JP2002337827A - 伝票貼り付けシステム、物品配達システム、無線データキャリア付き伝票および伝票貼り付け方法 - Google Patents

伝票貼り付けシステム、物品配達システム、無線データキャリア付き伝票および伝票貼り付け方法

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JP2002337827A
JP2002337827A JP2001112139A JP2001112139A JP2002337827A JP 2002337827 A JP2002337827 A JP 2002337827A JP 2001112139 A JP2001112139 A JP 2001112139A JP 2001112139 A JP2001112139 A JP 2001112139A JP 2002337827 A JP2002337827 A JP 2002337827A
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JP2001112139A
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English (en)
Inventor
Taichiro Yamashita
太一郎 山下
Takashi Yoshida
吉田  隆
Junichi Tamamoto
淳一 玉本
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】無線データキャリアを埋め込んだ配達証を書留
郵便物等(以下、郵便物という)に精度良く貼付け、当
該データを正確に読み書きができるようにする。 【解決手段】郵便物6にID番号を記憶したキャリア7
を埋め込んだ配達証5を貼り付け手段により郵便物の所
定の位置に貼付け、ID番号に対応して差出人、受取人
等の情報を引受局サーバに登録するとともに中継局サー
バ、配達局サーバに同様のデータを転送する。中継局、
配達局では前記キャリアのID番号を読取って到着情報
を各サーバに転送し郵便物を管理する。そして、束状の
郵便物の外周及びキャリアケース1の外側から郵便物に
貼付けされた前記キャリアのデータを読み書きできるよ
うに、配達証を宛名面から裏面へ折り返して郵便物の端
部に貼付けする。配達証に埋め込まれた前記キャリアが
郵便物の端部に位置するように配達証の折り返し部及び
その近傍に前記キャリアを埋め込み、上記目的を達成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線データキャリ
ア(RFID)を取り付けた伝票等のデータ記憶手段と
データ通信手段とを有する伝票、その伝票を郵便物等の
物品に貼付ける伝票貼り付けシステム、伝票貼り付け方
法、およびRFIDに記憶した情報により物品の受け渡
しを管理する物品配達システムに関する。
【0002】
【従来の技術】RFIDシステムが特開平11−175
621号公報に開示されている。これは書留郵便や小包
郵便等に管理コードを記憶したRFIDを貼付け、利用
者側での差出準備事務作業から郵便局での窓口業務、配
送業務、配達業務、追跡調査、その他の事務処理をRF
IDとのデータ通信を行なうことにより実現するように
したものである。
【0003】また、書留郵便において書留封筒の表面に
設けられた第1バーコードデータ及び第1受取人データ
に基づいて、第2バーコードデータおよび第2受取人デ
ータをラベルに印字し、このラベルを書留封筒の裏面に
貼付ける配達証の貼り付け作業を自動的に行うシステム
が特開平9−141211号公報に開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術のシステムで用いるRFIDはICチップの面積が大
きいためコストが高く実用化が困難であった。また、R
FIDが互いに重なった場合はデータの読み出し書込み
ができない問題があった。
【0005】またさらに、RFIDチップを備えた配達
証(伝票)を書留郵便物に貼りつける際の位置決めを容
易にかつ効率的に行うシステムについては開示されてい
ない。
【0006】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
で、非常に小さい無線データキャリア(RFID)を備
えた伝票等のデータ記憶手段とデータ通信手段を有する
伝票を郵便物等の物品に貼付け、データ記憶手段に記憶
した情報により物品の受け渡しを管理する物品配達シス
テムとその伝票の貼り付けシステム、伝票貼り付けシス
テムによって物品に貼り付けられる伝票、および伝票貼
り付け方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、例えば、第一として、データ記憶手段とデータ通信
手段とを備え伝票に取付けられた無線データキャリアが
物品の端部に位置するように伝票を貼り付ける伝票貼り
付け手段を有することを特徴とする伝票貼り付けシステ
ムとした。
【0008】第二として、物品の移動を案内するガイド
手段と、複数の伝票を長巻き状の剥離紙に剥離可能に粘
着させた伝票供給ロールと、伝票の貼付面から剥離紙を
剥離させて伝票の粘着材を露出させる剥離紙剥離手段
と、剥離された剥離紙を巻き取る剥離紙巻き取り手段
と、剥離紙剥離手段によって剥離紙から剥離された前記
伝票の貼付面を物品の移動する移動経路に対して角度を
もって配置して保持し、さらに前記物品の先端が前記伝
票と接触して互いに接着するよう配置し、さらに前記物
品を移動させて前記物品の表裏両面に物品の端部を挟ん
で伝票を貼り付ける伝票貼り付け手段とを備える。
【0009】また、第三として、前記剥離紙剥離手段
は、前記剥離紙を進行方向から鋭角に曲げて進行方向を
転向し、一方前記伝票は前記移動経路から剥離した後も
剥離手段に進入した方向と進行方向を変えずに進行を継
続する。
【0010】また、第四として、前記伝票貼り付け手段
における前記物品の先端の移動経路は、前記剥離紙剥離
手段によって剥離紙と伝票が剥離された隙間に無線デー
タキャリアとの位置と合致するよう配置し、物品の移動
に伴って物品の先端部分に前記伝票の無線データキャリ
ア部が接着される。
【0011】また、第五として、前記伝票貼り付け手段
において、前記物品の先端位置が所定の位置を通過した
ことを検出する第一の検知手段と、剥離紙剥離手段から
剥離された後、物品の移動する移動経路に対して角度を
もって進行する前記伝票の先端位置が所定の位置に到達
