JP2009108760A - 内燃機関の燃焼状態検出装置及び燃焼状態検出方法 - Google Patents

内燃機関の燃焼状態検出装置及び燃焼状態検出方法 Download PDF

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Abstract

【課題】くすぶりが発生した場合でも、プレイグニッションまたはその前兆現象の発生を検出することができる内燃機関の燃焼状態検出装置を得る。
【解決手段】所定の検出区間におけるイオン電流の変化に対応したイオン電流データを抽出するデータ抽出手段20と、抽出されたイオン電流データに基づき、検出区間内におけるイオン電流の変化形状が上に凸である領域を検出する凸検出手段30と、上に凸である領域と比較するための比較値を設定する比較設定手段を含み、上に凸である領域が比較値より早いタイミングである場合にプレイグニッションまたはその前兆現象が発生していると判定するプレイグニッション判定手段40とを備え、凸検出手段30は、電極間に発生するリーク電流の発生有無を判断するリーク電流判断手段を含み、リーク電流が発生していると判断された場合に、上に凸である領域の検出を有効とする。
【選択図】図1

Description

この発明は、内燃機関において、燃焼に伴うイオン電流に基づき、プレイグニッションまたはその前兆現象の発生を検出する内燃機関の燃焼状態検出装置及び燃焼状態検出方法に関するものである。
火花点火式の内燃機関において、正規の点火時期よりも早期に混合気が自己着火し、過早点火(プレイグニッション)が発生することがある。このプレイグニッションが発生することで、内燃機関の耐久性が低下するため、プレイグニッション発生時には直ちにこれを抑制する必要がある。そのため従来から、点火プラグの電極間に流れるイオン電流により、内燃機関の燃焼状態を把握し、点火信号立下り前に燃焼によるイオン電流が発生することでプレイグニッションを判定する技術が特許文献1で提案されている。
また、点火直後に自己着火してしまうプレイグニッションの前兆現象(ポストイグニッション)を点火プラグに流れるイオン電流により、プレイグニッションの前兆現象の発生時期を測定する技術も知られている。
特許第3552142号公報
しかしながら、点火プラグに「くすぶり」(燃料或いは潤滑油に含まれる添加剤等が炭化して点火プラグにカーボンが付着する現象)が発生した場合にはプレイグニッションを誤検出してしまうといった問題点がある。そのためくすぶりが発生した場合には、プレイグニッションの検出を禁止し、プレイグニッションが発生した時と同様の抑制制御する手法が特許文献1で知られている。
これは点火プラグにくすぶりが発生した場合、点火プラグ電極間の絶縁抵抗の値が低下し、点火信号立下り前(一次電流通電期間中)に点火プラグの電極間にイオン電流と同方向にリーク電流が流れるためである。リーク電流はくすぶりの程度が酷くなるほどリーク電流の発生期間が長くなり、プレイグニッションは強度が強くなるほどイオン電流の発生時期が早くなる傾向がある。このような両者の特性から、リーク電流とプレイグニッションによるイオン電流が重なる場合がある。そのため、単純にイオン電流の有無によりプレイグニッションの発生を判定することができなくなるという問題点があるからである。
また、プレイグニッションの前兆現象においても、くすぶりが発生した場合は、リーク電流に重畳した燃焼によるイオン電流の発生位置を精度良く把握することが困難になるという問題点がある。
この発明は上記のような問題点を解決するためになされたもので、くすぶりが発生した場合でも、プレイグニッションまたはその前兆現象の発生を確実に検出することができる内燃機関の燃焼状態検出装置及び燃焼状態検出方法を得ることを目的とする。
この発明に係る内燃機関の燃焼状態検出装置は、内燃機関の燃焼室内に設置される電極と、前記燃焼室内で混合気が燃焼する際に生じるイオン電流を検出するために前記電極に電圧を印加する電圧印加手段と、前記電圧の印加時に前記電極間に発生するイオン電流を検出するイオン電流検出手段と、前記検出されたイオン電流からプレイグニッションまたはその前兆現象を検出するための検出区間を設定する検出区間設定手段を含み、前記検出区間における前記イオン電流の変化に対応したイオン電流データを抽出するデータ抽出手段と、前記抽出されたイオン電流データに基づき、前記検出区間内におけるイオン電流の変化形状が上に凸である領域を検出する凸検出手段と、前記上に凸である領域と比較するための比較値を設定する比較設定手段を含み、前記上に凸である領域が前記比較値より早いタイミングである場合にプレイグニッションまたはその前兆現象が発生していると判定するプレイグニッション判定手段とを備え、前記凸検出手段は、前記電極間に発生するリーク電流の発生有無を判断するリーク電流判断手段を含み、前記リーク電流が発生していると判断された場合に、前記上に凸である領域の検出を有効とするものである。
