JP2009107168A - 封書の作製方法及び封書作製装置 - Google Patents

封書の作製方法及び封書作製装置 Download PDF

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Abstract

【課題】配達証が封筒に貼付された後に配達証に情報が印字されて作製される封書について、配達証を封筒に貼付する際の位置ずれを防止する。
【解決手段】封筒用紙1が折り畳まれることにより作製される封筒に配達記録情報が印字された配達証が貼付されてなる封書を作製する場合に、封筒用紙1に配達証を有する配達記録ラベルとなるラベル用紙3をローラ55にて貼付し、製袋部62において配達記録ラベルが貼付された封筒用紙1を折り畳むことにより封筒を作製し、その後、印字部64において、封筒に貼付された配達記録ラベルの配達証に配達記録情報を印字する。
【選択図】図2

Description

本発明は、封筒に配達証が貼付されてなる封書の作製方法及び封書作製装置に関し、特に、配達証を封筒に貼付する際の位置ずれ防止技術に関する。
従来より、重要な送付物を発送する場合等において、送付物が受取人に配達されたことを確認できる配達記録郵便が利用されている。このような配達記録郵便においては、受取人の住所や氏名等が記載されるとともに、受取人の受取印を押下するための領域が設けられた配達証を有する配達記録ラベルが送付物に貼付され、送付物が受取人にて受け取られると、配達証に受取印が押下され、その後、この配達記録ラベルのうち受領印が押下された配達証が送付物から剥離されて配達人によって持ち帰られる。これにより、送付物が間違いなく受取人に配達されたことを確認可能としている。
このような配達記録ラベルは、一般的に、送付物の受取人の住所や氏名等の宛先情報を印字あるいは記入するための宛先記入欄を有し、郵便局で回収される宛先証用紙片と、送付物の受取人の住所や氏名等の宛先情報を印字あるいは記入するための宛先記入欄と受取印を押下するための領域とを有する配達証用紙片との2つの配達証からなり、これらが送付物にそれぞれ貼着されることにより使用されることになる(例えば、特許文献1参照。)。
ここで、配達証を用いた配達記録郵便としては、送付物が封筒に封入、封緘された封書が挙げられるが、このような封書においては、封筒に封入された送付物と配達証に記入あるいは印字される宛先情報とのマッチングをとる必要がある。そのため、近年においては、内部を視認可能とする窓部が設けられた封筒に送付物を封入し、この送付物に付与された情報を窓部を介して読み取り、読み取られた情報に対応する宛先情報を配達証に印字することが行われている。
図6は、配達証が貼付された封書の一例を示す図であり、(a)は表面の構成を示す図、(b)は裏面の構成を示す図である。
本例における封書は図6に示すように、封筒110に送付物120が封入され、封筒110の裏面に配達記録ラベル130が貼付されて構成されている。封筒110は、その表面に内部を視認可能とする2つの窓部111a,111bが設けられており、送付物120に印字された宛先情報121及びバーコード情報122が窓部111a,111bを介してそれぞれ視認可能となっている。配達記録ラベル130は、2つの配達証131a,131bがミシン目130aを介して切り離し可能に連接した構成となっており、配達証131a,131bのそれぞれには、この封書101の送付先の住所や氏名等からなる宛先情報132a,132bが印字されている。また、配達証131bには、この封書101が受取人にて受け取られた際に受領印を押下するための押下領域133が設けられている。
以下に、上記のように構成された封書101の作製方法について説明する。
図7は、図6に示した封書101の作製方法を説明するためのフローチャートである。
まず、封筒用紙を断裁し、折り畳むことにより封筒110を作製し(ステップS101)、封筒110の裏面に配達記録ラベル130を貼付する(ステップS102)。
次に、送付物120を封筒110に封入し、封筒110を封緘する(ステップS103)。
その後、送付物120に印字され、窓部111bを介して視認可能となっているバーコード情報122を読み取り(ステップS104)、このバーコード情報122に対応づけられた宛先情報132a,132bを配達記録ラベル130の配達証131a,131bにそれぞれ印字する(ステップS105)。
