JPH0875403A - 微小位置変化量検出器 - Google Patents

微小位置変化量検出器

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JPH0875403A
JPH0875403A JP6232361A JP23236194A JPH0875403A JP H0875403 A JPH0875403 A JP H0875403A JP 6232361 A JP6232361 A JP 6232361A JP 23236194 A JP23236194 A JP 23236194A JP H0875403 A JPH0875403 A JP H0875403A
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治雄 伊藤
Naoki Fukuda
直紀 福田
Sadao Miyamoto
貞雄 宮本
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 強磁性磁気抵抗素子の持つ特性、即ち磁場当
りの抵抗変化率が大きいという効果を活かして、位置変
化量をS/N比が大きくて良好な信号として検出でき、
しかも各構成部品の位置設定が容易で多少位置ずれして
も十分な出力が得られる微小位置変化量検出器を提供す
ること。 【構成】 変位する物体11に磁石15を取り付ける。
該磁石15から所定距離離れた位置に配置した基板17
上であって磁石15の真上の位置に導磁路となる軟磁性
体19を取り付ける。軟磁性体19の左右両側に、磁石
15が発する磁場の方向及び強さに応じて抵抗値が変化
する磁気抵抗素子21,23を取り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、紙やシートの厚みや、
紙やシートの上に印刷した印刷インクの厚みや、心臓の
鼓動に対する皮膚の振動等のような、ミクロンオーダー
の物体の微小変位を検出する微小位置変化量検出器に関
するものである。
【0002】
【従来技術及び発明が解決しようとする課題】InSb等
の半導体材料の持つホール効果を利用したホール素子
は、該ホール素子材料の膜厚方向へ貫通する磁力線の強
弱によってその出力が変化するものである。そしてこの
ホール素子を用いて物体の位置変化を測定するには、図
9に示すように、ホール素子301を基板300上に取
り付け、一方、被測定物305に取り付けた磁石303
をホール素子301の面に対して垂直下方向に設置す
る。
【0003】そして被測定物305が基板300に対し
て矢印a方向に変位すれば、ホール素子301をその膜
厚方向に貫通する磁力線の数が変化し、ホール素子30
1の出力が変化し、これによって被測定物305の変位
が検出できる。
【0004】この従来例にあっては、磁石303をホー
ル素子301の真下方向に設置でき、しかもその間隔を
比較的大きく開けることができ、設計の自由度が大きい
という利点がある。
【0005】しかしながら、この種のホール素子301
は磁力線当りの出力電圧自体が小さく、また磁力線がホ
ール素子301に対してほぼ垂直に入射するために磁石
303が微小量変位した程度ではホール素子301を貫
通する磁力線の数はあまり変化せず、従ってその出力変
化も小さい。このためたとえホール素子301に接続さ
れた検出回路の増幅度を上げても、ノイズも増幅されて
しまい、S/N比が悪いという欠点があった。
【0006】物体の位置変化を検出する別の方法とし
て、強磁性磁気抵抗素子を用いる方法がある。強磁性磁
気抵抗素子は、該強磁性磁気抵抗素子材料の膜の平面方
向での磁界の変化に応じてその抵抗値を変化するもので
ある。そしてこの強磁性磁気抵抗素子を用いて物体の位
置変化を測定するには、図10に示すように、表面に強
磁性磁気抵抗素子パターンを形成した磁気抵抗素子40
1を基板400上に取り付け、一方、被測定物405に
取り付けた磁石403を該磁気抵抗素子401の面に対