この発明による内燃機関の燃焼状態検出装置及び燃焼状態検出方法によれば、くすぶりが発生し、リーク電流が流れる場合においても、プレイグニッションまたはその前兆現象を精度良く検出することができる。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1における内燃機関の燃焼状態検出装置を示す概略構成図である。
図1において、点火コイル装置1において、点火コイル2は一次コイル3と二次コイル4を有している。一次コイル3の一端はバッテリー等の直流電源VBに接続され、一次コイル3の他端はECU100からの点火信号によってオンオフ制御されるトランジスタ5に接続されている。二次コイル4の一端は、点火プラグ6に接続され、二次コイル4の他端は、イオン電流検出装置7に接続されている。
イオン電流検出装置7は二次コイル4に接続されたバイアス回路8と、バイアス回路8に接続されイオン電流を検出するイオン電流検出回路9とで構成されている。
バイアス回路8は点火コイル2の二次電圧を利用してイオン電流を検出するために、イオン電流の検出プローブとしての点火プラグ6に正のバイアス電圧をチャージする。
上記の構成において、ECU100からの点火制御信号によってトランジスタ5がオンすると、直流電源VBから一次コイル3に一次電流が流れ、その後トランジスタ5がオフされると、一次コイル3の一次電流が遮断され、二次コイル4に電磁誘導により負の高電圧が発生し、点火プラグ6が放電する。
このとき、放電後の点火プラグ6は、バイアス回路8により正のバイアス電圧がかかっているため、イオン電流が流れ、イオン電流検出回路9で検出される。イオン電流検出回路9より出力されたイオン電流信号は、プレイグニッション検出装置10を含むECU100に入力され、プレイグニッションおよびその前兆現象が検出される。
プレイグニッション検出装置10は、基本的な構成として、イオン電流検出装置7によって検出されたイオン電流信号からプレイグニッションまたはその前兆現象を検出するための検出区間を設定し、当該検出区間におけるイオン電流信号の変化に対応したイオン電流データを抽出するデータ抽出手段20と、このデータ抽出手段によって抽出されたイオン電流データに基づき、前記検出区間内におけるイオン電流の変化形状が上に凸である領域を検出する凸検出手段30と、この凸検出手段によって検出された上に凸である領域が所定の比較値より早いタイミングである場合にプレイグニッションまたはその前兆現象が発生していると判定するプレイグニッション判定手段40とを備えている。
図2は、図1におけるプレイグニッション検出装置10のブロック構成図を示すものである。
まず、データ抽出手段20において、イオン電流検出装置7より出力されたイオン電流信号は、A/D変換装置21に送られ、アナログデータからデジタルデータへ変換され、そしてバイアス電圧印加時に発生するノイズをマスク装置22にてマスクされ、それ以降のデータがイオン電流データとしてデータ抽出装置23によって抽出される。
次に、凸検出手段30においては、リーク判定装置31にてリーク電流が発生していると判断されたとき、しきい値設定装置32にてボトムホールド(BH)判定しきい値を設定し、イオン電流データがイオン電流発生判定しきい値を所定回数以上連続、もしくは所定期間内に累積で所定回数以上上回ったかを判定カウンタ装置33とイオン電流発生検出装置34で判定する。
前記リーク判定装置31は、一次電流通電開始以前の所定区間内に、抽出されたイオン電流データが所定のリーク電流判定しきい値を所定時間以上継続して超えた場合に、リーク電流発生と判断する装置である。また前記イオン電流発生判定しきい値は、前記BH判定しきい値に所定のオフセットを加算することで得られる。
最後に、プレイグニッション判定手段40であるプレイグニッション判定装置41にて、イオン電流発生検出装置34の判定結果に基づきイオン電流発生位置を取得し、イオン電流発生位置が所定値より前のときプレイグニッションが発生していると判定する。
更に、ECU100内におけるプレイグニッション検出装置10の内部動作を図3のタイミングチャートと図4のフローチャートを用いて説明する。なお、図3のうちで、点火信号の立上りから立下りまでをプレイグニッションの検出ウィンドウとして、この内側のデータの処理方法について説明する。