このように、送付物120を封筒110に封入した後、送付物120に印字されたバーコード情報122を読み取り、このバーコード情報122に対応づけられた宛先情報132a,132bを配達証131a,131bにそれぞれ印字することにより、封筒110に封入された送付物120と、配達証131a,131bにそれぞれ印字される宛先情報132a,132bとのマッチングをとることができるようになる。
特開2001−83880号公報
上述したような封筒は、封筒用紙が折り畳まれて作製されるため、その大きさにばらつきが生じる場合がある。そのため、作製された封筒が搬送される搬送経路においては、封筒の大きさにばらつきが生じた場合であってもその後の工程が実施できるような構成となっている。例えば、コンベヤー等の封筒を搬送する搬送手段においてはその幅が封筒の幅よりも広くなっており、また、ストッカー等の封筒が積み上げられて格納される格納手段においては格納領域の大きさが封筒の外形よりも大きくなっている。
図8は、図6に示した封書101について封筒110に配達記録ラベル130を貼付する際の封筒110の搬送状態を示す図である。
上述したように、作製された封筒110を搬送する搬送手段であるコンベヤー140の幅が封筒110の高さよりも広く設定されていると、図8に示すように、作製された封筒110がコンベヤー140上にて高さ方向にずれて搬送される場合がある。一方、封筒110に貼付される配達記録ラベル130は、コンベヤー140上を搬送されてくる封筒110に対して一定の領域に対して貼付されるように供給されるため、封筒110がコンベヤー140上にて高さ方向にずれて搬送されてきた場合、配達記録ラベル130の封筒110に対する貼付位置が封筒110の高さ方向にずれてしまうことになる。また、コンベヤー140上を搬送されてくる封筒110に対する配達記録ラベル130の貼付のタイミングは、コンベヤー140上に設けられたセンサにて封筒110が検出されてから所定時間が経過することで設定されているが、コンベヤー140の両側部に搬送ガイドが設けられている場合は、コンベヤー140の幅と封筒110の高さとの違いから封筒110がコンベヤー140上であばれて搬送ガイドに接触して搬送が遅れる虞れがあり、その場合、配達記録ラベル130の封筒110に対する貼付位置が封筒110の幅方向にずれてしまうことになる。
図9は、図8に示したように搬送されてきた封筒110に対して配達記録ラベル130の貼付位置が封筒110の高さ方向にずれた状態を説明するための図である。
図8に示したコンベヤー140の幅方向における中央部分に載置されて搬送されてきた封筒110に配達記録ラベル130が貼付された場合は、図9(a)に示すように、配達記録ラベル130は封筒110の高さ方向における略中央部分に貼付されることになる。
一方、図8に示したコンベヤー140の幅方向について中央部分からずれた領域に載置されて搬送されてきた封筒110に配達記録ラベル130が貼付された場合は、図9(b)に示すように、配達記録ラベル130は封筒110の高さ方向における中央部分からずれた領域に貼付されることになる。
図6に示した封書においては、封筒110に配達記録ラベル130が貼付された後、封書101の送付先の住所や氏名等の宛先情報132a,132bが配達証131a,131bにそれぞれ印字されることになるが、その際、印字位置にすれが生じた場合、上述したように配達記録ラベル130の封筒110に対する貼付位置がずれていると、その2つのずれが重なることによって印字位置が大きくずれてしまうことになる。
図10は、図9(b)に示したように封筒110に対する貼付位置がずれた配達記録ラベル130に宛先情報が印字された状態を示す図であり、(a)は印字位置がずれていない場合の例を示す図、(b)は印字位置がずれた場合の例を示す図である。
図9(b)に示したように封筒110に対する貼付位置がずれた配達記録ラベル130の配達証131a,131bに宛先情報132a,132bがそれぞれ印字される際にその印字位置にずれが生じてない場合は、図10(a)に示すように、配達証131a,131b上における宛先情報132a,132bの印字位置がずれているものの、そのずれ量は配達記録ラベル130の封筒110に対する貼付位置のずれ量のみとなっている。
