JP2009122073A - 実装回路及び半導体試験装置 - Google Patents

実装回路及び半導体試験装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2009122073A
JP2009122073A JP2007299267A JP2007299267A JP2009122073A JP 2009122073 A JP2009122073 A JP 2009122073A JP 2007299267 A JP2007299267 A JP 2007299267A JP 2007299267 A JP2007299267 A JP 2007299267A JP 2009122073 A JP2009122073 A JP 2009122073A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
output
signal
bit code
psm
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007299267A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5061860B2 (ja
Inventor
Shinji Takeya
晋司 竹谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yokogawa Electric Corp filed Critical Yokogawa Electric Corp
Priority to JP2007299267A priority Critical patent/JP5061860B2/ja
Publication of JP2009122073A publication Critical patent/JP2009122073A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5061860B2 publication Critical patent/JP5061860B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Tests Of Electronic Circuits (AREA)
  • Testing Of Individual Semiconductor Devices (AREA)

Abstract

【課題】ドータボードの誤挿入による制御回路の誤動作や所定回路の破壊を防ぐこと。
【解決手段】負荷回路17Aが搭載されたFCM11及び出力ON/OFF回路14Aが搭載され、当該FCM11に挿入されるPSM10Aを備える実装回路1において、PSM10Aを識別するためのビットコードを出力する3ビットコード出力回路13Aと、ビットコード及び出力ON/OFF回路14Aの動作を制御するON/OFF制御信号が入力され、当該ビットコードがPSM10Aの挿入の正当性を示す信号であることを検出し、且つ、当該ON/OFF制御信号が出力ON/OFF回路14Aの動作を指令するON/OFF制御信号:Hi信号であることを検出した場合に、出力ON/OFF回路14Aを動作させるON/OFF制御信号A:Hi信号を出力するAND回路16Aと、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、実装回路及び半導体試験装置に関する
従来から、マザーボードに複数種のドータボードを挿入して使用される実装回路が知られている。図6を参照して、従来の実装回路100について説明する。
図6に示すように、実装回路100は、PSM(Power Supply Module)101A,101Bと、FCM(Function Module)102と、BKP(Back Plane)103と、を備えて構成される。本構成において、PSM101A,101Bはドータボード、FCM102はマザーボードに該当する。
PSM101A,101Bは、負荷回路106A,106Bへ出力電圧Vout1,Vout2を供給する電源供給モジュール基板である。PSM101A,101Bは、FCM102の種類によって、出力電圧Vout値及び必要数が異なる。実装回路100では、2種類(PSM101A,101B)のPSMが構成されているものとする。また、PSM101A,101Bのプリント配線板は、共通(同一)であり、プリント配線板上の実装部品を変更することにより、FCM102内で使用する所望の電圧(負荷回路106A,106Bにそれぞれ供給する電圧Vout1,Vout2)を出力する。
PSM101A,101Bは、同様の構成である。以下、PSM101Aを代表して説明する。PSM101Aは、出力ON/OFF回路104Aと、接続コネクタ105Aと、を備えて構成される。
出力ON/OFF回路104Aは、ON/OFF制御信号に基づいて、出力電圧Vout1の出力/非出力を制御する。
接続コネクタ105Aは、FCM102の接続コネクタ107Aに挿入される。接続コネクタ105Aが接続コネクタ107Aに挿入されると、PSM101AとFCM102とが電気的に接続される。
FCM102は、半導体試験装置の各機能モジュール基板である。FCM102は、負荷回路106A,106Bと、接続コネクタ107A,107Bと、接続コネクタ108と、を備えて構成される。
負荷回路106A,106Bには、出力ON/OFF回路104A,104Bから出力された出力電圧Vout1,Vout2がそれぞれ供給される。接続コネクタ107A,107Bは、接続コネクタ105A,105Bとそれぞれ接続される。接続コネクタ108は、接続コネクタ103Aと接続される。接続コネクタ108と接続コネクタ103Aとが接続されると、BKP103とFCM102とが電気的に接続される。
