JP2009124660A - 画像読取装置および画像形成装置 - Google Patents

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真也 北岡
Motoya Sano
元哉 佐野
Atsushi Kaneya
厚史 兼谷
Shingo Matsushita
慎吾 松下
Norio Kimura
憲雄 木村
Kenichiro Morita
健一郎 森田
Hiroshi Kubo
宏 久保
Takeshi Akai
武志 赤井
Takashi Fujii
隆 藤井
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Abstract

【課題】簡単な構成で読取面および読取面に対向する部材の汚れを除去することによって、画像読取りの精度を保つことのできる画像読取装置および画像形成装置を提供する。
【解決手段】読取モータにより駆動される第2読取ローラ70と、第2読取ローラ70の軸70aに電磁クラッチを介して装着され、読取面清浄層240aおよび白基準清浄層240bが形成された清浄部材240と、を設ける。電磁クラッチの作動によって清浄部材240が第2読取ローラ70の回転に連れ回りする場合は、読取面清浄層240aが第2読取部9の読取面を摺動する。一方、清浄部材240が第2読取ローラ70の回転に連れ回りしない場合には、白基準清浄層240bが第2読取ローラ70の周面を摺動する。一つの清浄部材240の回動によって第2読取部9の読取面と第2読取ローラ70の周面の汚れを除去する。
【選択図】図5

Description

本発明は、画像を読取る画像読取部の読取面および読取面に対向する部材の汚れを除去する手段を有する画像読取装置および画像形成装置に関するものである。
近年、複写機やファクシミリ装置あるいはスキャナ装置といった画像読取装置においては、読取生産性の向上、省スペース化などの観点から、読取部を固定して原稿を搬送しながら画像を読取るシートスルー方式が一般に採用されている。また、画像読取装置に自動原稿搬送装置(ADF)を搭載し、画像読取装置に第1読取部を備え、さらにADFに第2読取部を備えて、シートスルー方式で原稿の両面を読取る場合には、第1読取部と第2読取部とによって原稿の両面を一回の通紙で読取るようにしているものもある。
前述の第1読取部としては、例えば、電荷結合素子(CCD:Charge Coupled Device)を用いた縮小光学系タイプのものがあり、第2読取部としては、例えば、原稿の横幅方向(主走査方向)にわたるライン形状の光源と密着型イメージセンサ(CIS:Contact image sensor)とを並列的に配置した密着型の等倍光学系タイプのものがある。
いずれのタイプの読取部であっても、読取位置に原稿の紙粉や原稿に付着した粘着物(例えば、糊状のごみ)等が蓄積してその読取面が汚れると、読取った原稿に縦スジが発生して読取精度が低下することになる。この対策としては、例えば、原稿を強く読取面(例えば、コンタクトガラスの読取位置近傍)に押付け、原稿自身によってごみを取り除くという方法(セルフクリーニング)、あるいは読取部の読取面(コンタクトガラス面)にコーティング処理(低摩擦化表面処理)を施し、粘着物の付着を抑えるという方法が知られている。
この種の画像読取装置には、第2読取部の読取面の汚れを除去するために、第2読取部の読取面と対向して圧接するスポンジローラと、スポンジローラの気泡に取り込まれた紙粉等を掃き出すブラシ部材と、ブラシ部材によって掃き出された紙粉等を収容する収容部と、を設け、さらにスポンジローラの周面の一部にシェーディング補正用の軟質の白基準部材を貼り付けているものがある(例えば、特許文献1参照)。この構成によれば、スポンジローラの駆動によって読取面の汚れが除去される。なお、第2読取部の読取面に前述のコーティング処理が施されている場合には、スポンジローラの圧接によってコーティング層が摩耗劣化することが懸念される。
また、この種の画像読取装置には、密着型イメージセンサを有する読取部(第2読取部に相当する)の読取面と対向する白色ローラと、白色ローラの表面を帯電して原稿を吸着搬送するための摩擦帯電用接触体と、白色ローラの表面の汚れを掃き出すクリーニングブラシと、クリーニングブラシと摩擦帯電用接触体とを切替える切替機構(切替ソレノイド等)と、を備え、原稿の吸着搬送に伴って白色ローラの表面に付着した紙粉等をクリーニングブラシで除去しているものもある(例えば、特許文献2参照)。この構成によれば、白色ローラの表面を帯電状態とすることにより、原稿のしわ、よれ、波うちに起因する密着型イメージセンサと原稿とのギャップ(隙間)のばらつきを低減することができる。
特許第3885958号公報 特開2006−319559号公報
しかしながら、引用文献1に記載の従来の画像読取装置においては、第2読取部の読取領域の汚れを除去することができるものの、スポンジローラの周面の一部に白基準部材が貼り付けられているため、シェーディング時には白基準部材が第2読取部の読取位置(読取ライン)に対向するよう精度良く位置決めする必要があるという問題があった。また、スポンジローラの汚れを除去するためのブラシ部材および収容部を設けているため、部品数の増加に伴う装置の大型化が懸念される。
また、引用文献2に記載の従来の画像読取装置においては、白色ローラの汚れを除去することができるものの、第2読取部の読取領域の汚れを直接的に除去する点について配慮がなされていないという問題があった。また、白色ローラの汚れを除去するためのクリーニングブラシと摩擦帯電用接触体とを切替える切替ソレノイド等の切替機構を設けているため、部品数の増加に伴う装置の大型化が懸念される。
本発明は、従来の問題を解決するためになされたもので、簡単な構成で読取面および読取面に対向する部材(例えば、前記のスポンジローラ、白色ローラ)の汚れを除去することによって、画像読取りの精度を保つことのできる画像読取装置および画像形成装置を提供することを目的とする。
(1)本発明は、原稿の画像を読取る読取手段と、前記読取手段の読取面に対向する対向部材と、前記読取手段の読取面と前記対向部材とを清浄する清浄部材と、を備えた構成を有している。
この構成において、読取手段は例えば、第1読取部または第2読取部に相当する。対向部材は例えば、第1読取ローラまたは第2読取ローラに相当する。
(2)本発明は、原稿の画像を読取る読取手段と、前記読取手段の読取面に対向して軸中心に回転する読取回転体と、前記読取回転体の軸方向にわたって一部周面を覆い、前記読取回転体と軸心同一の軸中心に回転し、前記読取面および前記読取回転体の周面を清浄する清浄部材と、を備えた構成を有している。
この構成において、読取回転体は例えば、第1読取ローラまたは第2読取ローラに相当する。
