JP2009103802A - 投射型表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易な構成で安価にレーザ光の漏洩を防止する投射型表示装置を得ること。
【解決手段】レーザ光源から出射されるレーザ光を光ファイバ2を用いたレーザ伝達光路を介してスクリーン6に導き、スクリーン6にレーザ光を照射して画像を表示する投射型表示装置において、筒状をなすとともに、光ファイバ2とレーザ伝達光路上の接続部材とを筒内で接続する接続部11,12と、光ファイバ2に固着し、筒内に光ファイバ2が挿入されて筒内で光ファイバ2と接続部材とが接続すると光ファイバ2の挿入される筒状の挿入口に係合して挿入口を封止する封止部と、封止部と接続部11,12の係合状態に基づいて、光ファイバ2と接続部材とが接続されているか否かを検出する接続状態検出部41と、光ファイバ2が接続部材に接続されていない間はレーザ光源1にレーザ光の出射を停止させる出力制御部50と、を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、レーザ光源から出射するレーザ光の出力を制御する投写型表示装置に関するものである。
投射型表示装置には、従来、水銀ランプなど比較的低輝度の光源を搭載していたが、近年、レーザ光源などの集光性に優れた光源を搭載する傾向にある。このような集光性に優れたレーザ光源を搭載した投射型表示装置を分解する際には、作業者の眼などをレーザ光から保護する必要がある。このため、レーザ光源を搭載した投射型表示装置が分解されて、レーザ光源が取り出された場合などには、レーザ光源の点灯をOFFさせるなどの安全手段を講じていた。
この安全手段として、特許文献1や非特許文献1に記載の機器(レーザ光源を搭載した機器)では、筐体の取り外しに対するインターロックの設置や、筐体が取り外された際に光源を遮断する手段、遮断の解除を行なう手段の設置が行なわれている。
特開2007−27388号公報 財団法人光産業技術振興協会著 「レーザ安全ガイドブック」新技術コミュニケーションズ出版 2006年9月25日、p.286−301
しかしながら、上記従来の技術では、レーザ光を搭載した機器を分解した際に安全装置が作動しても、この安全装置が容易に解除されてしまうという問題があった。このため、レーザ光が漏洩する場合があるという問題があった。また、レーザ光源から眼などを保護する安全装置は業務用機器や産業機器などの特殊な設備に配設されており、装置構成が複雑であるとともに、安全装置の設置に高コストを要するという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、簡易な構成で安価にレーザ光の漏洩を防止する投射型表示装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、レーザ光源から出射されるレーザ光を光ファイバを用いたレーザ伝達光路を介してスクリーンに導き、前記スクリーンにレーザ光を照射して画像を表示する投射型表示装置において、筒状をなすとともに、前記光ファイバと前記レーザ伝達光路上の接続部材とを前記筒内で接続する接続部と、平板状をなすとともに、前記平板の主面側から前記光ファイバを貫通させた状態で前記光ファイバに固着され、かつ前記筒内に前記光ファイバが挿入されて前記筒内で前記光ファイバと前記接続部材とが接続すると前記光ファイバの挿入される前記筒状の挿入口に係合して前記挿入口を封止する封止部と、前記封止部と前記接続部の係合状態に基づいて、前記光ファイバと前記接続部材とが接続されているか否かを検出する接続状態検出部と、前記光ファイバが前記接続部材に接続されていないことを前記接続状態検出部が検出している間は前記レーザ光源に前記レーザ光の出射を停止させる出力制御部と、を備える。
この発明によれば、光ファイバが接続部材に接続されていない間はレーザ光源にレーザ光の出射を停止させるので、簡易な構成で安価にレーザ光の漏洩を防止するすることが可能になるという効果を奏する。
以下に、本発明に係る投射型表示装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る投射型表示装置の構成を示す図である。投射型表示装置100は、自装置が分解された場合や故障した場合などの際に、使用者(視聴者や作業者)の安全を保護する安全機能を有したレーザTVなどの表示装置である。
投射型表示装置100は、レーザ光源1、接続部11,12、光ファイバ2、光学エンジン3、拡大投射レンズ5、スクリーン6、アンプA1,A2、差分検出部40、出力制御部50を有している。
レーザ光源1は、出力制御部50からの指示に基づいて、レーザ光の出射と停止を行なう。接続部11は、レーザ光源1と光ファイバ2を接続するとともに、レーザ光源1からのレーザ光を光ファイバ2に送る。
接続部11には、光量センサ(前段光量検出部)31Aが配設されている。光量センサ31Aは、接続部11を流れるレーザ光の光量を検出し、アンプA1側に送る。アンプA1は、光量センサ31Aから送られてくる信号(光量の検出結果)を増幅し、前段光量値として差分検出部40に送る。
光ファイバ2は、レーザ光源1からのレーザ光を伝播させて光学エンジン3側に送るレーザ伝達光路の一部である。接続部12は、光ファイバ2と光学エンジン3を接続するとともに、光ファイバ2からのレーザ光を光学エンジン3に送る。
光学エンジン3は、ミラー10、表示デバイス4、光量センサ31Bを備えている。ミラー10は、接続部12を介して送られてくるレーザ光を表示デバイス4へ導き、レーザ光を表示デバイス4に照射する。
光量センサ(後段光量検出部)31Bは、光学エンジン3内を流れるレーザ光の光量(接続部12から送られてくるレーザ光の光量)を検出し、アンプA2側に送る。アンプA2は、光量センサ31Bから送られてくる信号(光量の検出結果)を増幅し、後段光量値として差分検出部40に送る。
表示デバイス4は、例えば、DMD(Digital Micro-mirror Device)(登録商標)などの反射型光変調素子である。表示デバイス4は、ミラー10から送られてくるレーザ光を拡大投射レンズ5へ送り出す。拡大投射レンズ5は、表示デバイス4からのレーザ光を拡大してスクリーン6に投射するレンズである。スクリーン6は、拡大投射レンズ5によって投射された光を画像として表示する。
