JPH1185923A - 札発行装置 - Google Patents

札発行装置

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JPH1185923A
JPH1185923A JP9242745A JP24274597A JPH1185923A JP H1185923 A JPH1185923 A JP H1185923A JP 9242745 A JP9242745 A JP 9242745A JP 24274597 A JP24274597 A JP 24274597A JP H1185923 A JPH1185923 A JP H1185923A
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Takashi Ichikawa
市川  隆
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 人の目で情報を確認可能で、汚れに強く、ラ
ベルの表面が見えない状態でも情報を認識可能で、その
ラベルの情報の内容を変更可能なラベルを発行でき、か
つラベル発行時の書込ミスを防止する。 【解決手段】 無線チップ6を埋込み順次搬送する複数
のラベルと、搬送されたラベルに印刷する印刷ユニット
と、搬送されたラベルの無線チップに無線によりデータ
を書込ませる無線データ書込回路55とを備え、無線デ
ータ書込回路55は、ラベル発行時、無線チップにこれ
から処理するラベルのIDデータを送信する。無線チッ
プはIDデータが自己のものと一致していれば、その旨
の信号を返す。無線データ書込回路はその無線チップか
らIDデータが一致する旨の信号を受信した場合に限
り、その無線チップに書込データを送信する。これによ
り、無線チップはこの書込データを受信して記憶する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ラベル、タグ、カ
ード等の札を発行する札発行装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の札発行装置としては、ラベルを
発行するラベル発行装置がある。従来、ラベル発行装置
は、人が目で認識できる文字や図形情報や機械が光学読
取装置等で読取可能なバーコード・2次元コード等の記
号情報をラベルの表面に印刷してラベルを発行してい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような装
置で発行するラベル等には、以下の問題があった。第1
に、汚れに弱いという問題があった。ラベルの表面が汚
れると、文字や図形が人の目で読取れなくなり、またバ
ーコード等の記号を光学読取装置等で正確に読取れなく
なる。
【0004】第2に、ラベルが貼付された物品を積み重
ねたりすると、ラベルが見えなくなる場合もあり、積み
重ねたままでラベルの情報を認識することができないた
め、その物品を移動させる作業が必要になって作業効率
が悪いという問題があった。第3に、ラベルに情報を印
刷して発行するため、いったんラベルを発行すると、そ
のラベルの情報の内容を変えることができず、情報の追
加等も困難であるという問題があった。
【0005】ところで、複数のプレートに収納された工
具を識別し、工具の貸出状況を認識する工具管理等にお
いて、無線通信によりデータの読書きを行うことができ
る無線データキャリアをプレートに取付け、無線データ
キャリア読取装置やシステムを構成する装置によって無
線データキャリアとの無線通信を行い、そのプレート内
の工具の情報を認識するものが知られている。現時点に
おいては、このような無線データキャリアをラベルに適
用した例は見当たらないが、無線データキャリアをラベ
ルとすれば、上記第1〜第3の問題を生じることはな
い。
【0006】しかしながら、無線データキャリアをラベ
ルとすれば、無線データキャリア読取装置やシステムを
構成する装置によって間接的に情報を読取ることができ
るが、無線データキャリアは人が目で直接的に情報を認
識することができないという問題がある。従って、無線
データキャリアをそのままラベルとして適用することは
できない。
【0007】このため、上記第1〜第3の問題を解消
し、かつ人が目で直接的に情報を認識することができる
ようなラベルを発行するためには、無線データキャリア
に印刷したラベルを貼付すればよいとも考えられる。し
かし、ラベルの貼付作業を人手で行うようにすれば貼付
ミスが発生し易い。
【0008】この場合、自動的に連続して無線データキ
ャリアにラベルを貼付するようにしたり、未だ知られて
いないが無線データキャリアをIC(集積回路)で構成
した無線チップとしてラベルに埋込み、これらを一体と
して処理すればよいとも考えられる。しかし、いずれの
場合にも無線データキャリアに書込むデータとラベルに