BKP103は、入力電圧Vin及びON/OFF制御信号を出力する。BKP103は、接続コネクタ103Aを備える。接続コネクタ103Aは、接続コネクタ108と接続される。
次に、実装回路100の具体的な動作について説明する。先ず、入力電圧Vin及びON/OFF制御信号がFCM102を介してBKP103からPSM101A,101Bに供給される。そして、出力ON/OFF回路104A,104Bにより、ON/OFF制御信号に基づいて、出力電圧Vout1,Vout2の出力/非出力が制御される。出力電圧Vout1,Vout2が出力されると、出力電圧Vout1,Vout2が負荷回路106A,106Bに供給される。
また、プリント配線基板のセットごとにピン配置などのインターフェース仕様を変化させることにより、機器を確実に誤動作や破壊から防止する技術も知られている(特許文献1参照)。
特開2007−96184号公報
しかしながら、上述の実装回路100におけるPSM101A,101Bのプリント配線板は、「標準化」、「部品種削減」、「設計工数の削減」を目的にPSM101A,101Bで同一品を使用している。このため、接続コネクタ105A,105Bのピン配置、部品種、実装位置が同一となり、製造時に出力電圧の異なるPSMがFCMに誤挿入される懸念がある。そうすると、FCMに搭載された負荷回路を破壊する可能性があった。
例えば、実装回路100において、出力電圧Vout1が5V、出力電圧Vout2が12Vであるとする。また、PSM101BがPSM101Aの代わりに挿入されたとする(すなわち、PSM101Bが誤挿入されたとする)。この場合、出力ON/OFF回路104Aは誤動作して、出力電圧Vout2を負荷回路106Aに供給する。そうすると、負荷回路106Aには本来5Vの出力電圧が供給されるべきであるにもかかわらず、12Vの出力電圧Vout2が供給されることとなる。このため、負荷回路106Aを破壊する可能性があった。
また、FCM(マザーボード)に実装されるPSM(ドータボード)の種類が増加すると、PSM(ドータボード)の誤挿入の可能性は格段に増加する。すなわち、ドータボードの誤挿入による出力ON/OFF回路104A,104B(制御回路)の誤動作や負荷回路106A,106B(所定回路)の破壊を招く可能性は格段に増加する。このため、ドータボードの誤挿入による制御回路の誤動作や所定回路の破壊を防ぐ要請があった。
本発明の課題は、ドータボードの誤挿入による制御回路の誤動作や所定回路の破壊を防ぐことである。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明の実装回路は、
所定回路が搭載されたマザーボード及び当該所定回路を制御する制御回路が搭載され、当該マザーボードに挿入されるドータボードを備える実装回路において、
前記ドータボードを識別するための識別信号を出力する出力手段と、
前記出力手段から出力された識別信号及び前記制御回路の動作を制御する制御信号が入力され、当該識別信号が前記ドータボードの挿入の正当性を示す信号であることを検出し、且つ、当該制御信号が前記制御回路の動作を指令する信号であることを検出した場合に、前記制御回路を動作させる動作制御信号を出力する出力制御手段と、
を備える。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の実装回路において、
前記出力手段は、
前記ドータボードに実装される実装部品の実装位置に基づいて、前記識別信号を出力する。
請求項3に記載の発明の半導体試験装置は、請求項1又は2に記載の実装回路を備える。
請求項1に記載の発明によれば、出力制御手段は、識別信号がドータボードの挿入の正当性を示す信号であることを検出し、且つ、制御信号が制御回路の動作を指示する信号であることを検出した場合に、制御回路を動作させる動作制御信号を出力する。このため、識別信号がドータボードの挿入の正当性を示す信号でない場合(ドータボードが誤挿入された場合)、制御回路を動作させる動作制御信号を出力しない。これにより、ドータボードが誤挿入されると、制御回路は動作しないので、所定回路が破壊されることはない。すなわち、ドータボードの誤挿入による制御回路の誤動作や所定回路の破壊を防ぐことができる。
請求項2に記載の発明によれば、ドータボードに実装される実装部品の実装位置に基づいて、識別信号を出力する。これにより、実装部品の違いで、ドータボードの個別識別が自動的に可能になる。
請求項3に記載の発明によれば、実装回路を備えた半導体試験装置を提供することができる。
以下、添付図面を参照して本発明に係る実施の形態を詳細に説明する。ただし、発明の範囲は、図示例に限定されない。
図1〜図4を参照して本発明に係る実施の形態を説明する。
先ず、図1を参照して本実施の形態の実装回路1の構成を説明する。実装回路1は、半導体試験装置(図示省略)に適用される回路である。実装回路1は、ドータボードとしてのPSM10A,10Bと、マザーボードとしてのFCM11と、BKP12と、を備えて構成される。
PSM10A,10Bは、負荷回路17A,17Bへ出力電圧Vout1,Vout2をそれぞれ供給する電源供給モジュール基板である。PSM10A,10Bは、FCM11の種類によって、出力電圧Vout値及び必要数が異なる。本実施の形態では、実装回路1において、2種類(PSM10A,10B)のPSMが構成されているものとする。また、PSM10A,10Bのプリント配線板は、共通(同一)であり、プリント配線板上の実装部品を変更することにより、FCM11内で使用する所望の電圧(負荷回路17A,17Bに供給する電圧Vout1,Vout2)を出力する。
