JP2016203306A - 加工装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】水滴やオイルがエアーの流通路に侵入することにより、エアーによって駆動される部位の継続的な使用ができなくなるのを防ぐ。
【解決手段】被加工物を保持するチャックテーブルと、チャックテーブルに保持された被加工物に加工を施す加工手段と、所要箇所に連通路102,103,104を介してエアーを供給するエアー源200とから少なくとも構成された加工装置において、連通路102,103,104は透明なチューブ102a,103a,104aを含み構成され、チューブ102a,103a,104aには発光素子111,121,131と受光素子112,122,132とが配設され、受光素子112,122,132の受光量の変化によって連通路102,103,104への異物の侵入を検出する。
【選択図】図4

Description

本発明は、エアー源から供給されるエアーによって駆動される部位を有する加工装置に関する。
IC、LSI等のデバイスが表面に複数形成されたウエーハは、研削装置によって裏面が研削され、その後、ダイシング装置によって個々のデバイスに分割されて携帯電話機、パソコン等の各種電子機器に利用されている。
研削装置は、ウエーハを保持するチャックテーブルと、エアーベアリングによって回転可能に支持されたスピンドルに研削砥石が装着されチャックテーブルに保持されたウエーハを研削する研削手段と、研削手段を構成するエアーベアリング等に圧縮エアーを供給するエアー源と、を備えており、チャックテーブルに保持されたウエーハに回転する研削砥石が接触して研削を行うことにより、ウエーハを高精度に研削することができる。
また、ダイシング装置は、ウエーハを保持するチャックテーブルと、エアーベアリングによって回転可能に支持されたスピンドルに切削ブレードが装着されチャックテーブルに保持されたウエーハを切削する切削手段と、切削手段を構成するエアーベアリング等に圧縮エアーを供給するエアー源と、を備えており、チャックテーブルに保持されたウエーハに回転する切削ブレードが切り込んで切削を行うことにより、ウエーハを高精度に切削することができる。
特開平11−117939号公報
しかし、研削装置や切削装置といった加工装置に備えた研削手段又は切削手段を構成するエアーベアリングに圧縮エアーを供給する際には、水滴やオイルが混入する場合があるため、エアーベアリングの機能が低下して継続的な使用ができなくなるという問題がある。
また、エアーベアリングによって支持された回転軸は、エアーベアリングと電気的に絶縁されており、切削装置においては、電気的な絶縁を利用して切削ブレードの先端とチャックテーブルとが接触して電気的導通を得たときの切削ブレードの高さ位置を切込み基準位置として設定しているが、水滴等がエアーベアリングに侵入すると、電気的絶縁を確保できなくなり、切削ブレードの切込み基準位置を設定できなくなるという問題がある。さらに、圧縮エアーを駆動源とするエアーピストン、エアーモーター等においても、水滴等がエアーベアリングに侵入すると、動作に支障をきたすことがある。
本発明は、このような問題にかんがみなされたもので、水滴やオイルがエアーの流通路に侵入することにより、エアーによって駆動される部位の継続的な使用ができなくなるのを防ぐことを目的とする。
本発明は、被加工物を保持するチャックテーブルと、チャックテーブルに保持された被加工物に加工を施す加工手段と、所要箇所に連通路を介してエアーを供給するエアー源とから少なくとも構成された加工装置であって、連通路は透明なチューブを含み構成され、チューブには発光素子と受光素子とが配設され、受光素子の受光量の変化によって連通路への異物の侵入を検出する。
前記チューブは、色つきの透明チューブとしてもよい。
本発明は、連通路が透明なチューブを含んで構成され、チューブに発光素子と受光素子とが配設され、受光素子の受光量の変化によって連通路への異物の侵入を検出するため、水、オイル等の異物を検出することにより、エアーにより駆動される所要箇所、例えばエアーベアリング、エアーピストン、エアーモーター等の部品の整備又は交換を早期に行うことが可能となり、加工装置の継続的な使用が可能となる。
加工装置の一例を示す斜視図である。 チャックテーブル及びその周辺の構成例を示す斜視図である。 スピンドルユニットの構成例を示す断面図である。 異物検出部の例を示す構成図である。 異物検出処理の例を示すフローチャートである。
