JP2005221418A - 圧力センサ - Google Patents

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Abstract

【課題】 シンプルな構成で小型且つ低コストとしつつ、磁化物の保磁力の低下等に影響されない高精度な圧力センサを得る。
【解決手段】 筐体12の一部を形成する上部隔壁12Aの下面側の中央部に、周囲に磁場を生じさせるマグネット14が取り付けられる。磁束方向の変化を検出し得るスピンバルブ型GMR素子22の感応部22Aが、基板22Bに搭載された形で設けられる。基板22Bをその側面に配置した支持部材16が、筐体12の底面となる下部隔壁12C上に取り付けられて固定され、マグネット14と空隙を有しつつ対向して、この感応部22Aが筐体12内に配置される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、シンプルな構成で小型且つ低コストとしつつ、磁化物の保磁力の低下に影響されない高精度な圧力センサに関し、特に液体、気体、固体などからの圧力及び荷重等を簡易に測定し得るものである。
外力を検出するための機器として種々の圧力センサが従来より存在している。例えばこの圧力センサとしては、ブルドン管式、歪みゲージ式、磁気式などの機械式の圧力センサや、半導体ピエゾ抵抗型センサ、半導体容量型センサ、薄膜型センサなどの電子式の圧力センサが知られている。また、圧力センサと同様に外力を検出し得る荷重センサとしては、歪みゲージ式のものが一般的に知られている。
そして、これらセンサ類の一例として、ホール素子及び金属ダイヤフラムを用いた構造の圧力差センサが下記の特許文献1に開示されている。つまり、この特許文献1には、非磁性の金属製ダイヤフラムを用いた場合、この金属製ダイヤフラムに磁性体が付与される構造とし、或いは磁性の金属ダイヤフラムを用いた場合、この金属ダイヤフラムを凸状にした構造とした内容が開示され、金属製ダイヤフラムの上下空間の圧力差によりホール素子にそれぞれ与えられる磁場の大きさが変動し、信号を出力するようになっている。
また、特許文献1の公開公報の他に、例えば下記の非特許文献1に示された「これでわかるセンサ技術」に内容が具体的に述べられている。つまり、この非特許文献1の第116ページには、金属歪みゲージや半導体歪みゲージを起歪体の表面に設け、外部荷重によりこの起歪体が変形するのに伴って、起歪体に接着された金属歪みゲージや半導体歪みゲージが歪む結果、これら歪みゲージの抵抗値が変化する構造の歪みゲージ式の荷重センサが記載されている。
また、この非特許文献1の第61ページには、二つの励振されたコイル間に金属ダイアフラムを挟む構造とし、圧力導入口から加えられた圧力によりこの金属ダイアフラムが変位するのに伴って、二つのコイルのリアクタンスが変化することで、不平衡電圧を取り出す形の磁気式の圧力センサが記載されている。
特開平7−92047号公報 「これでわかるセンサ技術」工業調査会編2000年5月発行
例えば、上記のホール素子の他、MR(磁気抵抗)素子、多層膜結合型GMR(巨大磁気抵抗)素子などのように、圧力や荷重の変化を磁場の大きさの変動で捕らえるセンサの場合には、磁化物である磁石の経時変化や磁石と素子との間の距離変動などの影響を受けるので、経時変化が生じる懸念を有することや、製造時において高い組立位置精度が要求されるのに伴い製造コストが増大することなどの課題を有している。
また、歪みゲージ式のセンサの場合には、起歪体を必要とするのに伴ってセンサが大型化するという課題を有しているだけでなく、熱膨張収縮に伴って誤差信号を発生する可能性が有り、測定精度が低いという課題をも有している。
一方、コイルのリアクタンス変化を検出する圧力センサでは、センサが大型化するという課題を有していることや、外部発信回路が必要とされる共に製造時にコイルを巻く工程が必要とされる等の為に製造コストが増大するという課題を有している。