ところが、図9(b)に示したように貼付位置がずれた配達記録ラベル130の配達証131a,131bに宛先情報132a,132bがそれぞれ印字される際にその印字位置にずれが生じた場合は、封筒110に対する配達記録ラベル130の貼付位置のずれ方向と配達証131a,131bへの宛先情報132a,132bの印字位置のずれ方向とが互いに反対方向であると、図10(b)に示すように、配達証131a,131bへの宛先情報132a,132bの印字位置が大きくずれ、宛先情報132a,132bが配達証131a,131bからはみだしてしまうという問題点がある。
本発明は、上述したような従来の技術が有する問題点に鑑みてなされたものであって、配達証が封筒に貼付された後に配達証に情報が印字されて作製される封書について、配達証を封筒に貼付する際の位置ずれを防止することができる封筒の作製方法及び封書作製装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、
封筒用紙が折り畳まれることにより作製される封筒に配達証が貼付され、該配達証に配達記録情報が印字された封書の作製方法であって、
前記封筒用紙に前記配達証を貼付する工程と、
前記配達証が貼付された前記封筒用紙を折り畳むことにより前記封筒を作製する工程と、
前記封筒に貼付された前記配達証に前記配達記録情報を印字する工程とを有する。
上記のように構成された本発明においては、封筒用紙が折り畳まれて封筒が作製される前に配達証が封筒用紙に貼付されるが、封筒用紙は、封筒のように折り畳まれて構成されるものではないため、同一種類の封筒となるものにおいてはその大きさにばらつきが生じていない。そのため、封筒用紙に配達証を貼付する際の位置ずれが防止され、その後、配達証に配達記録情報を印字する際に、配達記録情報の印字位置が大きくずれてしまうことがなくなる。
以上説明したように本発明においては、封筒用紙が折り畳まれて封筒が作製される前に配達証が封筒用紙に貼付されるというように、折り畳まれて構成されるものではないことにより、同一種類の封筒となるものにおいてはその大きさにばらつきが生じていない封筒用紙に配達証が貼付される構成としたため、封筒用紙に配達証を貼付する際の位置ずれを防止することができ、その後、配達証に配達記録情報を印字する際に、配達記録情報の印字位置が大きくずれてしまうことがなくなる。また、印字位置が大きくずれることがないため、配達証において印字位置の周辺に設けるマージンの領域を小さくすることができ、それにより、配達証の小型化を図ることができ、コストダウンも実現される。
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の封書の作製方法によって作製された封書の一形態を示す図であり、(a)は表面の構成を示す図、(b)は裏面の構成を示す図、(c)は(b)に示した配達記録ラベル30の積層構造を示す断面図である。
本形態における封書は図1に示すように、封筒10に送付物20が封入され、封筒10の裏面に配達記録ラベル30が貼付されて構成されている。
封筒10は、その表面に内部を視認可能とする2つの窓部11a,11bが設けられている。送付物20には、この封書1の送付先の住所や氏名等の宛先情報21と、この封書1を識別するための識別情報となるバーコード情報22とが印字されており、これら宛先情報21及びバーコード情報22は、封筒10の表面に設けられた窓部11a,11bを介してそれぞれ視認可能となっている。
配達記録ラベル30は、ベースシート35の裏面の一部に、目止剤が塗布されることにより目止層36が積層され、この目止層36上に剥離剤が塗布されることにより剥離層37が積層され、この剥離層37上にニスが塗布されることによりニス層38が積層され、ベースシート35のこれら目止層36、剥離層37及びニス層38が積層された側の面の全面に粘着剤が塗布されることにより粘着剤層39が積層されて構成され、粘着剤層39によって封筒10に貼付されている。配達記録ラベル30のうち、目止層36、剥離層37及びニス層38が積層された領域には、2つの配達証31a,31bがスリット30aによって他の領域から分離可能に区画形成されている。なお、スリット30aは、ベースシート35から目止層36及び剥離層37まで形成されており、スリット30aの代わりにミシン目であってもよい。配達証31a,31bのそれぞれには、この封書100の送付先の住所や氏名等からなる宛先情報32a,32bが印字されているとともに、その角部には、配達証31a,31bを分離する際に配達証31a,31bを摘みやすくするための切り込み34a,34bがそれぞれ形成されている。