したことを検出する第二の検知手段を備え、第一の検知
手段が物品を検出していない場合には前記伝票は剥離紙
に全面が貼りつけられており、第一の検知手段が物品の
通過を検出すると剥離手段から伝票の先端が第二の検出
手段によって検知される位置に到達するまで伝票を繰り
出す。
【0012】また、データ記憶手段とデータの通信手段
とを有する無線データキャリアを含む物品を前記無線デ
ータキャリアに記憶された情報により前記物品の受け渡
しを管理する物品配達システムにおいて、前記物品配達
システムは、読み取りを行う無線データキャリアを含む
物品を挟む仕切り板の間隔が最大ピッチとなるように移
動する収納棚を有し、前記収納棚は、読み取りを行う無
線データキャリアが備えられた物品の位置に無線データ
読み取り手段が配置され、互いの間隔を最小ピッチと最
大ピッチ間で伸縮自在に配置された、物品を一葉ずつに
区分けする複数の仕切り板と、前記複数の仕切り板を互
いに一枚ずつ移動させる移動手段とを備えたことを特徴
とする。
【0013】また、折り返し部が設けられ、前記折り返
し部又はその近傍にデータ記憶手段とデータ通信手段と
を有する無線データキャリアが備えられたことを特徴と
する無線データキャリア付き伝票とした。
【0014】また、データ記憶手段とデータ通信手段と
を備えた伝票を物品に貼り付ける伝票貼り付け方法であ
って、物品が伝票に対し角度をもって、かつ、前記物品
の先端が前記伝票に備えられたデータ記憶手段又はデー
タ通信手段の近傍に位置するように前記物品と前記伝票
とを接触させ、さらに前記物品又は前記伝票を移動させ
て前記物品の表裏両面に物品の端部を挟んで伝票を貼り
付けることを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は本発明の無線データキャリ
アを用いた書留郵便物、宅配物等の物品配達システムの
一実施例を示す。以下、書留郵便物の場合について、図
1から図7を用いて同システムを説明する。
【0016】図1は、書留郵便物を入れて運搬するため
のキャリアケース1と、キャリアケース1の上蓋2と、
キャリアケース1の容器3と、容器3の内部に間隔を空
けて配置された仕切り板4と、無線データキャリア(R
FID:Radio FrequencyIdentificationと呼ばれ
る無線IDチップ)7が埋め込まれた又は表面に設けら
れた伝票である配達証5と、無線データキャリア7が郵
便物の端部に位置するように配達証5を貼り付けた書留
郵便物6と、書留郵便物6の端部に収まる程度に小さい
無線データキャリア7と、無線データキャリア7のデー
タの読取り書込みのための質問器12と、質問器12に
接続され無線データキャリア7との間で信号を送受信す
るためのアンテナ8と、アンテナ8を形成するコイル1
1と、コイル11を配置した基板10と、コイル11と
基板10を保護する充填材9と、差出人18から書留郵
便物6を引受けて受領証19と配達証5を発行する引受
局と、引受局において引き受けた書留郵便物6の配達デ
ータを管理する引受局サーバ15と、書留郵便物6の配
送の中継をする中継局において、配送されてきた書留郵
便物6の配達データを管理する中継局サーバ13と、書
留郵便物6を受取人20に配達して配達証5を回収し保
管する配達局において、書留郵便物6の配達データを管
理する配達局サーバ16と、各サーバ間のデータを通信
する情報ネットワーク14と、で構成される。なお、郵
便物の端部とは封筒等の二つの面が交差してできる辺
(縁)及び辺近傍を示す。
【0017】図1において、差出人が引受局に書留郵便
物6を持ち込むと、引受局は図2に示す引受番号23と
引受番号を記憶したバーコード24と受領印欄25と無
線データキャリア7のある配達証5を書留郵便物6に貼
付け、引受番号を記載した受領証19を差出人に発行す
る。無線データキャリア7のID番号はあらかじめ記憶
しておくか、引受時に記憶することができる。
【0018】引受局は引受番号と、配達証5から読取っ
た無線データキャリア7に記憶されているID番号と、
引受日付と、差出人および受取人の情報等を引受局サー
バ15に記憶する。また、引受局サーバ15は情報ネッ
トワーク14により、中継局サーバ13と配達局サーバ
16に同様の情報を配信する。そして、引受局は書留郵
便物6を配達局ごとに仕分し、キャリアケース1の仕切
り板4の間に一つづつ収納して中継局に配送する。
【0019】中継局は、配送されてきた書留郵便物6の
入ったキャリアケース1にRFID質問器12のアンテ
ナ8を非接触であるいは接触させて、全ての書留郵便物
に貼付けされている無線データキャリア7のID番号を
読取り、中継局サーバ13に記憶されている書留郵便物
の引受番号の情報に通過日時等を記憶する。また、中継
局サーバ13は情報ネットワーク14により、引受局サ
ーバ15と配達局サーバ16に同様の情報を配信する。
そして、これらの書留郵便物6の入ったキャリアケース
1は配達局ごとに仕分けられ配達局に配送される。
【0020】配達局は、配送されてきた書留郵便物6の
入ったキャリアケース1にRFID質問器12のアンテ
ナ8を非接触であるいは接触させて、全ての書留郵便物
に貼付けされている無線データキャリア7のID番号を
読取り、配達局サーバ16に記憶されている書留郵便物
の引受番号の情報に到着日時等を記憶する。また、配達
局サーバ16は各書留郵便物の配達人、配達完了情報等
を管理する。そして、配達局サーバ16は情報ネットワ
ーク14により、引受局サーバ15と中継局サーバ13
に同様の情報を配信する。これらの書留郵便物6は受取
人20に届けられ配達証5の受領印欄25に受領印を貰
い配達証5を配達局に持ち帰り無線データキャリア7の
ID番号を読取って配達局サーバに配達完了データとし
て記憶させたのち保管する。また、差出人、受取人は配
達情報を情報ネットワーク14に接続された端末よりサ
ーバに問合わせることができ、書留郵便物の配達状況を
確認できる。また、情報ネットワーク14は例えばイン
ターネットが使用でき配達状況を管理できる。
【0021】また、キャリアケース1の無線データキャ
リア7とRFID質問器12とのデータの読み書きは、
キャリアケース1を移動してもよいし、RFID質問器
12のアンテナ8を移動させてもよい。ここで、無線デ
ータキャリア7が書留郵便物6の端部に位置するように
配達証5が貼り付けられているので、該端部をRFID
質問器12側に向けて書留郵便物6をならべて配置して
おけば、キャリアケース1又はRFID質問器12のア
