JP2006257877A - 内燃機関の冷却構造 - Google Patents

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【課題】 簡素で熱交換効率に優れた内燃機関の冷却構造の提供。
【解決手段】 オイルが貯留されるオイルパン10の油溜め部17の上方にバッフルプレート60を設ける。このバッフルプレート60に、冷却水が通流する通路形成部62と、通路形成部62よりも機関上方に配置される平坦な基準平坦部70と、基準平坦部70に対して傾斜し、この基準平坦部70と通路形成部62とを接続する傾斜部72と、を形成する。傾斜部72には、通路形成部62の近傍にオイル落とし孔74を形成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、車両の内燃機関に用いられる潤滑油・作動油としてのオイルの冷却構造に関する。
車両の内燃機関のオイル(潤滑油)を冷却するための冷却構造つまりオイルクーラとして、典型的には下記の3つの従来例(1)〜(3)が挙げられる。
(1)最も一般的な例として、別体のオイルクーラユニットをオイルパンやシリンダブロック等の側面に装着する。このオイルクーラユニットは、オイルポンプから内燃機関の各部へ送給されるオイル通路の途中に配置され、外部からの冷却用配管が接続される。
(2)オイルパン底部に冷却水が通流する冷却配管を設けて、オイルパンの油溜め部に貯留されているオイルを冷却する。更に特許文献1に記載されているものでは、オイルパン底部に冷却配管を支えるステーを設け、このステーに放熱フィンとしての機能を持たせている。
(3)特許文献2に記載されているように、冷却水通路を内蔵する冷却板を、オイルパンの油溜め部に設置し、この油溜め部内に貯留されているオイルを冷却する。
実開平2−34706号(実願昭63−113081号) 特開平10−54217号公報
[従来例(1)の課題]
・オイルクーラユニットを別体として構成する場合にはこのユニットを小型・軽量化することが求められ、このような小型のオイルクーラユニットで潤滑油(オイル)を効率的に冷却するためには、潤滑油と冷却水との間の熱交換を効率的に行う必要がある。このため、オイルクーラユニット内を流れる潤滑油にある程度の流速を与える必要がある。しかしながら、仮に内燃機関各部からの戻り側のオイル通路にオイルクーラを設けようとすると、潤滑油を集合させるための配管構造が複雑となるため、一般的には上述したようにオイルポンプから内燃機関の各部へ送給されるポンプ吐出側のオイル通路にオイルクーラを設置することとなる。このようにポンプ吐出側のオイル通路にオイルクーラを設置すると、オイルクーラユニットでの潤滑油の圧力損失が発生し、この圧力損失の分、内燃機関の各部へ送給される潤滑油の供給量や圧力が低下する。従って、上記のオイルクーラによる圧力損失分、オイルポンプの要求駆動力が増大する。
・また、オイルポンプの吐出側・下流側のオイル通路に別体のオイルクーラを設けるという搭載位置の制約により、内燃機関のレイアウトの自由度が制約されてしまう。
・更に、別体のオイルクーラを内燃機関に装着するという構造であるため、オイルクーラユニットの他、ホース、クリップ、ブラケット及び取付ボルトなどの部品が必要となり、部品点数が増し、大型化、重量増加、コスト増加及び作業工数の増加等を招いてしまう。
[従来例(2)の課題]
・オイルパンに溜められているオイルの流れは弱いので、上記従来例1のような別体のオイルクーラに比して潤滑油と冷却配管との間の熱交換の効率は低い。このため、冷却配管を増加させたり、冷却配管の径を小さくして流速を上げるなどの工夫が必要となるが、この場合、冷却水通路の抵抗が大きくなり、冷却水を送給するオイルポンプのポンプ損失が増加してしまう。
