JP2000267621A - 映像表示装置 - Google Patents

映像表示装置

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JP2000267621A
JP2000267621A JP11070764A JP7076499A JP2000267621A JP 2000267621 A JP2000267621 A JP 2000267621A JP 11070764 A JP11070764 A JP 11070764A JP 7076499 A JP7076499 A JP 7076499A JP 2000267621 A JP2000267621 A JP 2000267621A
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JP
Japan
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light
laser
laser light
display device
image
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Withdrawn
Application number
JP11070764A
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English (en)
Inventor
Naoki Matsuda
直樹 松田
Ken Ito
謙 伊藤
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高エネルギーのレーザー光を光源としてスリ
クーンに映像を映し出す映像表示装置のレーザー光にお
ける事故を防止を行う。 【解決手段】 レーザー光源1〜3を用いたリアプロジ
ェクションTVの光学系や光源等によって発生した異常
をセンサー13で検出し、これをマイコン14に伝え、
マイコン14の命令によりレーザー光源出力制御部15
がレーザー光源1〜3からのレーザー光の発生を停止あ
るいは減衰させて視聴者へ危害の及ぶことを未然に防ぐ
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、レーザー光を光
源としてスクリーンに映像表示を行う映像表示装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】レーザー光を光源としてスクリーンに映
像表示を行う映像表示装置では、レーザー光源が非常に
エネルギーの高い光源であり、直接人体に触れると危険
な場合が考えられる。光源からの光が光学系構成要素に
よって正常に光束変換されている場合の単位面積に照射
されるレーザー光のエネルギーは、人体に影響の無い強
度になるので問題ない。
【0003】しかし、たとえばレーザー光の光束変換の
レンズの不具合によって、レーザー光線の光束変換が十
分に機能しない場合が問題となる。光束変換していない
状態、すなわちレーザー光が小面積に集中して照射され
る場合も、レーザー光が光束変換されることなく照射さ
れている状態のままであり、その状態に機器があること
が外部に通知されることもない。そのレーザー光が人体
にあたると火傷・視力低下・失明などの重大な障害につ
ながる可能性がある。また、PL(製造物責任)法によ
って、機器生産者の賠償責任を問われるため、重大な損
害を被る可能性もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
のレーザー光を光源として用いた映像表示装置の場合
は、光束変換のレンズの不具合等によってレーザー光線
の光束変換が十分に機能しないときに、重大な障害につ
ながる可能性がある。
【0005】この発明の目的は、高エネルギーのレーザ
ー光を光源としてスリクーンに映像を映し出す映像表示
装置のレーザー光における事故を防止することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ためにこの発明の映像表示装置では、レーザー光を発生
するレーザー光発生手段と、前記発生手段より発生され
たレーザー光の光束を太く変換する光束変換手段と、前
記光速変換手段により光束変換されたレーザー光を、光
源として映像を生成する映像生成手段と、前記光速変換
手段が正常に動作しているかを検出する検出手段と、前
記検出手段により前記光束変換手段が正常に動作してい
ない場合に、前記レーザー光に制限を加えるレーザー光
制限手段とを備えることを特徴とする。
【0007】少なくとも2つレーザー光発生手段と、前
記レーザー光発生手段が発生したレーザー光を光束変換
させる光束変換手段と、前記光束変換手段により光束変
換されたレーザー光を光源として映像を生成する映像生
