JP2009128947A - 電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】高密度実装を図ることができる電子機器を得る。
【解決手段】電子機器1は、排気孔21が設けられた筐体4と、回路基板11の第1の面11aに実装された第1の発熱部品12と、回路基板11の第2の面11bに実装された第2の発熱部品13と、回路基板11に重ねて配置された冷却ファン15と、冷却ファン15と排気孔21との間に配置された第1の放熱部材16と、回路基板11の第1の面11aに沿って延びるとともに、第1の発熱部品12の発する熱を第1の放熱部材16まで輸送する第1の伝熱部材18と、冷却ファン15と排気孔21との間に配置され、第2の発熱部品13に対して回路基板11の反対側に位置する部分を有する第2の放熱部材17と、回路基板11の第2の面11bに沿って延びる部分を有するとともに、第2の発熱部品13の発する熱を第2の放熱部材17まで輸送する第2の伝熱部材19とを具備する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、発熱部品を搭載した電子機器に関する。
ポータブルコンピュータのような電子機器は、例えばCPUやグラフィックチップのような発熱部品を搭載している。このような発熱部品を冷却する放熱構造の一例として、リモートヒートエクスチェンジャー(Remote Heat Exchanger ; RHE)がある。RHEの基本構成は、放熱フィンと、この放熱フィンを冷却する冷却ファンと、発熱部品の発する熱を上記放熱フィンまで輸送するヒートパイプとから成る。
特許文献1には、複数の発熱部品を冷却する冷却装置を備えた電子機器が開示されている。この電子機器は、3つの発熱部品と、3つのヒートパイプと、フィンユニットとを備える。上記3つのヒートパイプは、それぞれ発熱部品とフィンユニットとの間に亘って設けられている。
特許文献2には、基板の表裏に実装された発熱体を冷却する冷却構造が開示されている。この冷却構造は、放熱フィンとファンとを含む冷却ユニットを複数有し、個々の発熱体に対して上記冷却ユニットがそれぞれ装着されている。
特開平10−107469号公報 実開平3−113893号公報
特許文献1に記載の電子機器では、水平方向に互いに並んで配置される複数の発熱部品に対してそれぞれヒートパイプが取り付けられている。そのため、その複数のヒートパイプ同士も互いに水平方向に隣り合っている。このような電子機器では、ヒートパイプの引き回しの自由度が大きく制限され、電子機器の高密度実装を図ることが容易ではない。
特許文献2に記載の冷却構造では、基板の表裏に実装された個々の発熱体に対して冷却ユニットがそれぞれ装着されるため、冷却構造が大きくなってしまう。
本発明の目的は、高密度実装を図ることができる電子機器を得ることにある。
本発明の一つの形態に係る電子機器は、排気孔が設けられた筐体と、上記筐体に収容されるとともに、第1の面と、この第1の面の裏側に形成された第2の面とを有する回路基板と、上記回路基板の第1の面に実装された第1の発熱部品と、上記回路基板の第2の面に実装された第2の発熱部品と、上記筐体に収容されるとともに、上記回路基板に重ねて配置され、上記回路基板の第1の面に対向する冷却ファンと、上記冷却ファンと上記排気孔との間に配置された第1の放熱部材と、上記回路基板の第1の面に沿って延びるとともに、上記第1の発熱部品の発する熱を上記第1の放熱部材まで輸送する第1の伝熱部材と、上記冷却ファンと上記排気孔との間に上記第1の放熱部材と並んで配置され、上記第2の発熱部品に対して上記回路基板の反対側に位置する部分を有する第2の放熱部材と、上記回路基板の第2の面に沿って延びる部分を有するとともに、上記第2の発熱部品の発する熱を上記第2の放熱部材まで輸送する第2の伝熱部材とを具備する。
本発明によれば、電子機器の高密度実装を図ることができる。
以下に本発明の実施の形態を、ポータブルコンピュータに適用した図面に基づいて説明する。
(第1の実施形態)
図1ないし図3は、本発明の第1の実施形態に係る電子機器としてのポータブルコンピュータ1を開示している。図1に示すように、ポータブルコンピュータ1は、本体2と表示ユニット3とを備えている。
本体2は、箱状に形成された筐体4を有する。筐体4は、上壁4a、周壁4b、および下壁4cを有する。上壁4aは、キーボード5を支持している。周壁4bは、前周壁4ba、後周壁4bb、左周壁4bc、および右周壁4bdを含む。前周壁4baは、ユーザーに向かい合う壁部である。後周壁4bbは、ユーザーとは反対側に向く壁部である。
表示ユニット3は、ディスプレイハウジング7と、このディスプレイハウジング7に収容された表示装置8とを備えている。表示装置8は、表示画面8aを有する。表示画面8aは、ディスプレイハウジング7の前面の開口部7aを通じてディスプレイハウジング7の外部に露出している。