本発明は上記事実を考慮し、シンプルな構成で小型且つ低コストとしつつ、磁化物の保磁力の低下等に影響されない高精度な圧力センサを提供することを目的とする。
請求項1による圧力センサは、加わる外力に応じて変位する隔壁を一部に有した筐体と、
磁極の存在に伴って周囲に磁場を生じさせる磁場発生部材と、
磁場発生部材と空隙を有した形で筐体に配置され且つ、磁束方向の変化を検出し得る磁化方向感応素子と、
を有したことを特徴とする。
請求項1に係る圧力センサでは、磁極の存在に伴って周囲に磁場を生じさせる磁場発生部材を例えば設けた隔壁が筐体の一部を構成し、隔壁に加わる外力に応じてこの隔壁が変位する構造になっている。また、磁束方向の変化を検出し得る磁化方向感応素子が、この磁場発生部材と空隙を有した形で、筐体に配置されている。
従って、液体、気体、固体等による圧力や荷重とされる外力が、筐体の一部であるこの隔壁に働いた場合、隔壁が変位するのに伴って磁場発生部材も変位するようになり、磁場発生部材の変位に合わせて、この磁場発生部材に空隙を有した形で配置された磁化方向感応素子とこの磁場発生部材との間の相対的な位置関係が変化する。そして、磁極間を繋ぐ磁束を有するのに伴い磁場発生部材がその周囲に磁場を生じさせているので、磁化方向感応素子が磁場における磁束方向の変化を検出して、この磁化方向感応素子の特性値が変わる形で、外力である圧力や荷重の変化を検出するようになる。
以上より、本請求項によれば、一部に隔壁を有した筐体、磁場発生部材及び、磁化方向感応素子のみの簡単な構造の圧力センサにより、磁束方向の変化の形で外力を検出できるので、シンプルな構成で圧力センサを小型化できると共に、組立が容易となって低コストで圧力センサが製作できるだけでなく、磁場発生部材等の磁化物の保磁力の低下等に影響されない高精度で高性能な圧力センサが得られるようになる。
尚、上記の説明では、磁場発生部材を隔壁に設けると共に磁化方向感応素子を筐体の他の部分に設けた場合としたが、この替わりに、磁化方向感応素子を隔壁に設け、磁場発生部材を筐体の他の部分に設けるようにしても良い。
ここで、圧力センサの小型化を可能とする磁化方向感応素子としてスピンバルブ巨大磁気抵抗素子(以下、スピンバルブ型GMR素子という)を用いることが考えられる。つまり、このスピンバルブ型GMR素子は、磁気の強弱を検出する他の素子とは違って、微少な磁束方向の角度変化で抵抗が変化する素子である為、上記のように磁場発生部材等の磁化物の保磁力の低下などによる経年変化に影響されないようになる。
そして、この微少な磁束方向の角度変化により抵抗が変化する特性を応用し、磁場発生部材の磁束方向の変化を捕らえられる位置関係で、このスピンバルブ型GMR素子の感応部を適切に配置することにより、磁場発生部材の微少変位をも検出可能となる。
他方、磁場発生部材として、単に周囲に磁場を生じさせるフェライトマグネット等の磁石のみならず、塗布型磁性体や薄膜型磁性体などの磁化物であっても良いので、圧力センサを薄型構造にできる結果として、近年求められている基板表面へ実装可能な圧力センサとしても応用可能となる。
請求項2に係る圧力センサによれば、請求項1の圧力センサと同様の構成の他に、隔壁の変位に伴う磁化方向感応素子を形成した面内においての磁束方向の変化で、直線状に特性値が変化する向きに磁化方向感応素子を配置したという構成を有している。従って、磁化方向感応素子を形成した面内における磁束方向の変化により、磁化方向感応素子の特性値が直線状に変化する向きに配置されることで、磁化方向感応素子の性能が有効に生かされて請求項1の作用効果がより確実に達成されるようになる。