印刷するデータとが1つのラベルのデータである必要が
ある。
【0009】つまり、無線データキャリアにデータを書
込む場合には無線電波でデータを送信するという性質
上、ある程度の範囲内に複数の無線データキャリアが存
在すれば、その無線データキャリアのすべてにデータを
送信してしまうため、同じデータが複数の無線データキ
ャリアに書込まれてしまうおそれがある。また、一度デ
ータを書込んでも、次のデータを書込むときに、書込済
みの無線データキャリアが、次の書込データの無線電波
が届く範囲内にあれば再びデータを上書きしてしまうこ
とも考えられる。このような書込ミスが発生すると、ラ
ベルに印刷したデータとそのラベルの無線データキャリ
アに書込んだデータが別のラベルのデータとなってしま
うという問題が考えられる。特に、無線データキャリア
を近接させて連続的に処理する場合には、これらの問題
を解消する必要性が高くなる。
【0010】そこで、本発明は、無線チップを埋込んだ
札を順次搬送し、その札の表面に印刷し無線チップへデ
ータ書込みを行うことを可能とすることにより、人の目
で情報を確認できるとともに、汚れに強く、札の表面が
見えない状態でも情報を認識することができ、その札の
情報の内容を変えることができる札を発行でき、かつ札
発行時の書込ミスを防止することができる札発行装置を
提供しようとするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の本発明は、他
と区別する識別データを予め記憶し無線通信を行う無線
チップを埋込み順次搬送される複数の札と、搬送された
札にデータを印刷する印刷部と、搬送された札の無線チ
ップに無線によりデータを書込ませる無線通信制御部と
を備え、無線通信制御部は、1つの札に印刷し無線通信
による書込みを行うための一連のデータに基づいて札の
発行を行う際、無線通信制御部の近傍に搬送された無線
チップにこれから処理する札の識別データを無線通信に
より送信し、その識別データが自己の識別データと一致
した旨の信号をその無線チップから受信すると、無線通
信によりその無線チップに書込データを送信し、札の無
線チップは、識別データを受信すると、その識別データ
が自己の識別データと一致したか否かを判断し、一致し
たと判断したときにその旨の信号を無線通信制御部へ送
信し、無線通信制御部から無線通信により書込データが
送信されると、この書込データを受信して記憶すること
を特徴とする札発行装置である。
【0012】請求項2の本発明は、札の無線チップは、
札発行の際、識別データを受信すると、書込禁止が設定
されているか否かを判断し、受信した識別データが自己
の識別データと一致したと判断したとき、書込禁止が設
定されていないと判断したときに限り、自己の識別デー
タと一致した旨の信号を無線通信制御部へ送信し、無線
通信制御部から無線通信により書込データが送信される
と、この書込データを受信して記憶するとともに、書込
禁止を設定することを特徴とする札発行装置である。
【0013】請求項3の本発明は、他と区別する識別デ
ータを予め記憶し無線通信を行う無線チップを埋込み順
次搬送される複数の札と、搬送された札にデータを印刷
する印刷部と、搬送された札の無線チップに無線により
データを書込ませる無線通信制御部とを備え、無線通信
制御部は、1つの札に印刷し無線通信による書込みを行
うための一連のデータに基づいて札の発行を行う際、無
線通信制御部の近傍に搬送された無線チップにこれから
処理する札の識別データを無線通信により送信し、その
識別データが自己の識別データと一致した旨の信号をそ
の無線チップから受信すると、無線通信によりその無線
チップに記憶させる書込データを送信することを特徴と
する札発行装置である。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明をラベル発行装置に
適用した場合の実施の形態を図1ないし図8を参照して
説明する。図1は、本実施の形態にかかるラベル発行装
置の内部の要部構成を示す図で、1はラベル用紙、2は
印刷データを出力する印刷部としての印刷ユニット、3
は無線データを出力する無線ユニットである。この無線
ユニット3は、後述する用紙保持ローラ13からプラテ
ン14までの間に設けられている。
【0015】上記ラベル用紙1は、図3に示すように、
複数枚のラベル4が所定の間隔で貼付された長尺状の台
紙5がロール状に巻回されて形成されている。このラベ
ル4は、後述するように無線データを書込みできるメモ
リを備えた無線チップ6が埋込まれている。
【0016】そして、このラベル用紙1は、用紙供給軸
11に保持され、印刷ユニット2を通る所定の用紙経路
を通って台紙巻取軸12で巻取られるようになってい
る。この用紙経路は、用紙供給軸11から上流側に配設
された用紙保持ローラ13を通ってプラテン14へと続
