その中央部にトレミー管を挿入することが可能になるので、コンクリートを打設する前から振動締固め装置を補強構造体の上端に位置させておくことができる。
架台部を平面視リング状とした場合には、前記架台部の内周側に前記ガイド部を形成するとよい。このようにすると、補強構造体の内側にバイブレータを位置させることができるので、補強構造体の内部に打設されたコンクリートを重点的に締固めることが可能となる。
なお、振動締固め装置に、前記架台部から張り出すブラケットを具備させ、前記ブラケットを介して、前記保持部を前記架台部に支持させてもよい。このようにすると、架台部から離れた位置にバイブレータを配置することが可能となるので、杭径が大きい場合であっても、締固めの程度を均一にすることが可能となる。
前記した課題を解決する本発明に係る場所打ちコンクリート杭の構築方法は、吊り装置に吊り下げた振動締固め装置を掘削孔に挿入された補強構造体の上端に載置し、前記掘削孔に打設されたコンクリートを前記振動締固め装置に装備された複数のバイブレータで締固めた後、前記振動締固め装置を前記吊り装置で吊り上げることを特徴とする。
この場所打ちコンクリート杭の構築方法によると、補強構造体の上端を基準にして振動締固め装置の上下方向の位置決めを行うことができるので、バイブレータの設置作業を簡易迅速に行うことができ、しかも、バイブレータの取付精度を向上させることができるので、コンクリートの品質・強度が良好なものになる。また、この場所打ちコンクリート杭の構築方法によれば、鉄筋籠等に対する加工が不要になるとともに、引き上げた振動締固め装置を他の場所打ちコンコリート杭にそのまま転用することが可能になるので、施工コストの削減を図ることが可能となる。
また、前記した課題を解決する本発明に係る他の場所打ちコンクリート杭の構築方法は、吊り装置に吊り下げた振動締固め装置を掘削孔に挿入された補強構造体の上端部に配置し、前記振動締固め装置を移動させながら、前記掘削孔に打設されたコンクリートを前記振動締固め装置に装備された複数のバイブレータで締固め、その後、前記振動締固め装置を前記吊り装置で吊り上げることを特徴とする。
この場所打ちコンクリート杭の構築方法によると、コンクリートの締固めの程度を均一にすることが可能となるので、コンクリートの品質・強度を良好なものにすることができる。
本発明に係る振動締固め装置によれば、バイブレータの設置作業を簡易迅速に行うことが可能となる。また、本発明に係る場所打ちコンクリート杭の構築方法によれば、その品質・強度が良好なものになる。
図1に示すように、本発明の実施形態に係る振動締固め装置Bは、場所打ちコンクリート杭のコンクリートに対して振動締固めを行うためのものであり、平面視リング状を呈する架台部1と、この架台部1の下方に延びるガイド部2,2,…と、このガイド部2,2,…に保持されたバイブレータ3,3,…とを備えて構成されている。
架台部1は、図示せぬ吊り装置(クレーン等)に吊設されるものであり、かつ、場所打ちコンクリート杭を構成する鉄筋籠(補強構造体)Tの上端に載置できるような形態を具備している。本実施形態の架台部1は、鉄筋籠Tの外周に沿って配筋された主筋t,t,…の上端に載置されるものであり、主筋t,t,…を覆い隠すことができる平面形状を具備している。
また、架台部1は、下面が開口した断面溝形の係止溝1aを全周に亘って備えている。係止溝1aの溝幅は、係止溝1a内に主筋tの上端部を挿入できるように、主筋tの外径よりも大きくなっている。また、架台部1の上面には、ワイヤーロープ等の線状部材1cを掛止するためのフック1bが複数個所に設けられている。なお、架台部1の材質に制限はないが、本実施形態のものは、鋼製である。また、架台部1は、本実施形態では、平面視半円形を呈する二つ部材に分割されている。図示のものにおいては、架台部1を構成する二つの部材が、プレートを介して接合されているが、溶接により接合してもよい。なお、図1以外においては、プレートの図示を省略する。
ガイド部2は、バイブレータ3を保持するものであり、本実施形態では、架台部1の内周側に形成されている。本実施形態のガイド部2は、鋼製部材からなり、ボルト締めにより架台部1の内周面に固着されている。なお、溶接によりガイド部2を架台部1に固着しても勿論差し支えない。ガイド部2の断面形状に制限はないが、本実施形態のものは、架台部1の中心側の側面が開口した断面C字形状を呈している。なお、本実施形態では、四つのガイド部2,2,…を90度ピッチで装備した場合を例示しているが、ガイド部2の個数や取付位置を限定する趣旨ではない。
バイブレータ3は、掘削孔H(図2の(b)参照)に打設されたフレッシュなコンクリートに振動を付与するものであり、高周波の振動を発生させる棒状の振動部3aと、この振動部3aに電力を供給する電源ケーブル3bとを備えて構成されている。図2の(a)および(b)に示すように、振動部3aは、ガイド部2に遊挿されており、ガイド部2の内部において上下方向に移動可能である。なお、本実施形態では、振動部3aの外径をガイド部2の開口幅よりも大きくしているので、振動部3aがガイド部2の側面の開口から抜け出ることはない。