請求項3に係る圧力センサによれば、請求項1の圧力センサと同様の構成の他に、隔壁の変位に伴う磁化方向感応素子を形成した面に対して垂直な面内においての磁束方向の変化で、直線状に特性値が変化する向きに磁化方向感応素子を配置したという構成を有している。従って、磁化方向感応素子を形成した面に対して垂直な面内における磁束方向の変化により、磁化方向感応素子の特性値が直線状に変化する向きに配置されることで、請求項2と同様に、磁化方向感応素子の性能が有効に生かされて請求項1の作用効果がより確実に達成されるようになる。
請求項4に係る圧力センサによれば、請求項1から請求項3の圧力センサと同様の構成の他に、隔壁が非磁性体材料により形成されるという構成を有している。従って、マグネット等を形成する材料と性質の異なる非磁性体材料によって隔壁が形成されたことで、筐体内を外部の磁気から遮断する為に一般に強磁性を有する磁気シールド部材を筐体の外側に配置した場合であっても、磁気シールド部材による磁気の影響を受けず、加わる外力の大きさに合わせて隔壁が確実に弾性変形し、これに合わせて磁場発生部材或いは磁化方向感応素子が変位することになる。これに伴い本請求項によれば、磁場発生部材と磁化方向感応素子との間の相対変位による磁束の向きの変化をより正確に検出可能となる。
請求項5に係る圧力センサによれば、請求項1から請求項4の圧力センサと同様の構成の他に、磁場発生部材と磁化方向感応素子との間の相対的な変位量を増大させるように、外力による変形量の大きい可変部が隔壁に設けられたという構成を有している。つまり、本請求項によれば、変形量の大きい可変部が隔壁に設けられて、磁場発生部材と磁化方向感応素子との間の相対的な変位量が増大することで、より一層高精度で高性能な圧力センサが得られるようになる。
請求項6に係る圧力センサによれば、請求項1から請求項5の圧力センサと同様の構成の他に、筐体の外側或いは内側に、磁気を遮断する磁気シールド部材を配置したという構成を有している。従って、磁気シールド部材が筐体の外側或いは内側に配置されたことで、圧力センサが外部の磁気による影響を受け難くなって、請求項4と同様に、磁場発生部材と磁化方向感応素子との間の相対変位による磁束の向きの変化をより正確に検出可能となる。
請求項7に係る圧力センサによれば、請求項1から請求項6の圧力センサと同様の構成の他に、磁化方向感応素子が、スピンバルブ型GMR素子の感応部とされるという構成を有している。従って、本請求項によれば、磁化方向感応素子がスピンバルブ型GMR素子の感応部とされたことで、磁場発生部材の変位に伴う磁束方向の変化を確実に検出可能となり、請求項1の作用効果がより確実に達成できるようになる。
本発明によれば、シンプルな構成で小型且つ低コストとしつつ、磁化物の保磁力の低下等に影響されない高精度な圧力センサが得られることになる。特に、この圧力センサは、例えば液体、気体、固体などからの圧力及び荷重等を簡易に測定し得るのに好適なものである。
以下、本発明に係る圧力センサの第1の実施の形態を図1から図6に示し、これらの図面に基づき本実施の形態を説明する。
図1及び図2に示すように本実施の形態に係る圧力センサ10の外枠部分として、圧力センサ10の周囲の四辺をそれぞれ板状に形成する側部隔壁12B及び、底面を板状に形成する下部隔壁12Cを有しており、内部に空間を形成する形となるこれらの隔壁の上端には、これら各隔壁より薄い板状に形成された上部隔壁12Aが取り付けられている。
そして、圧力センサ10の筐体12を構成するこれら側部隔壁12B、下部隔壁12C及び上部隔壁12Aは、それぞれ非磁性体材料であるアルミニウム等の金属材や合成樹脂材により形成されていて、例えばこの筐体12の図1に示す横寸法Lは約2.0mmとされ、縦寸法Wは約2.0mmとされ、図2に示す高さ寸法Hは約1.0mmとされている。尚、薄く形成されていることから、この上部隔壁12Aの中央部は、図2における上方から加わる外力Fに応じて、下方向に弾性的に変位する構造になっている。