表示ユニット3は、筐体4の後端部に一対のヒンジ部9a,9bを介して支持されている。そのため、表示ユニット3は、上壁4aを上方から覆うように倒される閉じ位置と、上壁4aを露出させるように起立する開き位置との間で回動可能である。
図1に示すように、筐体4内には、回路基板11が収容されている。図2に示すように、この回路基板11には、複数の発熱部品12,13が実装されている。発熱部品12,13は、使用時に熱を発する電子部品であり、例えばCPU、グラフィックチップ、ノース・ブリッジ(登録商標)、またはメモリなどが具体例として挙げられる。ただし発熱部品12,13は、上記の例に限らず、放熱が望まれる種々の部品が該当する。
図2および図3に示すように、回路基板11は、第1の面11aと、この第2の面11bの裏側に形成された第2の面11bとを有する。本実施形態においては、第1の面11aは、回路基板11の上面であり、上壁4aに対向している。一方、第2の面11bは、回路基板11の下面であり、下壁4cに対向している。なお本発明はこれに限られるものではなく、第1の面11aが下面であり、第2の面11bが上面であってもよい。
図2および図3に示すように、複数の発熱部品12,13は、回路基板11の表裏両面に分かれて搭載されている。詳しくは、第1の発熱部品12は、回路基板11の第1の面11aに実装されている。第2の発熱部品13は、回路基板11の第2の面11bに実装されている。以下、この第1および第2の発熱部品12,13を冷却する放熱構造を本発明の一例として説明する。なお、本発明はこれに限られるものではなく、3つ以上の発熱部品を冷却する放熱構造にも適用することができる。
図2に示すように、筐体4内には、冷却ファン15、第1および第2の放熱部材16,17、並びに第1および第2のヒートパイプ18,19が収容されている。冷却ファン15は、例えば筐体4内の左周壁4bcの近傍に配置される。ここで、回路基板11には、冷却ファン15に対応する切欠きが設けられておらず、冷却ファン15は、回路基板11上に位置している。
詳しくは図3に示すように、冷却ファン15は、回路基板11に重ねて配置され、第1の面11aに対向している。すなわち本実施形態では、冷却ファン15は、回路基板11よりも上側の領域S1に設けられている。なお本発明はこれに限定されるものではなく、冷却ファン15は、回路基板11よりも下側の領域S2に設けられてもよい。
図2に示すように、冷却ファン15に対向する筐体4の左周壁4bcには、例えば複数の排気孔21が設けられている。排気孔21は、筐体4の外部に開口している。冷却ファン15は、ファンケース22と、このファンケース22内で回転駆動されるインペラ23(いわゆるファンブレード)とを有する。ファンケース22には、空気を吸い込む吸気口24と、吸い込んだ空気を吐出する吐出口25とが設けられている。
吸気口24は、例えば冷却ファン15の上面と下面にそれぞれ設けられている。吐出口25は、冷却ファン15の側面に設けられ、筐体4の排気孔21に対向している。冷却ファン15は、吐出口25から排気孔21に向いて空気を吐き出す。ここで、冷却ファン15よりも第1および第2の発熱部品12,13は、例えばポータブルコンピュータの前周壁4ba、すなわちユーザー側にあたる壁部の近くに配置されている。
図2に示すように、第1および第2の放熱部材16,17は、例えば筐体4の左周壁4bcの近傍に配置される。第1および第2の放熱部材16,17は、冷却ファン15の空気の吐出方向に沿って互いに並ぶとともに、共に冷却ファン15の吐出口25と筐体4の排気孔21との間に配置されている。第1および第2の放熱部材16,17は、冷却ファン15の空気の吐出方向を横断する向きに沿って、互いに平行に延びている。
さらに詳しく述べると、第1の放熱部材16は、冷却ファン15に隣接して設けられている。第2の放熱部材17は、冷却ファン15との間に第1の放熱部材16を挟むようにして設けられている。ここで図2および図3に示すように、本実施形態では、第1および第2の放熱部材16,17は、回路基板11に重ねて配置されている。換言すれば、回路基板11は、第1の放熱部材16に重なる領域、および第2の放熱部材17に重なる領域にも設けられている。
本実施形態では、第1および第2の放熱部材16,17は、冷却ファン15と同じ方向から回路基板11に重ねて配置されている。すなわち、第1および第2の放熱部材16,17は、それぞれ回路基板11よりも上側の領域S1に設けられ、第1の面11aに対向している。
つまり、第2の放熱部材17は、第2の発熱部品13に対して回路基板11の反対側に位置する部分17aを有する。なお本発明でいう「第2の発熱部品に対して回路基板の反対側に位置する部分を有する」とは、本実施形態のように第2の放熱部材17の全部が第2の発熱部品13に対して回路基板11の反対側に位置する場合も含む。