PSM10A,10Bは、同様の構成である。以下、PSM10Aを代表して説明する。PSM10Aは、出力手段としての3ビットコード回路13Aと、制御回路としての出力ON/OFF回路14Aと、接続コネクタ15Aと、を備えて構成される。
3ビットコード回路13Aは、FCM11のAND回路16Aに識別信号としてのビットコードを出力する。ビットコードとは、PSMを識別するための識別信号のことをいう。ビットコードは、3ビットコード回路13Aから出力され、AND回路16Aに入力される。
ここで、図2及び図3を参照して、3ビットコード回路13Aの構成を説明する。図2に示す3ビットコード回路13Aは、PSM10Aに実装される抵抗R1〜R6のうち、3つの抵抗を備える。具体的には、3ビットコード回路13Aは、抵抗R1〜R6のうち、3つの抵抗がPSM10Aに実装されると、実装された抵抗の実装位置に基づいて、電圧(Vcc又はGND)を出力する。図3に、抵抗R1〜R6のうち、3つの抵抗が実装された場合に出力されるビットコードの例を示す。このとき、電圧Vccは、ビットコード「1」に対応する。電圧GNDは、ビットコード「0」に対応する。
例えば、3ビットコード回路13Aにおいて、抵抗R1、抵抗R3、抵抗R5がPSM10Aに実装された場合、ビットコード「111」が出力される。ここで、図3に示す「○」は、抵抗が実装された場合、「×」は抵抗が非実装された場合を示す。すなわち、3ビットコード回路13Aからビットコード「111」が出力される場合は、抵抗R1「○」、抵抗R3「○」、抵抗R5「○」、抵抗R2「×」、抵抗R4「×」、抵抗R6「×」となる。したがって、抵抗R1〜R6のうち、実装される3つの抵抗の実装位置に基づいて、ビットコードが出力される。これにより、実装する抵抗R1〜R6の組み合わせの違いで、PSMの個別識別が自動的に可能となる。
出力ON/OFF回路14Aは、負荷回路17Aを制御する。具体的には、出力ON/OFF制御回路14Aは、ON/OFF制御信号Aに基づいて、負荷回路17Aに供給する出力電圧Vout1の出力/非出力を制御する。すなわち、出力電圧Vout1の出力/非出力を制御することにより、負荷回路17Aの動作制御を行う。ON/OFF制御信号Aは、出力ON/OFF回路14Aから出力電圧Vout1を出力させるか否かを制御する信号である。ON/OFF制御信号Aは、AND回路16Aから出力され、出力ON/OFF回路14Aに入力される。
例えば、ON/OFF制御信号Aが「Hi信号」の場合、出力ON/OFF回路14Aは、出力電圧Vout1を負荷回路17Aに出力する。ON/OFF制御信号A:「Hi信号」は、動作制御信号に該当する。また、ON/OFF制御信号Aが「Lo信号」の場合、出力ON/OFF回路14Aは、出力電圧Vout1を負荷回路17Aに出力しない。
接続コネクタ15Aは、FCM11と接続するためのコネクタであり、FCM11の接続コネクタ18Aに挿入(接続)される。接続コネクタ15Aが接続コネクタ18Aに接続されると、PSM10AとFCM11とが電気的に接続される。
FCM11は、半導体試験装置の各機能モジュール基板である。半導体試験装置において、FCM11は複数種(複数枚)構成され、複数枚のFCM11(図示省略)がBKP12に接続される。図1に示す実装回路1は、複数枚のFCM11のうち、1枚のFCM11がBKP12に接続されている図を示している。
FCM11は、出力制御手段としてのAND回路16A,16Bと、所定回路としての負荷回路17A,17Bと、接続コネクタ18A,18Bと、接続コネクタ19と、を備えて構成される。
AND回路16Aは、ビットコード及び制御信号としてのON/OFF制御信号が入力され、当該ビットコードがPSM10Aの挿入の正当性を示す信号であることを検出し、且つ、ON/OFF制御信号が出力ON/OFF回路14Aの動作を指令する信号としてのON/OFF制御信号:「Hi信号」であることを検出した場合に、出力ON/OFF回路14Aを動作させる動作制御信号としてのON/OFF制御信号A:「Hi信号」を出力する。
ON/OFF制御信号は、出力ON/OFF回路14A(又は出力ON/OFF回路14B)を動作させるか否かを指令する制御信号である。例えば、ON/OFF制御信号:「Hi信号」は、出力ON/OFF回路14Aを動作させる(すなわち、出力電圧Vout1を負荷回路17Aに出力させる)信号を示す。また、ON/OFF制御信号:「Lo信号」は、出力ON/OFF回路14Aを動作させない信号を示す。ON/OFF制御信号は、BKP12から出力され、AND回路16A(又はAND回路16B)に入力される。
ビットコードがPSM10Aの挿入の正当性を示す信号であることを検出するとは、例えば、ビットコード「111」がPSM10Aの挿入の正当性を示す信号(すなわち、PSM10AがFCM11に正しく挿入されたことを示す信号)である場合、当該ビットコード「111」を検出することをいう。ON/OFF制御信号が出力ON/OFF回路14Aの動作を指令する信号であることを検出するとは、ON/OFF制御信号:「Hi信号」を検出することをいう。
具体的には、AND回路16Aは、3ビットコード回路13Aから出力されたビットコード(例えば、「111」)が入力され、且つ、BKP12から出力されたON/OFF制御信号:「Hi信号」が入力された場合に、ON/OFF制御信号A:「Hi信号」を出力する。
