JP2009107040A - 加工装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 エアベアリング等にエアを供給するエア供給通路内に浸入した水を検出可能な切削装置等の加工装置を提供することである。
【解決手段】 被加工物を保持するチャックテーブルと、該チャックテーブルに保持された被加工物に加工を施す加工手段と、該加工手段の所要箇所に連通路を介してエアを供給するエア供給源とを備えた加工装置であって、前記連通路には水の浸入を検出する検出器が配設されていることを特徴とする。例えば、加工手段はスピンドルをエアで回転自在に支持するエアベアリングを含んでおり、所要箇所はエアベアリングから構成される。
【選択図】図6

Description

本発明は、工具が装着されるスピンドルをエアベアリングで支持する切削装置等の加工装置に関する。
IC,LSI等の数多くのデバイスが表面に形成され、且つ個々のデバイスが分割予定ライン(ストリート)によって区画された半導体ウエーハは、研削装置によって裏面が研削されて所定の厚みに加工された後、切削装置によって分割予定ラインを切削して個々のデバイスに分割され、携帯電話、パソコン等の電気機器に利用される。
ウエーハの裏面を研削する研削装置は、ウエーハを保持するチャックテーブルと、チャックテーブルに保持されたウエーハを研削する研削ホイールを回転可能に支持する研削手段と、研削手段のスピンドルを回転可能に支持するエアベアリングに圧縮エアを供給するエア供給源を具備しており、ウエーハを所定の厚みに研削加工することができる。
また、ウエーハを個々のデバイスに分割する切削装置(ダイシング装置)は、ウエーハを保持するチャックテーブルと、チャックテーブルに保持されたウエーハの分割予定ラインを切削する切削ブレードを回転可能に支持した切削手段と、切削手段のスピンドルを回転可能に支持するエアベアリングに圧縮エアを供給するエア供給源とを具備しており、ウエーハを高精度に個々のデバイスに分割することができる。
切削装置のスピンドルを回転可能に支持するエアベアリングは、例えば特開平11−117939号公報に開示されており、ラジアル軸受け部及びスラスト軸受け部もエアベアリングから構成され、更にスピンドルと一体的に形成されたスラストプレートの外周面にもエアベアリングからなるラジアル軸受け部を設けることにより、ラジアル方向の剛性を高めスピンドルの微小のぶれを防止している。
特開平11−117939号公報
しかし、スピンドルを回転自在に支持するエアベアリングに圧縮エアを供給する際に、圧縮エア内に水滴が混入する場合があり、エアベアリングの機能が低下するという問題がある。
また、エアベアリングで支持されたスピンドルは切削手段のハウジングと電気的に絶縁されており、切削装置においては、この電気的な絶縁を利用して切削ブレードの先端とチャックテーブルとの接触によって電気的導通を取り、この電気的導通をもって切削ブレードの切り込み基準位置を設定している。
しかし、水滴がエアベアリングに浸入するとスピンドルと切削手段のハウジングとの間の電気的な絶縁が取れなくなり、切削ブレードの切り込み基準位置(原点位置)を設定できなくなるという問題がある。
更に、圧縮エアを駆動源とするエアピストン、エアモータ等においても同様な問題が生じる恐れがある。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、加工手段の所要箇所にエアを供給するエア供給通路内に浸入した水を検出可能な加工装置を提供することである。
本発明によると、被加工物を保持するチャックテーブルと、該チャックテーブルに保持された被加工物に加工を施す加工手段と、該加工手段の所要箇所に連通路を介してエアを供給するエア供給源とを備えた加工装置であって、前記連通路には水の浸入を検出する検出器が配設されていることを特徴とする。
好ましくは、前記加工手段は、ハウジングと、該ハウジング内に一部が挿入され先端部に工具が装着されるマウントを有する回転軸と、該回転軸を駆動する駆動手段と、該回転軸をエアで回転自在に支持するエアベアリングとから構成され、前記所要箇所は前記エアベアリングであり、前記エアベアリングと前記エア供給源との間の連通路に前記検出器が配設されている。