また、配達証31bには、この封書100が受取人にて受け取られた際に受領印を押下するための押下領域33が設けられている。この2つの配達証31a,31bのうち、一方の配達証31aは、封書100が郵便局に届いた際に回収されるものであり、また、他方の配達証31bは、封書100が受取人にて受け取られた場合に回収されるものである。配達証31a,31bが回収される場合は、配達証31a,31bに設けられた切り込み34a,34bを摘んで配達証31a,31bを引き上げると、配達証31a,31bの周囲にスリット30aが形成されていることにより、配達記録ラベル30の配達証31a,31bとなる領域が剥離層37とニス層38との界面で剥離し、配達証31a,31bを配達記録ラベル30から分離することができる。この際、配達記録ラベル30から分離した配達証31a,31bの裏面は剥離層37となっており、また、配達記録ラベル30の配達証31a,31bが分離した領域の表面はニス層38となっているため、分離した配達証31a,31bは配達記録ラベル30に再度貼付することができない構成となっている。なお、配達記録ラベル30の封筒10への貼付方法は、上述したようにベースシート35に目止層36、剥離層37、ニス層38及び粘着剤層39が積層された構成によるものに限らず、配達記録ラベル30が封筒10に貼付された後に、配達証31a,31bが封筒10から剥離可能な構成であれば、貼付後の剥離が可能な粘着剤を用いた構成や、剥離可能な2枚の積層フィルムを用いた構成等、適宜な構成を用いることができる。
以下に、上記のように構成された封書100の作製方法について説明する。
図2は、図1に示した封書100を作製する封書作製装置の実施の一形態を示す図である。
本形態における封書作製装置は図2に示すように、折り畳まれることにより封筒1となる封筒用紙1が連続状となって巻き付けられたローラ51と、配達記録ラベル3が連続状となってその裏面に剥離紙2が貼付された状態で巻き付けられたローラ52と、ローラ52から引き出されたラベル用紙3から剥離紙2を剥離して回収するためのローラ53,54と、ローラ52から引き出されたラベル用紙3を単片状の配達記録ラベル30に断裁し、この配達記録ラベル30をローラ51から引き出された連続状の封筒用紙1に貼付する貼付手段であるローラ55と、配達記録ラベル30が貼付された連続状の封筒用紙1を単片状に断裁する断裁部61と、断裁部61にて断裁された連続状の封筒用紙1の不要部3aを回収するためのローラ56と、配達記録ラベル30が貼付され、単片状に断裁された封筒用紙1を折り畳むことにより封筒10を作製する製袋部62と、製袋部62にて作製された封筒10に送付物20を封入し、封筒10を封緘する封入部63と、封筒10に封入された送付物20に印字されたバーコード情報22を読み取り、バーコード情報22に対応づけられた配達記録情報である宛先情報32a,32bを配達記録ラベル30の配達証31a,31bにそれぞれ印字する印字部64と、配達証31a,31bに宛先情報32a,32bが印字された封書100を格納するストッカー65と、断裁部61にて単片状に断裁された封筒用紙1を製袋部62に搬送するとともに、製袋部62にて作製された封筒10を封入部63に搬送し、さらに、封入部63にて封筒10に送付物20が封入された封書100を印字部64及びストッカー65に搬送するコンベヤー66とから構成されている。
図3は、図2に示した封書作製装置における図1に示した封書100の作製方法を説明するためのフローチャートである。また、図4は、図2に示した封書作製装置における図1に示した封書100の作製方法を説明するための図である。
ローラ51に巻き付けられた連続状の封筒用紙1が引き出されるとともに、ローラ52に巻き付けられた連続状のラベル用紙3が引き出される。ここで、ローラ51に巻き付けられた封筒用紙1が連続的に引き出される一方、ローラ52に巻き付けられたラベル用紙3は、その後ローラ55にて単片状に断裁された状態で、封筒用紙1の封筒10となるそれぞれの所定の領域に貼付されるため、断続的に引き出されることになる。
ローラ52から引き出されたラベル用紙3は、裏面に粘着剤層39によって剥離紙2が貼付されているため、ローラ54によってこの剥離紙2が剥離され、ローラ53にて回収されていく。
剥離紙2が剥離されたラベル用紙3は、図4(a)に示すように、ローラ55によって単片状の配達記録ラベル30に断裁された状態で封筒用紙1の封筒10となるそれぞれの所定の領域に貼付されていく。これにより、封筒用紙1に配達証31a,31bが貼付されることになる(ステップS1)。