図4のステップS1にてECU100内のプレイグニッション検出装置10に取込まれたイオン電流データ(図3のイオン電流)はステップS2で検出しきい値と比較され、イオン電流データが検出しきい値を上回ったとき、ステップS3でタイマーをスタートさせる。ステップS4でマスク設定時間が経過すると、ステップS5でタイマーをストップし、プレイグニッション検出装置10に取込まれたデータはステップS6でa(1), a(2), ・・・, a(n)のように順次メモリへ格納される。タイマーのスタートからマスク時間が経過するまでにプレイグニッション検出装置10へ取込まれたイオン電流データは、ステップS4でNO判定となりステップS5へ進むことができないためメモリに格納されず、無視される。
上記ステップS1〜S6は、データ抽出手段20に対応するものである。
次にステップS7にて、BH判定しきい値にa(0)を初期値として格納しておく。ステップS8でこのしきい値は、順次a(1), a(2), ・・・, a(n)と比較され、比較結果がYESであればステップS9へと進みBH判定しきい値はデータの形状に沿ってより小さな値へと更新され、比較結果がNOであれば、BH判定しきい値は更新されず(ホールドする)、前回の値を維持したままS10へと進む。なお、ステップS7は始点設定手段に相当する。
ここで、ステップS8での比較結果がNOであった場合にBH判定しきい値をホールドせずに、所定の減衰量で減衰させても良く、このようにすることでデータのより小さな変化を捉えることができるようになり、プレイグニッションの検出精度を向上できる。
ステップS10でイオン電流発生判定しきい値と比較してa(n)の方が大きいとき、ステップS11へ進み判定カウンタ装置33をスタートさせる。またBH判定しきい値が更新されたとき、ステップS12でカウンタがクリアされる。ステップS13で判定用カウンタ値が所定値を経過しているとき、イオン電流発生検出装置34にてプレイグニッションまたは点火後の燃焼が発生しているとして、イオン電流発生と判定される(S14)。
上記ステップS7〜S14は、凸検出手段30に対応するものである。
イオン電流発生と判定された場合、ステップS15にてイオン電流の凸部分の領域開始点からイオン電流データを積算して、その積算値が所定のしきい値を超えた位置をイオン電流のイオン電流の発生位置IPとすると共に、イオン電流が発生したと判定された期間におけるピーク位置PKを求め、プレイグニッションまたはその前兆現象の判定に用いる。
なお、イオン電流の発生位置IPはイオン電流の変化形状が上に凸である領域の開始点とすることもできる。
ステップS16でイオン電流の発生位置IPが一次電流の通電期間中であるか判定を行い、ステップS17で一次電流の通電期間中にイオン電流の発生位置IPが検出された場合、プレイグニッションと判定し、点火立下り後にイオン電流の発生位置IPが検出された場合は、ステップS18へ進む。点火立下り後の場合には、プレイグニッションの前兆現象と通常燃焼の判定を行う。
更に、イオン電流のピーク位置PKと内燃機関の筒内圧のピーク位置には相関があることが知られており、筒内圧のピーク位置が進角側の場合は燃焼速度が上がっており、プレイグニッションが発生しやすい状況であることから、ステップS19でイオン電流のピーク位置PKが所定のしきい値よりも早く検出されるとプレイグニッションの前兆現象と判定する。所定のしきい値は運転条件に基づくマップにより取得される。
なお、ステップS13、S18にてNOと判断された場合は、ステップ20にてプレイグニッションまたはその前兆現象なしと判定される。
上記ステップS15〜S20は、プレイグニッション判定手段40に対応するものである。
以上のように本実施の形態1による内燃機関の燃焼状態検出装置は、内燃機関の燃焼室内において混合気が燃焼する際に生じる点火プラグ電極間のイオン電流を検出するイオン電流検出手段7と、イオン電流検出手段によって検出されたイオン電流からプレイグニッションまたはその前兆現象を検出するための検出区間を設定する検出区間設定手段を含み、前記検出区間設定手段により設定された検出区間におけるイオン電流の変化に対応したイオン電流データを抽出するデータ抽出手段20と、データ抽出手段によって抽出されたイオン電流データに基づき、前記検出区間内におけるイオン電流の変化形状が上に凸である領域を検出する凸検出手段30と、前記上に凸である領域と比較するための比較値を設定する比較設定手段を含み、前記上に凸である領域が前記比較値より早いタイミングである場合にプレイグニッションまたはその前兆現象が発生していると判定するプレイグニッション判定手段40とを備え、凸検出手段30は、点火プラグ電極間に発生するリーク電流の発生有無を判断するリーク電流判断手段を含み、リーク電流が発生している判断された場合に、前記上に凸である領域の検出を有効とするものである。
従って本実施の形態1によれば、点火プラグの電極間にリーク電流が発生している場合でもプレイグニッションを確実に検出することが可能となる。
実施の形態2.