図1に示す切削装置1は、チャックテーブル30によって保持されたウエーハWに切削手段60によって切削加工を施す装置である。チャックテーブル30は、図示しない切削送り手段によってX軸方向へ移動可能となっている。また、切削手段60は、図示しない割り出し送り手段によってY軸方向へ移動可能となっており、図示しない切り込み送り手段によってZ軸方向に移動可能となっている。
切削装置1の前面側には、Z軸方向に往復移動する昇降機構10上に載置されたウエーハカセット11が備えられている。ウエーハカセット11は、粘着テープTを介してリングフレームFによって支持されたウエーハWを複数枚収容する。ウエーハカセット11の後方(+Y方向側)には、ウエーハカセット11からウエーハWの搬出入を行う搬出入手段12が配設されている。ウエーハカセット11と搬出入手段12との間には、搬出入対象のウエーハWが一時的に載置される仮置き領域13が設けられており、仮置き領域13には、ウエーハWを一定の位置に位置合わせする位置合わせ手段14が配設されている。
仮置き領域13の近傍には、チャックテーブル30と仮置き領域13との間でウエーハWを搬送する第一の搬送手段15aが配設されている。第一の搬送手段15aにより吸着されたウエーハWは、仮置き領域13からチャックテーブル30に搬送される。
第一の搬送手段15aの近傍には、切削加工後のウエーハWを洗浄する洗浄手段16が配設されている。また、洗浄手段16の上方には、チャックテーブル30から洗浄手段16へと、切削加工後のウエーハWを吸着し搬送する第二の搬送手段15bが配設されている。
チャックテーブル30は、ウエーハWの着脱が行われる領域である着脱領域Aと、切削手段60によるウエーハWの切削が行われる領域である切削領域Bとの間を、図示しない切削送り手段によりX軸方向に往復移動可能となっており、チャックテーブル30の移動経路の上方にはウエーハWの切削すべき分割予定ラインを検出するアライメント手段17が配設されている。アライメント手段17は、ウエーハの表面Waを撮像する撮像手段170を備えており、撮像手段170により取得した画像に基づき切削すべき分割予定ラインを検出することができる。また、アライメント手段17の近傍には、切削領域B内で、チャックテーブル30に保持されたウエーハWに対して切削加工を施す切削手段60が配設されている。切削手段60はアライメント手段17と一体となって構成されており、両者は連動してY軸方向及びZ軸方向へと移動する。
切削手段60は、X軸方向に対し水平方向に直交する方向(Y軸方向)の回転軸を有したスピンドルユニット61と、スピンドルユニット61に装着され回転可能な切削ブレード62とを備える。
図2に示すように、チャックテーブル30は、例えば、その外形が円形状であり、ウエーハWを吸着する吸着部300と、吸着部300を支持する枠体301とを備える。吸着部300は、ポーラスセラミックス等の多孔質部材により構成されている。また、チャックテーブル30の周囲には、リングフレームFを固定する固定手段32が配設されている。
吸着部300には連通路100が接続されている。連通路100は、その途中で2つの連通路101,102に分岐しており、一方の連通路101には、第一バルブ33を介して吸引源34が接続されている。一方、他方の連通路102には、第二バルブ35を介してエアー源200が接続されている。第一バルブ33を開くとともに第二バルブ35を閉じると、吸着部300の表面である吸着面300aに吸引力を作用させてウエーハを保持することができる。一方、第一バルブ33を閉じるとともに第二バルブ35を開くと、吸着面300aにおいてエアーを噴出し、ウエーハWの吸引を解除することができる。第二バルブ35及びエアー源200は、エアーブロー部36を構成している。
固定手段32は、枠体301の円周に沿って90度ずつ離間して4つ配設されている。それぞれの固定手段32は、一端が枠体301に固定された一対のガイドレール320と、ガイドレール320に沿って移動可能に取り付けられたホルダ321と、ホルダ321によって支持されたエアーモーター322と、エアーモーター322によって駆動されて回転するクランプ爪323とを備えている。ホルダ321には調整ねじ324が螺合しており、調整ねじ324を緩めることにより、ウエーハWを保持するリングフレームFのサイズに応じてホルダ321の位置をガイドレール320に沿って調整し、調整後に調整ねじ324を締め付けることにより、ホルダ321の位置を固定する。また、クランプ爪323は、エアーモーター322に供給されるエアーによって、リングフレームFを固定するクランプ位置とリングフレームFの固定を開放する開放位置との間で回動する。エアーモーター322は、連通路103に連通しており、連通路103には、バルブ37を介してエアー源200が接続されている。