成手段と、複数の前記レーザー光発生手段からのレーザ
ー光に対して独立にレーザー光光束変換手段が正常に動
作しているか検出する手段と、前記レーザー光発生手段
が発生するレーザー光が1つでも正常に動作していない
場合に、レーザー光への制限を加えるレーザー光制限手
段とからなることを特徴とする。
【0008】上記した各手段によれば、投射型映像表示
装置の光源としてレーザー光等の高エネルギー光源を用
いた場合の事故を未然に防止することができる
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて、図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、レ
ーザーを光源とする背面投射型プロジェクション・テレ
ビジョン(リアプロジェクションTV)に応用した、こ
の発明の第1の実施の形態について説明するためのもの
である。
【0010】図1(a)は、通常の使用状態におけるリ
アプロジェクションTVのシステム図である。RGBレ
ーザー光源1〜3から出力されたそれぞれのレーザー光
線は、レンズ4〜6によってそれぞれ光束変換を行い、
映像表示用液晶パネル7〜9をそれぞれ通過させた後、
ダイクロイックミラー10によってRGBそれぞれの成
分が合成された後、投射レンズ11を通過させてスクリ
ーン12の背面から投射させて映像を映し出す。
【0011】投射されたレーザー光は、スクリーン12
を正面から見た状態を示す図1(b)のように、視聴を
妨げないスクリーン12上の有効画面範囲内121の周
辺の有効画面範囲外122の四隅に設置されたセンサー
13にてレーザーが光束の太さを変えたりまたは拡散等
の光束変換された状態で投射されていることを検知す
る。センサー13の出力は、マイコン14に入力し、こ
こでスクリーン12上に投射されるレーザー光の状態を
判断し、その結果をレーザー光出力制御部15に供給
し、レーザー光源1〜3の出力を制御する。
【0012】マイコン14は、全てのセンサー13でレ
ーザー光の出力がしきい値以上の強度で照射されている
と検知されたときは、正常に照射されている判断してR
GBレーザー光源1〜3の照射を継続し、センサー13
の全てのセンサーがしきい値以上の強度で照射されてさ
れていないと検知されたときは、RGBレーザー光源1
〜3の照射を停止か減衰させる。
【0013】このように、センサー13の全てのセンサ
ーがしきい値以上の強度で照射されてされていないと検
知されたときは、レーザー光が光束変換されてないで照
射され危険と判断し、レーザー光源1〜3の光量を制限
する機能を備えるレーザー光線出力制御部15によっ
て、レーザー発振を停止あるいは減衰させることで、障
害の発生を未然に防ぐことができる。
【0014】なお、図1ではセンサーがスクリーンの有
効画面範囲外の四隅にそれぞれ1個設置された例を示し
たが、これ以外の配置で設置しても同様の効果を得るこ
とができる。また、複数箇所のセンサーがレーザーを検
知するにあたって、安全保安上最低限の範囲にわたって
光束変換照射が行われていることが検知できるに足る配
置、個数、同時検知数であれよい。されに、設置された
全てのセンサーがレーザーを検知したときのみ、安全保
安上最低限の範囲にわたって光束変換照射が行われてい
ることとする必要はない。安全保安上、人体に影響の無
い最低限の範囲に光束変換されていることが確認されて
いれば良い。
【0015】図2は、この発明の第2の実施の形態につ
いて説明するためのシステム図であり、図1と同一の機
能の部分には同一の符号を付し、その説明は省略する。
この実施の形態は、レーザー光源1〜3の出力制御にて
レーザー光の遮断を行うのではなく、センサー13の異
常を知らせる情報に基づき、マイコン14が液晶パネル
制御部21に液晶パネル7〜9を制御し、レーザー光が
液晶パネル7〜9を通過することを遮断させるようにし
たものである。
【0016】この実施の形態では、レーザー光が光束変
換されてないで照射され危険とイマコン14が判断した
場合に、液晶パネル7〜9によりレーザー光の透過をシ
ャットし、外部に出力しないようにしたことにより、危
険の発生を防止することができる。
【0017】レーザー光を外部に出力しないことが可能
であれば、透過型液晶パネル以外の例えば反射型液晶や
デジタルミラーデバイス等の映像表示デバイスでも、同
様の効果を得ることができる。
【0018】この発明の第3の実施の形態について図3
を用いて説明するが、図1と同一の機能の部分には同一
の符号を付して説明する。この実施の形態は、リアプロ
ジェクションTVのスクリーンが外れた場合に対処する
ものである。
【0019】すなわち、リアプロジェクションTVが駆
動されている状態下において、レーザー光がセンサー1
3を照射さていないことを検知する。このようなセンサ