第1および第2の放熱部材16,17は、それぞれ複数のフィン要素27が集合して形成されたフィンユニットである。フィン要素27は、例えば矩形状に形成されるとともに、上端部および下端部が水平方向に折り曲げられた板状部材である。フィン要素27は、熱伝導率の高い例えばアルミニウムのような金属で形成されている。複数のフィン要素27は、互いの間に間隔を空けるとともに、その板面が冷却ファン15からの空気の流れ方向に沿うようにして設けられている。
第1のヒートパイプ18は、第1の発熱部品12の発する熱を第1の放熱部材16まで輸送する第1の伝熱部材の一例である。第2のヒートパイプ19は、第2の発熱部品13の発する熱を第2の放熱部材17まで輸送する第2の伝熱部材の一例である。第1および第2のヒートパイプ18,19は、内部に作動液を有し、気化熱と毛細管現象を利用して受熱端部と放熱端部との間で熱を移動させる。
図2および図3に示すように、第1の発熱部品12には、第1の受熱部材31が熱的に接続されている。第1の受熱部材31は、例えば金属で形成され、高い熱伝導性を有する。第1の発熱部品12と第1の受熱部材31との間には、例えば伝熱グリスや伝熱シートなどの熱接続部材32が介在されている。
第1のヒートパイプ18は、受熱端部である第1の端部18aと、放熱端部である第2の端部18bとを有する。第1のヒートパイプ18の第1の端部18aは、第1の受熱部材31に接続されている。図2および図3に示すように、第1のヒートパイプ18は、回路基板11の第1の面11aに沿って延びている。第1のヒートパイプ18の第2の端部18bは、回路基板11に対して第1の発熱部品12と同じ側に位置する領域で、第1の放熱部材16に接続されている。なお回路基板11に対して第1の発熱部品12と同じ側に位置する領域とは、本実施形態では回路基板11よりも上側の領域S1のことである。
図2および図3に示すように、第2の発熱部品13には、第2の受熱部材33が熱的に接続されている。第2の受熱部材33は、例えば金属で形成され、高い熱伝導性を有する。第2の発熱部品13と第2の受熱部材33との間には、熱接続部材32が介在されている。
第2のヒートパイプ19は、受熱端部である第1の端部19aと、放熱端部である第2の端部19bとを有する。第2のヒートパイプ19の第1の端部19aは、第2の受熱部材33に接続されている。図2および図3に示すように、第2のヒートパイプ19は、回路基板11の第2の面11bに沿って延びる部分19cを有する。
さらに第2のヒートパイプ19は、回路基板11に対して第2の発熱部品13と同じ側に位置する領域から第2の発熱部品13とは反対側に位置する領域まで回路基板11の厚さ方向に傾斜して延びる部分19dを有する。なお回路基板11に対して第2の発熱部品13と同じ側に位置する領域とは、本実施形態では回路基板11よりも下側の領域S2のことである。また回路基板11に対して第2の発熱部品13とは反対側に位置する領域とは、本実施形態では回路基板11よりも上側の領域S1のことである。
詳しく述べると、第2のヒートパイプ19に重なる回路基板11の周縁部の一部には、第2のヒートパイプ19が通る切欠き35が設けられている。第2のヒートパイプ19は、この切欠き35を通って回路基板11よりも上側の領域S1まで達している。そして、第2のヒートパイプ19の第2の端部19bは、回路基板11よりも上側の領域S1で第2の放熱部材17に接続されている。
ここで、第1および第2のヒートパイプ18,19は、冷却ファン15に対して互いに同じ方向から回り込んでいる。詳しく述べると、第1および第2のヒートパイプ18,19は、冷却ファン15と筐体4の前周壁4baとの間を通るようにして冷却ファン15の吐出口25に対向する領域へと回りこんでいる。
図3に示すように、ポータブルコンピュータ1は、それぞれ板ばねである第1および第2の押圧部材37,38を備える。第1の押圧部材37は、第1の受熱部材31を第1の発熱部品12に向いて押圧している。第2の押圧部材38は、第2の受熱部材33を第2の発熱部品13に向いて押圧している。
次に、ポータブルコンピュータ1の作用について説明する。
ポータブルコンピュータ1を使用すると、第1および第2の発熱部品12,13が発熱する。第1の発熱部品12が発した熱の多くは、第1のヒートパイプ18によって第1の放熱部材16まで輸送される。第2の発熱部品13が発した熱の多くは、第2のヒートパイプ19によって第2の放熱部材17まで輸送される。
冷却ファン15が駆動されると、吐出口25から空気が吐出され、第1および第2の放熱部材16,17が強制冷却される。発熱部品12,13から第1および第2の放熱部材16,17に移動した熱は、冷却ファン15から吐き出される空気よって奪われ、排気孔21を通じて筐体4の外部に排出される。これにより第1および第2の発熱部品12,13の冷却が促進される。