実施の形態1では、リーク電流発生の際、BH判定しきい値とイオン電流データとを比較することで燃焼に伴うイオン電流の発生位置を捉えたが、本実施の形態2においては、イオン電流データの変化量からこれを捉える方法を説明する。
まず、本実施の形態2では、取得したイオン電流データに対し、ノイズの影響等を回避もしくは緩和するために、所定間隔毎のイオン電流データを導関数演算に用いることとする。
図5に実施の形態2に係る内燃機関のプレイグニッション検出装置10の構成図を示す。リーク判定装置31でリーク電流の有無を判定するまでの過程は、実施の形態1と同様である。
リーク判定装置31にてリーク電流が発生していると判断されたとき、導関数装置35にて個々のデータの変化量が計算され1次導関数が求められる。次にデータ平滑化装置36により前記導関数装置35で計算された連続した数個のデータの変化量b(n)の平均値c(n)が計算される。このデータc(n)がイオン電流の傾きの傾向を示すものである。このデータの変化の傾向c(n)に対し、しきい値設定装置32でピークホールド(PH)しきい値を設定し、データの変化の傾向c(n)がPHしきい値を所定回数以上連続、もしくは所定期間の間に累積で所定回数以上下回ったかを判定カウンタ装置33とイオン電流発生検出装置34で判断し、プレイグニッション判定装置41にてイオン電流発生検出装置34の判定結果に基づき、イオン電流発生位置IPを取得し、イオン電流発生位置IPが所定値より前のとき、プレイグニッションと判定する。
次に、上記構成のプレイグニッション検出装置10の内部動作を図6のタイミングチャート、図7のフローチャートを用いて説明する。
図7のステップS21にてECU100内のプレイグニッション検出装置10に取込まれたイオン電流データ(図6:P1)はステップS22で検出しきい値と比較され、イオン電流データが検出しきい値を上回ったとき、ステップS23でタイマーをスタートさせる。ステップS24でマスク設定時間が経過すると、ステップS25でタイマーをストップし、プレイグニッション検出装置10に取込まれたイオン電流データはステップS26でa(1), a(2), ・・・, a(n)のように順次メモリへ格納される(図6:P2)。タイマーのスタートからマスク時間が経過するまでにプレイグニッション検出装置10へ取込まれたデータは、ステップS24でNO判定となりステップS25へ進むことができないためメモリに格納されず、無視される。
上記ステップS21〜S26は、データ抽出手段20に対応するものである。
ステップS26でメモリに格納された配列データa(n)は、ステップS27で導関数装置35によって、式(1)の計算が行われ、配列データb(n)として格納される。
b(n) = a(n) - a(n-1) ・・・ (1)
このとき得られた配列データb(n)は1次導関数に相当するものであり、イオン電流の傾きを示すものである。さらにステップS28へ進み、配列データb(n)はデータ平滑化装置36によって、式(2)の計算が行われ、平滑化された結果が配列データc(n)として格納される。
c(n) = {(b(n) + b(n-1) + ・・・ + b(n-k))}/(k+1) ・・・ (2)
このとき得られた配列データc(n)は1次導関数が平滑化されたものであり、イオン電流の傾きの傾向を示すものである(図6:P3)。
またステップS29では、PH判定しきい値にc(0)を初期値として格納しておく。ステップS30でこのしきい値は、ステップS28で格納された配列データc(1), c(2), ・・・, c(n)と順次比較され、常に値の大きな方をステップS31でPH判定しきい値として更新する(図6:P3)。