・また、車載状態では、車両の旋回、制動、加速時などに、オイルパンの油溜め部内のオイルの油面が大きく傾く。このように油面が傾いた際に、仮に潤滑油を吸い込むオイルストレーナが油面上に露出すると、エアを吸い込むおそれがあり、好ましくない。このため、一般的にはオイルストレーナのオイル吸込口はオイルパンの中央部の底面近傍に配置される。しかしながら、上記特許文献1のようにオイルストレーナの近傍に冷却配管が配索されていると、傾いた油面が元に戻る際に冷却配管が抵抗・障害となって油面復帰に時間がかかり、オイル吸込口が油面上に露出するおそれが増し、このため、油量を増加するなどの対策が必要となってしまう。
[従来例(3)の課題]
・上記従来例(2)と同様、オイルパンの油溜め部に溜められているオイルを冷却する構成となっているので熱交換の効率が低く、また、冷却板が抵抗・障害となって油面復帰が遅れるおそれがある。
ところで、内燃機関の実動中には内燃機関全体が振動するために、オイルパン内に溜められている潤滑油の油面も揺動する。このような油面の揺動を抑制し、クランクシャフトのカウンターウエイトやコネクティングロッドのようなクランク回転系とオイルとの干渉や上述したエアの混入などを回避するために、一般的には、例えば多数のオイル落とし孔が形成されたバッフルプレートがオイルパンの油溜め部の上方に配設される。
本発明は、このようなバッフルプレートを有効に利用して、簡素な構成でありながら熱交換の効率に優れた新規な内燃機関の冷却構造を提供することを主たる目的としている。
内燃機関のオイルパンのオイルが貯留される油溜め部の上方にバッフルプレートを設ける。このバッフルプレートに、冷却水が通流する通路形成部を形成する。
本発明に係る冷却構造によれば、バッフルプレートを利用した簡素な構成で安価に製造することができる。また、上記従来例のように冷却配管を油溜め部のオイル中に配索する必要がなく、車両の旋回・加速・制動時などに油面の戻り性の低下を招くことがないので、良好かつ安定した潤滑油の供給が可能である。更に、バッフルプレートを経由して油溜め部へ戻されるオイルは、油溜め部中に溜められているオイルに比して、高温で、かつ、ある程度の流れがあるので、上記従来例のように油溜め部内のオイルを冷却する場合に比して、熱交換の効率にも優れている。
以下、本発明に係る冷却構造を、自動車に搭載される直列4気筒型の内燃機関に適用した図示実施例について詳細に説明する。なお、後述する実施例の説明では同一構成要素には同じ参照符号を付し、重複する説明を適宜省略する。
図1〜図3は本発明の第1実施例に係る冷却構造を示している。オイルパン(オイルタンクとも呼ぶ)10は、内燃機関及び自動変速機等の作動油・潤滑油としてのオイルを貯留するもので、シリンダブロック12の下側にボルトを用いて締結・固定されるアッパオイルパン14と、このアッパオイルパン14の下側に固定されるロアオイルパン16と、により構成されている。ロアオイルパン16が軽量かつ安価な板金製であるのに対し、アッパオイルパン14は、シリンダブロック12とともにクランクシャフト2(図5参照)を回転可能に支持するもので、シリンダブロック12と同様、強度・剛性に優れたアルミ合金等により鋳造されている。アッパオイルパン14は、4つのシリンダ(気筒)18(図5参照)が配列される気筒列方向D1でほぼ機関全長にわたって配設される一方、ロアオイルパン16は、気筒列方向D1についてはアッパオイルパン14よりも気筒列方向D1で短く設定されている。規定油面20はロアオイルパン16に設定されており、オイルが溜められる油溜め部17は実質的にロアオイルパン16にのみ設けられている。
オイルパン10にはオイルストレーナ24が設けられる。このオイルストレーナ24は、そのオイル吸込口28がオイルパン10の底面11近傍に配置されており、このオイル吸込口28に、オイルポンプ(図示省略)に吸い込まれるオイル中の大まかな異物を取り除く金網等のろ材26が取り付けられている。オイルパン底面11上の沈殿物を吸い上げないように底面11とオイル吸込口28との間には適宜な隙間が確保されている。オイル吸込口28からオイルポンプへオイルが吸引され、このオイルポンプにより加圧されたオイルが、クランクシャフト2やカムシャフトの軸受部位等の各種潤滑部分に送給されるとともに、バルブタイミングコントローラ等の油圧アクチュエータへ適宜送給される。なお、オイルポンプは、例えばシリンダブロック12のフロント部に取り付けられ、クランクシャフト2により駆動される。