配達記録ラベル30が貼付された封筒用紙1は断裁部61に搬送されていき、図4(b)に示すように、断裁部61において封筒10毎に単片状に断裁され(ステップS2)、封筒用紙1のうち、封筒用紙1を搬送するための搬送方向両側部分のマージナル部を含む不要部3aがローラ56によって回収されていく。また、封筒10の表面の窓部11a,11bが設けられる領域に穴が形成される。
単片状に断裁された封筒用紙1はコンベヤー66によって製袋部62に搬送されていき、図4(c)に示すように、製袋部62において封筒用紙1が折り畳まれることにより封筒10が作製される(ステップS3)。この際、封筒10の内側となる面のうち表面側となる部分には、フィルムが貼付される。これにより、窓部11a,11bがフィルムによって覆われた状態となる。
製袋部62にて作製された封筒10はコンベヤー66によって封入部63に搬送されていき、図4(d)に示すように送付物20が封筒10に封入され、また、図4(e)に示すように、封筒10のフラップ部が折り畳まれて糊等によって接着されることにより封緘される(ステップS4)。この際、送付物20は、送付物20に印字された宛先情報21及びバーコード情報22が、封筒10の窓部11a,11bからそれぞれ視認可能となるように封筒10に封入されることになる。
送付物20が封入され、封緘された封筒10はコンベヤー66によって印字部64に搬送されていく。封筒10に送付物20が封入された封書100においては、図1に示したように、送付物20に印字されたバーコード情報22が窓部11bから視認可能な状態となっている。このバーコード情報22は上述したように封書100を識別可能なものであって、封書100の宛先情報と対応づけて管理されている。印字部64においては、送付物20に印字されたバーコード情報22がバーコードリーダ(不図示)にて読み取られ(ステップS5)、図4(f)に示すように、バーコード情報22に対応する宛先情報32a,32bが配達記録ラベル30の配達証31a,31bにそれぞれ印字される(ステップS6)。これにより、送付物20と配達証31a,31bとのマッチングが確保される。なお、送付物20と配達証31a,31bとのマッチングの確保は、上述したように、封筒10に窓部11bを形成しておき、送付物20に印字されたバーコード情報22を窓部11bを介して読み取り、このバーコード情報22に対応づけて管理されている宛先情報32a,32bを配達証31a,31bに印字するものに限らず、封筒10に封入された送付物20を特定可能なセンサ等を用いて送付物20を特定することによって行うことも考えられる。
印字部64にて配達記録ラベル30の配達証31a,31bに宛先情報32a,32bが印字された封書100はストッカー65に格納される。
このようにして作製された封書100は、封筒10の窓部11aを介して視認可能となった宛先情報21に従って受取人に送付されることになる。封書100が郵便局に届けられると、上述したように、配達証31aに設けられた切り込み34aを摘んで配達証31aが引き上げられることにより、配達記録ラベル30の配達証31aとなる領域が剥離層37とニス層38との界面で剥離し、配達証31aが配達記録ラベル30から分離し、回収され、その後、封書100が受取人にて受け取られると、配達記録ラベル30の配達証31bに設けられた押印領域33に受領印が押印され、配達証31aと同様に、配達証31bに設けられた切り込み34bを摘んで配達証31bが引き上げられることにより、配達記録ラベル30の配達証31bとなる領域が剥離層37とニス層38との界面で剥離し、配達証31bが配達記録ラベル30から分離し、回収されることになる。
ここで、本形態における効果について説明する。
図5は、図1に示した封書100を図2に示した封書作製装置にて作製した場合の効果を説明するための図である。
図2に示した封書作製装置においては、上述したように、ローラ51から引き出した封筒用紙1を封筒10とするために折り畳む前に、ローラ55にて封筒用紙1に配達記録ラベル30を貼付している。