(3)本発明においては、前記清浄部材の外面が前記読取面を摺動し、前記清浄部材の内面が前記周面を摺動する構成を有している。
この構成において、清浄部材の外面は例えば、読取面清浄層に相当する。清浄部材の内面は例えば、白基準清浄層に相当する。
(4)本発明においては、前記読取回転体を駆動する読取駆動手段と、前記清浄部材を駆動する清浄駆動手段と、前記読取駆動手段および前記清浄駆動手段を制御する制御手段と、を備えた構成を有している。
この構成において、読取駆動手段は例えば、読取モータに相当する。清浄駆動手段は例えば、清浄駆動モータに相当する。制御手段は例えば、コントローラに相当する。
(5)本発明においては、前記読取回転体を駆動する読取駆動手段と、前記読取駆動手段の駆動を前記清浄部材に伝達する駆動伝達手段と、前記読取駆動手段および前記駆動伝達手段を制御する制御手段と、を備えた構成を有している。
この構成において、駆動伝達手段は例えば、電磁クラッチ、ワンウェイクラッチに相当する。
(6)本発明においては、前記制御手段は、前記読取駆動手段の正転駆動によって前記読取回転体が正回転するとともに前記駆動伝達手段の伝達遮断によって前記清浄部材の内面が前記読取回転体の周面を摺動し、前記読取駆動手段の逆転駆動によって前記読取回転体が逆回転するとともに前記駆動伝達手段の駆動伝達によって前記清浄部材の外面が前記読取手段の読取面を摺動するよう制御する構成を有している。
この構成において、正回転は例えば、時計方向の回転に相当する。逆回転は例えば、反時計方向の回転に相当する。
(7)本発明においては、前記制御手段は、前記読取駆動手段の駆動によって前記読取回転体が一方向に回転するとともに、前記駆動伝達手段の駆動伝達によって前記清浄部材の外面が前記読取手段の読取面を摺動するか、または前記駆動伝達手段の伝達遮断によって前記清浄部材の内面が前記読取回転体の周面を摺動するよう切替えて制御する構成を有している。
この構成において、一方向は例えば、時計方向に相当する。
(8)本発明においては、前記清浄部材は、前記読取回転体の周面の1/2以下を覆う構成を有している。
この構成において、周面の1/2は例えば、読取ローラの径方向断面の円形の円周の1/2の範囲に相当する。
(9)本発明は、原稿の第1面の画像を読取る第1読取手段と、原稿の第2面の画像を読取る第2読取手段を内蔵し、前記原稿を前記第1読取手段および前記第2読取手段の読取位置へ搬送する搬送手段と、を備え、前記搬送手段として請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の画像読取装置を用いた構成を有している。
この構成において、第1読取手段は例えば、第1読取部に相当する。第2読取手段は例えば、第2読取部に相当する。搬送手段は例えば、自動原稿搬送部に相当する。
(10)本発明は、原稿の画像を読取る画像読取手段と、前記画像読取手段に読取られた原稿の画像を所定の用紙に形成する画像形成手段と、を備え、前記画像読取手段として請求項9に記載の画像読取装置を用いた構成を有している。
この構成において、画像形成手段は例えば、画像形成部に相当する。
本発明は、読取手段の読取面と対向部材とを清浄する清浄部材を設けることにより、一つの清浄部材によって読取面と対向部材の双方の汚れを除去することができ、さらに画像読取りの精度を保つことができるという効果を有する画像読取装置を提供することができる。
請求項2の発明は、読取回転体の軸方向にわたって一部周面を覆い、読取回転体と軸心同一の軸中心に回転し、読取手段の読取面および読取回転体の周面を清浄する清浄部材を設けることにより、一つの清浄部材によって読取手段の読取面の汚れと読取回転体の周面の汚れとを除去することができる。特に、読取回転体がシェーディング補正用の白色基準を兼ねる場合には、正確なシェーディング補正を行うことによって画像読取りの精度を保つことができる。
請求項3の発明は、断面円弧状の清浄部材の外面が読取手段の読取面を摺動し、清浄部材の内面が読取回転体の周面を摺動することにより、一つの清浄部材の両面で読取面および読取回転体の汚れを除去することができる。
請求項4の発明は、読取回転体を駆動する読取駆動手段と、清浄部材を駆動する清浄駆動手段と、をそれぞれ設けることにより、制御手段は、任意のタイミングで読取回転体および清浄部材の一方又は双方を駆動することができる。すなわち、任意のタイミングで任意の部位(読取手段の読取面、読取回転体の周面)の汚れを除去することができる。
請求項5の発明は、読取回転体を駆動する読取駆動手段と、読取駆動手段の駆動を清浄部材に伝達する駆動伝達手段と、を設けることにより、一つの読取駆動手段の駆動によって読取回転体および清浄部材を駆動することができる。例えば、読取動作を行いながら清浄動作を行うことができる。
請求項6の発明は、読取回転体の正回転に伴って清浄部材の内面が読取回転体の周面を摺動し、読取回転体の逆回転に伴って清浄部材の外面が読取手段の読取面を摺動することにより、清浄部材による清浄動作専用の制御が不要となって制御が簡素化される。
請求項7の発明は、読取回転体の一方向の回転に伴って清浄部材の内面が読取回転体の周面を摺動するか、または清浄部材の外面が読取手段の読取面を摺動するかを切替えることにより、清浄対象の切替条件、切替タイミングの更新を容易に行うことができる。
請求項8の発明は、清浄部材が読取回転体の周面の1/2以下を覆うことにより、例えば清浄部材の交換時に、清浄部材を読取回転体の軸あるいは軸心同一の他の軸等から容易に着脱することができる。
請求項9の発明は、第1読取手段と、第2読取手段を内蔵した搬送手段と、を備え、搬送手段として請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の画像読取装置を用いたことにより、前述した作用効果を有し、画像読取りの品質を良好に保つことのできる画像読取装置を提供することができる。
請求項10の発明は、画像読取手段と、画像形成手段と、を備え、画像読取手段として請求項9に記載の画像読取装置を用いたことにより、前述した作用効果を有し、画像形成の品質を良好に保つことのできる画像形成装置を提供することができる。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の画像読取装置および画像形成装置の第1の実施の形態としての複写機の概略構成を示す断面図である。
図1において、複写機1は、自動原稿搬送部(以下、ADFともいう)2と、画像読取部4(図2の第1読取部8に相当する)と、画像形成部5と、給紙部3と、を有する構成である。
ADF2は、原稿トレイ11と、各種ローラ等からなる搬送部13と、を備えている。ADF2は、搬送部13により原稿トレイ11に載置された原稿をコンタクトガラス7上に搬送し、画像読取部4はコンタクトガラス7を介して原稿の表面画像を読取る。引き続いて、表面画像の読取りが終了した原稿を、第2読取部9に搬送し、第2読取部9により原稿の裏面画像を読取った後、排紙トレイ12に排紙するようになっている。また、ADF2は、画像読取部4に対して図示しないヒンジ等の開閉機構を介して開閉自在に取り付けられている。