ステップS32でPH判定しきい値と比較して配列データc(n)の方が小さいとき、ステップS33へ進み判定カウンタ装置33をスタートさせる。PH判定しきい値の値が書き換えられたときには、ステップS34に進み判定用カウンタは0にクリアされる。ステップS35で判定用カウンタ値が所定値を経過したとき、イオン電流発生検出装置34にてプレイグニッションまたは点火後の燃焼が発生しているとして、イオン電流発生と判定される(ステップS36)(図6:P5)。
上記ステップS27〜S36は、凸検出手段30に対応するものである。
イオン電流発生と判定された場合、プレイグニッション判定装置41にてイオン電流の凸部分の領域開始点から1次導関数が平滑化された配列データc(n)を積算して、その積算値が所定のしきい値を超えた位置をイオン電流の発生位置IPとすると共に、イオン電流が発生したと判定された期間におけるピーク位置PKを求め(ステップS37)、プレイグニッションまたはその前兆現象の判定に用いる。ステップS38でイオン電流の発生位置IPが一次電流の通電期間中であるか判定を行い、一次電流の通電期間中にイオン電流の発生位置PKが検出された場合、プレイグニッションと判定し(ステップS39)、点火立下り後にイオン電流の発生位置PKが検出された場合は、ステップS40へ進む。点火立下り後ではプレイグニッションの前兆現象と通常燃焼の判別をするため、イオン電流のピーク位置PKが所定のしきい値よりも早く検出されるとプレイグニッションの前兆現象と判定する(ステップS41)。所定のしきい値は運転条件に基づくMAPにより取得される。
なお、ステップS35、S40にてNOと判断された場合は、ステップ42にてプレイグニッションまたはその前兆現象なしと判定される。
上記ステップS37〜S42は、プレイグニッション判定手段40に対応するものである。
上記実施の形態では、取り込んだデータ順のデータ変化の傾向に対し、順次ピークホールドしきい値を設定していたが、データ取込み終了位置から、時間をさかのぼってデータ取込み開始位置の方向へ向かってBHしきい値を設定しても良い(図6P6)。
このときの出力は図6のP7のようになり、リーク電流が発生した場合においても、プレイグニッションやその前兆現象に伴い発生するイオン電流のみを検出することができ、検出精度を向上させることができる。
従って本実施の形態2によれば、点火プラグの電極間にリーク電流が発生している場合でも更に精度良くプレイグニッションを検出することが可能となる。
なお、上記実施の形態2では、1次導関数を用いてプレイグニッションまたはその前兆現象の判定を実施したが、導関数装置35、平滑化装置36で信号処理した後に、もう1度導関数装置、平滑化装置で計算を行い、2次導関数を求めるようにしても良い。
この2次導関数を平滑化した値c(n)が、イオン電流の凹凸の変化傾向を示すものであり、2次導関数値c(n)が負になる領域を導くことで、微細なノイズやデータ離散化に伴う変動に影響されることなく、プレイグニッションやその前兆現象に伴うイオン電流の変動のみを抽出することが可能となる。
また、実施の形態1及び2のイオン電流発生検出装置34で検出したプレイグニッションまたはその前兆現象によるイオン電流の所定期間内におけるイオン電流の面積値を算出することで、プレイグニッションまたはその前兆現象の強度を求めることが可能となる。プレイグニッションやその前兆現象は強度が強くなると面積値が大きくなるためであり、プレイグニッションまたはその前兆現象の検出、強度を精度良く求めることができる。
更に、実施の形態1及び2において、リーク電流が発生した場合には、プレイグニッションまたはその前兆現象の検出結果によらず、プレイグニッションの抑制制御を実施してもよい。プレイグニッションは局所的に生じた過熱箇所、例えば点火プラグ6の発火部周辺や燃焼室内に付着した煤が原因で発生することが知られている。リーク電流は点火プラグ6に煤が付着している場合に発生するため、プレイグニッションが発生しやすい状態であると言える。そのためリーク電流が発生した場合、プレイグニッション抑制制御を行うことで、事前にプレイグニッションの発生を抑制することができる。
実施の形態3.
