JP2009112887A - 濾過材およびその製造方法、並びにカートリッジフィルター - Google Patents
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Abstract
【解決手段】
少なくとも二層以上の不織布が積層されている濾過材であって、流体の流入側における第一不織布は密度0.05〜0.5/cm3であり、平均孔径が5〜35μmであり、流体の流出側の第二不織布は、少なくとも片面が平滑化したメルトブローン不織布であり、平滑化した面が流出側に配置され、前記メルトブローン不織布の密度が0.15〜0.7g/cm3であり、平均孔径が0.5〜20μm、最大孔径が5〜30μmであり、前記第一不織布の平均孔径と第二不織布の最大孔径との比が0.5〜5倍であることを特徴とする濾過材を得る。本発明の濾過材を使用したカートリッジフィルターは高い捕集精度を持ち、かつ、ゲル状の異物の混じる流体のろ過においても長寿命を示す。
【選択図】図1
Description
Tm−120(℃)<T(℃)<Tm(℃)
を満たす温度Tで前記メルトブローン不織布の少なくとも片表面に熱ロール処理を施し、不織布の表面の構成繊維を圧着することで平滑化し、前記平滑化したメルトブローン不織布の1cm2当たり2.94cNの荷重で測定した不織布密度を0.15〜0.7g/cm3とし、ASTM F 316−86に準じて測定した平均孔径を0.5〜20μmとし、最大孔径を5〜30μmとし、前記第一不織布の平均孔径と第二不織布の最大孔径との比(第一不織布の平均孔径/第二不織布の最大孔径)が0.5〜5倍であることを特徴とする濾過材の製造方法である。
Tm−120(℃)<T(℃)<Tm(℃)
を満たす温度Tで前記メルトブローン不織布原反の少なくとも片表面に熱ロール処理を施すことが好ましい。熱ロールの温度がTm−120(℃)より低いと、熱カレンダー加工を施した側のメルトブローン不織布原反表面が平滑化されず、繊維ウェブ内の空隙を適度に埋めることができず、得られる繊維シートが径の大きい細孔を有するものとなり、高い濾過精度を発揮できない恐れがある。また、熱ロールの温度Tm(℃)より高温であると、メルトブローン不織布原反中の構成繊維が熱ロールに接触した際、ほとんどが溶融し、メルトブローン不織布原反全体をコーティングするように融解樹脂が広がることで、メルトブローン不織布原反がフィルム状になる恐れがあるためである。熱ロールによる熱カレンダー加工を行う際の熱ロールの温度は、
Tm−100(℃)<T(℃)<Tm−20(℃)であると好ましい。本発明の濾過材にはポリプロピレンからなるメルトブロー不織布が好ましく使用されるが、ポリプロピレン単一繊維からなるメルトブローン不織布を原反として用いた場合、熱カレンダー加工を行う際の熱ロールの温度は50℃より加工可能であるが、好ましくは60(℃)<T(℃)<120(℃)、特に好ましくは、70℃<T(℃)<110(℃)を満たす温度T(℃)で熱カレンダー加工を行うとよい。
目付を測定する繊維シート及び繊維集合物から、1辺が20cmの正方形の試料を切り出し、その試料の質量を測定し算出した。
厚み測定機(商品名:THICKNESS GAUGE モデルCR−60A(株)大栄科学精器製作所製)を用い、試料1cm2あたり2.94cNの荷重を加えた状態で測定した。
少なくとも不織布片表面の繊維が圧着して平滑化したメルトブローン不織布の平滑化された多孔膜状の精密濾過ゾーン、および繊維層状の深層濾過ゾーンの存在を確認するため、不織布断面を走査型電子顕微鏡で観察した。
ASTM F 316−86(バブルポイント法)に準じ、ポーラス・マテリアルズ社製「パーム・ポロメーター」を用いて測定した。
減圧濾過用フィルターホルダー(アドバンテック製)に濾過膜を取り付けたのち、減圧容器にホルダー(直径 35mm)をセットする。ついで、JIS Z8901に準ずる試験用ダスト(JIS11種[中位径2μm]とJIS8種[中位径6.6〜8.6μm]を1:1の質量割合で混合したもの、関東ローム製)の試験用懸濁液(濃度:50ppm)を均一に攪拌しながら、上部表面から下部に向かって懸濁溶液を通水させて濾過液(1000L)を採取し評価した。評価方法は、まず、濾過前の試験用懸濁液の所定量に含まれるダストの粒子径別の個数(M)と、これを濾過した後の濾過液の所定量に残るダストの粒子径別の個数(N)とを粒度分布測定機(商品名:コールターカウンターマルチサイザー2、ベックマンコールター社製)を用いて測定した。次に下記に示す式(1)から、各粒子径別に遮断率を算出した。