き、中継ローラ15,16を介して台紙巻取軸12に至
る。この用紙経路は、用紙保持ローラ13からプラテン
14までは直線経路を構成し、このプラテン14から下
流側はラベル剥離板17によって直進方向と鋭角に屈曲
した屈曲方向の二経路に分流される。ラベル用紙1は、
ラベル剥離板17によって台紙5からラベル4が剥離
し、ラベル4は直進して図示しないラベル発行口から排
紙され、台紙5は中継ローラ15,16を介して台紙巻
取軸12に巻取られる。上記印刷ユニット2は、プラテ
ン14、このプラテン14に対向配置したサーマルヘッ
ド18、このプラテン14とサーマルヘッド18との間
にインクリボン22を供給するリボン供給装置19を備
える。このリボン供給装置19は、リボン供給軸21に
保持したインクリボン22をリボン供給軸21からプラ
テン14とサーマルヘッド18との間を通ってリボン巻
取軸23で巻取るように構成されている。このリボンの
用紙経路は、リボン経路フレーム24により形成され
る。リボン経路フレーム24には、インクリボン22の
有無を検出する光透過型のリボンセンサ25が設けられ
ている。
【0017】サーマルヘッド18は、複数個の発熱体を
ライン状に配設したもので、プラテン14とサーマルヘ
ッド18との間に搬送されたインクリボン22に熱を与
えてラベル4に印刷出力を行う。また、サーマルヘッド
18は、支点26を中心として回動自在に構成されたヘ
ッド保持部27に保持されている。また、このヘッド保
持部27は、図示しない付勢部材でプラテン14に押し
付ける方向に付勢されおり、図示しないヘッド接離機構
によって付勢部材の付勢力に抗して、サーマルヘッド1
8を支点26を中心として回動し、サーマルヘッド18
の発熱体をプラテン14から離間させて図2に示すよう
な状態にすることができるようになっている。
【0018】上記印刷ユニット2の各構成部品は、用紙
経路を形成する用紙経路フレーム28に保持されてい
る。また、この用紙経路フレーム28には、上記用紙保
持ローラ13、ラベル用紙1の幅方向を規制する用紙幅
ガイド31が設けられている。なお、用紙保持ローラ1
3と無線ユニット3の間の用紙経路には、用紙の有無を
検出する用紙センサ32が配設されている。この用紙セ
ンサ32は、台紙5とラベル4の厚みの違いにより、ラ
ベル4の先端部を検出する。そして、用紙センサ32の
出力は後述するラベル発行装置のCPU41で監視し、
CPU41は用紙センサ32がラベル4の先端部を検出
したと判断すると、そのタイミングから所定距離だけ搬
送することにより、ラベル4を印刷出力位置まで搬送す
るようになっている。
【0019】また用紙保持ローラ13は、用紙経路を介
してキャプスタンローラ13aとピンチローラ13bと
が対向配置され、キャプスタンローラ13aに対してピ
ンチローラ13bが図示しない板バネにより押圧するよ
うに構成されている。
【0020】図4は、本実施の形態にかかるラベル発行
装置の構成を示すブロック図で、41は制御部本体を構
成するCPU、42はこのCPU41が各部を制御する
ためのプログラムデータ等を格納したROM、43はデ
ータ処理のために使用されるメモリエリア、後述するラ
ベル4のIDチェックに使用する他と区別するための識
別データとしてのIDデータを記憶するメモリエリア等
を設けたRAM、44はラベルに出力するデータをイメ
ージ展開する描画メモリ、45はI/O(入出力)ポー
ト、46はホストコンピュータ47が通信ケーブルで接
続するI/F(インタフェース)である。
【0021】上記CPU41とROM42、RAM4
3、描画メモリ44、I/Oポート45、I/F46と
はアドレスバス、データバス、制御バス等のバスライン
48により電気的に接続している。
【0022】I/Oポート45には、上記サーマルヘッ
ド18を駆動するヘッドドライバ51、上記プラテン1
4・用紙保持ローラ13のキャプスタンローラ13a・
台紙巻取軸12等を駆動してラベル用紙1を搬送する用
紙搬送モータ52を駆動するモータドライバ53、上記
リボンセンサ25・用紙センサ32等の各種センサ54
が接続している。
【0023】また、I/Oポート45には、上記無線ユ
ニット3に設けられた無線通信制御部としての無線デー
タ書込回路55が接続している。無線データ書込回路5
5は、ラベル4の無線チップ6に無線通信により所定の
無線データを書込むものである。この無線データ書込回
路55は、図5に示すように電力送出回路61から無変
調波信号を電力送出アンテナ62へ供給し、電力送出ア
ンテナ62から無変調波として放射してラベル4の無線
チップ6に電力を供給する第1の系統と、上記I/Oポ
ート45を介して入力した無線データにより変復調回路
63で変調した変調波信号をデータ通信用アンテナ64
に供給し、このデータ通信用アンテナ64から変調波と
して放射してラベル4の無線チップ6に無線データを送