実施の形態1及び2では、1つの燃焼室に1本の点火プラグ6でプレイグニッションまたはその前兆現象の検出を行ったが、1つの燃焼室に複数本の点火プラグを備えてプレイグニッションまたはその前兆現象の検出を行っても良い。
イオン電流検出装置7は、点火放電中にイオン電流を検出するための電荷を蓄え、その後燃焼に伴うイオン電流を検出するため、点火放電中はイオン電流を検出することが不可能である。プレイグニッションやその前兆現象は混合気の燃焼速度が速いため、図6のように点火放電中に大半のイオン電流が発生してしまう場合があるため、1点点火方式では正確な燃焼状態を検出することが困難となってしまう。そのため、1つの燃焼室に複数本の点火プラグを備えて検出を行っても良い。
ここでは、1つの燃焼室に2本の点火プラグを備えた場合について説明する。但し、点火プラグ2本の場合のみに限定されるものではなく、1つの燃焼室に2本以上の点火プラグを備えた内燃機関に適用してもよい。
具体的には以下のような手法で行う。第1の点火コイルに対して第2の点火コイルの点火時期を遅角させれば、確実に点火プラグの着火による火炎伝播時間が点火プラグにより測定できる。例えば、図8のように第2の点火コイルにおける一次コイルの通電開始時期を第1の点火コイルの放電開始時期(点火時期)に設定する。第1の点火コイルではリーク電流に重畳するプレイグニッションに伴うイオン電流情報の欠落が発生することがあるが、上記手法のように第2の点火コイルを第1の点火コイルより遅角させることで、第2の点火コイルでは燃焼イオン電流の発生位置により、火炎伝播速度を測定することが可能となる。また、第2の点火コイルの一次コイルの通電開始時期をさらに遅角させることで、より多くのイオン電流情報を取得することができる。
本実施の形態3により、プレイグニッションまたはその前兆現象が発生する場合のイオン電流情報をより多く取得でき、精度良く検出できるようになるため、プレイグニッションまたはその前兆現象の検出精度が向上する。
実施の形態4.
実施の形態1〜3においては、各燃焼室のイオン電流検出信号をそれぞれECU100へ入力したが、各燃焼室のイオン電流検出信号の和を取って1つにまとめ、ECU100へ入力しても良い。
図9に本実施の形態4の概略構成図を示す。ここでは4気筒の内燃機関について説明する。従来の構成では、4つの燃焼室で検出されたイオン電流検出信号が、それぞれECU100に入力されることで、ECU100の入力インターフェースも4つ必要であった。しかし、図9のように各燃焼室に対応して同一の点火コイル装置1A〜1Dを設け、各燃焼室のイオン電流検出信号の和を取って1つにまとめ、ECU100へ入力することで、ECU100に入力されるイオン電流検出信号のライン数が1本だけになり、回路規模を小さくすることができる。特に、6気筒や8気筒といった気筒数が多い内燃機関においてはメリットが大きい。また、点火順序で1気筒間隔の空いた気筒の組み合わせで、イオン電流検出信号の和を取っても良い。
従来は1つの気筒でくすぶりが発生した場合、イオン電流検出信号の和を取っていると全気筒でその影響を受けてしまう。そのため、従来の検出手法ではプレイグニッションの検出を誤判定してしまうが、実施の形態1または2を適用することで、くすぶりが発生した場合においても、精度良くプレイグニッションの検出ができる。
実施の形態3のような多点点火式の内燃機関においては、第1の点火コイルで検出されるイオン電流検出信号の和を取り、第2の点火コイルで検出されるイオン電流検出信号の和を取って、それぞれECU100に入力することで、同様の効果を得ることができる。
なお、上記実施の形態1〜4では、イオン電流検出装置7のバイアス回路8を点火コイル装置1内に配置し、点火コイル2から点火源としての点火プラグ6にバイアス電圧を供給することでイオン電流を検出したが、バイアス電圧源を独立した電源モジュールとし、このモジュールから、点火源としての点火プラグ6にバイアス電圧を供給することでイオン電流を検出する場合や、バイアス電圧源を独立した電源モジュールとし、このモジュールからイオン電流検出用のプローブとして燃焼室内に設置される独立した電極にバイアス電圧を供給することでイオン電流を検出する場合、バイアス回路8を点火コイル装置1内に配置し、点火コイル2からイオン電流検出用のプローブとして燃焼室内に設置される独立した電極にバイアス電圧を供給することでイオン電流を検出する場合のいずれであっても、同様の処理によりリーク電流発生時でもプレイグニッションを検出することが可能である。