図1に示した切削手段60を構成するスピンドルユニット61は、図3に示すように、略円柱状に形成されY軸方向の軸心を有するスピンドル63と、スピンドル63を回転可能に支持するスピンドルハウジング64と、スピンドル63を回転させるモーター65とを備えている。
スピンドルハウジング64には、スピンドル63をラジアル方向に支持するラジアルエアーベアリング66と、スピンドル63をスラスト方向に支持するスラストエアーベアリング67とを備えている。スピンドル63は、円板状に形成されたスラストプレート630を備えており、スラストプレート630の表面及び裏面に対向する位置には、スラストエアーベアリング67を構成するエアー噴出口670が複数形成されている。また、スピンドル63の外周面に対向する位置には、ラジアルエアーベアリング66を構成するエアー噴出口660が複数形成されている。エアー噴出口660、670は、スピンドルハウジング64の内部に形成された流路68に連通しており、流路68は、スピンドルハウジング64の外周面に備えた開口部631において開口している。開口部631には、連通路104を介してエアー源200が接続されており、エアー源200から供給される高圧エアーが、連通路104、開口部631及び流路68を介してエアー噴出口660,670から噴出されることにより、スピンドル63がスピンドルハウジング64によって非接触状態で支持される。
スピンドル63の先端にはマウント69が装着されている。マウント69は、切削ブレード62を挿通させる軸部690と、軸部690より拡径し切削ブレード62を支持するフランジ部691とを備えている。切削ブレード62の中心部に形成された貫通孔を軸部690に挿通し、切削ブレード62をフランジ部691に当接させ、着脱フランジ70を軸部690に挿通し、軸部690の先端に形成された雄ネジにナット71を螺着することにより、切削ブレード62がスピンドル63に装着される。
モーター65は、スピンドル63に連結されたロータ650と、ロータ650の外周側に位置するステータ651とから構成され、ステータ651に電力を供給することによりロータ650を回転させると、スピンドル63を回転させることができる。
図4に示すように、連通路102の途中には、異物検出部110が配設されている。異物検出部110は、反射型の光センサーであり、発光素子111と受光素子112とから構成されている。連通路102のうち、少なくとも発光素子111から発光する光及び受光素子112が受光する光が通る部分は、透明なチューブ102aにより形成されている。
受光素子112は、発光素子111から発光されチューブ102aの内周面において反射した光を受光できる位置に配設されている。チューブ102aは透明であるため、発光素子111から発光した光の一部はチューブ102aを透過する。一方、チューブ102a内を流れるエアーに異物が混入していると、異物において光が反射するため、異物がない場合よりも受光素子112における受光量が大きくなり、これにより異物を検出することができる。
連通路103の途中にも、発光素子121と受光素子122とから構成される異物検出部120が配設されている。連通路103のうち、少なくとも発光素子121から発光する光及び受光素子122が受光する光が通る部分は、透明なチューブ103aにより形成されている。
受光素子122は、発光素子121から発光されチューブ103aの内周面において反射した光を受光できる位置に配設されている。チューブ103aは透明であるため、発光素子121から発光した光の一部はチューブ103aを透過する。一方、チューブ103a内を流れるエアーに異物が混入していると、異物において光が反射するため、異物がない場合よりも受光素子122における受光量が大きくなり、これにより異物を検出することができる。
チューブ102a,103aの内周面又は外周面は、着色されていることが好ましい。チューブ102a,103aに赤、青等の色がついていると、発光素子111,121から発光される光のうちの多くがチューブ102a,103aに吸収されるため、チューブ102a,103aで反射した光の強さと異物で反射した光の強さとの差がより大きくなり、異物を検出しやすくなる。また、チューブ102a,103aの場所によって部分的に異なる色をつけておくと、場所によって光の吸収率が異なるため、いろいろな異物を検出することができる。