投射型表示装置100では、レーザ光源1と光ファイバー2とが接続部11を介して結合されており、レーザ光が外部に漏れることなく、レーザ光源1から光ファイバー2へレーザ光が導かれる。また、光ファイバー2と光学エンジン3とが接続部12を介して結合されており、レーザ光が外部に漏れることなく、光ファイバー2から光学エンジン3へレーザ光が導かれる。さらに、接続部12からのレーザ光は、密閉された光学エンジン3を介して拡大投射レンズ5に送られ、拡大投射レンズ5によって安全な光強度まで拡大されてスクリーン6に到達する。したがって、レーザ光源1からスクリーン6までの光ファイバ2を用いたレーザ伝達光路が正しく接続されていれば、レーザ光源1から出射される強度の強いレーザ光が使用者に照射されることはない。
差分検出部40は、光量センサ31A側から送られてくる前段光量値と、光量センサ31B側から送られてくる後段光量値と、の差分(以下、光量差分値という)を算出する。差分検出部40は、予め光量差分値の閾値を記憶しておき、この記憶しておいた閾値と、算出した光量差分値と、を比較する。差分検出部40は、出力制御部50に接続されており、光量差分値と閾値の比較結果を光量差分情報として出力制御部50に送る。
出力制御部50は、レーザ光源1に接続されており、差分検出部40から送られてくる光量差分情報に基づいて、レーザ光源1のレーザ出力(レーザ光の出射)を制御する。本実施の形態の出力制御部50は、光量差分値が閾値よりも大きい場合(レーザ光源1から光ファイバ2が外された場合など)にレーザ光源1からのレーザ光の出射を禁止し、光量差分値が閾値よりも小さい場合(レーザ光源1と光ファイバ2が正常に接続されている場合など)にレーザ光源1からのレーザ光の出射を許可する。これにより、レーザ光源1は、光量差分値が閾値よりも大きい場合には、レーザ光の出射を停止し、光量差分値が閾値よりも小さい場合には、レーザ光源1の電源がON状態であることを条件にレーザ光の出射を維持または開始する。
換言すると、使用者が投射型表示装置100の分解を試み、光量センサ31Aから光量センサ31Bまでのレーザ伝達光路を構成する部品が取り外された場合などに、差分検出部40がレーザ伝達光路は異常である(レーザ光の漏洩など)と判断し、出力制御部50はレーザ光源1から出射するレーザ光の出射を停止させる。具体的には、出力制御部50は、接続部11から光ファイバ2が取り外された場合、接続部12から光ファイバ2が取り外された場合、光学エンジン3から接続部12が取り外された場合、接続部11,12や光ファイバ2が故障または破損した場合などにレーザ光を遮断させる。
また、使用者が投射型表示装置100の組立てを試み、光量センサ31Aから光量センサ31Bまでのレーザ伝達光路を構成する部品を正しく取り付けた場合などに、差分検出部40がレーザ伝達光路は正常であると判断し、出力制御部50はレーザ光源1からレーザ光を出射させる。
さらに、本実施の形態では、接続部11,12に機械スイッチ41が配設されている。機械スイッチ41は、光ファイバ2が接続部11や接続部12に正しく接続されているか否かを検出し、この検出結果を差分検出部40に送る。
つぎに、投射型表示装置100の動作手順について説明する。図2は、実施の形態1に係る投射型表示装置の動作手順を示すフローチャートである。投射型表示装置100では、レーザ光源1の電源がONになると、出力制御部50がレーザ光源1からレーザ光を出射させる(ステップS110)。
光量センサ31Aは、接続部11を流れるレーザ光の光量を検出し、アンプA1側に送る。アンプA1は、光量センサ31Aから送られてくる信号を増幅し、前段光量値として差分検出部40に送る。
また、光量センサ31Bは、光学エンジン3内を流れるレーザ光の光量を検出し、アンプA2側に送る。アンプA2は、光量センサ31Bから送られてくる信号を増幅し、後段光量値としてて差分検出部40に送る。これにより、光量センサ31A,31Bでは、レーザ伝達光路の前段における光量とレーザ伝達光路の後段における光量とを検出する(ステップS120)。
差分検出部40は、光量センサ31A側から送られてくる前段光量値と、光量センサ31B側から送られてくる後段光量値と、の差分を光量差分値として算出する(ステップS130)。差分検出部40は、予め記憶しておいた閾値と、算出した光量差分値と、を比較する(ステップS140)。そして、差分検出部40は、光量差分値と閾値の比較結果を光量差分情報として出力制御部50に送る。
出力制御部50は、差分検出部40から送られてくる光量差分情報に基づいて、レーザ光源1のレーザ出力を制御する。具体的には、出力制御部50が差分検出部40から、光量差分値が閾値を超えていること(レーザ伝達光路に異常があること)を示す光量差分値情報を受けた場合(ステップS140、Yes)、出力制御部50は、レーザ光源1からのレーザ光の出射を停止させる(ステップS150)。
一方、出力制御部50が差分検出部40から、光量差分値が閾値を超えていないことを示す光量差分値情報を受けた場合(ステップS140、No)、出力制御部50は、レーザ光源1からのレーザ光の出射を維持させる。投射型表示装置100では、レーザ光源1の電源がONの間、光量差分値が閾値を超えるまで、ステップS120〜S140の処理を繰り返す。すなわち、光量差分値が閾値を超えるまで、レーザ光の出射を維持するとともに、光量センサ31A,31Bが、レーザ伝達光路の前段における光量とレーザ伝達光路の後段における光量とを検出し、差分検出部40が、閾値と算出した光量差分値と、を比較する処理を繰り返す(ステップS120〜S140)。光量差分値が閾値を超えれば(ステップS140、Yes)、出力制御部50は、レーザ光源1からのレーザ光の出射を停止させる(ステップS150)。レーザ光源1からのレーザ光の出射の停止は、レーザ光源1の電源をOFFすることによって行なってもよいし、所定のシャッターなどでレーザ光の出射を遮断してもよい。
この後、出力制御部50は、レーザ光源1の電源がON状態であることを条件に、光量差分値が閾値を超えておらず且つ前段光量値および後段光量値が所定値以上であれば、レーザ光源1にレーザ光を出射させてもよい。
レーザ伝達光路である光ファイバ2、接続部11,12が破損した場合、破損箇所から強度の強いレーザ光が出射する可能性がある。また、接続部11から光ファイバ2が取り外された場合、接続部12から光ファイバ2が取り外された場合、光学エンジン3から接続部12が取り外された場合には、強度の強いレーザ光が出射する可能性がある。