AND回路16Bは、AND回路16Aと同様の構成である。具体的には、AND回路16Bは、3ビットコード回路13Bから出力されたビットコード(例えば、「110」)が入力され、且つ、BKP12から出力されたON/OFF制御信号:「Hi信号」が入力された場合に、ON/OFF制御信号Bとして「Hi信号」を出力する。
負荷回路17A,17Bには、出力電圧Vout1,Vout2がそれぞれ供給される。接続コネクタ18A,18Bは、接続コネクタ15A,15Bとそれぞれ接続される。接続コネクタ19は、接続コネクタ12Aと接続される。接続コネクタ19と接続コネクタ12Aとが接続されると、FCM11とBKP12とが電気的に接続される。
BKP12は、入力電圧Vin及びON/OFF制御信号を出力する。入力電圧Vinは、FCM11を介してPSM10A,10Bに供給される。ON/OFF制御信号は、AND回路16A,16Bに入力される。
次に、図1に示す実装回路1の具体的な動作について説明する。以下、ビットコード「111」がAND回路16Aに入力された場合をPSM10AがFCM11に正しく挿入された条件とする。同様に、ビットコード「110」がAND回路16Bに入力された場合をPSM10BがFCM11に正しく挿入された条件とする。また、PSM10Aから出力されるビットコードは「111」が割り当てられることとする。すなわち、3ビットコード回路13Aは、抵抗R1,R3,R5が実装された回路構成とする。同様に、PSM10Bから出力されるビットコードは「110」が割り当てられるとする。すなわち、3ビットコード回路13Bは、抵抗R1,R3,R6が実装された回路構成とする。
先ず、PSM10A,10BがFCM11に正しく挿入された場合の動作を説明する。この場合、ビットコード「111」はAND回路16A、ビットコード「110」はAND回路16Bにそれぞれ入力される。AND回路16Aは、ビットコード「111」が入力され、且つ、BKP12からON/OFF制御信号「Hi信号」が入力された場合、ON/OFF制御信号Aを「Hi信号」として出力する。同様に、AND回路16Bは、ビットコード「110」が入力され、且つ、BKP12からON/OFF制御信号「Hi信号」が入力された場合、ON/OFF制御信号Bを「Hi信号」として出力する。
出力ON/OFF回路14AにON/OFF制御信号A:「Hi信号」が入力されると、出力電圧Vout1が負荷回路17Aに供給される。同様に、出力ON/OFF回路14BにON/OFF制御信号B:「Hi信号」が入力されると、出力電圧Vout2が負荷回路17Bに供給される。
次に、図4を参照して、PSM10A,10BがFCM11に誤挿入された場合の動作を説明する。図4は、PSM10Aの挿入位置にPSM10Bが誤挿入された場合(PSM10Bの挿入位置にPSM10Aが誤挿入された場合)の実装回路1を示している。
この場合、ビットコード「111」はAND回路16Bに、ビットコード「110」はAND回路16Aにそれぞれ入力される。AND回路16Aは、ビットコード「110」が入力されるので、PSM10AがFCM11に正しく挿入された条件を満たさない。この場合、AND回路16Aは、ON/OFF制御信号Aを「Lo信号」として出力する。同様に、AND回路16Bは、ビットコード「111」が入力されるので、PSM10BがFCM11に正しく挿入された条件を満たさない。この場合、AND回路16Bは、ON/OFF制御信号Bを「Lo信号」として出力する。このため、出力ON/OFF回路14A,14Bは、動作しない。したがって、出力電圧Vout2が負荷回路17A(又は出力電圧Vout1が負荷回路17B)に供給されることはない。
以上、本実施の形態によれば、AND回路16A,16Bは、ビットコードがPSM10A,10Bの挿入の正当性を示す信号であることを検出し、且つ、ON/OFF制御信号が出力ON/OFF回路14A,14Bの動作を指示する信号であることを検出した場合に、出力ON/OFF回路14A,14Bを動作させる出力ON/OFF制御信号A,B:「Hi信号」を出力する。このため、ビットコードがPSM10A,10Bの挿入の正当性を示す信号でない場合(PSM10A,10Bが誤挿入された場合)、出力ON/OFF回路14A,14Bを動作させる出力ON/OFF制御信号A,B:「Hi信号」を出力しない。これにより、PSM10A,10Bが誤挿入されると、出力ON/OFF回路14A,14Bは動作しないので、負荷回路17A,17Bが破壊されることはない。すなわち、PSM10A,10Bの誤挿入による出力ON/OFF回路14A,14Bの誤動作や負荷回路17A,17Bの破壊を防ぐことができる。
また、PSM10A,10Bに実装される抵抗R1〜R6の実装位置に基づいて、ビットコードを出力する。これにより、抵抗R1〜R6の実装する組み合わせに応じて、ビットコードが異なるので、抵抗R1〜R6の実装の違いで、PSM(ドータボード)の個別識別が自動的に可能になる。
また、実装回路1を備えた半導体試験装置を提供することができる。
なお、上記実施の形態における記述は、本発明に係る実装回路及び半導体試験装置の一例であり、これに限定されるものではない。
例えば、上記実施の形態では、3ビットコード回路13A,13Bは抵抗R1〜R6のいずれかが実装されるか否かにより、ビットコードを出力することとしたがこれに限定されるものではない。例えば、その他の部品(例えば、スイッチ等)が実装されるか否かによりビットコードを出力することとしてもよい。