上記アッパオイルパン14には、バッフルプレート60が一体的に形成されている。このバッフルプレート60は、ロアオイルパン16の油溜め部17の上方、すなわち機関上下方向D3に沿う車載状態での鉛直上方に配置され、この油溜め部17の上方全体を覆う大きさを有し、より具体的には、ボルト15によりロアオイルパン16が取り付けられるアッパオイルパン14の下端フランジ14Aに形成された開口部の全面を塞ぐように、このフランジ14A近傍の側壁14Bの内側に一体的に形成されている。
そして、バッフルプレート60には、内燃機関の冷却水が通流する通路形成部62が形成されている。この通路形成部62は、アッパオイルパン14の両側壁の近傍を気筒列方向D1に延びる2つの壁側区間64と、これら2つの壁側区間64にかけ渡される複数(この実施例では2本)の架橋区間66と、を有している。この実施例では、冷却水の入出配管が取り付けられるコネクタ68A,68Bが、2つの壁側区間64にそれぞれ設けられ、つまり機関幅方向D2の両側にそれぞれ設けられている。
また、バッフルプレート60は、オイルパン10の底面11、つまり機関基準水平面とほぼ平行な平坦面であり、上記の冷却水が通流する通路形成部62よりも機関上方に配置される基準平坦部70と、この基準平坦部70に対して傾斜し、この基準平坦部70と通路形成部62の架橋区間66とを滑らかに接続する傾斜部72と、を有している。つまり、傾斜部72の下端部に通路形成部62の架橋区間66が設けられている。傾斜部72には、通路形成部62の架橋区間66の近傍に、多数のオイル落とし孔74が形成されている。オイル落とし孔74は、円筒状をなす架橋区間66の両側に設けれ、かつ、機関幅方向D2で間欠的に複数配置されている。
更に、バッフルプレート60には、オイルパン10の下方へ向けて突出する多数の熱交換フィン76が形成されている。各フィン76は、通路形成部62の架橋区間66よりも下方へ舌状に突出し、その下端先端部76Aがロアオイルパン16の油溜め部17に溜められているオイルに浸かるように設定されている。このようなバッフルプレート60は上記のアッパオイルパン14に一体的に鋳造されている。
図4及び図5に示すように、内燃機関の潤滑油はクランクシャフト2等の各潤滑部位を潤滑した後、オイルパン10の油溜め部17へ戻される。この際、クランクケース6内でクランクシャフト1の軸受部やピストン4の摺動部などを潤滑したオイルが細かなミスト状になって落下してくる。クランクケース6内部はピストン4の摺動部から漏れてくる燃焼ガス等により非常に高温となっており、上記のミスト状のオイルは単位量当たりの表面積が大きいので、上記の燃焼ガス等から受熱して非常に高温となっている。
本実施例によれば、オイルパン10の油溜め部17(規定油面20)の上方のバッフルプレート60に冷却水が通流する通路形成部62を配しているので、クランクケース6内の高温のオイルは一旦バッフルプレート60上に落下し、このバッフルプレート60の基準平坦部70から傾斜部72の傾斜面に沿って流れ、この傾斜部72の最下端部に配された通路形成部62の架橋区間66の近傍に配置されたオイル落とし孔74より油溜め部17へと落下する。つまり、バッフルプレート60に落下したオイルが通路形成部62の架橋区間66の周囲をつたってロアオイルパン16内に戻されるように設定されている。従って、高温のクランクケース6からロアオイルパン16へ戻されるオイルのほぼ全てが通路形成部62の近傍を伝い、この通路形成部62内を流れる冷却水により冷却されることとなり、両者の温度差が非常に大きいことから、効率的な熱交換が可能である。また、バッフルプレート60の傾斜部72を経てオイル落とし孔74よりロアオイルパン16に戻される潤滑油にはある程度の流れがあるので、より効率的な熱交換が可能である。