さらに、この上部隔壁12Aの下面側となる外力Fの非印加面側の中央部には、周囲に磁場を生じさせる磁場発生部材であるマグネット14が接着されて取り付けられている。このマグネット14の図2における上下の端面の中心部分には、それぞれ磁極N,Sを有していて、図2に示すようにマグネット14の上下の端面の中心から磁束Bが広がるように存在している。
この一方、マグネット14から生じる磁束Bの向きである磁束方向の変化を検出する為の磁化方向感応素子とされるスピンバルブ型GMR素子22の感応部22Aが、図3及び図4に示すように基板22Bに搭載された形で設けられている。そして、図1及び図2に示すようにこの基板22Bとその側面に配置された支持部材16が、筐体12の底面となる下部隔壁12C上に取り付けられて固定されることで、上部隔壁12Aの下面側の中央部に配置されるマグネット14と空隙を有しつつ対向して、このスピンバルブ型GMR素子22の感応部22Aが筐体12内に配置されている。
尚、スピンバルブ型GMR素子22の感応部22Aは、基板22B上を等間隔でジグザグに延びる形となっていて、一対の端子22Cがこの感応部22Aにそれぞれ繋がった構造になっている。この為、図3及び図4に示す基板22Bの表面が、感応部22Aを形成した平面P1とされることになる。
さらに、図3及び図4に示すように、このスピンバルブ型GMR素子22は、基板22B上の一対の端子22Cと一対のリード材18A、18Bとの間が配線24を介して繋がる形で、これら一対のリード材18A、18Bに接続されるような構造とされている。また、図1及び図2に示すように、筐体12の左右部分の外側には、一対の端部電極20A、20Bがそれぞれ貼り付けられており、それぞれ筐体12の側部隔壁12Bを貫通した一対のリード材18A、18Bが、これら一対の端部電極20A、20Bにそれぞれ接続されている。
以上より、感応部22Aにそれぞれ繋がる一対の端子22Cが、一対のリード材18A、18B及び一対の端部電極20A、20Bを介して、外部の図示しない回路に接続されることになり、これに伴い必要な検出データがこれら一対のリード材18A、18B及び一対の端部電極20A、20Bを介して感応部22Aから取り出せるようになっている。
尚、図3及び図4に示すスピンバルブ型GMR素子22の感応部22Aは、図5(A)に示すように、磁化方向が固定されている強磁性体のピン層31、非磁性体の中間層32及び、磁化方向がその面内で自由に変化する強磁性体のフリー層33が、積層されて形成されている。
そして、このフリー層33の磁化方向Eは外部の磁束Bの向きに合わせて変化するようになっていて、図5(B)に示すようにピン層31の磁化方向Dに対してフリー層33の磁化方向Eが逆向きとなるようにフリー層33の面内で変化した場合には、抵抗が最大となり、また、図5(C)に示すようにピン層31の磁化方向Dに対してフリー層33の磁化方向Eが一致するようにフリー層33の面内で変化した場合には、抵抗が最小となる。このことから、スピンバルブ型GMR素子22の感応部22Aが、周囲の磁束方向の変化を検出できるようになる。
以上のように本実施の形態では、微少な磁束方向の角度変化により特性値である抵抗値が変化するスピンバルブ型GMR素子22の感応部22Aが、磁化方向感応素子とされている。これに伴い、図3及び図4に示す磁束方向の角度θ1が平面P1内で変化することで、図6に示すグラフのようにこの感応部22Aの抵抗値が変化することになる。
但し、この図6においては、磁化方向Dと磁束Bの向きである磁化方向Eとが一致した時の角度θ1を0°とし、磁化方向Dと磁束Bの向きである磁化方向Eとが逆向きとなった時の角度θ1を180°としていて、角度θ1が0°及び180°の時が、図3及び図4の矢印Aで示す方向であるこの感応部22Aの特に磁束方向の変化に敏感な方向とされている。
つまり、本実施の形態では、上部隔壁12Aの変位に応じて、マグネット14とスピンバルブ型GMR素子22の感応部22Aとの間に相対変位が生じ、上部隔壁12Aの変位に伴って、感応部22Aを形成する図3及び図4に示す平面P1内において磁束方向の角度θ1を変化させる形となる。但しこの際、本実施の形態では、直線状に抵抗値が変化する図6に示すグラフ内の領域T1内において、角度θ1を変化するようにした。