ンテナ8を移動させることで、無線データキャリア7の
ID番号を読取ることができる。
【0022】また、差出人が無線データキャリア7のあ
る伝票にあらかじめ、ないしハンディターミナルなどを
用いて新たにID番号または差出人住所、差出人氏名、
受取人住所、受取人氏名等を書込んで書留郵便物に貼付
けることもできる。
【0023】なお、上記システムでは、配達証5は書留
郵便物6を特定する情報が付与されていればよく、無線
データキャリア7に記憶されているID番号によって特
定することができるためバーコードは不要である。しか
し、バーコードによる読取手段しか存在しない局でも取
り扱えるようにバーコードを設けてもよい。そこで、R
FID7のID番号とバーコードをあらかじめ対応させ
ておくことで、バーコード、RFID7のID番号のい
ずれかを読み込めば書留郵便物を特定することができ
る。また、さらに差出人住所、差出人氏名、受取人住
所、受取人氏名等の情報も対応づければ、これらの情報
を一括して管理することができる。
【0024】本例では、読取られる書留郵便物6が収納
される収納棚としてキャリアケース1を用いたが、これ
に限られるものではなく、本システムに備えられ、読取
られる書留郵便物6を収納できる棚であってもよい。
【0025】図2および図3は配達証5を貼付けた書留
郵便物6の一実施例を示す。書留郵便物6には郵便番号
27と、受取人住所28と、受取人氏名29が記載され
ている。本実施例の配達証5は引受番号23と引受番号
を記憶したバーコード24と受領印欄25と無線データ
キャリア7からなり、配達証5を宛名面から裏面へ折返
し部26を折り返して書留郵便物6の端部に貼付けす
る。配達証5に埋め込まれた無線データキャリア7が書
留郵便物6の端部に位置するように配達証5の折り返し
部及びその近傍に無線データキャリア7を埋め込む。な
お、この無線データキャリア7は配達証5及び書留郵便
物6の端部に漉き込む、埋め込む、又は表面に設けるこ
ともできる。書留郵便物の封筒の寸法は120mm×2
35mm程度のものが多く使用される。また、配達証は
封筒より小さく100mm×100mm以下のものを使
用する。
【0026】また、この無線データキャリア7は紙葉類
等へ埋め込めるように、ICチップ面積が0.3mm×
0.3mm以下で厚さが0.05mm以下と小さく、一つ
一つ番号が異なるID番号を製造時に造り込んだ低コス
トのものが好適である。そして、厚さが0.05mm以
下と小さいICチップは厚さ0.1mm程度の紙葉類に
埋め込むことができる。書留郵便物等に使用される封筒
の厚さは最小でも0.2mm程度なので、書留郵便物に
配達証を宛名面から裏面へ折り返して貼った場合の全体
の厚さは最小でも0.4mm程度になる。したがって、
ICチップ面積が0.3mm×0.3mm以下であれば、
書留郵便物と配達証の全体の厚さ0.4mm以内に収ま
るため、図2ないし図3に示すように書留郵便物等の封
筒の短辺の縁ないし長辺の縁に貼付けすることが可能で
ある。さらに、無線データキャリア7は宛名面及び裏面
と直行して貼付けすることができる。
【0027】また、このように小さいICチップは紙葉
類が折り曲げられた場合などの外力に強く、ICチップ
の破損を防止できる効果がある。
【0028】また、応答距離が短いため、RFID質問
器のアンテナをICチップと略同等にすれば、隣接の書
留郵便物に貼付けされたICチップが応答できなくなる
ため誤動作を防止できる効果がある。
【0029】これらの構成によれば、書留郵便物6をキ
ャリアケースに入れた状態及び書留郵便物6を複数束ね
た状態で無線データキャリア7とRFID質問器12の
アンテナ8との距離を最も近づけることができるのでデ
ータの読み書きが正確に行なえる効果がある。
【0030】配達証5は一度貼付けたあと剥がすことが
容易な粘着材により書留郵便物6に貼付けられる。本実
施例では、配達証5の貼付面には一度貼付けたあと剥が
せる粘着材を塗布している。配達証5は、受領印を貰っ
た後、書留郵便物6から剥がして郵便局へ持ち帰り無線
データキャリア7のID番号を読取って配達局サーバに
配達完了データとして記憶させたのち保管できる効果が
ある。
【0031】図4は無線データキャリアの一実施例の概
観を示す。無線データキャリア7はシリコン基板に形成
された集積回路40と、集積回路40に絶縁され形成さ
れたオンチップアンテナ41で構成される。オンチップ
アンテナ41の両端は集積回路40のアンテナ端子42
a、42bに接続される。外形寸法は2mm×2mm以
下で、厚さは0.5mm以下である。なお、0.3mm×
0.3mm以下で厚さが0.05mm以下のものがコスト
的に好適である。
【0032】オンチップアンテナ41とRFID質問器
のアンテナとの電磁結合により電力と信号を受信し、集
積回路40のメモリに記憶されているデータをオンチッ
プアンテナ41より出力するように動作する。また、同
様にデータをメモリに書込むことができる。なお、電波
法(昭和25年法律第131号)の範囲で使用する場合
には応答距離が数mmと短い。
【0033】このように、無線データキャリアを小さ
く、薄くすることにより紙葉類への漉き込みが可能とな
り、折り曲げ等の外力に対して破壊されなくなる効果が
ある。また、応答距離が短いため、RFID質問器のア
ンテナをICチップと略同等にすれば、隣接のICチッ
プが応答しなくなるため誤動作を防止できる効果があ
る。
【0034】図5は無線データキャリアの他の一実施例
を示す。シリコン基板に形成された集積回路43と、集
積回路43のアンテナ端子44a、44bと、アンテナ
端子44a、44bに接続された外部アンテナ45で構
成される。外部アンテナ45とRFID質問器のアンテ
ナとの電磁結合により電力と信号を受信し、集積回路4
3のメモリに記憶されているID番号を外部アンテナ4
5より出力するように動作する。外部アンテナ45は大
きく形成できるため信号の送受信の距離を長くできる。
【0035】図6は無線データキャリアのデータ読取り
書込みに用いるRFID質問器の回路構成の一実施例を
示す。RFID質問器はアンテナ間の電磁結合により無
線データキャリアへ電力の供給と信号の送受信を行うも
のである。制御部46と、変調部47、アンテナ48
と、復調部49で構成される。制御部46からデータお
よび制御信号を変調部47へ送り、変調部47でキャリ
ア周波数で変調し、アンテナ48より電磁波として出力
する。また、無線データキャリアからのキャリア周波数
で変調されたデータをアンテナ48で受信し、復調部4