連通路104の途中には、異物検出部130が配設されている。異物検出部130は、透過型の光センサーであり、発光素子131と受光素子132とから構成されている。受光素子132は、発光素子131が発光した光の直進方向に配設されている。連通路104のうち、少なくとも発光素子131から発光する光が通る部分は、透明なチューブ104aにより形成されている。
チューブ104aは透明であるため、発光素子131から発光した光は、チューブ104a内に異物がなければ、チューブ104aを透過する。一方、チューブ104a内を流れるエアーに異物が混入していると、異物において光が反射するため、受光素子112における受光量が小さくなり、これにより異物を検出することができる。
なお、連通路104に、異物検出部110,120のような反射型の異物検出部を配設することもできる。また、連通路102,103に、異物検出部130のような透過型の異物検出部を配設することもできる。
切削装置1においては、まず、搬出入手段12により、粘着テープTを介してリングフレームFに支持されたウエーハWが、ウエーハカセット11から仮置き領域13に搬出される。そして、仮置き領域13において、位置合わせ手段14によりウエーハWが所定の位置に位置決めされた後、第一の搬送手段15aがウエーハWを吸着して仮置き領域13からチャックテーブル30の保持面300aへとウエーハWを移動させる。チャックテーブル300の保持面300aとウエーハWの裏面Wbとが対向するように位置合わせを行い、次いで、粘着テープTを介してリングフレームFに支持されたウエーハWをチャックテーブル30上に載置する。次いで、リングフレームFが固定部32によって固定されるとともに、図2に示した第一バルブ33を開放するとともに第二バルブ35を閉塞し、吸引源34が生み出す吸引力によりウエーハWが保持面300a上で吸引されることで、チャックテーブル30によりウエーハWが保持される。
次いで、図示しない切削送り手段により、チャックテーブル30に保持されたウエーハWが−X方向に送られるとともに、撮像手段170によってウエーハの表面Waが撮像されて切削すべき分割予定ラインの位置が検出される。分割予定ラインが検出されるのに伴って、切削手段60が図示しない割り出し送り手段によってY軸方向に駆動され、ウエーハの表面Waの切削すべき分割予定ラインと切削ブレード63とのY軸方向における位置あわせがなされる。
そして、図示しない切削送り手段がウエーハWを保持するチャックテーブル30をさらに−X方向に送り出すとともに、図示しない切込み送り手段が切削手段60を−Z方向に降下させていく。また、図3に示したモーター65がスピンドル63を高速回転させ、スピンドル63に固定された切削ブレード62がスピンドル63の回転に伴って高速回転をしながらウエーハの表面WaからウエーハWに切込み、分割予定ラインを切削していく。
切削ブレード62が分割予定ラインを切削し終えるX軸方向の所定の位置までウエーハWが−X方向に進行すると、図示しない切削送り手段によるウエーハWの切削送りを一度停止させ、図示しない切込み送り手段が切削ブレード62をウエーハWから離間させ、次いで、図示しない切削送り手段がチャックテーブル30を+X方向へ送り出して元の位置に戻す。そして、隣り合う分割予定ラインの間隔ずつ切削ブレード62をY軸方向に割り出し送りしながら順次同様の切削を行うことにより、同方向の全ての分割予定ラインを切削する。さらに、チャックテーブル30を図示しない回転手段によって90度回転させてから同様の切削を行うと、全ての分割予定ラインが縦横に全てカットされ、ウエーハWが個々のデバイスDに分割される。
ウエーハWが分割された後は、チャックテーブル30が着脱領域Aに戻る。そして、図2に示した第一バルブ33を閉塞するとともに第二バルブ35を開放し、吸着部300とエアー源200とを連通させて保持面300aからエアーを噴出させ、ウエーハWの吸引を解除する。このとき、図5に示すように、異物検出部110では、受光素子112が受光量を検出する(ステップS1)。そして、受光素子112における受光量とあらかじめ定めた所定の許容値とを比較し(ステップS2)、実際の受光量が所定の許容値よりも大きい場合は、連通路102に異物が混入していると判断し(ステップS3)、その旨の情報を、切削装置1に備えた図示しないモニターに表示したり警報音を鳴らしたりして、作業者に報知する(ステップS4)。一方、ステップ3において実際の受光量が所定の許容値以下であると判断された場合は、何もせずにステップS2に戻る。このようにして、連通路102に異物が混入している場合は、その旨を作業者に報知することにより、部品の整備又は交換を早期に行うことが可能となり、チャックテーブル30の継続的な使用が可能となる。なお、上記所定の許容値は、例えば、光が異物に反射している際の光量として経験的に把握された値に設定する。