して磁力線がほぼ水平に入射するように設置する。
【0007】そして被測定物405が基板400に対し
て矢印b方向に変位すれば、磁気抵抗素子401の強磁
性磁気抵抗素子パターン膜の平面方向での磁界の向きと
強さが変化し、これによって被測定物405の変位が検
出できる。
【0008】この従来例には、単位磁場当りの感度(抵
抗変化)が大きいという利点がある。しかしながら、磁
石403を磁気抵抗素子401に対して真下以外の位置
にずらして設置しなければならないのでその位置決定が
困難となるばかりか、磁石403の位置が左右方向(図
10に示す矢印c方向)や紙面手前奥方向に多少ずれる
だけで磁気抵抗素子401に対する磁界の強さと向きが
大きく変化してしまい、所期の出力が得られないという
欠点があった。
【0009】本発明は上述の点に鑑みてなされたもので
ありその目的は、強磁性磁気抵抗素子の持つ特性、即ち
磁場当りの抵抗変化率が大きいという効果を活かして、
位置変化量をS/N比が大きくて良好な信号として検出
でき、しかも各構成部品の位置設定が容易で多少位置ず
れしても十分な出力が得られる微小位置変化量検出器を
提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め本発明は、変位する物体に取り付けられる磁石と、該
磁石が発する磁場の方向及び強さに応じて抵抗値が変化
する磁気抵抗素子と、該磁気抵抗素子の抵抗値の変化を
検出する検出回路とを具備する微小位置変化量検出器に
おいて、前記磁石のほぼ両極を結ぶ線上であって該磁石
から所定距離離れた位置に導磁路となる軟磁性体を配設
し、該軟磁性体の左右両側に各々磁気抵抗素子を配設し
た。また本発明は、前記軟磁性体の左右両側に配設した
磁気抵抗素子のさらに左右外側に、第2の導磁路となる
軟磁性体を配設した。
【0011】
【作用】以上のように構成したので、磁石の磁力線は中
央の軟磁性体に引き寄せられ、引き寄せられた磁力線の
多くはその左右に配置した磁気抵抗素子にほぼ平行に入
射していく。つまり磁気抵抗素子に対して磁力線を効果
的にほぼ平行に入射させることができる。しかも磁力線
は、軟磁性体に引き寄せられるように誘導されるので、
磁石の位置が多少ずれても、該磁力線は確実に磁気抵抗
素子に導かれる。また第2の導磁路となる軟磁性体を配
設した場合は、中央の軟磁性体に引き寄せた磁力線を、
左右の軟磁性体方向に強制的に誘導し、これによってそ
の間に位置する磁気抵抗素子に、より多数の磁力線を集
めることができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1は本発明の第1実施例にかかる微小位
置変化量検出器の概略構成側面図である。同図に示すよ
うにこの微小位置変化量検出器は、変位する物体11に
磁石15を取り付け、また該磁石15から所定距離離れ
た位置に配置した基板17上であって磁石15の真上の
位置に導磁路となる軟磁性体19を取り付け、さらに該
軟磁性体19の左右両側の基板17上に各々磁気抵抗素
子21,23を取り付けて構成されている。以下各構成
部品について説明する。
【0013】磁石15は永久磁石であり、そのNS両極
が物体11に対して垂直になるように取り付けられてい
る。
【0014】図2は前記基板17の平面図である。同図
及び図1に示すように、基板17上に取り付けられる軟
磁性体19は、長方形状の平板であり、図1に示すよう
に磁石15の幅L1に比べてその幅L2が狭くなるよう
に構成されている。またこの軟磁性体19の厚みは磁気
抵抗素子21,23の厚みよりも若干厚く形成されてい
る。
【0015】次に磁気抵抗素子21は、ジグザグに形成
された2つの磁気抵抗素子パターン29,31のジグザ
グ方向が直交するようにガラス基板25上に形成されて
おり、且つ両磁気抵抗素子パターン29,31は直列に
接続されている。そして該2つの磁気抵抗素子パターン
29,31の両端と中点から、それぞれ端子33,3