信する第2の系統の2周波の系統から構成される。な
お、データ通信用アンテナ64から受信した信号は変復
調回路63で復調され、受信データとしてI/Oポート
45を介して制御部へ入力される。
【0024】上記電力送出回路61は、ラベル発行装置
本体の電源が投入されると、電力送出回路61から無変
調波信号を電力送出アンテナ62へ供給するようになっ
ており、また変復調回路63はCPU41の制御により
駆動するようになっている。一方、上記無線チップ6
は、制御本体を構成するCPU70を備え、このCPU
70は、例えばEEPROM等の書換え可能な不揮発性
メモリで構成されたメモリ71及びI/Oポート72と
接続している。このメモリ71には、ラベル発行装置の
無線データ書込回路55から無線電波通信により無線デ
ータとして受信した書込データ、CPU70が行うプロ
グラムデータ、IDチェックを行うための自己のIDデ
ータ、書込禁止フラグとしての書込終了フラグをそれぞ
れ記憶するデータ領域が設けられている。各ラベルのメ
モリ71におけるIDデータ記憶領域には、未使用のラ
ベル用紙1の先端にあるラベルから順に0,1,2,…
のIDデータが予め記憶されている。
【0025】また、無線チップ6は、無線データ書込回
路55からの変調波を受信するデータ通信アンテナ73
を備え、この通信アンテナ73で受信した信号は変復調
回路で復調され、受信データとしてI/Oポート72を
介してメモリ71へ記憶される。さらに、無線チップ6
は、無線データ書込回路55からの無変調波を受信する
電力受信アンテナ75を備え、この電力受信アンテナ7
5で受信した無変調波信号は整流回路77で整流され、
電力として電源回路67に供給される。この電源回路6
7からの電力により、無線チップ6の各部が動作するよ
うになっている。なお、無線チップは、ラベル4に埋込
むことができる程度の非常に小さなICで構成し、各ア
ンテナを周囲に配設して構成される。
【0026】このような構成の本発明の実施の形態にお
いては、ラベル発行装置は電源を投入すると、イニシャ
ル処理が行われ、印刷可能状態になる。このとき、無線
データ書込回路55の電力送出回路61が駆動して無変
調波信号を電力送出アンテナに供給し、電力送出アンテ
ナ62からラベル4の無線チップ6に電力を供給するた
めの無変調波を放射する。
【0027】そして、ラベル4に所定の情報を出力して
発行する場合、ラベル発行装置のCPU41はROM4
2に記憶したプログラムに基づいて図6及び図7に示す
ような処理を行うようになっている。
【0028】すなわち、CPU41は、先ずST(ステ
ップ)1にてホストコンピュータ47からのデータの受
信待ちを行う。なお、ここでいうデータには、サーマル
ヘッド18から印刷出力を行う印刷データ(人の目で認
識可能な文字や図形のデータの他、機械が認識可能なバ
ーコード等の記号のデータが含まれる)、ラベル4の無
線チップに送信する無線データ等の他、印刷出力を実行
させるための印刷発行コマンド等のコマンドデータも含
まれる。
【0029】ST1にてホストコンピュータ47からデ
ータを受信したと判断した場合は、ST2にてその受信
したデータが印刷データか否かを判断する。そして、S
T2にて印刷データであると判断した場合はST3にて
バーコードの印刷データか否かを判断する。そして、S
T3にてバーコードの印刷データでないと判断した場
合、ST4にて受信した印刷データを描画メモリ44へ
イメージ展開してST8の処理に移る。
【0030】ST3にてホストコンピュータ47から受
信したデータがバーコードの印刷データであると判断し
た場合は、ST5にて受信した印刷データを描画メモリ
44へイメージ展開し、ST6にてそのデータを無線デ
ータ書込回路55へ転送してST8の処理に移る。
【0031】また、ST2にてホストコンピュータ47
から受信したデータが印刷データでないと判断した場合
は、ST8にて印刷発行コマンドの受信待ちを行う。そ
して、ST8にてホストコンピュータ47から受信した
データが印刷発行コマンドでないと判断した場合はST
1の処理に戻り、印刷発行コマンドであると判断した場
合はST9にて用紙搬送モータ52を制御して無線デー
タ書込位置までラベル用紙1を後退させる。これは、ラ
ベル4の処理を行う場合には、ラベル4のホームポジシ
ョンとしてラベル4が無線ユニット3の対向位置を通り
すぎて印刷出力位置まで搬送されるため、無線データ書
込位置、すなわち無線データ書込回路55からの電波が
ラベル4に十分に届く範囲内の位置までラベル用紙1を
後退させる。なお、データをより確実に送信するため、
無線ユニット3の対向位置まで後退させることが好まし
い。
【0032】次に、ST10にて無線データの書込処理
を行う。具体的には、図7に示すように、ST21にて
RAM43にIDデータとして「0」を記憶する。続い