また、バイアス電圧源を独立した電源モジュールとし、このモジュールからイオン電流検出用のプローブとして燃焼室内に設置される独立した電極にバイアス電圧を供給することでイオン電流を検出する場合では、プレイグニッションを検出するための検出区間を点火コイルの通電区間に限定する必要なく、例えばBTDCの90CA(上死点手前90度クランク角度位置)から燃焼行程の終わり、もしくは排気バルブが開くまでをプレイグニッション検出区間として設定することでより精度よくプレイグニッションもしくはその前兆現象を検出することが可能となる。
更に、上記実施の形態1〜4ではプレイグニッション検出装置10をECU100内としたが、別のMPU搭載モジュール、デジタルシグナルプロセッサ、もしくはゲートアレイ回路によるロジックICで演算し、その出力をECU100へ入力しても良い。
本発明の実施の形態1に係わる内燃機関の燃焼状態検出装置を示す概略構成図である。 本発明の実施の形態1におけるプレイグニッション検出装置を示すブロック構成図である。 本発明の実施の形態1におけるプレイグニッション検出装置の動作を示すタイミングチャートである。 本発明の実施の形態1におけるプレイグニッション検出装置の処理フローチャートである。 本発明の実施の形態2におけるプレイグニッション検出装置を示すブロック構成図である。 本発明の実施の形態2におけるプレイグニッション検出装置の動作を示すタイミングチャートである。 本発明の実施の形態2におけるプレイグニッション検出装置の処理フローチャートである。 本発明の実施の形態3におけるプレイグニッション検出装置の動作を説明するための波形図である。 本発明の実施の形態4に係わる内燃機関の燃焼状態検出装置装置の概略構成図である。
符号の説明
1,1A〜1D 点火コイル装置
2 点火コイル
3 一次コイル
4 二次コイル
5 トランジスタ
6 点火プラグ
7 イオン電流検出装置
8 バイアス回路
9 イオン電流検出回路
10 プレイグニッション検出装置
20 データ抽出手段
21 A/D変換装置
22 マスク装置
23 データ抽出装置
30 凸検出手段
31 リーク判定装置
32 しきい値設定手段
33 判定カウンタ装置
34 イオン電流発生検出装置
35 導関数装置
36 データ平滑化装置
40 プレイグニッション判定手段
41 プレイグニッション判定装置
100 ECU

Claims (13)

  1. 内燃機関の燃焼室内に設置される電極と、
    前記燃焼室内で混合気が燃焼する際に生じるイオン電流を検出するために前記電極に電圧を印加する電圧印加手段と、
    前記電圧の印加時に前記電極間に発生するイオン電流を検出するイオン電流検出手段と、
    前記検出されたイオン電流からプレイグニッションまたはその前兆現象を検出するための検出区間を設定する検出区間設定手段を含み、前記検出区間における前記イオン電流の変化に対応したイオン電流データを抽出するデータ抽出手段と、
    前記抽出されたイオン電流データに基づき、前記検出区間内におけるイオン電流の変化形状が上に凸である領域を検出する凸検出手段と、
    前記上に凸である領域と比較するための比較値を設定する比較設定手段を含み、前記前記上に凸である領域が前記比較値より早いタイミングである場合にプレイグニッションまたはその前兆現象が発生していると判定するプレイグニッション判定手段とを備え、
    前記凸検出手段は、前記電極間に発生するリーク電流の発生有無を判断するリーク電流判断手段を含み、前記リーク電流が発生していると判断された場合に、前記上に凸である領域の検出を有効とする
    ことを特徴とする内燃機関の燃焼状態検出装置。
