JP2009128301A - 磁気リニア測定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】MR素子部の占有面積が小さくなり、センサ部の形状を小さくすることができるとともに、MR素子部に加わる応力による抵抗値の変化を抑制することができ、MR素子部の基材としてガラスを使用することができる磁気リニア測定装置を提供する。
【解決手段】MR素子16は、強磁性体金属の蒸着薄膜によって磁気抵抗効果を奏する同じ抵抗パターンR1,R2が形成された2つの基材20,21が、抵抗パターンR1,R2がピストン13と一体移動する磁石Mの移動方向に沿って並ぶように基板22上に実装されるとともに、2つの抵抗パターンR1,R2が電気的に直列に接続されている。MR素子16及びMR素子16の出力を処理するアナログ増幅回路17が回路基板15に実装されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、磁気リニア測定装置に係り、詳しくは、移動する磁石からの磁界により磁気抵抗効果を奏する磁気抵抗効果素子(以下、適宜「MR素子」と称す。)の出力に基づいて磁石と一体に移動する物体の変位を検出する磁気リニア測定装置に関する。
従来からシリンダのピストン、電磁弁のスプール等の直線運動を行う移動体の変位を検出(測定)するのに、MR素子を利用した磁気リニア測定装置が使用されている。そのような測定装置として、直線的に移動する被測定物に装着された磁石と、前記磁石の移動経路と対応する位置に配設されたMR素子と、前記磁石の磁界に伴うMR素子の出力を処理する処理回路とを有する装置が提案されている(特許文献1参照。)。図10に示すように、MR素子61は、基板62上に強磁性体金属の蒸着薄膜によって形成した強磁性体磁気抵抗素子(以下、抵抗パターンという)を磁電変換素子として構成したものであり、つづら折り状に蒸着された2つの抵抗パターンR1,R2が直列に形成されている。そして、抵抗パターンR1,R2間の距離T1が、磁石Mの幅Wの0.5〜3.0倍の間に設定されている。MR素子61は、その両端部に端子63,64が設けられ、抵抗パターンR1,R2の中点に端子65が設けられている。そして、図11に示すように、MR素子61は、端子63が接地され、端子64には電源Vccが接続されて一定電圧がかけられ、抵抗パターンR1,R2間の端子65には、その出力電圧を電気的に処理する処理回路66が接続されている。また、その処理回路66には、磁石Mの変位、即ちシリンダの出力を表示する表示装置67が接続されている。
特開平11−118411号公報
磁石Mの移動に伴うMR素子61のリニア出力区間を広くするためには、図11におけるX方向の寸法が長くなる。また、MR素子から出力された信号を処理するアナログ増幅回路などを構成する電子部品は、ノイズの影響を受け難くするために同一基板上に実装するのが最良である。しかし、これらの部品を同一基板上に実装するためには、基板を大きくする必要があり、結果として磁気リニア測定装置のセンサ部の形状が大きくなってしまい、それを搭載した機器の設置性能(設置のし易さ)が低下してしまう。
また、基材上に蒸着された強磁性薄膜抵抗体は歪ゲージともなり得るため、基材面積が大きいと、小さな外力が加わっただけでも基材が変形して抵抗値が変化してしまい、正確な磁気リニア測定装置を構成するのが難しい。また、一般的にこのような磁気リニア測定装置は、水や油が飛散する場所でも使用できるようにするためにMR素子部をエポキシ樹脂などでモールドして保護するが、この樹脂の線膨張係数の関係で外気温が変動すると収縮膨張により応力が発生し、抵抗値の変化がMR素子の出力電圧の変化として現れ、検出精度が悪くなる。モールド樹脂の悪影響を無くすため、MR素子を形成する基材をガラス板からより硬度の高い石英に変更する方策もあるが、MR素子のコストが数倍以上に大幅にアップするという問題がある。
本発明は、前記の問題に鑑みてなされたものであって、その目的はMR素子部の占有面積が小さくなり、センサ部の形状を小さくすることができるとともに、MR素子部に加わる応力による抵抗値の変化を抑制することができ、MR素子部の基材としてガラスを使用することができる磁気リニア測定装置を提供することにある。