9で復調し、制御部46へ出力するように動作する。な
お、制御部46には通信インターフェースがあり外部の
コンピュータとのデータの送受信が可能である。
【0036】図7は無線データキャリアの回路構成の一
実施例を示す。アンテナ50と、同調コンデンサ51
と、復調部52と、制御部53と、メモリ54と、変調
部55と、電源部56で構成される。アンテナ50と同
調コンデンサ51でキャリア周波数を受信する。キャリ
ア周波数から電源部56でこの回路を動作させる電源を
作成する。復調部52はキャリア周波数を復調し、デー
タおよび制御信号を制御部53に出力する。制御部53
はメモリ54にデータの書込みと、メモリ54に記憶さ
れているデータを読み出し変調部55へ出力する。変調
部55はキャリア周波数で変調し、アンテナ50より電
磁波として出力するように動作する。
【0037】なお、メモリ54は製造過程でID番号等
のデータを造り込むROMタイプ、製造後ID番号等の
データを書込むPROMタイプ、データを記録保持する
非揮発性のRAMおよびそれらの組み合せ等が使用でき
る。ROMタイプはコスト的に安価なものが得られる効
果がある。
【0038】このように、RFIDにより配達物品の管
理が安価にできるので配送コストの低減に効果がある。
また、従来のバーコードに比べて、汚れ、印刷の損傷に
よる読取り不能、読み間違いがなくなるため、読取り精
度が向上する効果がある。
【0039】また、郵便物の配達、宅配便の宅配伝票、
運送業の配達伝票に適用できる。
【0040】また、紙葉類の他に、カード等の樹脂に無
線データキャリアを埋め込んだものも使用できる。
【0041】次に、書留郵便物6の端部に無線データキ
ャリア7が位置するように配達証5を書留郵便物6に貼
付けするための配達証5の構成の一実施例を図8から図
10により説明する。
【0042】図8において、配達証は第一の面5aと第
二の面5bと第三の面5cとを備え、貼付面である裏面
には書留郵便物に粘着するための粘着剤が塗布されてい
る。図8の実施例ではRFIDチップ7および外部アン
テナ45は第二の面5bに配置されており、封筒に貼り
つけた際に封筒端面との位置合わせを容易にする目的
で、折れ目を付けやすくするために表面に凹部32aお
よび32bを設け、かつその凹部32aおよび32bの
位置を目視でさらに容易にするために端面に切欠き32
dを備えていてもよい。なお、凹部32aおよび32b
はプレス等による圧縮変形、ミシン目状の切り込み及び
切断まで至らないハーフカット等が適用できる。ここ
で、外部アンテナ45を折れ目に沿って、かつ折れ目と
は重ならないように近接して配置して構成したので、配
達証を凹部32aおよび32bからなる折れ目に沿って
折り曲げた場合にもRFIDおよび外部アンテナ45が
折り曲げられることはなく、RFIDおよび外部アンテ
ナ45の破損を防止することができる。
【0043】図9の実施例においてはRFIDチップ7
および外部アンテナ45は第三の面5cに配置されてお
り、図8の実施例と同様に外部アンテナ45を凹部32
a、32bからなる折れ目と平行にかつ折れ目とは重な
らないように近接して配置して構成したので、配達証を
折れ目に沿って折り曲げた場合にもRFID7および外
部アンテナ45が折り曲げられることはなく、RFID
7および外部アンテナ45の破損を防止することができ
る。もちろん、RFID7および外部アンテナ45は第
一の面5aに配置してもよい。
【0044】またさらに、配達証5は図10に示すよう
に凹部32cにより区切られた第四の面5dを備えてい
ても良く、図11に示すように第四の面5dをによって
書留郵便6の縁をくるみ込むように配達証を張り付けて
も良い。このような構成にすれば、手作業で配達証5を
書留郵便物6に貼り付け作業を行う場合にも、特に治具
などを用いることなく書留郵便物6の縁からのRFID
の距離(L1)を精度良く位置決めすることが容易にな
る、という効果がある。図10に示した実施例ではRF
IDチップ7および外部アンテナ45を第二の面5bに
配置しているが、図9と同様に第三の面5cあるいは第
一の面5aに配置してもよい。
【0045】このように、配達証5の無線データキャリ
ア7の取り付けた部分に楔状の凹部を設けることによ
り、書留郵便物の端部の厚さが変化した場合でもこの凹
部に正確に位置決めすることができるため、配達証を書
留郵便物の端部に無線データキャリアが位置するように
貼付けできる効果がある。
【0046】また、折り返し部に凹部を設けて剛性を弱
くしているのでその部分から折り曲げ易くなっている。
したがって、印字部(第一の面)5aを折り曲げた時に
IC部(第二の面)5bには曲げ変形が加わらないので
印字部5aと略直角に書留郵便物6の端部に位置決めで
きる効果がある。
【0047】次に、書留郵便物6の端部に無線データキ
ャリア7が位置するように配達証5を書留郵便物6に貼
付けするための配達証貼り付け手段の構成と動作につい
て図12から図15を用いて説明する。
【0048】本実施例の配達証貼り付け手段は、一枚ず
つに分離された書留郵便物5を順次配達証貼り付け手段
を通過させることによって配達証を貼り付けるシステム
である。書留書状は確実に一枚ずつに分離する必要があ
るので、確実性を重視して、本実施例では、係員が一枚
ずつ目視で確認しながら確実に分離した後、配達証貼り
付け手段を順次通過させるような構成として、最も確実
に重送などの分離ミスを防止できる構成としている。
【0049】図12は本発明による配達証貼り付け手段
100の一実施例の構成を示す断面図であり、図13は
その上面図である。配達証5は容易に剥離することがで
きる弱い粘着材によって配達証5よりも剛性の弱い剥離
紙30aに一定のピッチで貼り付けられ、ロール状に巻
き回した供給ロール紙66の形態で供給され、書留郵便
物6が移動する経路(以下、移動経路という)に向かっ
て、すなわち矢印E方向に引き出される。剥離ローラ6
1において配達証5が剥離された後の剥離紙30bは移
動経路から離れる方向、すなわち矢印D方向に引張られ
て巻き取りロール65に巻き取られる。巻き取りロール
65は矢印H方向に回転力が加えられており、剥離紙3
0bを巻き取ることができる。ガイド70a、70b、
70cは書留郵便物6を矢印A方向に移動する際のガイ
ドであり、移動経路を形成する。剥離ローラ61は剥離
紙30を鋭角に巻き回して配達証5と剥離紙30とを剥
離するものである。すなわち、剥離紙30は剥離ローラ
61に沿って鋭角に折れ曲がり、巻き取りロール65に