5,37を取り出して、ハーフブリッジ回路を構成して
いる。
【0016】次に磁気抵抗素子23も同様に、ジグザグ
に形成された2つの磁気抵抗素子パターン39,41の
ジグザグ方向が直交するようにガラス基板27上に形成
されており、且つ直列に接続されており、さらに2つの
磁気抵抗素子パターン39,41の両端と中点から、そ
れぞれ端子43,45,47を取り出して、ハーフブリ
ッジ回路を構成している。
【0017】ここで磁気抵抗素子21の2つの磁気抵抗
素子パターン29,31と、磁気抵抗素子23の2つの
磁気抵抗素子パターン39,41とは、線対称ではな
く、点対称となるように形成されている。
【0018】以上のように微小位置変化量検出器を構成
したので、図1に示すように、磁石15の磁力線は軟磁
性体19に引き寄せられ、引き寄せられた磁力線の多く
はその左右に配置した磁気抵抗素子21,23にほぼ平
行に入射していく。
【0019】つまり前記図10に示すように、磁石40
3を磁気抵抗素子401に対して真下以外の位置にずら
して設置しなくても、磁気抵抗素子21,23に対して
磁力線を効果的にほぼ平行に入射させることができる。
【0020】しかも磁力線は、軟磁性体19に引き寄せ
られるように誘導されるので、磁石15の位置が多少ず
れても、該磁力線は確実に磁気抵抗素子21,23に導
かれる。
【0021】特にこの実施例のように軟磁性体19の幅
L2を、磁石15の幅L1に比べて狭くしておけば、磁
石15から発射されて広がろうとする磁力線を軟磁性体
19に集めるように誘導することができるので、より多
数の磁力線を磁気抵抗素子21,23に導くことができ
効果的である。
【0022】なおここで磁気抵抗素子パターン29,3
1のジグザグ方向を直交させたのは、磁気抵抗素子21
の面にほぼ平行に入射して来る磁力線の水平面上での両
磁気抵抗素子パターン29,31への入射角度を相違さ
せることによって、両磁気抵抗素子パターン29,31
それぞれの抵抗値の値及びその値の変化率を相違させ、
磁力線の変化を中点端子35からの出力電位の変化とし
て取り出すためである。このことは磁気抵抗素子パター
ン39,41においても同様である。
【0023】次に図3は、上記微小位置変化量検出器の
信号検出回路を示す図である。同図に示すように、2つ
の磁気抵抗素子21,23の一方の端子33,43を電
源電圧Vccに、他方の端子37,47をアースに接続す
る。そして中央の端子35,45を引き出して、交流分
を取り出すRC回路49,51に接続し、さらにこれら
を差動増幅器53に接続している。なお57と59はバ
イアス回路である。
【0024】そして例えば図1に示す磁石15が微小距
離だけ上又は下に変位して2つの磁気抵抗素子21,2
3に入射する磁力線の数と方向が微小量変化した場合、
その分だけ磁気抵抗体パターン29,31の抵抗値r
1,r2と、磁気抵抗素子パターン39,41の抵抗値
r3,r4が変化し、RC回路49,51でそれぞれそ
の交流分が取り出され、次に両者の交流分の差が差動増
幅器53によって増幅されて出力されるのである。
【0025】ところで図1,図2に示す実施例におい
て、軟磁性体19の両側にそれぞれ磁気抵抗素子21,
23を配置した理由の1つは、磁石15が磁気抵抗素子
21,23を取り付けた基板17の面に対して必ずしも
垂直方向に変位するとは限らないためである。即ち磁石
15が不規則な変位をする場合、図11に示すように、
一方の磁気抵抗素子21にはほとんど磁界が加わらない
場合が生じる。そこで本願発明においては、軟磁性体1
9の両側に磁気抵抗素子21,23を配置して、少なく
ともいずれか一方の磁気抵抗素子23によって磁界の変
化が確実に検出できるようにしたのである。
【0026】また図2に示すように、磁気抵抗素子21
の磁気抵抗素子パターン29,31と、磁気抵抗素子2
3の磁気抵抗素子パターン39,41とを点対称に形成
したのは、両磁気抵抗素子21,23の中点端子35,