このような構成のポータブルコンピュータ1によれば、基板面積を大きく確保することができるとともに、高密度実装を図ることができる。すなわち、回路基板11の第1および第2の面11a,11bに分けて実装された複数の発熱部品12,13に対してそれぞれヒートパイプ18,19を熱接続するとともに、そのヒートパイプ18,19が接続される放熱部材16,17を一つの箇所に寄せ集めて一つの冷却ファン15で冷却することで、複数の発熱部品12,13の冷却を促進する冷却構造を比較的小型に収めることができる。
つまり、複数の発熱部品12,13を回路基板11の第1および第2の面11a,11bに分けて実装することで、第1のヒートパイプ18と第2のヒートパイプ19とが回路基板11の一つの面上において互いに隣り合うことを避けることができる。すなわち第1および第2のヒートパイプ18,19の引き回しの自由度が制限されにくい。この引き回しの自由度が制限されにくいと、例えばヒートパイプ18,19の短小化を図ることができる。これにより、電子機器の高密度実装を図ることができる。
例えば、ヒートパイプ18,19の引き回しに必要なスペースを考慮する必要性が小さくなると、第1および第2の発熱部品12,13を回路基板11の裏表で互いに近い位置に配置することができる。つまり、複数の発熱部品12,13を高密度に実装することができる。
また、一般にヒートパイプに重なる回路基板の領域には、実装高さが比較的高い部品は実装することが難しい。そのため、複数のヒートパイプが回路基板11の一つの面上に延びていると、回路基板11の片方の面の実装の自由度が大きく制限されてしまう。一方、本実施形態のように、複数のヒートパイプ18,19が回路基板11の両面に分かれて設けられると、回路基板11の片方の面の実装の自由度が大きく制限されることを避けることができる。
冷却ファン15が回路基板11に重ねて配置されると、例えば冷却ファン15の外形に対応した切欠きなどを設ける場合に比べて、回路基板11の基板面積を大きく確保することができる。回路基板11の基板面積を大きくすることができると、基板設計に余裕を持たせることができ、電子機器の高密度実装に寄与することができる。
例えば複数のヒートパイプが冷却ファンに対して互いに反対方向から回り込んでいると、ユーザーがポータブルコンピュータを傾けて使用する際、どちらか一方のヒートパイプがトップヒート状態になるおそれが強い。
一方、第1および第2のヒートパイプ18,19が冷却ファン15に対して互いに同じ方向から回り込むことができると、複数のヒートパイプ18,19が共にボトムヒート状態になりやすいようにレイアウト設計を行なうことができる。
例えばキーボード5を後ろ上がりに(すなわち、ユーザーから離れるにつれて高くなるように)傾斜させて使用するために、ポータブルコンピュータ1を後ろ上がりに傾斜させて使用するユーザーもいる。本実施形態に係るポータブルコンピュータ1を後ろ上がりに傾斜させると、第1および第2のヒートパイプ18,19が共に受熱端部18a,19aが下方となり放熱端部18b,19bが上方となるボトムヒートの状態となる。
第2のヒートパイプ19が、回路基板11に対して第2の発熱部品13と同じ側に位置する領域から第2の発熱部品13とは反対側に位置する領域まで回路基板11の厚さ方向に傾斜して延びていると、回路基板11の互いに反対側に位置する第2の発熱部品13と第2の放熱部材17との間の伝熱効率を高く保つことができる。
特に、第2の放熱部材17が回路基板11よりも上側の領域S1にあり、ヒートパイプである第2のヒートパイプ19が回路基板11よりも下側の領域S2から上側の領域S1に延びていると、第2のヒートパイプ19がボトムヒートの状態になりやすく、高い熱輸送力を発揮することができる。
第1の放熱部材16が、冷却ファン15と同じ方向から上記回路基板11に重ねて配置されていると、第1の放熱部材16に対応する切欠きを設ける必要がなく、回路基板11の基板面積を大きく確保することができる。第2の放熱部材17が、冷却ファン15と同じ方向から上記回路基板11に重ねて配置されていると、第2の放熱部材17に対応する切欠きを設ける必要がなく、回路基板11の基板面積を大きく確保することができる。
第2のヒートパイプ19が通る切欠き35を回路基板11に設けることで、例えば第2のヒートパイプ19が回路基板11の縁を迂回する場合に比べて、第2のヒートパイプ19の短小化および回路基板11の大型化を図ることができる。
なお、上記実施形態では、第1の発熱部品12に対応した第1の放熱部材16が冷却ファン15に隣接して設けられたが、本発明はこれに限られるものではない。回路基板11の反対側にある第2の発熱部品13に対応した第2の放熱部材17が冷却ファン15に隣接するように設けられてもよい。
なお、例えば2つの発熱部品を搭載する場合、どちらの発熱部品を第1の発熱部品12として搭載してもよい。例えば一方の発熱部品の消費電力が他方の消費電力に比べて大きい場合、その消費電力が大きい方の発熱部品が、第1および第2のヒートパイプ18,19のうち短い方の伝熱部材に熱接続するように放熱構造を設計すると、電子機器全体の冷却性能が向上する。