前記の目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、強磁性体金属の蒸着薄膜によって磁気抵抗効果を奏する同じ抵抗パターンが形成された2つの基材が、前記抵抗パターンが被検知物体と一体移動する磁石の移動方向に沿って並ぶように基板上に実装されるとともに、前記2つの抵抗パターンが電気的に直列に接続されて構成された磁気抵抗効果素子及び前記磁気抵抗効果素子の出力を処理する処理回路が回路基板に実装されている。
この発明では、被検知物体と一体移動する磁石の磁界により各抵抗パターンに抵抗変化が生じるが、そこから取り出された電圧変化による出力は、広範囲にわたってリニアに変化する比例出力領域を得ることができる。両抵抗パターンは1つの基材上に形成されるのではなく、各抵抗パターンが異なる基材上に形成され、その基材が基板上に実装される。したがって、2つの基材の合計面積を、2つの抵抗パターンを1つの基材上に形成する場合の基材の面積より小さくすることができ、磁気抵抗効果素子部の占有面積が小さくなり、センサ部の形状を小さくすることができる。また、基材の面積が小さくなることにより、基材上に蒸着された強磁性薄膜抵抗体が歪ゲージとして機能することが抑制され、磁気抵抗効果素子部の基材として、ガラスのように石英に比較して硬度が低い材質を使用することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記基材の材質としてガラスが使用されている。この発明では、磁気抵抗効果を奏する抵抗パターンを蒸着する基材として、石英のように高価な材質ではなく安価に入手できるガラスが使用されているため、製造コストを大幅(数分の一)に低減することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記基材には前記抵抗パターンの端部に電気的に接続された端子が2つ形成されており、前記2つの抵抗パターンを電気的に直列に接続するのに使用された残りの2つの端子の一方の端子が電源に接続され、他方の端子が接地される。この発明では、基材には磁気リニア測定装置の磁気抵抗効果素子を構成するのに必要なパターンで一つの抵抗パターンを形成すればよいため、基材の面積をより小さくすることができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記抵抗パターンは前記基材上に向きが異なる状態で形成された2つのパターンから構成されるとともに、前記2つのパターンの中間に共通端子が形成され、2つのパターンの前記共通端子と反対側の端部に端子がそれぞれ形成され、前記両抵抗パターンの同じ一方のパターン同士を前記共通端子を介して電気的に直列に接続し、各一方のパターンに接続された端子の一方が電源に接続され、他方が接地される。
磁気リニア測定装置の磁気抵抗効果素子を構成する抵抗パターンは、つづら折り状にパターン形成されたものがつづら折れの方向が磁石の移動方向と直交する同じ向きで一列に配置した状態で使用される。基材上に向きが異なる状態で形成された2つのパターンから構成された抵抗パターンをそのまま電気的に直列に接続したのでは、磁気リニア測定装置の磁気抵抗効果素子としては使用できない。しかし、2つのパターンのうち同じ一方のパターン同士を共通端子を介して電気的に直列に接続することにより、磁気リニア測定装置の磁気抵抗効果素子として使用できる。基材上に向きが異なる状態で形成された2つのつづら折り状パターンで構成される抵抗パターンを備えた素子は、携帯電話、ノートパソコンなどの開閉検出用スイッチの部品として市販されており、容易にしかも一つのつづら折り状パターンを基材上に有する素子を新たに製造するより安価に入手することができる。したがって、この発明では、磁気リニア測定装置の磁気抵抗効果素子としては不要な抵抗パターンも備えた市販品の素子を利用して製造コストを低減することが可能になる。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の発明において、前記基板には、前記2つの基材を抵抗パターンの距離を変更可能に前記基板に実装するため、前記基材の端子を電気的に接続可能な複数のパッドを一直線上に配置したパッド列が少なくとも2列設けられている。
