JP4445009B2 - 内燃機関の燃焼状態検出方法及び装置 - Google Patents
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Description
以下、この発明の実施の形態1に係る内燃機関の燃焼状態検出方法及び装置について、図面を参照して詳細に説明する。図1は、この発明の実施の形態1に係る内燃機関の燃焼状態検出装置の一部の回路構成を示す回路図である。
次に、この発明の実施の形態2に係る内燃機関の燃焼状態検出方法及び装置について説明する。この発明の実施の形態2に係る内燃機関の燃焼状態検出方法は、燃焼により生ずるイオンによるイオン電流を発生させる電圧を点火プラグの電極に印加し、その電圧の印加により少なくとも点火信号が発生している期間を含む所定の検出区間内に点火プラグの電極を介して流れる電流を検出し、検出した電流にフィルタ処理を施して得たフィルタ値と前記検出した電流の値とを比較することによりノイズの有無を判別して点火プラグに於けるくすぶりの発生の有無を検出するようにしたものである。
次に、この発明の実施の形態3に係る内燃機関の燃焼状態検出装置について説明する。この発明の実施の形態3に係る装置は、電流検出装置の出力側にダイナミックレンジを設定するダイナミックレンジ設定手段を備え、電流検出装置により検出される電流が所定の条件にあるときに、そのダイナミックレンジを切り替えるようにしたものである。
前述の実施の形態1乃至3では、内燃機関が1個の点火プラグのみを備える場合について述べたが、内燃機関が第1の点火プラグと第1の点火プラグの飛火放電より遅れて飛火放電を発生する第2の点火プラグとを備えている場合に、電流検出装置を、第2の点火プラグの飛火放電に対応して電流を検出するように構成し、前述の実施の形態1乃至3に述べたくすぶり発生の検出を行なうように構成することができる。
2 一次コイル
3 二次コイル
4 トランジスタ
5 点火プラグ
7 バイアス回路
8 ツェナーダイオード
9 コンデンサ
10 ダイオード
11 イオン電流検出回路
12 ECU
13 レンジ切換えトランジスタ
14、15 抵抗
16 A/D変換装置
17 MPU
18 検出区間設定装置
19 くすぶり検出装置
20 ノイズ判別手段
In ノイズ電流
Ik 漏洩電流
Ikn 漏洩電流に含まれるノイズ電流
Ip イオン電流
IF1、IF2 フィルタ波形
Z 検出区間
Ikmax 最大検出電流
Ith 比較しきい値
Th イオン発生しきい値
X 期間
Claims (16)
- 内燃機関の燃焼室に設置され点火電圧が印加されることにより前記燃焼室内で飛火放電を発生して混合気燃料に点火しこれを燃焼させる電極を備えた点火プラグと、点火信号の発生に基づいて前記点火電圧を誘起する点火コイルとを備えた内燃機関に於ける燃焼状態を検出する方法であって、前記燃焼により生ずるイオンによるイオン電流を発生させる電圧を前記点火プラグの電極に印加し、前記電圧の印加により少なくとも前記点火信号が発生している期間を含む所定の検出区間内に前記電極を介して流れる電流を検出し、前記検出した電流に所定のノイズが含まれているか否かを判定することにより前記点火プラグに於けるくすぶりの発生の有無を検出することを特徴とする内燃機関の燃焼状態検出方法。
- 前記所定のノイズが含まれているか否かの判定は、前記検出した電流の周波数成分に基づいて行なうことを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の燃焼状態検出方法。
- 前記周波数成分は10[KHz]若しくはその近傍の周波数成分であり、前記周波数成分が存在しているとき前記くすぶりが発生していることを検出することを特徴とする請求項2に記載の内燃機関の燃焼状態検出方法。
- 前記ノイズが含まれているか否かの判定は、前記検出した電流にフィルタ処理を施して得たフィルタ値と前記検出した電流の値との比較の結果に基づいて行なうことを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の燃焼状態検出方法。