また、例えば傾いた状態で多く使用されることが予想される電子機器においては、ボトムヒート状態になりやすい第2のヒートパイプ19が第1のヒートパイプ18に比べて熱輸送力が安定するので、消費電力が大きい方の発熱部品を第2のヒートパイプ19に熱接続させると、電子機器全体の冷却性能が安定しやすい。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態に係る電子機器としてのポータブルコンピュータ1について、図4を参照して説明する。なお上記第1の実施形態の構成と同一または類似の機能を有する構成は、同一の符号を付してその説明を省略する。
本実施形態に係る回路基板11には、第2のヒートパイプ19が通る切欠きが設けられていない。第2のヒートパイプ19は、回路基板11の周縁を迂回して延びている。詳しく述べると、回路基板11は、排気孔21が設けられた左周壁4bcに対向する第1の縁部41と、この第1の縁部41に隣接し、例えば前周壁4baに対向する第2の縁部42とを有する。
第2のヒートパイプ19は、回路基板11を外れる領域まで一旦延びるとともに、回路基板11を外れた領域で、第2の発熱部品13とは反対側に位置する領域を向いて傾斜して延びている。これにより第2のヒートパイプ19は、回路基板11の第2の縁部42を回りこんで、回路基板11の下側から上側へと延びている。上記説明した以外のポータブルコンピュータ1の構成は上記第1の実施形態と同じである。
このような構成のポータブルコンピュータ1によれば、第1の実施形態と同様に、基板面積を大きく確保することができるとともに、高密度実装を図ることができる。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態に係る電子機器としてのポータブルコンピュータ1について、図5および図6を参照して説明する。なお上記第1の実施形態の構成と同一または類似の機能を有する構成は、同一の符号を付してその説明を省略する。
図5および図6に示すように、本実施形態に係る第2の放熱部材17は、回路基板11を外れた領域に位置している。また回路基板11には、第2のヒートパイプ19が通る切欠きが設けられていない。
第2のヒートパイプ19は、回路基板11を外れる領域まで延びるとともに、回路基板11を外れた領域で、第2の発熱部品13とは回路基板11の反対側に位置する領域を向いて傾斜して延びている。上記説明した以外のポータブルコンピュータ1の構成は上記第1の実施形態と同じである。
このような構成のポータブルコンピュータ1によれば、第1の実施形態と同様に、基板面積を大きく確保することができるとともに、高密度実装を図ることができる。
(第4の実施形態)
次に、本発明の第4の実施形態に係る電子機器としてのポータブルコンピュータ1について、図7を参照して説明する。なお上記第1の実施形態の構成と同一または類似の機能を有する構成は、同一の符号を付してその説明を省略する。
図7に示すように、本実施形態に係る第1および第2の放熱部材16,17は、互いに一体に形成されている。つまり、第1の放熱部材16のフィン要素27と第2の放熱部材17のフィン要素27が連続している。換言すると、複数のRHEのフィン部分が一体となり、一つの放熱部材45を形成している。第1および第2のヒートパイプ18,19は、その一つの放熱部材45に共に接続されている。上記説明した以外のポータブルコンピュータ1の構成は上記第1の実施形態と同じである。
このような構成のポータブルコンピュータ1によれば、第1の実施形態と同様に、基板面積を大きく確保することができるとともに、高密度実装を図ることができる。
第1および第2の放熱部材16,17が互いに一体に形成されていると、第1および第2の放熱部材17の間で空気が漏れにくくなる。さらに第1の放熱部材16のフィン要素27と第2の放熱部材17のフィン要素27とが互いにずれないため、放熱部材16,17での静圧損失が小さくなる。これらは、電子機器の冷却性能の向上に寄与する。
(第5の実施形態)
次に、本発明の第5の実施形態に係る電子機器としてのポータブルコンピュータ1について、図8および図9を参照して説明する。なお上記第1の実施形態の構成と同一または類似の機能を有する構成は、同一の符号を付してその説明を省略する。
図8および図9に示すように、本実施形態に係る回路基板11には、第2の放熱部材17の外形に対応する切欠き51が設けられている。切欠き51は、例えば第2の放熱部材17の外形に沿って設けられている。
第1の放熱部材16は、冷却ファン15に隣接して設けられるとともに、冷却ファン15と同じ方向から回路基板11に重ねて配置されている。第2の放熱部材17は、切欠き51内に収められ、回路基板11を外れて設けられている。