ーとしては、たとえばホトダイオードがある。センサー
13の情報に基づきマイコン14では、レーザー光出力
を停止あるいは減衰させるようレーザー光源出力制御部
15に命令を与えるとともに、ランプ31やスピーカ3
2より警報音や警報ランプ等の警報手段にて装置外部に
故障、異常を通報する。
【0020】このように、スクリーンが外れた場合にレ
ーザー光出力を停止または減衰させるとともに、警報音
や警報ランプを点滅させる等して装置外部に故障、異常
を通報することで、障害の発生を未然に防止することが
できる。
【0021】図4は、この発明の第4の実施の形態につ
いて説明するためのシステム図であり、図1と同一の機
能の部分には同一の符号を付して説明する。この実施の
形態は、投射レンズ11の取り付け位置が正規の位置か
ら外れた結果、通常使用状態に比較してより大きく光束
変換させたものである。
【0022】すなわち、スクリーン12より外の範囲に
レーザー光が照射されたことを検知するものである。そ
の場合に、図中破線で示す正規の使用状態で照射される
範囲以外の領域にセンサー13を設置し、センサー13
でレーザー光を感知すると、レーザー光源1〜3の出力
を制御する。レーザー点灯時間積算器41でレーザー光
の累積点灯時間を積算し、さらに、その点灯時の温度セ
ンサー42で検知したレーザーの周囲温度によって重み
づけを行うことで、レーザー光源の発光効率の低下分を
考慮することが可能になる。その低下分を用いてレーザ
ーの照射の有無を判定するしきい値を最適化することが
可能となる。
【0023】このように、マイコン14がレーザー光出
力を制御するために、レーザー光源出力制御部15に命
令する場合、レーザー光源の発光効率の低下等を考慮し
つつ、レーザーの照射の有無を判定するしきい値の最適
化が実現でき、より的確なレーザー光出力の判定が可能
となる。
【0024】この実施の形態の場合、電源が投入されて
いる間はレーザー光源も点灯されていることが多いシス
テムでは、レーザー点灯時間積算時間を等価的に電源投
入時間に置き換えても同様の効果を奏する。また、レー
ザー光源の出力を制御する以外にも、図2と同様にレー
ザー光線を遮断しても良いし、表示デバイスは液晶に限
定するものでもない。
【0025】図5に示した、この発明の第5の実施の形
態のシステム図について説明する。図2と同一の機能の
部分には同一の符号を付して説明する。RGBレーザー
光源1〜3のレーザー光は、液晶パネル7〜9による光
学的な変調を経て、スクリーン12に投射されるが、こ
のとき、RGB専用のセンサー13R,13G,13B
をクリーン12の有効画面範囲外122に設けること
で、1〜3のどれか一つのレーザー光源の照射に異常が
生じた場合の検知が可能となり、より確実性が向上す
る。
【0026】この場合、レーザー光遮断する手段として
液晶パネルによる遮断を用いているが、図4と同様に、
レーザー光源自体の制御をおこなってもよい。
【0027】図6は、この発明の第6の実施の形態につ
いて説明するためのシステム図であり、図1と同一の機
能の部分には同一の符号を付して説明する。図1のよう
に、映像オーバースキャン部分である映像有効画面範囲
外122にセンサー13を設置した場合には、映像信号
の内容によっては、光源の異常動作による変動なのか、
液晶パネルの変調動作による変動なのかを誤検出する可
能性がある。
【0028】それを避けるためにこの実施の形態では、
センサー13に照射する部分に相当する個所の液晶パネ
ル7〜9の動作を、それぞれ有効画面範囲外専用処理部
7a〜9aとし、その内周側をそれぞれ有効画面範囲内
専用処理部7b〜9bとする。有効画面範囲外専用処理
部7a〜9aを通過したレーザー光を、センサー13に
より検知することで最適化でき、上記の誤検出を防止で
きる。
【0029】液晶パネル7〜9の有効画面範囲外専用処
理部7a〜9aの最適化動作は、センサー13に対応す
る液晶パネル7〜9の動作を全開放のままとし、レーザ
ー光を映像信号に関係なく常に透過させるようにしても
良い。
【0030】図7は、この発明の第7の実施の形態につ
いて説明するためのシステム図であり、図6では、液晶
パネル7〜9の動作状態を有効画面範囲内121と範囲
外122でそれぞれ独立に最適化する場合について述べ
たが、この実施の形態では有効画面範囲内にのみ液晶パ
ネル7〜9による変調を行い、センサー13を設置する
場所であるところの有効画面範囲外122に到達するレ
ーザー光には液晶パネル7〜9による変調を行わないよ
うにした。
【0031】これによって、液晶パネル7〜9の変調動
作によるレーザー光を感知するセンサー13の誤動作を
防止することが可能となる。
【0032】図8は、この発明を光源にレーザー光を用
いたフロントプロジェクターに適用した、第8の実施の
形態について説明するためのシステム図あり、図1と同