巻き取られる。配達証5は弱い粘着材によって剥離紙3
0aに貼り付けられているので、配達証5自身の剛性が
優って剥離ローラ61部分で剥離紙30aから剥離し
て、供給ロール紙66から剥離ローラ61に向かって矢
印Eと同じ図14に示す矢印E1方向に継続して進行す
る。
【0050】ガイドローラ62a、62b、63a、6
3bは書留郵便物6を移動する際のガイドとなり、ガイ
ド70a、70b、70cと共に書留郵便物6の位置決
めを行う。封筒が通過する際には対向するガイドローラ
例えばガイドローラ62a、62bのいずれか一方は封
筒の厚さに応じて移動して待避するように構成すれば、
書留郵便物6の移動を妨げない。
【0051】あるいは、ガイドローラ62a、62bに
は書留郵便物6が矢印A方向に搬送される方向に駆動力
を与えても良い。第1の検知手段である封筒位置検知5
0a、50bは封筒が通過したことを検出することがで
き、例えば光が透過すれば封筒なし、遮光されれば封筒
あり、と検出する。すなわち、透過状態から遮光状態に
なれば封筒の先端が通過したことを意味し、遮光状態か
ら透過状態になれば封筒の後端が通過したことを意味す
るものである。第2の検知手段である配達証先端検知5
0cは書留郵便物に次に貼り付けられる配達証5cの先
端位置を検出する検知センサである。この配達証先端検
知50cも光の透過と遮光によって配達証の有無を検出
するもので、ロール紙66が矢印E方向に進行して剥離
ローラ61部分で剥離紙30aから剥離して、矢印E方
向に継続して進行している配達証5c(次に貼り付けら
れる配達証を5cとして区別して示す)の先端がこの配
達証先端検知50cによって検知される位置に到達すれ
ば、配達証先端検知50cが透過から遮光状態になるの
で配達証5cの先端を検出できる。
【0052】ローラ60eは、剥離ローラ61との間で
剥離紙30aおよび配達証5とを張架して、配達証5が
書留郵便物に多数貼り付けられて、ロール紙66の直径
が66bのごとく変化して、ロール紙66とローラ60
eとの間の剥離紙30aが搬送経路66cのように変化
したとしても、剥離ローラ61部分での剥離紙30aな
いし配達証5cの書留郵便物とのなす角度θを一定に保
持することができる。角度θを保持することで、ロール
紙66の直径が変化しても、同じ条件で配達証5を書留
郵便物6に貼り付けることができる。
【0053】側面ガイド71は書留郵便物の封筒の側面
を案内するガイドであり、書留郵便物の側面を押し付け
ることによって、配達証5の貼り付け位置を側面ガイド
71から一定の距離に保つことができる。供給ロール6
6が配達証貼り付け手段100にセットされた際に、側
面ガイド71から配達証5までの距離が一定となるよう
に配達証5は供給ロール66に貼りつけられているの
で、書留郵便物6に配達証が貼りつけられた時にはRF
ID7の位置は側面ガイドから常に一定の距離(L1)
となる。
【0054】次に、この配達証貼り付け手段100の動
作について説明する。
【0055】郵便局の窓口に差し出された書留郵便物6
は配達証貼り付け手段100の上流側、すなわち図1
2、図13の例では図示右側から配達証貼り付け手段1
00の側面ガイド71に封筒の側面を押し付けられなが
らガイド70a、70bの間に矢印A方向に挿入され
る。書留郵便物6の先端が封筒位置検知50aに到達す
ると、封筒位置検知50aが透過状態から遮光状態にな
ることにより検出される。封筒先端がガイドローラ62
a、62bに到達するとガイドローラ62a、62bは
移動経路を厚さ方向に広げる方向、すなわち矢印F方向
に押し広げられて書留書状6が通過できるようになる。
【0056】封筒位置検知50aが書留郵便物6を検出
すると、巻き取りロール65が矢印H方向に回転して剥
離ローラ61で鋭角に屈曲された剥離紙30bを矢印D
方向に巻き取る。このとき、剥離紙30がたるまないよ
うに、常に張力が掛けられていることが望ましい。進入
してきた書留郵便物6に貼り付けられるべき配達証5c
は、矢印E方向に搬送され、剥離ローラ61部分で剥離
紙30aから剥離したのち、引き続き矢印E方向に進行
する。ここで、配達証5cの粘着材面が書留郵便物6の
先端の方に角度θをなして向く。ここで、角度θは直角
より小さい鋭角をなすようにすると、配達証5が剥離紙
30から剥離しやすいので適切である。配達証5、5c
は剥離紙より剛性が高く設定されていることと、弱い粘
着材で剥離紙30aに張り付いているので、剥離ローラ
61部分で容易に剥離する。配達証5cの先端が配達証
先端検知50cによって検知される位置に到達すると、
配達証先端検知50cが透過から遮光状態になるので、
巻き取りロール65による巻き取りを停止して剥離紙3
0は停止する。この位置においては、配達証5c上に配
置されたRFID7が剥離ローラ61によって剥離紙3
0と配達証5cとが剥離した位置の近傍位置にある。ち
ょうど、そのような位置にRFID7が停止するように
巻き取りロール65による巻き取り位置を制御する。
【0057】書留郵便物6はさらに矢印B方向に進行し
て書留郵便物6の先端がちょうど配達証5cに備えられ
たRFID7の位置に接触する。すなわち、配達証先端
検知50cは、配達証5cに備えられたRFID7が書
留郵便物6の端部に貼り付けられるために配達証5cの
位置決めを行う。
【0058】このときの動作を拡大図である図14およ
び図15を用いて詳細に説明する。図14は書留郵便物
6の先端が配達証5cの貼付面に塗布された粘着材33
と接触する直前の状態を示している。配達証5cはガイ
ド70bに対して角度θをなして配置されており、剥離
紙30bは矢印D方向に引張られ、剥離紙30から剥離
して矢印E方向に進行した配達証5cとの間でくさび状
の隙間W部を形成する。配達証5のW部に対応する位置
にRFID7が存在している。配達証5cのRFIDの
両側には凹部32a、32bが設けられており、折り曲
げやすい構成となっている。図14の実施例は、図8に
示した配達証5を用いた例である。
【0059】図15は図14の状態から書留郵便物6を
更に矢印B方向に移動した状態を示している。書留郵便
物6はその先端部分がW部において配達証5cと接触し
て、ちょうどRFID7の部分が書留郵便物6の先端部
分に貼り付く。配達証5cは凹部32a、32b部分で
折れ曲がり、書留郵便物6の表面と裏面とを巻き込むよ
うに貼り付く。イ側はローラ60bによって書留郵便物
6に押し付けられることによって配達証5と書留郵便物
6とが密着し、ロ側は配達証5が剥離紙30bとの間で