図9に示すように、第2の放熱部材17は、第2の発熱部品13に対して回路基板11の反対側に位置する領域から第2の発熱部品13と同じ側に位置する領域まで回路基板11の厚さ方向に沿って延びている。すなわち、第2の放熱部材17は、回路基板11よりも上側の領域S1から回路基板11よりも下側の領域S2まで延びている。
つまり、第2の放熱部材17は、回路基板11に対して第2の発熱部品13とは反対側に位置する第1の部分17aと、回路基板11に対して第2の発熱部品13と同じ側に位置する第2の部分17bとを有する。
図9に示すように、第2のヒートパイプ19は、回路基板11の第2の面11bに沿って延びている。第2のヒートパイプ19は、回路基板11に対して第2の発熱部品13と同じ側に位置する領域で第2の放熱部材17に接続されている。すなわち本実施形態では、第2のヒートパイプ19は、回路基板11よりも下側の領域S2で第2の放熱部材17の第2の部分17bに接続されている。上記説明した以外のポータブルコンピュータ1の構成は上記第1の実施形態と同じである。
このような構成のポータブルコンピュータ1によれば、第1の実施形態と同様に、基板面積を大きく確保することができるとともに、高密度実装を図ることができる。
第2の放熱部材17が、回路基板11を外れた領域に設けられるとともに、回路基板11の厚さ方向に延びており、第2のヒートパイプ19が、回路基板11に対して第2の発熱部品13と同じ側に位置する領域で第2の放熱部材17に接続されていると、第2のヒートパイプ19を回路基板11よりも上側の領域S1まで引き回す必要がなくなる。これにより、第2のヒートパイプ19の形状を単純化することができ、電子機器の高密度実装を図ることができる。
第1の放熱部材16が、冷却ファン15と同じ方向から上記回路基板11に重ねて配置されていると、第1の放熱部材16に対応する切欠きを設ける必要がなく、回路基板11の基板面積を大きく確保することができる。
回路基板11に第2の放熱部材17の外形に対応する切欠きが設けられていると、第2の放熱部材17を外れた領域では、回路基板11を大きく形成することができる。これにより回路基板11の基板面積を大きく確保することができる。
(第6の実施形態)
次に、本発明の第6の実施形態に係る電子機器としてのポータブルコンピュータ1について、図10を参照して説明する。なお上記第1の実施形態の構成と同一または類似の機能を有する構成は、同一の符号を付してその説明を省略する。
図10に示すように、筐体4内には、第1の実施形態の構成に加えて、第3および第4の放熱部材61,62、並びに第3および第4のヒートパイプ63,64が収容されている。回路基板11の第1の面11aには、第3の発熱部品65が実装されている。回路基板11の第2の面11bには、第4の発熱部品66が実装されている。第3および第4の発熱部品65,66は、それぞれ使用時に熱を発する電子部品である。
筐体4は、左周壁4bcに設けられた第1の排気孔21に加えて、例えば後周壁4bbに設けられた他の排気孔である第2の排気孔68を備える。冷却ファン15は、第1の排気孔21に対向する第1の吐出口25に加えて、第2の排気孔68に対向する他の吐出口である第2の吐出口69を有する。冷却ファン15は、第1および第2の吐出口25,69から第1および第2の排気孔21,68に向いて空気を吐出する。
第3および第4の放熱部材61,62は、冷却ファン15の第2の吐出口69と筐体4の第2の排気孔68との間に、冷却ファン15の空気の吐出方向に沿って互いに並んで配置されている。
さらに詳しく述べると、第3の放熱部材61は、冷却ファン15に隣接して設けられている。第4の放熱部材62は、冷却ファン15との間に第3の放熱部材61を挟むようにして設けられている。本実施形態では、第3および第4の放熱部材61,62は、冷却ファン15と同じ方向から回路基板11に重ねて配置されている。すなわち、第3および第4の放熱部材61,62は、それぞれ回路基板11よりも上側の領域S1に設けられている。
つまり、第4の放熱部材62は、第4の発熱部品66に対して回路基板11の反対側に位置する部分62aを有する。本実施形態では、第4の放熱部材62の全部が第4の発熱部品66に対して回路基板11の反対側に位置している。第3および第4の放熱部材61,62は、それぞれ第1および第2の放熱部材16,17と略同じ構成を有する。
第3のヒートパイプ63は、第3の発熱部品65の発する熱を第3の放熱部材61まで輸送する第3の伝熱部材の一例である。第4のヒートパイプ64は、第4の発熱部品66の発する熱を第4の放熱部材62まで輸送する第4の伝熱部材の一例である。
第3の発熱部品65には、第3の受熱部材71が熱的に接続されている。第4の発熱部品66には、第4の受熱部材72が熱的に接続されている。第3および第4の受熱部材71,72は、それぞれ例えば金属で形成され、高い熱伝導性を有する。第3および第4の発熱部品65,66と第3および第4の受熱部材71,72との間には、熱接続部材32が介在されている。