例えば、図3に示す外力Fが加わっていない状態から、外力Fが加わった状態になると、図4に示すように上部隔壁12A及びマグネット14が下降して磁束方向の角度θ1が大きくなる結果として、抵抗値が増加するようになる。この為、外力Fの検出が本来必要な方向と磁束方向の変化に敏感な方向とが一致する形で、感応部22Aが配置されたことになり、これに伴って磁束方向の変化を感応部22Aの抵抗値の変化で確実に捕らえるようになった。
他方、この圧力センサ10を組み立てる際には、予め側部隔壁12Bと下部隔壁12Cから成る筐体12の下側部分、上部隔壁12A、マグネット14及び、スピンバルブ型GMR素子22が取り付けられた支持部材16等を作製しておき、上部隔壁12Aにマグネット14を接着剤等で固定すると共に、下部隔壁12C上にスピンバルブ型GMR素子22が取り付けられた支持部材16を同じく接着剤等で固定する。最後に、このようにマグネット14が取り付けられた上部隔壁12Aを、スピンバルブ型GMR素子22が取り付けられた筐体12の下側部分に取り付けることで、図1及び図2に示すような圧力センサ10が完成することになる。
次に、本実施の形態に係る圧力センサ10の作用を説明する。
本実施の形態に係る圧力センサ10では、磁極N,Sの存在に伴って周囲に磁場を生じさせるマグネット14を設けた上部隔壁12Aが筐体12の一部を構成し、上部隔壁12Aに加わる外力Fに応じてこの上部隔壁12Aが上下方向に変位する構造になっている。また、このマグネット14と空隙を有しつつ対向した筐体12内の位置に、磁束方向の変化を検出し得る感応部22Aが、上部隔壁12Aの変位に伴う感応部22Aを形成した平面P1内においての磁束方向の変化で、直線状に特性値が変化する向きに、配置されている。
従って、液体、気体、固体等による圧力や荷重とされる外力Fが、筐体12の一部であるこの上部隔壁12Aに働いた場合、上部隔壁12Aが変位するのに伴ってマグネット14も変位するようになる。この為、マグネット14の変位に合わせて、このマグネット14に空隙を有した形で配置されたスピンバルブ型GMR素子22の感応部22Aとこのマグネット14との間の相対的な位置関係が変化することになる。
そして、磁極N,S間を繋ぐ磁束Bを有するのに伴いマグネット14がその周囲に磁場を生じさせているので、感応部22Aが磁場における磁束方向の変化を検出して、この感応部22Aの抵抗値が変わる形で、外力Fである圧力や荷重の変化を検出するようになる。
以上より、本実施の形態によれば、上部隔壁12Aを有した筐体12、マグネット14及び、スピンバルブ型GMR素子22等のみの簡単な構造の圧力センサ10により、磁束方向の変化の形で外力Fを検出できるので、シンプルな構成で圧力センサ10を小型化できると共に、組立が容易となって低コストで圧力センサ10が製作できるだけでなく、マグネット14等の磁化物の保磁力の低下に影響されない高精度で高性能な圧力センサ10が得られるようになる。
また、本実施の形態では、マグネット14とスピンバルブ型GMR素子22との相対的な位置関係のみにより感応部22Aの抵抗値が決定される為、圧力センサ10の量産時において、マグネット14の保磁力ばらつきにより圧力センサ10の出力にばらつきが生じないようにもなる。
尚、上記のような作用効果を奏する際に、上部隔壁12Aの変位に伴う感応部22Aを形成する図3及び図4に示す平面P1内においての磁束方向の変化により、感応部22Aの抵抗値が直線状に変化する向きに、マグネット14に対して感応部22Aを配置したことで、感応部22Aの性能がより有効に生かされるようになる。