一の機能の部分には同一の符号を付して説明する。
【0033】フロントプロジェクターでは、光路にレー
ザー光を検知するセンサーを取り付けることが困難な場
合がある。その場合に、光路途中にレーザー光源1〜3
からの投射光を分岐するビームスプリッター81を設
け、その分岐された一方を投射用、もう一方をセンサー
用に振り分けることで、レーザー光を感知するセンサー
131が設置可能となる。従って、センサー131がレ
ーザー光を感知した状況に基づいてレーザー光源1〜3
の制御を行う。
【0034】この実施の形態では、レーザー光を光源と
したフロントプロジェクターにおいても、視聴者へ危害
の及ぶことを未然に防ぐことが可能となる。
【0035】図9は、図8と同様に光源にレーザー光を
用いたフロントプロジェクターに適用した、この発明の
第9の実施の形態について説明する。図中同一の構成機
能の部分には同一の符号を付して説明する。
【0036】フロントプロジェクターでは、投射レンズ
11の保護のためにレンズカバー91を設けることが広
く行われている。そのレンズカバー91にレーザー光セ
ンサー132を複数並設し、それにより検知された検出
結果がマイコン14に送信され、安全を確保するのに十
分に光束変換されていることを確認する。この情報に基
づいてマイコン14は、ロック制御・状態検知部92に
命令を与え、レンズカバー91のロック機構93を矢印
方向に駆動し、レンズカバー91を点線で示す状態に開
放し、レーザー光線を筐体94の外部に照射することが
できる。
【0037】センサー132での検知の結果、レーザー
光が十分に光束変換されていないと判断された場合に
は、レンズカバー91のロック機構93をリリースしな
いようにして、高いエネルギーを持った光線が光束変換
されずに筐体94の外部に照射されることを防止する。
【0038】この実施の形態ではレンズカバーの例を示
したが、これに限らず光路を遮蔽する機能をもつ構成要
素であれば、それがレンズカバーである必要はない。そ
の遮蔽物にセンサーとロック機構を設けることによっ
て、同様の機能を得ることができる。
【0039】図10は、この発明の第10の実施の形態
について説明するためのシステム図である。この実施の
形態は、電源投入時間を感知する電源投入時間モニター
部101を設け、電源投入時にはレーザー光線発振出力
を低く押さえて安全を確保した状態で、レーザーが正常
な経路を通過していることを確認した後に通常出力まで
レーザー発振出力を上昇させることで、不用意にレーザ
ーを高出力で発振させてしまうことを防止できる。
【0040】なお、この実施の形態ではリアプロジェク
ションTVでの適応例を記しているが、その他のシステ
ムと合わせて使用することも可能である。
【0041】図11を用い、プロジェクションに応用し
た、この発明の第11の実施の形態について説明する。
【0042】レーザー発生部111から出力されるレー
ザー光線を、光束変換部112にて光束変換する。液晶
パネル等の映像生成部113にて映像に変調したのち
に、レーザーセンサー114または着脱可能な遮蔽部上
にレーザーセンサーが設置されたレーザーセンサー内蔵
遮蔽部115を通してスクリーン116に投射する。光
束変換部112または映像生成部113後のレーザー光
線の光束変換動作を、光束変換動作確認部117にて確
認する。光束変換が正常に行われていないと判定された
場合には、レーザー光制限部118にてレーザー発生部
111または映像生成部112または遮蔽部115に
て、レーザー光線が照射されることに減衰あるいは停止
等の制限を加える。また、その際には故障通知部119
にて外部に異常を通知する。
【0043】なお、レーザーセンサー114とレーザー
センサー内蔵遮蔽部115を同時に具備する必要はな
い。映像生成部113の後段に光束変換部112を設け
ても同様の効果を得ることができる。レーザーセンサー
114およびレーザーセンサー内蔵遮蔽部115は、必
ずしも光束変換部112および映像生成部113の後段
に設置しなければならないわけではない。レーザー発生
部111の後段であれば同様の効果を得ることができ
る。
【0044】図12は、この発明の第12の実施の形態
について説明するためのシステム図である。この実施の
形態は、RGBそれぞれのレーザー光源1〜3を高速で
シーケンシャルに発光させ、そのタイミングでRGBそ
れぞれの映像に対応する変調を、1枚の液晶パネル78
9で実現したもので、図1と同一の機能の部分には同一
の符号を付して説明する。
【0045】すなわち、RGBそれぞれの映像を高速で
切り替えて表示することで、1枚の液晶パネル789上
にRGBそれぞれ専用の画素を持たずとも、RGBの映
像を得ることができる。そのため、実効的に同一の画素
数の表示装置を、より少ない画素数の液晶パネルで実現
することが可能になる。