給紙部3は、用紙サイズの異なる記録紙を収納する給紙カセット21、22と、給紙カセット21、22に収納された記録紙を画像形成部5の画像形成位置まで搬送する各種ローラからなる給紙手段23と、を有している。
画像読取部4は、光源およびミラー部材を搭載した第1キャリッジ25と、ミラー部材を搭載した第2キャリッジ26と、結像レンズ27と、撮像部28とを備えている。画像読取部4は、第1キャリッジ25に搭載された光源によりコンタクトガラス7上を通過中の原稿に光を照射し、第1キャリッジ25および第2キャリッジ26に搭載された各ミラー部材により原稿からの反射光を折り返させ、その反射光を結像レンズ27により結像して撮像部28で読取らせるようになっている。撮像部28は、例えば、CCD(Charge Coupled Device)を用いて構成されている。
画像形成部5は、露光装置31と、感光体ドラム32と、現像装置33、転写ベルト34と、定着装置35と、を備えている。画像形成部5は、撮像部28に読取られた読取画像に基づいて、露光装置31により感光体ドラム32を露光して感光体ドラム32に潜像を形成し、現像装置33により感光体ドラム32に異なる色のトナーを供給して現像するようになっている。そして、画像形成部5は、転写ベルト34により感光体ドラム32に現像された像を給紙部3から供給された記録紙に転写した後、定着装置35により記録紙に転写されたトナー画像のトナーを溶融して、記録紙にカラー画像を定着するようになっている。
図2を参照してADF2について詳細に説明する。図2は、本発明の第1の実施の形態としてのADF2の断面図である。
図2に示すように、原稿トレイ11は、可動原稿テーブル41と、一対のサイドガイド板42とを有している。可動原稿テーブル41は、原稿トレイ11の給紙方向の略前半部を構成しており、基端部を支点として上下方向に回動するようになっている。このように、原稿トレイ11は、可動原稿テーブル41を回動することにより、原稿トレイ11に載置された原稿の給送方向前端部を適切な高さに合わせることができるようになっている。
可動原稿テーブル41の先端部の上方には、テーブル上昇センサ87が設けられている。テーブル上昇センサ87は、原稿載置面に載置された原稿の給送方向前端部が適切な高さである給紙適正位置に保持されているかを検知するようになっている。なお、ここでいう給紙適正位置とは、原稿束の最上位の原稿と後述するピックアップローラ61とが接触する位置をいう。
可動原稿テーブル41の先端部の下方には、底板ホームポジションセンサ88が設けられている。底板ホームポジションセンサ88は、可動原稿テーブル41がホームポジションにあることを検知するようになっている。
原稿トレイ11の給紙方向の略後半部には、少なくとも同一原稿サイズの原稿の向きが縦と横のいずれになっているかを検知する原稿長さ検知センサ89、91が、給送方向に離隔して設けられている。なお、原稿長さ検知センサ89、91としては、光学的手段により未接触で検知する反射型センサ、または原稿1枚にても検知可能な接触式のアクチュエータタイプのセンサを用いてもよい。
一対のサイドガイド板42は、原稿トレイ11に載置された原稿の給紙方向に対する左右方向を位置決めするように立設されている。また、一対のサイドガイド板42の片側は、給紙方向に対する左右方向にスライド自在であり、異なるサイズの原稿が載置可能に構成されている。
一対のサイドガイド板42の固定側には、原稿の載置により回動するセットフィラー43が設けられている。また、セットフィラー43の先端部の移動軌跡上の最下部には、原稿トレイ11に原稿が載置されたことを検知する原稿セットセンサ82が設けられている。つまり、原稿セットセンサ82は、原稿トレイ11に原稿が載置されると、セットフィラー43が回動して、セットフィラー43の先端部が原稿セットセンサ82から外れて、原稿の載置を検知するようになっている。
ADF2の搬送部13は、分離給送部51と、プルアウト部52と、ターン部53と、第1読取搬送部54と、第2読取搬送部55と、排紙部56と、を有する構成である。
分離給送部51は、給紙口近傍に配置されたピックアップローラ61と、搬送経路を挟んで対向するように配置された給紙ベルト62およびリバースローラ63とを有している。ピックアップローラ61は、給紙ベルト62に取り付けられた支持アーム部材64により支持されており、図示しないカム機構を介して原稿束に接触する接触位置と原稿束から離れた離隔位置との間を上下動するようになっている。
給紙ベルト62は、給送方向に回転し、リバースローラ63は、給送方向と逆方向に回転するようになっている。また、リバースローラ63は、原稿が重送された場合に、給紙ベルト62に対して逆方向に回転するが、リバースローラ63が給紙ベルト62に接している場合、または原稿を1枚のみ搬送している場合には、図示しないトルクリミッタの働きにより、給紙ベルト62に連れ回りするようになっている。
そして、分離給送部51は、ピックアップローラ61が原稿トレイ11に載置された原稿束の最上位の原稿に転接することにより給紙口内に原稿を送り出し、原稿が重送された場合に給紙ベルト62とリバースローラ63とにより分離して送り出すようになっている。
プルアウト部52は、搬送経路を挟むように配置された一対のローラからなるプルアウトローラ65を有している。プルアウト部52は、プルアウトローラ65とピックアップローラ61の駆動タイミングにより、送り出された原稿を一次突当整合し、整合後の原稿を引き出し搬送するようになっている。
ターン部53は、搬送経路の上から下に向けて曲折した曲折部を挟むように配置された一対のローラからなる中間ローラ66および読取入口ローラ67を有している。ターン部53は、中間ローラ66により引き出し搬送された原稿を、曲折部を搬送することによりターンさせて、読取入口ローラ67により原稿の表面を下方に向けてコンタクトガラス7近傍まで搬送するようになっている。
第1読取搬送部54は、コンタクトガラス7に搬送経路を挟んで対向する位置に配置された第1読取ローラ68と、読取終了後の搬送経路を挟むように配置された一対のローラからなる第1読取出口ローラ69と、を有している。第1読取搬送部54は、コンタクトガラス7の近傍まで搬送された原稿の表面を第1読取ローラ68によりコンタクトガラス7に接触させながら搬送し、読取終了後の原稿を第1読取出口ローラ69によりさらに搬送するようになっている。