屈曲することによって生じる曲げ力によって配達証5と
書留郵便物6とが密着して粘着材によって貼り付く。こ
のようにして貼り付いた配達証5は、図12に示した圧
接ローラ63a、63bによってさらに押し付けられて
密着する。
【0060】このような構成と動作によって、書留郵便
物6を側面ガイド71に押し当てた状態で矢印B方向に
移動させるだけで、RFID7の位置が書留郵便物6の
先端位置と合致するように、かつ側面からの距離をL1
一定に保って精度良く配達証5を貼り付けることができ
る、という効果がある。
【0061】なお、配達証貼り付け手段100内は、図
示しない駆動源およびガイドローラ62a、62bによ
って書留郵便物6を搬送する構成としてもよいが、図1
3に示すように係員が配達証貼り付け手段100内を送
られる書留郵便物6の端部を挟持できる構成として、配
達証貼り付け手段100からはみ出た部分を係員が手動
により搬送してもよい。
【0062】また、本例では書留郵便物6を移動させ配
達証5を貼り付ける構成としたが、相対的に移動する構
成であればよく、配達証貼り付け手段100にセットさ
れた書留郵便物6に対して剥離紙30から剥離された配
達証5を移動させ、書留郵便物6の端部にRFID7が
位置するように貼り付けてもよい。
【0063】ここで、図12に示したように、配達証の
うちRFID7より先端側を剥離ローラ61にて剥離さ
せた状態で放置して粘着材面を長時間露出させている
と、空気中の塵埃の付着などにより粘着力が低下する恐
れがある。そこで、書留郵便物6の先端が封筒位置検知
50aに到達したことを検知していない場合には配達証
5cの先端は剥離ローラ61よりも供給ロール66側に
あって配達証5cの粘着材の全面が剥離紙30aに粘着
されており、書留郵便物6の先端が封筒位置検知50a
に到達したことを検知した後、巻き取りロール65を回
転させて配達証5cを移動して配達証先端が配達証先端
検知50cに到達するまで移動させるとよい。このよう
にすれば、配達証5cが繰り出されて粘着材の面が露出
したとしても、封筒位置検知50aは既に書留郵便物6
を検出しているため、その直後に配達証5cは書留郵便
物6に貼りつけられるために、粘着材に塵埃が付着する
ことなどによる粘着力の低下を防止することができる。
【0064】なお、配達証貼り付け手段100にセット
された書留郵便物6に対して剥離紙30から剥離された
配達証5を移動させ、書留郵便物6の端部にRFID7
が位置するように貼り付ける構成では、封筒位置検知5
0aは書留郵便物6が配達証貼り付け手段にセットされ
たかを検知し、書留郵便物6が検知されれば剥離紙から
剥離された配達証を移動させ、書留郵便物6に配達証を
貼り付ければよい。
【0065】なお、ここでは図12を側面図、図13を
上面図としたが、これに限られることなく、図12が上
面図で図13が側面図となる構成(ただし、図13の上
下を逆転して図示上方が下方となる構成とする)でも良
い。この場合、側面ガイド71は底面ガイドとなり、こ
の底面ガイドに書留郵便物6を乗せるだけで書留郵便物
6の位置が定まるので、RFID7貼り付けの際の位置
決めがさらに容易となり、RFID読取りの確実性向上
ができる、という効果がある。
【0066】ところで、RFIDチップは複数のチップ
が近接していると読取りができなくなる、という特性が
ある。すなわちRFIDを読み取る際には一度に一つず
つしか読み取ることができない。一方、一通ずつの書留
郵便物6同士の間隔を全て大きくすることは、図1に示
したキャリアケース1が大型化することになるので、運
搬の際の効率が低下する、という問題点がある。
【0067】そこで、運搬する際には郵便物同士の間隔
を小さくし、RFIDを読み取る場合にのみ互いの間隔
を広くしてRFIDの読み取りを容易にするキャリアケ
ース21の構成と動作について図16から図18により
説明する。
【0068】図16はキャリアケース21の上面図、図
17は正面図、図18はN方向矢視図である。図16に
おいて隣り合った仕切り板4は蛇腹80によって互いに
接続されており、仕切板4同士のピッチを変化すること
ができる構成であり、互いに引張れば間隔が広がってP
2となり、互いに押し付ければ間隔が縮まってP1とな
る構成である。書留郵便物6は蛇腹80と底板413と
仕切り板4によって区切られている。仕切板4はスライ
ドレール410に沿って平行移動が可能に構成されたス
ライダ411と、スライダ411に接続されたピン41
2を備え、スライダ411がスライドレール410に沿
って移動すると各ピンは仕切り板4と嵌め合っているの
で、仕切り板4がスライダ411とともに平行に移動で
きる構成である。底板413のピン412が仕切り板4
と勘合する部分においては、ピンが移動するためのスリ
ット414が設けられている構成である。スライダ41
1とスライドレール410とはキャリアケース21と一
体に構成されていてもよいが、キャリアケース21の構
成が複雑になるので、書留郵便物6に備えられたRFI
D7を読み取る場合にだけ仕切り板4とピン412とを
接続することによってキャリアケース21の構成を簡素
化できる。
【0069】ここで、例えば最も左端にある書留郵便物
6のRFIDを読み取る場合には最も左端の書留郵便物
の両側の仕切板4の間隔をP2に広げ、その近傍にRF
ID質問器12のアンテナ8を配置させる。2通目の書
留郵便物6のRFIDを読み取る場合にはその両側の仕
切板4の間隔をP2に広げ、アンテナ8をK方向にピッ
チP2と等しい距離だけ移動させて、しかる後にRFI
D7からの信号を読み取る。しかる後、順次一通ずつの
仕切り板4をM方向に移動させながら、一通ずつ隣接し
た郵便物とのピッチをP2に広げ、そのピッチが広がっ
た位置にある書留郵便物6にRFID質問器12のアン
テナ8を近接させれば、該当する書留郵便物6のRFI
D7を確実に読み取ることができる。
【0070】一方、キャリアケース21は蛇腹80によ
る伸縮式にしたから、キャリアケース21を小形にする
ことができる。例えば書留郵便物6の平均厚さを1m
m、仕切り板4の厚さを1mmとすれば、書留郵便物6
を互いに押し付けた際の最小ピッチは2mmとなる。互
いに強く押しつけないように余裕をとったとして、例え
ば最小ピッチP1=3mmとすることができる。このよ
うにすれば、200通の書留郵便物を長さ(郵便物の厚
さ方向)600mmのキャリアケース21に収容でき
る。
【0071】一方、RFID7から信号を読み取るため
には隣接したRFIDと10mmの間隔が必要であると