て、IDチェックコマンドとともにIDデータを無線電
波通信により無線データとしてそのラベル4の無線チッ
プ6に送信する。具体的には、IDチェックコマンドと
ともにRAM43からIDデータを無線データ書込回路
55に転送し、無線データとしてデータ通信アンテナ6
4から放射する。
【0033】そして、ST23にてラベル4の無線チッ
プ6からのIDレスポンスの受信待ちとなる。すなわ
ち、IDレスポンスを無線データとして無線データ書込
回路55のデータ通信アンテナ64を介して受信したか
否かを判断する。そして、所定時間内にIDレスポンス
を受信しなかったと判断した場合はST24にてRAM
43のIDデータをインクリメントして更新し、ST2
2の処理に移る。
【0034】また、ST23にて所定時間内にIDレス
ポンスを受信したと判断した場合はST25にて無線デ
ータ書込回路55から無線電波通信により無線データと
して書込データをそのラベル4の無線チップ6へ送信
し、図6に示す処理に戻る。そして、ST11にて用紙
搬送モータ52を制御してラベル用紙1を前進させてラ
ベル4を印刷出力位置までフィードさせる。次に、ST
12にて描画メモリ44のデータに基づいてサーマルヘ
ッド18からラベル4の表面に印刷出力を行い、ST1
の処理に戻る。
【0035】一方、ラベル4の無線チップ6は、無線デ
ータ書込回路3の電波が届く範囲内に入ると、電力受信
アンテナ75から無変調波を受信する。これにより、電
源回路77が動作して無線チップ6のCPU70等に電
力を供給する。すると、無線チップ6のCPU70は、
メモリ71に記憶したプログラムに基づいて図8に示す
ような処理を行うようになっている。
【0036】すなわち、CPU70は、ST31にて無
線データ書込回路55からIDチェックコマンドの受信
待ちを行う。そして、ST31にてデータ受信アンテナ
73から無線電波通信により無線データとしてIDチェ
ックコマンドを受信すると、続いてIDデータを受信
し、そのIDデータが既にメモリ71に記憶されている
自己のIDデータと一致するか否かを判断する。
【0037】そして、ST32にて無線データ書込回路
55から受信したIDデータが自己のIDデータと一致
しないと判断した場合はこの処理を終了し、一致したと
判断した場合はST33にて書込終了フラグがセットさ
れているか否かを判断する。ST33にて書込終了フラ
グがセットされていると判断した場合はこの処理を終了
し、書込終了フラグがセットされていないと判断した場
合はST34にてIDレスポンスをデータ通信アンテナ
73から無線電波通信により無線データとして無線デー
タ書込回路55へ送信する。
【0038】続いて、ST35にて無線データ書込回路
55からの書込データを無線電波通信により無線データ
としてデータ通信アンテナ73から受信する。そして、
受信した書込データをメモリ71の所定領域に書込み、
ST37にてメモリ71の書込終了フラグをセットして
この処理を終了する。
【0039】次に、上述したようなラベル発行装置で、
製造の分野で使用される現品票を発行する場合について
図9及び図10を参照しながら説明する。図9は、ラベ
ルに出力するデータ例を示すもので、このデータは、ホ
ストコンピュータ47のハードディスク装置等にデータ
ベースとして構築されている。このデータベースは、
「印刷のみに使用するデータ」及び「共通データ」に大
きく分けられる。「印刷のみに使用するデータ」はラベ
ル4の表面に印刷出力のみを行い、無線チップ6に書込
みを行わないデータであり、「共通データ」はラベル4
の表面に印刷出力を行うとともに無線チップ6にも書込
むデータである。
【0040】「印刷のみに使用するデータ」は、品名、
納入先、発注先、棚番のフィールドからなり、「共通デ
ータ」は品番、納入個数(入数)のフィールドからなっ
ている。ここで、品番については、印刷データとしては
バーコードで表示されバーコード読取装置等により機械
で読取可能であり、無線データとしてはバーコードの品
番情報で表示される。
【0041】また、無線チップ6には、無線データの書
込みフォーマットとして上記品番情報、納入個数の他、
収納箱から取出された部品の個数の3つの情報がフィー
ルドとして予め用意される。
【0042】ラベル発行装置は、このようなデータをホ
ストコンピュータ47から受信すると、印刷データにつ
いては、描画メモリ44にイメージ展開する。この場合
は、「印刷のみに使用するデータ」及び「共通データ」
が印刷データとなるため、品名、納入先、発注先、棚
番、品番、納入個数(入数)の6つのフィールドのデー
タを描画メモリ44にイメージ展開する。同時に、「共
通データ」については、無線データ書込回路55にも転
送する。このように、「共通データ」についてはホスト
コンピュータ47から1回で受信し、印刷データとして
のみならず無線データとしても処理するため、処理速度