第2読取搬送部55は、原稿の裏面を読取る第2読取部9と、第2読取部9に搬送経路を挟んで対向する位置に配置された第2読取ローラ70と、原稿の裏面の読取終了後の搬送経路を挟むように配置された一対の第2読取出口ローラ71と、を有している。第2読取搬送部55は、表面が読取られた原稿を第2読取ローラ70により第2読取部9の読取面の前を通過させ、第2読取出口ローラ71により排紙口に向けて搬送するようになっている。両面読取りを行わない場合にも原稿は第2読取部9を通過する。
なお、第2読取搬送ローラ70は、第2読取部9における原稿の浮きを抑えると同時に、第2読取部9におけるシェーディングデータを取得するための基準白部(白色基準)を兼ねるものである。
また、第2読取部9は、例えば、主走査方向にわたるライン形状の光源と密着型イメージセンサ(CIS)とが並列的に配置され、さらに第2読取ローラ70と対向する面にはコンタクトガラス(不図示)が装着されて読取面が形成されて、ユニット化されたものである。一方、第2読取ローラ70は、周面が白色であってシェーディング時の白色基準として用いられ、読取モータ94(図3参照)の駆動で回転する。第2読取ローラ70の軸には、後述する清浄部材240が装着され、清浄部材240の一面(外面)で前記読取面(コンタクトガラス)の読取領域をクリーニングし、他の一面(内面)で第2読取ローラ70の周面をクリーニングするようになっている。
排紙部56は、排紙口の近傍に一対の排紙ローラ72が設けられ、第2読取出口ローラ71により搬送された原稿を排紙トレイ12に排紙するようになっている。
また、ADF2には、搬送経路に沿って、突き当てセンサ84、読取入口センサ86、レジストセンサ81、排紙センサ83が設けられており、原稿の搬送距離や搬送速度等の搬送制御に用いられる。
さらに、プルアウトローラ65と中間ローラ66との間には、原稿幅センサ85が設けられている。原稿幅センサ85は、原稿の幅方向に複数並べた受光素子から構成されており、搬送経路を挟んで対向位置に設けられた照射光からの受光結果に基づき原稿幅を検知する。
次に、ADF2の制御部の構成について説明する。図3は、本発明の第1の実施の形態としてのADF2の制御部の構成を示すブロック図である。
図3に示すように、ADF2は、ADF2全体の制御を行うコントローラ100を備えている。ADF2は、コントローラ100に信号を入力するセンサとして、レジストセンサ81、原稿セットセンサ82、排紙センサ83、突き当てセンサ84、原稿幅センサ85、読取入口センサ86、テーブル上昇センサ87、底板ホームポジションセンサ88および原稿長さ検知センサ89、91等を備え、各センサはコントローラ100に接続されている。
また、ADF2は、コントローラ100から信号を出力してADF2の各部の駆動制御するモータとして、ピックアップモータ92、給紙モータ93、読取モータ94、排紙モータ95、底板上昇モータ96および駆動モータ126等を備え、各モータはコントローラ100に接続されている。底板上昇モータ96は、可動原稿テーブル41を昇降し、ピックアップモータ92は、ピックアップローラ61を上下動するようになっている。
給紙モータ93は、ピックアップローラ61、給紙ベルト62、リバースローラ63、プルアウトローラ65および中間ローラ66を回転駆動し、読取モータ94は、読取入口ローラ67、第1読取ローラ68、第1読取出口ローラ69、第2読取ローラ70および第2読取出口ローラ71を回転駆動し、排紙モータ95は、排紙ローラ72を回転駆動するようになっている。なお、読取モータ94の駆動は後述するタイミングベルト249を介して駆動プーリ248に伝達され、駆動プーリ248および第2読取ローラ70の軸70aに装着されている清浄部材240を回転駆動するようになっている(図5参照)。
また、ADF2は、前述のように第2読取部9を備え、第2読取部9はコントローラ100に接続されている。
また、複写機1は、装置全体の制御を行う本体制御部101、各種の入力操作や動作指示を行う本体操作部102を備えている。コントローラ100と本体制御部101は、I/F103を介して接続されており、双方間で制御信号等のデータの授受が行われるようになっている。
次に、第2読取部9の構成について説明する。図4は、本発明の第1の実施の形態としての第2読取部9の構成を示すブロック図である。
図4に示すように、第2読取部9は、光源部111と、センサチップ112と、増幅器113と、A/D114と、画像処理部115と、フレームメモリ116とを備えている。光源部111は、主走査方向にわたるライン形状の光源である。複数のセンサチップ112は、密着型イメージセンサ(CIS)を構成する。
第2読取部9は、光源部111によりコントローラ100からの点灯信号に基づいて原稿に光を照射し、各センサチップ112により原稿からの反射光をコンタクトガラス(不図示)を介して受光して、電気信号に変換して出力するようになっている。第2読取部9は、各センサチップ112から出力された電気信号を、増幅器113により増幅し、A/D114によりアナログ信号からデジタル信号に変換して画像処理部115により画像処理を行い、画像処理が行われた信号をフレームメモリ116に記憶するようになっている。
また、第2読取部9は、コントローラ100からのタイミング信号に基づいてフレームメモリ116に記憶された信号の出力制御を行う出力制御回路117と、出力制御回路117から出力される信号を本体制御部101に出力するI/F回路118と、を備えている。
次に、第2読取部9の読取面および第2読取ローラ70の周面の汚れを除去するための清浄部材の構成について説明する。図5は、本発明の第1の実施の形態としての清浄部材240の構成を模式的に示す図である。図5(a)は第2読取部9および第2読取ローラ70を搬送方向に対して垂直な方向(主走査方向)から見た図であり、図5(b)は第2読取部9および第2読取ローラ70を搬送方向(副走査方向)から見た図である。図6は、本発明の第1の実施の形態としての清浄部材240の被覆範囲を模式的に示す図である。
図5(a)に示すように、第2読取ローラ70は第2読取部9の読取面(コンタクトガラス(不図示)の表面)上の読取位置200と対向して配置されている。読取位置200を含む読取領域には、前述の主走査方向にわたるライン形状の光源と密着型イメージセンサ(CIS)とが並列的に配置されている。
第2読取ローラ70の軸70aには清浄部材240が装着されている。清浄部材240の装着部(図5(a)参照)は扇形をなしており、扇の要に相当する部位を軸70aが貫通して清浄部材240を支持している。一方、清浄部材240における第2読取ローラ70の周面との対向部(図5(b)参照)は軸方向にわたって延在し、周方向断面は円弧をなしており、前記周面の1/2程度の範囲を覆っている(図6参照)。清浄部材240の対向部の一面には、第2読取部9の読取面(特に読取領域)の汚れを除去するための読取面清浄層240aが形成され、他の一面には、第2読取ローラ70の周面の汚れを除去するための白基準清浄層240bが形成されている。