磁気抵抗効果素子を構成する2つの抵抗パターンの距離を変更することにより、磁気リニア測定装置の出力がリニアに変化する範囲を変更することができる。磁気抵抗効果素子の製造には、フォトエッチングを応用した方式を採用しており、必ず版下と呼ばれる治具が必要となる。そして、従来技術のように2つの抵抗パターンを1つの基材上に蒸着で形成する場合は、抵抗パターン間の距離が異なる磁気抵抗効果素子の製造用に、それぞれ別の版下が必要になる。しかし、この発明では、同じ抵抗パターンが形成された2つの基材を、基板上に形成された2列のパッド列の中から選択したパッド上に実装することにより、2つの抵抗パターンの距離を変更することができる。したがって、2つの抵抗パターンの距離に合わせた版下を距離の種類分準備する必要がなく、版下(治具)の管理が容易になる。
本発明によれば、MR素子部の占有面積が小さくなり、センサ部の形状を小さくすることができるとともに、MR素子部に加わる応力による抵抗値の変化を抑制することができ、MR素子部の基材としてガラスを使用することができる磁気リニア測定装置を提供することができる。
(第1の実施形態)
以下、本発明を流体圧シリンダ用位置検出装置に具体化した第1の実施形態を図1〜図4にしたがって説明する。
流体圧シリンダ用位置検出装置としての磁気リニア測定装置は、流体圧シリンダにおいてピストン位置検出のために使用される。図1(a)に示すように、磁気リニア測定装置11は、流体圧シリンダ12の外周面にピストン13の移動方向に沿って延びるように形成された取付け溝(図示せず)に取り付けられる。被検知物体としてのピストン13の外周面に収容溝14が形成され、収容溝14には磁石Mが固定されている。磁気リニア測定装置11は磁石Mがピストン13と共に所定範囲を移動した時に出力信号を発するように構成されている。
磁気リニア測定装置11は各種の電子部品を備えている。これらの電子部品は全て表面実装部品であって、回路基板15上に実装されている。回路基板15にはMR素子(磁気抵抗素子)16、処理回路としてのアナログ増幅回路17及び図示しないトランジスタや抵抗等の電子部品が半田付けにより表面実装されている。そして、各種電子部品及び回路基板15は樹脂製のケース19内に収容されている。
図1(b)に示すように、MR素子16は、強磁性体金属の蒸着薄膜によって磁気抵抗効果を奏する同じ抵抗パターンR1,R2が形成された2つの基材20,21が、抵抗パターンR1,R2がピストン13と一体移動する磁石Mの移動方向に沿って並ぶように基板22上に実装されている。基材20,21としては一般のガラスが使用されている。
各抵抗パターンR1,R2は、つづら折り状に形成されたつづら折り部23を有し、つづら折り部23の両端が基材20,21上に形成された端子24,25,26,27に電気的に接続されている。両基材20,21は、つづら折り状に形成されたつづら折り部23が、つづら折りの長辺と直交する仮想線が磁石Mの移動方向、即ち図に示す矢印X方向と平行になるように配置されている。そして、各つづら折り部23の中央を基準位置r1,r2とし、両基準位置r1,r2間の距離T1は、磁石Mの幅(移動方向の長さ)Wとの関係で所定範囲(磁石Mの幅Wの0.5倍〜3.0倍)の値に設定される。
MR素子16は、感度を良くするため、磁気リニア測定装置11の使用状態において、磁石Mに対して縦置きになるように配置されている。縦置きとは、取付け溝に沿って位置検出装置を取り付けた状態において、各抵抗パターンR1,R2のつづら折り部23が、つづら折りの長辺が磁石Mの移動方向と直交し、かつMR素子16の基板22の一方の端面がピストン13に装着された環状の磁石Mと対向可能に配置された状態を意味する。
MR素子16は、回路基板15に実装された状態で、図2に示すように、抵抗パターンR1の端子26と抵抗パターンR2の端子25とが電気的に接続されるとともに、アナログ増幅回路17に接続される。また、残りの2つの端子24,27の一方の端子24が電源Vccに接続され、他方の端子27が接地(GNDに接続)される。抵抗パターンR1,R2の磁界による抵抗の変化は非常に小さいため、アナログ増幅回路17は、MR素子16の出力と基準電圧との差を差動増幅器(オペアンプ)で増幅した後、差動増幅器の出力電圧に基準電圧を加算回路で加算するようになっている。基準電圧としては抵抗パターンR1,R2の抵抗値が同じ場合のMR素子16の出力電圧、即ち電源Vccの1/2の電圧が用いられている。