封筒用紙1はローラ51から引き出されてローラ55に供給され、配達記録ラベル30は連続状のラベル用紙3がローラ52から引き出されることによりローラ55に供給されている。そのため、折り畳まれた状態となっていない封筒用紙1は、同一種類の封筒となるものであればその大きさにばらつきが生じておらず、図5に示すように、ローラ51の幅方向の位置とローラ52の幅方向の位置とを調整することにより、配達記録ラベル30が封筒用紙1の一定の領域に貼付されることとなり、封筒用紙1に配達記録ラベル30を貼付する際の位置ずれが防止される。そして、封筒用紙1に配達記録ラベル30を貼付する際の位置ずれが防止されることにより、その後、配達証31a,31bに配達記録情報となる宛先情報32a,32bを印字する際に、宛先情報32a,32bの印字位置が大きくずれてしまうことがなくなる。また、宛先情報32a,32bの印字位置が大きくずれることがないため、配達証31a,31bにおいて印字位置の周辺に設けるマージンの領域を小さくすることができ、それにより、配達記録ラベル30の小型化を図ることができ、コストダウンを実現することもできる。
なお、本形態においては、封筒用紙1が連続状となって供給され、この連続状の封筒用紙1に配達記録ラベル30が貼付されているが、封筒用紙1は折り畳まれた状態でなければ単片状となって供給され、単片状の封筒用紙1に配達記録ラベル30が貼付される構成であってもよい。ただし、本形態のように、ローラ51に巻き付けられた連続状の封筒用紙1が引き出され、連続状態にて配達記録ラベル30が貼付される構成の方が、単片状の封筒用紙1に配達記録ラベル30を貼付するものと比べて、封筒用紙1の搬送動作が安定しており、それにより、封筒用紙1に対する配達記録ラベル30の貼付位置の位置ずれを確実に防止することができる。
本発明の封書の作製方法によって作製された封書の一形態を示す図であり、(a)は表面の構成を示す図、(b)は裏面の構成を示す図、(c)は(b)に示した配達記録ラベルの積層構造を示す断面図である。 図1に示した封書を作製する封書作製装置の実施の一形態を示す図である。 図2に示した封書作製装置における図1に示した封書の作製方法を説明するためのフローチャートである。 図2に示した封書作製装置における図1に示した封書の作製方法を説明するための図である。 図1に示した封書を図2に示した封書作製装置にて作製した場合の効果を説明するための図である。 配達証が貼付された封書の一例を示す図であり、(a)は表面の構成を示す図、(b)は裏面の構成を示す図である。 図6に示した封書の作製方法を説明するためのフローチャートである。 図6に示した封書について封筒に配達記録ラベルを貼付する際の封筒の搬送状態を示す図である。 図8に示したように搬送されてきた封筒に対して配達記録ラベルの貼付位置が封筒の高さ方向にずれた状態を説明するための図である。 図9(b)に示したように封筒に対する貼付位置がずれた配達記録ラベルに宛先情報が印字された状態を示す図であり、(a)は印字位置がずれていない場合の例を示す図、(b)は印字位置がずれた場合の例を示す図である。
符号の説明
1 封筒用紙
2 剥離紙
3 ラベル用紙
3a 不要部
10 封筒
11a,11b 窓部
20 送付物
21,32a,32b 宛先情報
22 バーコード情報
30 配達記録ラベル
30a スリット
31a,31b 配達証
33 押印領域
34a,34b 切り込み
35 ベースシート
36 目止層
37 剥離層
38 ニス層
39 粘着剤層
51〜56 ローラ
61 断裁部
62 製袋部
63 封入部
64 印字部
65 ストッカー
66 コンベヤー
100 封書

Claims (2)

  1. 封筒用紙が折り畳まれることにより作製される封筒に配達証が貼付され、該配達証に配達記録情報が印字された封書の作製方法であって、
    前記封筒用紙に前記配達証を貼付する工程と、
    前記配達証が貼付された前記封筒用紙を折り畳むことにより前記封筒を作製する工程と、
    前記封筒に貼付された前記配達証に前記配達記録情報を印字する工程とを有する、封書の作製方法。
  2. 封筒用紙が折り畳まれることにより作製される封筒に配達証が貼付され、該配達証に配達記録情報が印字された封書を作製する封書作製装置であって、
    前記封筒用紙に前記配達証を貼付する貼付手段と、
    前記配達証が貼付された前記封筒用紙を折り畳むことにより前記封筒を作製する製袋手段と、
    前記封筒に貼付された前記配達証に前記配達記録情報を印字する印字手段とを有する封書作製装置。
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