次に、本発明に係る圧力センサの第2の実施の形態を図7に示し、この図面に基づき本実施の形態を説明する。尚、第1の実施の形態で説明した部材と同一の部材には同一の符号を付して、重複した説明を省略する。
本実施の形態では、非磁性体材料により上部隔壁12A等が形成されているだけでなく、筐体12の外側に、図7に示すように外部の磁気を遮断する為の例えばアモルファス材或いはパーマロイ材により箱状に形成された磁気シールド部材42が配置された構造になっている。
さらに、厚み寸法が大きくなりがちなマグネット14の替わりに、本実施の形態では、上部隔壁12Aの下面側である外力Fの非印加面側の中央部に磁場発生部材40を塗布することで、上部隔壁12Aの下面側表面にこの磁場発生部材40を配置した構造になっている。
つまり、微小な磁性体を分散した形で含んだバインダを単に塗布して配向乾燥するだけで、磁場発生部材40を上部隔壁12Aの表面に配置可能となるので、本実施の形態によれば、圧力センサ10の製造が容易となって圧力センサ10の製造コストがより低減されるようになるだけでなく、圧力センサ10の薄型化、小型化が図れるようになる。
但し、上記実施の形態のように磁場発生部材40を上部隔壁12Aに塗布する替わりに、蒸着やスパッタリング等によって薄膜とされる磁場発生部材40を上部隔壁12Aの表面に配置する構造にしても良い。このように、蒸着やスパッタリング等によって薄膜とした磁場発生部材40を上部隔壁12Aの表面に配置することにより、この磁場発生部材40をより薄くしつつ必要な強さの磁場を確保できるようになる。つまりこの結果として、圧力センサ10の薄型化、小型化をより一層図ることが可能となる。
以上のような本実施の形態によれば、磁場発生部材として、単に周囲に磁場を生じさせるフェライトマグネット等の磁石のみならず、塗布型磁性体や薄膜型磁性体などの磁化物であっても良いことになる。この為、圧力センサ10をより薄型構造にできる結果として、近年求められている基板表面へ実装可能な圧力センサとしても応用可能となる。
この一方、上記実施の形態と異なって、磁場発生部材40が塗布されたテープ或いは、薄膜とされる磁場発生部材40を有したテープを、接着剤等により上部隔壁12Aに貼り付けることで、磁場発生部材40を上部隔壁12Aの表面に配置しても上記と同様に作用するので、このようなテープを上部隔壁12Aに貼り付けたような構造としても良い。
他方、本実施の形態では、磁気を遮断する磁気シールド部材42が筐体12の外側に配置されていると共に、非磁性体材料により上部隔壁12Aが形成された構造になっている。従って、磁気シールド部材42が筐体12の外側に配置された結果として、圧力センサ10が外部の磁気による影響を受け難くなって、磁場発生部材40と感応部22Aとの間の相対変位による磁束Bの向きの変化をより正確に検出可能になる。
さらに、マグネット等の強磁性体と性質の異なる非磁性体材料によって上部隔壁12Aが形成されたことで、上記のように一般に強磁性を有する磁気シールド部材42を筐体12の外側に配置した場合であっても、磁気シールド部材42による磁気の影響を受けず、加わる外力Fの大きさに合わせて上部隔壁12Aが確実に弾性変形し、これに合わせて磁場発生部材40が変位するようになる。これに伴い本実施の形態によれば、磁場発生部材40と感応部22Aとの間の相対変位による磁束Bの向きの変化をより正確に検出可能ともなる。
また、本実施の形態では、筐体12の外側に磁気シールド部材42を配置した構造としたが、筐体12の内側にこの磁気シールド部材42を配置しても上記実施の形態と同様の作用効果が得られるので、筐体12の内側にこの磁気シールド部材42を配置した構造としても良い。
次に、本発明に係る圧力センサの第3の実施の形態を図8に示し、この図面に基づき本実施の形態を説明する。尚、第1の実施の形態で説明した部材と同一の部材には同一の符号を付して、重複した説明を省略する。