読取面清浄層240aおよび白基準清浄層240bは、例えば、スポンジ、フェルト、不織布、クロス等、前記読取面や前記周面を形成しているガラスや樹脂よりも十分に柔軟で、長時間摺動しても前記読取面や前記周面に傷を生じさせない材料で形成されることが好ましい。また、読取面清浄層240aおよび白基準清浄層240bの厚さは、後述する摺動動作を妨げない程度とすることが好ましい。
図5(b)に示すように、第2読取ローラ70の軸70aは、駆動伝達手段としての駆動プーリ248およびタイミングベルト249に接続されている。軸70aを支持する軸受238は、圧縮スプリング239によって第2読取部9の読取面に向けて付勢されている。したがって、第2読取ローラ70は所定のギャップを保ちながら、前記読取面に向けて付勢されることになる。
清浄部材240は、例えば、駆動伝達手段としての電磁クラッチ(不図示)を介して駆動プーリ248に接続されている。そして、前記電磁クラッチがオンの場合に軸70aを中心として第2読取ローラ70に連れ回りし、前記電磁クラッチがオフの場合には連れ回りせず、略停止するようになっている。
例えば、前記電磁クラッチがオフの場合、第2読取ローラ70が駆動されると、清浄部材240の内面の白基準清浄層240b上を第2読取ローラ70が摺動することにより、第2読取ローラ70の周面の汚れが除去される。また、前記電磁クラッチがオンの場合、第2読取ローラ70が駆動されると、第2読取部9の読取面上を清浄部材240の外面の読取面清浄層240aが摺動することにより、前記読取面の汚れが除去される。
ここでは、第2読取ローラ70が圧縮スプリング239によって付勢されているため、第2読取ローラ70と第2読取部9の読取面とのギャップよりも清浄部材240の厚さ(前記対向部、読取面清浄層240aおよび白基準清浄層240bの厚さ)が大きい場合においても、読取面清浄層240aおよび白基準清浄層240bの変形と、圧縮スプリング239の縮退とによって前記ギャップが拡開して通紙可能となっている。
以上のように構成された複写機1について、シートスルー方式により原稿の画像を読取る動作を説明する。
まず、読取りを行う原稿束を、可動原稿テーブル41を含む原稿テーブル11上に、原稿表面を上向きの状態でセットする。このときセットされた原稿束は、一対のサイドガイド板42により原稿の給紙方向に対する左右方向が位置決めされる。さらに、前述の原稿のセットはセットフィラー43、原稿セットセンサ82により検知され、I/F103により本体制御部101に送信される。
原稿がセットされたことを、前述のセットフィラー43、原稿セットセンサ82により検知すると底板上昇モータ96を正転させて原稿束の最上面がピックアップローラ61と接触するように可動原稿テーブル41を上昇させる。
次に、本体操作部102よりプリントキーが押下され、本体制御部101からI/F103を介してコントローラ100に原稿給紙信号が送信されると、ピックアップローラ61は、給紙モータ93の正転によりコロが回転駆動し、原稿テーブル11上の数枚(理想的には1枚)の原稿をピックアップする。回転方向は、最上位の原稿を給紙口に搬送する方向である。
ここで、リバースローラ63は、給紙ベルト62に所定圧で接し、給紙ベルト62に直接接している状態、または原稿1枚を介して接している状態では給紙ベルト62の回転につられて反時計方向に連れ回りし、万が一2枚以上の原稿が給紙ベルト62とリバースローラ63との間に侵入したときは、連れ回り力がトルクリミッタのトルクよりも低くなるように設定されており、リバースローラ63は、本来の回転方向である時計方向に回転し、余分な原稿を押し戻す働きをし、これにより原稿の重送が防止される。
給紙ベルト62とリバースローラ63との作用により、1枚に分離された原稿は、給紙ベルト62によってさらに搬送され、突き当てセンサ84によりその先端が検知される。そして、搬送される原稿は、停止しているプルアウトローラ65に突き当たる。
その後、原稿は前述の突き当てセンサ84の検知から予め定められた距離だけ搬送され、プルアウトローラ65に所定量の撓みをもって押し当てられた状態で給紙モータ93を停止させることにより、給紙ベルト62の駆動が停止する。このとき、ピックアップモータ92を回転させることでピックアップローラ61を原稿上面から退避させるとともに、原稿を給紙ベルト62の搬送力のみで搬送する。これにより、原稿先端はプルアウトローラ65の上下ローラ対のニップに侵入し、原稿先端の整合(スキュー補正)が行われる。
スキュー補正が行われると、コントローラ100は、給紙モータ93を逆転駆動し、プルアウトローラ65および中間ローラ66を回転させる。このとき(給紙モータ93逆転時)、プルアウトローラ65および中間ローラ66は、駆動されるが、ピックアップローラ61および給紙ベルト62は、駆動されていない。
プルアウトローラ65により中間ローラ66に搬送される原稿は、原稿幅センサ85により、原稿の搬送方向に直行する幅方向のサイズが検知される。
また、プルアウトローラ65および中間ローラ66の駆動により、プルアウト部52からターン部53に原稿が搬送される際には、プルアウト部52での搬送速度を第1読取搬送部54での搬送速度よりも高速に設定することにより、原稿を第1読取搬送部54に搬送する処理時間の短縮が図られている。
原稿先端が読取入口センサ86により検知されると、読取入口ローラ67の上下ローラ対のニップに原稿先端が進入する前に、原稿搬送速度を読取搬送速度と同速にするため原稿搬送速度の減速を開始する。同時に、読取モータ94を正転駆動して読取入口ローラ67、第1読取ローラ68、第1読取出口ローラ69、第2読取ローラ70、第2読取出口ローラ71を駆動する。なお、前記電磁クラッチはオフとされ、清浄部材240は第2読取ローラ70に連れ回りしない。
原稿先端がレジストセンサ81により検知されると、コントローラ100は所定の搬送距離で減速し、原稿を第1読取ローラ68および読取位置20の手前で一時停止させるとともに、I/F103を介して本体制御部101にレジスト停止信号を送信する。次いで、コントローラ100は、本体制御部101より読取開始信号を受信すると、レジスト停止していた原稿先端がガイド部材により案内されて読取位置20に到達するまでに、所定の搬送速度に立ち上がるように増速して搬送させる。コントローラ100は、読取モータ94のパルスカウントにより検知された原稿先端が読取位置20に到達するタイミングで、本体制御部101に対して表面の副走査方向有効画像領域を示すゲート信号を送信する。このゲート信号は、読取位置20を原稿後端が抜けるまで送信される。
