JP2005231002A - 工作機械 - Google Patents

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Tomohiko Kawai
知彦 河合
Yoshikazu Yabaneta
義和 矢羽多
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Abstract

【課題】 静圧空気軸受部に簡単な構成で圧縮空気を供給でき、かつ停電等の影響なく圧縮空気を供給できる工作機械を得る。
【解決手段】 静圧気体軸受部を有する工作機械1は、静圧気体軸受部に圧縮空気を供給するためのボンベ2と、圧縮空気の圧力を調整するレギュレータ3とを有する。工作機械1は、恒温室10内に配置されている。又、ボンベ2は交換可能である。圧縮空気供給のための電源を必要としないから、工作機械1の運転状況、停電等に関係なく、常に圧縮空気を供給することができる。軸受け部の圧力低下がないから、ゴミ等の浸入による軸受部の噛み込み障害は発生しない。ボンベ2は恒温室の温度にならされ、ゴミ等の不純物を含まないので、一定温度、一定圧力、ゴミや水分等の異物を含まない圧縮空気を提供できる。従来必要であったゴミや水分等を除去する装置、温度調整装置を必要としない。
【選択図】 図2

Description

本発明は、静圧気体軸受を用いた工作機械に関する。特に、工作機械の静圧気体軸受に供給する圧縮空気等の供給部を有する工作機械に関する。
静圧気体軸受を用いた工作機械では、静圧気体軸受に圧縮された空気を供給するためにコンプレッサを必要とする。それに付随して、圧縮空気の冷却と除湿のためにドライヤ、圧縮空気温度を一定にするためのエアタンク、圧力を安定するためのレギュレータ、ある程度までの塵を除去するためのミストセパレータ、微細な塵まで除去するためのスーパーミストセパレータ、圧縮空気の油分・水分を除去するためのメンブレンドライヤを必ず設ける必要があった。
図1は、従来の静圧気体軸受を用いた工作機械における圧縮空気供給部を含む工作機械の説明図である。静圧気体軸受を用いた工作機械1は、精密な加工を行うものであることから、空気温度・湿度を一定に保持した恒温室10に設置される。圧縮空気は、恒温室10の外に設けられたコンプレッサ20によって製造され、ドライヤ21で該圧縮空気を冷却し除湿した後、恒温室10内に設けられたエアタンク11に供給され、該エアタンク11で圧縮空気を恒温室10の温室にならす。該エアタンク11から供給される圧縮空気はレギュレータ12で設定圧力に調整されて、ミストセパレータ13に供給され、該ミストセパレータ13である程度までの塵を除去する。さらにスーパーミストセパレータ14で微細な塵まで除去し、メンブレンドライヤ15で油分・水分を除去して圧力一定でクリーンになった圧縮空気を工作機械1の静圧気体軸受に供給している。なお、符号4は圧縮空気を供給する管路である。
また、圧縮空気を使用する工作機械において、コンプレッサを工作機械内に備え主軸モータによりベルト等の動力伝動手段を介して該コンプレッサにより、当該工作機械及び他の工作機械に圧縮空気を供給するようにしたものが公知である(特許文献1参照)。
実開平6−3546号
上述したように、静圧空気軸受部を用いた工作機械においては、コンプレッサ、ドライヤ、エアタンク、レギュレータ、ミストセパレータ、スーパーミストセパレータ、メンブレンドライヤ等数多くの機器を必要とする。さらに、コンプレッサ20とドライヤ21は恒温室10の外に配置されることから、恒温室10内の工作機械とは別の電源を必要とする。また、コンプレッサやドライヤに電源が必要なため停電時に圧縮空気が遮断され静圧空気軸受部の圧力低下で該静圧空気軸受部内にゴミや油が浸入し軸受部が噛み込むという問題があった。
そこで、本発明の目的は、静圧空気軸受部に簡単な構成で圧縮空気を供給でき、かつ停電等の影響なく圧縮空気を供給できる工作機械を提供することにある。
本発明は、静圧気体軸受部を有する工作機械であって、該工作機械は前記静圧気体軸受部に管路を介して圧縮空気を供給するためのボンベと、前記静圧気体軸受部に供給される圧縮空気の圧力を調整するレギュレータとを有し、該工作機械はボンベ、レギュレータと共に恒温室内に配置されていることを特徴とするものである。前記管路は分岐され、少なくとも2つ以上のボンベがそれぞれ弁を介して接続可能とされ、前記工作機械の運転状態とは無関係に前記ボンベからの圧縮気体の供給が常時行われるようにした。なお、前記ボンベに空気以外の気体を入れ供給してもよいものである。