次に前記のように構成された磁気リニア測定装置11の作用を説明する。磁気リニア測定装置11は流体圧シリンダ12の所定位置に取り付けられるとともに、図示しないリード線を介して例えば、プログラマブルコントローラに接続されて使用される。磁石Mを備えたピストン13が流体圧シリンダ12内を移動すると、MR素子16に対して磁石Mが変位することとなる。例えば、ピストン13がヘッド側からピストン13の突出側に移動すると、磁石Mは、図1(b)の矢印X方向へ移動し、磁石Mが抵抗パターンR2から抵抗パターンR1へかけて、つづら折り状の抵抗パターンを横切るように移動する。この場合、抵抗パターンR1,R2に対して磁石Mの磁界がX方向に働いて抵抗値が減少する。磁石Mが抵抗パターンR1側を移動中には、MR素子16には直接変位測定に寄与する磁力線(主磁力線)は抵抗パターンR1にのみ印加され、抵抗パターンR2には変位測定に直接寄与しない磁力線(余磁力線)が印加される。また、磁石Mが抵抗パターンR2側を移動中には、主磁力線が抵抗パターンR2にのみ印加され、抵抗パターンR1には余磁力線が印加される。そのため、磁石Mの移動に伴って変化する抵抗値によってMR素子16からの出力電圧が変化し、アナログ増幅回路17で増幅されてリニアな出力特性が得られる。
詳述すると、MR素子16の出力電圧Viは、抵抗パターンR1の抵抗値をR1、抵抗パターンR2の抵抗値をR2とすると、Vi={R1/(R1+R2)}Vccで表される。そして、抵抗パターンR1,R2は同じに形成されているため、両抵抗パターンR1,R2が磁石Mの磁界の影響を同じに受ける状態では抵抗値が同じになるため、出力電圧Viは変化しないが、磁界の影響が異なる場合は、出力電圧Viの値が変化する。磁石Mが抵抗パターンR2の中央と対応する位置である基準位置r2にピストン13が移動した状態で抵抗パターンR2の抵抗値が最も小さくなり、ピストン13が矢印X方向へ移動するにしたがって抵抗パターンR2の抵抗値は大きくなる。その間、Viは磁石Mが基準位置r2にピストン13が移動した状態で最大となり、磁石Mが抵抗パターンR2と抵抗パターンR1との間の中央と対応する位置にピストン13が移動した状態で最小となる。そして、アナログ増幅回路17からの出力、即ち磁気リニア測定装置11の出力は、磁石Mが基準位置r2にピストン13が移動した状態で最小となり、磁石Mが抵抗パターンR2と抵抗パターンR1との間の中央と対応する位置にピストン13が移動した状態で最大となる。
一方、磁石Mが抵抗パターンR1の中央と対応する位置である基準位置r1にピストン13が移動した状態で抵抗パターンR1の抵抗値が最も小さくなり、ピストン13が矢印X方向と逆方向へ移動するにしたがって抵抗パターンR1の抵抗値は大きくなる。その間、Viは磁石Mが基準位置r1にピストン13が移動した状態で最小となり、磁石Mが抵抗パターンR2と抵抗パターンR1との間の中央と対応する位置にピストン13が移動した状態で最大となる。そして、アナログ増幅回路17からの出力、即ち磁気リニア測定装置11の出力は、磁石Mが基準位置r1にピストン13が移動した状態で最大となり、磁石Mが抵抗パターンR2と抵抗パターンR1との間の中央と対応する位置にピストン13が移動した状態で最小となる。また、磁石Mが抵抗パターンR2及び抵抗パターンR1の間の中央と対応する位置にピストン13が移動した状態では両抵抗パターンR1,R2の抵抗値は同じになる。
以上のことから、磁石Mが基準位置r2から基準位置r1まで移動する間の磁気リニア測定装置11の出力電圧は、磁石Mが基準位置r2で最小となり、磁石Mがr1で最大となるように変化する比例出力となる。磁気リニア測定装置11の出力は、プログラムコントローラに入力される。そして、例えば、その出力信号に基づいて表示部に磁石Mの変位が表示される。磁石Mの変位とは、例えば基準位置r1を磁石Mの始動位置と一致させてゼロ点とし、そこからの距離を表示させたものである。
2種類の磁気リニア測定装置11を作製して、実験を行った結果を図3及び図4に示す。図3は電源Vcc=5V、距離T1(センサピッチ)=10mm、磁石幅W=5mmとして実際に実験を行った場合の結果(試験データ1)であり、図4は電源Vcc=5V、距離T1(センサピッチ)=8mm、磁石幅W=5mmとした場合の結果(試験データ2)である。試験データ1では磁石Mの約10mmの移動距離においてほぼリニアな出力が得られ、試験データ2では約7mmの区間でほぼリニアな出力が得られた。