また、AND回路16Aは、3ビットコード回路13Aから出力されたビットコードが入力される(AND回路16Bは、3ビットコード回路13Bから出力されたビットコードが入力される)構成としたがこれに限定されるものではない。例えば、AND回路16Aは、3ビットコード回路13Aから出力されたビットコードが入力されるだけではなく、3ビットコード回路13Bから出力されたビットコードが入力される(AND回路16Bは、3ビットコード回路13Bから出力されたビットコードが入力されるだけではなく、3ビットコード回路13Aから出力されたビットコードが入力される)構成としてもよい。
また、BKP12から入力電圧Vin及びON/OFF制御信号を出力する構成としたがこれに限定されるものではない。例えば、BKP12の代わりに、AC/DC電源(図示省略)からPSM10A,10Bに直接入力電圧Vinが供給され、FCM11からON/OFF制御信号が出力され、当該ON/OFF制御信号がAND回路16A,16Bに入力される構成としてもよい。
また、3ビットのビットコードに基づいて、PSM10A,10Bの挿入の正当性を検出することとしたがこれに限定されるものではない。例えば、接続コネクタ(接続コネクタ15A,15B、18A,18B)のコネクタピンのピン数の条件に応じた信号に基づいて、PSM10A,10Bの挿入の正当性を検出することとしてもよい。
ここで、図5を参照して接続コネクタのコネクタピンのピン数が8ピンである実装回路1Aの動作を説明する。以下、実装回路1と同様な部分には同一の符号を付し、その詳細な説明を援用し、異なる部分について以下説明する。
実装回路1Aは、出力手段としての抵抗回路部131A,131Bと、出力制御手段としての接続回路部161A,161Bと、を備えて構成される。抵抗回路部131Aと131Bは同様の構成である。また、接続回路部161Aと161Bは同様の構成である。以下、抵抗回路部131Aと、接続回路部161Aと、を代表して説明する。
抵抗回路部131Aは、抵抗R1〜R8のうちの、1つの抵抗が実装された回路であり、PSM(ドータボード)を識別するための信号を出力する。ここで、実装回路1Aに複数のPSMが構成されている場合、PSMごとに実装される抵抗R1〜R8は異なる。例えば、抵抗回路部131Aに抵抗R1のみが実装されているとする。この場合、抵抗回路部131Aは、抵抗R1が実装されていることを示す信号を出力する。すなわち、抵抗回路部131Aは、PSMを識別するための信号を出力する。
接続回路部161Aは、接続ピン(1)〜(8)のうちの1つの接続ピンを介して入力された信号がPSM10Aの挿入の正当性を示す信号であることを検出する。ここで、(1)〜(8)は、接続コネクタ18Aの接続ピンを示す。
例えば、接続回路部161Aが接続ピン(1)を介して入力された信号のみを検出した場合をPSM10AがFCM11に正しく挿入された条件とする。この場合、接続回路部161Aは、接続ピン(1)のみパターン接続を行う。接続ピン(1)のみパターン接続を行うとは、接続ピン(1)を介して入力された信号(抵抗R1が実装されていることを示す信号)がPSM10Aの挿入の正当性を示す信号であることを検出することをいう。そして、接続回路部161Aは、BKP12から出力されたON/OFF制御信号:「Hi信号」が入力された場合に、ON/OFF制御信号Aとして「Hi信号」を出力する。この後の動作は実装回路1と同様である。
ここで、例えば、実装回路1Aにおいて、PSM10Aの代わりにPSM10BがFCM11に挿入された(すなわち、PSM10BがFCM11に正しく挿入されなかった)とする。この場合、接続回路部161Aには、接続ピン(1)を介して信号は入力されない(例えば、接続ピン(2)を介して信号が入力される)。この場合、接続回路部161Aは、入力された信号がPSM10Aの挿入の正当性を示す信号であることを検出しない。
また、実装回路1Aにおいて、PSM10A(PSM10B)に抵抗回路部131A(131B)、FCM11に接続回路部161A,161Bを備える構成としたがこれに限定されるものではない。例えば、PSM10A(PSM10B)に抵抗回路部131A(抵抗回路部131B)、FCM11にも抵抗回路部131A,131Bを備える構成としてもよい。
また、実装回路1,1AにPSMが2種類(PSM10A,10B)構成されていることとしたがこれに限定されるものではない。例えば、PSMが複数種(複数枚)構成されていることとしてもよい。
また、実装回路1,1Aにおいて、負荷回路17A,17Bが搭載されたFCM11に出力ON/OFF回路14Aが搭載されたPSM10A(出力ON/OFF回路14Bが搭載されたPSM10B)を挿入する構成としたがこれに限定されるものではない。例えば、実装回路1,1Aを、FCM(マザーボード)にPSM(ドータボード)を挿入して使用するアセンブリ全般に適用することとしてもよい。
その他、本実施の形態における、実装回路1,1Aの細部構造及び詳細動作に関しても、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
本発明に係る実施の形態の実装回路の構成を示すブロック図である。 3ビットコード回路の内部構成を示すブロック図である。 抵抗の組み合わせとビットコードの関係を示す図である。 PSMを誤挿入した場合の実装回路の構成を示すブロック図である。 コネクタピンのピン数が8ピンである実装回路の構成を示すブロック図である。 従来の実装回路の構成を示すブロック図である。
符号の説明
1,1A,100 実装回路
10A,10B PSM
11 FCM
12 BKP
12A,15A,15B,18A,18B,19 接続コネクタ
13A,13B 3ビットコード回路
14A,14B 出力ON/OFF回路
16A,16B AND回路
17A,17B 負荷回路
131A,131B 抵抗回路部
161A,161B 接続回路部