加えて、バッフルプレート60は油溜め部17を備えたロアオイルパン16の上側に配置されたアッパオイルパン14に設けられており、一般的な使用状態では、このバッフルプレート60が常に油溜め部17や油面20よりも上方に位置している。従って、上述した従来例のように冷却配管をオイル中に配設した場合に問題となる車両の旋回・加速・制動時などでの油面の復帰遅れを招くおそれがない。
更に、通路形成部62とともにバッフルプレート60に一体的に形成された熱交換フィン76がオイルパン10の底面11へ向けて下方へ延びており、通常の使用状態では、このフィン76の下端部76Aが油溜め部17内のオイルと接するように設定されている。従って、これらのフィン76を利用して油溜め部17に貯留されるオイルをも有効に冷却することが可能である。また、これらのフィン76は下端部76Aのみがオイルに接するように設定されているため、上述した車両の旋回・加速・制動時の油面の復帰遅れなどに実質的に影響を与えることはない。
図6〜8は本発明の第2実施例を示している。上記の第1実施例では図2や図5に示すように冷却配管が接続されるコネクタ68A,68Bが機関幅方向D2の両側にそれぞれ配設されているが、この第2実施例では、双方のコネクタ68A,68Bが機関幅方向D2で同じ側に配設されている。つまり、アッパオイルパン14の機関幅方向D2の両側壁に沿って配設される壁側区間のうち、一方の側壁に沿う第1壁側区間64Aにはコネクタが配設されておらず、他方の側壁に沿う壁側区間が第2壁側区間64Bと第3壁側区間64Cに長手方向に分割して設けられ、それぞれの区間64B,64Cにコネクタ68A,68Bが設けられている。このように、冷却配管のレイアウトに応じてコネクタ68A,68Bの位置等を適宜変更・設計すれば良い。
以上の説明より把握し得る本発明の特徴的な技術思想について以下に列記する。但し、本発明は参照符号を付した図示実施例の構成に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で、種々の変形・変更を含むものである。例えば、V型6又は8気筒のような他の形式の内燃機関にも本発明を同様に適用することができる。
(1)内燃機関のオイルパン10のオイルが貯留される油溜め部17の上方にバッフルプレート60を設ける。このバッフルプレート60に冷却水が通流する通路形成部62を形成する。このような冷却構造は、バッフルプレート60を利用した簡素な構成であるため、安価に製造することができ、かつ、上記従来例のように冷却配管を油溜め部17のオイル中に配索する必要がなく、車両の旋回・加速・制動時などに油面の戻り性の低下を招くことがなく、良好かつ安定した潤滑油の供給が可能である。更に、バッフルプレート60を伝って油溜め部17に戻されるオイルは、油溜め部17に貯留されているオイルに比して、高温かつ流速が高いので、効率的な熱交換を行うことができる。
(2)好ましくは、バッフルプレート60が、上記通路形成部62よりも機関上方に配置される平坦な基準平坦部70と、上記基準平坦部70に対して傾斜し、この基準平坦部70と通路形成部62とを接続する傾斜部72と、を有する。従って、バッフルプレート60へ落下するオイルが基準平坦部70から傾斜部72を経て通路形成部62に集められるので、効率的な熱交換を行うことができる。
(3)更に好ましくは、上記傾斜部72には、上記通路形成部62の近傍に、オイル落とし孔74が形成されている。従って、バッフルプレート60へ落下するオイルが基準平坦部70から傾斜部72を経て通路形成部62に集められ、この通路形成部62の近傍に形成されたオイル落とし孔74を通して油溜め部17へ戻されることとなり、油溜め部17へ戻されるオイルのほぼ全てが通路形成部62の近傍を通ることとなり、より効率的な熱交換を行うことができる。