- 前記検出した電流の値とフィルタ値との比較の結果、20[μA]以上の電流変化が所定回数以上発生したときに前記くすぶりが発生していることを検出することを特徴とする請求項4に記載の内燃機関の燃焼状態検出方法。
- 内燃機関の燃焼室に設置され点火電圧が印加されることにより前記燃焼室内で飛火放電を発生して混合気燃料に点火しこれを燃焼させる電極を備えた点火プラグと、点火信号の発生に基づいて前記点火電圧を誘起する点火コイルとを備えた内燃機関に於ける燃焼状態を検出する装置であって、前記燃焼により生ずるイオンによるイオン電流を発生させる電圧を前記点火プラグの電極に印加する電圧印加装置と、前記電圧印加手段により印可された電圧により前記電極を介して流れる電流を検出する電流検出装置と、前記点火信号が発生している期間を含む所定の検出区間を設定する検出区間設定装置と、前記電流検出装置により検出された電流のうち前記検出区間内に流れる電流に所定のノイズが含まれているか否かを判定することにより前記点火プラグに於けるくすぶりの発生の有無を検出するくすぶり検出手段とを備えたことを特徴とする内燃機関の燃焼状態検出装置。
- 前記くすぶり検出手段は、前記検出区間に流れる電流に所定のノイズが含まれているか否かを判別するノイズ判別手段を備えることを特徴とする請求項6に記載の内燃機関の燃焼状態検出装置。
- 前記ノイズ判別手段は、前記検出した電流の周波数成分に基づいて前記判別を行なうことを特徴とする請求項7に記載の内燃機関の燃焼状態検出方法。
- 前記ノイズ判別手段は、前記検出した電流にフィルタ処理を施して得たフィルタ値と前記検出した電流の値との比較の結果に基づいて前記判別を行なうことを特徴とする請求項7に記載の内燃機関の燃焼状態検出方法。
- 前記検出区間設定装置により設定される所定の検出区間は、前記点火信号が発生した時点から所定のマスク期間の経過以降の時点から開始されることを特徴とする請求項6乃至
9の何れかに記載の内燃機関の燃焼状態検出装置。 - 前記くすぶり検出手段は、前記電流検出装置のダイナミックレンジを設定するダイナミックレンジ設定手段を備えたことを特徴とする請求項6乃至10の何れかに記載の内燃機関の燃焼状態検出装置。
- 比較しきい値を設定する比較しきい値設定手段と、前記検出区間中に前記電流検出装置により検出された電流の値と前記比較しきい値を比較する電流比較手段と、前記電流比較手段の結果により前記ダイナミックレンジ設定手段のダイナミックレンジを切り換える切換え手段を備え、前記切換え手段は、前記検出された電流の値が前記比較しきい値を超える期間が前記検出区間に於ける前記電流の通電期間に対して所定割合以上のとき前記ダイナミックレンジを下段に切換えることを特徴とする請求項11に記載の内燃機関の燃焼状態検出装置。
- 比較しきい値を設定する比較しきい値設定手段と、前記検出区間中に前記電流検出装置により検出された電流の値と前記比較しきい値を比較する電流比較手段と、前記電流比較手段の結果により前記ダイナミックレンジ設定手段のダイナミックレンジを切り換える切換え手段を備え、前記切換え手段は、前記前記検出された電流の値が前記比較しきい値を超える期間が前記検出区間に於ける前記電流の通電期間に対して所定割合以下となる状態が所定回数に達したときは、前記ダイナミックレンジを上段に切換えることを特徴とする請求項11に記載の内燃機関の燃焼状態検出装置。
- 前記比較しきい値設定手段は、前記電流検出装置が検出し得る最大検出電流値の所定割合に前記比較しきい値を設定することを特徴とする請求項12又は13に記載の内燃機関の燃焼状態検出装置。
- 前記くすぶり検出手段は、前記検出区間内に前記電流検出装置により電流が検出されたか否かを判断し前記電流が検出されたと判断した場合にのみ前記くすぶりの発生の有無を検出することを特徴とする請求項6乃至14の何れかに記載の内燃機関の燃焼状態検出装置。
- 前記内燃機関は、第1の点火プラグと前記第1の点火プラグの飛火放電より遅れて飛火放電を発生する第2の点火プラグとを備え、前記電流検出装置は、前記第2の点火プラグの飛火放電に対応して前記電流を検出することを特徴とする請求項6乃至15の何れかに記載の内燃機関の燃焼状態検出装置。
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