本実施の形態では、差分検出部40が光量センサ31A,31Bで検出される光量の差分を算出することによって、レーザ伝達光路の異常の有無を判定している。このため、レーザ光源1が正常に取り付けられていることによって前段の光量センサ31Aが正常な光量を検知しても、光ファイバ2などが破損していると後段の光量センサ31Bが正常な光量を検知せず、光ファイバ2などに異常があると判定できる。
これにより、レーザ伝達光路に異常がある場合には、レーザ光の出射を確実に停止させることができる。このように、レーザ伝達光路に異常がある場合には、レーザ光源1をOFFにしているので、光ファイバ2が破損した場合であっても使用者の眼や皮膚の安全を保護することができる。
また、レーザ光の出射を再開させるためには、レーザ伝達光路に故障などがない状態で、光ファイバ2や接続部11,12を正しく接続しなければ、光量センサ31A,31Bで正常な光量を検出できないので、安全な状態で投射型表示装置100を復旧させることができる。したがって、投射型表示装置100の修理作業や復旧動作をともに安全に行なうことが可能となる。
なお、本実施の形態では、光量センサ31Aを接続部11に配設し、光量センサ31Bを光学エンジン3内に配設する場合について説明したが、光量センサ31A,31Bの配設位置は、レーザ伝達光路上の何れの位置であってもよい。例えば、光量センサ31Bを接続部12に配設してもよい。
また、本実施の形態では、光量差分値に基づいてレーザ伝達光路の異常の有無を判断したが、前段光量値または後段光量値の何れか一方のみでレーザ伝達光路の異常の有無を判断してもよい。
前段光量値または後段光量値の何れか一方のみでレーザ伝達光路の異常の有無を判断する場合、前段光量値または後段光量値で検出される光量が所定値より大きいか否かに基づいてレーザ伝達光路の異常の有無(レーザ光源1が光ファイバ2から取り外されたか否か)を判断する。
例えば、投射型表示装置100が分解されて、レーザ光源1や光ファイバ2が取り外されると、光量センサ31A,31Bで検知される光量が小さくなるので、レーザ伝達光路が異常であると容易に判断できる。この結果、たとえレーザ光源1が取り外されて使用者がレーザ光源1を直接見るようなことが起きても、レーザ光源1は動作していない状態なので人体の安全を保護することができる。
つぎに、接続部11,12の詳細な構成について説明する。本実施の形態では、光ファイバ2とレーザ光源1が接続部11,12によって正しく接続されているか否かを検出し、光ファイバ2とレーザ光源1を正しく接続された状態の時にレーザ光の出射を許可する。なお、接続部11,12は同様の構成を有するので、以下では接続部11を例にとって説明する。
図3は、実施の形態1に係る投射型表示装置の接続部の構成を示す図である。図3では、接続部11のカップリング機構82に光ファイバ2が取り付けられた様子を示している。なお、図3の各構成要素のうち図1に示す実施の形態1の投射型表示装置100と同一機能を達成する構成要素については同一番号を付しており、重複する説明は省略する。
接続部11は、ロック機構81、カップリング機構82、封止部83、機械スイッチ41を有している。カップリング機構82は、概略筒状(円筒状など)をなしており、光ファイバ2およびロック機構81を格納(囲繞)する。カップリング機構82は、一方の端部(開口部)がレーザ光源1のレーザ光出射口(接続部材)70に接続され、他方の端部にロック機構81と封止部83が配設される。カップリング機構82は、ロック機構81側から挿入される光ファイバ2の先端部をレーザ光出射口70に接続した状態で光ファイバ2を格納する。
カップリング機構82のレーザ光出射口70側の開口部は、レーザ光出射口70と略同じ形状かつ同じ大きさに開口させてあり、カップリング機構82はレーザ光出射口70と光ファイバを接続する。これにより、レーザ光出射口70からのレーザ光は漏れることなく全てカップリング機構82内(光ファイバ2)に導かれる。
ロック機構81は、光ファイバ2がカップリング機構82から外れてしまうことを防止するとともに、光ファイバ2とカップリング機構82との接続状態を検知する機能を有している。
ロック機構81は、概略円板状をなしており、その略中心部が開口している。ロック機構81の開口部には、光ファイバ2が貫通するよう挿入されている。ロック機構81は、その主面がカップリング機構82の軸方向と垂直になるよう、ロック機構81の側面がカップリング機構82の内壁に取り付けられる。ロック機構81の側面と、カップリング機構82の内壁面には僅かな隙間を設けてあり、ロック機構81は、主面がカップリング機構82の軸方向に回転できるようカップリング機構82内に取り付けられる。
ロック機構81は、カップリング機構82内に光ファイバ2が挿入されて光ファイバ2とレーザ光出射口70とが接続すると、光ファイバ2の挿入されるカップリング機構82の挿入口に係合して挿入口を封止するよう構成されている。
封止部83は、ロック機構81がカップリング機構82から外れてしまうことを防止するとともに、カップリング機構82内からレーザ光が漏洩することを防止する機能を有している。
封止部83は、概略円板状(平板状)をなしており、その略中心部が開口している。封止部83の開口部には、光ファイバ2が貫通するよう挿入されて封止部83が光ファイバ2に固着されている。封止部83は、その主面がカップリング機構82の軸方向と垂直になるよう、カップリング機構82の一方の端部(カップリング機構82のロック機構81が取り付けられる側の上面)に回転自在に取り付けられる。封止部83の主面は、カップリング機構82の内径よりも大きく構成してあり、封止部83をカップリング機構82の上面に当接させることによって、ロック機構81はカップリング機構82内に閉じ込められる。
換言すると、封止部83は、光ファイバ2とレーザ光出射口70とが接続してロック機構81がカップリング機構82の挿入口に係合した状態で、カップリング機構82に取り付けられると、カップリング機構82の挿入口を封止する。これにより、カップリング機構82内のレーザ光が封止部83側から漏れることはない。
このように、カップリング機構82にロック機構81、封止部83、光ファイバ2が取り付けられた状態では、レーザ光出射口70からのレーザ光が光ファイバ2へ送られるので、レーザ光が接続部11から漏洩することはない。
本実施の形態のロック機構81は、カップリング機構82へ取り付けられる際の基準位置として接点X1を備えている。また、カップリング機構82は、ロック機構81が取り付けられる際の基準位置として接点X2を備えている。