の向上を図ることができる。
【0043】続いて、ホストコンピュータ47から印刷
発行コマンドを受信すると、ラベル用紙1を無線データ
書込位置まで後退させて、無線電波通信によりIDチェ
ックを行う。すなわち、ラベル発行装置側からIDチェ
ックコマンドとともにIDデータを送信すると、ラベル
4の無線チップ6はIDデータが自己のIDデータと一
致するか否かを判断し、一致していれば書込フラグがセ
ットされていない限り、IDレスポンスをラベル発行装
置側に返す。これにより、ラベル発行装置側は、データ
の書込みを行うラベル4であることを判断することがで
きるため、別のラベル4に書込みを行ってしまうような
書込ミスを防止することができる。
【0044】また、既に無線データが書込まれると書込
フラグがセットされ、この書込フラグがセットされてい
ない限り、別の無線データが書込まれることはないた
め、別の無線データの上書きを行ってしまうような書込
ミスも防止できる。
【0045】ラベル発行装置は、ラベル4の無線チップ
6からIDレスポンスを受信すると、無線データの書込
みを行う。この場合、収納箱から取出された個数情報は
書込まない。従って、収納箱から取出された部品の個数
の情報の領域は、ラベル発行後の書込可能領域として予
約されている状態となる。そして、そのラベル4を印刷
出力位置までフィードしてサーマルヘッド18で印刷出
力を行う。こうして、発行された現品票のラベルを図1
0に示す。
【0046】なお、発行された現品票のラベルは、部品
が収納された収納箱に貼付される。そして、作業者がそ
の収納箱から部品を取出すときには、図示しない光学読
取器(バーコードスキャナ)でその現品票のラベル表面
に印刷したバーコードの情報を読取ったり、図示しない
無線チップ読取装置でその現品票のラベルの無線チップ
に記憶された情報を読取ったりして、部品を確認してか
ら部品を必要個数だけ取出す。部品を取出した後、無線
チップ書込装置により今まで取出された累計個数をその
現品票のラベルの無線チップに書込む。
【0047】この今まで取出された累計個数のデータ
は、在庫管理の時、現品票のラベルの無線チップに書込
まれた在庫数と実際の個数をチェックする時に使用され
る。この例では、無線チップに書込まれるデータは取出
された部品の個数であるが、残りの個数を書込むように
してもよい。この場合、無線チップにおける納入個数を
直接書きかえるようにすれば、取出された部品の個数を
記憶するフィールドを省略することができる。
【0048】次に、上述したようなラベル発行装置で、
運輸の分野で使用する送り状を発行する場合について図
11及び図12を参照しながら説明する。図11は、ラ
ベルに出力するデータ例を示すもので、このデータは、
ホストコンピュータ47のハードディスク装置等にデー
タベースとして構築されている。このデータベースは、
「印刷のみに使用するデータ」、「共通データ」、「無
線のみに使用するデータ」に大きく分けられる。「無線
のみに使用するデータ」は、無線チップ6に書込みを行
うが、ラベル4の表面に印刷出力を行わないデータであ
る。
【0049】「印刷のみに使用するデータ」は、荷受
人、荷送人からなり、「共通データ」は荷管理コード、
個数からなる。ここで、荷管理コードは、印刷データと
してはバーコードで表示されバーコード読取装置等によ
り機械で読取可能であり、無線データとしてはコード情
報で表示される。また、「無線のみに使用するデータ」
は、荷物がどの中継地点を通って運送されたかを示すル
ーティング(運送経路)からなる。このルーティングは
1つでも複数でもよい。図11に示す例では、2つのル
ーティングの可能性を有する場合である。
【0050】ラベル発行装置は、このようなデータをホ
ストコンピュータ47から受信すると、印刷データにつ
いては、描画メモリ44にイメージ展開する。この場合
は、印刷のみに使用するデータ及び共通データが印刷デ
ータとなるため、荷受人、荷送人、荷管理コード、個数
の4つのフィールドのデータを描画メモリ44にイメー
ジ展開する。同時に、共通データについては、無線デー
タ書込回路55にも転送する。また、無線のみに使用さ
れるデータであるルーティングのデータも無線データ書
込回路55へ転送する。
【0051】続いて、ホストコンピュータ47から印刷
発行コマンドを受信すると、上述した現品票のラベル発
行の場合と同様に、IDチェックが行われ、IDレスポ
ンスを受信した場合にのみ、上述したようなデータに基
づいてラベル表面への印刷又は無線チップへのデータ書
込みを行う。こうして発行された送り状のラベルを図1
2に示す。
【0052】なお、発行された送り状のラベルは、荷物
に貼付される。そして、荷物の運送中に、各中継地点で
図示しない無線チップ読取装置を用いてルーティングの
データを確認することにより、間違った荷物の混入チェ