第3のヒートパイプ63は、受熱端部である第1の端部63aと、放熱端部である第2の端部63bとを有する。第3のヒートパイプ63の第1の端部63aは、第3の受熱部材71に接続されている。第3のヒートパイプ63は、回路基板11の第1の面11aに沿って延びている。第3のヒートパイプ63の第2の端部63bは、回路基板11に対して第3の発熱部品65と同じ側に位置する領域で、第3の放熱部材61に接続されている。
第4のヒートパイプ64は、受熱端部である第1の端部64aと、放熱端部である第2の端部64bとを有する。第4のヒートパイプ64の第1の端部64aは、第4の受熱部材72に接続されている。第4のヒートパイプ64は、回路基板11の第2の面11bに沿って延びる部分64cを有する。
さらに第4のヒートパイプ64は、回路基板11に対して第4の発熱部品66と同じ側に位置する領域から第4の発熱部品66とは反対側に位置する領域まで回路基板11の厚さ方向に傾斜して延びる部分64dを有する。
詳しく述べると、第4のヒートパイプ64に重なる回路基板11の周縁部の一部には、第4のヒートパイプ64が通る切欠き74が設けられている。第4のヒートパイプ64は、この切欠き74を通って回路基板11よりも上側の領域S1まで達している。そして、第4のヒートパイプ64の第2の端部64bは、回路基板11よりも上側の領域S1で第4の放熱部材62に接続されている。上記説明した以外のポータブルコンピュータ1の構成は上記第1の実施形態と同じである。
このような構成のポータブルコンピュータ1によれば、第1の実施形態と同様に、基板面積を大きく確保することができるとともに、高密度実装を図ることができる。
回路基板11の第1および第2の面11a,11bに分けて実装された複数の発熱部品12,13,65,66に対してそれぞれヒートパイプ18,19,63,64を熱接続するとともに、そのヒートパイプ18,19,63,64が接続される放熱部材16,17,61,62を寄せ集めて一つの冷却ファン15で冷却することで、複数の発熱部品12,13,65,66の冷却を促進する冷却構造をさらに小型に収めることができる。冷却ファン15が複数の吐出口25,69を有すると、ヒートパイプ18,19,63,64の引き回しの自由度が向上する。
以上、本発明の第1ないし第6の実施形態に係るポータブルコンピュータ1について説明したが、本発明はこれらに限定されるものではない。第1ないし第6の実施形態に係る各構成要素は、適宜組み合わせて用いることができる。例えば第4および第6の実施形態においても、第2の実施形態のように第2のヒートパイプ19が回路基板11の縁部を迂回してもよく、第3の実施形態にように第2の放熱部材17が回路基板11を外れた領域に設けられてもよい。
また第6の実施形態において、第3および第4の放熱部材61,62が互いに一体に形成されていてもよい。なお上記第1ないし第6の実施形態では、第1および第2のヒートパイプ18,19は、冷却ファン15に対して互いに同じ方向から回り込んでいるが、本発明はこれに限定されるものではない。
なお上記第1ないし第6の実施形態では冷却ファン15と放熱部材16,17とが別ピースとして形成されているが、本発明は、冷却ファン15と放熱部材16,17とが一体に設けられた放熱構造体に対しても適用することができる。例えばファンケースの一部(例えば天板)が延びており、その延びたファンケースにフィンが一体に設けられている放熱構造体がある。このような放熱構造体においては、ファンケース内で回転駆動されるインペラが本発明でいう「冷却ファン」、ファンケースと一体に設けられたフィンが本発明でいう「放熱部材」、ファンケース内における上記インペラと上記フィンとの間の空間が本発明でいう「吐出口」にそれぞれ該当する。
本発明でいう「回路基板に重ねて配置されている」とは、対象物(例えば第1放熱部材または第2の放熱部材など)の全部が回路基板に重ねて配置される場合に加えて、対象物の一部が回路基板に重ねて配置される場合も含む。
本発明の第1の実施形態に係るポータブルコンピュータの斜視図。 図1中に示されたポータブルコンピュータの内部の斜視図。 図2中に示されたポータブルコンピュータのF3−F3線に沿う断面図。 本発明の第2の実施形態に係るポータブルコンピュータの内部の斜視図。 本発明の第3の実施形態に係るポータブルコンピュータの内部の斜視図。 図5中に示されたポータブルコンピュータのF6−F6線に沿う断面図。 本発明の第4の実施形態に係るポータブルコンピュータの内部の斜視図。 本発明の第5の実施形態に係るポータブルコンピュータの内部の斜視図。 図8中に示されたポータブルコンピュータのF9−F9線に沿う断面図。 本発明の第6の実施形態に係るポータブルコンピュータの内部の斜視図。
符号の説明