本実施の形態では、図8に示すように第1の実施の形態とほぼ同様の構造となっているが、マグネット14が配置された部分を一周にわたって囲む形で、外力Fによる変形量が大きくなるような断面をU字形とした可変部44が、上部隔壁12Aに設けられた構造とされている。
従って、本実施の形態も第1の実施の形態と同様に、シンプルな構成で圧力センサ10を小型化できると共に、組立が容易となって低コストで圧力センサ10が製作できるだけでなく、高精度で高性能な圧力センサ10となるという作用効果を奏するようになる。さらに、マグネット14とスピンバルブ型GMR素子22の感応部22Aとの間の相対的な変位量を増大させるように、外力Fによる変形量の大きい可変部44が、本実施の形態では上部隔壁12Aに設けられていて、マグネット14と感応部22Aとの間の相対的な変位量が増大する構造となっているので、より一層高精度で高性能な圧力センサ10が得られるようになる。
次に、本発明に係る圧力センサの第4の実施の形態を図9から図12に示し、これら図面に基づき本実施の形態を説明する。尚、第1の実施の形態で説明した部材と同一の部材には同一の符号を付して、重複した説明を省略する。
本実施の形態は、圧力センサ10の側面側から外力Fが加わる例を示すものであり、図9に示す本実施の形態では、外力Fの加わらない上部隔壁12Aを厚く形成すると共に、左側の側部隔壁12Bを他の隔壁より薄く形成し、この左側の側部隔壁12Bの内側に棒状のマグネット14が接着等されて配置されている構造になっている。
そして、マグネット14とスピンバルブ型GMR素子22の感応部22Aとの間の相対的な変位量を増大させるように、このマグネット14が配置された部分を囲む形で、変形量が大きくなるような断面をU字形とした可変部46が、この左側の側部隔壁12Bに設けられている。
この棒状のマグネット14の先端部分の近傍には、支持部材16の上面に配置された形のスピンバルブ型GMR素子22が位置していることから、図10及び図11に示すように本実施の形態では、感応部22Aを形成した平面P1に対して垂直且つ矢印A方向に沿った平面P2内においての、左側の側部隔壁12Bの変位に伴う磁束方向の変化で、直線状に特性値が変化する向きに、スピンバルブ型GMR素子22の感応部22Aが配置されたことになる。
つまり、本実施の形態では、図10に示す外力Fが加わっていない状態から、図11に示す外力Fが加わった状態になると、左側の側部隔壁12Bの変位に応じて、マグネット14とスピンバルブ型GMR素子22の感応部22Aとの間に相対変位が生じる。そして、左側の側部隔壁12Bの変位に伴って、感応部22Aを形成する平面P1に対して垂直な平面P2内において、磁束方向の角度θ2が図10から図11のように大きくなる。
具体的に本実施の形態では、図12に示すグラフ内の領域T2内において角度θ2を変化するような位置関係に感応部22Aを配置したので、磁束Bの向きのベクトルの変化に伴って、抵抗値が低い状態から高い状態に、直線状に抵抗値が増加するように変化するようになった。この結果、外力Fの検出が本来必要な方向と磁束方向の変化に敏感な方向とが一致する形で、感応部22Aが配置されたことになり、磁束方向の変化を感応部22Aの抵抗値の変化で確実に捕らえるようになった。
以上のように、本実施の形態によれば、第1の実施の形態と同様の作用効果が生じる共に、可変部46の存在により、マグネット14と感応部22Aとの間の相対的な変位量が増大して、より一層高精度で高性能な圧力センサ10が得られるようになるが、さらに、感応部22Aが形成される平面P1に対して垂直な平面P2内における磁束方向の変化により、感応部22Aの特性値が直線状に変化することで、感応部22Aの特性が有効に生かされるようになる。
尚、上記実施の形態に係る圧力センサは、気体による気圧や液体による液圧等を検出できるだけでなく、荷重等を検出し得る荷重センサとしても応用可能であるが、気圧や液圧を検出する際には、筐体を密閉構造としておくことが考えられる。