Claims (3)

  1. 所定回路が搭載されたマザーボード及び当該所定回路を制御する制御回路が搭載され、当該マザーボードに挿入されるドータボードを備える実装回路において、
    前記ドータボードを識別するための識別信号を出力する出力手段と、
    前記出力手段から出力された識別信号及び前記制御回路の動作を制御する制御信号が入力され、当該識別信号が前記ドータボードの挿入の正当性を示す信号であることを検出し、且つ、当該制御信号が前記制御回路の動作を指令する信号であることを検出した場合に、前記制御回路を動作させる動作制御信号を出力する出力制御手段と、
    を備える実装回路。
  2. 前記出力手段は、
    前記ドータボードに実装される実装部品の実装位置に基づいて、前記識別信号を出力する請求項1に記載の実装回路。
  3. 請求項1又は2に記載の実装回路を備えた半導体試験装置。
JP2007299267A 2007-11-19 2007-11-19 実装回路及び半導体試験装置 Expired - Fee Related JP5061860B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007299267A JP5061860B2 (ja) 2007-11-19 2007-11-19 実装回路及び半導体試験装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007299267A JP5061860B2 (ja) 2007-11-19 2007-11-19 実装回路及び半導体試験装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009122073A true JP2009122073A (ja) 2009-06-04
JP5061860B2 JP5061860B2 (ja) 2012-10-31