接続部11は、ロック機構81がカップリング機構82に挿入された後にカップリング機構82内で回転させられることによって接点X1と接点X2とが接触できるよう構成されている。換言すると、ロック機構81がカップリング機構82から取り外されると、接点X1と接点X2との接触が解除される。
機械スイッチ(接続状態検出部)41は、接点X1と接点X2との接触状態(係合状態)(回転位置)を検出するスイッチであり、検出結果を差分検出部40に送る。光ファイバ2が取り付けられたロック機構81がカップリング機構82に取り付けられている間は、機械スイッチ41から差分検出部40へ、接点X1と接点X2が接触していること(レーザ伝達光路に異常がないこと)を示す信号が送られる。一方、光ファイバ2が取り付けられたロック機構81がカップリング機構82から取り外されると、機械スイッチ41から差分検出部40へは接点X1と接点X2とが離れていることを示す信号が送られる。
差分検出部40は、接点X1と接点X2との接触が離れたことを示す信号を受けている間は、出力制御部50にレーザ光の遮断を指示する。これにより、出力制御部50は、レーザ光源1から出射するレーザ光を遮断させる。
一方、差分検出部40は、接点X1と接点X2とが接触していることを示す信号を受けた場合に、出力制御部50にレーザ光の出射を指示する。これにより、出力制御部50は、レーザ光源1からレーザ光を出射させる。
投射型表示装置100の使用者は、再度光ファイバを2とロック機構81をカップリング機構82の正規の位置に取り付けて接点X1と接点X2とを接触させるか、特殊工具などによって機械スイッチ41を誤動作させない限りはレーザ光源1からレーザ光を出射(点灯)させることはできない。したがって、専門修理者以外の一般使用者などがたとえ投射型表示装置100を分解し安全装置が作動しても、専門知識なしには容易に安全装置を解除できない。また、一般市販の工具などでは容易に安全装置を解除できない。
換言すると、使用者は、光ファイバ2が接続部11から取り外された状態のまま接点X1と接点X2を接触させることは容易にできず、故意または偶然にレーザ光源1からレーザ光が出射されることはない。
なお、本実施の形態では、機械スイッチ41が接点X1と接点X2が接触しているか否かを検出し、この検出結果に基づいてレーザ光源1を制御したが、機械スイッチ41がカップリング機構82とロック機構81との係合状態、カップリング機構82と封止部83との係合状態、光ファイバ2とレーザ光出射口70との係合状態を検出してもよい。この場合も、機械スイッチ41の検出結果に基づいてレーザ光源1を制御する。
また、図3では、接続部11によって光ファイバ2をレーザ伝達光路に接続する場合について説明したが、接続部12によって光ファイバ2をレーザ伝達光路に接続する場合、光ファイバ2は接続部12によって光学エンジン3に接続される。
このように実施の形態1によれば、レーザ伝達光路に異常があると、安全装置が作動しレーザ光源1からのレーザ光を遮断するので、人体(使用者の眼や皮膚など)の安全を保護できる。また、光量センサ31A,31Bを用いて複数箇所で光量を検出するとともに、光量差分値に基づいて、レーザ伝達光路に異常があるか否かを判断しているので、レーザ伝達光路内の異常を正確に検出することができる。
また、投射型表示装置100には、光量センサ31A,31Bや差分検出部40などを配設するだけでよいので、簡易な構成で安価に使用者の安全を保護できる。また、レーザ光源1が光ファイバ2から取り外されたか否かは、前段光量値または後段光量値の何れか一方のみで判断できるので、簡易な構成で容易にレーザ伝達光路内の異常を正確に検出することができる。
また、接続部11から光ファイバ2が取り外された場合に、レーザ光源1から出射されているレーザ光を遮断するので、人体の安全を保護できる。また、一度レーザ光源1が遮断されると、再び光ファイバ2を接続部11に正しく接続しない限り、レーザ光源1からレーザ光が出射されることはないので、人体の安全を保護できる。また、投射型表示装置100には、接点X1,X2、機械スイッチ41などを設けるだけでよいので、簡易な構成で安価に使用者の安全を保護できる。
また、機械スイッチ41は、接点X1,X2の回転位置に基づいて、光ファイバ2とレーザ光出射口70との接合状態を検出するので、光ファイバ2がレーザ光出射口70に接合されているか否かを容易に正しく検出することが可能となる。
実施の形態2.
つぎに、図4〜6を用いてこの発明の実施の形態2について説明する。実施の形態2では、レーザ光の遮断を解除させるための所定のコマンドが入力された場合に、レーザ光の出射を許可する。
図4は、実施の形態2に係る投射型表示装置の構成を示す図である。図4の各構成要素のうち図1に示す実施の形態1の投射型表示装置100と同一機能を達成する構成要素については同一番号を付しており、重複する説明は省略する。
本実施の形態に係る投射型表示装置100は、レーザ光源1、接続部11,12、光ファイバ2、光学エンジン3、拡大投射レンズ5、スクリーン6、アンプA1,A2、差分検出部40、出力制御部50に加えて、解除コマンド入力部61を有している。
解除コマンド入力部61は、出力制御部50に接続されている。使用者から解除コマンド入力部61に、レーザ光の遮断を解除させるためのコマンド(以下、解除コマンドという)が入力されると、解除コマンド入力部61は、この解除コマンドを出力制御部50に送る。
本実施の形態の出力制御部50は、解除コマンド入力部61から解除コマンドが送られてきた場合に、レーザ光源1の出力をOFFからONにしてレーザ光を出射させる。出力制御部50は、差分検出部40からレーザ伝達光路に異常がないことを示す信号を受けた場合であって、かつ解除コマンドを受けた場合にレーザ光源1からレーザ光を出射させてもよいし、差分検出部40からレーザ伝達光路に異常がないことを示す信号を受けることなく、解除コマンドを受けた場合にレーザ光源1からレーザ光を出射させてもよい。
図5は、実施の形態2に係る投射型表示装置が有する出力制御部50の構成を示す図である。出力制御部50は、制御マイコン(マイクロコンピュータ)52、ゲートパルス発生回路53を有しており、解除コマンド入力部61、フロントコントロールボタン62およびレーザ光源1に接続されている。
フロントコントロールボタン62は、投射型表示装置100(レーザ光源1)の電源をONまたはOFFさせるボタンである。使用者がフロントコントロールボタン62を押下すると、レーザ光源1の電源をONさせる信号が制御マイコン52に送られる。