45から出力される出力信号を逆にするためである。即
ち、中点端子35,45から出力される出力信号を逆に
することによって、図3に示す検出回路の差動増幅が有
効なものとなるからである。出力信号を逆にしないと、
中点端子35,45の出力がほぼ同位相の信号波形とな
るため、出力の変化が取り出せない。
【0027】次に図4は本発明の第2実施例にかかる微
小位置変化量検出器の概略構成側面図である。また図5
はその基板17の平面図である。この実施例において前
記第1実施例と同一部分には同一符号を付してその詳細
な説明は省略する。
【0028】この実施例において前記第1実施例と相違
する点は、磁石15の真上に配置した軟磁性体19の左
右両側に配置された磁気抵抗素子21,23のさらに左
右外側に、それぞれ第2の導磁路となる軟磁性体61,
63を配設したことである。
【0029】このように構成することにより、中央の軟
磁性体19に引き寄せた磁力線を、軟磁性体61,63
方向に強制的に誘導し、これによってその間に位置する
磁気抵抗素子21,23に、より多数の磁力線を集める
ようにしたものである。このように構成すれば、第1実
施例に比べてより高い検出感度が実現できる。
【0030】なおこの実施例においては、中央の軟磁性
体19の厚みを左右の軟磁性体61,63の厚みよりも
厚くした。これは、磁石15の磁力線を中央の軟磁性体
19に強力に引き寄せて、磁力線が直接左右の軟磁性体
61,63に引き寄せられないようにするためである。
【0031】次に図6は上記第2実施例にかかる微小位
置変化量検出器を用いて構成した紙厚検知器を示す概略
側面図である。同図に示すようにこの紙厚検知器は、略
コ字状のフレーム65内に支持台67を固定し、その上
端にアーム69を揺動自在に軸支し、該アーム69の先
端に検知ヘッド71を取り付けている。この検知ヘッド
71の下端にはローラ73が取り付けられ、またその上
端には磁石15が取り付けられている。
【0032】またフレーム65上端の磁石15の真上の
位置には、第2実施例にかかる軟磁性体19と磁気抵抗
素子21,23と軟磁性体61,63とが取り付けられ
ている。
【0033】そして例えば100μmの紙75がローラ
73の下に挿入されると、検知ヘッド71が押し上げら
れて、その上部に取り付けた磁石15が微小量変位し、
磁気抵抗素子21,23の周囲の磁場が変化してその抵
抗値の変化から紙厚が検出される。
【0034】検知ヘッド71に取り付けたローラ73
は、紙75に対して滑らかな動きをさせるためであり、
紙75の挿入速度が遅い場合などでは、ローラ73を用
いない接触針方式のヘッドを用いてもよい。
【0035】この紙厚検知器と同様な方法にて、紙やシ
ートの上に印刷したインクの厚み(10μm程度)の検
出も可能となる。
【0036】次に図7は上記第2実施例にかかる微小位
置変化量検出器を用いて構成した心臓の鼓動検知器を示
す概略側断面図である。同図に示すようにこの鼓動検知
器は、略円筒状の胴体77の下面に可動膜79を張り付
け、該可動膜79の中央に磁石15を取り付け、一方胴
体77の内周面に設けた支持部81上に基板17を取り
付け、該基板17の中央であって磁石15の真上に、第
2実施例にかかる軟磁性体19と磁気抵抗素子21,2
3と軟磁性体61,63を取り付けている。
【0037】そして可動膜79を心臓近くの皮膚に接触
させれば、心臓の鼓動に応じて可動膜79と磁石15が
振動し、該磁石15の振動に応じて磁気抵抗素子21,
23の周囲の磁場が変化してその変化が検出される。な
お手首などの動脈が皮膚近くにある場所においても脈拍
を検知することができる。図8はこの鼓動検知器によっ
て検出した鼓動の波形図である。
【0038】ここで図12は本発明のさらに他の実施例
にかかる基板17の平面図である。同図に示すように、
軟磁性体19のX軸方向の左右両側に磁気抵抗素子2
1,23を配設するだけでなく、Y軸方向の左右両側に
磁気抵抗素子83,85を配設してもよい。このように