遮断率(%)={(M−N)/M}×100・・・(1)
そして、遮断率(%)が99.9%になる粒子径(μm)を濾過精度とした。
空気をプリーツ加工したカートリッジフィルターの一次側から二次側に向かって600L/分の流量で通気した時の、カートリッジフィルターの入口とカートリッジフィルターの出口との圧力差を測定した。
水道水をプリーツ加工したカートリッジフィルターの一次側から二次側に向かって40L/分の流量で通水した時の、カートリッジフィルターの入口とカートリッジフィルターの出口との圧力差を測定した。
本発明の濾過材における第二不織布である、少なくとも片表面が平滑化したメルトブローン不織布を得るためのメルトブローン不織布原反として、以下に示すメルトブローン不織布を使用した。
メルトブローン不織布1(MB1)
構成繊維:ポリプロピレン単一繊維
平均繊維径:5.5μm
目付:81.1g/m2
厚み:0.75mm
密度:0.11g/cm3
平均孔径:14.9μm
最大孔径:23.6μm
メルトブローン不織布1(MB2)
構成繊維:ポリプロピレン単一繊維
平均繊維径:5.5μm
目付:55.0g/m2
厚み:0.76mm
密度:0.07g/cm3
平均孔径:16.1μm
最大孔径:26.0μm
メルトブローン不織布3(MB3)
構成繊維:ポリプロピレン単一繊維
平均繊維径:7.0μm
目付:40.0g/m2
厚み:0.21mm
密度:0.19g/cm3
平均孔径:23.8μm
最大孔径:38.1μm
使用原反(1)〜(3)のメルトブローン不織布に対し、熱カレンダーによる熱処理を行うことで、それぞれのメルトブローン不織布原反を使用した、前記第二不織布である両表面を平滑化したメルトブローン不織布を得た。使用原反(1)〜(3)に示したポリプロピレン単一繊維からなるメルトブローン不織布に対し、熱ロールを使用した熱カレンダー加工を行い、表面の平滑化と厚み加工を行った。カレンダー加工の条件として、加熱温度70℃、線圧3〜5MPaで熱カレンダー加工を施すことで、メルトブローン不織布の表面を平滑化させ、さらに厚みを減少させた。熱カレンダー加工は両面に対して行った。得られた両表面を平滑化したメルトブローン不織布(第二不織布)の各特性を下記に示す。
使用したメルトブローン不織布原反:メルトブローン不織布1(MB1)
目付:83.0g/m2
厚み:0.25mm
密度:0.332g/cm3
通気度:1.2cc/cm2/秒
濾過精度:1.2μm
平均孔径:4.2μm
最大孔径:18.9μm
使用したメルトブローン不織布原反:メルトブローン不織布2(MB2)
目付:56.7g/m2
厚み:0.17mm
密度:0.342g/cm3
通気度:2.6cc/cm2/秒
濾過精度:3.2μm
平均孔径:8.1μm
最大孔径:15.4μm
使用したメルトブローン不織布原反:メルトブローン不織布3(MB3)
目付:40.4g/m2
厚み:0.0.14mm
密度:0.299g/cm3
通気度:11.5cc/cm2/秒
濾過精度:10.5μm
平均孔径:12.3μm
最大孔径:21.3μm
両表面を平滑化したメルトブローン不織布2(MB膜2)に対し、一次側に積層する前記第一不織布としてメルトブローン不織布1(MB不織布1)を積層することで、本発明の濾過材を作製した。このようにして得られた濾過材に対し濾過精度を測定した。
両表面を平滑化したメルトブローン不織布2(MB膜2)に対し、一次側に積層する前記第一不織布としてメルトブローン不織布2(MB不織布2)を積層することで、本発明の濾過材を作製した。このようにして得られた濾過材に対し濾過精度を測定した。
両表面を平滑化したメルトブローン不織布2(MB膜2)に対し、一次側に積層する前記第一不織布としてメルトブローン不織布3(MB不織布3)を積層することで、本発明の濾過材を作製した。このようにして得られた濾過材に対し濾過精度を測定した。
両表面を平滑化したメルトブローン不織布2(MB膜2)に対し、両面に何も積層していないものを比較例1とした。さらに、両表面を平滑化したメルトブローン不織布の一次側に積層する前記第一不織布として、熱カレンダー加工を行っていないスパンボンド不織布を積層して得られた積層不織布を比較例2として作製した。スパンボンド不織布の詳しい物性は次の通りである。
構成繊維:ポリプロピレン単一繊維
平均繊維径:21.6μm
目付:15.0g/m2
厚み:0.230mm
密度:0.065g/cm3
平均孔径:73.6μm