次に、振動締固め装置Bを使用した場所打ちコンクリート杭の構築方法の一例を、図3を参照して説明する。なお、図3の(b)および(c)においては、電源ケーブル3bの図示を省略している。
まず、図3の(a)に示すように、図示せぬ掘削装置を用いて形成した掘削孔Hの内部に鉄筋籠Tを建て込むとともに、鉄筋籠Tの中央部にトレミー管Pを建て込む。
続いて、図3の(b)に示すように、図示せぬ吊り装置に吊り下げた振動締固め装置Bの架台部1をトレミー管Pに環装しつつ鉄筋籠Tの上端に載置し、鉄筋籠Tの上端を基準にしてバイブレータ3の位置決めを行う。振動締固め装置Bを鉄筋籠Tの上端に載置する際には、架台部1の中心を鉄筋籠Tの中心に合わせながら架台部1を降下させ、主筋t,t,…を係止溝1aに挿入させる。
次に、トレミー管Pを引き上げながら、トレミー管Pにフレッシュなコンクリートを投入し、掘削孔Hの底部からコンクリートを打設する。
コンクリートを杭頭部まで打設したら、図3の(c)に示すように、振動締固め装置Bに装備された複数のバイブレータ3,3,…を起動させ、必要に応じてバイブレータ3を上下させながら、杭頭部のコンクリートCを締固める。バイブレータ3の振動によって架台部1が前後左右に移動するが、鉄筋籠Tの主筋tが係止溝4に挿入されているので(図2の(b)参照)、架台部1が鉄筋籠Tの上端から脱落することはない。
振動締固め装置Bを鉄筋籠Tの上端に載置した状態で、コンクリートCを締固めてもよいが、架台部1の係止溝1aに主筋tが挿入された状態を維持しつつ、架台部1を鉄筋籠Tの上端から僅かに浮かせ、架台部1を回転または前後左右に並進移動させながらコンクリートCを締固めてもよい。このようにすると、ガイド部2に保持されたバイブレータ3が横移動することになるので、杭頭部における締固めの程度を均一にすることが可能となる。
締固めが完了したら、振動締固め装置Bを図示せぬ吊り装置で吊り上げて杭頭部から撤去する。
なお、前記した手順は適宜変更しても差し支えない。例えば、振動締固め装置Bを配置した後に、トレミー管Pを挿入してもよいし、トレミー管Pを引き抜いた後(すなわち、コンクリートの打設が完了した後)に、振動締固め装置Bを配置してもよい。
このように、振動締固め装置Bを使用すれば、吊り装置に吊設した架台部1を鉄筋籠Tに載置するだけで、複数のバイブレータ3,3,…を一括して所定の位置に配置することが可能になるので、バイブレータ3,3,…の設置作業を簡易迅速に行うことが可能となり、しかも、鉄筋籠Tに対する加工も不要となる。また、振動締固め装置Bには、鉄筋籠Tに固着される部位が存在していないので、振動締固め装置Bの全部をコンクリートC中から回収することができる。つまり、振動締固め装置Bは、他の場所打ちコンクリート杭の締固め作業にそのまま転用することができる。
また、振動締固め装置Bによれば、架台部1の係止溝1aに挿入された主筋tによって、振動締固め装置Bの鉄筋籠Tからの脱落が防止されるので、施工管理が容易になるとともに、振動締固め装置Bの可動範囲を限定することができるので、場所打ちコンクリート杭の品質にバラツキが生じ難くなる。
加えて、振動締固め装置Bによれば、平面視リング状の架台部1の内周側にガイド部2,2,…が形成されているので、鉄筋籠Tの内側にバイブレータ3,3,…を位置させることができ、したがって、鉄筋籠Tの内部に打設されたコンクリートを重点的に締固めることができる。
また、振動締固め装置Bによれば、ガイド部2の側面に開口部(スリット)が設けられているので、バイブレータ3の振動部3aがガイド部2に収容された状態であっても、振動部3aから発生した振動をコンクリート6に付与することができる。
なお、本実施形態では、円形を呈する架台部1を例示したが、楕円形、矩形、多角形を呈するものであっても差し支えない。また、本実施形態では、平面視リング状を呈する架台部1を例示したが、トレミー管Pを撤去した後に使用する場合であれば、開口部のない板状を呈するものであっても差し支えない。
本実施形態の架台部1は、鉄筋籠Tに載置可能な形態を具備しているが、架台部1の形態を限定する趣旨ではない。例えば、図示は省略するが、主筋tを挿通可能な透孔やスリットを架台部1に形成してもよいし、架台部1の外径および内径を図示のものよりも増減させて、鉄筋籠Tに環装または内挿可能な形態にしてもよい。このようにすると、主筋t,t,…をガイドにして振動締固め装置Bを上下に移動させることが可能になるので、締固めを行うことができる範囲を拡大させることができる。
また、本実施形態では、ガイド部2の断面形状をC字形状とした場合を例示したが、これに限定されることはなく、図示は省略するが、台形状(あり溝状)としてもよいし、開口(スリット)のない閉断面形状としてもよい。