ックを行うことができる。また、交通障害等で、予定し
たルーテングを使用できない場合は、新ルーテングを書
込むようにして対応してもよい。また、ラベルの無線チ
ップにその荷物のルーティングのデータを予め記憶して
おく代わりに、荷物の運送中に通る中継地点を記憶する
ためのフィールド(中継地点フィールド)と、その時の
時刻を記憶する時刻フィールドを予め用意しておき、ラ
ベル発行時にはこの領域にデータの書込みを行わないよ
うにしておいてもよい。これにより、中継地点ごとに中
継地点フィールドと時刻フィールドにデータを書込み、
最終にこのラベルの中継地点フィールドの内容を読込む
ことで、その荷物がどの経路を通って届いたかを判断で
きる。
【0053】なお、この場合の中継地点フィールドは、
すべての中継地点でデータの書込みを可能とするため、
通過する中継地点数より同じか又はそれより多くしてお
く必要がある。但し、実際の中継地点数が中継フィール
ド数より多い時には、中継フィールドに書込むルーテン
グのデータは、現在の中継地点のデータと次の中継地点
のデータの2点のみでも、その中継地点からの発送時に
混入チェックは可能である。
【0054】このように、無線チップを埋込んだラベル
を順次搬送し、そのラベルの表面に印刷し無線チップへ
データ書込みを行うことを可能とすることにより、人の
目で情報を確認できるとともに、汚れに強く、札の表面
が見えない状態でも情報を認識することができ、その札
の情報の内容を変えることができる札を発行できる。ま
た、1つのラベルを発行するごとに、搬送されたラベル
4の無線チップ6にこれから処理するラベル4のIDチ
ェックを行い、その無線チップ6がIDレスポンスを送
信してきた場合にのみ書込データを送信してその無線チ
ップ6に書込ませることにより、混線を防止し、ラベル
発行時の書込ミスを防止することができる。
【0055】さらに、無線データを記憶した場合には書
込終了フラグをセットし、その後に受信したIDデータ
が自己のIDデータと一致したと判断したときでも、書
込終了フラグがセットされていると判断したときは、自
己のIDレスポンスを無線データ書込回路55へ送信せ
ず、次の無線データを受信しないため、たとえ無線デー
タ書込回路55が同一のIDデータを連続して送信して
しまった場合でも無線データの上書きを防止することが
できる。
【0056】本実施の形態においては、無線ユニット3
を印刷ユニット2の印刷出力位置よりも上流側に配置
し、ラベルを発行する処理において無線チップ6がID
レスポンスを送信しない場合にはラベル4への印刷も行
わないようにしているため、IDデータが異なるラベル
4に誤って印刷してしまうことを防止することができ、
ラベル4の無駄を防止できる。
【0057】なお、無線ユニット3を印刷ユニット2の
印刷出力位置よりも下流側に配置してもよい。この場合
には、ラベル4の無線チップ6にデータを書込むときに
ラベル用紙を後退させる必要がなくなり、処理速度を向
上させることができる。
【0058】また、ラベル4の無印刷範囲に無線チップ
6を埋込むようにしてもよい。これにより、無線チップ
6が厚い場合にはその無線チップ6の埋込み部分はサー
マルヘッド18の発熱体の配列方向にラベル4の厚みが
異なるため正確な印字ができないと考えられるが、この
ような位置に印刷出力することを避けることができる。
これは、本実施の形態のようなサーマルプリンタのよう
にヘッドをラベル4に押付けて印刷出力を行う場合に特
に有効である。
【0059】この場合に、さらに無線チップ6を埋込ん
だ部分がサーマルヘッド18とプラテン17の間を通過
する際に、図2に示すようにサーマルヘッド18をプラ
テン17から離間させるようにしてもよい。これによ
り、無線チップ6が厚い場合にサーマルヘッド18とプ
ラテン17の間を通過する際、サーマルヘッド18に無
線チップ6が当たってサーマルヘッド18を故障させる
ことを防止できる。
【0060】なお、印刷ユニット2はサーマルヘッド1
8を設けたものについて述べたが、必ずしもこれに限定
されることはなく、印刷ユニット2はインクジェットヘ
ッド、インパクトヘッド等を設けたものであってもよ
い。
【0061】また、本実施の形態においては、札として
ラベルを発行するラベル発行装置に適用した場合につい
て述べたが、札としてタグやカード等を発行する装置に
適用してもよい。
【0062】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、無
線チップを埋込んだ札を順次搬送し、その札の表面に印
刷し無線チップへデータ書込みを行うことを可能とする
ことにより、人の目で情報を確認できるとともに、汚れ
に強く、札の表面が見えない状態でも情報を認識するこ
とができ、その札の情報の内容を変えることができる札
を発行できる。
【0063】また、1つの札を発行するごとに、搬送さ