片面読取りの場合には、第1読取搬送部54を通過した原稿は、ガイド部材により第2読取搬送部55へ案内され、その第2読取搬送部55を経て排紙部56へ搬送される。この際、コントローラ100は、原稿先端が排紙センサ83により検知されると、排紙モータ95を正転駆動して排紙ローラ72を反時計方向に回転させる。また、コントローラ100は、排紙センサ83により原稿先端が検知されてから、排紙モータ95のパルスをカウントし、原稿後端が排紙ローラ72の上下ローラ対のニップ部から抜ける直前に排紙モータ95の駆動速度を減速させて、排紙トレイ12上に排出される原稿が飛び出さないように制御する。
両面読取りの場合には、コントローラ100は、排紙センサ83により原稿先端が検知されてから、読取モータ94のパルスをカウントする。次いで、コントローラ100は、第2読取部9に原稿先端が到達するタイミングで第2読取部9に対し、副走査方向の有効画像領域を示すゲート信号を送信する。このゲート信号は、第2読取部9を原稿後端が抜けるまで送信される。
なお、コントローラ100は、片面読取り、両面読取りに関らず、第2読取部9を原稿が通過する期間は、前記電磁クラッチがオフに設定され、清浄部材240の読取面清浄層240aによる第2読取部9の読取面の汚れ除去は行われないように制御する。これは、読取面清浄層240aが読取面上を摺動することにより、例えば前記ギャップが変動して安定した読取搬送が損なわれるのを回避するためである。コントローラ100は、第2読取部9を原稿が通過する期間以外(例えば、原稿のレジスト停止以前)の任意のタイミングで、前記電磁クラッチがオンに設定され、第2読取部9の読取面の汚れ除去が行われるように制御する。
このような本発明の第1の実施の形態としての複写機1によれば、第2読取ローラ70の軸方向にわたって一部周面を覆い、第2読取ローラ70の軸70aを中心に回転する、周方向断面が円弧状の清浄部材240を設け、清浄部材240に形成された読取面清浄層240aおよび白基準清浄層240bによって第2読取部9の読取面および第2読取ローラ70の周面を摺動するので、一つの清浄部材240の回動によって第2読取部9の読取面と第2読取ローラ70の周面の汚れを除去することができる。特に、第2読取ローラ70がシェーディング補正用の白色基準を兼ねているため、清浄部材240による前記読取面および前記周面の汚れ除去によって正確なシェーディング処理を行うことができる。
また、本実施の形態によれば、読取モータ94の駆動は第2読取ローラ70に伝達されるとともに前記電磁クラッチの作動(オン)によって清浄部材240に伝達されるので、一つの読取モータ94の駆動によって双方を駆動することができる。よって、簡単な構成で第2読取搬送動作、シェーディング動作および清浄動作(第2読取部9および第2読取ローラ70の汚れ除去)が行われる。
また、本実施の形態によれば、清浄部材240が第2読取ローラ70の周面の1/2以下を覆うようにしたので、メンテナンス時に、清浄部材240を軸70aから容易に取り外し、あるいは装着することができる。
なお、前述のように第2読取部9がユニット化された構成においては、例えば、読取面(ユニットに組み込まれたコンタクトガラス面に相当する)が汚れて交換が必要な場合にユニット全体を交換することになる。そこで、読取面の使用期間を延長すること(長寿命化)が重要な課題となる。これに対し、本実施の形態によれば、第2読取部9を原稿が通過する期間以外の任意のタイミングで、清浄部材240の読取面清浄層240aによる第2読取部9の読取面の汚れ除去が行われるので、第2読取部9のユニット交換間隔の延長に寄与することができる。
また、前述した実施の形態では、第2読取部9の読取面(コンタクトガラス)にコーティング処理を施していない場合について説明したが、本発明はこのほかに、粘着系のゴミの付着を防止するため、読取面にシリコン系活性剤等のコーティング処理が施されていてもよい。この場合、コーティング処理を施すことによって前記読取面にゴミが付着するのを抑制するとともに、清浄部材240の読取面清浄層240aが読取面上を摺動する期間を制限することによって読取面のコーティング層の摩耗を遅延させることができる。
また、前述した実施形態では、第2読取部9の読取面と第2読取ローラ70の周面の汚れを除去する場合について説明したが、本発明はこのほかに、第1読取部8上方のコンタクトガラス7(前記読取面に相当する)と第1読取ローラ68の周面の汚れを除去する場合に適用してもよい。
[第2の実施の形態]
次に、本発明の第2の実施の形態としての清浄部材240の構成について説明する。図7は、本発明の第2の実施の形態としての清浄部材240の構成を模式的に示す図である。図7(a)は第2読取部9および第2読取ローラ70を搬送方向に対して垂直な方向(主走査方向)から見た図であり、図7(b)は第2読取部9および第2読取ローラ70を搬送方向(副走査方向)から見た図である。これは、清浄部材の駆動伝達手段を除き、第1の実施の形態と同様の構成を有しているため、同一構成には同一符号を付与して説明を省略する。
図7(a)に示すように、第2読取ローラ70の搬送方向上流には清浄部材240の時計方向(図中、実線の矢印で示す)の回動を規制する規制部材237が設けられている。規制部材237は、例えば、樹脂等の材料で形成された弾性シートからなり、第2読取ローラ70が時計方向に回転する場合に、清浄部材240が回動して搬送路内に進入して原稿の取搬送を妨げるのを防止する。また、第2読取ローラ70が反時計方向に回転する場合に、清浄部材240が第2読取部9の読取面上を摺動する動作の障害とならないよう可撓性を有している。
図7(b)に示すように、第2読取ローラ70の軸70aは、駆動伝達手段としての駆動プーリ243およびタイミングベルト244に接続されている。清浄部材240は、例えば、駆動伝達手段としてのワンウェイクラッチ241を介して軸70aに装着されている。ワンウェイクラッチ241は軸70aの反時計方向(図中、破線の矢印で示す)の駆動のみを清浄部材240に伝達するものである。そして、ワンウェイクラッチ241の作動により、第2読取ローラ70が軸70aを中心として時計方向に回転した場合に清浄部材240は連れ回りせず、一方、第2読取ローラ70が軸70aを中心として反時計方向に回転した場合に清浄部材240は連れ回りするようになっている(図7(a)参照)。
例えば、読取モータ94の駆動で第2読取ローラ70が時計方向に回転する場合、清浄部材240は連れ回りしないが、清浄部材240の内面の白基準清浄層240bが第2読取ローラ70の周面と接しているために時計方向に回動し、規制部材237によって回動を規制されることになる。時計方向の回動を規制された状態で、第2読取ローラ70が白基準清浄層240b上を摺動することにより、第2読取ローラ70の周面の汚れが除去される。