好ましくは、前記検出器は、前記連通路に所定の隙間をもって配設された第1及び第2電極と、該第1及び第2電極に接続された電源と、前記第1及び第2電極の一方と前記電源との間に直列に接続され、該第1及び第2電極の隙間に水が介在した際に水の浸入を報知する報知手段とから構成される。
更に好ましくは、前記検出器は前記第1及び第2電極を収容する絶縁性収容器を備え、該収容器の上部にはエアを受け入れる受入口とエアを送り出す送出口が形成されており、前記第1及び第2電極は該収容器の底部に配設される。
本発明によると、加工手段の所要箇所にエアを供給するエア供給源に接続された連通路に水の浸入を検出する検出器を設け、水の浸入を検出器により検出してオペレータに報知するので、加工装置のエアベアリング等に水が浸入するのを未然に防止することができる。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して詳細に説明する。図1は半導体ウエーハをダイシングして個々のチップ(デバイス)に分割することのできる本発明実施形態に係る切削装置2の外観を示している。
切削装置2の前面側には、オペレータが加工条件等の装置に対する指示を入力するための操作手段4が設けられている。装置上部には、オペレータに対する案内画面や後述する撮像手段によって撮像された画像が表示されるCRT等の表示手段6が設けられている。
図2に示すように、ダイシング対象のウエーハWの表面においては、第1のストリートS1と第2ストリートS2とが直交して形成されており、第1のストリートS1と第2のストリートS2とによって区画されて多数のデバイスDがウエーハW上に形成されている。
ウエーハWは粘着テープであるダイシングテープTに貼着され、ダイシングテープTの外周縁部は環状フレームFに貼着されている。これにより、ウエーハWはダイシングテープTを介してフレームFに支持された状態となり、図1に示したウエーハカセット8中にウエーハが複数枚(例えば25枚)収容される。ウエーハカセット8は上下動可能なカセットエレベータ9上に載置される。
ウエーハカセット8の後方には、ウエーハカセット8から切削前のウエーハWを搬出するとともに、切削後のウエーハをウエーハカセット8に搬入する搬出入手段10が配設されている。ウエーハカセット8と搬出入手段10との間には、搬出入対象のウエーハが一時的に載置される領域である仮置き領域12が設けられており、仮置き領域12には、ウエーハWを一定の位置に位置合わせする位置合わせ手段14が配設されている。
仮置き領域12の近傍には、ウエーハWと一体となったフレームFを吸着して搬送する旋回アームを有する搬送手段16が配設されており、仮置き領域12に搬出されたウエーハWは、搬送手段16により吸着されてチャックテーブル18上に搬送され、このチャックテーブル18に吸引されるとともに、複数の固定手段19によりフレームFが固定されることでチャックテーブル18上に保持される。
チャックテーブル18は、回転可能且つX軸方向に往復動可能に構成されており、チャックテーブル18のX軸方向の移動経路の上方には、ウエーハWの切削すべきストリートを検出するアライメント手段20が配設されている。
アライメント手段20は、ウエーハWの表面を撮像する撮像手段22を備えており、撮像により取得した画像に基づき、パターンマッチング等の処理によって切削すべきストリートを検出することができる。撮像手段22によって取得された画像は、表示手段6に表示される。
アライメント手段20の左側には、チャックテーブル18に保持されたウエーハWに対して切削加工を施す切削手段24が配設されている。切削手段24はアライメント手段20と一体的に構成されており、両者が連動してY軸方向及びZ軸方向に移動する。
切削手段24は、回転可能なスピンドル26の先端に切削ブレード28が装着されて構成され、Y軸方向及びZ軸方向に移動可能となっている。切削ブレード28は撮像手段22のX軸方向の延長線上に位置している。
図3を参照すると、スピンドルと、スピンドルに装着されるブレードマウントとの関係を示す分解斜視図が示されている。スピンドルユニット30のスピンドルハウジング32中には、図示しないサーボモータにより回転駆動されるスピンドル26が回転可能に収容されている。スピンドル26はテーパ部26a及び先端小径部26bを有しており、先端小径部26bには雄ねじ34が形成されている。