れた札の無線チップにこれから処理する札の識別データ
の照合を行わせ、その無線チップが識別データの一致を
判断した場合にのみ書込データを送信してその無線チッ
プに書込ませることにより、札発行時の書込ミスを防止
することができる。
【0064】また、無線データを記憶した場合には書込
禁止を設定し、その後に受信した識別データが自己の識
別データと一致したと判断したときでも、書込禁止が設
定されていると判断したときは、自己の識別データが一
致した旨の信号を無線通信制御部へ送信せず、次の無線
データを受信しないため、たとえ無線通信制御部が同一
の識別データを連続して送信した場合でも無線データの
上書きを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかるラベル発行装置の
内部の要部構成を示す側面図。
【図2】同実施の形態におけるサーマルヘッドをプラテ
ンから離間した状態を示す側面図。
【図3】図1に示すラベル用紙の構成を説明する図。
【図4】本実施の形態にかかるラベル発行装置の構成を
示すブロック図。
【図5】図4に示す無線データ書込回路及び無線チップ
の構成の詳細を示すブロック図。
【図6】図4に示すラベル発行装置のCPUが行う処理
を示す流れ図。
【図7】図6に示す無線データ書込処理を示す流れ図。
【図8】図5に示す無線チップのCPUが行う処理を示
す流れ図。
【図9】本実施の形態にかかるラベル発行装置で現品票
のラベルを発行する場合のホストコンピュータ側に構築
したデータベースの1例を示す図。
【図10】本実施の形態にかかるラベル発行装置で発行
した現品票のラベルを示す図。
【図11】本実施の形態にかかるラベル発行装置で送り
状のラベルを発行する場合のホストコンピュータ側に構
築したデータベースの1例を示す図。
【図12】本実施の形態にかかるラベル発行装置で発行
した送り状のラベルを示す図。
【符号の説明】
1…ラベル用紙 2…印刷ユニット 3…無線ユニット 4…ラベル 6…無線チップ 18…サーマルヘッド 55…無線データ書込装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 他と区別する識別データを予め記憶し無
    線通信を行う無線チップを埋込み順次搬送される複数の
    札と、搬送された札にデータを印刷する印刷部と、搬送
    された札の無線チップに無線によりデータを書込ませる
    無線通信制御部とを備え、 前記無線通信制御部は、1つの札に印刷し無線通信によ
    る書込みを行うための一連のデータに基づいて札の発行
    を行う際、前記無線通信制御部の近傍に搬送された無線
    チップにこれから処理する札の識別データを無線通信に
    より送信し、その識別データが自己の識別データと一致
    した旨の信号をその無線チップから受信すると、無線通
    信によりその無線チップに書込データを送信し、 前記札の無線チップは、識別データを受信すると、その
    識別データが自己の識別データと一致したか否かを判断
    し、一致したと判断したときにその旨の信号を前記無線
    通信制御部へ送信し、前記無線通信制御部から無線通信
    により書込データが送信されると、この書込データを受
    信して記憶することを特徴とする札発行装置。
  2. 【請求項2】 前記札の無線チップは、札発行の際、識
    別データを受信すると、書込禁止が設定されているか否
    かを判断し、受信した識別データが自己の識別データと
    一致したと判断したとき、書込禁止が設定されていない
    と判断したときに限り、自己の識別データと一致した旨
    の信号を前記無線通信制御部へ送信し、前記無線通信制
    御部から無線通信により書込データが送信されると、こ
    の書込データを受信して記憶するとともに、書込禁止を
    設定することを特徴とする札発行装置。
  3. 【請求項3】 他と区別する識別データを予め記憶し無
    線通信を行う無線チップを埋込み順次搬送される複数の
    札と、搬送された札にデータを印刷する印刷部と、搬送
    された札の無線チップに無線によりデータを書込ませる
    無線通信制御部とを備え、 前記無線通信制御部は、1つの札に印刷し無線通信によ
    る書込みを行うための一連のデータに基づいて札の発行
    を行う際、前記無線通信制御部の近傍に搬送された無線
    チップにこれから処理する札の識別データを無線通信に
    より送信し、その識別データが自己の識別データと一致
    した旨の信号をその無線チップから受信すると、無線通
    信によりその無線チップに記憶させる書込データを送信
    することを特徴とする札発行装置。
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