なお、抵抗パターンR1,R2は温度依存性が高く、常温(例えば、25℃)に対して温度が高くなると磁気抵抗変化率が低下し、温度が低くなると磁気抵抗変化率が増加する。この変化率は常温における初期抵抗値を基準としたパーセンテージで表現するために抵抗パターンR1と抵抗パターンR2との抵抗値に大きな差がある場合は、アナログ増幅回路17に入力される信号は温度によって大きく振れることになる。2つの素子を同一機材上に蒸着した場合は、抵抗パターンが同一長さで構成されていれば膜厚も両者均一に製造できるために、略同一抵抗値となり互いの相殺によって変化を防ぐことができる。この実施形態では、抵抗パターンR1,R2はそれぞれ異なる基材20,21上に形成されるが、それらの基材20,21は抵抗パターンR1,R2の蒸着作業を複数個一括して実施するために、同一ロットであれば抵抗値のばらつきを抑えられるので、同一ロット同士の組み合わせで使用を行うことで支障はない。
この実施形態によれば、以下に示す効果を得ることができる。
(1)磁気リニア測定装置11は、磁気抵抗効果を奏する同じ抵抗パターンR1,R2が形成された2つの基材20,21が、抵抗パターンR1,R2がピストン13と一体移動する磁石Mの移動方向に沿って並ぶように基板22上に実装され、2つの抵抗パターンR1,R2が電気的に直列に接続されて構成されたMR素子16を備えている。したがって、2つの基材20,21の合計面積を、2つの抵抗パターンR1,R2を1つの基材上に形成する場合の基材の面積より小さくすることができ、MR素子部の占有面積が小さくなり、センサ部即ちMR素子16の形状を小さくすることができる。また、基材20,21の面積が小さくなることにより、基材20,21上に蒸着された強磁性薄膜抵抗体が歪ゲージとして機能すること、即ちMR素子部に加わる応力による抵抗値の変化を抑制することができ、MR素子部の基材20,21として、ガラスのように石英に比較して硬度が低い材質を使用することができる。
(2)基材20,21の材質としてガラスが使用されているため、製造コストを大幅(数分の一)に低減することができる。
(3)基材20,21には抵抗パターンR1,R2の端部に電気的に接続された端子が2つ形成されており、2つの抵抗パターンR1,R2を電気的に直列に接続するのに使用された残りの2つの端子の一方の端子が電源Vccに接続され、他方の端子が接地される。したがって、基材20,21には磁気リニア測定装置11のMR素子16を構成するのに必要なパターンで一つの抵抗パターンR1,R2が形成されればよいため、基材20,21の面積をより小さくすることができる。
(第2の実施形態)
次に第2の実施形態を図5を参照しながら説明する。この実施形態はMR素子16を構成する基板22の構成が第1の実施形態と異なっており、その他の構成は第1の実施形態と同じであるため異なる部分について説明する。なお、第1の実施形態と同様の部分については同じ符号を付して詳しい説明を省略する。
2つの基材20,21を抵抗パターンR1,R2の距離を変更可能に基板22に実装するため、基板22には、基材20,21の端子を電気的に接続可能な複数のパッド28a,29aを一直線上に配置した2列のパッド列28,29が設けられている。図5では、各パッド列28,29はそれぞれ合計8個ずつのパッド28a,29aを有する。例えば、基材20,21を二点鎖線のAで示す位置になるようにパッド列28,29と接続すれば距離は最大になり、基材20,21を二点鎖線のBで示す位置になるようにパッド列28,29と接続すれば距離は最小になる。そして、パッド28a,29aに対する接続位置を変更することにより全部で距離を5段階で変更することが可能になる。
MR素子16を構成する2つの抵抗パターンR1,R2の距離を変更することにより、磁気リニア測定装置11の出力がリニアに変化する範囲を変更することができる。MR素子16の製造には、フォトエッチングを応用した方式を採用しており、必ず版下と呼ばれる治具が必要となる。そして、従来技術のように2つの抵抗パターンを1つの基材上に蒸着で形成する場合は、抵抗パターン間の距離が異なるMR素子の製造用に、それぞれ別の版下が必要になる。しかし、この実施形態では、同じ抵抗パターンR1,R2のいずれか一つが形成された2つの基材20,21を、基板22上に形成された2列のパッド列28,29のパッド28a,29aを選択して実装することにより、2つの抵抗パターンR1,R2の距離を変更することができる。
したがって、この実施形態においては、第1の実施形態における効果(1)〜(3)と同様な効果を有する他に次の効果を有する。