制御マイコン52は、差分検出部40からレーザ伝達光路の異常がが通知されていなければ、レーザ光源1を出射させるケートパルスをゲートパルス発生回路53に発生させる。ゲートパルス発生回路53は、制御マイコン52からケートパルスを発生させる指示を受けると、ゲートパルスを発生させてレーザ光源1に送る。
レーザ光源1は、電源71と、レーザ光を発生させるためのレーザダイオード72と、を有している。レーザ光源1は、ゲートパルス発生回路53からのゲートパルスに応じたレーザ光73をレーザダイオード72から出射する。
つぎに、出力制御部50の動作手順(制御アルゴリズム)について説明する。図6は、出力制御部の動作手順を示すフローチャートである。使用者がフロントコントロールボタン62を押下すると、レーザ光源1の電源をONさせる信号が制御マイコン52に送られる。制御マイコン52は、ケートパルスの発生指示をゲートパルス発生回路53に送る。ゲートパルス発生回路53は、制御マイコン52からの指示に基づいてゲートパルスを発生させ、レーザ光源1に送る。レーザ光源1は、ゲートパルス発生回路53からのゲートパルスに応じたレーザ光73を出射する。
差分検出部40は、レーザ伝達光路に異常があるか否かを光量センサ31A,31B
機械スイッチ41によって検出する(ステップS210)。差分検出部40が、レーザ伝達光路に異常があることを検出しなければ(ステップS220、No)、差分検出部40はレーザ伝達光路に異常がないことを出力制御部50に通知する。これにより、出力制御部50の制御マイコン52は、ケートパルスの出力指示をゲートパルス発生回路53に送る。ゲートパルス発生回路53は、制御マイコン52からの指示に基づいて、ゲートパルスの発生をONしたままにする(ステップS225)。そして、出力制御部50は、レーザ光源1にレーザ光の出射を維持させる。
一方、差分検出部40が、レーザ伝達光路に異常があることを検出すると(ステップS220、Yes)、差分検出部40レーザ伝達光路に異常があることを出力制御部50に通知する。これにより、出力制御部50の制御マイコン52は、ケートパルスの停止指示をゲートパルス発生回路53に送る。ゲートパルス発生回路53は、制御マイコン52からの指示に基づいて、ゲートパルスの発生をOFFにする(ステップS230)。そして、出力制御部50は、レーザ光源1から出射するレーザ光を遮断させる。
使用者から解除コマンド入力部61に、レーザ光の遮断を解除させるための解除コマンドが入力されなければ(ステップS240、No)、解除コマンド入力部61から出力制御部50へ解除コマンドが送られることはない。このため、ゲートパルス発生回路53は、ゲートパルスの発生をOFFしたままにする(ステップS225)。これにより、出力制御部50は、レーザ光源1からのレーザ光の遮断を維持させる。
一方、使用者から解除コマンド入力部61に、レーザ光の遮断を解除させるための解除コマンドが入力されると(ステップS240、Yes)、解除コマンド入力部61は、この解除コマンドを出力制御部50に送る。
出力制御部50の制御マイコン52は、解除コマンド入力部61からの解除コマンドを受けると、ケートパルスの出力指示をゲートパルス発生回路53に送る。ゲートパルス発生回路53は、制御マイコン52からの指示に基づいて、ゲートパルスの発生をONにする(ステップS250)。これにより、出力制御部50は、レーザ光源1にレーザ光を出射させる。
なお、図6では、レーザ伝達光路に異常があるか否かを光量センサ31A,31Bで検出する場合について説明したが、レーザ伝達光路に異常があるか否かを機械スイッチ41によって検出してもよい。
このように実施の形態2によれば、一旦安全確保のためにレーザ光が遮断された場合、使用者などによって解除コマンドが入力されない限り(所定の手続きが行なわれない限り)、たとえレーザ伝達光路が正常な状態に戻った場合であってもゲートパルスはONにならず、レーザ光源1はレーザ光を出射しない。したがって、レーザ伝達光路が異常な状態となった後、使用者が光量センサ31A,31Bや機械スイッチ41を動作させて安全装置を解除しようと試みてもレーザ光源1はレーザ光を出射せず安全を維持することができる。
実施の形態3.
つぎに、図7を用いてこの発明の実施の形態3について説明する。実施の形態3では、光ファイバ2がレーザ光源1(接続部11,12)から取り外された場合に、バネ部材を用いて接続部11,12内で遮蔽板(後述の遮蔽板87X)を回動させ、レーザ光路の開閉を行なう。なお、実施の形態3に係る接続部11,12は同様の構成を有するので、以下では接続部11を例にとって説明する。
図7は、実施の形態3に係る投射型表示装置の接続部の構成を示す図である。図7では、接続部11のカップリング機構82に光ファイバ2を取り付ける様子を示している。なお、図7の各構成要素のうち図3に示す実施の形態1の接続部11と同一機能を達成する構成要素については同一番号を付しており、重複する説明は省略する。また、説明の便宜上、光ファイバ2のカップリング機構82への挿入方向を接続部11(封止部83やカップリング機構82)の下側とし、光ファイバ2をカップリング機構82から抜き出す方向を接続部11の上側として説明する。
接続部11は、カップリング機構82、封止部83、遮蔽機構90を有している。カップリング機構82は、概略四角柱状の溝がくり貫かれた筒状をなしており、その内側(筒面内)に遮蔽機構90が配設されている。カップリング機構82は、一方の端部(下側の開口部)がレーザ光源1のレーザ光出射口70に接続され、他方の端部(上側の開口部)に封止部83が配設される。カップリング機構82は、封止部83側から挿入される光ファイバ2の先端部をレーザ光出射口70に接続した状態で光ファイバ2とレーザ光出射口70を格納する。
封止部83は、光ファイバ2がカップリング機構82から外れてしまうことを防止するとともに、カップリング機構82内からレーザ光が漏洩することを防止する機能を有している。封止部83は、挿入部83a、押下部83b、上面係合部83c、側面係合部83dを有している。
挿入部83aは、カップリング機構82の内壁面で囲まれたエリアよりも僅かに小さな概略四角柱状をなしており、カップリング機構82内に挿入された場合にカップリング機構82の内壁面に係合できるよう構成されている。
押下部83bは、挿入部83aの下面側に配設されている。押下部83bは、筒状をなしており、挿入部83aの外壁部分が封止部83の下側に延設されるとともに、その内部が中空状態となるよう作成されている。