最大孔径:1.75mm
このようにして得られ濾過材に対し濾過精度を測定した。測定結果を下記に示す。
濾過材の構成
(第一不織布/第二不織布):メルトブローン不織布1/MB膜2
熱カレンダー加工
(第一不織布/第二不織布):無/両面有り
濾過精度:3.0μm
濾過材の構成
(第一不織布/第二不織布):メルトブローン不織布2/MB膜2
熱カレンダー加工
(第一不織布/第二不織布):無/両面有り
濾過精度:3.0μm
濾過材の構成
(第一不織布/第二不織布):メルトブローン不織布3/MB膜2
熱カレンダー加工
(第一不織布/第二不織布):無/両面有り
濾過精度:3.1μm
濾過材の構成:MB膜2のみ
熱カレンダー加工
(第一不織布/第二不織布):無/両面有り
濾過精度:3.2μm
濾過材の構成
(第一不織布/第二不織布):スパンボンド不織布/MB膜2
熱カレンダー加工
(第一不織布/第二不織布):無/両面有り
濾過精度:3.2μm
第一不織布として、平滑化されておらず、実質的に繊維間が融着していないメルトブローン不織布を検討した。メルトブローン不織布の構成要件は以下の通りである。
メルトブローン不織布
構成繊維:ポリプロピレン単一繊維
平均繊維径:7.0μm
目付:30.0g/m2
厚み:0.25mm
密度:0.12g/cm3
平均孔径:17.1μm
最大孔径:27.2μm
前記第二不織布の補強材として、連続した線条で構成された格子状空間を有するネット状の網状構造体を使用した。ネット状の網状構造体の構成要件は以下の通りである。
網状構造物(ポリプロピレン単一連続線条ネット PPネット1)
構成繊維:ポリプロピレン単一連続線条
目合(縦×横):1mm×1mm
目付:100g/m2
連続線条径:0.55mm
(ポリプロピレン単一連続線条ネット PPネット2)
構成繊維:ポリプロピレン単一連続線条
目合(縦×横):1mm×2mm
目付:30g/m2
連続線条径:0.2mm
両表面を平滑化したメルトブローン不織布1(MB膜1)に対し、一次側に積層する前記第一不織布として積層物1のメルトブローン不織布を、二次側には積層物2の網状構造物を積層し、重ねた状態でプリーツ加工を行うことで前記積層不織布をプリーツ状に加工し、両端を合わせてヒートシール加工することで止め、本発明のカートリッジフィルターを得た。このようにして得られたカートリッジフィルターに対し、濾過試験として、通気圧力損失測定、通水圧力損失測定を行った。
両表面を平滑化したメルトブローン不織布2(MB膜2)に対し、一次側に積層する前記第一不織布として積層物1のメルトブローン不織布を、二次側には積層物2の網状構造物を積層し、重ねた状態でプリーツ加工を行うことで前記積層不織布をプリーツ状に加工し、両端を合わせてヒートシール加工することで止め、本発明のカートリッジフィルターを得た。このようにして得られたカートリッジフィルターに対し、濾過試験として、通気圧力損失測定、通水圧力損失測定を行った。
両表面を平滑化したメルトブローン不織布1、2(MB膜1、2)に対し、一次側積層物として積層物3の網状構造物を、二次側の積層物として積層物2の網状構造物を積層し、重ねた状態でプリーツ加工を行うことで前記積層不織布をプリーツ状に加工し、両端を合わせてヒートシール加工することで止め、カートリッジフィルターを得た。このようにして得られたカートリッジフィルターに対し、濾過試験として、通気圧力損失測定、通水圧力損失測定を行った。
作製した、実施例、比較例のカートリッジフィルターの部材構成と通気圧力損失試験、通水圧力損失試験の結果を下記に示す。
カートリッジフィルターの構成(第一不織布/第二不織布/二次側補助材)
積層物1(メルトブローン不織布)/MB膜1/PPネット1
通気圧損:3.9×10-5MPa
通水圧損:2.0×10-2MPa
カートリッジフィルターの構成(第一不織布/第二不織布/二次側補助材)
積層物1(メルトブローン不織布)/MB膜2/PPネット1
通気圧損:2.7×10-5MPa
通水圧損:1.7×10-2MPa
カートリッジフィルターの構成(第一不織布/第二不織布/二次側補助材)
PPネット1/MB膜1/PPネット1
通気圧損:3.0×10-5MPa
通水圧損:2.3×10-2MPa
カートリッジフィルターの構成(第一不織布/第二不織布/二次側補助材)
PPネット1/MB膜2/PPネット1
通気圧損:2.6×10-5MPa
通水圧損:1.6×10-2MPa