(4)基板22には、2つの基材20,21を抵抗パターンR1,R2の距離を変更可能に基板22に実装するため、基材20,21の端子を電気的に接続可能な複数のパッド28a,29aを一直線上に配置したパッド列28,29が2列設けられている。したがって、2つの抵抗パターンR1,R2を一つの基材上に形成する従来技術と異なり、距離に合わせた版下を距離の異なるMR素子16の種類分準備する必要がなく、版下(治具)の管理が容易になる。
(第3の実施形態)
次に第3の実施形態を図6及び図7を参照しながら説明する。この実施形態はMR素子16を構成する抵抗パターンの形状が第1の実施形態と異なっており、その他の構成は第1の実施形態と同じであるため異なる部分について説明する。なお、第1の実施形態と同様の部分については同じ符号を付して詳しい説明を省略する。
図6に示すように、MR素子16を構成する各基材20,21上に形成された抵抗パターンR11,R12は、基材20,21上につづら折り状部の向きが異なる状態で形成された2つのパターンR11a,R11b及びパターンR12a,R12bから構成されている。各2つのパターンR11a,R11b及びパターンR12a,R12bの中間に共通端子31,32がそれぞれ形成され、各2つのパターンR11a,R11b及びパターンR12a,R12bの共通端子31,32と反対側の端部に端子33,34,35,36がそれぞれ形成されている。そして、両基材20,21は、両抵抗パターンR11,R12の同じ一方のパターンR11a,R12aが、つづら折りの長辺と直交する仮想線が磁石Mの移動方向、即ち図6に示す矢印X方向と平行になるように、基板22上に配置されている。
MR素子16は、回路基板15上に実装された状態で、図7に示すように、両抵抗パターンR11,R12の同じ一方のパターンR11a,R12a同士が共通端子31,32を介して電気的に直列に接続される。また、各一方のパターンR11a,R12aに接続された端子33,34の一方の端子34が電源Vccに接続され、他方の端子33が接地される。そして、共通端子31,32の接続点がアナログ増幅回路17の入力部に接続される。
磁気リニア測定装置11の磁気抵抗効果素子を構成する抵抗パターンは、つづら折り状にパターン形成されたものがつづら折れの方向が磁石の移動方向と直交する同じ向きで一列に配置した状態で使用される。基材20,21上に向きが異なる状態で形成された2つのパターンR11a,R11b及びパターンR12a,R12bから構成された抵抗パターンR11,R12をそのまま電気的に直列に接続したのでは、磁気リニア測定装置11の磁気抵抗効果素子としては使用できない。しかし、2つのパターンR11a,R11b及びパターンR12a,R12bのうち同じ一方のパターンR11a,R12a同士を共通端子31,32を介して電気的に直列に接続することにより、磁気リニア測定装置11の磁気抵抗効果素子として使用できる。
基材上に向きが異なる状態で形成された2つのつづら折り状パターンで構成される抵抗パターンを備えた素子は、携帯電話、ノートパソコンなどの開閉検出用スイッチの部品として市販されており、容易にしかも一つのつづら折り状パターンを基材上に有する素子を新たに製造するより安価に入手することができる。また、同一製造ロット同士の2個の汎用MR素子を使用すれば、温度による出力の振れも改善される。
したがって、この実施形態においては、第1の実施形態における効果(1)〜(3)と同様な効果を有する他に次の効果を有する。
(5)この実施形態では、抵抗パターンR11,R12は基材20,21上に向きが異なる状態で形成された2つのパターンR11a,R11b、R12a,R12bから構成されるとともに、2つのパターンR11a,R12aの中間に共通端子31,32が形成されている。両抵抗パターンR11,R12の同じ一方のパターンR11a,R12a同士が共通端子31,32を介して電気的に直列に接続され、各パターンR11a,R12aに接続された端子33,34の一方の端子33が電源Vccに接続され、他方の端子34が接地される。したがって、携帯電話、ノートパソコンなどの開閉検出用スイッチの部品として市販されており、磁気リニア測定装置11の磁気抵抗効果素子としては不要な抵抗パターンも備えた市販品の素子を利用して製造コストを低減することが可能になる。
なお、本実施形態は以下のように変更してもよい。