【0046】また、同一の画素数の液晶パネル789を
使用した場合には、パネル上のそれぞれの画素をRGB
専用に割り振らないので、実質的画素数を増やすことが
できる。このような構成のときには、RGBそれぞれの
レーザー光源が、液晶パネル789をドライブするタイ
ミングと同期して高速で点滅を繰り返していることにな
る。そのレーザー光源点滅の立ち上がり時に、レーザー
光線の光束変換が正常に行われているかを検出し、正常
に行われていない場合はレーザー光出力を制限する。
【0047】この場合、レーザー光源点滅の立ち上がり
時の光束変換動作検出は、必ず毎回行う必要はない。レ
ーザー点滅回数に対して、間引かれた回数でも同様の効
果を得ることができる。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、レーザー光源を用
いたこの発明の映像表示装置では、光学系や光源等に発
生した異常を検出し、異常時にレーザー光を制御して視
聴者にその危害を及ばないようにすることが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態について説明する
ためのシステム図。
【図2】この発明の第2の実施の形態について説明する
ためのシステム図。
【図3】この発明の第3の実施の形態について説明する
ためのシステム図。
【図4】この発明の第4の実施の形態について説明する
ためのシステム図。
【図5】この発明の第5の実施の形態について説明する
ためのシステム図。
【図6】この発明の第6の実施の形態について説明する
ためのシステム図。
【図7】この発明の第7の実施の形態について説明する
ためのシステム図。
【図8】この発明の第8の実施の形態について説明する
ためのシステム図。
【図9】この発明の第9の実施の形態について説明する
ためのシステム図。
【図10】この発明の第10の実施の形態について説明
するためのシステム図。
【図11】この発明の第11の実施の形態について説明
するためのシステム図。
【図12】この発明の第12の実施の形態について説明
するためのシステム図。
【符号の説明】
1〜3…レーザー光源、4〜6…レンズ、7〜9,78
9…液晶パネル、10…ダイクロイックミラー、11…
投射レンズ、12…クリーン、121…有効画面範囲
内、122…有効画面範囲外、13,13R,13G,
13B,131,132…センサー、14…マイコン、
15…レーザー光源出力制御部、21…液晶パネル制御
部、31…ランプ、32…スピーカ、41…レーザー点
灯時間積算器、42…温度センサー42、111…レー
ザー発生部、112…光束変換部、113…映像生成
部、114…レーザーセンサー、115…レーザーセン
サー内蔵遮蔽部、116…スクリーン、117…光束変
換動作確認部、118…レーザー光制限部、119…故
障通知部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H093 NA62 NA65 NC42 NC43 NC54 ND60 NE06 NG02 5C060 BA04 BA08 BC05 EA00 EA02 GA02 GB02 GB06 GD01 HC25 JA00 JB06 5C080 AA18 BB05 CC02 DD17 EE29 EE30 FF14 GG01 GG02 GG08 GG09 JJ02 JJ06 5G435 AA00 BB12 BB17 CC12 DD02 DD05 DD07 DD18 GG01 GG02 GG04 GG21 GG28 GG46 LL04 LL15

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザー光を発生するレーザー光発生手
    段と、 前記発生手段より発生されたレーザー光の光束を太く変
    換する光束変換手段と、 前記光速変換手段により光束変換されたレーザー光を、
    光源として映像を生成する映像生成手段と、 前記光速変換手段が正常に動作しているかを検出する検
    出手段と、 前記検出手段により前記光束変換手段が正常に動作して
    いない場合に、前記レーザー光に制限を加えるレーザー
    光制限手段とを備えることを特徴とする映像表示装置。
  2. 【請求項2】 レーザー光発生手段がレーザー光の発生
    を開始するときに、レーザー光の出力を通常使用時より
    減衰させて、光束変換手段が正常に動作しているかを確
    認後に通常使用時の出力で発生させることを特徴とする
    請求項1に記載の映像表示装置。
  3. 【請求項3】 光束変換手段が正常に動作しているかを
    検出する手段として、少なくとも光路上もしくはその近
    傍に設けたひとつ以上の光を検出する光検出手段を用い
    ることを特徴とする請求項1または2に記載の映像表示
