JP2009121285A - 内燃機関における潤滑油の冷却装置 - Google Patents

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【課題】クランク軸5の方向に並ぶ複数のシリンダ3を有するシリンダブロック2に,前記クランク軸を内蔵するクランクケース4を一体に設け,このクランクケースに,オイルパン10を,周囲を囲うように枠型に構成したラダーフレーム8を介して接合するか又は直接に接合して成る内燃機関において,前記クランクケースからオイルパンに戻る潤滑油の冷却を図る。
【解決手段】前記クランクケース,前記ラダーフレーム又は前記オイルパンの内面においてクランク軸の方向に延びる左右両側の長手内壁面のうち,前記クランク軸の方向から見て,少なくとも,前記クランク軸がオイルパンに向かう方向に回転する側に位置する一方の長手内壁面4a,8aに,内部を冷却用流体が流れるように構成した冷却用パイプ体18を,その円周の一部が前記一方の長手内壁面より突出するように一体に設ける。
【選択図】図2

Description

本発明は,内燃機関において,その各種の作動部分に対して供給される潤滑油を冷却する装置に関するものである。
一般に,内燃機関においては,その底部におけるオイルパン内に溜まる潤滑油を,潤滑油ポンプにてピストンを含む各種の作動部分に供給し,次いで,この各種の作動部分を潤滑するときに熱を受けて温度が高くなった潤滑油を前記オイルパンに戻すというように循環を行うように構成している。
この場合,従来は,例えば,特許文献1,2に記載されているように,前記潤滑油循環経路の途中に,冷却水又は空気との間で間接的に熱交換するようにした水冷又は空冷式オイルクーラを設けることにより,潤滑油を,その循環の途中において冷却するという構成にしている。
特開2007−170361号公報 特開2007−198204号公報
しかし,このように循環する潤滑油に対する水冷又は空冷式オイルクーラを設けることは,これだけ部品点数が多くなるばかりか,内燃機関の大型化を招来し,しかも,潤滑油の漏れ箇所が多くなるという問題があった。
本発明は,シリンダブロックの下部におけるクランクケースの内部においてピストン等に対して強制給油した潤滑油は,クランク軸の回転及びロッドの揺動運動に伴う遠心力によって,前記クランク軸の周囲に振り飛ばされたのちオイルパンに戻ることに着目し,このことを利用して,前記した問題を解消することを技術的課題とするものである。
この技術的課題を達成するため本発明の請求項1は,
「クランク軸の方向に並ぶ複数のシリンダを有するシリンダブロックに,前記クランク軸を内蔵するクランクケースを一体に設け,このクランクケースに,オイルパンを,その間にラダーフレームを挟んで接合するか,又は直接に接合して成る内燃機関において,
前記クランクケース,前記ラダーフレーム又は前記オイルパンの内面において前記クランク軸方向に延びる左右両側の長手内壁面のうち,前記クランク軸の方向から見て,少なくとも,前記クランク軸がオイルパンに向かう方向に回転する側に位置する一方の長手内壁面に,内部を冷却用流体が流れるように構成した冷却用パイプ体が,その円周の一部が前記一方の長手内壁面より突出するように一体に設けられている。」
ことを特徴とする。
また,本発明の請求項2は,
「前記請求項1の記載において,前記冷却用パイプ体は,前記クランクケース,前記ラダーフレーム又は前記オイルパンの内面において前記クランク軸の方向に延びる左右両側の長手内壁面の両方に設けられ,且つ,前記クランク軸方向に当該クランク軸と実質的に同じ長さにわたって延びている構成である。」
ことを特徴としている。
更にまた,本発明の請求項3は,
「前記請求項2の記載において,前記冷却用パイプ体は,前記クランクケース又は前記ラダーフレームに複数個一体に設けられているクランク軸用軸受け部の相互間を一体に連結する構成である。」
ことを特徴としている。
加えて,本発明の請求項4は,
「前記請求項1〜3のいずれかの記載において,前記冷却用パイプ体には,放熱用フィンが一体に設けられている。」
ことを特徴としている。
シリンダブロックにおけるクランクケース内において,ピストン又はクランク軸に対して強制給油された潤滑油は,前記クランク軸の回転及びロッドの揺動運動に伴う遠心力によって,前記クランク軸の周囲に振り飛ばされ,その大部分は,前記クランクケース,前記ラダーフレーム又は前記オイルパンの内面において前記クランク軸の方向に延びる左右両側の長手内壁面のうち,前記クランク軸の方向から見て,少なくとも,前記クランク軸がオイルパンに向かう方向に回転する側に位置する一方の長手内壁面に対して吹き付けられ,この一方の長手内壁面を伝って流れてオイルパンに戻るものである。
そこで,前記請求項1に記載したように,前記一方の長手内壁面に,内部を冷却用流体が流れるように構成した冷却用パイプ体を,その円周の一部が前記一方の長手内壁面より突出するように一体に設けることにより,前記一方の長手内壁面を伝い流れる潤滑油は,その伝い流れの途中において必ず前記冷却用パイプ体に接触することになるから,前記潤滑油を積極的に効率よく確実に冷却することができる。
これにより,従来のように内燃機関に対して設けられていたオイルクーラを省略できるから,部品点数の低減,及びオイル漏れ箇所の低減を図ることができるばかりか,内燃機関の小型化を達成できる。また,内燃機関に対して従来のようにオイルクーラを設けるにしても,このオイルクーラの大幅な小型化,ひいては,内燃機関の小型化を図ることができる。
この場合において,請求項2に記載した構成にすることにより,潤滑油の冷却性能を一層向上できることに加えて,前記クランクケース,ラダーフレーム又はオイルパンにおけるクランク軸方向の剛性を,潤滑油を冷却する構造を利用して大幅に向上できるから,内燃機関における振動及び騒音を確実に低減できるとともに,耐久性の向上を図ることができる。
また,請求項3に記載した構成することにより,前記した効果に加えて,クランク軸における軸受け構成を強固にできる。
更にまた,請求項4に記載した構成にすることにより,前記冷却用パイプ体に対する潤滑油の接触面積を増大できるから,冷却性能をより向上できる。
以下,本発明の実施の形態を,図1〜図5の図面について説明する。
これらの図において,符号1は,多気筒内燃機関1を示し,この多気筒内燃機関1は,複数のシリンダ3を一列状に設けて成るシリンダブロック2を備え,このシリンダブロック2の下部には,クランクケース4が一体に設けられ,このクランクケース4の内部には,通常運転において図2に矢印Aで示す方向に回転する一本のクランク軸5が,前記各シリンダ3の列方向に延びるように配設され,このクランク軸5に,前記各シリンダ3内におけるピストン6が,クランク軸5の回転にて往復動するようにロッド7を介して連結されている。
また,前記クランクケース4の下面には,当該下面の周囲を囲うように枠型に構成したラダーフレーム8が,その周囲に配設した複数本のボルト9の締結にて,着脱可能に接合され,更に,このラダーフレーム8の下面には,オイルパン10が,同じくその周囲に配設した複数本のボルト(図示せず)の締結にて,着脱可能に接合されている。
前記クランクケース4内におけるクランク軸5は,前記各シリンダ3の列の両端の部分と,前記各シリンダ3間の部分との複数箇所において軸支されている。
すなわち,このクランク軸5のうち両端の部分は,前記クランクケース4内に一体に設けた上半分の軸受け部11,12と,前記ラダーフレーム8内に一体に設けた下半分の軸受け部13,14とによって軸支され,また,前記クランク軸5のうち前記各シリンダ3間の部分は,前記クランクケース4内のうち各シリンダ3間の部分に一体に設けた上半分の軸受け部15と,前記ラダーフレーム8内に一体に設けた下半分の軸受け部16とによって軸支されている。
この場合,前記ラダーフレーム8における下半分の各軸受け部13,14,16は,前記クランクケース4における上半分の各軸受け部11,12,15に対して二本のボルト17にて着脱可能に締結されている。
また,前記内燃機関1には,従来から良く知られているように,図示していないが,前記クランクケース4又は前記ラダーフレーム8の内部に,前記オイルパン10内における潤滑油を前記各シリンダ3におけるピストン6に対して跳ね掛け給油するための機構が設けてられており,また,前記各ピストン6に対して跳ね掛け給油した潤滑油,及び前記クランク軸5の各軸受け部に対して給油した潤滑油,並びにその他の作動部分に対して給油した潤滑油の全ては,前記オイルパン10内に戻るように構成されている。
そして,前記ラダーフレーム8において,前記クランク軸5の方向から見て(図2),その内面のうち前記クランク軸5の方向に延びる左右両側における長手内壁面8a,8bの各々には,内部に流体通路18a,19aを備えた中空のパイプ体18,19が,前記クランク軸5の方向にクランク軸5の略全長,つまり,当該クランク軸5と実質的に同じ長さにわたって延びるようにして一体に設けられている。
この両パイプ体18,19は,その円周の一部が両側の長手内壁面8a,8bより突出するという構成であることに加えて,この両パイプ体18,19にて,前記ラダーフレーム8における下半分の各軸受け部13,14,16の相互間を一体に連結するという構成であり,しかも,前記両パイプ体18,19には,内向きに突出する放熱用フィン20,21が,当該パイプ体18,19に沿って延びるように一体に設けられている。
更に,前記両パイプ体18,19の内部における流体通路18a,19aは,図3に示すように,その各々の一端は,前記ラダーフレーム8のうちクランク軸5の方向の一端部における外側面8cに開口18a′,19a′しているが,その各々の他端は,前記各軸受け部13,14,16のうち前記外側面8cから最も遠い箇所に位置する軸受け部13に前記クランク軸5と直交するように一体に設けた補強部材22の内部における流体通路22aを介して互いに連通している。
前記両パイプ体18,19のうち一方のパイプ体18内における流体通路18aに,図3に矢印Bで示すように,その一端の開口18a′から流入した冷却水又は空気等の冷却用流体は,当該流体通路18a内を流れたのちその他端から前記補強部材22の内部における流体通路22aを通って他方のパイプ体19内における流体通路19a内の他端に流入し,この流体通路19a内を流れ,そして,図3に矢印Cで示すように,その一端の開口19a′から流出するように構成されており,換言すると,前記ボス部22にて,前記ラダーフレーム8の左右両側の長手内壁面8a,8bの相互間を一体に連結するとともに,前記軸受け部13を補強するという構成になっている。
別の実施の形態においては,前記両パイプ体18,19を,その他端において互いに連通するという構成にすることなく各々独立した構成にして,その各々に別々に冷却用流体を流すように構成することができる。
なお,前記両パイプ体18,19内における流体通路18a,19aは,前記外側面8cからのドリル等による孔あけ加工によって形成される。
一方,前記補強部材22内における流体通路22aは,図5に示すように,左右両外側面からの斜め下向き方向へのドリル等による孔あけ加工によって前記流体通路18a,19aに連通するように穿設されたのち,その両外側面への開口部をプラグ23のねじ込み等にて塞ぐことによって形成される。
この構成において,前記クランク軸5が図2に矢印Aで示す方向に回転すると,前記各ピストン6及びこのクランク軸5に対して強制給油された潤滑油は,前記クランク軸5の回転及びロッド7の揺動運動に伴う遠心力によって前記クランク軸5の周囲に振り飛ばされることにより,前記クランクケース4における左右両側の長手内壁面4a,4b及び前記ラダーフレーム8における左右両側の長手内壁面8a,8bに対して吹き付けられ,これらの長手内壁面4a,4b,8a,8bを伝って流れてオイルパン10に戻る。
このとき,前記ラダーフレーム8における左右両側の長手内壁面8a,8bには,内部を冷却用流体が流れるように構成した冷却用パイプ体18,19が,その円周の一部が前記長手内壁面8a,8bより突出するように一体に設けられていて,前記長手内壁面4a,4b,8a,8bを伝い流れる潤滑油は,その伝い流れの途中において,必ず,前記冷却用パイプ体18,19の表面に接触することになるとともに,前記補強部材22の表面にも接触するから,確実に冷却される。
ところで,前記クランク軸5の回転及びロッド7の揺動運動に伴う遠心力によって前記クランク軸5の周囲に振り飛ばされる潤滑油は,その大部分が,前記左右両側の長手内壁面4a,4b,8a,8bのうち,クランク軸5の方向から見て(図2),前記クランク軸5が矢印Aで示すようにオイルパン10に向かう方向に回転する側に位置する一方の長手内壁面4a,8aに対して吹き付けられる。
従って,前記冷却用パイプ体を設けるに際しては,これを,前記ラダーフレーム8における左右両側の長手内壁面8a,8bのうち少なくとも一方の長手内壁面8aに設けるか,前記クランクケース4における左右両側の長手内壁面4a,4bのうち少なくとも一方の長手内壁面4aに設けるか,或いは,前記オイルパン10における左右両側の長手内壁面10a,10bのうち少なくとも前記一方の長手内壁面4a,8aに連続する一方の長手内壁面10aに設けることにより,所定の冷却効果を得ることができる。
この場合において,前記図示したように,前記ラダーフレーム8における左右両側の長手内壁面8a,8bの両方に,冷却用パイプ体18,19を,前記クランク軸5の方向にクランク軸5の略全長,つまり,当該クランク軸5と実質的に同じ長さにわたって延びるように一体に設けるという構成にするか,前記クランクケース4における左右両側の長手内壁面4a,4bの両方,又は,前記オイルパン10における左右両側の長手内壁面10a,10bの両方に,冷却用パイプ体を,同様に構成して一体に設けるという構成にする。
この構成にすることにより,前記左右の両冷却用パイプ体18,19にて,潤滑油の冷却性能を一層向上できるとともに,前記ラダーフレーム8,前記クランクケース4又はオイルパン10におけるクランク軸方向についての剛性を大幅に向上できる。
特に,前記ラダーフレーム8における左右両側の長手内壁面8a,8bの両方,又は前記クランクケース4における左右両側の長手内壁面4a,4bの両方に,冷却用パイプ体18,19を,前記クランク軸5の方向に延びるように設けるという構成にする場合においては,この両冷却用パイプ体18,19にて,前記ラダーフレーム8に一体に設けられている下半分の各軸受け部13,14,16の相互間を一体に連結するか,又は前記クランクケース4に一体に設けられている上半分の各軸受け部11,12,15の相互間を一体に連結するという構成にする。
これにより,前記クランク軸5における下半分の各軸受け部13,14,16が一体化するか,上半分の各軸受け部11,12,15が一体化するから,クランク軸5の軸受け構成を強固にできる。
なお,前記図示した実施の形態は,そのシリンダブロック2の下部におけるクランクケース4とオイルパン10との間にラダーフレーム8を設け,このラダーフレーム8に,前記クランク軸5に対する下半分の各軸受け部13,14,16を一体に設けるという構成に適用した場合であった。
本発明は,この構成にした場合に限らず,前記ラダーフレーム8に,下半分の各軸受け部13,14,16を一体化しない構成,つまり,前記下半分の各軸受け部13,14,16を,前記ラダーフレーム8とは別体にして,前記クランクケース4側における上半分の各軸受け部11,12,15に対してボルト17にて締結するという構成にするか,或いは,前記ラダーフレーム8を省略して,前記クランクケース4の下面に,オイルパン10を直接に接合するという構成にした場合にも適用できるのである。
但し,前者の構成にした場合,前記冷却用パイプ体は,クランクケース4における左右両側の長手内壁面4a,4bのうち少なくとも一方の長手内壁面4aに設けるか,或いは,前記長手内壁面4a,4bの両方に当該冷却用パイプ体にて前記上半分の各軸受け部11,12,15の相互間を連結するように設けるという構成にすることが好ましく,また,後者の場合,前記冷却用パイプ体は,オイルパン10側に設ける構成にできる。
内燃機関の要部縦断正面図である。 図1のII−II視断面図である。 図1のIII −III 視平断面図である。 図3のIV−IV視断面図である。 図4のV−V視断面図である。
符号の説明
1 多気筒内燃機関
2 シリンダブロック
3 シリンダ
4 クランクケース
4a,4b クランクケースの長手内壁面
5 クランク軸
6 ピストン
8 ラダーフレーム
8a,8b ラダーフレームの長手内壁面
10 オイルパン
11,12,15 上半分の軸受け部
13,14,16 下半分の軸受け部
18,19 冷却用パイプ体
18a,19a 流体通路
20,21 放熱用フィン
22 ボス部
22a 流体通路

Claims (4)

  1. クランク軸の方向に並ぶ複数のシリンダを有するシリンダブロックに,前記クランク軸を内蔵するクランクケースを一体に設け,このクランクケースに,オイルパンを,その間にラダーフレームを挟んで接合するか,又は直接に接合して成る内燃機関において,
    前記クランクケース,前記ラダーフレーム又は前記オイルパンの内面において前記クランク軸方向に延びる左右両側の長手内壁面のうち,前記クランク軸の方向から見て,少なくとも,前記クランク軸がオイルパンに向かう方向に回転する側に位置する一方の長手内壁面に,内部を冷却用流体が流れるように構成した冷却用パイプ体が,その円周の一部が前記一方の長手内壁面より突出するように一体に設けられていることを特徴とする内燃機関における潤滑油の冷却装置。
  2. 前記請求項1の記載において,前記冷却用パイプ体は,前記クランクケース,前記ラダーフレーム又は前記オイルパンの内面において前記クランク軸の方向に延びる左右両側の長手内壁面の両方に設けられ,且つ,前記クランク軸方向に当該クランク軸と実質的に同じ長さにわたって延びている構成であることを特徴とする内燃機関における潤滑油の冷却装置。
  3. 前記請求項2の記載において,前記冷却用パイプ体は,前記クランクケース又は前記ラダーフレームに複数個一体に設けられているクランク軸用軸受け部の相互間を一体に連結する構成であることを特徴とする内燃機関における潤滑油の冷却装置。
  4. 前記請求項1〜3のいずれかの記載において,前記冷却用パイプ体には,放熱用フィンが一体に設けられていることを特徴とする内燃機関における潤滑油の冷却装置。
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