  2. 前記凸検出手段は、凸検出のためのしきい値の始点を指示する始点設定手段と、前記始点から前記イオン電流の変化形状のボトムに沿ってボトムしきい値を設定するボトムしきい値手段とを備え、前記ボトムしきい値を前記イオン電流データが超過する領域を上に凸である領域とすることを特徴とする、請求項1記載の内燃機関の燃焼状態検出装置。
  3. 前記凸検出手段は、前記検出区間内のイオン電流の1次導関数または2次導関数を含む2次変動量を算出する2次変動量算出手段を備え、前記2次変動量値が所定のレベル以下となる領域を凸である領域とすることを特徴とする、請求項1記載の内燃機関の燃焼状態検出装置。
  4. 前記プレイグニッション判定手段は、イオン電流の変化形状が上に凸である領域の積算値が所定のレベルを超える位置を上に凸となる領域とすることを特徴とする、請求項1乃至3のいずれか一つに記載の内燃機関の燃焼状態検出装置。
  5. 前記プレイグニッション判定手段は、イオン電流の変化形状が上に凸である領域の開始点をイオン電流の発生位置とすることを特徴とする、請求項1乃至3のいずれか一つに記載の内燃機関の燃焼状態検出装置。
  6. 前記検出区間設定手段は、上死点手前90度クランク角度位置から、燃焼行程が終了するまでの任意の区間を検出区間として設定することを特徴とする、請求項1に記載の内燃機関の燃焼状態検出装置。
  7. 前記電極は、内燃機関に燃焼を引起こすために燃焼室内に火花放電を発生する点火プラグであって、前記電圧印加手段は、前記点火プラグに火花放電を発生するための高電圧を生成する点火コイルを介して前記イオン電流を検出するための電圧を前記点火プラグの電極へ印加することを特徴とする、請求項1に記載の内燃機関の燃焼状態検出装置。
  8. 前記検出区間設定手段は、前記点火コイルの一次コイルへの通電の開始のタイミングから、前記点火プラグが火花放電を開始するまでの任意の区間を検出区間として設定することを特徴とする、請求項7記載の内燃機関の燃焼状態検出装置。
  9. 前記検出区間設定手段は、前記点火コイルの一次巻線への通電の開始のタイミングから所定のマスク区間を設定するマスク設定手段を備え、前記マスク設定手段により設定されるマスク区間内に検出されるイオン電流を前記プレイグニッションまたはその前兆現象を検出するための信号として扱わないことを特徴とする、請求項7記載の内燃機関の燃焼状態検出装置。
  10. 前記始点設定手段は、前記マスク設定手段により設定されるマスク区間終了位置に始点を設定することを特徴とする、請求項9記載の内燃機関の燃焼状態検出装置
  11. 前記比較設定手段は、前記上に凸である領域の平均的なレベル、もしくは運転条件毎に設定されるマップ値のいずれか、もしくは双方より比較値を設定することを特徴とする、請求項1記載の内燃機関の燃焼状態検出装置。
  12. 前記イオン電流検出手段は、複数の燃焼室もしくは同一の燃焼室から得られる複数のイオン電流の和を検出することを特徴とする、請求項1記載の内燃機関の燃焼状態検出装置。
  13. 内燃機関の燃焼室内の混合気が燃焼する際に、前記燃焼室内に設置された電極間に生じるイオン電流からプレイグニッションまたはその前兆現象を検出するための検出区間を設定し、当該検出区間におけるイオン電流の変化に対応したイオン電流データを抽出する第1のステップと、
    前記抽出されたイオン電流データに基づき、前記検出区間内におけるイオン電流の変化形状が上に凸である領域を検出する第2のステップと、
    前記上に凸である領域が所定の比較値より早いタイミングである場合にプレイグニッションまたはその前兆現象が発生していると判定する第3のステップとを含み、
    前記第2のステップは、前記電極間に発生するリーク電流の発生有無を判断するステップを含み、前記リーク電流が発生していると判断された場合に、前記上に凸である領域の検出を有効とする
    ことを特徴とする内燃機関の燃焼状態検出方法。
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