実施例1〜3、比較例1、2とも濾過精度を決定する濾過膜(第二不織布)は同一品種を使用しており、濾過精度においては3.0μmに近い数値を示した。実施例1,2,3ともに第一不織布で粗粒子を捕捉し、それを通過した細粒子が第二不織布で捕捉されていた。一方、比較例2では、第一不織布が粗粒子を捕捉する役割を担っておらず、すべての粒子が第一不織布を通過し、第二不織布ですべてのテスト粒子が捕捉されていた。これは、使用したスパンボンド不織布の平均孔径が73.6μmと非常に大きく、必要とする範囲を超えたため第一不織布で粒子を捕捉することができなかった要因と考える。
実施例4、5および比較例3、4の通気圧損測定、通水圧損測定から、本発明の濾過材は、従来品と比較して十分に満足できる圧損の値であることが確認できた。特に同一の濾過膜を使用した、実施例4と比較例3、実施例5と比較例4とを比較すると通水試験での圧損測定はいずれの場合でも圧損の差が小さいことが確認できた。
電子部品工場において、実際にゲル状異物を含む循環濾過設備で使用された結果、比較例4と実施例4のカートリッジフィルターを使用した場合とでは、顕著に濾過寿命の向上がみられ本発明の濾過材、およびそれを用いたカートリッジフィルターの使用により、フィルターの濾過寿命が大幅に改善できたことが確認できた。
Claims (7)
- 少なくとも二層以上の不織布が積層されている濾過材であって、
流体の流入側(一次側)における第一不織布は、1cm2当たり2.94cNの荷重で測定した不織布密度が0.05〜0.5g/cm3であり、ASTM F 316−86に準じて測定した平均孔径が5〜35μmであり、
流体の流出側(二次側)における第二不織布は、少なくとも不織布片表面が平滑化したメルトブローン不織布であり、平滑化した不織布表面が流出側に配置しており、
前記メルトブローン不織布の不織布密度が0.15〜0.7g/cm3であり、ASTM F 316−86に準じて測定した平均孔径が0.5〜20μmであり、最大孔径が5〜30μmであり、
前記第一不織布の平均孔径と第二不織布の最大孔径との比(第一不織布の平均孔径/第二不織布の最大孔径)が0.5〜5倍であることを特徴とする濾過材。 - 前記第二不織布が、目付が40〜160g/m2の範囲内であり、かつ1cm2当たり2.94cNの荷重で測定した厚みが0.1mm〜0.8mmの範囲内にあるメルトブローン不織布である、請求項1に記載の濾過材。
- 前記第二不織布が、不織布両面が平滑化したメルトブローン不織布である、請求項1または請求項2に記載の濾過材。
- 前記第一不織布が、目付が10〜100g/m2の範囲内であり、かつ1cm2当たり2.94cNの荷重で測定した厚みが0.1〜1mmの範囲内である、請求項1〜3のいずれか1項に記載の濾過材。
- 第一不織布が、メルトブローン不織布であり、不織布表面が平滑化しておらず、実質的に繊維間が融着していない、請求項1〜4のいずれか1項に記載の濾過材。
- 請求項1〜5のいずれか1項に記載の濾過材が、プリーツ状に折り畳まれているカートリッジフィルター。
- 少なくとも二層以上の不織布が積層されている濾過材の製造方法であって、
流体の流入側(一次側)における第一不織布は、1cm2当たり2.94cNの荷重で測定した不織布密度0.05〜0.5g/cm3であり、ASTM F 316−86に準じて測定した平均孔径が5〜35μmであり、
流体の流出側(二次側)における第二不織布は、1cm2当たり2.94cNの荷重で測定した不織布密度が0.05〜0.6g/cm3であり、平均孔径が5〜30μmであり、最大孔径が10〜50μmである合成樹脂繊維を含むメルトブローン不織布に、線圧が2〜10MPa、ロール温度が、ロール温度をT(℃)とし、メルトブローン不織布を構成する合成樹脂繊維の樹脂成分のうち、最も融解ピーク温度が低い樹脂成分の融解ピーク温度をTm(℃)としたときに、
Tm−120(℃)<T(℃)<Tm(℃)
を満たす温度Tで前記メルトブローン不織布の少なくとも片表面に熱ロール処理を施し、不織布の表面を圧着して平滑化し、前記平滑化したメルトブローン不織布の1cm2当たり2.94cNの荷重で測定した不織布密度を0.15〜0.7g/cm3とし、ASTM F 316−86に準じて測定した平均孔径を0.5〜20μm、最大孔径を5〜30μmとし、
前記第一不織布の平均孔径と第二不織布の最大孔径との比(第一不織布の平均孔径/第二不織布の最大孔径)が0.5〜5倍とすることを特徴とする濾過材の製造方法。
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