構成すれば、磁石15がX,Y軸のいずれの方向に傾い
ても、何れかの磁気抵抗素子21,23,83,85に
よって確実に変位の検出が可能となる。
【0039】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明にか
かる微小位置変化量検出器によれば、以下のような優れ
た効果を有する。 強磁性磁気抵抗素子の持つ、磁場当りの抵抗変化率が
大きいという特性を用いているため、位置変化量をS/
N比が大きくて良好な信号として検出できる。
【0040】導磁路となる軟磁性体を設けたので、磁
石を単に軟磁性体のほぼ真下又は真上に配置するだけで
良く、磁石と磁気抵抗素子との配置関係が単純化でき、
各構成部品の位置設定が容易で多少位置ずれしても十分
な出力が得られ、この微小位置変化量検出器を用いた各
種機器の設計・製造が容易となる。
【0041】磁場の強さの変化が検知できるので、磁
石の変位量と出力信号とが対応し、その出力波形の活用
が可能になり、心電図波形解析や印刷図形解析が可能に
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例にかかる微小位置変化量検
出器の概略構成側面図である。
【図2】第一実施例の基板17の平面図である。
【図3】微小位置変化量検出器の信号検出回路を示す図
である。
【図4】本発明の第2実施例にかかる微小位置変化量検
出器の概略構成側面図である。
【図5】第2実施例の基板17の平面図である。
【図6】第2実施例にかかる微小位置変化量検出器を用
いて構成した紙厚検知器を示す概略側面図である。
【図7】第2実施例にかかる微小位置変化量検出器を用
いて構成した心臓の鼓動検知器を示す概略側断面図であ
る。
【図8】鼓動検知器によって検出した鼓動の波形図であ
る。
【図9】ホール素子301を用いて物体の位置変化を検
知する方法を示す図である。
【図10】強磁性磁気抵抗素子401を用いて物体の位
置変化を検知する方法を示す図である。
【図11】磁石15が不規則な変位をした場合を示す図
である。
【図12】他の実施例にかかる基板17の平面図であ
る。
【符号の説明】
11 変位する物体 15 磁石 17 基板 19,61,63 軟磁性体 21,23,83,85 磁気抵抗素子 25,27 ガラス基板 29,31,39,41 磁気抵抗素子パターン 33,35,37,43,45,47 端子

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 変位する物体に取り付けられる磁石と、
    該磁石が発する磁場の方向及び強さに応じて抵抗値が変
    化する磁気抵抗素子と、該磁気抵抗素子の抵抗値の変化
    を検出する検出回路とを具備する微小位置変化量検出器
    において、 前記磁石のほぼ両極を結ぶ線上であって該磁石から所定
    距離離れた位置に導磁路となる軟磁性体を配設し、該軟
    磁性体の左右両側に各々磁気抵抗素子を配設したことを
    特徴とする微小位置変化量検出器。
  2. 【請求項2】 前記軟磁性体の左右両側に配設した磁気
    抵抗素子のさらに左右外側に、第2の導磁路となる軟磁
    性体を配設したことを特徴とする請求項(1)記載の微小
    位置変化量検出器。
  3. 【請求項3】 前記左右の磁気抵抗素子は、ジグザグに
    形成した2つの磁気抵抗素子パターンのジグザグ方向が
    直交するように基板上に形成されて且つ直列に接続され
    ており、さらに左右の磁気抵抗素子間においては、両者
    の磁気抵抗素子パターンが点対称となるように配置され
    ており、さらに左右の磁気抵抗素子の各々2つの磁気抵
    抗素子パターンの中点を出力端子として取り出したこと
    を特徴とする請求項(1) 又は(2) 記載の微小位置変化量
    検出器。
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