すると、P2=10mm必要となる。200通の書留郵
便物6を10mmピッチでキャリアケース21に収納し
ようとするとキャリアケース21の長さは2mと大型の
ものとなり、取扱いが困難で保管や移動の効率が低下す
る。しかし、本発明のような蛇腹によるピッチ可変の構
成とすれば、RFID7を読み取る書留郵便物6のみの
ピッチを10mmとするか、あるいは読取りをさらに確
実なものとするために、次に読み取る書留郵便物6とそ
の前後の郵便物、計3通分のピッチをP2に広げること
によって、確実に隣接したRFID7とのピッチを広く
することができるので信頼性がさらに向上する。
【0072】一方、キャリアケース21の長さは、読取
りを行う書留郵便物6の前後の郵便物とのピッチがP2
(例えば10mm)である以外はP1(例えば3mm)なの
で、長さはたかだか620mm程度とすべて最小ピッチ
P1で構成した場合と殆ど変わることはなく、保管や運
搬においても効率的で好都合である。
【0073】このように構成すれば、隣接した書留郵便
物6に備えられたRFIDからの信号を誤って読み取っ
たり、複数のRFID7からの信号が同時にアンテナに
届いて読取りが不可能になる、ということがない。すな
わち、一通ずつのRFID7を順番に読み取ることがで
きるので、信頼性が高く確実な書留郵便物の処理が可能
になる、という効果がある。
【0074】ここで、図12−図15にて説明した配達
証貼り付け手段100によって、配達証5は書留郵便物
6の大きさや厚さが異なっている場合でも、書留郵便物
6の一端から距離L1の位置にRFID7が配置される
ように貼り付けられているので、RFID質問器12の
アンテナ8との位置関係をどの書留郵便物6でも一定に
保つことができるので、一通ずつのRFID7を順番に
読み飛ばすことなく読み取ることができ、信頼性が高く
確実な書留郵便物の処理が可能になる、という効果があ
る。
【0075】また、キャリアケース21を図18に示す
ように傾斜させて配置することにより、重力によって矢
印Q方向に書留郵便物6は移動するので、郵便物の角部
がキャリアケース21の下端の角部に揃えられるため、
配達証5および配達証5に備えられたRFID7の位置
を書留郵便物6の大きさによらず、常に一定に保つこと
ができるので好都合である。
【0076】ここで、図16と図18においては図1に
おけるRFID質問器12より以降のシステムを省略し
て書いてあるが、図1と同様な全体システム構成とする
ことができる。
【0077】本構成によれば、多様な大きさの書留郵便
物に無線データキャリアを埋め込んだ配達証を書留郵便
物の端部に無線データキャリアが位置するように自動的
に、しかも高精度に張り付けることができる効果があ
る。
【0078】書留郵便物の封筒の寸法は120mm×2
35mm程度のものが多く使用される。また、この無線
データキャリア7は紙葉類等へ埋め込めるように、IC
チップ面積が0.3mm×0.3mm以下で厚さが0.0
5mm以下と小さく、一つ一つ番号が異なるID番号を
製造時に造り込んだ低コストのものが好適である。そし
て、厚さが0.05mm以下と小さいICチップは厚さ
0.1mm程度の紙葉類に埋め込むことができる。例え
ば、書留郵便物等に使用される紙の厚さは0.1mmか
ら0.2mm程度であるので、封筒の宛名面から裏面へ
折り返して貼った折り返し部の全体の厚さは0.3mm
から0.6mm程度になる。したがって、ICチップ面
積が0.3mm×0.3mm以下であれば、図2、図3、
図11に示すように書留郵便物等の封筒の縁及びその近
傍に貼付けすることが可能である。
【0079】また、このように小さいICチップは紙葉
類が折り曲げられた場合などの外力に強く破損を防止で
きる効果がある。
【0080】配達証は書留郵便物の大きさや厚さが異な
っている場合でも、書留郵便物の一端から同一の距離に
RFIDが配置されるように貼り付けられているので、
RFID質問器のアンテナとの位置関係をどの書留郵便
物でも一定に保つことができるので、一通ずつのRFI
Dを順番に読み飛ばすことなく読み取ることができ、信
頼性が高く確実な書留郵便物の処理が可能になる、とい
う効果がある。
【0081】また、キャリアケースの郵便物同士の仕切
板のピッチを可変式にしたので、RFIDを読み取る郵
便物のみを隣接した郵便物とのピッチを大きくして、R
FIDが近接しすぎて読み取れない、という問題点をな
くし、読み取りの信頼性を向上できる、という効果があ
る。
【0082】以上の説明では、書留郵便物に配達証を貼
付けする場合を述べたが、通常郵便物、宅配便、小包等
に適用できる。また、配達証は紙葉類を用いた場合は無
線データキャリアを漉き込んだ後、印刷部への印刷及び
プレス又はミシン目切り込み等により折り返し部の凹部
等を形成することができる。また、配達証は樹脂等へ埋
め込むこともできる。
【0083】以上によれば、非常に小さい無線データキ
ャリア(RFID)を備えた伝票を郵便物等の物品に貼
付け、RFIDに記憶した情報により物品の受け渡しを
管理する物品配達システムとそのRFIDを取り付けた
伝票貼付け装置を提供することができる。
【0084】
【発明の効果】本発明によれば、無線データキャリア
(RFID)を備えた伝票等のデータ記憶手段とデータ
通信手段とを有する伝票を郵便物等の物品に貼付け、R
FIDに記憶した情報により物品の受け渡しを管理する
物品配達システムとそのRFIDを取り付けた伝票貼付
けシステム、伝票貼り付けシステムによって物品に貼り
付けられる無線データキャリア付き伝票、および伝票貼
り付け方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の無線データキャリアを用いた物品配
達システムの一実施例を示す。
【図2】 本発明の配達証を書留郵便物の端部に貼付け
た書留郵便物の一実施例を示す。
【図3】 本発明の配達証を書留郵便物の端部に貼付け
た書留郵便物の別の一実施例を示す。
【図4】 本発明のオンチップ無線データキャリアの一
実施例を示す。
【図5】 本発明の無線データキャリアの他の一実施例
を示す。
【図6】 本発明の無線データキャリアのRFID質問
器の回路構成の一実施例を示す。
【図7】 本発明の無線データキャリアの回路構成の一
実施例を示す。
【図8】 本発明の配達証の一実施例を示す。
【図9】 本発明の配達証の他の実施例を示す。
【図10】 本発明の配達証のさらに他の実施例を示
す。
【図11】 本発明の配達証の他の実施例を書留郵便物