Family

ID=40814370

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007299267A Expired - Fee Related JP5061860B2 (ja) 2007-11-19 2007-11-19 実装回路及び半導体試験装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5061860B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021140980A (ja) * 2020-03-06 2021-09-16 矢崎総業株式会社 スイッチモジュール

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59138779U (ja) * 1983-03-08 1984-09-17 三洋電機株式会社 接続判別装置
JPH04324378A (ja) * 1991-04-25 1992-11-13 Nec Corp バーインボードの認識方法
JPH0528034A (ja) * 1991-07-23 1993-02-05 Fujitsu Ltd メモリ容量設定方式
JPH0862288A (ja) * 1994-08-22 1996-03-08 Advantest Corp 半導体試験装置用テストヘッド
JPH08320214A (ja) * 1995-05-26 1996-12-03 Matsushita Electric Works Ltd 部品実装コードを有するプリント基板及び部品実装位置の特定方法
JP2000347776A (ja) * 1999-06-04 2000-12-15 Nec Saitama Ltd パッケージ誤挿入時の安全制御方式
JP2005181222A (ja) * 2003-12-22 2005-07-07 Renesas Technology Corp 半導体装置の製造方法
JP2007071796A (ja) * 2005-09-09 2007-03-22 Fuji Electric Device Technology Co Ltd 電力用半導体素子の異常検出装置