36はボス部(凸部)38と、ボス部38と一体的に形成された固定フランジ40とから構成されるブレードマウントであり、ボス部38には雄ねじ42が形成されている。さらに、ブレードマウント36は装着穴43を有している。
ブレードマウント36は、装着穴43をスピンドル26の先端小径部26b及びテーパ部26aに挿入して、ナット44を雄ねじ34に螺合して締め付けることにより、図4に示すようにスピンドル26の先端部に取り付けられる。
図4はブレードマウント36が固定されたスピンドル26と、切削ブレード28との装着関係を示す分解斜視図である。切削ブレード28はハブブレードと呼ばれ、円形ハブ48を有する円形基台46の外周にニッケル母材中にダイヤモンド砥粒が分散された切刃50が電着されて構成されている。
切削ブレード28の装着穴52をブレードマウント36のボス部38に挿入し、固定ナット54をボス部38の雄ねじ42に螺合して締め付けることにより、切削ブレード28がスピンドル26に取り付けられる。
図5を参照すると、切削手段24の拡大斜視図が示されている。60は切削ブレード28をカバーするブレードカバーであり、このブレードカバー60には切削ブレード28の側面に沿って伸長する図示しない切削水ノズルが取り付けられている。切削水が、パイプ72を介して図示しない切削水ノズルに供給される。
62は着脱カバーであり、ねじ64によりブレードカバー60に取り付けられる。着脱カバー62は、ブレードカバー60に取り付けられた際、切削ブレード28の側面に沿って伸長する切削水ノズル70を有している。切削水は、パイプ74を介して切削水ノズル70に供給される。
66はブレード検出ブロックであり、ねじ68によりブレードカバー60に取り付けられる。ブレード検出ブロック66には発光素子及び受光素子からなる図示しないブレードセンサが取り付けられており、このブレードセンサにより切削ブレード28の切刃50の状態を検出する。
ブレードセンサにより切刃50の欠け等を検出した場合には、切削ブレード28を新たな切削ブレードに交換する。76はブレードセンサの位置を調整するための調整ねじである。
次に、図6を参照して、本発明実施形態に係る切削装置のスピンドルユニット30及び水検知システムについて説明する。76はステータ78及びロータ80からなるサーボモータであり、スピンドル26を回転駆動する。
スピンドルハウジング32の壁内には、エア供給路90がハウジング32の円周方向に一定の間隔をあけて複数本設けられている。各エア供給路90からは軸方向に所定の間隔をあけて複数の第1分岐路90aがそれぞれ中心方向に向けて放射状に形成され、スピンドル26の外周に形成したラジアルエアベアリング92に連通している。
エア供給源82からの圧縮エアが、連通路(管路)84、水検出器86及び連通路88を介してエア供給路90に供給される。スピンドル26は一体的に形成されたスラストプレート26aを有している。
図7に最も良く示されるように、エア供給路90の前方部(図6で左端部)には、スラストプレート26aの外周部の両面に対向させて第2分岐路90bがそれぞれ設けられ、スラストプレート26aの外周面に対向する第3分岐路90cが中心に向けて放射状に設けられている。
第2分岐路90bはスラストプレート26aの両側面に形成されたスラストエアベアリング94に連通し、第3分岐路90cはスラストプレート26aの外周面に形成されたラジアルエアベアリング96に連通している。
従って、エア供給源82からの圧縮エアがラジアルエアベアリング92、スラストエアベアリング94及びラジアルエアベアリング96に供給され、高速回転するスピンドル26を微小なぶれを発生させることなく安定して支持する。
ところで、スピンドル26を回転自在に支持するエアベアリングに圧縮エアを供給する際に、圧縮エア内に水滴が混入する場合があり、エアベアリングの機能が低下するという問題がある。
特に、エアベアリングで支持されたスピンドル26はスピンドルユニット30のハウジング32と電気的に絶縁されており、切削装置2においては、この電気的な絶縁を利用して切削ブレード28の先端とチャックテーブル18との接触によって電気的導通を取り、この電気的導通をもって切削ブレード28の切り込み基準位置(原点位置)を設定している。