本発明は、静圧気体軸受を有する工作機械において、圧縮空気を供給する設備に電源供給が必要な設備を無くしたので、停電時や機械輸送時においても、常時圧縮空気を遮断することなく対応できるため、圧縮空気の遮断により生じていたゴミや油、水分等の静圧気体軸受への浸入での噛み込み障害を無くすことができる。
本発明の一実施形態について詳細に説明する。
図2は、本発明の一実施形態の工作機械の概要図である。
静圧気体軸受を有する工作機械1は、管路を介して圧縮空気を供給するボンベ2、さらに圧縮空気の圧力を調整するレギュレータ3を有し、恒温室10に配設されている。この図2に示す実施形態では、管路4は分岐されて弁5,5’を介してボンベ2,2’が接続可能になっている。該ボンベ2,2’から弁5,5’を介して供給される圧縮空気はレギュレータ3で減圧され、圧力調整された後工作機械1の静圧気体軸受に供給される。
例えば、ボンベ2を管路4に接続し、弁5を開き、弁5’を閉じて、ボンベ2から圧縮空気を供給し、該ボンベ2に設けられているボンベ2内の空気量を示すメータによって、残量が少なくなったとき、新たなボンベ2’を他方の取り付け部である弁5’側の管路4に接続し、古いボンベ2の空気量がなくなる前に、弁5’を開き、弁5を閉じて、新しいボンベ2’より圧縮空気を供給するようにする。なお、新しいボンベ2’も予め恒温室10内に配置しておき、恒温室10の温度にならしておく。
以上のように、ボンベ2,2’から、恒温室10の室温にならされ、レギュレータ3で減圧され、一定温度、一定圧力、ゴミ等の不純物を含まない圧縮空気が工作機械の静圧気体軸受に供給されるもので、電源供給が必要な設備はなく、そのため停電時において圧縮空気の供給が遮断されるということはなく、工作機械の運転状態に関係なく常時工作機械に圧縮空気を供給できる。圧縮空気の供給が停止することはないので、静圧気体軸受部にゴミや油の浸入による噛み込み障害を防ぐことができる。また機械輸送時においても圧縮空気を遮断することなく対応できるため、今まで圧縮空気の遮断により、静圧空気軸受部の圧力低下で該静圧空気軸受部内にゴミや油が浸入し、軸受部に噛み込み障害が発生していたのを無くすことができる。
なお、ボンベ2,2’に充填される気体は、空気以外の気体であってもよい。
従来の静圧空気軸受部を用いた工作機械の概要図である。 本発明の一実施形態における静圧空気軸受部を用いた工作機械の概要図である。
符号の説明
1 工作機械
2,2’ ボンベ
3 レギュレータ
4 管路
5,5’ 弁

Claims (3)

  1. 静圧気体軸受部を有する工作機械であって、該工作機械は前記静圧気体軸受部に管路を介して圧縮空気を供給するためのボンベと、前記静圧気体軸受部に供給される圧縮空気の圧力を調整するレギュレータとを有し、前記ボンベ、レギュレータと共に恒温室内に配置されていることを特徴とする工作機械。
  2. 前記管路は分岐され、少なくとも2つ以上のボンベがそれぞれ弁を介して接続可能とされ、前記工作機械の運転状態とは無関係に前記ボンベからの圧縮気体の供給が常時行われるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の工作機械。
  3. 前記ボンベに空気以外の気体を入れ供給するようにした請求項1又は請求項2に記載の工作機械。
JP2004045672A 2004-02-23 2004-02-23 工作機械 Pending JP2005231002A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008296303A (ja) * 2007-05-30 2008-12-11 Tokyo Seimitsu Co Ltd 測定機用圧縮空気の圧力及び温度制御方法
JP2009107040A (ja) * 2007-10-29 2009-05-21 Disco Abrasive Syst Ltd 加工装置

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