一方、読取モータ94の駆動で第2読取ローラ70が反時計方向に回転する場合、ワンウェイクラッチ241の作用で清浄部材240は第2読取ローラ70と同一速度で連れ回りし、第2読取部9の読取面上を清浄部材240の外面の読取面清浄層240aが摺動することにより、前記読取面の汚れが除去される。この場合、規制部材237は弾性シートで構成され、可撓性を有しているので、清浄部材240が規制部材237によって反時計方向の回動を規制されることはない。
このような本発明の第2の実施の形態としての複写機1によれば、軸70aに装着されたワンウェイクラッチ241の作用で、第2読取ローラ70の正回転に伴って清浄部材240の内面の白基準清浄層240bが第2読取ローラ70の周面を摺動し、第2読取ローラ70の逆回転に伴って清浄部材240の外面の読取面清浄層240aが第2読取部9の読取面を摺動するので、清浄部材240専用の動作制御が不要となり、コントローラ100の制御が簡素化される。
なお、前述した実施の形態では、規制部材237として樹脂等の材料で形成された弾性シートを用いた場合について説明したが、本発明はこのほかに、規制部材237を剛体で構成し、さらに規制部材237を、清浄部材240の回動を規制する規制位置(図7(a)参照)と退避位置(非規制位置)とに変位させる移動機構(不図示)を設け、コントローラ100に前記移動機構を制御する移動制御機能を付加してもよい。この構成によれば、剛体からなる規制部材237によって清浄部材240の回動をより確実に規制することができる。
[第3の実施の形態]
次に、本発明の第3の実施の形態としての清浄部材240の構成について説明する。図8は、本発明の第2の実施の形態としての清浄部材240の構成を模式的に示す図である。図8(a)は第2読取部9および第2読取ローラ70を搬送方向に対して垂直な方向(主走査方向)から見た図であり、図8(b)は第2読取部9および第2読取ローラ70を搬送方向(副走査方向)から見た図である。これは、清浄部材の駆動伝達手段を除き、第2の実施の形態と同様の構成を有しているため、同一構成には同一符号を付与して説明を省略する。
図8(a)に示すように、第2読取ローラ70の搬送方向上流には清浄部材240の時計方向(図中、実線の矢印で示す)の回動を規制する規制部材237が設けられている。規制部材237は、前述のように弾性シートからなり、第2読取ローラ70が時計方向に回転し、清浄部材240が連れ回りしない場合に、清浄部材240が搬送路内に進入して原稿の取搬送を妨げるのを防止する。一方、第2読取ローラ70が時計方向に回転し、清浄部材240が連れ回りする場合には、清浄部材240が第2読取部9の読取面上を摺動する動作の障害とならないよう可撓性を有している。
図8(b)に示すように、第2読取ローラ70の軸70aは、駆動伝達手段としての駆動プーリ243およびタイミングベルト244に接続されている。清浄部材240は、例えば、駆動伝達手段としての電磁クラッチ242を介して軸70aに装着されている。電磁クラッチ242がオンの場合に、読取モータ94の駆動が駆動プーリ243を介して第2読取ローラ70および清浄部材240に伝達され、電磁クラッチ242がオフの場合には、読取モータ94の駆動が駆動プーリ243を介して第2読取ローラ70に伝達され、清浄部材240には伝達されないようになっている。ここでは、第2読取ローラ70および清浄部材240は時計方向(図中、実線の矢印で示す)のみに回転するよう、読取モータ94の駆動が制御されるものとする。
そして、電磁クラッチ242がオフ状態であって、読取モータ94の駆動で第2読取ローラ70が時計方向に回転する場合、清浄部材240は連れ回りしないが、清浄部材240の内面の白基準清浄層240bが第2読取ローラ70の周面と接しているために時計方向に回動し、規制部材237によって回動を規制されることになる。時計方向の回動を規制された状態で、第2読取ローラ70が白基準清浄層240b上を摺動することにより、第2読取ローラ70の周面の汚れが除去される。
一方、電磁クラッチ242がオン状態であって、読取モータ94の駆動で第2読取ローラ70が時計方向に回転する場合、清浄部材240は第2読取ローラ70と同一速度で連れ回りし、第2読取部9の読取面上を清浄部材240の外面の読取面清浄層240aが摺動することにより、前記読取面の汚れが除去される。この場合、規制部材237は弾性シートで構成され、可撓性を有しているので、清浄部材240が規制部材237によって時計方向の回動を規制されることはない。
このような本発明の第3の実施の形態としての複写機1によれば、第2読取ローラ70を一方向(例えば、時計方向)に回転させ、清浄部材240の白基準清浄層240bが第2読取ローラ70の周面を摺動するか、または清浄部材240の読取面清浄層240aが第2読取部9の読取面を摺動するかを電磁クラッチ242のオン、オフで切替えるので、清浄対象の変更が容易である。また、第2読取ローラ70の回転方向を逆転するための機構および制御が不要である。
[第4の実施の形態]
次に、本発明の第3の実施の形態としての清浄部材240の構成について説明する。図9は、本発明の第2の実施の形態としての清浄部材240の構成を模式的に示す図である。図9(a)は第2読取部9および第2読取ローラ70を搬送方向に対して垂直な方向(主走査方向)から見た図であり、図9(b)は第2読取部9および第2読取ローラ70を搬送方向(副走査方向)から見た図である。これは、清浄部材の駆動手段および駆動伝達手段を除き、第3の実施の形態と同様の構成を有しているため、同一構成には同一符号を付与して説明を省略する。
図9(b)に示すように、第2読取ローラ70の軸70aは、駆動伝達手段としての駆動プーリ243およびタイミングベルト244に接続されている。清浄部材240は、例えば、駆動伝達手段としての駆動プーリ245およびタイミングベルト246に接続されるとともに軸70aに装着されている。清浄部材240に対しては、駆動プーリ245およびタイミングベルト246を介して読取モータ94と異なる清浄駆動モータ(不図示)の駆動が伝達されるようになっている。前記清浄駆動モータは、読取モータ94と同様にステッピングモータで構成されている。したがって、読取モータ94および前記清浄駆動モータを任意の方向(図中、実線矢印で示す時計方向、反時計方向)、任意の速度(駆動パルス数)で駆動するとともに、任意の停止位置で保持するよう制御することができる。第2読取ローラ70と清浄部材240とは任意のタイミングでそれぞれが互いの動作に影響されることなく、駆動および停止されることになる。
例えば、読取モータ94および前記清浄駆動モータを異なるパルス数で駆動することにより、第2読取ローラ70と清浄部材240とが異なる速度で回転し、例えば、第2読取ローラ70が白基準清浄層240b上を摺動する第1動作と、第2読取部9の読取面上を読取面清浄層240aが摺動する第2動作と、を同時に実行させることができる。