図8を参照して、チャックテーブル機構17の構造について説明する。110はチャックテーブル機構17の円柱状支持基台であり、支持基台110の上面にはチャックテーブル18が着脱可能に搭載されている。
チャックテーブル18は、ステンレス鋼等の金属材料によって円盤状に形成されたチャックテーブル本体112を含んでいる。チャックテーブル本体112の上面には図示しない円盤状凹部が形成されており、この凹部に円盤状の吸着チャック114が嵌合されている。
吸着チャック114は、ポーラスなセラミック等から形成された無数の吸引口を供えた多孔性部材によって形成されている。吸着チャック114はウエーハ保持部を構成する。吸着チャック114の上面とチャックテーブル本体112の上面は面一に形成されている。
環状のクランプ支持部116が支持基台110と一体的に形成されており、このクランプ支持部116に、互いに円周方向に90度離間して4個のクランプ19が取り付けられている。
各クランプ19は、クランプ支持部116にその一端が固定された互いに平行な一対のガイドレール118と、これらのガイドレール118に沿って移動可能に取り付けられたホルダ120と、ホルダ120に回転可能に取り付けられたローラ122と、ローラ122に固定されたL形状のクランプ爪124を含んでいる。
調整ねじ126を緩めることにより、ウエーハを保持する環状フレームFのサイズに応じてホルダ120の位置をガイドレール118に沿って調整し、調整後に調整ねじ126を締め付けることにより、ホルダ120の位置を固定する。図示しないエアシリンダによりローラ122を回転することにより、クランプ爪124は解放位置とクランプ位置との間で回動される。
切削ブレード28の切り込み基準位置を設定する際には、切削ブレード28を高速回転させながら切削ブレードを下降させて、チャックテーブル18のチャックテーブル本体112の上面112aを僅かばかり切削する。
スピンドル26は電源を介して金属製のチャックテーブル本体112に電気的に接続されているため、この切り込みにより電気的導通が取られて閉回路が形成され、切削ブレード28の切り込み基準位置(原点位置)が設定される。
この切り込み基準位置に基づいて、ウエーハWの切り込み深さが適宜設定される。切削ブレード28が磨耗すると、この切り込み深さが変更されるため、オペレータは定期的に又は必要に応じて、切削ブレードの切り込み基準位置の再設定を実施するのが望ましい。
しかし、ラジアルエアベアリング92,96又はスラストエアベアリング94内に水滴が浸入すると、スピンドル26とスピンドルハウジング32との間の電気的な絶縁が取れなくなり、切削ブレード28の切り込み基準位置(原点位置)を設定できなくなる。
本発明はエアベアリング内への水滴の浸入を未然に防止するようにしたものであり、図6を参照して本発明実施形態を詳細に説明する。水検出器86はエア供給源82に接続された連通路84と、エア供給路90に接続された連通路88との間に挿入されている。
水検出器86はエア受入口98aとエア送出口98bを有する絶縁性収容器98を備えている。収容器98は更にドレイン99を有しており、このドレイン99は水検出器86の作動時にはキャップ100により閉鎖されている。
収容器98の底部には、第1電極102と第2電極104が所定の隙間をもって配設されている。第1及び第2電極102,104は電源106に直列に接続されており、第2電極104と電源106との間には圧縮エア内の水の混入を報知するブザー、ランプ等の報知手段108が直列に接続されている。
エア供給源82から供給される圧縮エア内に水分が混入したとすると、圧縮エアは収容器98内で拡散するため、圧縮エア内の水分は収容器98内の内壁面に凝集してその底部に溜まることになる。
所定量以上の水が収容器98内に貯留されると、第1電極102と第2電極104は貯留された水により導通され、報知手段108がON作動され、オペレータは圧縮エア内に水が混入されたことを知ることができ、エアポンプ等のエア供給源82の修理等(エアドライヤの修理、乾燥剤の交換等)の対策を講じることができる。また、キャップ100をドレイン99から外して収容器98内の水を抜き取って、水検知器86を作動可能状態に設定する。
本実施形態では、連通路84,88の間に電極102,104と、電極102,104を収容する収容器98からなる水検出器86が挿入されているため、圧縮エア内の水分の多くは収容器98の内壁面に凝集するので、エアベアリング92,94,96内に水分が混入することが抑制される。