上面係合部83cは、挿入部83aの上面側に配設されている。上面係合部83cの上面(挿入部83aと反対側の主面)は、カップリング機構82の上面を覆うことができるようカップリング機構82の開口部よりも大きく構成してある。封止部83をカップリング機構82に取り付けた際には、上面係合部83cの下面がカップリング機構82の上面と当接する。
側面係合部83dは、挿入部83aの上面側であって、上面係合部83cの下面側に配設されている。側面係合部83dは、筒状をなしており、上面係合部83cの外壁部分が封止部83の下側に延設されるとともに、その内部が中空状態となるよう作成されている。この側面係合部83dに設けられた中空状態の溝は、カップリング機構82の上面(環状面)よりも僅かに大きく構成してある。封止部83をカップリング機構82に取り付けた際には、側面係合部83dの内壁面(側面)がカップリング機構82の外壁面(側面)と当接する。
これにより、封止部83をカップリング機構82に取り付けた際には、挿入部83aや押下部83bがカップリング機構82内に閉じ込められた状態で、上面係合部83cと側面係合部83dが、カップリング機構82の開口部と当接する。したがって、封止部83をカップリング機構82に取り付けると、カップリング機構82内のレーザ光が封止部83側から漏れることはない。
また、封止部83の上面係合部83cと挿入部83aには、柱状の軸方向に光ファイバ2を挿入する挿入口が設けられている。光ファイバ2の先端部は、上面係合部83c側から挿入されて、上面係合部83cと挿入部83aを貫通する。光ファイバ2の先端部は、押下部83bの下端部よりも下側に突き出ない位置で留められて封止部83に固着される。
遮蔽機構90は、封止部83がカップリング機構82から取り外された場合に回動してレーザ光出射口70からのレーザ光を遮蔽するとともに、封止部83がカップリング機構82に取り付けられた場合に回動してカップリング機構82内に挿入部83aが挿入される経路(挿入口)を確保する。
遮蔽機構90は、ストッパー84Y、バネ部材86X,85Y、遮蔽板87X、回転軸91X,92Yを備えている。また、カップリング機構82の内壁面には、カップリング機構82の内壁面と遮蔽板87Xの主面とが平行な状態で遮蔽板87Xを格納できる遮蔽板格納スペース88Xが設けられている。また、カップリング機構82の内壁面には、遮蔽板格納スペース88Xに対向する位置に、カップリング機構82の内壁面とストッパー84Yの主面とが平行な状態でストッパー84Yを格納できるストッパー格納スペース89Yが設けられている。
遮蔽板格納スペース88Xの上部側には、遮蔽板87Xを回転させる回転軸91Xが配設されている。回転軸91Xの軸方向は、カップリング機構82の柱軸方向に垂直な方向である。
バネ部材(付勢部)86Xは、遮蔽板格納スペース88X内に配設されている。このバネ部材86Xは、例えば2枚の板を有した板バネである。バネ部材86Xは、一方の板がカップリング機構82の内壁面に平行となるようカップリング機構82の内壁面に固定され、他方の板が遮蔽板87Xに接合している。バネ部材86Xは、遮蔽板87Xの主面とカップリング機構82の内壁面が互いに離れる方向に付勢されている。
遮蔽板87Xは、主面が矩形の概略平板状をなしており、その主面はカップリング機構82を柱軸方向で切断した場合の断面(内壁面で囲まれたエリア)とほぼ同じ大きさで同じ形状を有している。遮蔽板87Xは、遮蔽板格納スペース88Xに格納された際の上部側(上端部)が回転軸91Xに接合されている。遮蔽板87Xは、バネ部材86Xの付勢力と、この付勢力に抗する力とによって、回転軸91Xを中心として回転する。これにより、遮蔽板87Xは、カップリング機構82の柱軸方向と平行な面内(紙面内)で回転する。
遮蔽板87Xは、封止部83がカップリング機構82に取り付けられていない時には、主面がカップリング機構82の柱軸方向と垂直になる。遮蔽板87Xは、封止部83がカップリング機構82に取り付けられている時には、主面がカップリング機構82の内壁面と平行になり、遮蔽板格納スペース88Xに格納される。
遮蔽板87Xの主面がカップリング機構82の柱軸方向と垂直になると、レーザ光路が閉状態となり、遮蔽板87Xの主面がカップリング機構82の内壁面と平行になると、レーザ光路が開状態となる。
また、ストッパー格納スペース89Yの上部側には、ストッパー84Yを回転させる回転軸92Yが配設されている。回転軸92Yの軸方向は、カップリング機構82の柱軸方向に垂直な方向である。ストッパー84Yは、ストッパー格納スペース89Yに格納される際の上部側(上端部)が回転軸92Yに接合されている。
バネ部材85Yは、ストッパー84Yの下端部を押し上げる押しバネであり、ストッパー格納スペース89Yの下部側に配設されている。バネ部材85Yは、一方の端部がカップリング機構82の内壁面に固定され、他方の端部がストッパー84Yの下端部に接合されている。バネ部材85Yは、カップリング機構82の内壁面に垂直な方向に伸縮する。
ストッパー(固定部)84Yは、下端部に遮蔽板87Xの下端部を引っ掛ける2つの爪(上側に配設される爪と下側に配設される爪)を備えている。ストッパー84Yに設けられた一方の爪は、遮蔽板87Xの表面を引っ掛ける爪(上側の爪)であり、他方の爪は、遮蔽板87Xの裏面を引っ掛ける爪(下側の爪)である。
ストッパー84Yは、バネ部材85Yの付勢力と、この付勢力に抗する力とによって、回転軸92Yを中心として回転する。これにより、ストッパー84Yは、カップリング機構82の柱軸方向と平行な面内(紙面内)で回転する。
ストッパー84Yは、封止部83がカップリング機構82に取り付けられていない時には、下端部で遮蔽板87Xの下端部(側面)を回転軸91の方向に押している。ストッパー84Yは、封止部83がカップリング機構82に取り付けられている時には、下端部で封止部83を押した状態でストッパー格納スペース89Yに格納される。
ここで、接続部11の動作について説明する。封止部83がカップリング機構82から取り外されている場合、遮蔽板87Xの主面はカップリング機構82の柱軸方向と垂直な方向を向いており、レーザ光路が閉状態(光ファイバ2の挿入方向が遮蔽された状態)である。
この状態で、光ファイバ2を装着した封止部83を押下部83b側からカップリング機構82に挿入すると、押下部83bがカップリング機構82の内部を下側に進み、遮蔽板87Xの表面を押し下げる。