このような本発明の第4の実施の形態としての複写機1によれば、第2読取ローラ70を駆動する読取モータ94を設け、さらに清浄部材240を駆動する清浄駆動モータ(不図示)を設けたので、コントローラ100は、任意のタイミングで第2読取ローラ70と清浄部材240の一方又は双方を駆動し、任意の部位(第2読取部9の読取面、第2読取ローラ70の周面)の汚れを除去することができる。
なお、前述した実施の形態では、第2読取ローラ70と駆動プーリ243、清浄部材240と駆動プーリ245、が同一の軸70a(芯金)に取り付けられた場合について説明したが、本発明はこのほかに、清浄部材240と駆動プーリ245が、軸70aと同一軸心の他の軸に取り付けられた構成としてもよい。この構成によれば、第2読取ローラ70の駆動伝達系と清浄部材240の駆動伝達系とを独立に調整することができる。
本発明の第1の実施形態としての複写機を示す図であって、その全体構成を示す断面図である。 その自動原稿搬送部の構成を示す断面図である。 その制御部の構成を示すブロック図である。 その第2読取部の構成を示すブロック図である。 その清浄部材の駆動機構を説明するための正面図および側面図である。 その清浄部材の被覆範囲を説明するための模式図である。 本発明の第2の実施形態としての複写機を示す図であって、その清浄部材の駆動機構を説明するための正面図および側面図である。 本発明の第3の実施形態としての複写機を示す図であって、その清浄部材の駆動機構を説明するための正面図および側面図である。 本発明の第4の実施形態としての複写機を示す図であって、その清浄部材の駆動機構を説明するための正面図および側面図である。
符号の説明
1 複写機(画像形成装置)
2 自動原稿搬送部(ADF(画像読取手段、搬送手段))
3 給紙部
4 画像読取部(第1読取手段、読取手段)
5 画像形成部(画像形成手段)
7 コンタクトガラス
8 第1読取部(第1読取手段、読取手段)
9 第2読取部(第2読取手段、読取手段)
11 原稿トレイ
12 排紙トレイ
13 搬送部
20、200 読取位置
21、22 給紙カセット
23 給紙手段
25 第1キャリッジ
26 第2キャリッジ
27 結像レンズ
28 撮像部
31 露光装置
32 感光体ドラム
33 現像装置
34 転写ベルト
35 定着装置
41 可動原稿テーブル
42 サイドガイド板
43 セットフィラー
51 分離給送部
52 プルアウト部
53 ターン部
54 第1読取搬送部
55 第2読取搬送部
56 排紙部
61 ピックアップローラ
62 給紙ベルト
63 リバースローラ
64 支持アーム部材
65 プルアウトローラ
66 中間ローラ
67 読取入口ローラ
68 第1読取ローラ
69 第1読取出口ローラ
70 第2読取ローラ(対向部材、読取回転体)
70a 軸
71 第2読取出口ローラ
72 排紙ローラ(搬送手段)
81 レジストセンサ
82 原稿セットセンサ
83 排紙センサ
84 突き当てセンサ
85 原稿幅センサ
86 読取入口センサ
87 テーブル上昇センサ
88 底板ホームポジションセンサ
89、91 原稿長さ検知センサ
92 ピックアップモータ
93 給紙モータ
94 読取モータ(読取駆動手段)
95 排紙モータ
96 底板上昇モータ
100 コントローラ(制御手段)
101 本体制御部
102 本体操作部
103 インタフェース(I/F)
111 光源部
112 センサチップ
113 増幅器
114 A/D
115 画像処理部
116 フレームメモリ
117 出力制御回路
118 I/F回路
238 回転軸
239 圧縮スプリング
240 清浄部材
240a 読取面清浄層
240b 白基準清浄層
241 ワンウェイクラッチ(駆動伝達手段)
242 電磁クラッチ(駆動伝達手段)
243、245 駆動プーリ
244、246 タイミングベルト

Claims (10)

  1. 原稿の画像を読取る読取手段と、前記読取手段の読取面に対向する対向部材と、前記読取手段の読取面と前記対向部材とを清浄する清浄部材と、を備えたことを特徴とする画像読取装置。
  2. 原稿の画像を読取る読取手段と、前記読取手段の読取面に対向して軸中心に回転する読取回転体と、前記読取回転体の軸方向にわたって一部周面を覆い、前記読取回転体と軸心同一の軸中心に回転し、前記読取面および前記読取回転体の周面を清浄する清浄部材と、を備えたことを特徴とする画像読取装置。
  3. 前記清浄部材の外面が前記読取面を摺動し、前記清浄部材の内面が前記周面を摺動することを特徴とする請求項2に記載の画像読取装置。
  4. 前記読取回転体を駆動する読取駆動手段と、前記清浄部材を駆動する清浄駆動手段と、前記読取駆動手段および前記清浄駆動手段を制御する制御手段と、を備えたことを特徴とする請求項2または請求項3に記載の画像読取装置。
  5. 前記読取回転体を駆動する読取駆動手段と、前記読取駆動手段の駆動を前記清浄部材に伝達する駆動伝達手段と、前記読取駆動手段および前記駆動伝達手段を制御する制御手段と、を備えたことを特徴とする請求項2または請求項3に記載の画像読取装置。
  6. 前記制御手段は、前記読取駆動手段の正転駆動によって前記読取回転体が正回転するとともに前記駆動伝達手段の伝達遮断によって前記清浄部材の内面が前記読取回転体の周面を摺動し、前記読取駆動手段の逆転駆動によって前記読取回転体が逆回転するとともに前記駆動伝達手段の駆動伝達によって前記清浄部材の外面が前記読取手段の読取面を摺動するよう制御することを特徴とする請求項5に記載の画像読取装置。
  7. 前記制御手段は、前記読取駆動手段の駆動によって前記読取回転体が一方向に回転するとともに、前記駆動伝達手段の駆動伝達によって前記清浄部材の外面が前記読取手段の読取面を摺動するか、または前記駆動伝達手段の伝達遮断によって前記清浄部材の内面が前記読取回転体の周面を摺動するよう切替えて制御することを特徴とする請求項5に記載の画像読取装置。
  8. 前記清浄部材は、前記読取回転体の周面の1/2以下を覆うことを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の画像読取装置。
  9. 原稿の第1面の画像を読取る第1読取手段と、原稿の第2面の画像を読取る第2読取手段を内蔵し、前記原稿を前記第1読取手段および前記第2読取手段の読取位置へ搬送する搬送手段と、を備え、前記搬送手段として請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の画像読取装置を用いたことを特徴とする画像読取装置。
  10. 原稿の画像を読取る画像読取手段と、前記画像読取手段に読取られた原稿の画像を所定の用紙に形成する画像形成手段と、を備え、前記画像読取手段として請求項9に記載の画像読取装置を用いたことを特徴とする画像形成装置。
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