(4)好ましくは、上記バッフルプレート60に、上記オイルパン10の底面11へ向けて突出する熱交換フィン76が形成されている。そして、好ましくは熱交換フィン76の下端先端部76Aが油溜め部17のオイル内に浸かるように設定されている。これにより、熱交換フィン76を介して油溜め部17内に貯留されているオイルを良好に冷却することが可能である。熱交換フィン76の下端先端部17Aのみが油溜め部17内のオイルに接するように設定することで、車両の旋回・加速・制動時などの油面の復帰遅れを招くこともない。
(5)好ましくは、上記オイルパン10は、シリンダブロック12の下側に固定されるアッパオイルパン14と、このアッパオイルパン14の下側に固定されるロアオイルパン16とを有し、上記アッパオイルパン14にバッフルプレート60が一体的に形成されている。このように通路形成部62を有するバッフルプレート60をアッパオイルパン14と一体的に形成することにより、別体のバッフルプレートをオイルパンに固定したものや冷却配管を別体として取り付けるものに比して、部品点数が少なくて済み、構成が簡素化される。
(6)より具体的には、上記通路形成部62が、アッパオイルパン14の両側壁に沿って延びる2つの壁側区間64と、これら2つの壁側区間64にかけ渡される架橋区間66と、を有する簡素な通路構成となっている。そして、典型的には上記実施例のように架橋区間66の近傍に上記の熱交換フィン76が形成される。
本発明の第1実施例の冷却構造が適用された内燃機関のオイルパンを示す図3のI−I線に沿う断面図。 上記第1実施例に係るオイルパンを示す図3のII−II線に沿う断面図。 上記第1実施例に係るオイルパンの通路構成を示す下面対応図。 上記第1実施例の作用説明図。 同じく上記第1実施例の作用説明図。 本発明の第2実施例の冷却構造が適用された内燃機関のオイルパンを示す図8のVI−VI線に沿う断面図。 上記第2実施例に係るオイルパンを示す図8のVII−VII線に沿う断面図。 上記第2実施例に係るオイルパンの通路構成を示す下面対応図。
符号の説明
10…オイルパン
14…アッパオイルパン
16…ロアオイルパン
17…油溜め部
60…バッフルプレート
62…通路形成部
64…壁側区間
66…架橋区間
70…基準平坦部
72…傾斜部
74…オイル落とし孔
76…熱交換フィン

Claims (6)

  1. 内燃機関のオイルパンのオイルが貯留される油溜め部の上方にバッフルプレートを設け、このバッフルプレートに冷却水が通流する通路形成部を形成したことを特徴とする内燃機関の冷却構造。
  2. 上記バッフルプレートが、上記通路形成部よりも機関上方に配置される平坦な基準平坦部と、上記基準平坦部に対して傾斜し、この基準平坦部と通路形成部とを接続する傾斜部と、を有することを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の冷却構造。
  3. 上記傾斜部には、上記通路形成部の近傍に、オイル落とし孔が形成されていることを特徴とする請求項2に記載の内燃機関の冷却構造。
  4. 上記バッフルプレートに、上記オイルパンの下方へ向けて突出する熱交換フィンが形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の内燃機関の冷却構造。
  5. 上記オイルパンは、シリンダブロックの下側に固定されるアッパオイルパンと、このアッパオイルパンの下側に固定されるロアオイルパンとを有し、
    上記アッパオイルパンにバッフルプレートが一体的に形成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の内燃機関の冷却構造。
  6. 上記通路形成部が、アッパオイルパンの両側壁に沿って延びる2つの壁側区間と、これら2つの壁側区間にかけ渡される架橋区間と、を有することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の内燃機関の冷却構造。
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