1…ポータブルコンピュータ、4…筐体、11…回路基板、11a…第1の面、11b…第2の面、12…第1の発熱部品、13…第2の発熱部品、15…冷却ファン、16…第1の放熱部材、17…第2の放熱部材、18…第1のヒートパイプ、19…第2のヒートパイプ、21,68…排気孔、25,69…吐出口、35,74…切欠き、51…切欠き、61…第3の放熱部材、62…第4の放熱部材、63…第3のヒートパイプ、64…第4のヒートパイプ、65…第3の発熱部品、66…第4の発熱部品。

Claims (10)

  1. 排気孔が設けられた筐体と、
    上記筐体に収容されるとともに、第1の面と、この第1の面の裏側に形成された第2の面とを有する回路基板と、
    上記回路基板の第1の面に実装された第1の発熱部品と、
    上記回路基板の第2の面に実装された第2の発熱部品と、
    上記筐体に収容されるとともに、上記回路基板に重ねて配置され、上記回路基板の第1の面に対向する冷却ファンと、
    上記冷却ファンと上記排気孔との間に配置された第1の放熱部材と、
    上記回路基板の第1の面に沿って延びるとともに、上記第1の発熱部品の発する熱を上記第1の放熱部材まで輸送する第1の伝熱部材と、
    上記冷却ファンと上記排気孔との間に上記第1の放熱部材と並んで配置され、上記第2の発熱部品に対して上記回路基板の反対側に位置する部分を有する第2の放熱部材と、
    上記回路基板の第2の面に沿って延びる部分を有するとともに、上記第2の発熱部品の発する熱を上記第2の放熱部材まで輸送する第2の伝熱部材と、
    を具備することを特徴とする電子機器。
  2. 請求項1に記載の電子機器において、
    上記第1の放熱部材は、上記冷却ファンに隣接して設けられるとともに、上記冷却ファンと同じ方向から上記回路基板に重ねて配置されていることを特徴とする電子機器。
  3. 請求項2に記載の電子機器において、
    上記第2の放熱部材は、上記冷却ファンとの間に上記第1の放熱部材を挟むようにして設けられるとともに、上記冷却ファンと同じ方向から上記回路基板に重ねて配置されていることを特徴とする電子機器。
  4. 請求項3に記載の電子機器において、
    上記第2の伝熱部材は、上記回路基板に対して上記第2の発熱部品と同じ側に位置する領域から上記第2の発熱部品とは反対側に位置する領域まで上記回路基板の厚さ方向に傾斜して延びるとともに、上記回路基板に対して上記第2の発熱部品とは反対側に位置する領域で上記第2の放熱部材に接続されていることを特徴とする電子機器。
  5. 請求項4に記載の電子機器において、
    上記回路基板には、切欠きが設けられ、
    上記第2の伝熱部材は、上記切欠きを通って上記回路基板に対して上記第2の発熱部品とは反対側に位置する領域まで達していることを特徴とする電子機器。
  6. 請求項5に記載の電子機器において、
    上記第1の放熱部材および上記第2の放熱部材は、互いに一体に形成されていることを特徴とする電子機器。
  7. 請求項5に記載の電子機器において、
    上記回路基板の第1の面に実装された第3の発熱部品と、
    上記回路基板の第2の面に実装された第4の発熱部品と、
    上記筐体に収容された第3の放熱部材と、
    上記筐体に収容された第4の放熱部材と、
    上記第3の発熱部品の発する熱を上記第3の放熱部材まで輸送する第3の伝熱部材と、
    上記第4の発熱部品の発する熱を上記第4の放熱部材まで輸送する第4の伝熱部材と、
    を備え、
    上記筐体は、他の排気孔を有し、上記冷却ファンは、上記排気孔に向いて空気を吐き出す第1の吐出口と、上記他の排気孔に向いて空気を吐き出す第2の吐出口とを有し、上記第1の放熱部材および上記第2の放熱部材は、上記冷却ファンの第1の吐出口と上記排気孔との間に互いに並んで配置されており、上記第3の放熱部材および上記第4の放熱部材は、上記冷却ファンの第2の吐出口と上記他の排気孔との間に互いに並んで配置されていることを特徴とする電子機器。
  8. 請求項1に記載の電子機器において、
    上記第2の放熱部材は、上記回路基板を外れた領域に設けられるとともに、上記回路基板に対して上記第2の発熱部品とは反対側に位置する領域から上記第2の発熱部品と同じ側に位置する領域まで上記回路基板の厚さ方向に延びており、
    上記第2の伝熱部材は、上記回路基板の第2の面に沿って延びるとともに、上記回路基板に対して上記第2の発熱部品と同じ側に位置する領域で上記第2の放熱部材に接続されていることを特徴とする電子機器。
  9. 請求項8に記載の電子機器において、
    上記第1の放熱部材は、上記冷却ファンに隣接して設けられるとともに、上記冷却ファンと同じ方向から上記回路基板に重ねて配置されていることを特徴とする電子機器。
  10. 請求項9に記載の電子機器において、
    上記回路基板には、上記第2の放熱部材の外形に対応する切欠きが設けられていることを特徴とする電子機器。
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