遮蔽板87Xは、バネ部材86Xの付勢力に抗するよう回転軸91Xを軸として回転する。このとき、、遮蔽板87Xの下端部(裏面)がストッパー84Yの下側の爪に押し当てられ、ストッパー84Yの下端部がバネ部材85Y側に押される。これにより、バネ部材85Yが押し縮められ、ストッパー84Yの下端部がカップリング機構82の内壁面に近付くよう、回転軸92Yを軸としてストッパー84Yが回転する。これにより、ストッパー84Yは、ストッパー格納スペース89Y内に押し込まれる。
ストッパー84Yが所定量だけ回転すると、遮蔽板87Xの下端部がストッパー84Yの下側の爪から離れる。遮蔽板87Xが約90度回転することによって、バネ部材86Xが折りたたまれ、遮蔽板87Xが遮蔽板格納スペース88X内に押し込まれる。
押下部83bと挿入部83aが下側に下がっていくことによって、押下部83bの外壁面と挿入部83aの外壁面が遮蔽板格納スペース88Xとストッパー格納スペース89Yの開口部を覆う。そして、押下部83bの外壁面と挿入部83aの外壁面によって、遮蔽板87Xとストッパー84Yをカップリング機構82の内壁面側に押し付ける。これにより、遮蔽板87Xは、バネ部材86Xが縮設された状態で遮蔽板格納スペース88X内に格納される。ストッパー84Yは、バネ部材85Yが縮設された状態でストッパー格納スペース89Y内に格納される。そして、カップリング機構82内で光ファイバ2がレーザ光出射口70に接続される。これにより、光ファイバ2の挿入方向が貫通する。
このように、カップリング機構82にロック機構81、封止部83、光ファイバ2が取り付けられた状態では、レーザ光出射口70からのレーザ光が光ファイバ2へ送られるので、レーザ光が接続部11から漏洩することはない。
封止部83がカップリング機構82に取り付けられている場合、遮蔽板87Xの主面はカップリング機構82の内壁面に平行な方向を向いている。光ファイバ2を装着した封止部83をカップリング機構82から引き抜き出すと、挿入部83aと押下部83bがカップリング機構82の内部を上側に進み、押下部83bの外壁面と挿入部83aの外壁面が、遮蔽板格納スペース88Xの開口部を開放する。これにより、バネ部材86Xが開き、遮蔽板87Xは、バネ部材86Xの復元力によって跳ね上げられ、回転軸91Xを中心に回転する。
挿入部83aと押下部83bがさらにカップリング機構82の内部を上側に進むと、押下部83bの外壁面と挿入部83aの外壁面が、ストッパー格納スペース89Yの開口部を開放する。これにより、ストッパー84Yは、バネ部材86Xの復元力によって、回転軸92Xを中心に回転する。
遮蔽板87Xは、約90度回転することによって、主面がカップリング機構82の柱軸方向と垂直な方向を向く。この時点で、ストッパー84Yが、ストッパー格納スペース89Yから僅かに飛び出し、上側の爪によって遮蔽板87Xの上面を引っ掛ける。これにより、ストッパー84Yの主面がカップリング機構82の内壁面と略平行になる。このとき、ストッパー84Yの下端部は、裏面がバネ部材85Yの復元力によって押されている。また、ストッパー84Yの下端部は、表面が遮蔽板87Xの下端部(側面)に押し当てられ、上側の爪が遮蔽板87Xの下端部(表面)に押し当てられている。これにより、遮蔽板87Xは、その主面がカップリング機構82の内壁面と略平行となる位置で固定され、レーザ光路が閉状態となる。
このように、接続部11がバネ蓋のように、押下部83bが遮蔽板87Xを下に押すと、レーザ光路が開状態となり、押下部83bが遮蔽板87Xから離れるとレーザ光路が閉状態となる。そして、投射型表示装置100の使用者は、光ファイバを2をカップリング機構82に正しく取り付けてレーザ光路を開状態にしなければ、レーザ光源1からレーザ光を出射させることはできない。したがって、専門修理者以外の一般使用者などがたとえ投射型表示装置100を分解し安全装置が作動しても、専門知識なしには容易に安全装置を解除できない。また、一般市販の工具などでは容易に安全装置を解除できない。
換言すると、使用者は、光ファイバ2が接続部11から取り外された状態のままレーザ伝達光路を開状態にすることは容易にできず、故意または偶然にレーザ光源1からレーザ光が出射されることはない。
なお、本実施の形態では、カップリング機構82の形状を概略四角柱状の溝がくり貫かれた筒状としたが、カップリング機構82の形状を概略三角柱状の溝をくり貫いた筒状としてもよい。この場合、遮蔽板格納スペース88Xを1つの内壁面に配置し、ストッパー格納スペース89Yを、遮蔽板格納スペース88Xに対抗する辺上に配置する。そして、遮蔽板87Xを、主面が三角形の概略平板状とする。
また、本実施の形態では、バネ部材86Xによって遮蔽板87Xを回転させたが、バネ部材以外のゴムなどの弾性体によって遮蔽板87Xを回転させてもよい。また、バネ部材85Yによってストッパー84Yを回転させたが、バネ部材以外のゴムなどの弾性体によってストッパー84Yを回転させてもよい。
また、本実施の形態では、ストッパー84Yによって遮蔽板87Xを固定したが、ストッパー格納スペース89Yの壁面によって遮蔽板87Xを固定してもよいし、遮蔽板格納スペース88Xの壁面によって遮蔽板87Xを固定してもよい。
このように実施の形態3によれば、カップリング機構82から光ファイバ2が取り外された場合に、レーザ光源1から出射されているレーザ光を遮断するので、人体の安全を保護できる。
また、一度レーザ光源1が遮断されると、再び光ファイバ2をカップリング機構82に正しく接続しない限り、レーザ光源1からレーザ光が出射されることはないので、人体の安全を保護できる。また、投射型表示装置100には、カップリング機構82、遮蔽機構90、封止部83などを設けるだけでよいので、簡易な構成で安価に使用者の安全を保護できる。
また、封止部83をカップリング機構82から取り外した場合には、遮蔽板87Xがカップリング機構82の柱軸方向と垂直になる位置で遮蔽板87Xが固定されるので、レーザ光路が閉状態となる場合には効率良くレーザ光を遮蔽することが可能となる。
また、バネ部材86Xによって遮蔽板87Xを回転させるので簡易な構成で容易に遮蔽板87Xを回転させることが可能となる。また、ストッパー84Yによって遮蔽板87Xを固定するので、簡易な構成で容易に遮蔽板87Xを固定することが可能となる。
なお、実施の形態1〜3では、レーザ光の出力制御が行なわれる装置が投射型表示装置である場合について説明したが、レーザ光を光源とするLCD−TVなどに実施の形態1〜3で説明したレーザ光の出力制御を適用してもよい。また、高出力のレーザ光を光源とする産業用装置(加工機など)の安全システムに実施の形態1〜3で説明したレーザ光の出力制御を適用してもよい。