図2に示した連通路103に異物が混入すると、エアーモーター322の動作に不具合が生じるおそれがあるため、チューブ103aに配設された異物検出部120により、連通路103に異物が混入しているかどうかを検出する。異物検出時の処理は、上記異物検出部110と同様であり、図5のフローチャートのとおりである。連通路102に異物が混入していることを作業者に報知することにより、部品の整備又は交換を早期に行うことが可能となり、エアーモーター322の継続的な使用が可能となる。
図3に示したスピンドルユニット61を構成する開口部631に連通する連通路104に異物が混入すると、ラジアルエアーベアリング66又はスラストエアーベアリング67の動作に不具合が生じるおそれがあるため、図4に示すチューブ104aに配設された異物検出部130により、連通路103に異物が混入しているかどうかを検出する。図3に示したスピンドル63とラジアルエアーベアリング66又はスラストエアーベアリング67との間に水やオイル等が侵入すると、スピンドル63とラジアルエアーベアリング66又はスラストエアーベアリング67との間の絶縁を確保できなくなるが、異物検出部130によって連通路103に異物が侵入したことを検出することができるため、部品の整備又は交換を早期に行うことが可能となり、不具合が生じるのを回避することができる。
上記実施形態では、圧縮エアーにより駆動される部位として、エアーブロー部36、エアーモーター322並びにラジアルエアーベアリング66及びスラストエアーベアリング67を挙げたが、圧縮エアーにより駆動されるそのほかの部位としては、例えば図1に示した昇降機構10や洗浄手段16においてウエーハWを保持するスピンナーテーブル(不図示)を昇降させるためのエアーピストンなどがある。
また、上記実施形態では、切削装置について説明したが、圧縮エアーによって駆動される部位を有する加工装置であれば、例えば研削装置やレーザー加工装置のような他の加工装置にも本発明を適用することができる。
W:ウエーハ T:粘着テープ F:リングフレーム
1:切削装置
A:着脱領域 B:切削領域
10:昇降機構 11:ウエーハカセット 12:搬出入手段 13:仮置き領域
14:位置合わせ手段 15a:第一の搬送手段 15b:第二の搬送手段
16:洗浄手段 17:アライメント手段 170:撮像手段
30:チャックテーブル
300:吸着部 300a:吸着面 301:枠体
32:固定手段 320:ガイドレール 321:ホルダ 322:エアーモーター
323:クランプ爪 324:調整ねじ
60:切削手段
61:スピンドルユニット 62:切削ブレード
63:スピンドル 630:スラストプレート 631:開口部
64:スピンドルハウジング
65:モーター 650:ロータ 651:ステータ
66:ラジアルエアーベアリング 660:エアー噴出口
67:スラストエアーベアリング 670:エアー噴出口
68:流路 69:マウント 690:軸部 691:フランジ部
70:着脱フランジ 71:ナット
100,101,102,103,104:連通路
102a,103a,104a:チューブ
110:異物検出部 111:発光素子 112:受光素子
120:異物検出部 121:発光素子 122:受光素子
130:異物検出部 131:発光素子 132:受光素子
200:エアー源
33:第一バルブ 34:吸引源 35:第二バルブ 36:エアーブロー部
37:バルブ

Claims (2)

  1. 被加工物を保持するチャックテーブルと、該チャックテーブルに保持された被加工物に加工を施す加工手段と、所要箇所に連通路を介してエアーを供給するエアー源とから少なくとも構成された加工装置であって、
    該連通路は透明なチューブを含み構成され、該チューブには発光素子と受光素子とが配設され、該受光素子の受光量の変化によって該連通路への異物の侵入を検出する加工装置。
  2. 前記チューブは、色つきの透明チューブである請求項1記載の加工装置。
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