JP2009129893A5 - - Google Patents

Claims (19)

1. 正極および負極と共に電解液を備え、
   前記負極は、負極集電体に設けられた負極活物質層上に被膜を有し、
   前記被膜は、化１で表される金属塩を含有する、
   二次電池。
   

   

   （Ｒ１は（ａ１＋ｂ１＋ｃ１）価の基であり、Ｍ１は金属元素である。ａ１、ｄ１、ｅ１およびｆ１は１以上の整数であり、ｂ１およびｃ１は０以上の整数である。ただし、（ｂ１＋ｃ１）≧１である。）
2. 前記化１中のＲ１は、鎖状の飽和炭化水素基、鎖状の不飽和炭化水素基、環状の飽和炭化水素基、環状の不飽和炭化水素基、あるいはそれらをハロゲン化した基である、請求項１記載の二次電池。
3. 前記化１中のＭ１は、アルカリ金属元素あるいはアルカリ土類金属元素である、請求項１記載の二次電池。
4. 前記化１に示した金属塩は、化２で表される金属塩である、請求項１記載の二次電池。
   

   

   （Ｒ２は（ａ２＋ｂ２）価の基であり、Ｍ２は金属元素である。ａ２、ｂ２、ｃ２、ｄ２およびｅ２は１以上の整数である。）
5. 前記化１に示した金属塩は、化３で表される金属塩である、請求項１記載の二次電池。
   

   

   （Ｒ３は（ａ３＋ｂ３）価の基であり、Ｍ３は金属元素である。ａ３、ｂ３、ｃ３、ｄ３およびｅ３は１以上の整数である。）
6. 前記化２に示した金属塩は、化４〜化８で表される金属塩のうちの少なくとも１種である、請求項４記載の二次電池。
   

   

   

   

   

   
7. 前記化３に示した金属塩は、化９〜化１２で表される金属塩のうちの少なくとも１種である、請求項５記載の二次電池。
   

   

   

   

   
8. 前記化１に示した金属塩は、化１３で表される金属塩である、請求項１記載の二次電池。
   

   
9. 前記被膜は、アルカリ金属塩およびアルカリ土類金属塩のうちの少なくとも１種（前記化１に示した金属塩に該当するものを除く）を含有する、請求項１記載の二次電池。
10. 前記負極活物質層は、ケイ素の単体、合金および化合物、ならびにスズの単体、合金および化合物のうちの少なくとも１種を含有する負極活物質を含む、請求項１記載の二次電池。
11. 前記負極活物質層は、複数の負極活物質粒子を有すると共に、前記負極活物質粒子の表面を被覆する酸化物含有膜を有する、請求項１記載の二次電池。
12. 前記酸化物含有膜は、ケイ素、ゲルマニウムおよびスズのうちの少なくとも１種の酸化物を含有する、請求項１１記載の二次電池。
13. 前記負極活物質層は、複数の負極活物質粒子を有すると共に、前記負極活物質粒子間の隙間に電極反応物質と合金化しない金属材料を有する、請求項１記載の二次電池。
14. 前記負極活物質粒子は、その粒子内に多層構造を有し、前記負極活物質層は、前記負極活物質粒子内の隙間に前記金属材料を有する、請求項１３記載の二次電池。
15. 前記金属材料は、鉄、コバルト、ニッケル、亜鉛および銅のうちの少なくとも１種である、請求項１４記載の二次電池。
16. リチウムイオン二次電池である、請求項１記載の二次電池。
17. 二次電池に用いられると共に、負極集電体に設けられた負極活物質層上に被膜を有し、
    前記被膜は、化１４で表される金属塩を含有する、
    負極。
    

    

    （Ｒ１は（ａ１＋ｂ１＋ｃ１）価の基であり、Ｍ１は金属元素である。ａ１、ｄ１、ｅ１およびｆ１は１以上の整数であり、ｂ１およびｃ１は０以上の整数である。ただし、（ｂ１＋ｃ１）≧１である。）
18. リチウムイオン二次電池に用いられる、請求項１７記載の負極。
19. 正極および負極と共に電解液を含む二次電池を備え、
    前記負極は、負極集電体に設けられた負極活物質層上に被膜を有し、
    前記被膜は、化１５で表される金属塩を含有する、
    電子機器。
    

    

    （Ｒ１は（ａ１＋ｂ１＋ｃ１）価の基であり、Ｍ１は金属元素である。ａ１、ｄ１、ｅ１およびｆ１は１以上の整数であり、ｂ１およびｃ１は０以上の整数である。ただし、（ｂ１＋ｃ１）≧１である。）