また、本実施形態では、ガイド部2を架台部1に直接支持させた場合を例示したが、図4の(a)および(b)に示すように、架台部1から張り出すブラケット4を設け、ブラケット4を介してガイド部2を架台部1に支持させてもよい。このようにすると、架台部1から離れた位置にバイブレータ3を配置することが可能となるので、杭径が大きい場合であっても、締固めの程度を均一にすることが可能となる。
なお、図4においては、架台部1の内側(すなわち、架台部1の中央)に向って張り出すブラケット4,4,…にガイド部2を取り付けた場合を例示しているが、架台部1の外側に向って張り出すブラケットにガイド部2を取り付けても勿論差し支えない。
また、図4においては、片持ちのブラケット4にガイド部2を取り付けた場合を例示しているが、図5の(a)に示すように、架台部1を横断するように設けた両持ちのブラケット5にガイド部2を取り付けてもよい。また、図5の(b)に示すように、架台部1の開口部に覆設した井桁状のブラケット6にガイド部2を取り付けてもよいし、図示は省略するが、十字状、放射状のブラケットにガイド部2を取り付けてもよい。また、図6に示すように、架台部1の内周側に設けられた環状部7aと、環状部7aを架台部1に繋ぐ連結部7b,7b,…とを備えるブラケット7に、ガイド部2を取り付けてもよい。
また、本実施形態では、バイブレータ3の振動部3aをガイド部2の内部に遊挿した場合を例示したが、振動部3aをガイド部2に固定し、上下方向に移動不能にしても差し支えない。この場合には、棒状部材やフラットバーなどでガイド部2を構成することができる。
また、本実施形態では、杭頭部のコンクリートCを締固める場合を例示しているが、ガイド部2を図示のものよりも下方まで延長すれば、杭頭部よりも下側のコンクリートを締固めることもできる。
なお、図示は省略するが、振動締固め装置Bは、杭頭部に鋼管を配した場所打ち鋼管コンクリート杭や、溝状の掘削孔にコンクリートを打設してなる連壁杭などに適用することもできる。なお、鋼管の上端に振動締固め装置Bを載置する場合には、架台部1の係止溝1aの溝幅を、鋼管の肉厚よりも大きくし、係止溝1a内に鋼管の上端部を挿入することが望ましい。
本発明の実施形態に係る振動締固め装置を説明するための斜視図である。 本発明の実施形態に係る振動締固め装置を説明するための図であって、(a)は平面図、(b)は(a)のX1−X1線断面図である。 (a)〜(c)は本発明に係る場所打ちコンクリート杭の構築方法の手順を説明するための側断面図である。 振動締固め装置の変形例を示す図であって、(a)は平面図、(b)は(a)のX2−X2線断面図である。 (a)および(b)は、振動締固め装置の他の変形例を示す平面図である。 振動締固め装置のさらに他の変形例を示す平面図である。
符号の説明
B 振動締固め装置
1 架台部
2 ガイド部
3 バイブレータ
4,5,6,7 ブラケット
C コンクリート
T 鉄筋籠(補強構造体)
H 掘削孔

Claims (8)

  1. 場所打ちコンクリート杭のコンクリートに対して振動締固めを行うための振動締固め装置であって、
    吊り装置に吊設される架台部と、
    前記架台部の下方に延びるガイド部と、
    前記ガイド部に保持されたバイブレータと、を備えることを特徴とする振動締固め装置。
  2. 前記架台部は、場所打ちコンクリート杭を構成する補強構造体の上端に載置可能であることを特徴とする請求項1に記載の振動締固め装置。
  3. 前記架台部は、下面が開口した断面溝形の係止溝を備えており、
    前記補強構造体の上端部が前記係止溝に挿入されることを特徴とする請求項2に記載の振動締固め装置。
  4. 前記架台部は、平面視リング状を呈していることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の振動締固め装置。
  5. 前記ガイド部は、前記架台部の内周側に形成されていることを特徴とする請求項4に記載の振動締固め装置。
  6. 前記架台部から張り出すブラケットを備えており、
    前記ブラケットを介して前記保持部が前記架台部に支持されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の振動締固め装置。
  7. 吊り装置に吊り下げた振動締固め装置を掘削孔に挿入された補強構造体の上端に載置し、前記掘削孔に打設されたコンクリートを前記振動締固め装置に装備された複数のバイブレータで締固めた後、前記振動締固め装置を前記吊り装置で吊り上げることを特徴とする場所打ちコンクリート杭の構築方法。
  8. 吊り装置に吊り下げた振動締固め装置を掘削孔に挿入された補強構造体の上端部に配置し、前記振動締固め装置を移動させながら、前記掘削孔に打設されたコンクリートを前記振動締固め装置に装備された複数のバイブレータで締固め、その後、前記振動締固め装置を前記吊り装置で吊り上げることを特徴とする場所打ちコンクリート杭の構築方法。
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