・ 第2の実施形態のようにパッド列28,29を設けて基材20,21の配置間隔を複数段階で調整可能にする構成において、図8に示すように、パッド列28,29に加えて、パッド28a,29aの間隔と異なる間隔で配置されたパッド37a,38aからなる別の2列のパッド列37,38を基板22上に設けてもよい。この場合、基板22の面積を大きくせずに、基材20,21の配置間隔、即ち両基準位置r1,r2の距離T1をより多くの段階で調整することができる。
・ 抵抗パターンR1,R2を、そのつづら折り状の折り返し部の間隔を一定ではなく次第に拡がるように形成し、図9に示すように、基材20,21を基板22上に配置した状態において、基材20,21の中間部からの距離が遠くなるほど間隔が近くなるように基板22上に実装する。この場合、距離T1が同じでも基板22の抵抗パターンR1,R2の最大距離を短くすることができる。
・ 基板22の材質はガラスに限らず、例えば、石英や他のセラミックスであってもよい。
・ 磁石Mの幅Wは、5mmに限らず、磁石Mの強さや磁石MとMR素子16との距離によって、5mmより大きくても、小さくてもよい。
・ 磁気リニア測定装置11が適用されるのは流体圧シリンダに限らず、例えば、電磁弁のスプールのように直線運動を行う移動体の変位を検出(測定)するのに適用してもよい。
・ 磁石Mは環状ではなく、ピストン13の周方向一部にのみ固定される構成としてもよい。
・ MR素子16は、磁気リニア測定装置11の使用状態において、磁石Mに対して縦置きではなく、基板22が環状の磁石Mの周面と接する平面と平行になるように配置されていてもよい。
第1の実施形態を示し、(a)は磁気リニア測定装置と流体圧シリンダとの関係を示す模式図、(b)はMR素子と基板の関係を示す模式図。 MR素子の回路図。 MR素子の出力特性を示すグラフ。 MR素子の出力特性を示すグラフ。 第2の実施形態における基板の模式図。 第3の実施形態におけるMR素子と基板の関係を示す模式図。 同じくMR素子の回路図。 別の実施形態における基板の模式図。 別の実施形態における基材と基板との関係を示す模式図。 従来技術のMR素子の模式図。 同じく磁気リニア測定装置のブロック図。
符号の説明
M…磁石、R1,R2,R11,R12…抵抗パターン、T1…距離、Vcc…電源、R11a,R11b,R12a,R12b…パターン、15…回路基板、16…MR素子(磁気抵抗素子)、17…処理回路としてのアナログ増幅回路、20,21…基材、22…基板、24,25,26,27,33,34,35,36…端子、28,29,37,38…パッド列、28a,29a,37a,38a…パッド、31,32…共通端子。

Claims (5)

  1. 強磁性体金属の蒸着薄膜によって磁気抵抗効果を奏する同じ抵抗パターンが形成された2つの基材が、前記抵抗パターンが被検知物体と一体移動する磁石の移動方向に沿って並ぶように基板上に実装されるとともに、前記2つの抵抗パターンが電気的に直列に接続されて構成された磁気抵抗効果素子及び前記磁気抵抗効果素子の出力を処理する処理回路が回路基板に実装されていることを特徴とする磁気リニア測定装置。
  2. 前記基材の材質としてガラスが使用されている請求項1に記載の磁気リニア測定装置。
  3. 前記基材には前記抵抗パターンの端部に電気的に接続された端子が2つ形成されており、前記2つの抵抗パターンを電気的に直列に接続するのに使用された残りの2つの端子の一方の端子が電源に接続され、他方の端子が接地される請求項1又は請求項2に記載の磁気リニア測定装置。
  4. 前記抵抗パターンは前記基材上に向きが異なる状態で形成された2つのパターンから構成されるとともに、前記2つのパターンの中間に共通端子が形成され、2つのパターンの前記共通端子と反対側の端部に端子がそれぞれ形成され、前記両抵抗パターンの同じ一方のパターン同士を、前記共通端子を介して電気的に直列に接続し、各一方のパターンに接続された端子の一方が電源に接続され、他方が接地される請求項1又は請求項2に記載の磁気リニア測定装置。
  5. 前記基板には、前記2つの基材を抵抗パターンの距離を変更可能に前記基板に実装するため、前記基材の端子を電気的に接続可能な複数のパッドを一直線上に配置したパッド列が少なくとも2列設けられている請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の磁気リニア測定装置。
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