    装置。
  4. 【請求項4】 光路上に設けた着脱可能な、光を遮蔽す
    る遮蔽手段と、その遮蔽手段上に設けられた光束変換手
    段が正常に動作しているかを検出する確認手段と、確認
    手段によって正常経路を通過していないと判定された場
    合には遮蔽手段の除去を不可能もしくは困難とする手段
    とを備えることを特徴とする請求項1または2に記載の
    映像表示装置。
  5. 【請求項5】 光束変換手段が正常に動作しているかを
    検出する手段として、正常光路外への漏れ光を検出する
    光検出手段を用いることを特徴とする請求項1または2
    に記載の映像表示装置。
  6. 【請求項6】 少なくとも光路上もしくはその近傍に光
    を検出する光検出手段を設けて、映像生成手段後の光を
    用いて光束変換手段が正常に動作しているかを検出する
    場合、表示画面部分に対する映像生成手段の動作と光検
    出部分に対する映像生成手段の動作とを変えることを特
    徴とする請求項3に記載の映像表示装置。
  7. 【請求項7】 少なくとも光路上もしくはその近傍に光
    を検出する光検出手段を設けて光束変換手段が正常に動
    作しているかを検出する場合、映像生成されていない光
    を光検出手段に入力することを特徴とする請求項3に記
    載の映像表示装置。
  8. 【請求項8】 光路上に光源からの光を分割する光分割
    手段を備え、光分割手段によって映像生成されていない
    光を得ること特徴とする請求項7に記載の映像表示装
    置。
  9. 【請求項9】 光検出手段は、表示画面エッジ部近傍に
    設置されることを特徴とする、請求項3,6,7のいず
    れかに記載の映像表示装置。
  10. 【請求項10】 複数個所にて光検出手段による検出が
    行われることを特徴とする、請求項3,5〜7,9のい
    ずれかに記載の映像表示装置。
  11. 【請求項11】 光束変換手段が正常に動作していない
    場合のレーザー光制限手段の動作としてレーザー光の発
    生を通常より減衰あるいは停止させる動作であることを
    特徴とする請求項1または2に記載の映像表示装置。
  12. 【請求項12】 光束変換手段が正常に動作していない
    場合のレーザー光制限手段の動作として映像生成手段に
    よるレーザー光の遮断もしくは減衰であることを特徴と
    する請求項1または2に記載の映像表示装置。
  13. 【請求項13】 少なくとも2つのレーザー光発生手段
    と、 前記レーザー光発生手段が発生したレーザー光を光束変
    換させる光束変換手段と、 前記光束変換手段により光束変換されたレーザー光を光
    源として映像を生成する映像生成手段と、 複数の前記レーザー光発生手段からのレーザー光に対し
    て独立にレーザー光光束変換手段が正常に動作している
    か検出する手段と、 前記レーザー光発生手段が発生するレーザー光が1つで
    も正常に動作していない場合に、レーザー光への制限を
    加えるレーザー光制限手段とからなることを特徴とする
    映像表示装置。
  14. 【請求項14】 レーザー光発生手段が発生するレーザ
    ー光は、赤、緑、青の光であることを特徴とする請求項
    13に記載の映像表示装置。
  15. 【請求項15】 レーザー光発生手段の点灯積算時間を
    求める手段を備え、光検出手段の検出結果で正常経路の
    通過判断を行う際に、レーザー光発生手段の点灯積算時
    間による出力低下の経時変化を考慮することを特徴とす
    る請求項3に記載の映像表示装置。
  16. 【請求項16】 温度を測定する手段を備え、使用時温
    度で重み付けしたレーザー光発生手段の点灯積算時間に
    よる出力低下の経時変化を考慮して正常経路の通過判断
    を行う請求項15に記載の映像表示装置。
  17. 【請求項17】 映像表示装置の構成、構造もしくは形
    状に変形が加えられたことを検知する手段を有し、検知
    した場合にレーザー光への制限を加えることを特徴とす
    る請求項1〜16のいずれかに記載の映像表示装置。
  18. 【請求項18】 映像表示装置の構成、構造もしくは形
    状に変形が加えられたことを検知する手段として、正常
    経路外への漏れ光を検出する光検出手段を兼用すること
    を特徴とする請求項17に記載の映像表示装置。
  19. 【請求項19】 レーザー光への制限が、レーザー光発
    生手段の分解もしくは破壊を含むことを特徴とする請求
    項17に記載の映像表示装置。
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