以上のように、本発明に係る投射型表示装置は、レーザ光源から出射するレーザ光の出力制御に適している。
本発明の実施の形態1に係る投射型表示装置の構成を示す図である。 実施の形態1に係る投射型表示装置の動作手順を示すフローチャートである。 実施の形態1に係る投射型表示装置の接続部の構成を示す図である。 実施の形態2に係る投射型表示装置の構成を示す図である。 実施の形態2に係る投射型表示装置が有する出力制御部の構成を示す図である。 出力制御部の動作手順を示すフローチャートである。 実施の形態3に係る投射型表示装置の接続部の構成を示す図である。
符号の説明
1 レーザ光源
2 光ファイバ
3 光学エンジン
4 表示デバイス
5 拡大投射レンズ
6 スクリーン
10 ミラー
11,12 接続部
31A,31B 光量センサ
40 差分検出部
41 機械スイッチ
50 出力制御部
52 制御マイコン
53 ゲートパルス発生回路
61 解除コマンド入力部
62 フロントコントロールボタン
70 レーザ光出射口
71 電源
72 レーザダイオード
73 レーザ光
81 ロック機構
82 カップリング機構
83 封止部
83a 挿入部
83b 押下部
83c 上面係合部
83d 側面係合部
84Y ストッパー
86X,85Y バネ部材
87X 遮蔽板
88X 遮蔽板格納スペース
89Y ストッパー格納スペース
90 遮蔽機構
91X,92Y 回転軸
100 投射型表示装置
A1,A2 アンプ
X1,X2 接点

Claims (8)

  1. レーザ光源から出射されるレーザ光を光ファイバを用いたレーザ伝達光路を介してスクリーンに導き、前記スクリーンにレーザ光を照射して画像を表示する投射型表示装置において、
    筒状をなすとともに、前記光ファイバと前記レーザ伝達光路上の接続部材とを前記筒内で接続する接続部と、
    平板状をなすとともに、前記平板の主面側から前記光ファイバを貫通させた状態で前記光ファイバに固着され、かつ前記筒内に前記光ファイバが挿入されて前記筒内で前記光ファイバと前記接続部材とが接続すると前記光ファイバの挿入される前記筒状の挿入口に係合して前記挿入口を封止する封止部と、
    前記封止部と前記接続部の係合状態に基づいて、前記光ファイバと前記接続部材とが接続されているか否かを検出する接続状態検出部と、
    前記光ファイバが前記接続部材に接続されていないことを前記接続状態検出部が検出している間は前記レーザ光源に前記レーザ光の出射を停止させる出力制御部と、
    を備えることを特徴とする投射型表示装置。
  2. 前記封止部は、前記接続部の挿入口に回転自在に係合し、
    前記接続状態検出部は、前記封止部が前記接続部と所定の回転位置で係合した場合に前記光ファイバと前記接続部材とが接続されていることを検出し、
    前記出力制御部は、前記光ファイバが前記接続部材に接続されていることを前記接続状態検出部が検出すると前記レーザ光源に前記レーザ光の出射を許可することを特徴とする請求項1に記載の投射型表示装置。
  3. 前記レーザ光の出射の停止を解除して前記レーザ光を出射させる解除コマンドが入力される解除コマンド入力部をさらに備え、
    前記出力制御部は、前記光ファイバが前記接続部材に接続されていることを前記接続状態検出部が検出している状態で前記解除コマンド入力部に前記解除コマンドが入力されると、前記レーザ光源に前記レーザ光の出射を許可することを特徴とする請求項1または2に記載の投射型表示装置。
  4. 前記レーザ伝達光路上の前段で前記レーザ光の光量を検出する前段光量検出部と、
    前記レーザ伝達光路上の後段で前記レーザ光の光量を検出する後段光量検出部と、
    前記前段光量検出部が検出するレーザ光の光量と、前記後段光量検出部が検出するレーザ光の光量との差分値を検出する差分検出部と、
    をさらに備え、
    前記出力制御部は、前記差分検出部が所定値よりも大きい差分値を検出した場合に、前記レーザ光源に前記レーザ光の出射を停止させることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の投射型表示装置。
  5. 前記出力制御部は、前記差分検出部が前記所定値以下の差分値を検出している状態で前記解除コマンド入力部に前記解除コマンドが入力されると、前記レーザ光源に前記レーザ光の出射を許可することを特徴とする請求項4に記載の投射型表示装置。
  6. レーザ光源から出射されるレーザ光を光ファイバを用いたレーザ伝達光路を介してスクリーンに導き、前記スクリーンにレーザ光を照射して画像を表示する投射型表示装置において、
    筒状をなすとともに、前記光ファイバと前記レーザ伝達光路上の接続部材とを前記筒内で接続する接続部と、
    平板状をなすとともに、前記平板の主面側から前記光ファイバを貫通させた状態で前記光ファイバに固着され、かつ前記筒内に前記光ファイバが挿入されて前記筒内で前記光ファイバと前記接続部材とが接続すると前記光ファイバの挿入される前記筒状の挿入口に係合して前記挿入口を封止する封止部と、
    前記光ファイバよりも前記光ファイバの挿入方向側に突き出すよう前記封止部から前記光ファイバの挿入方向に延設される挿入部と、
    平板状をなすとともに、前記接続部の筒内部に配設されて、前記挿入部が前記筒内に挿入された場合には自身が折りたたまれて前記筒内で前記光ファイバの挿入方向を貫通させ、前記挿入部が前記筒内から引き抜かれた場合には自身が開いて前記筒内で前記光ファイバの挿入方向を遮蔽する遮蔽板と、
    を備えることを特徴とする投射型表示装置。
  7. 前記筒内で前記遮蔽板が開く方向に前記遮蔽板を付勢する付勢部をさらに備え、
    前記挿入部が前記筒内に挿入された場合には前記挿入部が前記付勢手段の付勢力に抗して前記遮蔽板を折りたたみ、前記挿入部が前記筒内から引き抜かれた場合には前記付勢手段の付勢力によって前記遮蔽板を開かせることを特徴とする請求項6に記載の投射型表示装置。
  8. 前記挿入部が前記筒内から引き抜かれて前記遮蔽板が開いた際に、前記遮蔽板が開いた状態で前記遮蔽板を固定する固定部をさらに備えることを特徴とする請求項6または7に記載の投射型表示装置。
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