図9を参照すると、研削装置130の外観斜視図が示されている。132は研削ユニットであり、研削ユニット132は支持部134を介して一対のガイドレール150,152に沿って上下方向に移動する移動基台154に取り付けられている。
研削ユニット132は、支持部134に取り付けられたスピンドルハウジング136と、スピンドルハウジング136中に回転可能に収容されたスピンドル138と、スピンドル138を回転駆動するサーボモータ140を含んでいる。スピンドル138は、エアベアリングによりスピンドルハウジング136内で回転可能に支持されている。
図10(A)に示すように、スピンドル138の先端にはマウント140が一体的に形成されており、このマウント140に図10(B)に示すように研削ホイール142がねじ止めされている。
研削ホイール142は、例えばホイール基台144の自由端部に粒径0.3〜1.0μmのダイヤモンド砥粒をビトリファイドボンドで固めた複数の研削砥石146が固着されて構成されている。
このようにエアベアリングで支持された縦型のスピンドルを有する研削装置130にも本発明は適用可能である。エア供給源をエアベアリングに接続する連通路に図6に示したような水検出器86を介在させることにより、圧縮エア内に混入した水分の検出が可能であり、この水分の検出に応じてエアポンプ等のエア供給源の修理等の対策を講じることができる。
本発明を適用するのに適した切削装置の外観斜視図である。 フレームと一体化されたウエーハを示す斜視図である。 スピンドルユニットと、スピンドルに固定されるべきブレードマウントとの関係を示す分解斜視図である。 スピンドルユニットと、スピンドルに装着されるべきハブブレードとの関係を示す分解斜視図である。 切削手段の拡大斜視図である。 本発明実施形態に係るスピンドルの断面図と水検出器との関係を示す図である。 スピンドルの先端部分の拡大断面図である。 チャックテーブル機構の斜視図である。 研削装置の外観斜視図である。 図10(A)はスピンドルのマウントと、マウントにねじ締結される研削ホイールとの関係を示す分解斜視図、図10(B)はスピンドルのマウントにねじ締結された研削ホイールを示す斜視図である。
符号の説明
2 切削装置
18 チャックテーブル
24 切削手段
26 スピンドル
26a スラストプレート
28 切削ブレード
30 スピンドルユニット
32 スピンドルハウジング
76 サーボモータ
82 エア供給源
84,88 連通路
86 水検出器
90 エア供給路
92,96 ラジアルエアベアリング
94 スラストエアベアリング
98 収容器
102,104 電極
106 電源
108 報知手段

Claims (4)

  1. 被加工物を保持するチャックテーブルと、該チャックテーブルに保持された被加工物に加工を施す加工手段と、該加工手段の所要箇所に連通路を介してエアを供給するエア供給源とを備えた加工装置であって、
    前記連通路には水の浸入を検出する検出器が配設されていることを特徴とする加工装置。
  2. 前記加工手段は、ハウジングと、該ハウジング内に一部が挿入され先端部に工具が装着されるマウントを有する回転軸と、該回転軸を駆動する駆動手段と、該回転軸をエアで回転自在に支持するエアベアリングとから構成され、
    前記所要箇所は前記エアベアリングであり、
    前記エアベアリングと前記エア供給源との間の連通路に前記検出器が配設されていることを特徴とする請求項1記載の加工装置。
  3. 前記検出器は、前記連通路に所定の隙間をもって配設された第1及び第2電極と、該第1及び第2電極に接続された電源と、前記第1及び第2電極の一方と前記電源との間に直列に接続され、該第1及び第2電極の隙間に水が介在した際に水の浸入を報知する報知手段とから構成されることを特徴とする請求項1又は2記載の加工装置。
  4. 前記検出器は前記第1及び第2電極を収容する絶縁性収容器を備え、該収容器の上部にはエアを受け入れる受入口とエアを送り出す送出口が形成されており、前記第1及び第2電極は該収容器の底部に配設されていることを特徴とする請求項3記載の加工装置。
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