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59138779U (ja) * 1983-03-08 1984-09-17 三洋電機株式会社 接続判別装置
JPH04324378A (ja) * 1991-04-25 1992-11-13 Nec Corp バーインボードの認識方法
JPH0528034A (ja) * 1991-07-23 1993-02-05 Fujitsu Ltd メモリ容量設定方式
JPH0862288A (ja) * 1994-08-22 1996-03-08 Advantest Corp 半導体試験装置用テストヘッド
JPH08320214A (ja) * 1995-05-26 1996-12-03 Matsushita Electric Works Ltd 部品実装コードを有するプリント基板及び部品実装位置の特定方法
JP2000347776A (ja) * 1999-06-04 2000-12-15 Nec Saitama Ltd パッケージ誤挿入時の安全制御方式
JP2005181222A (ja) * 2003-12-22 2005-07-07 Renesas Technology Corp 半導体装置の製造方法
JP2007071796A (ja) * 2005-09-09 2007-03-22 Fuji Electric Device Technology Co Ltd 電力用半導体素子の異常検出装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021140980A (ja) * 2020-03-06 2021-09-16 矢崎総業株式会社 スイッチモジュール
CN113428090A (zh) * 2020-03-06 2021-09-24 矢崎总业株式会社 开关模块
US11463010B2 (en) 2020-03-06 2022-10-04 Yazaki Corporation Apparatus for identifying switch of switching module
JP7208186B2 (ja) 2020-03-06 2023-01-18 矢崎総業株式会社 スイッチモジュール
CN113428090B (zh) * 2020-03-06 2024-04-19 矢崎总业株式会社 开关模块

Also Published As

Publication number Publication date
JP5061860B2 (ja) 2012-10-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5203004A (en) Multi-board system having electronic keying and preventing power to improperly connected plug-in board with improperly configured diode connections
US8312298B2 (en) PXI express controller power control state machine
JP4988671B2 (ja) シリアルバスシステム及びハングアップスレーブリセット方法
KR20110023836A (ko) 컴퓨터 어셈블링 방법, 컴퓨터 및 제어기 보드
US7673186B2 (en) Apparatus and method for cold sparing in multi-board computer systems
JP6003171B2 (ja) 電子機器
JP5061860B2 (ja) 実装回路及び半導体試験装置
JP2007187448A (ja) 電子回路基板の接続確認方法および電子機器
JP4938296B2 (ja) 画像形成装置
JPH1166246A (ja) コネクタの不完全装着検出装置
JP2006092868A (ja) フレキシブルケーブル斜め挿し防止機能付き電源供給装置及びフレキシブルケーブル
US20120119775A1 (en) Circuitry for hot-swappable circuit boards
JP2007299851A (ja) 回路基板
JP2009116665A (ja) 情報処理装置
JP2007096184A (ja) プリント配線基板の誤挿入による誤動作防止方法および誤動作防止構造
US7289333B2 (en) Apparatus and method for providing input/output voltage signals between connected circuit boards
JP2007226348A (ja) 電圧監視システム、及び電子制御装置
JP2007226696A (ja) Pciエクスプレス拡張カード
JP4909202B2 (ja) 電子部品供給装置
CN114935968B (zh) 一种电源板卡和服务器
JP6322928B2 (ja) 回路デザイン電気的チェックシステムおよびプログラム
JP2007114922A (ja) 拡張ボード
JP2021064455A (ja) 回路構成体および電子機器
US6499071B1 (en) Interconnection system
JP4507777B2 (ja) 電源制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100812

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120223

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120228

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120416

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120515

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120619

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120710

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120723

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150817

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees