JP2006266207A - エンジンの潤滑油供給装置 - Google Patents
エンジンの潤滑油供給装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006266207A JP2006266207A JP2005087988A JP2005087988A JP2006266207A JP 2006266207 A JP2006266207 A JP 2006266207A JP 2005087988 A JP2005087988 A JP 2005087988A JP 2005087988 A JP2005087988 A JP 2005087988A JP 2006266207 A JP2006266207 A JP 2006266207A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pump
- oil
- lubricating oil
- engine
- timing chain
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Abstract
【課題】 エンジンで駆動される第1ポンプと電動モータで駆動される第2ポンプとを用いて潤滑油供給装置を合理的に構成する。
【解決手段】 エンジン本体に取付けられるタイミングチェーンカバー16に第1ポンプP1の吐出油路24と、第2ポンプP2の吸引油路32と、第2ポンプP2の吐出油路33とを一体的に形成する。吐出油路24の中間位置に第1オイルフィルタF1を配置し、吸引油路32にオイルパン4からの潤滑油Lを導くストレーナ32を備えた。
【選択図】 図4
【解決手段】 エンジン本体に取付けられるタイミングチェーンカバー16に第1ポンプP1の吐出油路24と、第2ポンプP2の吸引油路32と、第2ポンプP2の吐出油路33とを一体的に形成する。吐出油路24の中間位置に第1オイルフィルタF1を配置し、吸引油路32にオイルパン4からの潤滑油Lを導くストレーナ32を備えた。
【選択図】 図4
Description
本発明は、エンジン底部のオイルパンの潤滑油を吸引して送り出すエンジン駆動型の第1ポンプと、電動モータ駆動型の第2ポンプとが備えられ、この第1ポンプの潤滑油供給系と前記第2ポンプの潤滑油供給系とが並列的に形成されるエンジンの潤滑油供給装置に関する。
上記のように構成されたエンジンの潤滑油供給装置として、エンジンによって駆動されるメインオイルポンプ(本発明の第1ポンプ)と、電動オイルポンプ(本発明の第2ポンプ)とを備え、共通するストレーナを介してオイルパンのオイル(本発明の潤滑油)をメインオイルポンプと電動オイルポンプとに供給する吸い上げ側の油路が形成され、メインポンプの吐出油路と電動オイルポンプの吐出油路とを合流させて負荷に供給するものが存在する(例えば、特許文献1参照)。
この特許文献1では、エンジンの立ち上がり時のようにメインオイルポンプからの吐出圧が低い場合には、電動オイルポンプを駆動することによって、吐出油路にオイルを供給できる点が記載されている。つまり、潤滑油温が著しく高く粘性が低い状況や、始動時、低速運転時のポンプ回転数が低い状況であっても、電動オイルポンプを駆動することによって吐出圧を高め、エンジン各部に必要とする量の潤滑油の供給を行えるものである。
また、この特許文献1では、エンジンの始動の後に潤滑油の油温が上昇した場合には、メインオイルポンプからの吐出圧が上昇するので、このメインオイルポンプから供給される潤滑油の油量も増大する。このような現象を考えると、電動オイルポンプは主としてエンジンの始動時や低速運転時あるいは著しい高油温時だけに用い、潤滑油の油温が適切で油圧が適圧まで上昇した状況では電動オイルポンプを停止させ、メインオイルポンプからの潤滑油をエンジン各部に供給することも考えられる。
このように潤滑油の油温が適切な値まで上昇した際にメインオイルポンプだけで潤滑油の供給を行うものでは、電動オイルポンプの大型化を抑制し、コストダウンにも繋がるものとなる。
オイルパンはエンジン底部にあるため、例えば、エンジン上部のカムシャフトの部位に潤滑油を供給することを考えると、比較的長い油路を形成する必要がある。しかしながら、エンジンで駆動される第1ポンプと、電動モータで駆動される第2ポンプとを用いた潤滑油供給装置では油路が長くなるばかりでなく、構造が複雑化しやすく、合理的な油路系が望まれている。
本発明の目的は、第1ポンプと第2ポンプとを用いて潤滑油を合理的に供給し得る装置を構成する点にある。
本発明の特徴は、エンジン底部のオイルパンの潤滑油を吸引して送り出すエンジン駆動型の第1ポンプと、電動モータ駆動型の第2ポンプとが備えられ、この第1ポンプの潤滑油供給系と前記第2ポンプの潤滑油供給系とを並列的に形成しているエンジンの潤滑油供給装置において、
タイミングチェーンを収容するタイミングチェーンカバーがエンジン本体に配置され、このタイミングチェーンカバー内に対して前記第2ポンプの取付部と、この第2ポンプの潤滑油供給系とが設けられる点にある。
タイミングチェーンを収容するタイミングチェーンカバーがエンジン本体に配置され、このタイミングチェーンカバー内に対して前記第2ポンプの取付部と、この第2ポンプの潤滑油供給系とが設けられる点にある。
この構成により、タイミングチェーンカバーに備えた第2ポンプ取付部に第2ポンプを取付けることにより、この第2ポンプからの潤滑油をタイミングチェーンカバーの潤滑油路系を介してエンジン各部に供給することが可能となる。従って、エンジンの外部に特別に配管を行う等の組み立ての手間を省ける潤滑油供給装置が構成された。
本発明は、前記第2ポンプの潤滑油供給系が、前記オイルパンから第2ポンプに潤滑油を送る吸引油路と、この第2ポンプからの潤滑油を前記タイミングチェーンカバーの吐出部まで送る吐出油路とで構成されると共に、前記オイルパンのオイルの油面から前記第2ポンプまでの高さが、前記油面から前記吐出部までの高さの1/2以下に設定されても良い。
この構成により、オイルパンの潤滑油の油面に近いレベルに第2ポンプを配置することが可能となり、例えば、エンジンを長時間停止したことにより第2ポンプの吸引油路から潤滑油が抜け出して、この吸引油路に空気が混入した場合でも確実な吸引を行える。
本発明は、前記第2ポンプの駆動軸の軸芯の方向が、該エンジンの振動方向と交差する方向に設定されても良い。
この構成により、駆動軸を回転駆動することにより潤滑油を送り出すポンプでは、駆動軸の軸芯に交差する方向(例えば、ラジアル方向)に振動が作用した場合と比較して、駆動軸の軸芯方向に沿った方向(スラスト方向)に振動が作用した場合において性能低下や故障を発生しやすいものである。このような理由から第2ポンプの駆動軸の軸芯の方向を、該エンジンの振動方向と交差する方向に設定することによって第2ポンプの性能低下や故障を抑制して耐久性を向上させている。
本発明は、前記第1ポンプの潤滑油供給系が、前記オイルパンから第1ポンプに潤滑油を送る吸引油路と、この第1ポンプからの潤滑油を送り出す吐出油路とで構成されると共に、この吸引側油路と吐出油路との少なくとも一方の油路が前記タイミングチェーンカバー内に形成されても良い。
この構成により、タイミングチェーンカバーに対して第1ポンプの吸引油路と吐出油路との少なくとも一方が形成されるので、配管によって油路を形成する等の組立の手間を省ける。
本発明は、前記第1ポンプの吐出油路の中間に配置したオイルフィルタを前記タイミングチェーンカバーの一方の端部側に備えると共に、このタイミングチェーンカバーの他方の端部側に前記第2ポンプが配置されても良い。
この構成により、オイルフィルタと第2ポンプとの間の距離を大きくできるので、潤滑油の油温が上昇することに起因してオイルフィルタの温度が上昇した場合でも、この温度上昇を第2ポンプに伝え難くして第2ポンプを保護できる。
本発明は、前記第2ポンプの吸引油路の端部に潤滑油を吸引するストレーナを形成すると共に、このストレーナを前記タイミングチェーンカバーに突出形成しても良い。
この構成により、タイミングチェーンカバーをエンジン本体に取付けることにより、オイルパンの潤滑油をストレーナから第2ポンプに導くことも可能となり、このストレーナと第2ポンプとの間に特別に油路を形成する必要もない。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1及び図3に示すように、シリンダヘッド1、シリンダブロック2、クランクケース3、オイルパン4夫々を上下に重ね合わせる形態で連結すると共に、シリンダブロック2に形成された複数のシリンダボア夫々に摺動自在に収容したピストン5と、クランクケース3に回転自在に支持したクランクシャフト6とをコネクティングロッド7で連結して車輌用のエンジンが構成されている。
図1及び図3に示すように、シリンダヘッド1、シリンダブロック2、クランクケース3、オイルパン4夫々を上下に重ね合わせる形態で連結すると共に、シリンダブロック2に形成された複数のシリンダボア夫々に摺動自在に収容したピストン5と、クランクケース3に回転自在に支持したクランクシャフト6とをコネクティングロッド7で連結して車輌用のエンジンが構成されている。
前記シリンダヘッド1には開閉自在な吸気バルブ10と排気バルブ11とを備えると共に、これらのバルブ10、11を開閉作動させる一対のカムシャフト12を備えている。図面には示さないが、前記シリンダブロック2には前記シリンダボアの外周部分に冷却水を循環させる空間を形成し、この冷却水をシリンダブロック2の内部で循環させる、又は、外部のラジエータとの間で循環させるウォータポンプを備えている。
図4及び図5に示すように、前記オイルパン4は潤滑油Lの貯留空間を形成しており、油面LSで示すレベルまで潤滑油Lが貯留される。
前記クランクケース3のクランクシャフト6の一方の端部に備えたスプロケット13と前記一対のカムシャフト12に備えた入力スプロケット14とに亘ってタイミングチェーン15を巻回し、これらを収容するタイミングチェーンカバー16がエンジン本体に連結固定されている。因みに、エンジン本体とは、シリンダヘッド1、シリンダブロック2、クランクケース3、オイルパン4等のエンジンの主要部分を意味し、前記タイミングチェーンカバー16はエンジン本体に対して分離自在に取付けられている。
前記タイミングチェーン15に代えて、タイミングベルトあるいはギヤを用いてクランクシャフト6の回転に同期した回転力を一対のカムシャフト12に伝える構成を採用しても良い。
以上のように説明したエンジンの構造は従来からのものと基本的に変わるものではなく、本発明は、前記タイミングチェーンカバー16に対して潤滑油Lの油路を形成した潤滑油供給装置を備えた点に特徴を有する。
つまり、この潤滑油供給装置は、図2〜図5に示すように、前記オイルパン4に貯留された潤滑油Lを吸引して送り出すエンジン駆動型の第1ポンプP1と、電動モータ駆動型の第2ポンプP2とを備えると共に、第1ポンプP1の潤滑油供給系と前記第2ポンプP2の潤滑油供給系とを前記タイミングチェーンカバー16に並列的に形成したものである。尚、第1ポンプP1が単位時間内に供給する潤滑油の量は、第2ポンプP2の10倍程度である。
前記第1ポンプP1は、前記クランクシャフト6の駆動ギヤ20に咬合する被駆動ギヤ21を備え、この被駆動ギヤ21からの動力で駆動されるトロコイド型のポンプ本体22を備えている。この第1ポンプP1の潤滑油供給系は、前記オイルパン4からの潤滑油Lを供給する吸引油路23と、この第1ポンプP1から潤滑油を送り出す吐出油路24とで構成されている。因みに、この第1ポンプP1として前記クランクシャフト6の軸上に配置したものを用いても良い。
前記吸引油路23の吸引側の端部にストレーナ23Aを備え、前記吐出油路24の中間位置に第1オイルフィルタF1を備えている。この吐出油路24はタイミングチェーンカバー16の上下方向での中間位置に形成した吐出部16Dからシリンダブロック2の潤滑油供給路等、エンジンの各部に送られる。
前記タイミングチェーンカバー16は、アルミニウム合金等の鋳造物であり、前記吸引油路23の一部と前記吐出油路24とは前記タイミングチェーンカバー16にドリル加工等によって作り出された孔部によって形成され、前記第1オイルフィルタF1は吐出油路24に連通するようにタイミングチェーンカバー16の一方の側面に取付けられている。
前記吸引油路23はクランクケース3の側部からオイルパン4の内部に形成された孔部や管路によって形成され、この端部に対して前記ストレーナ23Aを取付けている。
前記第2ポンプP2は、図5に示すように、前記タイミングチェーンカバー16のポンプ取付部16Aに嵌め込む形態で取付けたトロコイド型のポンプ本体30と、このポンプ本体30を駆動する電動モータ31とで構成されている。この第2ポンプP2の潤滑油供給系は、前記オイルパン4からの潤滑油Lを供給する吸引油路32と、この第2ポンプP2から潤滑油を送り出す吐出油路33とで構成されている。前記吸引油路32の吸引側の端部にストレーナ32Aを備え、この吸引油路32の中間に第2オイルフィルタF2を備えている。
図4に示すように、前記第1ポンプP1に対するストレーナ23Aと、前記第2ポンプP2に対するストレーナ32Aとの距離Dを、夫々の吸引時に潤滑油Lの流れが干渉しない程度の値に設定しており、例えば、前記第1ポンプP1が潤滑油Lを強力に吸引する際に、この吸引に起因する潤滑油の流れによって前記第2ポンプP2での潤滑油Lの吸引を阻害しないものにしている。
この第2ポンプP2における、吸引油路32と吐出油路33とは、前記第1ポンプP1における吐出油路24と同様に前記タイミングチェーンカバー16にドリル加工等によって作り出された孔部によって形成されている。また、この第2ポンプP2の吸引油路32のストレーナ32Aは、図5に示すようにタイミングチェーンカバー16の下部から、オイルパン4の方向に突出する形態で取付けたストレーナ形成部材17で構成されている。つまり、前記クランクケース3の下部には、このストレーナ形成部材17が挿通する開口3Aが形成され、この開口3Aとストレーナ形成部材17との間に潤滑油Lの漏出を抑制するシール18が配置されている。
前記第2オイルフィルタF2は、前記タイミングチェーンカバー16のフィルタ取付部16Bに嵌め込み、蓋体34によって固定している。
図5に示すように、前記第2ポンプP2における吐出油路33はタイミングチェーンカバー16の上部位置に形成した吐出部16Cからシリンダヘッド1の潤滑油供給路等、エンジンの各部に送られる。
この潤滑油供給装置では図3に示すように、オイルパン4の油面LSから第2ポンプP2までの高さH2が、オイルパン4の油面LSから前記吐出部16Cまでの高さH1の1/2以下に設定されている。このように、オイルパン4の潤滑油Lの油面LSに近い位置に第2ポンプP2を配置することが可能となり、例えば、エンジンを長時間停止したことにより第2ポンプP2の吸引油路32から潤滑油が抜け出して、この吸引油路32に空気が混入した場合でも確実な吸引を行えるものにしている。
前記第2ポンプP2の駆動軸の軸芯Xの方向をエンジンの振動方向と直交する方向(交差する方向の一例)に設定している。このエンジンの振動方向とは、クランクシャフト6の軸芯方向と並行する軸芯を中心とした揺れとして捉えることが可能であり、前記第2ポンプP2の駆動軸の軸芯Xの方向に対してエンジンの振動がラジアル方向から作用するように姿勢を設定することによって、第2ポンプP2の耐久性を向上させている。
図3に示す如く、エンジンのクランクシャフト6の軸芯に沿う方向視においてタイミングチェーンカバー16の一方の端部側に第1オイルフィルタF1を配置し、他方の端部側に第2ポンプP2を配置している。このような位置関係で夫々を配置することにより、潤滑油Lの油温が上昇することに起因して第1オイルフィルタF1の温度が上昇した場合でも、この温度上昇を第2ポンプP2に伝え難くして、この第2ポンプP2の保護を実現している。
このように、本発明の潤滑油供給装置では、エンジンで駆動される第1ポンプP1の潤滑油供給系と、電動モータ31で駆動される第2ポンプP2の潤滑油供給系とをタイミングチェーンカバー16に対して並列的に形成しているので、低温環境下でエンジンを始動した場合のように潤滑油Lの粘性が高く、第1ポンプP1からの潤滑油の吐出圧が低下する状況であっても第2ポンプP2を駆動することによって、吐出圧の上昇を図ってエンジン各部に必要とする量の潤滑油の供給を行えるものにしている。
また、タイミングチェーンカバー16に対して第1ポンプP1の潤滑油供給系と、第2ポンプP2の潤滑油供給系と形成するので、特別な配管を取付けることや、エンジン本体に油路を形成する組み立て上の手間を省けるものになる。特に、第2ポンプP2の配置によって潤滑油Lの良好な吸引を実現すると共に、第1オイルフィルタF1からの熱の作用を抑制し、第2ポンプP2の姿勢の設定によって第2ポンプP2の耐久性を向上させ、この第2ポンプP2のストレーナ32Aをタイミングチェーンカバー16と一体的に形成することによって油路系の組み立てを容易にしている。
更に、本発明のように金属製のタイミングチェーンカバー16に対して油路を形成しているので、油路に送られる高温の潤滑油をタイミングチェーンカバー16で放熱することも実現する。
〔別実施の形態〕
本発明は、上記した実施の形態以外に以下のように構成しても良い。
本発明は、上記した実施の形態以外に以下のように構成しても良い。
(a)吸引油路23、32の一部あるいは吐出油路24、33をタイミングチェーンカバー16に形成する手段として、図6に示すように、タイミングチェーンカバー16に溝16Gを形成し、この溝16Gをプレート16Pで覆い、ビス40等で固定することにより、溝16Gを油路とすることも可能である。特に、本発明ではタイミングチェーンカバー16の内面や外面に対して配管を取付けることによって油路を形成するものを除外するものではなく、配管を取付けることによって形成した油路と、タイミングチェーンカバー16に一体的に形成した油路とを組み合わせて潤滑油供給装置を構成しても良い。
(b)前記実施形態では、第1ポンプP1から吐出部16Dに至る吐出油路24と、第2ポンプP2から吐出部16Cに至る吐出油路33とを並列的に形成していたが、第1ポンプP1と第2ポンプP2とからの作動油を合流させて単一の吐出部に送るように形成しても良い。特に、夫々の吐出油路24、33において複数の吐出部を形成し、例えば、シリンダヘッド1とシリンダブロック2との複数箇所に吐出油路24、33から潤滑油Lを供給するように構成しても良い。
4 オイルパン
15 タイミングチェーン
16 タイミングチェーンカバー
16A 取付部
16C 吐出部
23 吸引油路
24 吐出油路
32 吸引油路
32A ストレーナ
33 吐出油路
F1 オイルフィルタ:第1オイルフィルタ
H1 高さ
H1 高さ
L 潤滑油
LS 油面
P1 第1ポンプ
P2 第2ポンプ
X 軸芯
15 タイミングチェーン
16 タイミングチェーンカバー
16A 取付部
16C 吐出部
23 吸引油路
24 吐出油路
32 吸引油路
32A ストレーナ
33 吐出油路
F1 オイルフィルタ:第1オイルフィルタ
H1 高さ
H1 高さ
L 潤滑油
LS 油面
P1 第1ポンプ
P2 第2ポンプ
X 軸芯
Claims (6)
- エンジン底部のオイルパンの潤滑油を吸引して送り出すエンジン駆動型の第1ポンプと、電動モータ駆動型の第2ポンプとが備えられ、この第1ポンプの潤滑油供給系と前記第2ポンプの潤滑油供給系とが並列的に形成されるエンジンの潤滑油供給装置であって、
タイミングチェーンを収容するタイミングチェーンカバーがエンジン本体に配置され、このタイミングチェーンカバー内に対して前記第2ポンプの取付部と、この第2ポンプの潤滑油供給系とが設けられるエンジンの潤滑油供給装置。 - 前記第2ポンプの潤滑油供給系が、前記オイルパンから第2ポンプに潤滑油を送る吸引油路と、この第2ポンプからの潤滑油を前記タイミングチェーンカバーの吐出部まで送る吐出油路とで構成されると共に、前記オイルパンのオイルの油面から前記第2ポンプまでの高さが、前記油面から前記吐出部までの高さの1/2以下に設定される請求項1記載のエンジンの潤滑油供給装置。
- 前記第2ポンプの駆動軸の軸芯の方向が、該エンジンの振動方向と交差する方向に設定される請求項1又は2記載のエンジンの潤滑油供給装置。
- 前記第1ポンプの潤滑油供給系が、前記オイルパンから第1ポンプに潤滑油を送る吸引油路と、この第1ポンプからの潤滑油を送り出す吐出油路とで構成されると共に、この吸引側油路と吐出油路との少なくとも一方の油路が前記タイミングチェーンカバー内に形成される請求項1〜3のいずれか一項に記載のエンジンの潤滑油供給装置。
- 前記第1ポンプの吐出油路の中間に配置したオイルフィルタを前記タイミングチェーンカバーの一方の端部側に備えると共に、このタイミングチェーンカバーの他方の端部側に前記第2ポンプが配置される請求項1〜4のいずれか一項に記載のエンジンの潤滑油供給装置。
- 前記第2ポンプの吸引油路の端部に潤滑油を吸引するストレーナが形成されると共に、このストレーナが前記タイミングチェーンカバーに突出形成される請求項1〜5のいずれか一項に記載のエンジンの潤滑油供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005087988A JP2006266207A (ja) | 2005-03-25 | 2005-03-25 | エンジンの潤滑油供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005087988A JP2006266207A (ja) | 2005-03-25 | 2005-03-25 | エンジンの潤滑油供給装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006266207A true JP2006266207A (ja) | 2006-10-05 |
Family
ID=37202431
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005087988A Pending JP2006266207A (ja) | 2005-03-25 | 2005-03-25 | エンジンの潤滑油供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006266207A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012021416A (ja) * | 2010-07-12 | 2012-02-02 | Toyota Motor Corp | チェーンケース |
JP2012136986A (ja) * | 2010-12-24 | 2012-07-19 | Daihatsu Motor Co Ltd | 液だれ誘導構造 |
JP2013133804A (ja) * | 2011-12-27 | 2013-07-08 | Daihatsu Motor Co Ltd | ハイブリッド車両におけるオイルポンプ構造 |
JP2013189935A (ja) * | 2012-03-14 | 2013-09-26 | Yanmar Co Ltd | エンジンのカムチェーン室注油構造 |
JP2015203326A (ja) * | 2014-04-11 | 2015-11-16 | スズキ株式会社 | エンジンのオイルフィルタ取付構造 |
KR20150143096A (ko) * | 2014-06-13 | 2015-12-23 | 현대중공업 주식회사 | 감속기어 및 추진모터 베어링에 대한 윤활유공급장치 |
KR20150143055A (ko) * | 2014-06-13 | 2015-12-23 | 현대중공업 주식회사 | 선박 엔진에 대한 비상 윤활유공급장치 |
-
2005
- 2005-03-25 JP JP2005087988A patent/JP2006266207A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012021416A (ja) * | 2010-07-12 | 2012-02-02 | Toyota Motor Corp | チェーンケース |
JP2012136986A (ja) * | 2010-12-24 | 2012-07-19 | Daihatsu Motor Co Ltd | 液だれ誘導構造 |
JP2013133804A (ja) * | 2011-12-27 | 2013-07-08 | Daihatsu Motor Co Ltd | ハイブリッド車両におけるオイルポンプ構造 |
JP2013189935A (ja) * | 2012-03-14 | 2013-09-26 | Yanmar Co Ltd | エンジンのカムチェーン室注油構造 |
JP2015203326A (ja) * | 2014-04-11 | 2015-11-16 | スズキ株式会社 | エンジンのオイルフィルタ取付構造 |
KR20150143096A (ko) * | 2014-06-13 | 2015-12-23 | 현대중공업 주식회사 | 감속기어 및 추진모터 베어링에 대한 윤활유공급장치 |
KR20150143055A (ko) * | 2014-06-13 | 2015-12-23 | 현대중공업 주식회사 | 선박 엔진에 대한 비상 윤활유공급장치 |
KR101872558B1 (ko) * | 2014-06-13 | 2018-06-28 | 현대중공업 주식회사 | 선박 엔진에 대한 비상 윤활유공급장치 |
KR101873616B1 (ko) * | 2014-06-13 | 2018-07-02 | 현대중공업 주식회사 | 감속기어 및 추진모터 베어링에 대한 윤활유공급장치 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4623369B2 (ja) | エンジンの潤滑油供給装置 | |
JP4687991B2 (ja) | エンジンの油供給装置 | |
US5788381A (en) | Rotary shaft lubricating structure | |
JP2006266207A (ja) | エンジンの潤滑油供給装置 | |
EP2483532B1 (en) | Four-cycle engine, bush cutter and engine-driven tool having same | |
JP4300487B2 (ja) | エンジンの油供給装置 | |
EP2261492A1 (en) | Engine body, cooling-water pump arrangement structure of engine and method of forming the same | |
JP3104497B2 (ja) | シリンダヘッドの構造 | |
JP4705889B2 (ja) | エンジンの駆動伝達機構 | |
JP4339007B2 (ja) | ミッションギア機構における潤滑装置 | |
JP2014159770A (ja) | 可変圧縮比内燃機関の潤滑構造 | |
JP2002089217A (ja) | エンジンのオイルポンプ構造 | |
US6564905B1 (en) | Lubrication system for a marine engine | |
JP2017048774A (ja) | Ohv型4サイクルエンジン | |
JP2006057636A (ja) | エンジンの油圧制御弁取付構造 | |
JP2012026474A (ja) | 電動アクチュエータ装置 | |
JP4605607B2 (ja) | 水冷式エンジンの冷却水通路構造 | |
JP4196827B2 (ja) | ウォーターポンプ一体型チェーンケース構造 | |
JP4640268B2 (ja) | エンジンのオイルポンプ構造 | |
JP2017172352A (ja) | 内燃機関の潤滑装置 | |
JP2006118378A (ja) | 内燃機関の始動装置 | |
JP2012026473A (ja) | 電動アクチュエータ装置 | |
JP3153200U (ja) | ピストン型圧縮機 | |
JP2009299489A (ja) | バーチカルエンジン | |
JP2006283778A (ja) | エンジンにおける軸の連結構造 |