また、上記実施の形態では支持部材に磁化方向感応素子を取り付ける形としたが、例えば磁化方向感応素子が搭載される基板の厚みを厚くして、筐体にこの基板を直接取り付けるようにしても良い。さらに、上記実施の形態と逆に、磁化方向感応素子を弾性変位可能な隔壁に配置する共に、磁場発生部材を筐体の底面に配置しても良く、この際、磁化方向感応素子や磁場発生部材は、隔壁の下面側等となる外力の非印加面側に配置する替わりに、外力の印加面側に配置しても良い。
本発明の第1の実施の形態に係る圧力センサを示す一部破断した分解斜視図である。 本発明の第1の実施の形態に係る圧力センサを示す断面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る圧力センサの要部拡大図であって、外力が加わっていない状態を示す図である。 本発明の第1の実施の形態に係る圧力センサの要部拡大図であって、外力が加わっている状態を示す図である。 本発明の実施の形態に適用されるスピンバルブ型GMR素子の感応部の構造を示す説明図であって、(A)は積層構造を示す説明図であり、(B)はピン層の磁化方向に対してフリー層の磁化方向が逆向きとされた状態を示す説明図であり、(C)はピン層の磁化方向に対してフリー層の磁化方向が一致する状態を示す説明図である。 本発明の第1の実施の形態に適用されるスピンバルブ型GMR素子の感応部における磁束方向の角度と抵抗値との関係を表すグラフを示す図である。 本発明の第2の実施の形態に係る圧力センサを示す断面図である。 本発明の第3の実施の形態に係る圧力センサを示す断面図である。 本発明の第4の実施の形態に係る圧力センサを示す断面図である。 本発明の第4の実施の形態に係る圧力センサの要部拡大斜視図であって、外力が加わっていない状態を示す図である。 本発明の第4の実施の形態に係る圧力センサの要部拡大斜視図であって、外力が加わっている状態を示す図である。 本発明の第4の実施の形態に適用されるスピンバルブ型GMR素子の感応部における磁束方向の角度と抵抗値との関係を表すグラフを示す図である。
符号の説明
10 圧力センサ
12 筐体
12A 上部隔壁
12B 側部隔壁
14 マグネット(磁場発生部材)
22 スピンバルブ型GMR素子
22A 感応部(磁化方向感応素子)
40 磁場発生部材
42 磁気シールド部材
44 可変部
46 可変部

Claims (7)

  1. 加わる外力に応じて変位する隔壁を一部に有した筐体と、
    磁極の存在に伴って周囲に磁場を生じさせる磁場発生部材と、
    磁場発生部材と空隙を有した形で筐体に配置され且つ、磁束方向の変化を検出し得る磁化方向感応素子と、
    を有したことを特徴とする圧力センサ。
  2. 隔壁の変位に伴う磁化方向感応素子を形成した面内においての磁束方向の変化で、直線状に特性値が変化する向きに磁化方向感応素子を配置したことを特徴とする請求項1記載の圧力センサ。
  3. 隔壁の変位に伴う磁化方向感応素子を形成した面に対して垂直な面内においての磁束方向の変化で、直線状に特性値が変化する向きに磁化方向感応素子を配置したことを特徴とする請求項1記載の圧力センサ。
  4. 隔壁が非磁性体材料により形成されることを特徴とする請求項1から請求項3の何れかに記載の圧力センサ。
  5. 磁場発生部材と磁化方向感応素子との間の相対的な変位量を増大させるように、外力による変形量の大きい可変部が隔壁に設けられたことを特徴とする請求項1から請求項4の何れかに記載の圧力センサ。
  6. 筐体の外側或いは内側に、磁気を遮断する磁気シールド部材を配置したことを特徴とする請求項1から請求項5の何れかに記載の圧力センサ。
  7. 磁化方向感応素子が、スピンバルブ型GMR素子の感応部とされたことを特徴とする請求項1から請求項6の何れかに記載の圧力センサ。
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