の端部に貼付けた書留郵便物の一実施例を示す。
【図12】 本発明の配達証を書留郵便物に張り付ける
張り付け装置の一実施例の構成を示す。
【図13】 本発明の配達証を書留郵便物に張り付ける
張り付け装置の一実施例の別方向から見た構成を示す。
【図14】 本発明の配達証を書留郵便物に張り付ける
張り付け装置の一実施例の構成を示す拡大図。
【図15】 本発明の本発明の配達証を書留郵便物に張
り付ける張り付け装置の一実施例の動作を示す拡大図。
【図16】 本発明によるキャリアケースの構成を示
す。
【図17】 本発明によるキャリアケースを別方向から
見た構成を示す。
【図18】 本発明によるキャリアケースをさらに別方
向から見た構成を示す。
【符号の説明】
1…キャリアケース、2…上蓋、3…容器、4…仕切り
板、5…配達証、6…書留郵便物、7…無線データキャ
リア、8…アンテナ、9…充填材、10…基板、11…
コイル、12…RFID質問器、13中継局サーバ、1
4…情報ネットワーク、15…引受局サーバ、16…配
達局サーバ、18…差出人、19…受領証、20…受取
人、21…キャリアケース、30…剥離紙、61…剥離
ローラ、65…巻き取りロール、66…供給ロール、1
00…配達証貼り付け手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09F 3/00 B42D 15/02 501M // B42D 15/02 501 G06K 19/00 Q (72)発明者 玉本 淳一 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内 Fターム(参考) 2C005 WA11 3E095 AA04 BA03 CA01 DA03 DA22 DA42 DA69 DA72 DA82 DA86 EA02 EA03 EA09 EA13 EA24 EA29 EA36 FA13 3F022 CC02 MM07 MM21 PP04 3F079 AA01 CA02 CA03 CA06 CB08 CC01 DA28 EA01 5B035 BA03 BB09 BC00 CA01 CA08 CA23

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】データ記憶手段とデータ通信手段とを備え
    伝票に備えられた無線データキャリアが物品の端部に位
    置するように伝票を貼り付ける伝票貼り付け手段を有す
    ることを特徴とする伝票貼り付けシステム。
  2. 【請求項2】物品の移動を案内するガイド手段と、複数
    の伝票を長巻き状の剥離紙に剥離可能に粘着させた伝票
    供給ロールと、伝票の貼付面から剥離紙を剥離させて伝
    票の粘着材を露出させる剥離紙剥離手段と、剥離された
    剥離紙を巻き取る剥離紙巻き取り手段と、剥離紙剥離手
    段によって剥離紙から剥離された前記伝票の貼付面を物
    品の移動する移動経路に対して角度をもって配置して保
    持し、さらに前記物品の先端が前記伝票と接触して互い
    に接着するよう配置し、さらに前記物品を移動させて前
    記物品の表裏両面に物品の端部を挟んで伝票を貼り付け
    る伝票貼り付け手段を備えたことを特徴とする伝票貼り
    付けシステム。
  3. 【請求項3】前記剥離紙剥離手段は、 前記剥離紙を進行方向から鋭角に曲げて進行方向を転向
    し、一方前記伝票は剥離紙から剥離した後も前記移動経
    路に進入した方向と進行方向を変えずに進行を継続する
    ことを特徴とする請求項2に記載の伝票貼り付けシステ
    ム。
  4. 【請求項4】前記伝票貼り付け手段における前記物品の
    先端の移動経路は、前記剥離紙剥離手段によって剥離紙
    と伝票が剥離された隙間に無線データキャリアとの位置
    と合致するよう配置し、物品の移動に伴って物品の先端
    部分に前記伝票の無線データキャリア部が接着されるこ
    とを特徴とする請求項2に記載の伝票貼り付けシステ
    ム。
  5. 【請求項5】前記伝票貼り付け手段において、前記物品
    の先端位置が所定の位置を通過したことを検出する第一
    の検知手段と、剥離紙剥離手段から剥離された後、物品
    の移動する移動経路に対して角度をもって進行する前記
    伝票の先端位置が所定の位置に到達したことを検出する
    第二の検知手段を備え、第一の検知手段が物品を検出し
    ていない場合には前記伝票は剥離紙に全面が貼りつけら
    れており、第一の検知手段が物品の通過を検出すると剥
    離手段から伝票の先端が第二の検出手段によって検知さ
    れる位置に到達するまで伝票を繰り出すことを特徴とす
    る請求項2に記載の伝票貼り付けシステム。
  6. 【請求項6】データ記憶手段とデータの通信手段とを有
    する無線データキャリアを含む物品を前記無線データキ
    ャリアに記憶された情報により前記物品の受け渡しを管
    理する物品配達システムにおいて、 前記物品配達システムは、読み取りを行う無線データキ
    ャリアを含む物品を挟む仕切り板の間隔が最大ピッチと
    なるように移動する収納棚を有し、 前記収納棚は、読み取りを行う無線データキャリアが備
    えられた物品の位置に無線データ読み取り手段が配置さ
    れ、 互いの間隔を最小ピッチと最大ピッチ間で伸縮自在に配
    置された、物品を一葉ずつに区分けする複数の仕切り板
    と、 前記複数の仕切り板を互いに一枚ずつ移動させる移動手
    段とを備えたことを特徴とする物品配達システム。
  7. 【請求項7】折り返し部が設けられ、前記折り返し部又
    はその近傍にデータ記憶手段とデータ通信手段とを有す
    る無線データキャリアが備えられたことを特徴とする無
    線データキャリア付き伝票。
  8. 【請求項8】データ記憶手段とデータ通信手段とを備え
    た伝票を物品に貼り付ける伝票貼り付け方法であって、 物品が伝票に対し角度をもって、かつ、前記物品の先端
    が前記伝票に備えられたデータ記憶手段又はデータ通信
    手段の近傍に位置するように前記物品と前記伝票とを接
    触させ、 さらに前記物品又は前記伝票を移動させて前記物品の表
    裏両面に物品の端部を挟んで伝票を貼り付けることを特
    徴とする伝票貼り付け方法。
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